JPH0633540B2 - 噴流式織機のよこ入れ制御装置 - Google Patents
噴流式織機のよこ入れ制御装置Info
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- JPH0633540B2 JPH0633540B2 JP57180360A JP18036082A JPH0633540B2 JP H0633540 B2 JPH0633540 B2 JP H0633540B2 JP 57180360 A JP57180360 A JP 57180360A JP 18036082 A JP18036082 A JP 18036082A JP H0633540 B2 JPH0633540 B2 JP H0633540B2
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- Japan
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- signal
- reference timing
- timing
- loom
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、噴流式織機に関し、特にそのよこ入れ運動を
一定の状態に自動的に保つための制御装置に係る。
一定の状態に自動的に保つための制御装置に係る。
特開昭56−96938号の発明は、よこ糸移動速度を
一定に保持することを目的として、よこ入れ用ノズルの
流体圧力や織機の回転数を制御することを、また、特開
昭56−107046号の発明は、よこ糸の到達タイミ
ングを一定に保持することを目的として、よこ入れ用ノ
ズルの流体圧力を制御することをそれぞれ開示してい
る。
一定に保持することを目的として、よこ入れ用ノズルの
流体圧力や織機の回転数を制御することを、また、特開
昭56−107046号の発明は、よこ糸の到達タイミ
ングを一定に保持することを目的として、よこ入れ用ノ
ズルの流体圧力を制御することをそれぞれ開示してい
る。
それらの制御技術によると、長期的に見て、安定なよこ
入れが期待できる。
入れが期待できる。
しかし、制御対象がよこ入れ用流体の圧力であったり、
織機の回転数であると、制御の応答速度に限界があっ
て、急速な応答が困難であり、特に回転数の変更によっ
て、織機の主運動の調和がくずれ、他の運動に悪影響が
現れる。このため制御系は、過渡的に複雑な動作をし、
短期的な安定性を欠く。
織機の回転数であると、制御の応答速度に限界があっ
て、急速な応答が困難であり、特に回転数の変更によっ
て、織機の主運動の調和がくずれ、他の運動に悪影響が
現れる。このため制御系は、過渡的に複雑な動作をし、
短期的な安定性を欠く。
したがって、本発明の目的は、この種の制御系で、第1
次の制御対象をよこ入れ用のノズルの噴射タイミングと
し、必要に応じて第2次の制御対象の圧力を制御できる
ようにすることである。
次の制御対象をよこ入れ用のノズルの噴射タイミングと
し、必要に応じて第2次の制御対象の圧力を制御できる
ようにすることである。
上記目的の下に、本発明は、よこ入れ時に、よこ糸の到
達タイミングを所定の基準タイミングに保持するため
に、到達タイミングの遅れに応じて、よこ入れ用のノズ
ルの噴射タイミングを早くする方向に制御し、制御系の
応答を速めるとともに、必要に応じ流体の圧力を並行的
に制御できるようにしている。
達タイミングを所定の基準タイミングに保持するため
に、到達タイミングの遅れに応じて、よこ入れ用のノズ
ルの噴射タイミングを早くする方向に制御し、制御系の
応答を速めるとともに、必要に応じ流体の圧力を並行的
に制御できるようにしている。
このように、本発明では、よこ糸の目標の基準タイミン
グに対し実際の到達タイミングの変化に応じて、制御対
象としてまずよこ入れ用のノズルの噴射タイミングが制
御されるため、迅速な応答が可能となる。また、噴射タ
イミングの制御に加えて、必要に応じよこ入れ用のノズ
ルの流体の圧力制御が並行的に行われるため、広い制御
域で安定な制御が可能となる。
グに対し実際の到達タイミングの変化に応じて、制御対
象としてまずよこ入れ用のノズルの噴射タイミングが制
御されるため、迅速な応答が可能となる。また、噴射タ
イミングの制御に加えて、必要に応じよこ入れ用のノズ
ルの流体の圧力制御が並行的に行われるため、広い制御
域で安定な制御が可能となる。
これによって、制御の応答性が改善され、また大幅な回
転数制御による他の運動の悪影響も回避できる。
転数制御による他の運動の悪影響も回避できる。
〔実施例〕 本発明の噴流式織機のよこ入れ制御装置1は、給糸側で
よこ入れ用のノズル2によりたて糸10の開口中によこ
入れされたよこ糸9の到着を検知するよこ糸検知装置3
を制御信号発生装置6に接続し、この制御信号発生装置
6を流体供給装置7およびノズル2に順次接続するとと
もに、上記制御信号発生装置6に基準タイミング設定器
4およびクランク角信号発生装置5を接続し、さらに制
御信号発生装置6を織機駆動装置8および織機駆動モー
タ11に順次接続して構成されている。
よこ入れ用のノズル2によりたて糸10の開口中によこ
入れされたよこ糸9の到着を検知するよこ糸検知装置3
を制御信号発生装置6に接続し、この制御信号発生装置
6を流体供給装置7およびノズル2に順次接続するとと
もに、上記制御信号発生装置6に基準タイミング設定器
4およびクランク角信号発生装置5を接続し、さらに制
御信号発生装置6を織機駆動装置8および織機駆動モー
タ11に順次接続して構成されている。
次に上記各部の機能および一連の動作を説明する。
よこ入れ用のノズル2は、給糸側にあって、よこ糸9を
測長貯留装置側から順次引き出し、たて糸10によって
形成された開口中に空気または水などの流体の噴流とと
もによこ入れする。よこ糸検知装置3は、反給糸側でよ
こ糸9の到着を検知し、その検知時点でよこ糸信号Aを
発生し、制御信号発生装置6に送り込む。またクランク
角信号発生装置5は、織機の回転角を検知し、所定の回
転角で制御指令用としてクランク角信号Bを発生し、制
御信号発生装置6に送り込む。
測長貯留装置側から順次引き出し、たて糸10によって
形成された開口中に空気または水などの流体の噴流とと
もによこ入れする。よこ糸検知装置3は、反給糸側でよ
こ糸9の到着を検知し、その検知時点でよこ糸信号Aを
発生し、制御信号発生装置6に送り込む。またクランク
角信号発生装置5は、織機の回転角を検知し、所定の回
転角で制御指令用としてクランク角信号Bを発生し、制
御信号発生装置6に送り込む。
一方、基準タイミング設定器4は、織機の1回転中のあ
る回転角度を基準タイミングとして設定し、そのタイミ
ングで基準タイミング信号Cを発生し、制御信号発生装
置6に送り込む。この基準タイミング信号Cの発生時点
は、目標のよこ入れ完了タイミングと対応しており、安
定なよこ入れ状態のときのよこ糸9の先端のよこ糸検知
装置3への到達時点を実験的に測定し、求められた到達
時点を織機の回転角度として設定する。
る回転角度を基準タイミングとして設定し、そのタイミ
ングで基準タイミング信号Cを発生し、制御信号発生装
置6に送り込む。この基準タイミング信号Cの発生時点
は、目標のよこ入れ完了タイミングと対応しており、安
定なよこ入れ状態のときのよこ糸9の先端のよこ糸検知
装置3への到達時点を実験的に測定し、求められた到達
時点を織機の回転角度として設定する。
よこ入れ運動中に、制御信号発生装置6は、クランク角
信号Bを受けた時点で、よこ糸信号Aが発生したタイミ
ングと基準タイミング信号Cの基準タイミングとを比較
して、一致時には特別な信号を発生しないが、よこ糸信
号Aが基準タイミングに対して早く発生したときは、制
御信号D1を発生し、また逆に遅く発生したときは、上
記制御信号D1と異なる制御信号D2を発生する。この
制御信号D1、D2は、流体供給装置7および必要に応
じて織機駆動装置8に送り込まれる。
信号Bを受けた時点で、よこ糸信号Aが発生したタイミ
ングと基準タイミング信号Cの基準タイミングとを比較
して、一致時には特別な信号を発生しないが、よこ糸信
号Aが基準タイミングに対して早く発生したときは、制
御信号D1を発生し、また逆に遅く発生したときは、上
記制御信号D1と異なる制御信号D2を発生する。この
制御信号D1、D2は、流体供給装置7および必要に応
じて織機駆動装置8に送り込まれる。
そこで、まず、流体供給装置7は制御信号D1を受けた
ときに、必要に応じてノズル2に供給する流体Eの圧力
を低くし、また制御信号D2を受けたときに、ノズル2
の現在の噴射タイミングを早くし、かつ必要に応じて流
体Eの圧力を高くしてノズル2に送り込む。
ときに、必要に応じてノズル2に供給する流体Eの圧力
を低くし、また制御信号D2を受けたときに、ノズル2
の現在の噴射タイミングを早くし、かつ必要に応じて流
体Eの圧力を高くしてノズル2に送り込む。
これと並行して、さらに必要ならば、織機駆動装置8
は、同様に制御信号D1を受けたときには、織機の回転
速度をゆっくりと上げ、また制御信号D2を受けたとき
には、織機の回転速度をゆっくりと下げるように織機駆
動モータ11の電流Fを制御する。
は、同様に制御信号D1を受けたときには、織機の回転
速度をゆっくりと上げ、また制御信号D2を受けたとき
には、織機の回転速度をゆっくりと下げるように織機駆
動モータ11の電流Fを制御する。
このように、よこ入れ制御装置1は、よこ糸信号Aを常
に基準タイミングつまり目標の到達タイミングの近くで
発生するように、第1次の制御対象としてノズル2の噴
射タイミングを早くする方向に制御し、これによってよ
こ入れを短時間のうちに理想的な状態としている。
に基準タイミングつまり目標の到達タイミングの近くで
発生するように、第1次の制御対象としてノズル2の噴
射タイミングを早くする方向に制御し、これによってよ
こ入れを短時間のうちに理想的な状態としている。
ところで、応答の早い噴射タイミングを早くすることだ
けでよこ入れ制御を繰り返すと、ノズル2の噴射タイミ
ングが初期値より大きくずれる場合が生ずる。そのよう
になると、たて糸開口との時期的平衡が崩れることとな
り、いわゆるたて糸掛かりやよこ糸の吹切れ等のよこ入
れ不良が発生し易くなる。そこで、よこ入れ制御装置1
は、必要に応じて第2次の制御対象として流体Eの圧
力、そしてさらに必要ならば織機の回転数も噴射タイミ
ングと並行的に制御することにより、時期的平衡の崩れ
を自動的に調整する。
けでよこ入れ制御を繰り返すと、ノズル2の噴射タイミ
ングが初期値より大きくずれる場合が生ずる。そのよう
になると、たて糸開口との時期的平衡が崩れることとな
り、いわゆるたて糸掛かりやよこ糸の吹切れ等のよこ入
れ不良が発生し易くなる。そこで、よこ入れ制御装置1
は、必要に応じて第2次の制御対象として流体Eの圧
力、そしてさらに必要ならば織機の回転数も噴射タイミ
ングと並行的に制御することにより、時期的平衡の崩れ
を自動的に調整する。
制御信号発生装置6は、基本的な機能として、よこ糸信
号Aと基準タイミング信号Cとの比較機能を有している
が、その他の機能として不感領域設定機能、平均値算出
機能および比例出力機能をも備えている。
号Aと基準タイミング信号Cとの比較機能を有している
が、その他の機能として不感領域設定機能、平均値算出
機能および比例出力機能をも備えている。
不感領域設定機能は、基準タイミングを含む織機の回転
角上の一定領域内で、上記比較機能を働かせず、この不
感領域から外れたときにのみ比較機能を作用させ、制御
信号D1または制御信号D2を発生させる。この不感領
域設定機能は、頻繁な補正制御を防止し、制御特性を安
定化させるのに有効である。また、平均値算出機能およ
び比例出力機能は、織機の一定回転数ごとに、よこ糸信
号Aの発生時点の平均値を算出し、この平均よこ糸信号
A′と基準タイミング信号Cとの差に比例してアナログ
量の制御信号D1、D2を発生させる。この機能は、よ
こ入れ制御装置1の1回転ごとの制御の負担を軽減し、
また比例制御による制御精度の向上に有効である。
角上の一定領域内で、上記比較機能を働かせず、この不
感領域から外れたときにのみ比較機能を作用させ、制御
信号D1または制御信号D2を発生させる。この不感領
域設定機能は、頻繁な補正制御を防止し、制御特性を安
定化させるのに有効である。また、平均値算出機能およ
び比例出力機能は、織機の一定回転数ごとに、よこ糸信
号Aの発生時点の平均値を算出し、この平均よこ糸信号
A′と基準タイミング信号Cとの差に比例してアナログ
量の制御信号D1、D2を発生させる。この機能は、よ
こ入れ制御装置1の1回転ごとの制御の負担を軽減し、
また比例制御による制御精度の向上に有効である。
上記実施例は、制御信号発生装置6によって制御対象の
流体供給装置7および織機駆動装置8を同時に制御して
いるが、本発明は、同装置のうち少なくとも流体供給装
置7を備えていれば、所期の目的を達成できるので、織
機駆動装置8の制御系を省略してもよい。しかし、よこ
入れ制御装置1が流体供給装置7および織機駆動装置8
を同時に備えておけば、広い範囲で制御が可能となる。
流体供給装置7および織機駆動装置8を同時に制御して
いるが、本発明は、同装置のうち少なくとも流体供給装
置7を備えていれば、所期の目的を達成できるので、織
機駆動装置8の制御系を省略してもよい。しかし、よこ
入れ制御装置1が流体供給装置7および織機駆動装置8
を同時に備えておけば、広い範囲で制御が可能となる。
本発明では、下記の特有の効果が得られる。
実際のよこ入れ過程で、よこ糸の到達時点と理想的な到
達時点の基準タイミングとが比較され、よこ糸の到達タ
イミングが基準タイミングよりも遅いとき、流体供給装
置によってよこ入れ用のノズルの噴射タイミングが早く
なる方向に制御されるため、実際のよこ入れ運動の遅れ
状態が従来の圧力制御や回転数制御に比較して速やかに
改善される。
達時点の基準タイミングとが比較され、よこ糸の到達タ
イミングが基準タイミングよりも遅いとき、流体供給装
置によってよこ入れ用のノズルの噴射タイミングが早く
なる方向に制御されるため、実際のよこ入れ運動の遅れ
状態が従来の圧力制御や回転数制御に比較して速やかに
改善される。
特に、よこ糸の到達タイミングとノズルの噴射タイミン
グとが同じ時間単位のタイミングであって直接対応して
いるため、制御量がただちによこ糸の到達タイミングの
変化として作用する。したがって、制御の応答性がよ
く、制御動作も安定となる。
グとが同じ時間単位のタイミングであって直接対応して
いるため、制御量がただちによこ糸の到達タイミングの
変化として作用する。したがって、制御の応答性がよ
く、制御動作も安定となる。
この種の噴流式織機では、よこ入れ流体がよこ入れ(流
体噴射)期間に合わせて間欠的に噴射される。そのた
め、流体供給装置中に圧力安定装置(圧力調整弁)が組
み込まれていても、1回の流体噴射期間内において噴射
の初期には圧力が高く、噴射の後期には圧力が低下する
という特性がある。そこで、よこ入れの安定化のため
に、圧力の低下が少なくなるように、一般には圧力流体
源とよこ入れノズルとを連結する配管路中で、前述の圧
力調整弁とよこ入れ流体の噴射を制御するオン・オフ弁
との間にサージ・タンクが設けられている。すなわち、
圧力調整弁によって調整された目標圧力の流体を多量に
サージタンクに溜めておくことにより、その間欠的に噴
射される流体の量を貯留量に対して無視できるように
し、この圧力低下を極力抑えるようにしている。
体噴射)期間に合わせて間欠的に噴射される。そのた
め、流体供給装置中に圧力安定装置(圧力調整弁)が組
み込まれていても、1回の流体噴射期間内において噴射
の初期には圧力が高く、噴射の後期には圧力が低下する
という特性がある。そこで、よこ入れの安定化のため
に、圧力の低下が少なくなるように、一般には圧力流体
源とよこ入れノズルとを連結する配管路中で、前述の圧
力調整弁とよこ入れ流体の噴射を制御するオン・オフ弁
との間にサージ・タンクが設けられている。すなわち、
圧力調整弁によって調整された目標圧力の流体を多量に
サージタンクに溜めておくことにより、その間欠的に噴
射される流体の量を貯留量に対して無視できるように
し、この圧力低下を極力抑えるようにしている。
このようなサージタンクを有する噴流式織機において
は、圧力調整弁を調節して、圧力を変更しようとして
も、目標の圧力に達するまでに時間がかかるし、またこ
の圧力調整弁自体が圧力を一定に保つための時定数の大
きな自動制御機構を有している。このことは噴流式織機
において、圧力を変更することによって、よこ糸到達タ
イミングを一定にする制御、すなわち特開昭56−96
938号公報や特開昭56−107046号公報などの
従来技術に開示されている制御では応答性が劣ることを
意味する。
は、圧力調整弁を調節して、圧力を変更しようとして
も、目標の圧力に達するまでに時間がかかるし、またこ
の圧力調整弁自体が圧力を一定に保つための時定数の大
きな自動制御機構を有している。このことは噴流式織機
において、圧力を変更することによって、よこ糸到達タ
イミングを一定にする制御、すなわち特開昭56−96
938号公報や特開昭56−107046号公報などの
従来技術に開示されている制御では応答性が劣ることを
意味する。
これに対し、本発明では、前述のオン・オフ弁の開閉タ
イミングを変更するだけであるから、応答性は充分であ
り、この応答性は特によこ糸給糸体の切り換わりのとき
に生じるよこ糸の到達タイミングの瞬時の大変化にも対
応できる。このため、到達タイミングが常に一定に維持
され、よこ入れが従来技術よりも安定化し、稼動率が向
上するという格別の効果が得られる。
イミングを変更するだけであるから、応答性は充分であ
り、この応答性は特によこ糸給糸体の切り換わりのとき
に生じるよこ糸の到達タイミングの瞬時の大変化にも対
応できる。このため、到達タイミングが常に一定に維持
され、よこ入れが従来技術よりも安定化し、稼動率が向
上するという格別の効果が得られる。
また、噴射タイミングの制御過程で、圧力制御が並行的
に行われると、最終的に噴射タイミングの制御量が比較
的小さく納められるため、よこ入れ不良が発生しなくな
るとともに、制御系が不安定な状態とならず、また織機
の他の運動に悪影響が現れることもない。
に行われると、最終的に噴射タイミングの制御量が比較
的小さく納められるため、よこ入れ不良が発生しなくな
るとともに、制御系が不安定な状態とならず、また織機
の他の運動に悪影響が現れることもない。
図は本発明の噴流式織機のよこ入れ制御装置のブロック
線図である。 1……よこ入れ制御装置、2……よこ入れ用のノズル、
3……よこ糸検知装置、4……基準タイミング設定器、
5……クランク角信号発生装置、6……制御信号発生装
置、7……流体供給装置、8……織機駆動装置、9……
よこ糸、10……たて糸、11……織機駆動モータ。
線図である。 1……よこ入れ制御装置、2……よこ入れ用のノズル、
3……よこ糸検知装置、4……基準タイミング設定器、
5……クランク角信号発生装置、6……制御信号発生装
置、7……流体供給装置、8……織機駆動装置、9……
よこ糸、10……たて糸、11……織機駆動モータ。
Claims (2)
- 【請求項1】給糸側でよこ入れ用のノズル(2)から噴射
された流体によりよこ入れされたよこ糸(9)の到着を反
給糸側で検知するよこ糸検知装置(3)と、織機の回転角
を知らせるクランク角信号発生装置(5)と、織機の1回
転中のある回転角度を基準タイミングとして設定するた
めの基準タイミング設定器(4)と、上記クランク角信号
発生装置(5)からのクランク角信号を受けて上記よこ糸
検知装置(3)からのよこ糸信号の発生タイミングと上記
基準タイミング設定器(4)からの基準タイミング信号と
を比較してよこ糸信号が基準タイミングに対して遅く発
生したときに制御信号を発生する制御信号発生装置(6)
と、上記制御信号を受けてよこ糸信号が基準タイミング
に対して遅く発生したときにはよこ入れ用のノズル(2)
の噴射タイミングを早くする流体供給装置(7)とを備
え、よこ糸信号が常に基準タイミングの近くで発生する
ようによこ入れの噴射タイミングを制御することを特徴
とする噴流式織機のよこ入れ制御装置(1)。 - 【請求項2】給糸側でよこ入れ用のノズル(2)から噴射
された流体によりよこ入れされたよこ糸(9)の到着を反
給糸側で検知するよこ糸検知装置(3)と、織機の回転角
を知らせるクランク角信号発生装置(5)と、織機の1回
転中のある回転角度を基準タイミングとして設定するた
めの基準タイミング設定器(4)と、上記クランク角信号
発生装置(5)からのクランク角信号を受けて上記よこ糸
検知装置(3)からのよこ糸信号の発生タイミングと上記
基準タイミング設定器(4)からの基準タイミング信号と
を比較してよこ糸信号が基準タイミングに対して遅く発
生したときに制御信号を発生する制御信号発生装置(6)
と、上記制御信号を受けてよこ糸信号が基準タイミング
に対して遅く発生したときにはよこ入れ用のノズル(2)
の噴射タイミングを早くしかつ上記流体の圧力を上げる
流体供給装置(7)とを備え、よこ糸信号が常に基準タイ
ミングの近くで発生するように噴射タイミングおよび圧
力を制御することを特徴とする噴流式織機のよこ入れ制
御装置(1)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57180360A JPH0633540B2 (ja) | 1982-10-14 | 1982-10-14 | 噴流式織機のよこ入れ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57180360A JPH0633540B2 (ja) | 1982-10-14 | 1982-10-14 | 噴流式織機のよこ入れ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5971459A JPS5971459A (ja) | 1984-04-23 |
JPH0633540B2 true JPH0633540B2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=16081879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57180360A Expired - Lifetime JPH0633540B2 (ja) | 1982-10-14 | 1982-10-14 | 噴流式織機のよこ入れ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0633540B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60110952A (ja) * | 1983-11-14 | 1985-06-17 | 株式会社豊田自動織機製作所 | 流体噴射式織機における流体圧力調整装置 |
JPS62117853A (ja) * | 1985-11-15 | 1987-05-29 | 津田駒工業株式会社 | よこ入れ制御方法およびその装置 |
JPS62231057A (ja) * | 1986-03-31 | 1987-10-09 | 津田駒工業株式会社 | 織機のよこ入れ状態検知方法 |
JPH02264033A (ja) * | 1989-04-05 | 1990-10-26 | Nissan Motor Co Ltd | 空気噴射式織機の緯入れ制御装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL7908357A (nl) * | 1979-11-15 | 1981-06-16 | Rueti Te Strake Bv | Werkwijze voor het met behulp van een stromend medium transporteren van een inslagdraad door het weefvak bij een weefmachine, alsmede weefmachine, ingericht voor het toepassen van deze werkwijze. |
CH641506A5 (de) * | 1980-01-23 | 1984-02-29 | Sulzer Ag | Webmaschine. |
JPS5771456A (en) * | 1980-10-14 | 1982-05-04 | Tsudakoma Ind Co Ltd | Method and apparatus for detecting wefting condition of loom |
-
1982
- 1982-10-14 JP JP57180360A patent/JPH0633540B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5971459A (ja) | 1984-04-23 |
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