JPH0348032Y2 - - Google Patents

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JPH0348032Y2
JPH0348032Y2 JP13766786U JP13766786U JPH0348032Y2 JP H0348032 Y2 JPH0348032 Y2 JP H0348032Y2 JP 13766786 U JP13766786 U JP 13766786U JP 13766786 U JP13766786 U JP 13766786U JP H0348032 Y2 JPH0348032 Y2 JP H0348032Y2
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JP
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inner container
container
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cylindrical
opening
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、外装容器に外嵌された内容器のみ
の交換可能なレフイル容器に関するものである。
〔従来の技術〕
化粧品容器のなかでも高級品は、内容器を遮光
性や豪華性を有する外装容器内に収容した2重構
造になつている。この種の容器としては、第3図
に示すようなものがある。すなわち、この容器
は、底部穴付きの略カツプ状外装容器21におけ
る開口内周縁部に、傾斜面22と係合段部23と
からなる係止部23aを設けるとともに、底部穴
の周縁部から周縁に沿う環状突部24を立設さ
せ、この環状突部24の内周面に多数の条溝25
からなる歯部25aを形成している。そして、こ
の外装容器21内に収容されるカツプ状の内容器
26の胴部外周面に上記係止部23aと係合する
傾斜面および係合段付きの接合環部27を設ける
とともに、内容器26の底部側の外周面には、上
記外装容器21における底部穴の歯部25aと噛
合する歯部29を設けている。上記内容器26の
外装容器21内への内装固定は、外装容器21の
係止部23aに、上記内容器26の接合環部27
を、いわゆる無理ばめして係止し、かつ外装容器
21における底部穴の歯部25aと内容器26に
おける底部外周面の歯部29との強制噛合により
行われる。30は蓋体であり、それ自身のねじ3
1と内容器26の上部外周面に形成されたねじ3
2とのら合によつて内容器26に冠着される。こ
の化粧品容器の組み立て状態を第4図に示してい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記化粧品容器は内容器26と
外装容器21とが一体化されており、内容器26
のみの交換が考慮されていない。したがつて、内
容器26内の化粧料がなくなつた場合は、容器全
体が使い捨てにされるため、資源の無駄な消費を
招いている。
この考案は、このような事情に鑑みなされたも
ので、内容器のみの交換可能なレフイル容器(内
容器と、この内容器を外嵌する外装容器と、蓋体
とから構成され、上記内容器が交換可能になつて
いるもの)の提供をその目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、この考案のレフイ
ル容器は、上部肩部とこの上部肩部から植立する
筒状開口部2とキヤツプ17とを有する内容器1
と、この内容器1を収容する略筒状外装容器5を
備え、上記外装容器5の側面部をばね体6で形成
するとともに、底面部を底板14で構成し、ばね
体6の下端にリング状円筒体7を固着し、その底
部に底板14をねじ機構10,15によつて着脱
自在に取着し、上記筒状体開口部2が挿通する孔
13を有する蓋体12を上記ばね体6の上端部に
固着し、上記ばね体6の自然長を上記内容器1の
上部肩部から底部迄の長さ寸法と略同じにし、上
記内容器1を上記ばね体6内に入れその筒状開口
部2を上記蓋体12の穴13から突出させた状態
でキヤツプ17を冠着し抜け止することにより、
上記蓋体12を介して内容器1をばね体6で支持
するようにしたという構成をとる。
〔作用〕
このレフイル容器は、内容器のみの交換が可能
であつて、その場合には内容器のキヤツプを外す
とともに外装容器の底板14を外し、内容器をば
ね体の内部から下方に引き出すことによつて行う
ことができる。そして、化粧料が充填された新品
の内容器1を装着するときには、新品の内容器1
のキヤツプを外してばね体6の下端開口からばね
体6の内部に押し上げて、内容器の筒状開口部を
ばね体上端部の蓋体の穴から突出させる。つぎ
に、その状態で、ばね体6の下端のリング状円筒
体7に底板14をねじ機構によつて取着し、続い
て蓋体の穴から突出している筒状開口部にキヤツ
プを冠着する。このキヤツプの冠着により、内容
器1の筒状開口部は蓋体の穴から抜け止めされ、
それによつて内容器1は上記蓋体12を介してば
ね体6で支持された状態となる。このようにして
簡単に新旧の内容器を交換することができる。
つぎに、この考案を実施例にもとづいて詳しく
説明する。
〔実施例〕
第1図および第2図はこの考案の一実施例を示
している。これらの図において、1は円筒状ビン
からなる内容器であり、その上部開口が小径の開
口を残して閉鎖され、この開口縁部から細径円筒
状の開口部2が立設している。そして、この細径
円筒状開口部2の外周面にねじ3が刻設されてい
る。内容器1の底面部(第2図参照)は中央がや
や上方に向かつて盛り上がつた山形に形成されて
いる。5は上記内容器1を収容する略筒状の弾性
プラスチツク製外装容器であり、側面部がばね体
6で形成されている。7はフランジ8付きの短い
弾性プラスチツク製円筒体で、ばね体6の下端が
それ自体の上端に一体形成されており、上記ばね
体6とともに外装容器5における側面部の下端部
を構成する。この円筒体7には、そのフランジ8
の下側の部分9の外周面にねじ10が刻設されて
いる。12は外装容器5の上部開口を蓋する円板
状の弾性プラスチツク製蓋体であり、中央に、上
記内容器1の円筒状開口部2が挿通しうる穴13
が設けられ、その下面側の一部がばね体6の上端
と一体化されている。すなわち、上記ばね体6、
円筒体7および蓋体12は弾性プラスチツク材料
を用い一体成形により形成される。14は外装容
器5の下部開口を蓋する浅い有底円筒状の底板で
あり、その内周面に外装容器5のねじ10とら合
するねじ15が刻設されている。この有底円筒状
底板14の底部上面は、内容器1の断面形状と等
しい断面形状をしており、上記内容器1の底部を
それ自体の上端縁で支受する円筒状支受台16が
同心的に立設している。そして、この円筒状支受
台16の外周面と有底円筒状底板14の円筒部の
内周面との間の空〓に、外装容器5の下端円筒体
7が入り込むようになつている。17は内容器1
の開口部2を蓋する断面下向きコ字状のキヤツプ
であり、その内周面(第2図参照)に上記内容器
1のねじ3とら合するねじ18が刻設されてい
る。レフイル容器19は、上記内容器1、外装容
器5,外装容器5の蓋体12、底板14,内容器
1のキヤツプ17から構成される。そして、この
組み立ては、内容器1を外装容器5内にその下部
開口から嵌挿し、内容器1の円筒状開口部2を蓋
体12の穴13から突出させる。この状態で内容
器1の底部が底板14の支受台16に支受される
ように底板14を外装容器5の下端部に合わせ、
内容器1を、蓋体12と底板14とで挟持するよ
うに底板14を一方向に回転させ、底板14のね
じ15と外装容器5のねじ10とのら合により外
装容器5に係止する。ついで、キヤツプ17を、
ねじ3,18を利用して内容器1に冠着するとい
うことにより行われる。使用済内容器1を新しい
内容器1に交換するときは、第2図の状態からキ
ヤツプ17を外し、底板14を他方向に回転させ
てねじ10,15のら合を解除し、その状態で外
装容器5を上方に持ち上げて内容器1から外した
のち、内容器1を底板14の支受台16上から取
り除く。ついで、新しい内容器1を外装容器5内
に嵌挿し、その外装容器5に底板14を取着し、
キヤツプ17を内容器1の円筒状開口部2に冠着
するということにより簡単に内容器1のみの交換
ができる。
このように、このレフイル容器19は外装容器
5の側面部をばね体6で形成しているため、外装
容器5が伸縮可能になつている。したがつて、内
容器1の高さがある程度自由に設定でき多種類の
内容器1を装着することが可能となる。また、デ
ザイン的にも特異であつて興趣に富み、しかもば
ね体6の〓間から内容器1内の化粧料の残量を確
認することができるという利点を有する。さら
に、内容器1の底面中央部を上方に盛り上げたた
め、残量が少量となつた場合の残存化粧料は、内
容器1の底面の外周側に溜る。この場合、残存化
粧料が溜る部分内の面積は、底面の全体面積より
少ないため、内容器1を逆さまにして残存化粧料
を使用する場合、底面に対する化粧料の付着残存
量がかなり減少し殆ど化粧料全体を使い切ること
が可能になるという利点も備えている。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案のレフイル容器は、外
装容器内に内容器を収容し、外装容器の底板をね
じ機構により着脱自在にしているため、内容器の
キヤツプを外すとともに、外装容器の底板を外
し、その状態で外装容器の底部開口から内容器を
取り出すことができ、また新たな内容器を装着す
ることができる。また、内容器はばね体で支受さ
れておりこのばね体は高さ方向に伸縮自在である
ことから、高さの異なる数種の内容器に対しても
適用することができる。例えば、長さの大きな内
容器に対しては、ばね体を少し延ばすことによつ
て対応でき、高さの小さな内容器には、ばね体は
そのままで内容器の底面がばね体の底面との間に
少し間隙が形成されることによつて対応すること
ができる。したがつて、外装容器の共通部品化を
も実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の分解斜視図、第
2図はその組み立て状態の縦断面図、第3図は従
来例の分解斜視図、第4図はその一部切り欠き側
面部である。 1……内容器、2……筒状開口部、5……外装
容器、6……ばね体、10,15……ねじ、12
……蓋体、13……穴、14……底板、19……
レフイル容器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部肩部とこの上部肩部から植立する筒状開口
    部2とキヤツプ17とを有する内容器1と、この
    内容器1を収容する略筒状外装容器5を備え、上
    記外装容器5の側面部をばね体6で形成するとと
    もに、底面部を底板14で構成し、ばね体6の下
    端にリング状円筒体7を固着し、その底部に底板
    14をねじ機構10,15によつて着脱自在に取
    着し、上記筒状体開口部2が挿通する孔13を有
    する蓋体12を上記ばね体6の上端部に固着し、
    上記ばね体6の自然長を上記内容器1の上部肩部
    から底部迄の長さ寸法と略同じにし、上記内容器
    1を上記ばね体6内に入れその筒状開口部2を上
    記蓋体12の穴13から突出させた状態でキヤツ
    プ17を冠着し抜け止することにより、上記蓋体
    12を介して内容器1をばね体6で支持するよう
    にしたことを特徴とするレフイル容器。
JP13766786U 1986-09-08 1986-09-08 Expired JPH0348032Y2 (ja)

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JP13766786U JPH0348032Y2 (ja) 1986-09-08 1986-09-08

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13766786U JPH0348032Y2 (ja) 1986-09-08 1986-09-08

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JPS6342540U JPS6342540U (ja) 1988-03-22
JPH0348032Y2 true JPH0348032Y2 (ja) 1991-10-14

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JP13766786U Expired JPH0348032Y2 (ja) 1986-09-08 1986-09-08

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JPH05202062A (ja) * 1992-01-27 1993-08-10 Tanabe Seiyaku Co Ltd 抗菌剤

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JPS6342540U (ja) 1988-03-22

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