JPH11164725A - 化粧料容器 - Google Patents

化粧料容器

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JPH11164725A
JPH11164725A JP33673297A JP33673297A JPH11164725A JP H11164725 A JPH11164725 A JP H11164725A JP 33673297 A JP33673297 A JP 33673297A JP 33673297 A JP33673297 A JP 33673297A JP H11164725 A JPH11164725 A JP H11164725A
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Takashi Takahashi
俊 高橋
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幸知 柚原
Ichiro Kizawa
一郎 鬼沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 化粧料を収容した交換可能なレフィルを装着
自在として化粧料容器の再利用を可能にするとともに、
化粧料を削り取る際の操作性を向上するようにした化粧
料容器を提供する。 【解決手段】 容器本体16と、容器本体16を開閉す
る蓋体18と、化粧料12を収容して容器本体16の嵌
合凹部20に着脱可能に嵌合されるレフィル22と、こ
のレフィル22と上記嵌合凹部20との間に設けられこ
のレフィル22の上下移動を許容しつつその回転を阻止
する回転阻止手段24と、上記レフィル22の外周を囲
繞して容器本体16に着脱可能に取り付けられ、切削皿
14を回転自在に保持する環状枠体26とを備える。ま
た、レフィル22と容器本体16との間に設けられレフ
ィル22を上方に押圧して化粧料12の上面12aを切
削皿14に圧接する付勢手段28を備えて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧料を切削皿の
切削歯で削り取るようにした化粧料容器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パウダーなどの粉状化粧料は圧
縮により固形化した状態で、コンパクトと称される化粧
料容器に収納して携帯し、その化粧料の使用時には化粧
料をパフで擦り取るようにしている。ところが、化粧料
を擦り取るためには、パフの植毛部分を短くするなどし
て堅めにする必要があり、この堅めのパフを用いたこと
により化粧感が悪いものとなっている。そこで、化粧料
をその都度削り取って粉状にし、この粉状となった化粧
料を使用することにより、毛足を長くして柔らかくした
パフの使用が可能となる。
【0003】このように化粧料を削り取るようにした化
粧料容器が実公平5−38661号公報に提案されてい
る。即ち、このような化粧料容器は、容器本体に対して
回転しないように化粧料を収納するとともに、この化粧
料の上方に切削板を回転自在に設けて構成し、この切削
板を回転しつつ化粧料を削り取るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の化粧料容器にあっては、化粧料を収容する中皿は
容器本体に止着されて一体化されるとともに、切削板は
上方に付勢された状態で容器本体に回転自在に取り付け
られて、化粧料を削り取る際には切削板を付勢力に抗し
て下方に押し付けつつ回転させるようになっている。こ
のため、化粧料を使い切ってしまった場合には、上記中
皿が容器本体と一体化されているため、化粧料容器全体
を廃棄することになり、容器本体や切削板が無駄になっ
てしまう。また、化粧料を削り取るには切削板を付勢力
に抗して押し付ける必要があるため、化粧料の切削力以
外に切削板の押し付け力を要し、操作性が悪いという課
題があった。
【0005】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て成されたもので、化粧料を収容した交換可能なレフィ
ルを装着自在として化粧料容器の再利用を可能にすると
ともに、化粧料を削り取る際の操作性を向上するように
した化粧料容器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成する本
発明の化粧料容器の構成を請求項毎に以下述べる。
【0007】請求項1の化粧料容器は、化粧料を収納
する一方、該化粧料の上面に切削歯を形成した切削皿を
配置し、該切削皿を回転することにより上記切削歯で上
記化粧料を削り取るようにした化粧料容器において、容
器本体と、該容器本体を開閉する蓋体と、上記化粧料を
収容し、該容器本体に形成された嵌合凹部に着脱可能に
嵌合されるレフィルと、該レフィルと上記嵌合凹部との
間に設けられ該レフィルの上下移動を許容しつつその回
転を阻止する回転阻止手段と、上記レフィルの外周を囲
繞して上記容器本体に着脱可能に取り付けられ、上記切
削皿を回転自在に保持する環状枠体と、上記レフィルと
上記容器本体との間に設けられ、該レフィルを上方に押
圧して上記化粧料の上面を上記切削皿に圧接する付勢手
段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】請求項2の化粧料容器は、上記請求項1
に示した環状枠体を、前記容器本体に係脱可能に取り付
けられる基部枠と、該基部枠に回転自在に係合され前記
切削皿が一体に取り付けられた回転枠と、を備えて構成
する。
【0009】請求項3の化粧料容器は、上記請求項1
に示した環状枠体と容器本体との取付け部に、水平移動
される該環状枠体を該容器本体から離脱させる水平離脱
手段を設けるとともに、前記回転阻止手段に、上記水平
離脱手段による上記環状枠体の離脱操作に必要な水平移
動隙間を設けて構成する。
【0010】請求項4の化粧料容器は、上記請求項1
に示した環状枠体と容器本体との取付け部に、水平移動
される該環状枠体を該容器本体から離脱させる水平離脱
手段を設け、前記回転阻止手段が前記嵌合凹部から上記
環状枠体へ延設されるとともに、該回転阻止手段の該嵌
合凹部部分は上記レフィルが化粧料の使用済み状態まで
上昇した時点で該レフィルから離脱する高さに設定され
る。
【0011】以上の構成による本発明の化粧料容器の作
用を請求項毎に以下述べる。
【0012】請求項1では、化粧料を収容したレフィ
ルは、容器本体の嵌合凹部に着脱可能に嵌合されるとと
もに、回転阻止手段を介して上下移動を許容しつつその
回転が阻止されるようになっている。そして、上記レフ
ィルを付勢手段を介して上方に押圧することにより、化
粧料の上面を切削皿に圧接させるようになっており、か
つ、この切削皿はこれを回転自在に保持する環状枠体を
介して容器本体に着脱可能に取り付けられているので、
この切削皿を単に回転させるのみで化粧料は上記付勢手
段の押圧力をもって削り取ることができる。そして、化
粧料を使い終えて無くなった場合は、上記切削皿を保持
する環状枠体が容器本体に着脱可能となっており、か
つ、上記レフィルも容器本体の嵌合凹部に着脱可能とな
っているため、まず容器本体から環状枠体を取り外した
後、レフィルを嵌合凹部から取り外すことができる。こ
のようにレフィルが取り外し可能であることからこのレ
フィルの交換が可能となり、化粧料が収容された新たな
レフィルを取り付けた後、上記環状枠体を取り付けるこ
とにより、化粧料容器の再使用が可能となる。
【0013】請求項2では、上記環状枠体を、容器本
体に係脱可能に取り付けられる基部枠と、この基部枠に
回転自在に係合され上記切削皿が一体に取り付けられた
回転枠と、を備えて構成したので、基部枠によって環状
枠体を容器本体に確実に固定する機能と、回転枠によっ
て切削皿を回転させる機能とに分離して、付勢手段の付
勢力に対して環状枠体の持ち上がりを確実に防止でき、
かつ、切削皿をスムーズに回転させることができ、化粧
料を削り取る際の操作を簡単かつ円滑に行うことができ
る。
【0014】請求項3では、環状枠体と容器本体との
取付け部に、水平移動される該環状枠体を該容器本体か
ら離脱させる水平離脱手段を設けるとともに、前記回転
阻止手段に、上記水平離脱手段による上記環状枠体の離
脱操作に必要な水平移動隙間を設けて構成したので、環
状枠体の取り外し時にこの環状枠体を水平方向に押圧す
ると、上記隙間により環状枠体の水平移動が可能とな
り、これにより水平離脱手段によって環状枠体を容器本
体から取り外すことができる。
【0015】請求項4では、環状枠体と容器本体との
取付け部に、水平移動される該環状枠体を該容器本体か
ら離脱させる水平離脱手段を設け、前記回転阻止手段が
前記嵌合凹部から上記環状枠体へ延設されるとともに、
該回転阻止手段の該嵌合凹部部分は上記レフィルが化粧
料の使用済み状態まで上昇した時点で該レフィルから離
脱する高さに設定されるので、化粧料が無くなった時点
では、レフィルは容器本体の嵌合凹部から離脱して、す
なわち回転阻止手段の嵌合凹部部分から離脱して環状枠
体側に位置するため、この環状枠体はレフィルを収納し
た状態で容器本体の嵌合凹部に対し水平移動が可能とな
り、水平離脱手段により環状枠体とともにレフィルを容
器本体から取り外すことができる。この場合、この回転
阻止手段には上記請求項3に示した隙間を設ける必要が
無くなるため、レフィルが切削皿の回転方向にガタ付く
のを防止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して詳細に説明する。図1から図8は本発明の
化粧料容器の一実施形態を示し、図1は分解斜視図、図
2は全体の断面図、図3はレフィルの断面図、図4は環
状枠体の断面図、図5は蓋体を開放した容器本体の平面
図、図6は回転阻止手段の要部拡大平面図、図7は環状
枠体およびレフィルの取り外し状態を示す断面図、図8
は環状枠体の組み付け状態を示す断面図である。
【0017】即ち、この実施形態の化粧料容器10は、
化粧料12を収納する一方、この化粧料12の上面に切
削歯14aを形成した切削皿14を配置し、この切削皿
14を回転することにより切削歯14aで化粧料12を
削り取って、これを使用するようになっている。ここ
で、本発明の化粧料容器10の基本構成は、容器本体1
6と、この容器本体16を開閉する蓋体18と、上記化
粧料12を収容し、容器本体16に形成された嵌合凹部
20に着脱可能に嵌合されるレフィル22と、このレフ
ィル22と上記嵌合凹部20との間に設けられこのレフ
ィル22の上下移動を許容しつつその回転を阻止する回
転阻止手段24と、上記レフィル22の外周を囲繞して
容器本体16に着脱可能に取り付けられ、上記切削皿1
4を回転自在に保持する環状枠体26と、上記レフィル
22と容器本体16との間に設けられ、このレフィル2
2を上方に押圧して化粧料12の上面を上記切削皿14
に圧接する付勢手段28と、を備えて構成するようにな
っている。
【0018】上記容器本体16は、図1,図2に示すよ
うに底面16aと周壁16bとにより矩形状となる皿状
に形成され、周壁16bの後端部となる一辺には上記蓋
体18が蝶番30を介して蝶着される。そして、蝶番3
0を介して開閉自在となったこの蓋体18は、その閉止
状態がフック32を介して保持されるようになってい
る。このフック32は、蓋体18の開閉側の先端部中央
に突設される第1係合突起32aと、上記周壁16bの
前端部に形成された凹部16cの後面に突設される第2
係合突起32bとによって構成され、これら第1,第2
係合突起32a,32bは蓋体18の前端部の弾発変形
によって係脱可能となっている。
【0019】上記レフィル22は図3にも示すように底
面22aと円形状の周壁22bとによって皿状に形成さ
れ、このレフィル22内に上記化粧料12が収容され
る。このとき、化粧料12はレフィル22の内側に密着
されて、これらレフィル22と化粧料12との相対回転
が阻止されるようになっている。そして、レフィル22
を嵌合する上記嵌合凹部20は容器本体16の底部16
aから上方に突設される筒状部20aによって形成さ
れ、これらレフィル22と筒状部20aとの間には全周
に所定の間隙δ1 が設けられている。
【0020】上記環状枠体26は、容器本体16に係脱
可能に取り付けられる基部枠34と、この基部枠34の
上端部に回転自在に係合され上記切削皿14を一体に取
り付ける回転枠36とによって構成される。上記基部枠
34は、上記容器本体16の周壁16b上端に当接され
るように矩形状に形成され、その前後両端部に2個づつ
垂設される係合爪34aが、この周壁16bの内側に突
設される係合部16dに係合されることにより、この基
部枠34は容器本体16に対して持ち上がりを阻止した
状態で係脱可能となっている。上記係合爪34aは弾発
力をもって上記係合部16dに係合されるようになって
おり、このときの弾発変形を水平離脱手段として用い、
図7に示すように上記基部枠34を前後方向(図1中X
方向)の一方に移動させて、係合爪34aと係合部16
dとを離脱させることができるようになっている。
【0021】上記基部枠34の中央部は図4にも示すよ
うに上方に円筒状に立ち上がり、この円筒部34bの上
端部外周には連続した第1環状突起34cが突設され
る。一方、上記回転枠36は上記円筒部34bの上端部
を覆うようにリング状に形成され、その外周部には上記
第1環状突起34cに相対回転自在に係合される第2環
状突起36aが突設されるとともに、この回転枠36の
中央部には上記切削皿14が取り付けられるようになっ
ている。
【0022】上記切削皿14は金属や硬質プラスチック
などの薄板によって、切削歯14aが形成される底部1
4b、円形状の周壁14cおよびこの周壁14c上端部
のフランジ14dによって形成され、このフランジ14
dが上記回転枠36に埋設されて一体に成型される。こ
のとき、回転枠36をプラスチック製とした場合には、
射出成型によりこの回転枠36と上記切削皿14とを簡
単に一体化させることができるが、これ以外にも接着等
により一体化させることができる。上記周壁14cの外
径は上記レフィル22内に略密接して嵌合されるよう
に、このレフィル22の周壁22bの内径と略同径に形
成される。
【0023】上記切削皿14の切削歯14aは、底面1
4bに多数の開口部を形成することにより形成されるよ
うになっており、図5に示すように底面14bの中央部
に形成される三角形状の切削歯14aを中心に、径方向
に長穴となる多数の切削歯14aが放射状に配置されて
いる。そして、この切削皿14は上記回転枠36を手動
で回転することにより、この回転枠36と一体に回転さ
れる。
【0024】上記付勢手段28は、上記筒状部20a内
の底面16aから周方向に等間隔をもって設けられた3
枚の板ばね28aによって構成される。これら板ばね2
8aは略径方向に配置されるとともに、それぞれが平面
視で一方向に湾曲されて緩やかな渦巻き形状を成してお
り、かつ、それぞれの外径方向端部が上記底面16aに
固定されて、自由端部となった内径方向端部に上方への
付勢力が発生するようになっている。従って、上記レフ
ィル22を上記筒状部20a内に嵌合した際に、上記板
ばね28aによってこのレフィル22を上方に押圧する
ようになっている。
【0025】また、上記回転阻止手段24は、図6に示
すように筒状部20a内周の左右方向(図1中Y方向)
対向部に上下方向を指向して形成されるガイド突起24
aと、上記レフィル22の外周に上下方向を指向して形
成される縦溝24bとによって構成され、これらガイド
突起24aと縦溝24bとが互いに係合されることによ
り、レフィル22を上下方向に案内しつつその回転を阻
止するようになっている。このとき、上記ガイド突起2
4aと上記縦溝24bとの間には、周方向に所定の隙間
δ2 が設けられ、筒状部20aとレフィル22とがこの
隙間δ2 分だけ前後方向に移動できるようになってい
る。
【0026】ところで、上記化粧料容器10は、上記レ
フィル22および上記環状枠体26を組み付けた状態で
蓋体18が閉止されるが、この蓋体18の裏面18aに
はパッキング38が取り付けられ、図2に示したように
蓋体18の閉止状態でこのパッキング38が上記回転枠
36の上面に密接されることにより、環状枠体26を含
めたレフィル22の内側を密閉するようになっている。
上記パッキング38に代えて鏡を設けることもでき、こ
のように鏡を取り付けた場合はレフィル22を密閉でき
るのみならず、これを化粧鏡として用いることができ
る。また、蓋体18の閉止状態では、同図に示したよう
に切削皿14内にパフ40を収納しておくことができ
る。
【0027】以上の構成によりこの実施形態の化粧料容
器10にあっては、容器本体16に化粧料12をセット
する際、先ず、図8に示すように化粧料12が収容され
たレフィル22を、ガイド突起24aに縦溝24bを挿
入しつつ容器本体16の筒状部20aに嵌合する。この
状態でレフィル22の底面22aの下面は板ばね28a
に当接し、この板ばね28aの付勢力でこのレフィル2
2を容器本体16の底面16aから上方に持ち上げた状
態となる。
【0028】次に、上記レフィル22の上方から環状枠
体26を容器本体16に取り付ける。この環状枠体26
の取り付けでは、これを上方から押し付けることによ
り、基部枠34の係合爪34aが容器本体16の係合部
16dに係合される。この状態で環状枠体26の回転枠
36に一体に取り付けられた切削皿14は、板ばね28
aに押圧された上記化粧料12の上面に圧接される。ま
た、上記化粧料12はレフィル22に固定されて収納さ
れており、かつ、このレフィル22はガイド突起24a
および縦溝24bからなる回転阻止手段24を介して容
器本体16の筒状部20aに対しその回転が阻止されて
いる。
【0029】従って、この状態で上記回転枠36を手動
で回転すると、この回転枠36とともに切削皿14が回
転され、これに圧接される上記化粧料12の上面を切削
歯14aで削り取る。すると、この削り取られた化粧料
は切削歯14aを形成した開口部から切削皿14の底面
14b上面に粉状となって送り出されて、切削皿14内
に溜まる。そして、このように切削皿14内に溜まった
粉状の化粧料をパフ40に付着させて顔に塗布すること
ができる。このように、この実施形態の化粧料容器10
では、板ばね28aで化粧料を切断皿14に押圧してい
るため、回転枠36を単に回転させるのみで化粧料12
の削り取りを行うことができ、その操作が著しく簡単に
なる。
【0030】ところで、このようにして化粧料12を削
り取って使用し、そのうちに使い終えて無くなった場合
は、上記切削皿14を保持する環状枠体26が容器本体
16に対し着脱可能となっており、かつ、上記レフィル
22が容器本体16の筒状部20aに着脱可能となって
いるため、上記環状枠体26を取り外した後にレフィル
22を取り外して、化粧料12が収容された新たなレフ
ィル22と交換することができる。
【0031】即ち、上記環状枠体26の取り外しは、蓋
体18を開放した後、図7に示したようにこの環状枠体
26を後方から前方に向かって押すと、レフィル22と
筒状部20aとの間に間隙δ1 が設けられていること
と、上記回転阻止手段24のガイド突起24aと縦溝2
4bとの間に隙間δ2 が設けられることにより、押圧さ
れた前方側の係合爪34aの弾性変形を伴って上記環状
枠体26が全体的に前方移動される。すると、後方側の
係合爪34aが容器本体16の係合部16dから離脱さ
れるため、この状態で環状枠体26の後方側を上方に持
ち上げることにより、環状枠体26を全体的に容器本体
16から取り外すことができる。そして、このように環
状枠体26を取り外した後に、空となったレフィル22
を単に上方に持ち上げることにより、このレフィル22
を筒状部20a内から簡単に取り外すことができる。
【0032】その後、新たなレフィル22および上記環
状枠体26を容器本体16に組み込むのであるが、レフ
ィル22を筒状部20aに嵌合した後にその上から覆う
ようにして環状枠体26を容器本体16へ押し込むこと
により、係合爪34aが係合部16dに自動的に係合さ
れて簡単に組み付けることができる。従って、この実施
形態の化粧料容器10にあっては、レフィル22が取り
外し可能であることからこのレフィル22の交換が可能
となるため、化粧料容器10を無駄にすることなく何度
も使用することができる。
【0033】また、この実施形態では上記環状枠体26
を、容器本体16に係脱可能に取り付けられる基部枠3
4と、この基部枠34の上端部に回転自在に係合され上
記切削皿14を一体に取り付ける回転枠36と、を備え
て構成したので、環状枠体26においては、基部枠34
によって環状枠体26を容器本体16に確実に固定する
機能と、回転枠36によって切削皿14を回転させる機
能とが分離され、従って環状枠体26の持ち上がりを確
実に防止しつつ、かつ切削皿14をスムーズに回転させ
ることができ、延いては、化粧料12を削り取る際の操
作を簡単かつ円滑に行うことができる。
【0034】図9から図11は本発明の他の実施形態を
示し、図9は全体の断面図、図10は環状枠体の組み付
け状態を示す断面図、図11は環状枠体およびレフィル
の取り外し状態を示す断面図で、上記実施形態と同一構
成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べ
る。
【0035】この実施形態の化粧料容器10が上記実施
形態と主に異なる点は、化粧料12を使用し終えてレフ
ィル22が最上方位置まで上昇した際に、このレフィル
22が容器本体16の筒状部20aから外れて環状枠体
26の基部枠34内に位置するようにしてある。
【0036】即ち、図9に示すように上記レフィル22
の高さhは、板ばね28aの付勢力に抗して最下方まで
押し下げた状態で、上記容器本体16の筒状部20aと
上記環状枠体26とに跨って嵌合するとともに、化粧料
12の使用済み状態まで上昇した時点でこの筒状部20
aから離脱するように設定してある。換言すれば、回転
阻止手段50が筒状部20aから基部枠34にわたって
延設されるとともに、回転阻止手段50の筒状部20a
部分はレフィル22が化粧料12の使用済み状態まで上
昇した時点でレフィル22から離脱する高さに設定され
ている。この回転阻止手段50は、スプラインまたはセ
レーション嵌合若しくは周方向に適宜間隔を持って形成
した凹凸嵌合により形成され、周方向の隙間は無くして
ある。
【0037】従って、この実施形態では容器本体16に
化粧料12をセットする際、上記実施形態と同様に先
ず、図10に示すように化粧料12が収容されたレフィ
ル22を、容器本体16の筒状部20aに嵌合する。こ
の状態でレフィル22の底面22aの下面は板ばね28
aに当接しており、このレフィル22の上方から環状枠
体26を容器本体16に取り付ける。勿論、上記レフィ
ル22および上記環状枠体26を取り付けた際には、回
転阻止手段50をそれぞれ係合させることはいうまでも
ない。そして、この状態で回転枠36とともに切削皿1
4を回転すると、これに圧接される上記化粧料12の上
面を切削歯14aで削り取ることができる。
【0038】ところで、この実施形態では化粧料12を
使用して無くなった時点では、レフィル22は容器本体
16の筒状部20aから離脱して環状枠体26の基部枠
34内に収納される位置まで上昇されるため、この環状
枠体26はレフィル22を収納した状態で水平移動が可
能となる。このため、図11に示すように環状枠体26
を後方から前方に向かって押すと、レフィル22と筒状
部20aとの間に設けた間隙δ1 により、押圧された前
方側の係合爪34aの弾性変形を伴って上記環状枠体2
6が全体的に前方移動され、環状枠体26とともにレフ
ィル22を容器本体16から取り外すことができる。
【0039】この場合、レフィル22と上記筒状部20
aおよび上記環状枠体26の基部枠34との間にそれぞ
れ回転阻止手段が設けられるが、この回転阻止手段には
隙間を設ける必要が無くなる。このため、掘削皿14を
回転して化粧料12を削り取る際に、レフィル22が回
転方向にガタ付くのを防止することができるため、回転
時の操作性を著しく向上して製品価値を高めることがで
きる。
【0040】ところで、上記各実施形態では容器本体1
6に蓋体18を蝶番30を介して蝶着した場合を開示し
たが、これに限ることなく図12に示すように、蓋体1
8に蝶番30を用いることなくキャップ式とすることも
できる。即ち、上記容器本体16の周縁部に段差状の縮
径部16eを形成しておき、この縮径部16e外側に上
記蓋体18の周縁部を密接嵌合するようになっている。
また、蓋体18と容器本体16との嵌合部分を円形状に
形成してこの嵌合部分にそれぞれねじを形成し、蓋体1
8を容器本体16に螺合させるようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明の化粧料容器
は、以下に述べるような各請求項毎の優れた効果を奏す
る。
【0042】請求項1の化粧料容器は、切削皿を単に
回転させるのみで化粧料を、上記付勢手段の押圧力をも
って削り取ることができる。そして、化粧料を使い終え
て無くなった場合は、上記切削皿を保持する環状枠体が
容器本体に着脱可能となっており、かつ、上記レフィル
も容器本体の嵌合凹部に着脱可能となっているため、ま
ず容器本体から環状枠体を取り外した後、レフィルを嵌
合凹部から取り外すことができる。このようにレフィル
が取り外し可能であることからこのレフィルの交換が可
能となり、化粧料が収容された新たなレフィルを取り付
けた後、上記環状枠体を取り付けることにより、化粧料
容器の再使用が可能となって経済性を高めることができ
る。
【0043】請求項2の化粧料容器は、基部枠によっ
て環状枠体を容器本体に確実に固定する機能と、回転枠
によって切削皿を回転させる機能とを分離して、付勢手
段の付勢力に対して環状枠体の持ち上がりを確実に防止
でき、かつ、切削皿をスムーズに回転させることがで
き、化粧料を削り取る際の操作を簡単かつ円滑に行うこ
とができる。
【0044】請求項3の化粧料容器は、環状枠体の取
り外し時にこの環状枠体を水平方向に押圧すると、上記
隙間により環状枠体の水平移動が可能となり、これによ
り水平離脱手段によって環状枠体を容器本体から簡単に
取り外すことができる。
【0045】請求項4の化粧料容器は、化粧料が無く
なった時点では、レフィルは容器本体の嵌合凹部から離
脱して、すなわち回転阻止手段の嵌合凹部部分から離脱
して環状枠体側に位置するため、この環状枠体はレフィ
ルを収納した状態で容器本体の嵌合凹部に対し水平移動
が可能となり、水平離脱手段により環状枠体とともにレ
フィルを容器本体から取り外すことができる。この場
合、この回転阻止手段に隙間を設ける必要が無くなるた
め、レフィルが切削皿の回転方向にガタ付くのを防止す
ることができ、切削皿の回転時の操作性を向上するとと
もに、商品価値を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す全体の断面図であ
る。
【図3】本発明の一実施形態を示すレフィルの断面図で
ある。
【図4】本発明の一実施形態を示す環状枠体の断面図で
ある。
【図5】本発明の一実施形態を示す蓋体を開放した容器
本体の平面図である。
【図6】本発明の一実施形態を示す回転阻止手段の要部
拡大平面図である。
【図7】本発明の一実施形態を示す環状枠体およびレフ
ィルの取り外し状態の断面図である。
【図8】本発明の一実施形態を示す環状枠体の組み付け
状態の断面図である。
【図9】本発明の他の実施形態を示す全体の断面図であ
る。
【図10】本発明の他の実施形態を示す環状枠体の組み
付け状態の断面図である。
【図11】本発明の他の実施形態を示す環状枠体および
レフィルの取り外し状態の断面図である。
【図12】本発明の他の実施形態を示す全体の断面図で
ある。
【符号の説明】
10 化粧料容器 12 化粧料 14 切削皿 14a 切削歯 16 容器本体 18 蓋体 20 嵌合凹部 20a 筒状部 22 レフィル 24 回転阻止手段 26 環状枠体 28 付勢手段 28a 板ばね 34 基部枠 36 回転枠 50 回転阻止手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 俊 神奈川県横浜市港北区新羽町1050 株式会 社資生堂第1リサーチセンター内 (72)発明者 柚原 幸知 東京都墨田区立花5丁目29番10号 吉田工 業株式会社内 (72)発明者 鬼沢 一郎 東京都墨田区立花5丁目29番10号 吉田工 業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧料を収納する一方、該化粧料の上面
    に切削歯を形成した切削皿を配置し、該切削皿を回転す
    ることにより上記切削歯で上記化粧料を削り取るように
    した化粧料容器において、 容器本体と、該容器本体を開閉する蓋体と、上記化粧料
    を収容し、該容器本体に形成された嵌合凹部に着脱可能
    に嵌合されるレフィルと、該レフィルと上記嵌合凹部と
    の間に設けられ該レフィルの上下移動を許容しつつその
    回転を阻止する回転阻止手段と、上記レフィルの外周を
    囲繞して上記容器本体に着脱可能に取り付けられ、上記
    切削皿を回転自在に保持する環状枠体と、上記レフィル
    と上記容器本体との間に設けられ、該レフィルを上方に
    押圧して上記化粧料の上面を上記切削皿に圧接する付勢
    手段と、を備えたことを特徴とする化粧料容器。
  2. 【請求項2】 前記環状枠体は、前記容器本体に係脱可
    能に取り付けられる基部枠と、該基部枠に回転自在に係
    合され前記切削皿が一体に取り付けられた回転枠と、を
    備えたことを特徴とする請求項1に記載の化粧料容器。
  3. 【請求項3】 前記環状枠体と前記容器本体との取付け
    部に、水平移動される該環状枠体を該容器本体から離脱
    させる水平離脱手段を設けるとともに、前記回転阻止手
    段に、上記水平離脱手段による上記環状枠体の離脱操作
    に必要な水平移動隙間を設けたことを特徴とする請求項
    1または2に記載の化粧料容器。
  4. 【請求項4】 前記環状枠体と前記容器本体との取付け
    部に、水平移動される該環状枠体を該容器本体から離脱
    させる水平離脱手段を設け、前記回転阻止手段が前記嵌
    合凹部から上記環状枠体へ延設されるとともに、該回転
    阻止手段の該嵌合凹部部分は上記レフィルが化粧料の使
    用済み状態まで上昇した時点で該レフィルから離脱する
    高さに設定されていることを特徴とする請求項1または
    2に記載の化粧料容器。
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