JPH064824Y2 - コンパクト容器 - Google Patents
コンパクト容器Info
- Publication number
- JPH064824Y2 JPH064824Y2 JP9478088U JP9478088U JPH064824Y2 JP H064824 Y2 JPH064824 Y2 JP H064824Y2 JP 9478088 U JP9478088 U JP 9478088U JP 9478088 U JP9478088 U JP 9478088U JP H064824 Y2 JPH064824 Y2 JP H064824Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- peripheral wall
- puff
- main cylinder
- drum
- fitted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案はパフ付きのコンパクト容器に係る。
「従来の技術」 底蓋内へ化粧品入りドラムを嵌着させ、これ等を上下両
端開口でかつ下端に外向きフランジを付設した主筒内へ
嵌着させ、又上記ドラムの化粧品上へはパフを載置し
て、該パフを載置したまゝ上記主筒と底蓋とが形成する
容器本体にキャップを嵌合させるよう設けたコンパクト
容器が知られている。
端開口でかつ下端に外向きフランジを付設した主筒内へ
嵌着させ、又上記ドラムの化粧品上へはパフを載置し
て、該パフを載置したまゝ上記主筒と底蓋とが形成する
容器本体にキャップを嵌合させるよう設けたコンパクト
容器が知られている。
「考案が解決しようとする課題」 底蓋と化粧品入りドラムとそれ等を共に嵌着させる主筒
とパフとキャップとからなる従来のコンパクト容器は、
底蓋と主筒とキャップとを合成樹脂製品メーカーが、又
パフをパフメーカーが、ドラムをドラムメーカーが、そ
れぞれ化粧品メーカーに納入して、該化粧品メーターが
ドラム内に化粧品を充填し、かつ他部材を組付けてコン
パクト容器としている。
とパフとキャップとからなる従来のコンパクト容器は、
底蓋と主筒とキャップとを合成樹脂製品メーカーが、又
パフをパフメーカーが、ドラムをドラムメーカーが、そ
れぞれ化粧品メーカーに納入して、該化粧品メーターが
ドラム内に化粧品を充填し、かつ他部材を組付けてコン
パクト容器としている。
本案は化粧品メーカーの従来の手数を軽減可能とすると
共に、製作工程時におけるパフに対する化粧品の付着を
防止して消費者の満足が得られるよう設けたものであ
る。
共に、製作工程時におけるパフに対する化粧品の付着を
防止して消費者の満足が得られるよう設けたものであ
る。
「課題を解決するための手段」 第一周壁２下端に外向きフランジ３を付設した主筒１
と、上記第一周壁上端面へ張設してその開口面を閉塞さ
せたフィルムの周縁部を第一周壁２の外面へ剥離可能に
接着させた透明フィルム７と、該フィルム上へ載置した
化粧用のパフ８と、該パフを上記透明フィルム７と頂壁
９との間に位置させて該頂壁から垂下する第二周壁10を
第一周壁２外面へ着脱自在に嵌合させたキャップ12と、
上記第一周壁２の下端部内へ嵌着させた底壁14の外周部
から主筒１内へ短周壁15を起立する底蓋13と、該底蓋内
へ嵌着させた化粧品18充填のドラム19とからなることを
特徴とする。
と、上記第一周壁上端面へ張設してその開口面を閉塞さ
せたフィルムの周縁部を第一周壁２の外面へ剥離可能に
接着させた透明フィルム７と、該フィルム上へ載置した
化粧用のパフ８と、該パフを上記透明フィルム７と頂壁
９との間に位置させて該頂壁から垂下する第二周壁10を
第一周壁２外面へ着脱自在に嵌合させたキャップ12と、
上記第一周壁２の下端部内へ嵌着させた底壁14の外周部
から主筒１内へ短周壁15を起立する底蓋13と、該底蓋内
へ嵌着させた化粧品18充填のドラム19とからなることを
特徴とする。
「作用」 化粧品とパフ８との間の透明フィルム７は、パフに化粧
品が付着することを防止し、透明フィルム付き主筒１と
パフとキャップとを所定の通り組付けて形成させたそれ
等が形成する一体物と底蓋13とを合成樹脂製品メーカー
が別々に化粧品メーカーに納入し、又化粧品メーカーは
ドラム内に化粧品を充填した後そのドラムを底蓋13内へ
嵌着させ、かつ該ドラム付き底蓋13を上記一体物の主筒
１内へ下方から嵌着することでコンパクト容器とするこ
とができる。
品が付着することを防止し、透明フィルム付き主筒１と
パフとキャップとを所定の通り組付けて形成させたそれ
等が形成する一体物と底蓋13とを合成樹脂製品メーカー
が別々に化粧品メーカーに納入し、又化粧品メーカーは
ドラム内に化粧品を充填した後そのドラムを底蓋13内へ
嵌着させ、かつ該ドラム付き底蓋13を上記一体物の主筒
１内へ下方から嵌着することでコンパクト容器とするこ
とができる。
「実施例」 本案コンパクト容器は、主筒と透明フィルムとパフとキ
ャップと底蓋と化粧品を充填したドラムとからなる。
ャップと底蓋と化粧品を充填したドラムとからなる。
主筒１は、第一周壁２下端に外向きフランジ３を付設し
てもので、図示例では第一周壁上端に内向きフランジ４
を付設しており、その内向きフランジの下面からは、第
一周壁２内面との間に間隙をおいて、下端内面に係合突
条５を有する弾性係合板６を複数垂設している。
てもので、図示例では第一周壁上端に内向きフランジ４
を付設しており、その内向きフランジの下面からは、第
一周壁２内面との間に間隙をおいて、下端内面に係合突
条５を有する弾性係合板６を複数垂設している。
上記主筒の第一周壁２上端面へは透明フィルム７を張設
し、かつそのフィルム周縁部を第一周壁２の外面へ剥離
可能に接着している。該フィルムを透明とすることで後
述化粧品の色彩を透視可能とする。
し、かつそのフィルム周縁部を第一周壁２の外面へ剥離
可能に接着している。該フィルムを透明とすることで後
述化粧品の色彩を透視可能とする。
上記第一周壁上端面上へ張設したフィルム上へはパフ８
を載置している。該パフは第一周壁２外径よりも小径と
しておく。
を載置している。該パフは第一周壁２外径よりも小径と
しておく。
上記パフをフィルム７とキャップの頂壁９との間に位置
させて該頂壁から垂下する第二周壁10を第一周壁２外面
へ着脱自在に嵌合させる。第二周壁10内面には軟材質合
成樹脂製の薄短管11を嵌合させており、該短管により気
密にキャップ12を嵌合可能としている。
させて該頂壁から垂下する第二周壁10を第一周壁２外面
へ着脱自在に嵌合させる。第二周壁10内面には軟材質合
成樹脂製の薄短管11を嵌合させており、該短管により気
密にキャップ12を嵌合可能としている。
既述主筒１の下端部内へは底蓋13を嵌着させる。該底蓋
は第一周壁２の内径とほゞ同径の外径を有する底蓋14の
外周部から短周壁15を起立する。該短周壁の上端部外面
には上方小径のテーパを付形するとよく、その短周壁の
下端外面には既述係合突条５を嵌合させる凹溝16を周設
している。底壁14の側方一部にはドラム突出し用の透孔
17が穿設されている。
は第一周壁２の内径とほゞ同径の外径を有する底蓋14の
外周部から短周壁15を起立する。該短周壁の上端部外面
には上方小径のテーパを付形するとよく、その短周壁の
下端外面には既述係合突条５を嵌合させる凹溝16を周設
している。底壁14の側方一部にはドラム突出し用の透孔
17が穿設されている。
上記底蓋13内へは、化粧品18を充填したドラム19を嵌着
させる。該ドラムは通常金属で製作されるものである。
させる。該ドラムは通常金属で製作されるものである。
尚既述主筒１とキャップ12と底蓋13とは合成樹脂材で成
形する。透明フィルム７も合成樹脂製とすることが望ま
しい。
形する。透明フィルム７も合成樹脂製とすることが望ま
しい。
「考案の効果」 本案は既述構成とするもので、主筒１の第一周壁２上面
を透明フィルム７で閉塞させ、フィルム上へパフ８を載
置すると共に該パフをキャップ12内へ入れてキャップの
第二周壁10を主筒の第一周壁２外面へ着脱自在に嵌合さ
せたから、その第一周壁内へ、化粧品を充填したドラム
入り底壁13を嵌合させるだけで容易にコンパクト容器と
することが出来、又ドラム内の化粧品とパフ８との間に
はフィルム７が張設されているため、コンパクト容器輸
送時にパフ８に化粧品が付着して汚損されるおそれが全
くなく、更にコンパクト容器組立て工程時においても、
上記のように透明フィルム付き主筒とパフとキャップと
を予め組付けておき、その後に化粧品を充填したドラム
19を底蓋13内へ嵌め、該ドラム付き底蓋13を主筒１の第
一周壁２内へ嵌着させることでパフ８に化粧品が付着す
ることを未然に防止することが出来る。更に又そのよう
に化粧品メーカーは、ドラム19内へ化粧品を充填した後
そのドラムを底蓋13内へ嵌着させ、該ドラム付き底蓋を
主筒１の第一周壁２内へ嵌着させることが必要である
が、既述のように透明フィルム付き主筒とパフとキャッ
プとの組付けは必ずしも自社で行う必要がなく、よって
主筒等のメーカーにその組付けをまかせることで省力化
でき、又主筒等のメーカーにとっても主筒、キャップ、
底蓋等の嵌合はテスト時に必ず行うこととなるため、そ
の負担が大となることはなく、かえってフィルム付きの
主筒とパフとキャップとは一体的に組付けた状態で化粧
品メーカーに送付できるため、それ等を個別に送付する
場合に比べて労力を軽減することが出来る。
を透明フィルム７で閉塞させ、フィルム上へパフ８を載
置すると共に該パフをキャップ12内へ入れてキャップの
第二周壁10を主筒の第一周壁２外面へ着脱自在に嵌合さ
せたから、その第一周壁内へ、化粧品を充填したドラム
入り底壁13を嵌合させるだけで容易にコンパクト容器と
することが出来、又ドラム内の化粧品とパフ８との間に
はフィルム７が張設されているため、コンパクト容器輸
送時にパフ８に化粧品が付着して汚損されるおそれが全
くなく、更にコンパクト容器組立て工程時においても、
上記のように透明フィルム付き主筒とパフとキャップと
を予め組付けておき、その後に化粧品を充填したドラム
19を底蓋13内へ嵌め、該ドラム付き底蓋13を主筒１の第
一周壁２内へ嵌着させることでパフ８に化粧品が付着す
ることを未然に防止することが出来る。更に又そのよう
に化粧品メーカーは、ドラム19内へ化粧品を充填した後
そのドラムを底蓋13内へ嵌着させ、該ドラム付き底蓋を
主筒１の第一周壁２内へ嵌着させることが必要である
が、既述のように透明フィルム付き主筒とパフとキャッ
プとの組付けは必ずしも自社で行う必要がなく、よって
主筒等のメーカーにその組付けをまかせることで省力化
でき、又主筒等のメーカーにとっても主筒、キャップ、
底蓋等の嵌合はテスト時に必ず行うこととなるため、そ
の負担が大となることはなく、かえってフィルム付きの
主筒とパフとキャップとは一体的に組付けた状態で化粧
品メーカーに送付できるため、それ等を個別に送付する
場合に比べて労力を軽減することが出来る。
第１図は本案容器を二つに分解した半断面図、第２図は
その分解斜視図、第３図はその容器を多数箇に分解して
示す斜視図、第４図はその容器の半断面図である。 １……主筒、７……透明フィルム ８……パフ、12……キャップ 13……底蓋、19……ドラム
その分解斜視図、第３図はその容器を多数箇に分解して
示す斜視図、第４図はその容器の半断面図である。 １……主筒、７……透明フィルム ８……パフ、12……キャップ 13……底蓋、19……ドラム
Claims (1)
- 【請求項１】第一周壁２下端に外向きフランジ３を付設
した主筒１と、上記第一周壁上端面へ張設してその開口
面を閉塞させたフィルムの周縁部を第一周壁２の外面へ
剥離可能に接着させた透明フィルム７と、該フィルム上
へ載置した化粧用のパフ８と、該パフを上記透明フィル
ム７と頂壁９との間に位置させて該頂壁から垂下する第
二周壁10を第一周壁２外面へ着脱自在に嵌合させたキャ
ップ12と、上記第一周壁２の下端部内へ嵌着させた底壁
14の外周部から主筒１内へ短周壁15を起立する底蓋13
と、該底蓋内へ嵌着させた化粧品18充填のドラム19とか
らなることを特徴とするコンパクト容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9478088U JPH064824Y2 (ja) | 1988-07-18 | 1988-07-18 | コンパクト容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9478088U JPH064824Y2 (ja) | 1988-07-18 | 1988-07-18 | コンパクト容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0215015U JPH0215015U (ja) | 1990-01-30 |
| JPH064824Y2 true JPH064824Y2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=31319354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9478088U Expired - Lifetime JPH064824Y2 (ja) | 1988-07-18 | 1988-07-18 | コンパクト容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH064824Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20150146072A (ko) * | 2014-06-20 | 2015-12-31 | 강성일 | 하단마개를 구비한 화장품 용기 및 이의 화장품 충전방법 |
| KR20160073358A (ko) * | 2016-06-01 | 2016-06-24 | 강성일 | 하단마개를 구비한 화장품 용기 |
-
1988
- 1988-07-18 JP JP9478088U patent/JPH064824Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20150146072A (ko) * | 2014-06-20 | 2015-12-31 | 강성일 | 하단마개를 구비한 화장품 용기 및 이의 화장품 충전방법 |
| KR20160073358A (ko) * | 2016-06-01 | 2016-06-24 | 강성일 | 하단마개를 구비한 화장품 용기 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0215015U (ja) | 1990-01-30 |
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