JPS64494B2 - - Google Patents

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JPS64494B2
JPS64494B2 JP55143884A JP14388480A JPS64494B2 JP S64494 B2 JPS64494 B2 JP S64494B2 JP 55143884 A JP55143884 A JP 55143884A JP 14388480 A JP14388480 A JP 14388480A JP S64494 B2 JPS64494 B2 JP S64494B2
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JP
Japan
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signal
weft
loom
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timing
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JP55143884A
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JPS5771456A (en
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Tsutomu Sainen
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Tsudakoma Corp
Original Assignee
Tsudakoma Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tsudakoma Industrial Co Ltd filed Critical Tsudakoma Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
この発明は織機の緯入状態検知方法と装置に関
するものである。 流体噴射式織機にあつてはフイーラなどから成
る緯糸検知装置を用いて緯入れの成否を判定して
いる。フイーラとしては一対の電極から構成され
ているもの(水噴射式無杼織機に多く用いられ
る)や投光器と受光器とから構成されているもの
(空気噴射式無杼織機に多く用いられる)などが
知られているが、いずれにしてもこれらのフイー
ラを筬上で織機の緯糸噴射ノズルとは反対側であ
つて、正常に緯入れされた緯糸が到達する位置に
設けておく。そして、緯入れが正常に行なわれた
場合にはフイーラ(緯糸検知装置)によりこの緯
糸を検知して緯糸有り信号を出力させている。そ
して緯入れ完了後の所定のタイミングに緯糸有り
信号の存在の有無を探知して、緯糸有り信号が出
力されていない場合には織機を停台させている。 ところで、実際の織機にあつては、緯入れが正
常に行なわれフイーラに緯糸が到達しているにも
拘らず停台してしまう所謂「空止り」、あるいは
緯入が正常に行なわれず、緯糸がフイーラに到達
していないのに織機が停台しない所謂「空織り」
といつたトラブルがおこる。これらのトラブルは
織機及び緯糸検知装置の調整又は設定不良等に原
因があるが、それを大別すると (1) フイーラの感度設定が不適正である。 (2) 緯糸の検知タイミング(緯糸有り信号の存在
の有無の探知タイミング)が不適正である。 (3) 緯糸の飛走状態が不安定である。 等の3つの原因があげられる。 (1) フイーラの感度設定が不適正である場合 フイーラの感度を上げるために、しきい値を
あまり低く設定しすぎると、緯入れが正常に行
なわれずに緯糸がフイーラに到達しないにも拘
らず、フイーラが浮遊物を感知して出力する信
号によつて緯糸有り信号が出力されてしまうた
め、織機の停台が行なわれず空織りの原因とな
る。 この浮遊物は水噴射式織機の場合は噴射水、
空気噴射式織機の場合は風綿などがそれであ
る。 (2) 緯糸の検知タイミングが不適正である場合 緯糸有り信号の存在の有無を検知するタイミ
ングは、緯糸のフイーラ到達タイミングより遅
らせてあるのが普通である。例えば緯糸のフイ
ーラ到達タイミングが240゜である場合、緯糸有
り信号の探知タイミングを290゜に設定する。こ
のとき緯糸噴射ノズルの噴射圧力が弱い、ある
いは緯糸のタイミングが遅いというように緯入
条件が変化した(あるいは変化させた)場合、
緯入れ自体は正常に行なわれたにも拘らず、緯
入時の緯糸の飛走抵抗の増大、あるいは緯糸の
失速などにより緯糸のフイーラ到達タイミング
が240゜より遅いタイミング例えば295゜になつた
とする。 このように緯糸がフイーラに到達するタイミ
ング、即ち緯糸有り信号の発生タイミングが
295゜だと、緯糸有り信号の探知タイミングは
290゜であるため緯入れが正常にも拘らず緯糸有
り信号は探知されず緯糸有り信号探知回路は緯
入れ失敗と判断するので織機は停台してしまう
所謂空止りを起す。 (3) 緯糸の飛走状態が不安定である場合 更に、緯糸を撚りの多いものに変えたり、噴
射ノズルの噴射方向が変わつたりすると緯入れ
時に緯糸が飛走経路上の、例えば筬に接触する
可能性がでてくる。また噴射ノズルの噴射圧
力、噴射タイミングが不調(即ち不規則に変化
する)になる場合があるが、このような場合に
は緯糸の飛走速度が早くなつたり遅くなつた
り、あるいは緯糸が失速したりするため、緯糸
のフイーラ到達タイミングが大きくばらつく。
正常であつても多少はばらつくがこのばらつき
が小さいうちは問題はない。しかし、ばらつき
が大きくなると前記空織り、または空止りの現
象へと進展してゆく。この現象は噴射ノズルの
方向が適正でなかつたり、あるいは噴射圧、噴
射タイミング等が変化した(あるいは変化させ
た)場合があるが、この場合に緯糸の飛走速度
が早くなつたり、遅くなつたりして緯糸のフイ
ーラへの到達タイミングが大きくばらつくので
ある。 従来よりこのような原因を究明する場合には緯
糸到達タイミングをシンクロスコープ、ストロボ
スコープ等の測定器を用いて検知しているが、こ
の種の測定器は非常に高価であるばかりでなく、
その取扱いには高度な習熟を要するため、実際に
は作業者の勘にたよらざるを得ない。このため、
正確さを欠き、迅速な処理(原因の除去)が期待
できなかつた。 このような欠点に対しては特開昭54−142368号
及び特開昭54−147262号に開示されているように
矩形波状の緯糸検知信号(緯糸有り信号)と所定
の周期をもつて与えられるクロツクパルス信号と
のアンド条件をとり、その結果得られた出力信号
が含む複数の時系列パルス(クロツクパルス)を
カウンタによつて計数し、所定のタイミングにお
いてラツチ回路を起動してそのタイミング(所定
のタイミング)における計数結果を記憶させこれ
を表示することにより緯糸有り信号の発生タイミ
ングを検知し、これによりフイーラの感度設定の
良否などを判断することによりトラブル発生時の
原因究明に用いたり、あるいはトラブルの発生
(の可能性)を未然に知ることのできる方法が提
案されている。 しかし、織機のタイミング調整及び制御などは
すべてクランク角で行なわれているにも拘らず、
上記方法では緯糸到達タイミング(緯糸有り信号
発生タイミング)と所定のタイミング間に出力さ
れるクロツクパルス数を表示しており、緯糸のフ
イーラ到達タイミング(緯糸有り信号発生タイミ
ング)は時間(前記「所定のタイミング」からの
ずれ時間;計数されたパルス数×パルスの周期)
でしかわからない。このため緯糸有り信号の探知
タイミングなどの調整がしにくい(織機の回転速
度を考慮して探知タイミングなどを調整する必要
がある)。 更に、前記クロツクパルスの発生周期は通常固
定されており、また織機の回転速度を変化させた
場合には緯入れ時の緯糸到達タイミング、前記所
定のタイミングが同じ場合でも有効期間(所定の
タイミング〜緯糸有り信号発生タイミング間)の
時間長が変化してしまう。このため有効期間中の
クロツクパルス数、即ちカウンタに計数されるク
ロツクパルス数が変化してしまい、緯糸のフイー
ラ到達タイミング(緯糸有り信号の発生タイミン
グ)などは変化していないにも拘らず表示値(有
効期間中のクロツクパルス数)が変化してしまう
という欠点があつた。 この発明の目的は従来の緯入状態検知方法ある
いは装置のもつ上記諸欠点を解決することにあ
り、特に緯入状態(の異常)あるいは異常の原因
を表示装置を使つて可視的に表示することにより
直ちに正確に検知、あるいは判別することのでき
る緯入状態検知方法と装置を提供することを目的
とする。 即ち、この発明は、織機のクランク軸にシヤフ
トエンコーダなどのクランク角検知器を取りつけ
て織機のクランク軸回転角度を常時検知してお
き、緯入れ毎に緯糸有り信号の発生時のクランク
角検知器の出力信号(角度表示信号)をラツチ回
路などを用いて記憶させ、更にこの時記憶された
信号(即ち角度表示信号)を緯入状態を検知すべ
くデジタル表示することを要旨とする。 表示の方法としては、ラツチ回路などに記憶さ
れた上記クランク角表示信号を表示器を用いてク
ランク軸の実角度に変換してデジタル表示した
り、状態別表示回路に入力させ許容範囲と比較し
た後許容範囲より遅れるもの、早いものあるいは
許容範囲値以外のもの(遅れるものと早いものと
の合計)に分け、かつそれらの発生回数を別々に
計数しておき、所定の織機回転数の間に設定回数
以上の発生回数(計数値)があつたものについて
はその状態をランプ等を含む明暗表示回路を用い
て明暗表示することなどが考えられる。 尚、許容範囲とは緯入状態が正常な場合におけ
る緯糸のフイーラ到達タイミングのばらつき量に
よつて適当に設定するもので、例えば緯入正常時
のフイーラ到達タイミングが240゜、許容範囲はそ
の前後10゜をとつて230゜〜250゜とする。そして織機
の製織が正常に行なわれるためには緯糸有り信号
の発生タイミングは必ず許容範囲内でなければな
らない。そしてこの許容範囲から外れた場合は、
表示装置(表示器、状態別表示回路)によつてそ
の状態が明確に判別できるので、そのトラブル発
生原因をなくすべく適正なる処置をすれば良い。 以下添付の図面を用いてこの発明について詳述
する。 第1図においてシヤフトエンコーダは織機のク
ランク軸に取りつけられており、織機の回転角度
(クランク角)を検知して出力信号S1(クラン
ク角表示信号)を出力している。この出力信号S
1はシヤフトエンコーダがアブソリユートシヤフ
トエンコーダであればクランク角をBCD符号化
したものである(例えばクランク角が240゜でアブ
ソリユートシヤフトエンコーダの出力ビツト数が
10ビツトであればS1は10 0100 0000)。 シヤフトエンコーダ1の出力信号S1はラツチ
回路2の入力端子Aに入力されている。ラツチ回
路2は入力端子Bにパルス信号FS4が入力する
時に入力端子Aに入力される信号S1をラツチ
(一次的に記憶)し、ラツチした信号を出力端子
Cから出力する機能を有する。出力端子Cからの
出力信号S2は表示器4に入力される。表示器4
は入力された信号(BCD符号化されたクランク
角表示信号)を10進法に変換するデコーダ4aと
表示板4bとから構成されている。よつて表示器
4に入力された信号S2は表示板4bに実際のク
ランク角度でデジタル表示される。 フイーラ5は(空気噴射式織機であれば)投光
器と受光器(図示せず)とを有しており、緯入れ
が正常になされ、緯糸がフイーラ5に到達した場
合にはこれを投光器から受光器に入射する光量の
変化として検知して信号FS1を発生する。 フイーラ5の発生する信号FS1は増幅器6に
より一定レベルに増幅されて緯糸有り信号FS2
となつて出力される。緯糸有り信号FS2は、整
形回路7及び緯糸有り信号探知回路(図示せず)
に出力される。緯糸有り信号探知回路は緯入れの
成否、即ち緯糸有り信号の(発生の有無の)探知
を所定のタイミング(通常は290゜)で行なつてお
り、このタイミングに緯糸有り信号が存在しない
場合には緯入れ失敗として織機を停台すべく指令
する。 整形回路7はワンシヨツトマルチバイブレータ
などから構成されており、入力される信号FS2
の幅をその時定数(長くしてある)に応じて変化
(広く)させている。整形回路7を設けた理由は
以下の通りである。即ち緯入れ完了直後あるいは
緯糸に撚数の多い糸を用いた場合には、フイーラ
5の発生する信号FS1は第2図Aに示すごとく
上下に大きなばらつきがある。増幅器6は入力さ
れた信号FS1が設定されたしきい値よりも大で
ある場合に一定レベルの信号FS2を出力するも
のである。従つて信号FS1が第2図Aのように
大きくばらつき、また増幅器6のしきい値が第2
図Aの場合には増幅器6の出力信号FS2は第2
図Bに示すようにいくつかのパルスに分かれてし
まう。 緯糸有り信号FS2が第2図Bのようであると
後述するようにパルス発生回路3は1回の緯入れ
に対して複数個のパルス信号FS4を発生してし
まう。このパルス信号はラツチ回路の入力端子B
に入力されるため、ラツチ回路2は緯入れ1回に
対して数回のエンコーダの信号S1の取りこみを
行なうという誤動作をひきおこしてしまい、緯糸
有り信号FS2の発生タイミング(緯入れ状態が
正常の場合には緯糸のフイーラ到達タイミング)
を正確に表示することが困難となつてしまう。 このため増幅器の出力信号、即ち緯糸有り信号
FS2を整形回路7により1つのパルス(第2図
C)にした後パルス発生回路3に入力させてお
り、1回の緯入れに対して1つのパルス信号FS
3のみがパルス発生回路に入力されるようにして
いる。 整形回路7からの信号FS3はパルス発生回路
3に入力される。パルス発生回路3は時定数の短
いワンシヨツトマルチバイブレータなどから構成
されており、入力信号FS3を幅の狭いパルス信
号FS4(第2図D)に変換してラツチ回路2の
入力端子Bに出力する。 次に以上の構成を有するこの発明の実施例の動
作を説明する。尚、以下の説明にあつては緯入れ
状態が正常の場合の緯糸のフイーラ5への到達タ
イミングは240゜、また緯糸有り信号の探知タイミ
ングは290゜とする。 緯入れ状態が正常の場合には織機のクランク角
が240゜の時に緯糸はフイーラ5に到達し、この時
フイーラ5は信号FS1を発生する。信号FS1は
増幅器6に入力され、増幅器6は緯糸有り信号
FS2を出力する。緯糸有り信号FS2は整形回路
に入力されて整形回路7から信号FS3となつて
パルス発生回路3に入力し、パルス発生回路3か
らラツチ回路2の入力端子Bにパルス信号FS4
が入力される。 ラツチ回路2は入力端子Bにパルス信号FS4
が入力された時、入力端子Aに入力されているシ
ヤフトエンコーダ1からの240゜を示すクランク角
表示信号(信号S1240とする)を記憶すると同
時にこの信号S1240を表示器4に出力する。ラ
ツチ回路3の入力端子Aにはクランク軸の回転に
伴つてシヤフトエンコーダ1からの信号S1が
次々に入力されている。またパルス信号FS4と
フイーラ5の発生する信号FS1は同時に発生す
るとしてよいので、表示器4に入力された信号S
240は緯糸のフイーラ到達時のクランク角
(240゜)を表示する信号である。 表示器4に入力された信号S1240はデコーダ
4aによつて10進法に変換された後表示板にデジ
タル表示(240゜)される。このようにして緯糸の
フイーラ到達タイミングを表示器4の表示板4b
に表示することができる。しかも表示板4bに示
されるのは実際のクランク角(240゜)なので作業
者は毎回の緯入れ時の緯糸のフイーラ到達タイミ
ングを表示板4bから直ちに知ることができる。
尚、ラツチ回路3のリセツト、即ちラツチされた
信号S1240のクリアは次回の緯糸有り信号発生
が行なわれるまでの間の適宜な時になされる。 以上は緯入状態が正常の場合であり、この場合
には表示板4bの表示は常に240(゜)付近を示し
ている(緯入れ状態が正常の場合でも実際には緯
糸のフイーラ到達タイミングは多少ばらつく)。 次に何らかの原因によつて緯入状態に異常(変
化)が生じた場合について説明する。緯入状態異
常(変化)の原因としては前記の様に3つのもの
が考えられるので以下それぞれについて別々に説
明する。 (1) フイーラの感度設定が不良の場合 フイーラ5の感度が高すぎる(即ち増幅器の
しきい値が低すぎる;具体的にはしきい値がフ
イーラ5が糸くずなどの浮遊物を検知して出力
する信号値よりも低い)場合には、緯糸がフイ
ーラ5に到達しないにも拘らず、フイーラ5が
浮遊物を検知して出力する信号FS1によつて
増幅器6は緯糸有り信号FS2を出力する。糸
くずなどの浮遊物は特に緯入れ時、噴射ノズル
から発せられるジエツト流に乗つてフイーラ5
に達するため、フイーラ5の浮遊物検知により
発生する緯糸有り信号の発生タイミングはジエ
ツト流は緯糸より早くフイーラ5に到達するこ
とから緯入れ状態が正常の場合のタイミング
(240゜)よりも早くなる。 従つて、パルス発生回路3の発生するパルス
信号も240゜より早いタイミングでラツチ回路2
の入力端子Bに入力されるため、この時ラツチ
回路2に記憶される信号S1は240゜より早いク
ランク角(例えば230゜)を表示する信号(クラ
ンク角表示信号)となる。よつてこの時表示器
4の表示板4bに表示されるクランク角は、
240゜よりも早い角度(230゜)になる。 (2) 緯糸検知タイミングが不適正な場合 織物の糸種が変わつて経糸に毛羽の発生の多
い糸を用いたり、緯糸を太いものに変えたり、
あるいは緯入れ用緯糸噴射ノズルの緯糸噴射圧
力などを変えたりすると緯入れ時の緯糸のフイ
ーラ到達タイミングは240゜より遅れる(例えば
280゜になつたとする)。フイーラ5の感度設定
が正しくなされているとすると、この場合には
緯糸有り信号FS2、パルス信号FS4の発生タ
イミング(緯糸のフイーラ到達タイミング)は
280゜になる。従つてラツチ回路2に記憶される
信号S1も280゜を表わすものであるため、表示
器4の表示板には280゜が表示される。 (3) 緯糸飛走状態が不安定な場合 緯糸が緯入れ時に筬などにぶつかつていた
り、緯糸噴射ノズルの流体噴射圧が変動したり
すると、緯糸のフイーラ到達タイミングが大き
くばらついてしまう。従つてパルス信号FS4
の発生タイミングも大きくばらついてしまい、
結局表示器4の表示板4bの表示値も緯入れの
たびに大きくばらつく。 以上のように緯入状態に異常が発生した場合に
は表示板4bの表示値は240゜とは異なつてくる。
従つて表示板4bの表示値が240゜とは異なる場合
には作業者は直ちに緯入状態に異常(変化)が発
生した事を知ることができる(緯入れ状態が正常
な場合でも表示板4bの表示値は多少ばらつく
が、このばらつきはわずかなので見分けがつく)。 また表示板4bの表示値の異常により作業者が
緯入れ状態異常(変化)と気づいた場合にも、表
示板4bの表示値により緯入状態異常の原因が何
であるか更に取るべき措置を(即ち上記(1)〜(3)の
のいずれであるか)直ちに判断することができ
る。例えば表示板4bの表示値が常に240゜より早
ければ、フイーラ5の感度設定が不適正、即ち増
幅器6のしきい値が低すぎてフイーラ5が糸くず
などの浮遊物を検知して出力する信号FS1によ
つて増幅器6から緯糸有り信号が出力してしまつ
ているので増幅器6のしきい値をもつと高くする
必要があることを知ることができる。 また表示板4bの表示値が常に240゜より遅けれ
ば(例えば285゜)、緯糸の到達タイミングが緯糸
有り信号の探知タイミング(290゜)に接近してお
り、緯糸のフイーラ到達タイミングのばらつきに
より緯糸有り信号の発生タイミングが290゜より遅
れてしまい緯入れが正常にも拘らず緯糸有り信号
を探知できなくなる可能性があるとして緯糸有り
信号の探知タイミングを290゜より遅らせる必要有
りと判断できる。 更に、表示板4bの表示値が緯入れのたびに大
きくばらついている場合には、緯入れ時の緯糸噴
射から緯糸のフイーラ到達までの間で、例えば緯
糸が筬にぶつかつていたり、噴射ノズルの圧力不
良などのトラブルが発生しているとして、これら
の調整必要ありと判断できる。 尚、以上の説明にあつては緯入状態異常の原因
が前記(1)〜(3)のいずれかであるとして説明した
が、(1)〜(3)の原因が重なり合つて緯入状態が不良
となつている場合もある。しかしこの場合でも表
示板4bの表示値、あるいは表示値の変化によ
り、何が原因であるかは容易に判断できることは
いうまでもない。 このように緯糸有り信号の発生タイミングを表
示板4bによつて織機のクランク角で直接知るこ
とができるので、緯入状態の異常発生、あるいは
取るべき処置を直ちに知ることができる。 以上においてはラツチ回路の出力を表示器に入
力させることにより緯糸有り信号の発生タイミン
グを表示板4bによつてクランク軸の回転角度で
直接デジタル表示する場合について述べたが、更
に進んでラツチ回路の出力を状態別表示回路に入
力させて状態別に明暗表示させてもよい。これは
作業者が1人で多くの織機を集団管理する場合あ
るいは付加価値の高い織物を製織する場合などに
特に有用である。 状態別表示回路8は第3図に示すように設定器
10,11及び比較器12,13を有して構成さ
れている。設定器10には最小許容値(230゜)
が、設定器11には最大許容値(250゜)がそれぞ
れ設定されている。設定器10,11からは設定
された値に応じて、例えばBCD符号化された信
号S3,S4がそれぞれ比較器12,13の入力
端子Aに出力されている。 比較器12,13の他方の入力端子Bにはそれ
ぞれラツチ回路2よりの信号S2が入力されてい
る。比較器12は入力端子A,Bに入力された信
号S3とS2を比較してS2<S3である場合に
信号を出力する。また比較器13は入力端子A,
Bに入力された信号S4とS2とを比較してS4
<S2である場合に信号を出力する。 比較器12,13の出力端子はそれぞれアンド
回路14,15の一方の入力端子に、またアンド
回路14,15の他方の入力端子にはカウントア
ツプパルスCPが入力されている。カウントアツ
プパルスCPは織機の1回転毎に最大許容範囲値
から次回緯糸有り信号発生までの間に1回発生す
るパルスである。アンド回路14,15はその2
つの入力端子に同時に信号が入力される場合に出
力端子より信号を出力する。 アンド回路14の出力端子は一方においてカウ
ンタ17の入力端子Uに、他方においてオア回路
16の一方の入力端子に接続されている。またア
ンド回路15の出力端子は一方においてカウンタ
18の入力端子Uに、他方においてオア回路16
の他方の入力端子に接続されている。オア回路1
6は2つの入力端子の少くとも一方に信号が入力
される場合に出力端子からカウンタ19の入力端
子Uに信号を出力する。またカウントアツプパル
スCPの出力はカウンタ20の入力端子Uに入力
されている。 カウンタ17〜19のクリア端子Cにはそれぞ
れカウンタ20の出力端子Qが接続されている。
カウンタ17〜19の出力端子Qはそれぞれフリ
ツプフロツプ21〜23のセツト端子Sに接続さ
れ、リセツト端子Rにはカウンタ20の出力端子
Qが接続されている。カウンタ17〜20はそれ
らの入力端子Uに入力された信号(パルス)を計
数してこの数が定められた数になつた時出力端子
Qから信号を出力する。またカウンタ17〜19
にあつてはクリア端子Cに信号が入力されるとそ
れまでの計数を解除して計数開始前の状態(即ち
計数値が0)にもどる。 フリツプフロツプ21〜23の出力端子Qはそ
れぞれインバータ24〜26を介して増幅器27
〜29に接続されている。 次に以上の構成を有する状態別表示回路8の動
作を説明する。 緯入状態が正常の場合には240゜のタイミングに
なると緯糸がフイーラ5に到達する。そして、こ
の時緯入有り信号FS2、パルス信号FS4が発生
するのでシヤフトエンコーダ1からの信号(240゜
を表わすクランク角表示信号)がラツチ回路に記
憶され、ラツチ回路2から信号S2として出力さ
れる。信号S2は比較器12,13の入力端子B
に入力されるが、この時の信号S2は240゜のタイ
ミングを示すクランク角表示信号であり、許容範
囲内にあるため比較器12,13からは出力信号
は発生しない。即ち、比較器12,13から信号
が出力しない限り織機の製織は正常になされる。 次に、緯入状態が異常となり、緯糸有り信号の
発生タイミングが許容範囲外となつた場合につい
て説明する。 (1) 緯糸有り信号の発生タイミングが最大許容値
よりも遅れる場合 この場合には比較器13からアンド回路15
に信号が出力される。このとき、例えば緯糸検
知タイミングでカウントアツプパルスCPが発
生されると、アンド回路15のアンド条件が成
立して、アンド回路15はパルスを出力する。
そして結果としてカウンタ18,19の入力端
子Uにパルス信号が入力され、カウンタ18,
19はこのパルス信号を計数する。 ここでカウンタ20の計数値が10になつた時
にカウンタ20は信号を出力する様に設定して
おき、更にカウンタ17〜19の計数値がそれ
ぞれ3になつた時カウンタ17〜19はおのお
の信号を出力するように設定しておく。 即ち織機の10回転毎にカウンタ20の出力は
0から1になる(カウンタ20はその計数値が
10になつた時出力が一定期間0から1になる)。
するとカウンタ20の出力はカウンタ18,1
9のクリア端子Cに入力されているのでカウン
タ18,19は織機の10回転毎にリセツトされ
る。 ここで織機の10回転中に緯糸有り信号の発生
タイミングが3回許容範囲より遅れた場合には
比較器13、アンド回路15からの出力も3回
0→1→0をくり返すので3つのパルス信号が
カウンタ18,19の入力端子に入力され、カ
ウンタ18,19の計数値は3となる。 するとカウンタ18,19は出力パルス信号
を発生しこのパルス信号はフリツプフロツプ2
2,23のセツト端子Sに入力される。この時
のフリツプフロツプ22,23の状態は第1表
のようになる。
【表】 よつてフリツプフロツプ22,23の出力は
0から1になり、出力端子Qからインバータ2
5,26を介して増幅器28,29への入力が
1から0になる。そしてランプL2,L3が点
灯される。 織機の回転が10回目になると、カウンタ20
からフリツプフロツプ22,23のリセツト端
子にパルス信号が入力される。この時フリツプ
フロツプ22,23の状態は第2表のようにな
る。
【表】 よつてフリツプフロツプ22,23の出力は
1から0になり、出力端子Qからインバータ2
5,26を介して増幅器28,29への入力が
0から1になる。するとランプL2,L3は点
灯しなくなる。 (2) 緯糸有り信号の発生タイミングが最小許容値
よりも早い場合 この場合には比較器12からアンド回路14
に信号が出力される。そして(1)の場合と同様に
カウンタ17,19によつて計数がなされて、
カウンタ17,19の計数値が所定回数(例え
ば3回)になつた場合にはランプL1,L2が
点灯、消灯される。 以上のように緯入状態が異常となり、緯糸有
り信号の発生タイミングが所定織機回転中に所
定回数許容範囲より遅れた場合にはこの状態を
ランプL1〜L3を用いて明暗表示して作業者
に知らせることができる。この場合ランプの代
わりに発光ダイオードなどを用いてもよいこと
はいうまでもない。またランプなどによる明暗
表示の際に例えば「遅い」、「早い」、「ばらつ
く」と表示のある文字板などを併用してもよ
い。 尚、緯入状態が完全に異常になり緯糸有り信
号の発生タイミングが完全に許容値外となつた
場合には緯入れ10回のうち緯糸有り信号の発生
が許容範囲外となる回数は10回となる(但し原
因(3)の場合はばらつきであるため必ずしも10回
にならない、このためにランプL3は許容値よ
り遅れるもの、早いものの合計が所定回数にな
つた場合点灯するようになつている)訳である
が、このような状態になつてから緯入異常をラ
ンプ表示するのではあまり意味がない。従つて
上記実施例では織機の第1の所定回転数中に第
2の所定回数が許容範囲外となつた場合にこの
状態をランプ表示するようにしている。即ち原
因(1)〜(3)よるトラブルの発生を第2の所定回数
の設定により早期に(完全にトラブルが発生す
る以前に)知ることができる。また第1の所定
回数、第2の所定回数を設けたのには(即ち織
機の所定回数中に所定回数異常が発生した時に
ランプ表示するようにした理由)もう1つの意
味がある。それは織機の回転は高速度であるた
め、トラブル発生直前(例えば3回転に1回異
常が発生している)において1回転毎にランプ
の点灯、消灯をしていたのではランプの点灯時
間が短く、作業者はトラブル発生が近いとは気
づきにくい(完全にトラブルが発生している場
合はランプは常時点灯するため作業者はトラブ
ル発生と知ることができる)。このため、この
実施例のように織機10回転中3回トラブルが発
生した時にランプが点灯するようにしておけば
例えば織機7回転目に3回目のトラブル信号が
発生した時点でランプが点灯し、ランプは残り
3回転中の間点灯しているので作業者は容易に
トラブル発生(完全にトラブル発生状態にな
る)が近いと、また点灯時間(明るさ)により
その程度を知ることができる。 フイーラの感度設定が正しくなされている場
合には、ランプL1〜L3の表示はそれぞれ緯
糸のフイーラ到達が早い(ノズルの噴射圧力、
タイミングが高い、早い)、遅れる、ばらつく
を示すものであることはいうまでもない。 しかし、上記理由によらず、状態別表示回路
を第4図に示すように設定器と比較器及びラン
プ表示回路のみによつて構成しても緯糸有り信
号の発生タイミングの異常(早すぎる、遅すぎ
る)をランプ表示してやることができる。即
ち、状態別表示回路9は設定器10,11、比
較器12,13、増幅器27,28、及びラン
プL1,L2から成る。設定器10,11によ
つて前述のように許容範囲を設定し、ラツチ回
路2よりの信号S2を比較器12,13によつ
て比較し、また比較器12,13の出力信号を
増幅器27,28を介してランプL1,L2に
入力することにより許容範囲より大きい場合、
小さい場合についてそれぞれ緯入れ毎にランプ
表示すればよい。 このように状態表示回路を用いれば緯糸有り
信号の発生タイミングの異常あるいは異常の発
生が近いことをランプなどの明暗により直ちに
知ることができる。更にフイーラの感度設定が
適正である場合には緯糸のフイーラ到達タイミ
ングが早いとか遅いとかあるいは大きくばらつ
いている(第4図の場合には早い、遅い)とい
う異常状態あるいは異常発生が近いことをがラ
ンプにより直ちに判断できる。 更に、以上の説明にあつては、表示板、状態
別表示回路を用いて緯入状態を表示する場合に
ついて示したが、表示方法としては他にラツチ
回路2の出力信号S2を適宜信号処理してテレ
ビブラウン管などに単数、あるいは複数の織機
の緯入状態を表示したり、あるいは出力信号S
2をコンピユータ処理して各織機の緯入状態を
分類してブラウン管、あるいは印字によつて表
示するようにしてもよい。 以上のようにこの発明によれば、緯糸有り信号
の発生タイミング(フイーラの感度が適正な場合
は緯糸のフイーラ到達タイミング)をデジタル表
示し、あるいはこの信号の発生タイミングが許容
範囲外の場合にはその状態を明暗表示することが
できるので以下のような効果がえられる。第1に
デジタル表示する場合についてはその表示値と設
定値(例えば240゜)とを比較することにより、ま
た明暗表示する場合はランプの点灯により緯入状
態の異常を直ちに知ることができる。第2にデジ
タル表示の場合においてはその表示値の設定値
(240゜)との差により、明暗表示の場合において
は明るさにより容易に緯入状態の異常、あるいは
異常の度合(程度)を知ることができるので完全
な完織り、空止り状態になる以前に織機各部の調
整を行ない織布の品質の低下または稼動率の低下
を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1,3,4図はこの発明の実施例を示した回
路図、第2図は緯入れ時に発生する各種の信号を
示した波形図である。 1……シヤフトエンコーダ、2……ラツチ回
路、3……パルス発生回路、4……表示器、5…
…フイーラ、6,27〜29……増幅器、7……
整形回路、8,9……状態別表示回路、10,1
1……設定器、12,13……比較器、14,1
5……アンド回路、16……オア回路、17〜2
0……カウンタ、21〜23……フリツプフロツ
プ、24〜26……インバータ、L1〜L3……
ランプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 織機のクランク軸回転角度をシヤフトエンコ
    ーダを用いて角度表示信号に変換しておき、 緯入れ毎に緯糸有り信号の発生時の前記角度表
    示信号を次回の緯糸有り信号発生時まで記憶保持
    しておき、 記憶保持した前記角度表示信号をデジタル表示
    する ことを特徴とする織機の緯入状態検知方法。 2 織機のクランク軸回転角度を検知して回転角
    度に従つて連続的に変化する第1の信号S1を出
    力するシヤフトエンコーダ1と、 フイーラ5の発生する第2の信号FS1が所定
    のしきい値を越えた場合に第3の信号FS4を発
    生するパルス発生器6,7,3と、 第1及び第2の入力端子を有し、第2の入力端
    子に前記第3の信号FS4が入力された時に第1
    の入力端子から入力されている前記第1の信号S
    1を次に第3の信号FS4が入力されるまで記憶
    し、かつ記憶内容を第4の信号S2として出力す
    るラツチ回路2と、 前記第4の信号を入力して緯入状態を検知する
    ための表示を行う表示装置4;8;9とを有して
    いる ことを特徴とする緯入状態検知装置。 3 前記表示装置が前記第4の信号をクランク軸
    の回転角度に変換し、かつこれをデジタル表示す
    る表示器4である ことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の緯
    入状態検知装置。 4 織機のクランク軸回転角度をシヤフトエンコ
    ーダを用いて角度表示信号に変換しておき、 緯入れ毎に緯糸有り信号の発生時の前記角度表
    示信号を記憶保持しておき、 記憶保持した前記角度表示信号が予め設定され
    た許容範囲から外れている状態を表示する ことを特徴とする織機の緯入状態検知方法。
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