JP4128458B2 - 織機における緯糸検知方法 - Google Patents
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Description
本発明は、緯糸検知器の出力信号を用いて緯糸を検知する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
流体噴射式織機において、緯糸を検知する技術として、織機の起動時に生じる緯糸到達時期の遅れや早まりのような空止まりを防止すべく織機の起動時から一定期間緯糸検知を行わないようにする技術、緯糸監視期間よりも前に定められるフィーラヘッド信号監視期間における信号の平均値に基づいて緯糸有無の検知用基準閾値やフィーラヘッド信号用増幅器のゲインを決定する技術(例えば特許文献1を参照。)、緯入れミスが所定回数連続して発生したとき織機停止信号を発生する技術(例えば特許文献2を参照。)等がある。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−11544号公報(第4〜5頁、図1)
【0004】
【特許文献2】
特公昭61−39424号公報(第2〜3頁、第1図)
【0005】
【解決しようとする課題】
しかし、上記のいずれの従来技術においても、緯糸の検知条件を含む、緯入れ不良の有無の判定条件が緯入れに用いる緯糸の糸種毎に異なることは考慮されていない。すなわち、前記一定期間、前記信号監視期間及び前記所定回数の各値は緯糸の糸種に関係なく常に定数である。前記各値について糸種毎の適切な値を考慮し、緯入れすべき緯糸の糸種変更に応じて前記の各値を適切な値に変更することは行われていない。
【0006】
したがって、糸種変更後の織機起動時における前記空止まりによる誤検知、例えばスパン糸への糸種変更後の緯入れにおける飛走風綿の検知による誤った基準閾値やゲインの決定に起因する誤検知、糸種変更後における緯入れ回数の誤計数に起因する誤検知等が生じ、正確な緯糸の検知を行うことができなかった。
【0007】
特に、糸種を頻繁に変更する多色緯入れ織機においては、糸種変更の度に誤検知りが生じると、誤検知の度に織機が停止するため、織布製造に要する時間が増大し、織布の生産性が低下する。また、織機の停止及び再運転の繰り返しが頻繁に生じると、経糸に対する緯糸の緯入れ位置精度が悪くなり、織布の品質が低下する。
【0008】
本発明の目的は、緯入れすべき緯糸の糸種に応じた緯糸検知を確実に行い、緯入れ不良の有無を正確に判定することにある。
【0009】
【解決手段、作用、効果】
本発明は、検知器からの緯糸の有無に応じて変化する信号と、判定条件とを用いて緯入れ不良の有無を判定する、織機における緯糸検知方法である。前記緯入れ不良の有無の判定に用いる判定条件は、織機の起動時から緯入れ1ピック以上の期間にわたって定められる期間であって緯入れ不良の発生の有無にかかわらず前記判定を行わないインターロック期間及び前記判定のための緯糸監視期間における前記検知器からの信号と緯糸有無の検知用の基準閾値との比較結果を基に緯入れ不良を判定する際に用いる判定モードのうちの少なくとも1以上を含む。前記判定条件には緯糸の糸種に対応した前記インターロック期間または判定モードが設定されており、前記判定条件の中から緯糸の糸種に対応する前記インターロック期間または判定モードを選択するとともに、織機の運転中には、選択された前記インターロック期間または判定モードと前記検知器からの信号とを用いて緯入れ不良の有無を判定する。
【0011】
例えば、緯入れされた緯糸の糸種に関する情報は緯糸選択信号から得ることができ、糸種に対応する判定条件は予め糸種毎に設定されている判定条件から選択することができる。
【0012】
緯入れする緯糸の切り替わりがなく、同じ糸種の緯糸を複数ピック連続して緯入れする場合は、同じ判定条件が緯入れピック毎の緯入れ不良の有無の判定に用いられる。これに対し、緯入れする緯糸の切り替わりが発生すると、切り替わった緯糸の糸種に対応する判定条件が選択され、選択された判定条件が緯入れ不良の有無の判定に用いられる。
【0013】
これにより、緯入れされた緯糸の検知は該緯糸の糸種に基づいて行われ、その結果緯入れすべき緯糸の種類が変更されても、緯糸検知が確実に行われ、緯入れ不良の有無が正確に判定される。
【0014】
前記緯入れ不良の有無の判定は、前記検知器からの信号を判定部の比較器において緯糸有無の検知用の基準閾値と比較することによって行ってもよいし、そのような比較結果を基に行ってもよい。また、緯入れ不良の有無の判定に用いる信号、特に前記基準閾値と比較する信号として、前記検知器からの信号の積分値を用いてもよい。
【0015】
前記判定条件は、前記織機の起動時から緯入れ1ピック以上の期間にわたって定められる期間であって緯入れ不良の発生の有無にかかわらず前記判定を行わない期間、前記判定のための緯糸監視期間を除く期間であって緯糸有無の検知用の基準閾値を決定すべく前記検知器からの信号を監視する期間、及び前記判定のための緯糸監視期間における前記検知器からの信号と前記基準閾値とを比較する判定モードを含むグループから選択される1以上の条件を含むことができる。これにより、緯糸到達位置のずれ、検知器からの信号、及び基準閾値との比較条件のいずれかが糸種変更により変動又は変化しても、緯糸検知を確実に行うことができる。
【0016】
前記検知器は正常に緯入れされた緯糸の先端が到達する位置に配置された検知用ヘッドを有しており、糸種に対応する複数の前記判定モードは、前記緯糸監視期間内における前記検知器からの信号の積分値が前記基準閾値を所定期間越えているか否かを判定し、前記緯糸監視期間内における前記基準閾値を所定期間超えないときに緯入れ不良と判定する第1の判定モード、前記検知器からの信号の積分値が前記緯糸監視期間内において前記基準閾値を越えているか否かを判定し、前記検知器からの信号の積分値が前記基準閾値を超えないときに緯入れ不要と判定する第2の判定モード、及び前記検知器からの信号の積分値が前記緯糸監視期間終了時に前記基準閾値を越えているか否かを判定し、前記検知器からの信号の積分値が前記基準閾値を超えないときに緯入れ不良と判定する第3の判定モードを含み、前記判定モードが設定されるとき、前記第1から第3の判定モードのうち、少なくとも2つの判定モードが緯糸の糸種に対応して設定される。
【0017】
上記の代わりに、前記検知器は吹切れた緯糸の先端が到達する位置に配置された吹切れ検知用ヘッドを有しており、糸種に対応する複数の前記判定モードは、前記緯糸監視期間内における前記検知器からの信号の積分値が前記基準閾値を越える状態が基準時間を超えたか否かを判定し、前記基準時間を超えたときに緯入れ不良と判定する第4の判定モードを含み、前記判定モードが設定されるとき、前記緯入れ不良と判定する際にもとにする前記基準時間が緯糸の糸種に対応して設定されていてもよい。
【0018】
前記緯入れ不良有りの発生回数は、前記緯入れ不良有りが連続して発生した回数及び所定期間における前記緯入れ不良有りの発生回数の少なくとも一方を含むことができる。
【0019】
前記検知器は、前記緯糸を光通過領域を通過させることにより前記緯糸を検知する光電式の検知ヘッド、及び、前記緯糸の進路の変動による前記緯糸との接触又は前記緯糸の張力検知のための前記緯糸との接触により前記緯糸を検知する接触式の検知ヘッドの少なくともいずれか一方を含んでいてもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1及び図2を参照するに、緯糸検知装置10は、筬に形成された溝状の緯糸飛走路に対向して配置された投光部と受光部とを有する光電式反射型のH1フィーラヘッド12及びH2フィーラヘッド14を用いている。フィーラヘッド12及び14は、それぞれ、光を緯糸飛走路に向けて発する投光器16及び18と、対応する投光器16及び18からの光を受ける受光器20及び22とを備える。
【0021】
H1フィーラヘッド12は、正常な緯入れが行われたときに緯糸先端が到達する位置に配置されている。これに対し、H2フィーラヘッド14は、H1フィーラヘッド12よりさらに緯入れ方向下流側の位置にあって緯糸に吹切れが発生したときにその緯糸の先端が到達する位置に配置されている。
【0022】
投光器16及び18は、それぞれ、該投光器に給電される高い周波数のパルス状電流により点滅を繰り返し、パルス状の光を発生する。受光器20及び22は、それぞれ、対応する投光器16及び18からのパルス状の光を受光し、入射光量に対応したレベルを有するパルス状の電気信号を緯糸信号発生部24及び26に出力する。
【0023】
緯入れが正常に行われると、投光器16からの光の一部が緯糸に当たるから、受光器20に入射する光量が増加(色によっては減少)する。緯入れされた緯糸がH1フィーラヘッド12による緯糸検知範囲に存在していないと、受光器20に入射する光量は変化しない。
【0024】
緯入れ中に緯糸が飛走方向先端側で吹切れて、その先端部分がH1フィーラヘッド12の配置位置よりさらに緯入れ方向下流側に飛走すると、投光器18からの光の一部が吹切れた緯糸の先端部分に当たるから、受光器22に入射する光量が増加(色によっては減少)する。緯入れされた緯糸がH1フィーラヘッド12による緯糸検知範囲に存在していないと、受光器20に入射する光量は変化しない。
【0025】
上記のように、H1及びH2フィーラヘッド12及び14は、それぞれ、それらの検知範囲内における緯糸の有無に起因する受光器20及び22への入射光量比例したレベルを有するフィーラ信号を糸信号発生部24及び26に出力する。図示の例では、H1及びH2フィーラヘッド12及び14と、糸信号発生部24及び26とは、それぞれ、緯糸を検知する検知器として作用する。
【0026】
信号発生部24及び26は、それぞれ、対応する受光器20及び22の出力信号を増幅器28及び30で増幅し、増幅器28及び30の出力信号を検波器32及び34で検波する。増幅器28、30は、ゲインが可変可能の一般的な増幅器である。検波器32及び34は、一般に、ピークホールド回路を有し、それぞれ対応する増幅器28及び30の出力信号を直流信号に変換し、その直流信号を緯糸の有無に応じたレベルを有する糸信号S1及びS2として信号処理部36に出力する。
【0027】
織機の主軸38の回転角度は、エンコーダ40で検出され、電気的なクランク角度信号θとして、図2に示されるように、信号処理部36のタイミング信号発生部42に出力される。
【0028】
一方、判定条件設定器70には、いずれも判定条件の1つであり、いずれも織機の1回転の期間内に定められる期間、すなわち緯糸が存在しうる期間である緯糸存在期間、および緯糸が存在し得ない期間、つまり筬打ちタイミング(0°)以降にその始点が定められその終点が上記緯糸存在期間よりも前方に定められる緯糸不存在期間が、主軸角度を尺度としてそれぞれ設定されている。より具体的にはH1フィーラヘッドに対し、緯糸存在期間は、200°〜290°に、また緯糸不存在期間は、これよりも前方の100°〜200°にそれぞれ設定されている。
【0029】
このため、タイミング信号発生部42は、判定条件設定器70からの上記2つの期間の設定値、エンコーダ40の出力信号θを基に、緯糸の有無を検知する緯糸検知期間すなわち緯糸存在期間に対応するタイミング信号H1Tと、緯糸の有無を検知しない緯糸不存在期間に対応するタイミング信号IN1とを発生する。
【0030】
緯糸不存在期間は、緯糸存在期間以外の期間であって、緯糸がH1フィーラヘッド12の設置位置に存在しない期間の全ての期間であってもよいし、そのような期間の一部であってもよい。
【0031】
緯糸選択信号発生部44は、織機の回転方向に対応して歩進信号を発生する歩進信号発生器50と、緯入れピック数に対応する緯糸選択内容をパターン設定するパターン設定器52と、歩進信号発生器50からの歩進信号を受けて緯糸ピック数をカウントし、設定されたパターンに基づき緯糸ピック数に対応する緯糸選択信号を出力する選択信号発生器54とを有してなる。
【0032】
歩進信号発生器50は、近接スイッチ48の出力信号を受けて織機の回転方向に対応する歩進信号を発生する。
【0033】
パターン設定器52には、各種の緯糸選択信号の出力パターンが設定されている。この出力パターンは、例えば、緯入れに用いる緯糸を指定する緯糸選択信号を緯入れピック数(緯入れピック番号)毎にテーブルの形で予め記憶すなわち設定しておくことができる。
【0034】
選択信号発生器54は、歩進信号発生器50からの歩進信号により緯入れピック数をカウントし、カウント値に対応する緯糸選択信号をパターン設定器52に設定されているパターンから読み出し、読み出した緯糸選択信号を、信号処理部36、緯入れ装置、測長貯留装置等に出力する。選択信号発生器54は、回転方向に従って発生される歩進信号によりカウント値を+1、あるいは−1とし、現在カウント値が上記パターン設定器52に設定されるピック数を越えたら、カウント値を1に戻すような構成がされている。
【0035】
緯糸選択信号発生部44は、主軸38と同期して回転されるドグ46が一回転するたびにこれを検出する近接スイッチ48の出力信号(ピック信号)を受けて、ドグ46の一回転に対応するピック信号を基に緯入れピック数を計数し、計数した緯入れピック数(ピック番号)において緯入れすべき緯糸の種類を表す緯糸選択信号CL1、CL2、CL3、……、CLnを選択的に発生する。
【0036】
緯糸選択信号CL1、CL2、CL3、……、CLnのそれぞれは、緯入れピック数に対応する緯入れピック時に緯入れに用いる緯糸の糸種を表す信号であるが、緯糸が通された緯入れノズルの番号で代用してもよい。
【0037】
緯糸選択信号CL1、CL2、CL3、……、CLnは、信号処理部36及びタイミング信号発生部42に供給され、また図示されない緯入れ装置、緯糸測長貯留装置等にも供給される。緯入れ装置は、緯糸選択信号により、対応する緯糸を緯入れする。緯入れパターンは1*1、2*2等の小さいステップ数としてもよい。
【0038】
図1に示すように、信号処理部36は、糸信号S1及びS2を基にフィーラヘッド12及び14の各緯糸検知期間における緯糸の有無を検知し、その結果を基に緯入れ不良の有無をフィーラヘッド12及び14毎に判定し、判定結果をフィーラヘッド12及び14毎のラッチ回路56に出力する。
【0039】
各ラッチ回路56は、信号処理部36から各フィーラヘッドの緯入れ不良の有・無を示す各論理信号を、対応する端子S1,S2にそれぞれ受けており、緯入れ不良に対応する入力がなされたとき、これを記憶するとともに、対応する端子Q1,Q2より緯入れ不良信号S3(織機停止信号)および吹切れ信号(織機停止信号)を出力する。またラッチ回路56には、織機運転期間にわたり発生される織機運転信号が入力されており、記憶している情報を、織機の運転開始時に発生される織機運転信号の立上がりにより消去するとともに、各出力信号を出力offにする。
【0040】
信号処理部36は、図示の例では、緯糸信号発生部24及び26からの糸信号S1及びS2をそれぞれ処理する1組の回路で構成されているが、フィーラヘッド毎に設けてもよい。また、1つのラッチ回路56を両フィーラヘッド12及び14で共通に利用してもよい。
【0041】
図2に示す信号処理部36においては、H1及びH2フィーラヘッド12及び14のいずれの場合であっても、同様の回路構成であるので、以下の説明においては、H1フィーラヘッド12の場合について説明する。
【0042】
信号処理部36は、大まかに言えば、判定部60、スキップ処理部68、およびゲイン/閾値演算部58とを有している。ゲイン/閾値演算部58は、いわゆる緯糸不存在期間であるタイミング信号IN1の入力期間(100°〜200°)の間フィーラ信号S1の平均値を算出し、タイミング信号IN1がOFF(200°)になったとき上記算出した平均値を基に図1に示す増幅器28及び30のゲインと緯糸有無の検知に用いる基準閾値とを決定し、決定したゲイン信号及び基準閾値をそれぞれ増幅器28及び判定部60の判定回路62に出力する。
【0043】
判定部60は、判定回路62の他に、積分器64とインターロック回路66とを含む。積分器64は、いわゆる緯糸存在期間であるタイミング信号H1Tの入力期間(200°〜290°)の間、糸信号S1を積分し、積分値を判定回路62に出力する。
【0044】
判定回路62は、織機運転信号が入力している間、緯糸の糸種に対応する判定モードにしたがって、糸信号S1の積分値をゲイン/閾値演算部58からの基準閾値と比較して緯糸の有無、すなわち緯入れ不良の有無を判定し、タイミング信号H1TがOFF(290°)になったときに判定結果をインターロック回路66に出力する。
【0045】
緯糸の有・無は、糸信号S1の積分値と基準閾値との大小関係を比較し、前者が後者より大のときに糸有り(緯糸検知器の種類によっては、糸なし)とすることにより、検知することができる。緯入れ不良の有無は、糸信号S1が糸なし(又は、糸信号S2が糸有り)になって緯入れミスになったとき、緯入れ不良有りと判定することができる。
【0046】
インターロック回路66は、織機運転信号の立ち上がり(織機の運転開始時)から所定の期間又は時間、判定回路62から出力される判定出力を無効にする。インターロック期間は、後述する判定条件設定器を介して設定される。
【0047】
スキップ処理部68は、判定部60からの判定出力を受けて、タイミング信号H1TがOFF(290°)になったときに、緯入れミスの発生状況を判別する。複数ピック期間に定められる所定期間における緯入れミスの発生回数が、設定された回数に達したとき、緯入れ不良を示す論理信号を判定出力としてラッチ回路56に出力する。
【0048】
タイミング信号発生部42は、後述する判定条件設定器70から受けるタイミング設定値に基づいて、織機主軸38の回転に対応する2つのタイミング信号を出力する。タイミング信号発生部42は、緯糸検知装置とは別に外部に設けてもよい。
【0049】
判定条件設定器70には、1以上の判定条件が、緯糸選択信号に対応する緯糸の糸種毎に予め設定されるとともに、タイミング信号発生部42、判定回路62、インターロック回路66およびスキップ処理部に接続されており、上記各回路に向けて、タイミング信号の発生期間、判定モード、インターロック期間および許容される緯入れ不良の発生回数等の判定条件の設定値を、送り込むことができる。図3に示すように、設定される判定条件は、次のとおりである。
【0050】
1. 織機の起動時から緯入れ1ピック以上の期間にわたって定められる期間であって、緯入れ不良の発生の有無にかかわらず前記判定を行わない期間すなわちインターロック期間。インターロック期間は、織機起動直後は、飛走緯糸がフィーラヘッドに到達する時期が定常運転中と異なることに起因して、判定が不確実になり誤って緯入れ不良と判定することを防ぐためのものである。図3では、風綿が発生しやすい緯糸には、長めにインターロック期間を設定することを示している。
【0051】
2. 緯糸監視期間を除く期間であって基準閾値を決定するためにH1フィーラヘッド12らの信号を監視する期間(いわゆる前記した不存在期間)。この期間は緯糸不存在期間に対応している。上記したように緯糸不存在期間における信号値が基準閾値を決定するために用いられており、この期間中に緯入れに伴って発生される飛走風綿などが検知されると基準閾値が適切な値から外れてしまう結果、判定が不確実になり誤って緯入れ不良と判定することを防ぐためのものである。図3では、風綿の発生傾向が高まるにつれて、この期間を短く設定することを示している。
【0052】
3. 緯糸監視期間におけるH1フィーラヘッド12からの信号値と緯糸が緯糸検知範囲内にあるか否かについての基準閾値とを比較する判定モード。
【0053】
前記判定モードには次の判定事項が含まれる。i) 緯糸監視期間内に糸信号S1の積分値が基準閾値を所定の期間越えているか否か。ii) 緯糸監視期間内に糸信号S1の積分値が基準閾値を越えたか否か。iii)緯糸監視期間終了時に糸信号S1の積分値が基準閾値を越えているか否か。これらの判定事項のうち少なくとも2つを糸種に対応して選択することができる。
【0054】
緯糸糸種により緯糸飛走特性(糸の暴れ、あるいは打戻りの有・無)により検知器からの信号出力状態が変わることから、糸種毎に最適な判定モードがそれぞれ存在する。つまり、特性の異なる糸種を緯入れする多色緯入れ織機で、代表的な緯糸に対して判定モードを合せたとき、特性の異なる緯糸に切り換わるとその糸種に対し不適切な判定モードによる判定がなされる結果、判定が不確実になり誤って緯入れ不良と判定することを防ぐためのものである。
【0055】
図3では、スパン糸、フィラメント糸、打戻りしやすい糸に対して適した判定モードを選択する例である。図3の該当欄の数字1〜3は、上記i)〜iii)にそれぞれ対応している。打戻りとは、緯入れされた緯糸が筬打ちされるまでの間に縮んでしまい、緯糸の先端が緯入れ上流側に戻る現象である。緯糸の縮みの程度によっては、検知器の検知領域に緯糸が存在しなくなって信号が欠落する。
【0056】
前記した判定モードにおける判定事項は、H1フィーラへッド12のように緯糸検知のために通常の緯糸到達位置に配置されるフィーラへッドにおいて、緯糸が織端に到達したか否かすなわち緯入れ不良の有無を判定する場合である。
【0057】
これに代えて、H1フィーラヘッド12よりもさらに緯糸飛走方向下流側であって吹切れ発生時に緯糸の先端が到達し得る位置に配置されるH2フィーラヘッド14において、吹切れ緯糸を検知したか否かすなわち吹切れやロングピック発生を判定する場合は、前記判定モードには次の判定事項が含まれる。すなわち、糸種に対応して複数の時間を設定すると共に、緯糸監視期間内に糸信号の積分値が閾値を越える状態が糸種に対応する前記設定された時間を越えたか否かを判定するモードである。
【0058】
吹切れ検知用フィーラヘッドでは、緯糸の吹切れが発生しなくとも、緯入れにともなって発生する風綿を検出する。糸種により、発生する風綿度合い(換言すれば検知器からの信号の発生期間)が異なる。つまり、風綿誤検知を防止するための信号幅の設定が、不適切なままにされることにより、吹切れ検知の判定が不確実になり誤って緯入れ不良と判定したり、見逃すことを防ぐためのものである。図3では、風綿の発生傾向が高まるにつれて、この期間(時間)を長く設定することを示している。
【0059】
また、図4に示すように、緯入れ不良の発生状況を判別するための判定条件は、以下を含む。
【0060】
(1) 緯入れ不良が、予め設定された回数だけ連続して発生したか否か。前記設定された回数は、緯入れ糸種毎に異なる値が設定することが望ましい。
(2) 予め決められた期間における緯入れ不良の発生回数が、予め設定された回数だけ発生したか否か。前記期間は、ピック数又は時間のいずれを尺度として用いてもよい。
【0061】
上記の緯糸検知装置10においては、緯入れのたびに、緯入れピックに対応した緯糸選択信号が発生されて、その緯糸選択信号により特定される緯糸の糸種が決定され、その糸種に対応する判定条件が選択されて、選択された判定条件により緯糸有無の検知が行われ、緯入れ不良の有無の判定が行われる。
【0062】
このため、緯入れする緯糸の切り替わりがなく、同じ糸種の緯糸を複数ピックにわたって連続して緯入れする場合は、同じ判定条件が緯入れピック毎の緯入れ不良の有無の判定に用いられる。これに対し、緯入れする緯糸の切り替わりが発生すると、切り替わった緯糸の糸種に対応する判定条件が選択され、選択された判定条件が緯入れ不良の有無の判定に用いられる。
【0063】
これにより、緯入れされた緯糸の検知は該緯糸の糸種に基づいて行われ、その結果緯入れすべき緯糸の種類が変更されても、緯糸検知が確実に行われ、緯入れ不良の有無が正確に判定される。
【0064】
図1及び図2を参照して説明した信号処理部36は、回路すなわちハードウェアとして処理するものとしたが、信号処理部36と同様の処理をソフトウェアによる処理によって行うようにしてもよい。また、信号処理部36において、積分器64に代えて、例えば増幅信号を比較判定する回路や糸信号の微分結果を比較判定する回路を用いてもよい。
【0065】
緯糸の糸種毎の設定に関し、さらに、前記フィーラ信号値と比較する基準閾値、前記緯糸監視期間、増幅器28、30のゲインを糸種毎に設定し、糸種毎に選択するものであってもよい。
【0066】
フィーラヘッドは、前記した光電式反射型のみに限らず、光電式透過型で構成してもよい。また緯糸検知器は、飛走路に向けて配置され飛走緯糸を検知する形式に代えて、緯入れ後筬打ち運動により運ばれる緯系を検知領域に通過させることにより信号を発生させる形式、さらには緯入れされた緯糸に接触して信号を発生させる形式等が考えられる。後者について、例えば、ウォータジェット織機に用いられる通電型フィーラ、さらには振動や張力検知型の接触式センサとしてもよい。
【0067】
本発明は、上記実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない限り、種々変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る緯糸検知装置の電気回路の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る緯糸検知装置の電気回路の一実施例を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る緯糸検知方法の判定条件の一実施例を示す図である。
【図4】本発明に係る緯糸検知方法の判定条件の一実施例を示す図である。
【符号の説明】
10 緯糸検知装置
12 H1フィーラヘッド
14 H2フィーラヘッド
16、18 投光器
20、22 受光器
24、26 緯糸信号発生部
28、30 増幅器
32、34 検波器
36 信号処理部
38 主軸
40 エンコーダ
42 タイミング信号発生部
44 緯糸選択信号発生部
46 ドグ
48 近接スイッチ
50 歩進信号発生器
52 パターン設定器
54 選択信号発生器
56 ラッチ回路
58 ゲイン/閾値演算部
60 判定部
62 判定回路
64 積分器
66 イッターロック回路
68 スキップ処理部
70 判定条件設定器
Claims (2)
- 検知器からの緯糸の有無に応じて変化する信号と、判定条件とを用いて緯入れ不良の有無を判定する、織機における緯糸検知方法において、前記緯入れ不良の有無の判定に用いる判定条件は、織機の起動時から緯入れ1ピック以上の期間にわたって定められる期間であって緯入れ不良の発生の有無にかかわらず前記判定を行わないインターロック期間及び前記判定のための緯糸監視期間における前記検知器からの信号と緯糸有無の検知用の基準閾値との比較結果を基に緯入れ不良を判定する際に用いる判定モードのうちの少なくとも1以上を含み、前記判定条件には緯糸の糸種に対応した前記インターロック期間または判定モードが設定されており、前記判定条件の中から緯糸の糸種に対応する前記インターロック期間または判定モードを選択するとともに、織機の運転中には、選択された前記インターロック期間または判定モードと前記検知器からの信号とを用いて緯入れ不良の有無を判定する緯糸検知方法であって、
前記検知器は、正常に緯入れされた緯糸の先端が到達する位置に配置された検知用ヘッドを有しており、糸種に対応する複数の前記判定モードは、前記緯糸監視期間内における前記検知器からの信号の積分値が前記基準閾値を所定期間越えているか否かを判定し、前記緯糸監視期間内における前記基準閾値を所定期間超えないときに緯入れ不良と判定する第1の判定モード、前記検知器からの信号の積分値が前記緯糸監視期間内において前記基準閾値を越えているか否かを判定し、前記検知器からの信号の積分値が前記基準閾値を超えないときに緯入れ不要と判定する第2の判定モード、及び前記検知器からの信号の積分値が前記緯糸監視期間終了時に前記基準閾値を越えているか否かを判定し、前記検知器からの信号の積分値が前記基準値を超えないときに緯入れ不良と判定する第3の判定モードを含み、前記判定モードが設定されるとき、前記第1から第3の判定モードのうち、少なくとも2つの判定モードが緯糸の糸種に対応して設定されることを含む、織機における緯糸検知方法。 - 検知器からの緯糸の有無に応じて変化する信号と、判定条件とを用いて緯入れ不良の有無を判定する、織機における緯糸検知方法において、前記緯入れ不良の有無の判定に用いる判定条件は、織機の起動時から緯入れ1ピック以上の期間にわたって定められる期間であって緯入れ不良の発生の有無にかかわらず前記判定を行わないインターロック期間及び前記判定のための緯糸監視期間における前記検知器からの信号と緯糸有無の検知用の基準閾値との比較結果を基に緯入れ不良を判定する際に用いる判定モードのうちの少なくとも1以上を含み、前記判定条件には緯糸の糸種に対応した前記インターロック期間または判定モードが設定されており、前記判定条件の中から緯糸の糸種に対応する前記インターロック期間または判定モードを選択するとともに、織機の運転中には、選択された前記インターロック期間または判定モードと前記検知器からの信号とを用いて緯入れ不良の有無を判定する緯糸検知方法であって、
前記検知器は、吹切れた緯糸の先端が到達する位置に配置された吹切れ検知用ヘッドを有しており、糸種に対応する複数の前記判定モードは、前記緯糸監視期間内における前記検知器からの信号の積分値が前記基準閾値を越える状態が基準時間を超えたか否かを判定し、前記基準時間を超えたときに緯入れ不良と判定する第4の判定モードを含み、前記判定モードが設定されるとき、前記緯入れ不良と判定する際にもとにする前記基準時間が緯糸の糸種に対応して複数設定されていることを特徴とする、織機における緯糸検知方法。
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