JP7262306B2 - キャップ - Google Patents
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Description
係止凹部の内面のうち、上端に位置して下方を向く上面が、係止凸部の上面より上方に位置していて、第1弱化部が破断され、視認リングが固定筒に対して下降したときに、係止凹部の上面が、係止凸部の上面に係止される場合には、未開封状態と比べて、視認リングが下方に位置するだけでなく、係止凹部が係止凸部に対して下降することとなり、リキャップ状態の外観を、未開封状態の外観と比べて確実に異ならせることができる。
このように、蓋体をキャップ本体から取り外すだけで、第2弱化部が破断され注出孔が開放されるので、未開封状態とリキャップ状態とを外観で容易に見分けることができる効果が顕著に奏功される。
本実施形態のキャップ1は、図1から図4に示されるように、容器本体Wの口部W1に装着される有頂筒状のキャップ本体11と、キャップ本体11の天壁部12を開閉する有頂筒状の蓋体13と、を備えている。
キャップ本体11、および蓋体13は、共通軸と同軸に配設されている。以下、この共通軸をキャップ軸Oといい、キャップ軸Oに沿って、蓋体13の頂壁部35側を上側といい、キャップ本体11の周壁部36の開放端側を下側という。上下方向から見て、キャップ軸Oに交差する方向を径方向といい、キャップ軸O回りに周回する方向を周方向という。
天壁部12の上面に、上方に向けて突出した注出筒25が設けられている。注出筒25の内側は、天壁部12を上下方向に貫いており、注出筒25の内側が内容物の注出孔14となっている。注出筒25は、キャップ軸Oと同軸に配設されている。
中栓24は、有頂筒状に形成されている。中栓24は、キャップ軸Oと同軸に配設されている。中栓24の外周面の上部に、上下方向に延びる縦溝24bが周方向に間隔をあけて複数形成されている。縦溝24bは、中栓24の上端面に開口している。中栓24の外周面の下部に、径方向の外側に向けて突出した第1係止凸部24aが形成されている。
第2弱化部23は、中栓24の外周面、および注出孔14の内周面の各下端部同士を連結している。
第1弱化部16は、視認リング17の内周面、および固定筒15の外周面の各下端部同士を連結している。
保持部27の内周面の上部に、径方向の内側に向けて突出し、上下方向に延びる縦リブ27bが周方向に間隔をあけて複数形成されている。各縦リブ27bは、中栓24に形成された複数の縦溝24bに各別に嵌合されている。これにより、保持部27および中栓24の周方向の相対的な回転移動が規制されている。
保持部27の内周面の下部に、径方向の内側に向けて突出した第2係止凸部27aが形成されている。第2係止凸部27aは、中栓24の第1係止凸部24aにアンダーカット嵌合されている。これにより、中栓24の保持部27に対する下方移動が規制されている。
保持部27は、注出孔14内に着脱可能に密に嵌合されている。保持部27の外周面の上部が、注出孔14内に嵌合されている。保持部27の上部は、保持部27の下部より肉厚に形成されている。
音出し部29の下端部は、キャップ本体11に対するねじ筒18の締め込みが完了する直前に、音出し突起26に弾性変形させられた状態で周方向に摺接し、キャップ本体11に対するねじ筒18の締め込みが完了したときに、音出し突起26を周方向に乗り越えるようになっている。この乗り越え時に、音出し部29が復元変形するのに伴って振動することで、音が発生する。
差込筒19は、ねじ筒18を径方向の外側から囲い、かつ固定筒15の外周面と視認リング17の内周面との間に差し込まれている。差込筒19は、蓋体13のなかで最も径方向の外側に位置する最外郭筒となっている。なお、差込筒19は、蓋体13の最外郭筒より径方向の内側に位置してもよい。
係止凹部21および係止凸部22は、複数ずつ設けられている。なお、係止凹部21および係止凸部22は、1つずつ設けられてもよい。
なお、係止凹部21を径方向の外側から見た形状は、例えば円形状等であってもよい。係止凹部21は、視認リング17の内周面に形成された径方向に非貫通の窪みであってもよい。係止凹部21の内面は、下面21cを有さなくてもよい。
係止凸部22の表面は、上端に位置して上方を向く上面22aと、周方向の外端に位置して上下方向に延びる一対の端面22bと、下端に位置して下方を向く下面22cと、径方向の外端に位置して径方向の外側を向く外面22dと、を備えている。
なお、係止凸部22の表面は、外面22dを有さなくてもよい。係止凸部22の外面22dは、視認リング17の外周面に対して、径方向の同じ位置に位置してもよいし、径方向の外側に位置してもよい。
図示の例では、係止凸部22は、係止凹部21の内側における下端部に位置している。係止凸部22の上面22aは、係止凹部21における上下方向の中央部より下方に位置している。係止凸部22の上面22aと、係止凹部21の上面21bと、の間の上下方向の隙間は、係止凸部22の上下方向の大きさより広くなっている。
なお、係止凸部22は、係止凹部21の内側における下端部より上方に位置してもよい。係止凸部22の上面22aと、係止凹部21の上面21bと、の間の上下方向の隙間を、係止凸部22の上下方向の大きさ以下としてもよい。係止凸部22、および係止凹部21それぞれの上下方向の大きさを互いに同等にしてもよい。
なお、係止凸部22は、係止凹部21の内側において周方向の中央部から周方向にずれた位置に配置されてもよい。係止凸部22の端面22bと、係止凹部21の端面21aと、の間の周方向の隙間を、係止凸部22の周方向の大きさ以上としてもよい。係止凸部22、および係止凹部21それぞれの周方向の大きさを互いに同等にしてもよい。
これにより、未開封状態と比べて、視認リング17が下方に位置するか、除去されることとなり、未開封状態と、蓋体13をキャップ本体11から取り外した後、再度、蓋体13をキャップ本体11に装着した状態(以下、リキャップ状態という)と、を外観で容易に見分けることが可能になり、未開封状態であるか否かを確実に判別することができる。
図2に示されるように、係止凹部21の上面21bが、係止凸部22の上面22aより上方に位置していて、第1弱化部16が破断され、図4に示されるように、視認リング17が固定筒15に対して下降したときに、係止凹部21の上面21bが、係止凸部22の上面22aに係止されるので、未開封状態と比べて、視認リング17が下方に位置するだけでなく、係止凹部21が係止凸部22に対して下降することとなり、リキャップ状態の外観を、未開封状態の外観と比べて確実に異ならせることができる。
このように、蓋体13をキャップ本体11から取り外すだけで、第2弱化部23が破断され注出孔14が開放されるので、未開封状態とリキャップ状態とを外観で容易に見分けることができる効果が顕著に奏功される。
キャップ本体11の天壁部12の上面を、全域にわたって平坦に形成してもよい。
第1弱化部16の破断時に、係止凹部21の上面21bを、係止凸部22の上面22aに係止させず、視認リング17を除去してもよい。
係止凹部21を差込筒19の外周面に形成し、係止凸部22を視認リング17の内周面に形成してもよい。
11 キャップ本体
12 天壁部
13 蓋体
14 注出孔
15 固定筒
16 第1弱化部
17 視認リング
18 ねじ筒
19 差込筒
21 係止凹部
21a 係止凹部の端面
21b 係止凹部の上面
22 係止凸部
22a 係止凸部の上面
23 第2弱化部
24 中栓
27 保持部
O キャップ軸
W 容器本体
W1 口部
Claims (4)
- 容器本体の口部に装着される有頂筒状のキャップ本体と、
前記キャップ本体の天壁部を開閉する有頂筒状の蓋体と、を備え、
前記キャップ本体は、
内容物の注出孔が形成された天壁部と、
前記口部に固定される固定筒と、
前記固定筒を径方向の外側から囲い、かつ破断可能な第1弱化部を介して前記固定筒に連結された視認リングと、を備え、
前記蓋体は、
前記キャップ本体に着脱可能に螺着されたねじ筒と、
前記ねじ筒を径方向の外側から囲い、かつ前記固定筒の外周面と前記視認リングの内周面との間に差し込まれた差込筒と、を備え、
前記視認リングの内周面、および前記差込筒の外周面のうちのいずれか一方に、他方に形成された係止凹部に挿入された係止凸部が形成され、
前記キャップ本体に対して前記ねじ筒が緩む周方向の緩み側に、前記蓋体を移動したときに、前記係止凸部が、前記係止凹部の内面のうちの周方向の端面に当接する、キャップ。 - 前記係止凸部は、前記差込筒の外周面に形成され、前記係止凹部は、前記視認リングに形成された径方向に貫く貫通孔となっている、請求項1に記載のキャップ。
- 前記係止凹部の内面のうち、上端に位置して下方を向く上面は、前記係止凸部の上面に係止可能に形成されている、請求項1または2に記載のキャップ。
- 前記キャップ本体は、前記天壁部に破断可能な第2弱化部を介して連結され、かつ前記注出孔を閉塞する中栓を備え、
前記蓋体は、前記中栓を保持し、前記中栓の周方向の回転移動、および下方移動を規制した保持部を備える、請求項1から3のいずれか1項に記載のキャップ。
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