JPH0754143Y2 - 固形のり容器 - Google Patents

固形のり容器

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JPH0754143Y2
JPH0754143Y2 JP7465092U JP7465092U JPH0754143Y2 JP H0754143 Y2 JPH0754143 Y2 JP H0754143Y2 JP 7465092 U JP7465092 U JP 7465092U JP 7465092 U JP7465092 U JP 7465092U JP H0754143 Y2 JPH0754143 Y2 JP H0754143Y2
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JP
Japan
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cylinder
knob
solid glue
middle cylinder
outer cylinder
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP7465092U
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JPH0632374U (ja
Inventor
谷 川 誠 長
田 将 三 福
松 隆 小
野 信 明 荻
Original Assignee
ヤマト株式会社
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Publication date
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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は容器に収容した「固形
のり」を使いきった時点で、新たな固形のりのスペアと
交換できるようにした固形のり容器に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の固形のり容器としては、外筒の中
に中皿を設け、この中皿に固形のりの下端部を収容して
この中皿を上方に押し出すものが一般に使用されてい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この従来の固形のり容
器は、1つの固形のりを使いきった時点で、固形のり容
器を使い捨てているので1つの固形のり容器を1つの固
形のり分だけにしか使用することができないという問題
点があったし、また比較的高価な合成樹脂製の容器全体
を固形のりを使いきる毎に使い捨てることは資源の無駄
使いになるという問題があるとともに固形のりの使用量
に比べて容器の価格が割高になるという問題点があっ
た。
【0004】この考案は従来の固形のり容器が有するこ
れらの問題点を解消し、固形のり容器のつまみと螺旋軸
と外筒と係止リングとを繰返し使用することや資源を節
減すること、そして固形のり容器を繰返し使用すること
により固形のりの代金を安価にすることなどを目的とし
たものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案の固形のり容器
はつまみの上側中央部に螺旋軸を設けるとともにつまみ
の下端部を除いてつまみの外側に外筒を設け、この外筒
の内側に中筒を外筒の上端より突出させて設けるととも
に外筒の上端部と中筒とを係止リングで着脱自在に係止
し、この中筒の中に中央部には螺旋溝を有する穴を有す
る中皿を挿入して設けて、この中皿の螺旋溝につまみの
螺旋軸を螺合させて、中筒の上部に蓋を被せたものであ
る。
【0006】
【作用】固形のり容器の中筒の中に設けた中皿に固形の
りの下端部を予め収容しておいて、固形のり容器の蓋を
中筒より取外してつまみを回転させるとつまみと一体の
螺旋軸が同時に回転するためと中皿のガイド溝が中筒の
ガイド突条に挿入してあるので中皿が回転しないために
螺旋軸を螺合している中皿は中筒の中を固形のりととも
に上昇され、中筒および外筒はそのままであるので中皿
に下端部を収容した固形のりが次第に中筒より突き出
る。中筒より突き出た固形のりを通常のとおりに紙など
の被接着物に塗布して使用する。使用しているうちに固
形のりを使いきった時点で、つまみを螺旋軸とともに更
に回転させて中皿をつまみの螺旋軸より取外し、そして
係止リングを回転させて取外して中筒と外筒との係止を
外して中筒を外筒の中より取外す。次に中筒の中に中皿
を挿入しのりを充填した固形のりのスペアをつまみの螺
旋軸の上に置いてつまみの螺旋軸を逆回転させることに
よりスペアの中皿の螺旋溝がつまみの螺旋軸に螺合さ
れ、つまみの螺旋軸を更に逆回転させて固形のりを収容
したままの状態で中皿と中筒とを下降させて、中筒と外
筒とを係止リングで係止させることによりスペアが補充
される。
【0007】
【実施例】次にこの考案の固形のり容器を実施例につい
て図面とともに説明する。図1と図2と図4に図示した
ように、つまみ1は合成樹脂製であり、つまみ1の上側
中央に螺旋軸2を設けるとともにつまみ1の基部側方に
凹み部3を設ける。外筒4は合成樹脂製円筒形であり、
図6に図示したようにその上端部外側に雄ネジ5を設け
るとともに図7に図示したように外筒4の下端部内側に
凸部6を設ける。中筒7は合成樹脂製円筒形であり、そ
の中央部より上の外側に係止用突起8を設けるとともに
図3に図示したように内側に2つのガイド突条9、9を
上下方向に設けたものである。係止リング10は図6に
図示したように内側上端部に係止用突起11を設けると
ともに内側に雌ネジ12を設けたものである。中皿13
は図5に図示したように中央部に螺旋溝15を有する穴
14を設けるとともに図3に図示したように外側に2つ
のガイド溝16、16を上下方向に設け、この穴14の
螺旋溝15はつまみ1の螺旋軸2と螺合する大きさであ
り、このガイド溝16は中筒7のガイド突条9に挿入す
る大きさである。この中皿13に固形のり17の下端部
を収容する。つまみ1の下端部を除いてつまみ1の外側
に円筒形外筒4を設けて、つまみ1の凹み部3に外筒4
の凸部6を回転自在な状態に嵌め込んで組付ける。この
外筒4の内側に中筒7を入れ、中筒7の係止用突起8が
外筒4の上端に接した状態で係止リング10により外筒
4と中筒7とを着脱自在に係止する。この中筒7の中に
入れた中皿13の螺旋溝15を有する穴14につまみ1
の螺旋軸2を螺合させて、中筒7の上端部に蓋18を被
せた固形のり容器19である。
【0008】この実施例の固形のり容器19において、
使用する際は中筒7より蓋18を取外し、次に外筒4を
手で持って、つまみ1を別の手で回転することによりつ
まみ1と1体である螺旋軸2が回転するつれて、この螺
旋軸2に螺合している中皿13が図2に図示の状態から
図7に図示の状態に中筒7の中を上昇する。中皿13が
上昇されたことにより固形のり17の先端部が中筒7よ
り突き出た状態(図7図示)になる。この先端部が突き
出た固形のり17を紙などの被接着物(図示せず)に外
筒4を手で持って塗布して使用する。塗布する際に固形
のり17の端部を収容した中皿13は中皿13の螺旋溝
15がつまみ1の螺旋軸2に螺合されているので固形の
り17と中皿13はつまみ1より外れることないし、外
筒4はその凸部6がつまみ1の凹み部3に嵌め込んで組
付けされているとともにこの外筒4と中筒7とは係止リ
ング10で係止されているので外筒4と中筒7とがつま
み1より外れることなく、使用できる。使用後はつまみ
1を先の方向と逆方向に回転することにより中皿13が
図7の図示の状態から下降し、下端を中皿13に収容さ
れている固形のり17は中筒7の中に収納される。
【0009】図8に図示したように、固形のり17を使
いきった際は、つまみ1の螺旋軸2を回転させることに
より中皿13を螺旋軸2から取外す。次に係止リング1
0を取外し、中筒7を外筒4とつまみ1から取外す。そ
して図9図示の中筒7、中皿13、固形のり17そして
蓋18からなるスペア20をつまみ1に取付ける。この
スペア20をつまみ1に取付ける際はスペア20の下の
仮蓋21を取外してから、つまみ1の螺旋軸2をスペア
20の螺旋溝15に入れてつまみ1を逆回転させること
によりつまみ1の螺旋軸2を中皿13の螺旋溝15に螺
合させて降下するとともにスペア20の中筒7も外筒4
の中を降下する。この際に螺旋軸2は固形のり17の中
にねじ込まれる。中筒7の係止用突起8が外筒4の上端
に接するまで中筒7と中皿13を降下させてから、係止
リング10で中筒7と外筒4とを係止する。このように
スペア20をつまみ1の螺旋軸2に取付けることにより
固形のりを使用する人は手を汚さずにスペアをつまみ1
および外筒4に簡単に取付けられる。なお、係止リング
10の内径が最も小さい係止用突起11の内径を蓋18
の外径より大きくしておくと、蓋18を被せたまま係止
リング10を取外したり、取付けたりすることができる
ので好都合である。
【0010】図10に図示した固形のり容器31は別の
実施例で、外筒32の上端外側に係止用突起33を設
け、中筒34を外筒32の内側に入れ、外筒32の上端
に接する位置の中筒34の外側に雄ネジ35を設ける。
係止リング36の内側下端部に係止用突起37を設ける
とともに内側に雌ネジ38を設けた点が前記実施例のも
のと異なる固形のり容器31である。この固形のり容器
31では容器31の下側から係止リング36で外筒32
と中筒34を係止したり、取外したりする。
【0011】
【考案の効果】この考案の固形のり容器は、つまみの螺
旋軸に中皿を螺合させて設けたからつまみを回転させて
中皿を上昇させることにより固形のりが中筒より突出し
て固形のりを被接着物に塗布して使用することができる
し、固形のりを使いきった後に中皿と係止リングを取外
すことにより中筒を簡単に取外すことができる。そして
螺旋軸を有するつまみと外筒にスペアを補充し、螺合、
係止リングで係止して使うことにより1つの固形のり容
器のつまみと外筒を繰返して有効に使用することができ
る。更に固形のり容器のつまみと外筒を繰返し使用する
ことにより固形のり容器の限りある資源を使い捨てで無
駄に使うことがなく、資源を節減することができるし、
固形のり容器のつまみと螺旋軸と外筒を繰返し使用する
ことにより使い捨て部品はスペア部分だけであるので結
果的に固形のりの代金を安価にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案品の正面図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】図1のAーA拡大断面図である。
【図4】つまみなどの要部の拡大正面図である。
【図5】中皿の拡大断面図である。
【図6】係止部分の拡大断面図である。
【図7】使用時の断面図である。
【図8】取換え時の断面図である。
【図9】スペアの拡大断面図である。
【図10】本考案品の別の実施例の要部の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 つまみ 2 螺旋軸 3 凹み部 4 外筒 5 雄ネジ 6 凸部 7 中筒 8 係止用突起 9 ガイド突条 10 係止リング 11 係止用突起 12 雌ネジ 13 中皿 14 穴 15 螺旋溝 16 ガイド溝 17 固形のり 18 蓋 19 固形のり容器 20 スペア 21 仮蓋 31 固形のり容器 32 外筒 33 係止用突起 34 中筒 35 雄ネジ 36 係止リング 37 係止用突起 38 雌ネジ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 つまみの上側中心部に螺旋軸を設け、該
    つまみの下端部を除いてつまみの外側に外筒を設け、該
    外筒の内側には、中筒の内側にガイド突条を上下方向に
    有する中筒を、外筒の上端より突出させて設けるととも
    に外筒の上端部と中筒とを係止リングで着脱自在に係止
    し、該中筒の中に、中皿の中心部には螺旋溝を有する穴
    を有するとともに中皿の外側にガイド溝を上下方向に有
    する中皿を、挿入して設けて、該中皿の螺旋溝に前記つ
    まみの螺旋軸を螺合させるとともに該中皿のガイド溝に
    中筒のガイド突条を挿入させて、中筒の上端部に蓋を被
    せたことを特徴とする固形のり容器。
  2. 【請求項2】 外筒の上端部外側に雄ネジを設けるとと
    もに中筒の外側に係止用突起を設けて、係止リングの内
    側上端部に係止用突起を設けるとともに係止リングの内
    側に雌ネジを設けてなる請求項1記載の固形のり容器。
  3. 【請求項3】 外筒の上端部外側に係止用突起を設ける
    とともに中筒の外側に雄ネジを設けて、係止リングの内
    側下端部に係止用突起を設けるとともに係止リングの内
    側に雌ネジを設けてなる請求項1記載の固形のり容器。
JP7465092U 1992-10-05 1992-10-05 固形のり容器 Expired - Lifetime JPH0754143Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7465092U JPH0754143Y2 (ja) 1992-10-05 1992-10-05 固形のり容器

Applications Claiming Priority (1)

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JP7465092U JPH0754143Y2 (ja) 1992-10-05 1992-10-05 固形のり容器

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Publication Number Publication Date
JPH0632374U JPH0632374U (ja) 1994-04-26
JPH0754143Y2 true JPH0754143Y2 (ja) 1995-12-13

Family

ID=13553325

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JP7465092U Expired - Lifetime JPH0754143Y2 (ja) 1992-10-05 1992-10-05 固形のり容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4487275B2 (ja) * 1999-11-24 2010-06-23 株式会社トンボ鉛筆 棒状糊容器

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Publication number Publication date
JPH0632374U (ja) 1994-04-26

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