JPS6221846A - 空気噴射式織機の緯入れ判定方法 - Google Patents
空気噴射式織機の緯入れ判定方法Info
- Publication number
- JPS6221846A JPS6221846A JP15942685A JP15942685A JPS6221846A JP S6221846 A JPS6221846 A JP S6221846A JP 15942685 A JP15942685 A JP 15942685A JP 15942685 A JP15942685 A JP 15942685A JP S6221846 A JPS6221846 A JP S6221846A
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- Japan
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- weft
- tip
- loom
- crank angle
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は空気噴射式織機における緯入れ判定方法に関し
、その目的は検知される緯糸先端の到達時のクランク角
度のバラツキを検出することにより製織効率と織物品位
の向上を図り得る方法を提案することにある。
、その目的は検知される緯糸先端の到達時のクランク角
度のバラツキを検出することにより製織効率と織物品位
の向上を図り得る方法を提案することにある。
（従来の技術）
空気噴射式織機は実用化の歴史が浅く、製織効率や織物
品位面で改良する点が少なくない。中でも緯入れに関し
ては、所定の長さの緯糸を安定して飛走せしめることが
重要である。
品位面で改良する点が少なくない。中でも緯入れに関し
ては、所定の長さの緯糸を安定して飛走せしめることが
重要である。
しかしながら、緯糸を飛走させる空気流は、大気中での
噴流の拡散が激しく、また、水等に比較して緯糸の搬送
力そのものも低いという本質的問題点がある。また、空
気噴射式織機の緯入れの特性として、緯入れ速度が速い
場合、すなわち相対的に緯糸先端部の到達タイミングの
速い場合、いいかえれば緯糸が検知されるクランク角度
が速い場合は、緯糸先端がもつれたり、折れ曲がり、こ
の結果緯糸検知装置まで達せず、織機が停止する。
噴流の拡散が激しく、また、水等に比較して緯糸の搬送
力そのものも低いという本質的問題点がある。また、空
気噴射式織機の緯入れの特性として、緯入れ速度が速い
場合、すなわち相対的に緯糸先端部の到達タイミングの
速い場合、いいかえれば緯糸が検知されるクランク角度
が速い場合は、緯糸先端がもつれたり、折れ曲がり、こ
の結果緯糸検知装置まで達せず、織機が停止する。
また、緯入れ速度が遅い場合、すなわち検出されるクラ
ンク角度が遅い場合は１節、ゆるみが生じ。
ンク角度が遅い場合は１節、ゆるみが生じ。
製織効率の低下や織物品位が低下するという欠点があっ
た。
た。
また、緯糸に特に紡績糸等の毛羽やネップ、糸斑等を有
する糸条を用いる場合９毛羽の長さ、ネップの個数が糸
条の長手方向で変化するため、緯入れ速度が異なり、こ
の結果検知されるクランク角度のバラツキが前述の空気
流の本質的問題点に加えて極めて大畠＜、単に空気の噴
射圧、噴射量あるいは噴射時間を変更しても、効率よく
安定して製織し、かつ織物品位を向上さすことは非常に
困難であった。
する糸条を用いる場合９毛羽の長さ、ネップの個数が糸
条の長手方向で変化するため、緯入れ速度が異なり、こ
の結果検知されるクランク角度のバラツキが前述の空気
流の本質的問題点に加えて極めて大畠＜、単に空気の噴
射圧、噴射量あるいは噴射時間を変更しても、効率よく
安定して製織し、かつ織物品位を向上さすことは非常に
困難であった。
さらには、緯糸検知装置は通常光電弐が用いられるが、
その判定が単に緯糸有もしくは無であるため、たとえば
織物品位上問題になる節が発生した状態であっても、緯
糸先端が検知装置まで達していれば正常とみなされ９本
来織機を停止しなければならない欠点であっても運転は
継続され、織物品位の低下をきたしていた。
その判定が単に緯糸有もしくは無であるため、たとえば
織物品位上問題になる節が発生した状態であっても、緯
糸先端が検知装置まで達していれば正常とみなされ９本
来織機を停止しなければならない欠点であっても運転は
継続され、織物品位の低下をきたしていた。
（発明の解決しようとする問題点）
本発明は前述の問題点に鑑みなされたもので。
従来、機工の経験、いわゆる勘に頼って緯糸飛走状態を
把握していたのに対し１本発明は緯糸の先端の到達タイ
ミングを検出する一定不変の緯糸飛走検出手法を確立し
て、あわせて従来の緯糸飛走不良のメカニズムをふまえ
１本発明の緯入れ判定方法を達成したものである。
把握していたのに対し１本発明は緯糸の先端の到達タイ
ミングを検出する一定不変の緯糸飛走検出手法を確立し
て、あわせて従来の緯糸飛走不良のメカニズムをふまえ
１本発明の緯入れ判定方法を達成したものである。
（問題点を解決するための手段および作用）本発明は１
反緯入れ側にあって飛走してきた緯糸の先端を検知する
装置を備えた空気噴射式織機において検知される緯糸先
端到達時のクランク角度を検出し、別に設定した任意の
クランク角度の上限値および下限値からなる設定値の範
囲外で緯糸先端を検知した場合にのみ始めて出力信号を
発し、これにより緯入れ異常の警告もしくは織機の停止
信号とすることを特徴とする空気噴射式織機の緯入れ判
定方法である。
反緯入れ側にあって飛走してきた緯糸の先端を検知する
装置を備えた空気噴射式織機において検知される緯糸先
端到達時のクランク角度を検出し、別に設定した任意の
クランク角度の上限値および下限値からなる設定値の範
囲外で緯糸先端を検知した場合にのみ始めて出力信号を
発し、これにより緯入れ異常の警告もしくは織機の停止
信号とすることを特徴とする空気噴射式織機の緯入れ判
定方法である。
本発明でいうクランク角度の上限値とは、緯入れされる
緯糸の糸速か速い、すなわち緯糸が検知されるクランク
角度が速いことを意味し、下限値とは逆に遅いことを意
味することはいうまでもない。上・下限値の具体的な数
値については、糸種により異なり一様ではないが、あら
かじめ使用する緯糸に応じて上・下限値を任意に設定し
、上限値については先端もつれ、折れ曲がり、下限値に
ついては節の発生しない、すなわち警報が発しない範囲
に設定しておくことにより容易に設定可能である。
緯糸の糸速か速い、すなわち緯糸が検知されるクランク
角度が速いことを意味し、下限値とは逆に遅いことを意
味することはいうまでもない。上・下限値の具体的な数
値については、糸種により異なり一様ではないが、あら
かじめ使用する緯糸に応じて上・下限値を任意に設定し
、上限値については先端もつれ、折れ曲がり、下限値に
ついては節の発生しない、すなわち警報が発しない範囲
に設定しておくことにより容易に設定可能である。
また、警報あるいは織機停止時においては、上・下限値
開に標識ランプを色別しておくことにより、緯入れ異常
の判別がより容易に判断される。
開に標識ランプを色別しておくことにより、緯入れ異常
の判別がより容易に判断される。
製織時においては、これら警報を重視することにより織
物品位の向上が得られることはいうまでもなく、上限値
あるいは下限値の警報回数に留意することにより、緯入
れ条件すなわち空気噴射圧等の変更を必要とし、適正緯
入れ条件が得られ。
物品位の向上が得られることはいうまでもなく、上限値
あるいは下限値の警報回数に留意することにより、緯入
れ条件すなわち空気噴射圧等の変更を必要とし、適正緯
入れ条件が得られ。
結果として製織効率および品質の向上がなされるもので
ある。
ある。
以下１本発明の基本動作を説明した回路を第１図に示す
。
。
緯糸の先端を検出する装置１により得られた信号は、増
幅波形整形回路２に入力され、同回路２から緯糸信号Ｓ
が出力される。クランク角度の検出装置３からの信号は
、同装置３に接続された検出範囲設定回路４に入力され
、同回路４においてあらかじめ設定されたクランク角度
、すなわち上限値から下限値の範囲内の数値と前記検出
装置３からの信号を比較して、設定範囲内信号Ｃ１と設
定範囲外信号Ｃ２が発生される。
幅波形整形回路２に入力され、同回路２から緯糸信号Ｓ
が出力される。クランク角度の検出装置３からの信号は
、同装置３に接続された検出範囲設定回路４に入力され
、同回路４においてあらかじめ設定されたクランク角度
、すなわち上限値から下限値の範囲内の数値と前記検出
装置３からの信号を比較して、設定範囲内信号Ｃ１と設
定範囲外信号Ｃ２が発生される。
前記増幅波形回路２および検出範囲設定回路４には、２
つのＡＮＤ回路５・６が接続され、一方のＡＮＤ回路５
に対し、検出範囲設定回路４から設定範囲内信号Ｃ１が
入力され、増幅波形整形回路２からの緯糸信号Ｓの範囲
内信号Ｓ１が入力されると、同ＡＮＤ回路５から信号Ｓ
２が出力される。また、他方のＡＮＤ回路６に対し、検
出範囲設定回路４から設定範囲外信号Ｃ２が入力され。
つのＡＮＤ回路５・６が接続され、一方のＡＮＤ回路５
に対し、検出範囲設定回路４から設定範囲内信号Ｃ１が
入力され、増幅波形整形回路２からの緯糸信号Ｓの範囲
内信号Ｓ１が入力されると、同ＡＮＤ回路５から信号Ｓ
２が出力される。また、他方のＡＮＤ回路６に対し、検
出範囲設定回路４から設定範囲外信号Ｃ２が入力され。
増幅波形整形回路２からの緯糸信号Ｓの範囲外信号ＳＯ
が入力された場合、同ＡＮＤ回路６から信号Ｓ３が出力
され、これを緯入れ異常とみなし。
が入力された場合、同ＡＮＤ回路６から信号Ｓ３が出力
され、これを緯入れ異常とみなし。
同ＡＮＤ回路６に接続された警報に入力され１緯入れ異
常が警報される。
常が警報される。
（実施例）
津田駒エアージェットルームＺＡ−１００型を用い。
経糸： ナイ ロ ン ７０デニール／１６フイラ
メント緯 糸：綿１００％ ６０３／１（コーマ糸）
経糸密度；１６４本／２．５４ｃｍ Ｘ ３本／１羽緯
糸密度：１０２本／２．５４ａｍ の織物設計で、ナイロン／綿交織タフタを織機回転数５
２０回／分で製織するにあたり、先端もつれ、折れ曲が
りが発生するクランク角度１８５゜を上限値とし２節が
発生するクランク角度２３０゜を下限値として緯入れ条
件を設定し、第１図に示した回路図にしたがい、設定ク
ランク角度範囲外の信号を警報信号として取り出した結
果、１００万ビツクあたり３８回の警報信号が取り出せ
２本発明が容易に実施可能であることがわかった。
メント緯 糸：綿１００％ ６０３／１（コーマ糸）
経糸密度；１６４本／２．５４ｃｍ Ｘ ３本／１羽緯
糸密度：１０２本／２．５４ａｍ の織物設計で、ナイロン／綿交織タフタを織機回転数５
２０回／分で製織するにあたり、先端もつれ、折れ曲が
りが発生するクランク角度１８５゜を上限値とし２節が
発生するクランク角度２３０゜を下限値として緯入れ条
件を設定し、第１図に示した回路図にしたがい、設定ク
ランク角度範囲外の信号を警報信号として取り出した結
果、１００万ビツクあたり３８回の警報信号が取り出せ
２本発明が容易に実施可能であることがわかった。
（発明の効果）
本発明により、上記のごとく緯糸先端が検知されるクラ
ンク角度のバラツキと製織性および織物品位を把握する
ことにより、従来の経験による調整方法より大幅に製織
稼動率および織物品位を向上さすことが可能であり９本
発明を有効に利用することにより、空気消費量の節減に
も効果を発揮するものである。
ンク角度のバラツキと製織性および織物品位を把握する
ことにより、従来の経験による調整方法より大幅に製織
稼動率および織物品位を向上さすことが可能であり９本
発明を有効に利用することにより、空気消費量の節減に
も効果を発揮するものである。
第１図は本発明の基本動作を示す回路である。
１−・−・・−・緯糸検出装置
２ ・−・・−・・−増幅波形整形回路３−−−−−−
−−−−・−クランク角度検出装置４−・・−・−・−
・検出範囲設定回路５・６−・−ＡＮＤ回路 ７−・・−・−警報
−−−−・−クランク角度検出装置４−・・−・−・−
・検出範囲設定回路５・６−・−ＡＮＤ回路 ７−・・−・−警報
Claims (1)
- 反緯入れ側にあって飛走してきた緯糸の先端を検知する
装置を備えた空気噴射式織機において検知される緯糸先
端到達時のクランク角度を検出し、別に設定した任意の
クランク角度の上限値および下限値からなる設定値の範
囲外で緯糸先端を検知した場合にのみ始めて出力信号を
発し、これにより緯入れ異常の警告もしくは織機の停止
信号とすることを特徴とする空気噴射式織機の緯入れ判
定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15942685A JPS6221846A (ja) | 1985-07-17 | 1985-07-17 | 空気噴射式織機の緯入れ判定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15942685A JPS6221846A (ja) | 1985-07-17 | 1985-07-17 | 空気噴射式織機の緯入れ判定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6221846A true JPS6221846A (ja) | 1987-01-30 |
Family
ID=15693482
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15942685A Pending JPS6221846A (ja) | 1985-07-17 | 1985-07-17 | 空気噴射式織機の緯入れ判定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6221846A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5668142A (en) * | 1979-11-07 | 1981-06-08 | Toyoda Automatic Loom Works | Accident detecting method of weft yarn detector in loom |
| JPS5771456A (en) * | 1980-10-14 | 1982-05-04 | Tsudakoma Ind Co Ltd | Method and apparatus for detecting wefting condition of loom |
-
1985
- 1985-07-17 JP JP15942685A patent/JPS6221846A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5668142A (en) * | 1979-11-07 | 1981-06-08 | Toyoda Automatic Loom Works | Accident detecting method of weft yarn detector in loom |
| JPS5771456A (en) * | 1980-10-14 | 1982-05-04 | Tsudakoma Ind Co Ltd | Method and apparatus for detecting wefting condition of loom |
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