JP2005336624A - 織機の設定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】糸信号の波形を観察しながら、糸信号に対する閾値レベルを高い精度で設定できるようにする。
【解決手段】糸信号を所定の閾値レベルと比較し、その比較結果に基づき異常信号を発生する糸異常検出手段(21、22)と、上記異常信号に基づき織機を停止させる織機制御装置(40)と、糸異常検出手段(21、22)および織機制御装置(40)に接続され前記閾値レベルを含む設定情報を入力し、前記織機制御装置(40)からの情報を表示器(43)により表示する設定表示装置(41)と、前記糸信号を所定期間にわたって記憶するとともに前記設定表示装置(41)に接続される記憶手段(30)とを有し、前記設定表示装置(41)は、前記記憶装置(30)により記憶された糸信号の波形を読み出して、糸信号の波形と前記閾値レベルとを表示器(43)上に重ねて表示することを特徴とする織機の設定装置(20)。
【選択図】図2

Description

本発明は、織機において、糸信号の波形とその閾値レベルとを参照しながら各種の設定を可能とする装置に関する。
特許文献1は、流体噴射織機において、緯糸飛走路に光を照射し、反射光レベル(糸信号)を所定の閾値レベルと比較し、比較結果により、緯入れの正否を判定する反射型の緯糸フイーラを開示している。反射型フイーラの場合、糸あり時の糸信号のレベルが確保しにくいとき、空止まりや見逃しが発生するため、閾値レベルをより高精度に調整する必要がある。例えば筬の筬羽が密のとき、筬羽の振動による信号変動が生じる。
このような調整は、オシロスコープなどの測定器を用いて行うことが多く、不慣れな作業者にとっては、調整作業に手間取るという問題がある。このような実情から、調整作業時に、糸信号の波形とそれに関連する情報とを観察できることが望まれている。
特開昭62−184148号公報
したがって本発明の課題は、糸信号の波形を観察しながら、糸信号に対する閾値レベルを高い精度で設定できるようにすることである。
そこで本発明は、糸信号を所定の閾値レベルと比較し、その比較結果に基づき異常信号を発生する糸異常検出手段と、上記異常信号に基づき織機を停止させる織機制御装置と、糸異常検出手段および織機制御装置に接続され、前記閾値レベルを含む設定情報を入力器により入力しつつ前記織機制御装置からの情報を表示器により表示する設定表示装置と、前記糸信号を所定期間にわたって記憶するとともに前記設定表示装置に接続される記憶手段とで、織機の設定装置を構成している。前記設定表示装置は、前記記憶装置により記憶された糸信号の波形を読み出して、糸信号の波形と前記閾値レベルとを表示器上に重ねて表示する(請求項1)。
前記記憶手段は、1ピック以上の糸信号の波形を記憶する(請求項2)。また、多色緯入れ織機において、前記記憶手段は、糸信号の波形を緯糸選択態様とともに記憶し、前記設定表示装置は、入力される緯糸の種類に対応する糸信号の波形および閾値レベルを表示する(請求項3)。
前記糸信号は、緯糸飛走路に検知領域を形成する2つの緯糸フイーラのうち1以上の出力を含む(請求項4)。また、前記設定表示装置は、異常信号の発生したサイクルにおける糸信号の波形および閾値レベルを表示する(請求項5)。
本発明では、記憶されている糸信号の波形と閾値レベルとを表示器上で重ねて表示することにより、糸信号の波形に対する閾値レベルの設定具合(大小関係)が織機の設定器上で視覚的に確認できる。従って、従来発生していた空止まりや見逃しに対向して、閾値レベルの設定が高い精度で正確に行える(請求項1)。
記憶手段に1ピック以上の糸信号の波形が記憶されておれば、1繰り返し(リピート)の特性が観測したり、あるいは複数ピックのうち特定ピックの糸信号波形を読み出して表示することができる(請求項2)。また、多色緯入れ織機において、糸信号の波形を緯糸選択態様とともに記憶すれば、特定の緯糸の種類ての空止まりや見逃しが発生したとしても、入力される緯糸の種類に対応する糸信号の波形および閾値レベルが容易に確認できる(請求項3)。
前記糸信号が緯糸フイーラのうち1以上の出力であると、緯入れ状況の確認が容易となり、その設定作業も簡素化できる(請求項4)。また、異常信号の発生したサイクルにおける糸信号の波形および閾値レベルを表示すると、異常原因が速やかに特定できる(請求項5)。
図1は、織機として流体(空気)噴射式織機についての緯入れ装置1の要部を示している。この図1で、ホルダ2により支持されている給糸体3から引き出された緯糸4は、例えばドラム式の測長貯留装置5の回転糸ガイド6に導かれ、静止状態のドラム7の外周面で係止ピン8により係止されながら、回転糸ガイド6の回転運動によりドラム7に巻き付けられることによって、1回の緯入れに必要な長さに測長され、かつ緯入れ時まで貯留されている。
緯入れ時点で、係止ピン8が操作器9によって駆動されて、ドラム7の外周面から後退すると、ドラム7の外周に巻き付けられている緯糸4は、1回の緯入れに必要な長さだけドラム7上で解舒され、緯入れノズルとしてのメインノズル10に導かれる。
メインノズル10は、緯入れ動作のために、噴射期間にわたって圧力空気12を経糸13の開口14の内部に噴射することによって、1回の緯入れに必要な長さの緯糸4を開口14内に緯入れする。これによって、緯糸4は、開口14内の緯糸飛走経路に沿って飛走する。なお、圧力空気12は、図示しない圧力調整手段により適切な圧力値に設定されている。
緯糸4が開口14内の飛走経路に沿って飛走する過程で、複数グループのサブノズル11は、緯入れ方向に圧力空気15を緯糸飛走経路に飛走方向に向けて、一斉噴射または緯糸4の飛走速度と調和しながらリレー噴射を行うことによって、開口14内で飛走中の緯糸4を緯入れ方向に加勢する。なお、なお、圧力空気15も、図示しない圧力調整手段により適切な圧力値に設定されている。
メインノズル10および複数グループのサブノズル11の噴射動作により、正常に緯入れされた緯糸4は、筬16によって織布17の織り前18に筬打ちされ、織布17として織り込まれた後、緯入れ側で給糸カッタ19によって切断され、メインノズル10の内部の緯糸4から切り離される。
緯糸4の緯入れ状態は、糸異常検出手段としての第1の緯糸フィーラ21および第2の緯糸フィーラ22により検出される。第1の緯糸フィーラ21は、センサ24を有しており、このセンサ24は、反緯入れ側の織り端部分の近傍で緯糸飛走路に対向し、正常に緯入れされた緯糸4の到達し得る位置に設けられ、そこで緯糸4を検知する。また、第2の緯糸フィーラ22は、センサ25を有しており、このセンサ25は、反緯入れ側の織り端より離れた位置で緯糸飛走路に対向し、ロングピックの緯糸4の先端や吹き切れにより飛んできた緯糸4の一部(吹き切れ端)を検知する。これらのセンサ24、25の出力信号は、ともに本発明に係る織機の設定装置20の入力となる。
なお、第1の緯糸フィーラ21および第2の緯糸フィーラ22のセンサ24、25は、筬打ち時に、筬16に干渉しないように、筬16の筬溝(変形筬溝)に対向し、通常、投光素子と受光素子とを内蔵する投受光(反射)型の検知器として構成されている。これらの投受光(反射)型の検知器は、緯糸飛走路上に検知領域を有しており、緯糸飛走路上の緯糸4を検知したときに、緯糸4からの反射光量に応じた電気信号の出力を発生する。もちろん、センサ24、25は、透過型のセンサ、その他の型のセンサとして構成することもできる。
つぎに、図2は、本発明に係る織機の設定装置20の構成を示している。図2で、センサ24の出力信号は、異常検出手段としての第1の緯糸フィーラ21の内部の増幅回路26により増幅されて糸信号S1となり、記憶手段30および比較器27の入力となる。なお、増幅回路25の増幅度は、増幅度設定器28により予め糸種に適合する増幅度に調整されている。
比較器27は、糸信号S1と糸有り・糸無し識別用の閾値レベルL1とを入力とし、それらの大小関係を比較する。なお、糸有り・糸無し識別用の閾値レベルL1は、閾値設定用のA/D変換器29により予め糸種に適合するレベル値に設定されている。
閾値レベルL1≦糸信号S1となったときに、比較器27は、糸有りとして例えばHレベルの信号S6を発生し、これを緯入れ判定回路31内の判定回路38の一方の入力端に送っている。これに対して、閾値レベルL1>糸信号S1となったときに、比較器27は糸無しとして、Lレベルの信号S6を出力する。なお、図2の例では、センサ24の出力信号が増幅された信号S0そのものを糸の有無の判定対象としているが、増幅回路26および比較器27の間に、いずれも図示しない微分器または積分器を介在させ、信号S0の微分信号、または所定の検知期間にわたって得られた積分信号をもとに、糸の有無を判定するように構成してもよい。この場合には、前記微分器あるいは前記積分器からの出力信号を実質的な糸信号として扱うことができる。
一方、織機の主軸33に連結されているエンコーダ34は、主軸33の回転の角度θの信号を発生しており、この角度θの信号を入力とするタイミング信号発生器35は、緯糸4の検知期間T1、例えば角度θにして200°〜290°に対応する期間でHレベルの緯入れ検知タイミング信号S5を発生し、これを判定回路32の他方の入力端、緯入れ判定回路31内のリセット回路36、タイミング設定回路37に送っている。なお、角度θの信号は、記憶手段30にも送られている。
判定回路31は、糸信号S1およびタイミング信号S5を入力としており、緯入れ検知タイミング信号S5の発生期間中にHレベルの糸信号S1が入力されると、緯入れ正常と判定して出力端の出力をLレベルのままとする。これに対し、信号S5の発生期間中に糸信号がLレベルのままであれば、判定回路31は、緯入れミスと判定して出力端の出力をHレベルとする。論理信号発生器39は、判定回路38の出力を受けているとき、タイミング設定回路37から検知期間T1の終了角度(290°)後に出力される信号の立ち下がりタイミングで、織機停止のために緯入れ不良によるの異常信号S2を発生し、これを織機制御装置40に送る。ここで、織機制御装置40は、図示しない原動モータを制動することにより織機を停止させる。
判定回路38は、リセット回路36から検知期間T1の終了角度(290°)で出力されるリセット信号の立ち上がりタイミングによりリセットされ、次の緯入れサイクルに備える。また、論理信号発生器39は、織機の停止原因の修復後に織り工により操作されるスイッチ23によりリセットされる。
なお、判定回路31は、上記例では、緯糸検知タイミングS5中に糸信号S1が一度でもHレベルになることにより、緯入れ正常と判定しているが、このような判定方法は、上記に限らない。例えば、緯入れ正常と判定する判定条件について、緯糸検知タイミングS5の終期に糸信号S1がHレベルにあることを条件としたり、Hレベルになる期間が所定期間継続することを条件としてもよく、これら複数の判定条件は、緯糸4の糸種に応じて適宜選択したり、2以上組み合わせることも可能である。
また、増幅度設定器28に設定される増幅度や、閾値設定器29に設定される閾値も緯糸の糸種(色彩、太さなど)に応じて適宜設定すればよい。また多色緯入れ織機においては、上記判定条件、増幅度および閾値は、緯糸4の選択信号に対応して選択するように回路構成することも可能である。さらには、上記比較器27および判定回路31の緯入れ正否の判定に係わる処理について、マイコンおよびソフトウエア処理により実現することも可能である。なお、そのような場合には、上記増幅度、閾値や判定条件は、織機の設定器と兼用される表示手段41を介して設定可能にすればよい。
また、異常検出手段としての第2の緯糸フィーラ22は、内部構成を図示しないが、第1の緯糸フィーラ21とほぼ同様の構成であり、センサ25からの出力信号を入力とし、内蔵の増幅回路の出力を糸信号S4として記憶手段30などに送るとともに、糸信号S4と閾値レベルL2とを比較して、その比較結果、閾値レベルL2≦センサ25からの出力信号となったときに、緯糸4の吹き切れ端やロングピックの緯糸4の先端を検出したものと判断し、この緯入れ異常に対応する異常信号S3を発生し、これを織機制御装置40に送る。このとき織機制御装置40は、必要に応じて織機を停止させる。
さて、織機制御装置40は設定表示装置41に、また設定表示装置41は記憶手段30にそれぞれ双方向通信可能な状態で接続されている。前記のように、糸異常検出手段としての第1の緯糸フイーラ21は、糸信号S1を所定の閾値レベルL1と比較し、その比較結果に基づき異常信号S2を発生し、織機制御装置40に送る。このとき、織機制御装置40は、異常信号S2に基づき織機を停止させる。また糸異常検出手段としての第2の緯糸フイーラ22は、その内部でセンサ25から得られる糸信号を所定の閾値レベルL2と比較し、その比較結果に基づき異常信号S3を発生し、織機制御装置40に送る。このとき、織機制御装置40は、異常信号S3に基づき必要に応じて織機を停止させる。
一方、記憶手段30は、第1の緯糸フイーラ21の出力としての糸信号S1、第2の緯糸フイーラ22の出力としての糸信号S4、角度θの信号のほか、多色緯入れ織機であれば、緯糸選択信号S8を入力として、それらと対応して1ピック以上の糸信号S1、S4の波形を緯糸選択態様とともに所定期間にわたって記憶する。また、設定表示装置41は、糸異常検出手段として第1の緯糸フイーラ21のA/D変換器29、糸異常検出手段としての第1の緯糸フイーラ21および織機制御装置40に接続され、少なくとも閾値レベルL1、L2を含む設定情報を入力し、織機制御装置40からの制御その他の情報を内蔵の表示器43を介して表示する。
設定表示装置41について、詳細は図示しないが、織機の設定値を入力するための入力器44と、織機制御装置40からの情報や後述される糸信号波形等を、文字、数値さらにはグラフィック表示可能な表示器43と、これら入力器44に接続される一方表示器43を制御しつつ、記憶手段30および織機制御装置40のそれぞれの間で、図示しないポートを介して双方向に情報を送受に関する制御を行う図示しないCPUと、CPUを制御するソフトウエアプログラムなどを記憶する図示しない記憶器とを有している。
設定表示装置41は、織機上の各装置に対する設定値、例えば緯入れノズルにおける各緯入れノズルの噴射タイミング・ノズルの噴射圧力に関する設定値や、経糸張力制御装置における経糸張力設定値などのほか、第1の緯糸フィーラ21および第2のフィーラ22において糸信号S1、S4を比較するための閾値や第1の緯糸フィーラ21および第2のフィーラ22における緯糸検知タイミングである「H1タイミング」ならびに「H2タイミング」が入力可能にされており、その出力としての閾値信号S9a、S9bが第1の緯糸フィーラ21および第2のフィーラ22の各A/D変換器29の入力端にそれぞれ接続される。なお、上記入力器43ならびに表示器44は、それぞれ別に設けてもよいが、好ましくは、入力機能および多色表示機能とを兼ね備えたタッチパネル式設定装置を使用する。
図4には、そのようなタッチパネル式設定装置を用いたときの表示例を示しているが、第1の緯糸フィーラ21および第2の緯糸フィーラ22において糸信号S1、S4と比較する閾値は、「H1レベル」、「H2レベル」にそれぞれ対応しており、閾値レベルの設定変更時には、画面に表示されるアイコンに触れることにより、閾値レベルを現在の設定値から「1」ずつ増加あるいは減少させて変更可能になっている。これにより設定表示装置41は、設定された閾値レベルに対応する電気信号を各A/D変換器29に向けて出力して、各比較器27に対応する閾値信号を供給する。
なお、緯糸選択信号発生器42は、タイミング信号S7を入力として、予め設定されている緯糸選択順序にもとづいて緯糸選択信号S8を発生し、これを記憶手段30へ出力するほか、緯糸選択信号S8によって選択された緯入れ装置1(測長貯留装置5やメインノズル10)を動作させる。
操作者は、入力情報の設定時に、設定表示装置41内の入力器44を操作して、織機の運転に必要な情報を入力するが、このときに必要に応じて、設定表示装置41は、記憶手段30により記憶された糸信号S1、S4の波形を読み出して、これらのの糸信号S1、S4の波形と閾値レベルL1、L2とを表示器43上に重ねて表示する。
多色緯入れ織機の場合、記憶手段30は、緯糸選択の入力論理とともに、糸信号S1、S4の波形を記憶し、設定表示装置41は、操作者の入力操作により入力される緯糸種類に対応する糸信号S1、S4の波形および閾値レベルL1、L2を1以上選択的に表示する。なお、設定表示装置41は、必要に応じて、異常信号S2、S3の発生したサイクルにおける糸信号S1、S4の波形および閾値レベルL1、L2を表示する。また、多色緯入れ織機の場合、糸信号S1、S4に対する閾値を緯糸4の糸種毎に設定可能として、選択される緯糸4に対応して選択することがより望ましく、そのような場合には、表示器44上に糸信号S1、S4とともに表示する閾値は、所望の緯糸4の糸種に対応するものを表示すればよい。
図3は表示器43による表示例を示している。図3で、糸信号S1の波形は、閾値レベルL1とともに上段に表示され、糸信号S4の波形は、閾値レベルL2とともに下段に表示されている。なお、最下段に、第1の緯糸フイーラ21に対する検知期間T1、第2の緯糸フイーラ22に対する検知期間T2が表示されている。これらは同一画面上で時間軸上で表されている。操作者は、糸信号S1、S4の波形に対する閾値レベルL1、L2の設定具合(大小関係)を織機の設定装置20上で視覚的に確認できる。従って、閾値レベル設定が状況を観察しながら高い精度で正確に設定できるため、織機の運転管理が合理化できることになる。
本発明に係る織機の緯入れ状況表示装置20の機能や、第1の緯糸フイーラ21および第2の緯糸フイーラ22の機能(信号処理)は、コンピュータを使用し、プログラムにより実現することもできる。したがって、織機の緯入れ状況表示装置20の記憶手段30、織機制御装置40および設定表示装置41、さらに第1の緯糸フイーラ21および第2の緯糸フイーラ22は、共通のコンピュータおよびそれに搭載される入力手段、出力手段、記憶手段、演算(制御)手段により置換可能である。
糸信号S1、S4は、緯糸4に対するセンサ(緯糸フイーラ、給糸切れセンサ)に限らず、経糸13に対するセンサ(ドロツパ)のいずれでもよい。また、異常信号発生時、あるいは織機の状態変化時(起動時、回転数変更時)における波形を読出表示可能としてもよい。さらに、多色緯入れ織機では、選択緯糸カラーの糸信号を選択的に表示するようにしてもよい
本発明の技術は、エアージェット織機に限らず、緯糸到達時期を検出可能な他の流体噴射式織機(ウオータジェット織機)にも適用可能である。
織機の緯入れ装置1の要部の説明図である。 本発明に係る織機の設定装置20などのブロック線図である。 本発明の表示器43による表示例の説明図である。 本発明の表示器43によるレベル表示例の説明図である。
符号の説明
1 織機の緯入れ装置
2 ホルダ
3 給糸体
4 緯糸
5 測長貯留装置
6 回転糸ガイド
7 ドラム
8 係止ピン
9 操作器
10 メインノズル
11 サブノズル
12 圧力空気
13 経糸
14 開口
15 圧力空気
16 筬
17 織布
18 織り前
19 給糸カッタ
20 織機の設定装置
21 第1の緯糸フイーラ
22 第2の緯糸フイーラ
23 スイッチ
24 センサ
25 センサ
26 増幅回路
27 比較器
28 増幅度設定用のA/D変換器
29 閾値設定器
30 記憶手段
31 緯入れ判定回路
33 主軸
34 エンコーダ
35 タイミング信号発生器
36 リセット回路
37 タイミング設定回路
38 判定回路
39 論理信号発生器
40 織機制御装置
41 設定表示装置
42 緯糸選択信号発生器
43 表示器
44 入力器
S1 糸信号
S2 異常信号
S3 異常信号
S4 糸信号
S5 緯入れ検知タイミング信号
S6 糸無し信号
S7 タイミング信号
θ 回転の角度

Claims (5)

  1. 糸信号を所定の閾値レベルと比較し、その比較結果に基づき異常信号を発生する糸異常検出手段(21、22)と、上記異常信号に基づき織機を停止させる織機制御装置(40)と、糸異常検出手段(21、22)および織機制御装置(40)に接続され、前記閾値レベルを含む設定情報を入力器(44)により入力しつつ前記織機制御装置(40)からの情報を表示器(43)により表示する設定表示装置(41)と、前記糸信号を記憶するとともに前記設定表示装置(41)に接続される記憶手段(30)とを有し、前記設定表示装置(41)は、前記記憶装置(30)により記憶された糸信号の波形を読み出して、糸信号の波形と前記閾値レベルとを表示器(43)上に重ねて表示することを特徴とする織機の設定装置(20)。
  2. 前記記憶手段(30)は、1ピック以上の糸信号の波形を記憶することを特徴とする請求項1記載の織機の設定装置(20)。
  3. 多色緯入れ織機において、前記記憶手段(20)は、糸信号の波形を緯糸選択態様とともに記憶し、前記設定表示装置(41)は、入力される緯糸の種類に対応する糸信号の波形および閾値レベルを表示することを特徴とする請求項1または請求項2記載の織機の設定装置(20)。
  4. 前記糸信号は、緯糸飛走路に検知領域を形成する2つの緯糸フイーラ(21、22)のうち1以上を含むことを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3記載の織機の設定装置(20)。
  5. 前記設定表示装置(41)は、異常信号の発生したサイクルにおける糸信号の波形および閾値レベルを表示することを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3または請求項4記載の織機の設定装置(20)。
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