JPS5846908A - カ−トリツジ式コンパクト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカートリッジ式コンパクトに関するもので、フ
ァンデーション、おしろい、頬紅等の皿に充填された粉
状又はクリーム状の固型化粧料をコンパクト形式の容器
に収容した化粧料容器の改良を目的とする。

従来、上記形式の化粧料コンパクトに化粧料がなくなる
と使い捨てにするものが多く大変に不経済であった。

また中皿を交換するものでも、その構造がカートリ歩ジ
に適していない為、交換作業が極めて面倒であるばかり
でなく、化粧料を損傷したり手指又は衣服を汚損するこ
とがある等の欠点を有するものであった。

本発明は上記欠点を一掃する目的でなされたもので、化
粧料を充填した中皿の交換を容易にし、化粧料を損傷す
ることがない簡易な構造のコン・ミクトを提供すると同
時に、上記中皿をカートリッジ構造にして交換可能に構
成してコストの低減を計ることを目的とする。

即ち本発明のコンバク）ｆｌ化粧料を充填した中皿を、
開閉自在に上蓋を枢設して成る下蓋に対し、上蓋側から
ワンタッチで着脱可能に構成して成るもので、閉蓋時に
は容器外からその構造が判らないようにしたものである
。

以下、本発明の実施例について図面に従って説明するに
第１図乃至第３図は第１の実施例を示すものである。

１は偏平有底筒状の下蓋であり、該下蓋１の後方側端に
、その上面開口部を被覆するように成る上蓋２の後端が
ヒンジ機構３を介して開閉自在に枢着されると共に、該
下蓋１の前側部に形成した切欠１ａに構成した係止凹溝
１ｂに対して上蓋２の前側部下端に突設した突舌２ａの
内面に形成した小突起２ｂを弾性的に係合して上蓋２を
開閉する。

４は上記下蓋１の嵌入凹部１ｃの内周下端に螺設した多
条のネジであり、該ネジ４に対して、中皿５を固着一体
化した偏平状の内枠６の外周に形成した多条のネジ溝７
を螺合し、下蓋１に遊嵌した内枠６を着脱可能にするも
のである。

また、上記内枠６の開口端内周に形成した段部６ａには
カートリッジ蓋８の突段部８ａが嵌合すると同時に、上
記段部６ａに形成した複数の切欠６ｂに対し、突段部８
ａ外周に突設した複数の突リプ８ｂが回動力向に係合す
るように成ると共に、カートリッジ蓋８の外周にはロー
レット様凹凸８Ｃを構成する。

前記中皿５には用途に応じてファンデーション。

おしろい又は頬紅等の粉状又はクリーム状の固型化粧料
ａが充填され、該中皿５と一体的に成る内枠６及びカー
トリッジ蓋８によ、ってカート刃ツジ部９を構成する。

また１０は前記上蓋２の内面に固着した鏡である。

上記構成になるコンパクトは内枠６の上端開口部にカー
トリッジ蓋８が嵌着されている為、この状態のま＼内枠
６を下蓋１の嵌入凹部１Ｃに嵌め込み′、カートリッジ
蓋８を回してネジ４と泳ジ溝７を螺合せしめた後、カー
トリッジ蓋８を外して使用するものである。　　　　′ このカー）　ＩＪッジ部９の交換に際して使用済の内枠
６を下蓋１から取り外す場合はカートリッジ蓋８の突段
部８ａを内枠６の段部６ａに対し、突リプ８ｂが切欠６
ｂに係合するように嵌入し、逆方向にカートリッジ蓋８
を回動することにより、カートリッジ部９は下蓋１から
抜出する。

尚、上記カー）　ＩＪッジ蓋８において、蓋体の上下面
に同形状の突段部８ａ、８ａを構成することにより、前
記カートリッジ部９の交換手順が簡単になることは云う
までも々い。

次に第４図乃至第６図は第２の実施例を示すものである
。１１は欄内又は長円等の偏平有底状の下蓋であり、該
下蓋１１の後方側端に、その上面開口部を被覆するよう
に成る上蓋１２の後端がヒンジ機構１３を介して開閉自
在に枢着して成る。

前記下蓋１１の嵌入凹部１１ａの前執部内壁下端近傍に
は係止突起１４が構成されると共に、該嵌入凹部１１ａ
に遊嵌する内枠１６の外周部前後端る係止凹部１７ａと
嵌入時において、弾性的に着脱自在に係合するように成
る。

１１ｂは前記下蓋１１の底壁に穿設した押出孔である。

また上記内枠１６には固型化粧料ａを充填した中皿１５
が一体的に固着されると共に、該内枠１６の開口端には
カートリッジ蓋１８の突段部が取外し可能に嵌合するよ
うに成り、中皿１５と内枠１６及びカートリッジ蓋１８
によりカートリッジ部１９を構成する。

尚２０は上蓋１２の内面に□固着した鏡である。

上記構成になるコンパクトはカートリッジ部１９を内枠
１６側から下枠１１の嵌入凹部１１ａに嵌め込み、弾性
舌片１７の弾性作用に依り、係止凹部１７ａと係止突起
１４を係合して止着するもので、この止着後カートリッ
ジ蓋１８を取り外し、上蓋１２を開閉して使用すやよう
に成る。

また使用済カートリッジ部１９を取り外す場合は、下蓋
１１底部の押出孔１１ｂからビン等の細光のものを挿入
し、弾性舌片１ンに抗して内枠１６底面’＊ｍ’ｔ’ｌ
げ：１＋１１￥蓋１１がら内枠１６を取り出すものであ
る。

また、第７図乃至第９図は第５の実施例を示す・もので
ある。

欄内又は長円及び円等の偏平容器形状の下蓋２１には前
記実施例と同様にヒンジ機構２５を介して上蓋２２が開
閉自在に枢着されると共に、断面が逆り字状に成る環状
の内環６１が嵌入固着され、嵌入凹部３１ａを構成する
。

５２ｆ−４下蓋２１と内環６１の間に挿入した弾性板で
あり、該弾性板３２の上端はフック形状に成り、前記上
蓋２２の係止凹部２２ａと弾性的に係合すると共に、弾
性板５２の一部から下蓋２１の外周に突出した押し突起
５２ａを介して、該押し突起５２ａの抑圧により上記弾
性板６２を内方に撓ませ、係。止凹部２２ａと弾性板３
２の保合を外すことができる。

２４は前記内ｆｔＡｓ１に外挿埋着し内方に弾性付勢し
たＣ字状の弾性ワイヤであり、該弾性ワイヤ２４に形成
した内方突出部２４ａが内環３１の前後壁に形成した切
欠５１ｂから嵌入凹部５１ａに向って僅かに突出して成
る。

当該弾性ワイヤ２４９内方突出部２４ａには内枠２６の
外周下部に形成した係止凹溝２７が弾性的に係合するよ
うに成り、内枠２６は嵌入凹部６１ａに対し節度的に着
脱するように成る。

また６３は下端を下蓋２１の底部内面に固湘し、上端を
嵌入凹部５１ａの上端開口部から突出した可撓性の取出
帯であり、内枠２６を嵌入凹部３１ａから引き出すよう
に成る。

当該内枠２６には固型化粧料ａを充填した中皿２５が一
体的に形成されて皿状容器を成し、カートリッジ部２９
を構成する。

−６０は前記上蓋２２の内面に固設した鏡である。

第１０図乃至第１４同情第４の実施例を示すものである
。

前記第３の実施例と同様に、偏平形状の下蓋４１にはヒ
ンジ機構４３を介して上蓋４２が枢設されると共に、内
環５１が嵌入固着されて嵌入凹部５１ａを構成する。

また弾性板５２の上端に形成したフック形状を上蓋４２
の係止凹部４２ａと弾性係合し、押し突起５２ａによっ
て外すように構成する。

４４は上記内環５１の一部を切欠５ｉｂ１．、その内周
位置に弾性立片４４ａを立設するように外端部４４ｂを
内環５１の外環５１ｃに止着担持した係止部材であり、
弾性立片４４ａは僅かに内環５１の上面より突出すると
共に、内方に突出する係止突起４４ｃを構し、該立片４
４ａ下端には前記下蓋４１の底面に沿って内方に屈折し
たＬ字状の引上端４４ｄを形成することもできる（第１
２図及び第１６図参照）。

４６は固型化粧料ａを充填した中皿４５を一体的に嵌着
した皿状の容器内枠であり、カートリッジ体４９を構成
すると共に、上記内枠４６の外周に形成した係止凹溝４
７に対して前記係止部材４４の係止突起４４ｃを弾性的
に係合し、内枠４６を嵌入凹°部５１ａに遊嵌したとき
カートリッジ部４９を節度的に係止するように成る。

カー）　ＩＪクツ２４９を外す場合には係止部材４４内
枠４６の係止口＠４７から係止突起４４ｃが外れ、カー
トリッジ部４９が嵌入凹部５１ａから挿出出来るように
なるもので、このとき第　図に示す実施例の場合、立片
４４ａの傾倒によって引上端４４ｄが浮上する為、当該
端部が内枠４６の底部を押し上げるように成り、カート
リッジ部４９の抜出が容易に成るものである。

また上記係止部材４４を第１４図に示すように、下蓋４
１の底面上に敷設する定板４４ｅの一端に折起して形成
すると共に、該定板４４ｅに面方向に弾性付勢する持上
用舌片４４ｆを構成することにより、立片４４ａを傾倒
して係止凹溝４７から係止突起４４ｃを外したとき、持
上用舌片４４ｆの弾性により、内枠４６底面が押され、
カートリッジ部４９が嵌入凹部５１ａから抜出するよう
に成る。

更−に第１５図乃至第１７図は第５の実施例を示すもの
である。６１は薄型矩形の下蓋であり、後方にその上面
間ローヲ被覆す憲ように成る上蓋６２の後端がヒンジ機
構−６６を介して開閉自在に枢着されると共に、該下蓋
６１の前壁に形成した切欠６．１ａに構成した係止凹溝
６１ｂに対して上蓋６２のの前端部に突設した突舌６２
ａの内面に形成した小突起を弾性的に係合して該上蓋６
２を開閉する。

上記下蓋６１に形成した矩形の嵌入凹部６１ｃには後壁
６１ｄから前壁６１ｅに向って途中迄１本又は数本の支
切壁７１が形成されると共に、該支切壁７１の下端両側
及び側壁６１ｆの内面下端部にスライド溝６４が形成さ
れる。

上記各支切壁７１により区画された区画嵌入部にはそれ
ぞれ、該区画部平面形状に成る内枠６６が該内枠６６下
端両側に突設したリプ６７を矢印Ａ方向から上記スライ
ド溝６４に摺動挿入するように成るもので、該リプ６７
は上記支切壁７１が長い場合には嵌入凹部６１ｃへの矢
印Ｂ方向の挿入を考慮して適当量の長さに構成される。

当該各内枠６６は固型化粧料ａを充填した中皿６５を一
体的嵌着して成り、カートリッジ部６９を構成する。

また７２は前記下蓋６１の嵌入凹部６Ｉｃ前区画部に遊
嵌する矩形皿状体から成る筆入であり、該筆入７２の両
端に形成した係止溝７２ａは下蓋６１の側壁６１ｆに形
成した小切欠６１ｇを介して現われるように成ると共に
、上記筆入７２に収容して成る化粧用筆７３の筆軸７５
ａ後端に形成した尖端７５ｂｆ小切欠６１ｇから差し込
み、筆入７２の係止＠７２ａに引っ掛けて抜出すること
かできるように成る。

尚、７０は上蓋６２の内面に固着した鐘である。

上記構成に成るコンパクトは上蓋６２１＆：閉蓋した状
態では筆入７２が抜出しない為、各カー）　ＩＪクツ２
６９が前方に摺動することがなく、従って内枠６６が下
蓋６１から抜出してしまうことはない。また、カートリ
ッジ部６９の交換に際しては筆入７２を外した状態で簡
単に各嵌入凹部から内枠６６が挿出できるようになる。

以上、各実施例についてカートリッジの構造及びその収
容部の構造を述べたように、本発明のカ−トリッジ機構
は、化粧料を収容した中皿と一体に成る内枠が上蓋を開
閉自在に設けた下蓋に対し、上蓋開閉側口端がら螺合、
係合又は係止等の手段により簡単に解離結合が・できる
為、脱着時に手指又は衣服を汚損する等の問題がなく、
又構造が極めて簡単である為、安価に提供できるばかり
でなく、一度購入後はカートリッジ部のみを交換する丈
ですむようになり極めて経済的である。

更に本発明の構造によれば閉蓋時、外部にカートリッジ
構造に伴なう余分な構造形状が現われない為、容器の意
匠性等も損なうことがない等の特徴を有し、本発明実施
後の実用的効果は極めて高いものである。

【図面の簡単な説明】

字面は本発明カートリッジ式コンパクトの実施例を示す
もので、第１図は第１の実施例を示すコンパクトの正断
面図、第２図は高容器部の斜視図、第５図は同カートリ
ッジ部の斜視図、第４図は第２の実施例を示すコンパク
トの正面図、第５図は同容器部斜視図、第６図は同カー
トリッジ部斜視断゛向図、第８図は弾性ワイヤーの平面
図及び正７Ｃ＋＋図、第９図は同容器部斜視図、第１０
図は第４の実施例を示すコイパクトの正断面図、第１１
図は同容器部斜視図、第１２図は係止部材の他の実施例
を示す斜視図、第１６図は同要部正断面図、第１４図′
は定板の斜視図、第１５図は第５の実施例を示す容器部
斜視図、第１６図は同カートリッジ部斜視函、第１７図
は同筆入斜視図である。 １．１１．２１．４１．６１〜下蓋 ２．１２，２２，４２．６２〜上蓋 ５．１３，２５，４５．６５〜ヒンジ機構４〜ネジ　５
，１５，２５，４５．６５〜中皿６．１６，２６，４６
，６６−〜内枠 ７〜ネジ溝　　８，１８〜カートリツジ蓋９．１９，２
９，４９．６９〜力−トリツジ部２４〜弾性ワイヤ　　
ｓｉ、ｓｉ〜内埋３２．５２〜弾性板　　６６〜取出帯 ４４〜係止部材　　　　６４〜スライド溝６７〜リプ　
　７１〜支切壁　　７２〜筆入７５〜筆　　　　ａ〜固
型化粧料 昭和５６年９　月１６日 特許出願人　　藤工業株式会社 手続′補正書（方式） 昭和５７年１月２９日 特許庁長官　島　田春樹　殿 １、事件の表示 昭和５６年脣許願第１４５８３５号 ２・　発明の名称　カートリッジ式コンパクト３、　補
正をする責 事件との関係　脣許出願人 住　所　東京都板償区”新河岸２丁目７番１１号氏　名
　　　藤工業株式会社 ４、代　理　人 ？、、東京都豊島区西池袋３丁目２５番１５号工・Ｂ　
ｋＱし３　Ｑ　１号７、補正の対象明細書及び図面

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １１１円形の嵌入凹部を有する下蓋と、該下蓋の開−ロ
   ーに対してヒンジ機構を介して開閉自在に枢設した上蓋
   と、前記下蓋の嵌入凹部に遊嵌すると共に、化粧料を充
   填した内枠から成るカートリッジ体とから構成され、上
   記カートリッジ体の内枠が前記嵌入凹部の少なくとも一
   部に対し、着脱自在に螺合して成ることを特徴とするカ
   ートリッジ式コン・（クト。 （２）前記カートリッジ体が少なくとも化粧料を充填す
   ＝ル内枠と、該内枠の開口部に対し着脱自在に嵌合して
   成るカートリッジ蓋とから成り、該カー）　ＩＪッジ蓋
   が内枠に対し回動を阻止して成る切欠と突起の係合構造
   を構成して成ることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載のカート、リッジ式コンパクト。 （５）橢円、長円、麺形又は円形等の嵌入凹部を有する
   下蓋と、該下蓋の開口面に対してヒンジ機構を介して開
   閉自在に枢設した上蓋ζ、前記下蓋の嵌入凹部に遊嵌す
   ると共に化粧料を充填して成る少なくとも一内枠とから
   成るカートリッジ体とから構成され、上記内枠が嵌入凹
   部に対し。 弾性的係止手段により、着脱可能に嵌着して成ることを
   特徴とするカートリッジ式コンパクト。 （４）前記弾性係止手段が下蓋の側壁から嵌入凹部側に
   突設した係止突起と、内枠の側壁外周に形成した弾性舌
   片に構成した係止凹部との弾性係合であることを特徴と
   する特許請求の範囲第６項記載のカートリッジ式コンパ
   クト。 （５）前記弾性係止手段が下蓋の側壁から嵌入凹部側に
   常時突出するように成る弾性ワイヤーの一部と、内枠の
   側壁外周に形成した凹溝の弾性係合であることを特徴と
   する特許請求の範囲第６項記載のカートリッジ式コンパ
   クト。 （６）前記弾性係止手段が下蓋の側壁内周部に立設した
   弾性材から成る係止部材に突設した係止突起と内枠の側
   壁外周に形成した凹溝の弾性保合であることを特徴とす
   る特許請求の範囲第３項記載のカートリッジ式コンパク
   ト。 （７）橢円、長円、矩形又は円形８等の嵌入凹部を有す
   る下蓋と該下蓋の開口面に対してヒンジ機構を介して開
   閉自在に枢設した上蓋と、前記下蓋の嵌入凹部に遊嵌す
   ると共に、化粧料を充填して成る少なくとも内枠とから
   成るカートリッジ体及びＣ該カー）　ＩＪッジ体を上記
   嵌入凹部から抜出せしめるカートリッジ体浮上手段とか
   ら成るカートリッジ式コンパクト。 （８）矩形の嵌入凹部を有する下蓋と、該下蓋の開口面
   に対してヒンジ機構を介して開閉自在に枢設した上蓋と
   、上記嵌入凹部に対し着脱自在に嵌合する゛化粧料を充
   填した内枠から成る１個又は複数個のカートリッジ体と
   、該カートリッジ体に沿設して上記嵌入凹部に嵌合する
   筆入とから成り、該カートリッジ体が上記筆入を遊嵌す
   る嵌入凹部側かり挿入可能に成り、隔壁又は側壁とカー
   トリッジ体の側壁に形成した係スライド溝とリブによっ
   て面方向への挿出を阻止されしめられることを特徴とす
   るカートリッジ式コンパクト。