JPH0535804Y2 - - Google Patents

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JPH0535804Y2
JPH0535804Y2 JP11304887U JP11304887U JPH0535804Y2 JP H0535804 Y2 JPH0535804 Y2 JP H0535804Y2 JP 11304887 U JP11304887 U JP 11304887U JP 11304887 U JP11304887 U JP 11304887U JP H0535804 Y2 JPH0535804 Y2 JP H0535804Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、カートリツジ式棒状化粧品繰出し容
器に関する。
「従来の技術」 装飾が施された高価な外筒(化粧筒)などを非
交換部材とし、消耗品である棒状化粧品を支持す
る内筒(昇降筒)などを交換部材とする所謂カー
トリツジ式棒状化粧品繰出し容器として、例えば
第5図に示すようなものがある(本出願人の出願
による実願昭61−158887号(実公平5−6898号)
等参照)。
これは、非交換部材Aと該非交換部材A内に収
装された交換部材Bとからなり、上記非交換部材
Aは、少なくとも上端面開口の化粧筒1と、該化
粧筒1の上部外面に周壁2下部を嵌合させたキヤ
ツプ3とで形成させ、また上記交換部材Bは、上
記化粧筒1内に第1筒壁4の下半部を(相対回動
が自在に)嵌合させると共に、第1筒壁4の上半
部を上記化粧筒1より上方へ突出させた案内筒5
と、上記第1筒壁4の下半部内へ上下動自在に嵌
合させた第2筒壁6の上部内に棒状化粧品7の下
部を嵌着させた昇降筒8と、上記第2筒壁6の下
半部内面に螺合させた軸部9の下端部から下端面
開口の係合筒部10を垂設し、該係合筒部10を
上記案内筒5の下半部へ回動可能にまた上記化粧
筒1の下端部へ回動不能にそれぞれ連係させた中
軸11とで形成させている。
さらに詳細に説明すると、上記化粧筒1は、装
飾が施された有底の金属筒12と、該金属筒12
内に嵌着された有底の合成樹脂製補助筒13と、
上記金属筒12の上端に連設された金属製の中具
14とに分割形成されている。上記補助筒13
は、その下部内面に係合突条15が周設されると
共に、底壁中央部から起立した軸部16外面にス
プライン溝17が穿設されている。
上記キヤツプ3は、その上部内に棒状化粧品7
の乾燥を防止するための筒状でかつ合成樹脂製の
密封部材18が嵌着されている。
上記案内筒5は、その第1筒壁4が合成樹脂製
の下部筒壁19と該下部筒壁19の上端に連設さ
れた金属製の上部筒壁20とに分割形成されると
共に、上記下部筒壁19の内面が、同じく合成樹
脂材製昇降筒8の第2筒壁6外面にスプライン係
合21している。また、上記下部筒壁19の下部
内面には係合溝22が周設されている。
上記中軸11は、合成樹脂材で成形され、その
係合筒部10の上部外面に周設した係合突条23
が上記案内筒5の係合溝22に緩嵌し、かつ下部
外面に周設した係合溝24内に上記化粧筒1(補
助筒13)の係合突条15が緩嵌している。ま
た、係合筒部10の内面にはスプライン溝25が
穿設され、該スプライン溝25が上記化粧筒1
(補助筒13)のスプライン溝17に係合してい
る。
従つて、キヤツプ3取外し後に、案内筒5に対
して化粧筒1を所定方向に回動させると、化粧筒
1と一体回動する中軸11の回動により、該中軸
11に螺合すると共に上記案内筒5によつて回動
が阻止された昇降筒8が螺上昇して棒状化粧品7
が繰り出される。
一方、棒状化粧品7を消耗して交換部材Bを交
換する時は、化粧筒1に対して案内筒5を上方へ
引つ張れば、該案内筒5へ上下方向に係合する中
軸11も引き上げられ、これによつて係合突条1
5と係合溝24との係合が解かれて、案内筒5等
からなる交換部材Bが化粧筒1等からなる非交換
部材A内から引き抜かれる。
「考案が解決しようとする問題点」 上記従来のカートリツジ式棒状化粧品繰出し容
器にあつては、交換部材B側の係合溝24を非交
換部材A側の係合突条15に上方への強制乗越え
が可能に係合させていたため、キヤツプ3内にお
ける密封部材18の案内筒5における上部筒壁2
0に対するシール性(圧入度合)を高めて棒状化
粧品7の乾燥防止をより強化した場合には、化粧
のためのキヤツプ取外し時に、交換部材Bがその
都度キヤツプ3に引つ張られて非交換部材A(化
粧筒1)内から引き抜かれるという問題点があつ
た。特に組付け誤差により上記係合突条15の係
合溝24に対する嵌合バラツキが生じた場合には
上記問題点が顕著であつた。
そこで本考案は、締付リングを効果的に用いる
ことにより、キヤツプの案内筒に対するシール性
を高められるようにしたカートリツジ式棒状化粧
品繰出し容器を提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 上記目的を達成するため、本考案に係るカート
リツジ式棒状化粧品繰出し容器は、非交換部材A
と該非交換部材内に収装された交換部材Bとから
なり、上記非交換部材Aは、少なくとも上端面開
口の化粧筒1と、該化粧筒の上部外面に周壁2下
部を嵌合させたキヤツプ3とで形成させ、また上
記交換部材Bは、上記化粧筒内に第1筒壁4の下
半部を相対回動が自在に嵌合させると共に、第1
筒壁の上半部を上記化粧筒より上方へ突出させた
案内筒5と、上記第1筒壁の下半部内へ上下動自
在に嵌合させた第2筒壁6の上部内に棒状化粧品
7の下部を嵌合させた昇降筒8と、上記第2筒壁
の下半部内面に螺合させた軸部9の下端部から係
合筒部10を垂設し、該係合筒部を上記案内筒の
下端部へ回動可能にまた上記化粧筒の下端部へ回
動不能にそれぞれ連係させた中軸11とで形成さ
せた、カートリツジ式棒状化粧品繰出し容器にお
いて、上記化粧筒を、キヤツプ嵌合用の外筒1a
と該外筒内に嵌着させた中軸連係用の内筒1bと
で形成すると共に、上記内筒下端部へ周方向とび
とびに穿設した切欠き溝26…の上端縁から弾性
片28を垂設し、該弾性片内面に付設した第1係
合部15に上記中軸の係合筒部10外面に付設し
た第2係合部24を係合させ、かつ上記弾性片を
含む内筒下端部外面へ弾性を有する締付リング2
9を嵌着させたことを特徴とする。
「作用」 例えば第1図の状態では、締付リング29によ
り各弾性片28が内方へ付勢されて、弾性片内面
の第1係合部としての係合突条15が係合筒部1
0外面の第2係合部としての係合溝24内にかつ
ちりと嵌合されている。これにより、キヤツプ3
と案内筒5とのシール性をある程度高めても、化
粧のためのキヤツプ取外し時に、交換部材Bがキ
ヤツプ3に引つ張られて非交換部材A(化粧筒1)
内から引き抜かれることがない。
一方交換時には、上記締付リング29の弾性力
に抗して案内筒5を化粧筒1に対して上方へ強制
的に引つ張れば、各弾性片が外方に弾性変形して
上記係合突条15が係合溝24から離脱する。こ
れにより、交換部材Bが非交換部材Aに対してフ
リーとなり、案内筒5をさらに上方へ引つ張れば
交換部材Bが化粧筒1内から容易に引き抜かれ
る。
「実施例」 以下添付図面に基づいて、本考案の一実施例を
説明する。
第1図及び第2図において、1は非交換部材A
の化粧筒、5は交換部材Bの案内筒、8及び11
は同じく交換部材Bの昇降筒及び中軸で、第5図
と同様である。
上記化粧筒1を構成する金属筒12及び中軸1
4(第5図参照)はキヤツプ嵌合用の外筒1aと
して上下方向に連接され、また補助筒13は中軸
連係用の内筒1bとして上記外筒1a内に嵌着さ
れている。
そして、上記補助筒13の下端部には、周方向
とびとびに窓孔(補助筒13の下端面が開口され
た場合には切欠き溝)26…が穿設されると共
に、これ等窓孔26の上端内縁から薄肉ヒンジ部
27を介して弾性片28がそれぞれ垂設され、こ
れ等弾性片28の内面に、上記中軸11の係合筒
部10外面に付設した第2係合部としての係合溝
24に係合する第1係合部としての係合突条15
が横設されている。また、上記弾性片28も含め
て補助筒13下端部が小外径部13aに形成さ
れ、この小外径部13a外面に弾性を有する締付
リング29が嵌着されている。図示例では、締付
リング29に鋼製のCリングが用いられている。
なお、図中30a,30bは締付リング嵌合用の
溝部である。
その他の構成は第5図と同様なので、第5図を
参照してここでは詳しい説明は省略する。
第3図及び第4図は本考案の別の実施例を示す
ものである。
これは、先の実施例における締付リング29に
ゴムリングを用いた例である。この場合は、先の
実施例のような締付リング嵌合用の溝部30a,
30bは不要である。
「考案の効果」 以上説明したように本考案によれば、弾性を有
する締付リングを効果的に用いて、化粧筒の第1
係合部と中軸の第2係合部との間における係合バ
ラツキを可及的になくすようにしたので、交換機
能を損なうことなくキヤツプの案内筒に対するシ
ール性を高めて棒状化粧品の乾燥防止をより強化
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部半断面
図、第2図は要部の分解斜視図、第3図及び第4
図は本考案の別の実施例を示す要部半断面図及び
分解斜視図、第5図は従来例の半断面図である。 A……非交換部材、B……交換部材、1……化
粧筒、3……キヤツプ、5……案内筒、8……昇
降筒、11……中軸、29……締付リング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 非交換部材Aと該非交換部材内に収装された交
    換部材Bとからなり、上記非交換部材Aは、少な
    くとも上端面開口の化粧筒1と、該化粧筒の上部
    外面に周壁2下部を嵌合させたキヤツプ3とで形
    成させ、また上記交換部材Bは、上記化粧筒内に
    第1筒壁4の下半部を相対回動が自在に嵌合させ
    ると共に、第1筒壁の上半部を上記化粧筒より上
    方へ突出させた案内筒5と、上記第1筒壁の下半
    部内へ上下動自在に嵌合させた第2筒壁6の上部
    内に棒状化粧品7の下部を嵌合させた昇降筒8
    と、上記第2筒壁の下半部内面に螺合させた軸部
    9の下端部から係合筒部10を垂設し、該係合筒
    部を上記案内筒の下端部へ回動可能にまた上記化
    粧筒の下端部へ回動不能にそれぞれ連係させた中
    軸11とで形成させた、カートリツジ式棒状化粧
    品繰出し容器において、上記化粧筒を、キヤツプ
    嵌合用の外筒1aと該外筒内に嵌着させた中軸連
    係用の内筒1bとで形成すると共に、上記内筒下
    端部へ周方向とびとびに穿設した切欠き溝26…
    の上端縁から弾性片28を垂設し、該弾性片内面
    に付設した第1係合部15に上記中軸の係合筒部
    10外面に付設した第2係合部24を係合させ、
    かつ上記弾性片を含む内筒下端部外面へ弾性を有
    する締付リング29を嵌着させたことを特徴とす
    るカートリツジ式棒状化粧品繰出し容器。
JP11304887U 1987-07-23 1987-07-23 Expired - Lifetime JPH0535804Y2 (ja)

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JPS6417619U JPS6417619U (ja) 1989-01-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2517076Y2 (ja) * 1990-04-06 1996-11-13 株式会社吉野工業所 カートリッジ式棒状化粧品繰出し容器
JP2515957Y2 (ja) * 1990-04-09 1996-11-06 株式会社吉野工業所 カートリッジ式棒状化粧品繰出し容器

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JPS6417619U (ja) 1989-01-27

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