JP2020183234A - ヒンジキャップ - Google Patents
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Abstract
Description
このように、上記態様によれば、例えば蓋体を開いた後で中栓部を開封するのではなく、蓋体を開く操作に連動させて中栓部を開封することができる。したがって、開封時の操作性を向上させることができる。
また、螺着部材が螺着によって中栓部に固定されているため、例えばアンダーカット嵌合によって固定する場合と比較して、螺着部材が中栓部から抜けにくくなっており、より確実に中栓部を閉塞板から分離させることができる。
また、例えば蓋体に、注出筒部の内側に嵌合する部分を形成することで、連通孔を開放した後も蓋体が固定部に対して閉じた状態にすれば注出筒部の内側をシールすることが可能となる。
図1、図2に示すように、容器1は、内容物が収容される有底筒状の容器本体2と、容器本体2に取り付けられたヒンジキャップ3と、を備えている。ヒンジキャップ3は、容器本体2の口部2aに固定される固定部10と、固定部10にヒンジH回りに回動可能に連結された有頂筒状の蓋体20と、蓋体20および固定部10とは別体に形成された螺着部材30と、を備えている。内容物としては、特に限定されないが、例えば食品などの液体(より具体的には、飲料、液体調味料など)を用いることができる。ヒンジキャップ3の各部は、特に記載がない限り、樹脂によって形成されている。
本実施形態では、蓋体20の中心軸線をキャップ軸Oといい、キャップ軸Oに沿う方向を上下方向という。また、上下方向において、蓋体20の頂壁21側を上方、周壁22の開口部側を下方という。上下方向から見ることを平面視という。平面視において、キャップ軸Oに交差する方向をキャップ径方向といい、キャップ軸O回りに周回する方向をキャップ周方向という。キャップ径方向のうち、図1に示すヒンジHのキャップ周方向における中央部と、摘み部23のキャップ周方向における中央部と、を結ぶ方向を前後方向という。前後方向におけるヒンジH側を後方、摘み部23側を前方という。
図1に示すように、頂壁21は平面視で円板状に形成されている。摘み部23は、頂壁21から前方に向けて突出している。図2に示すように、摘み部23は、前方に向かうに従って漸次上方に向かうように傾斜している。これにより、摘み部23を摘まんで上方移動させる操作が行いやすくなっている。摘み部23の下面には、滑り止めのための凹凸形状が形成されている。なお、凹凸形状は摘み部23の上面に形成されていてもよいし、上面および下面の両方に形成されていてもよい。
周壁22は、頂壁21の外周縁から下方に向けて延びている。ヒンジキャップ3の後端部において、周壁22の下端部は、ヒンジHを介して固定筒部11の上端部に接続されている。蓋体20は、ヒンジHとともに、固定部10と一体に形成されている。
上側螺着部32の雌ネジ部は、上側螺着部32の上下方向における全長にわたって形成されている。
次に、螺着部材30を、蓋体20の貫通孔21aを通じて、下側螺着部15bに螺着させる。このとき、螺着部材30の各凹部31a内に、治具の爪部を挿入し、当該治具を蓋体20に対して螺着部材30の中心軸線回りに回転させる。これにより、下側螺着部15bの雄ネジ部と上側螺着部32の雌ネジ部とが螺合して、螺着部材30が下方移動する。このとき、下側螺着部15bのネジ山の上面と上側螺着部32のネジ山の下面とが当接した状態となるため、下側螺着部15bのネジ山の下面に形成されている小ネジ部15cが、螺着部材30の回転を阻害することは抑制される。螺着部材30が下方移動し、ヘッド部31が支持部25に当接した時点で、治具の回転を停止する。これにより、ヒンジキャップ3の製造が完了する。このようにして製造されたヒンジキャップ3を、いわゆる打栓機によって容器本体2に打栓することで、容器1が製造される。
Claims (5)
- 内容物が収容される容器本体の口部に固定される固定部と、
前記固定部にヒンジ回りに回動可能に連結された有頂筒状の蓋体と、
前記蓋体および前記固定部とは別体に形成され、前記蓋体に対する下方移動が規制された螺着部材と、を備え、
前記固定部は、前記口部を閉塞する閉塞板と、弱化部を介して前記閉塞板に接続された中栓部と、を有し、
前記中栓部には下側螺着部が形成され、
前記蓋体の頂壁に形成された貫通孔を通して、前記螺着部材の上側螺着部が、前記下側螺着部に螺着されている、ヒンジキャップ。 - 前記蓋体は、前記貫通孔の開口縁から下方に向けて延びる上筒部と、前記上筒部の下端部から前記上筒部の内側に向けて延びる支持部と、を有し、
前記螺着部材は、前記支持部に当接するヘッド部を有している、請求項1に記載のヒンジキャップ。 - 前記螺着部材は、前記上側螺着部の上端部に設けられたヘッド部を有し、
前記ヘッド部の上面には、下方に向けて窪む複数の凹部が形成されている、請求項1または2に記載のヒンジキャップ。 - 前記蓋体は、前記頂壁からキャップ径方向の外側に向けて突出する摘み部を有し、
平面視において、前記摘み部と前記ヒンジとの間に前記螺着部材が位置している、請求項1から3のいずれか1項に記載のヒンジキャップ。 - 前記固定部は、前記閉塞板から上方に向けて延び、前記中栓部を囲う注出筒部を有している、請求項1から4のいずれか1項に記載のヒンジキャップ。
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