JP3582635B2 - 多色緯入れ織機の緯糸フィーラ装置 - Google Patents

多色緯入れ織機の緯糸フィーラ装置 Download PDF

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【0001】
【発明の技術分野】
本発明は、多色緯入れ織機において、糸種毎の緯入れ不良の状態に応じて、異常信号の発生を制御する緯糸フィーラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば特開昭62−177263号公報の「織機の運転制御方法およびその装置」は、偶発的に発生する緯入れ不良を見逃すために、いわゆるスキップフィーラ装置を示している。そのスキップフィーラ装置は、織機の緯糸フィーラからの信号を入力として、所定の監視期間に発生する緯入れ不良の発生回数を計数し、緯入れ不良の許容回数の範囲内で緯止めを見逃し、当該許容回数内で織機の運転を継続するように制御する。
【0003】
上記のスキップフィーラ装置は、多色緯入れ織機にも適応可能である。スキップフィーラ装置が多色緯入れ織機に組み込まれたとき、スキップフィーラ装置はいずれの緯糸での緯入れ不良かに関係なく、全体の緯入れ不良として、緯入れ不良の発生回数を計数する。このため、特定の緯糸、例えば2色の緯糸a、bのうち一方の緯糸aに緯入れ不良が頻発したとき、下記のような問題がある。なお、特定の緯糸aに緯入れ不良が頻発する原因として、緯糸aに対する緯入れ条件(噴射圧力、噴射タイミング)などの調整ミスなどが考えられる。
【0004】
(1)特定の緯糸aで緯入れ不良が頻発しているときでも、緯入れ不良の計数値が許容回数を越えるまでは、織機の運転は正常に継続される。このため、調整ミスなどにより発生する緯入れ不良の判別が遅くなる。本来、スキップフィーラ装置は、偶発的に発生する緯入れ不良を見逃すことを目的とするものであるが、緯入れ不良の判別が遅くなると、調整ミス等により緯入れ不良も見逃すことになる。織布の織り欠点は、緯入れ不良の許容範囲内であっても、より少ないほうが好ましいが、上記のスキップフィーラ装置によると、織り欠点が多くなってしまう。
【0005】
(2)上記特定の緯糸aで製織される部分が全体的に少ないとき、例えば2色の緯糸a、bについて、その緯入れ比率がa:b=1:9であると、この特定の緯糸a部分で緯入れ不良が頻発しても、その回数が許容回数を越えないときは、織機は停止されない。この結果、製織される織布は、上記の特定部分で織り欠点を多く有することになり、品質上好ましくないものとなる。
【0006】
【発明の目的】
したがって、本発明の目的は、多色緯入れ織機において、特定の緯糸での緯入れ不良の頻発を判別可能とすることであり、また、他の目的は、スキップ機能を有する緯糸フィーラ装置を備えた多色緯入れ織機において、特定の緯糸での緯入れ不良の頻発を判別可能とすることである。
【0007】
【発明の解決手段】
上記目的のもとに、本発明は、次のような対策を講じている。請求項1の緯糸フィーラ装置(2)は、多色緯入れ織機(1)において、緯糸選択信号に基づいて緯入れ不良信号を糸種毎に計数し、所定の監視期間内で糸種毎の緯入れ不良の発生回数を求める計数手段(22)と、糸種毎の緯入れ不良の許容回数を設定する許容回数設定手段(25)と、計数手段(22)からの緯入れ不良の発生回数と許容回数設定手段(25)からの緯入れ不良の許容回数とを比較して、〔緯入れ不良の許容回数<緯入れ不良の発生回数〕となったときに異常信号を出力する比較手段(28)と、計数手段(22)に対して所定の監視期間を設定する監視期間設定手段(14)とを有する。
【0008】
また請求項3の緯糸フィーラ装置(2)は、多色緯入れ織機(1)において、所定の基準監視期間内で予め設定された緯入れ不良の基準許容回数の緯入れ不良を見逃すスキップフィーラ装置(15)と、緯糸選択信号に基づいて緯入れ不良信号を糸種毎に計数し、所定の所定の監視期間内で糸種毎の緯入れ不良の発生回数を求める計数手段(22)と、スキップフィーラ装置(15)の基準許容回数と各緯糸の選択比率とに基づいて糸種毎の許容回数を算出し、糸種毎の緯入れ不良の許容回数を設定する許容回数設定手段(25)と、計数手段(22)からの緯入れ不良の発生回数と上記許容回数設定手段(25)からの緯入れ不良の許容回数とを比較して、〔緯入れ不良の許容回数<緯入れ不良の発生回数〕となったときに異常信号を出力する比較手段(28)と、上記計数手段(22)の所定の監視期間を設定する監視期間設定手段(14)とを有し、監視期間設定手段(14)をスキップフィーラ装置(15)により構成としている。
【0009】
そして、請求項4の監視期間設定手段(14)は、請求項3で、スキップフィーラ装置(15)内の基準監視期間設定器(17)により構成されており、また請求項2の緯糸フィーラ装置(2)は、請求項1で、監視期間設定手段(14)を糸種毎に対応する複数の監視期間設定器(35、36)により構成され、各監視期間設定器(35、36)には対応する緯糸の選択比率に応じた監視期間が設定されている。
【0010】
ここで、糸種とは、異なる緯入れ手段例えば緯入れノズルから緯入れされる各緯糸を示すものであり、必ずしも緯糸の種類が異なるものでなくてもよく、同じ種類の糸であってもよい。また、糸種毎の緯入れ不良の許容回数は、直接入力して設定するものでもよく、また監視期間など所定の基準値から算出するものであってもよい。さらに、選択比率は、緯糸選択パターンの1リピート当りの各緯糸の選択される割合として定義される。そして、上記異常信号は、各緯糸に対する警報、あるいは織機に対する緯止めのための指令、あるいは緯入れ状態を表示するためのデータとして利用される。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、2色の多色緯入れ織機1に本発明の緯糸フィーラ装置2を組み込んだ状態を示している。
【0012】
図1で、緯糸3a、3bは、それぞれ図示しない給糸パッケージなどから供給され、たとえばドラム式の測長貯留装置4によって緯入れに必要な長さだけ測長され、かつよこ入れ時点まで測長貯留装置4のドラム5の外周面で貯留されている。緯入れ時点で、選択された例えば緯糸3aがドラム5の上で係止ピン6によって解舒されると、対応する緯入れ用のノズル7は、圧力流体を噴射し、圧力流体の噴射力により、ノズル7の内部の緯糸3aを経糸8の開口の内部に緯入れする。緯入れされた緯糸3aは、筬9によって織り前に筬打ちされ、織布10となる。
【0013】
緯入れが完了した時点で、そのときの緯入れ状態は、緯糸3a、3bの到達側の織り端で、光電式または電極式の緯糸フィーラ12によって検出される。緯糸フィーラ12は、織り端の位置で、緯入れされた緯糸3a、3bの先端を検出することにより、フィーラ信号S1を発生し、これを判別手段13に送り込む。判別手段13は、フィーラ信号S1の信号レベルなどから緯入れ不良の状態を判別し、緯入れ不良と判断されるときに、緯入れ不良信号S2を発生し、これを本発明の緯糸フィーラ装置2に送り込む。
【0014】
そこで、緯糸フィーラ装置2は、緯入れ不良信号S2のほかに、期間信号S3や、緯糸3a、3bの選択信号Sa、Sbを入力とし、緯糸3a、3bの糸種毎に、緯入れ不良の許容回数Na、Nbと緯入れ不良の発生回数na、nbとを比較し、その比較結果に基づいて糸種毎に異常信号Ua、Ubを出力し、織機制御装置11に送り込む。織機制御装置11は、その異常信号Ua、Ubに応じて、各緯糸3a、3bに対応する警報信号、各緯糸3a、3bについての緯入れ状態を表示するための表示信号、あるいは織機を停止させるための緯止め信号などを発生する。
【0015】
次に、図2は、本発明の緯糸フィーラ装置2の具体例を示している。この具体例の緯糸フィーラ装置2は、スキップフィーラ装置15を備えており、糸種毎の緯入れ不良の発生回数na、nbを計数するとともに、緯入れ不良の発生回数na、nbと緯入れ不良の許容回数Na、Nbとを比較し、〔緯入れ不良の許容回数Na<緯入れ不良の発生回数na〕または〔緯入れ不良の許容回数Nb<緯入れ不良の発生回数nb〕となったときに、異常信号Ua、Ubを出力する例である。なお、織機の停止制御は、スキップフィーラ装置15によって行われる。
【0016】
判別手段13からの緯入れ不良信号S2は、スキップフィーラ装置15の内部の計数器16に入力され、緯入れ不良の総発生回数nとして計数される。計数器16の計数値つまり総発生回数nは、スキップフィーラ装置15の内部の基準監視期間設定器17によって設定される基準監視期間T毎に、基準監視期間設定器17の出力としてのリセット信号S4によってリセットされ、計数値「0」に設定される。したがって、計数動作は、基準監視期間Tの初期に開始され、その終期に終了することになる。
【0017】
基準監視期間設定器17は、織機制御装置11からの期間信号S5を入力として、基準監視期間Tの経過毎に、リセット信号S4を出力する。なお、期間信号S5は、製織中の経過時間、製織長さ、あるいはピック数などに基づいて設定される。
【0018】
スキップフィーラ装置15の内部の比較器18は、緯入れ不良の発生時に、緯入れ不良の総発生回数nと基準許容回数設定器19によって設定される基準許容回数Nとを比較し、〔基準許容回数N<緯入れ不良の総発生回数n〕となっていないとき、停止信号S6を出力しないで、この回の緯入れ不良を見逃し、“H”レベルの許容緯入れ不良信号S7を出力し、2つのアンドゲート20、21の一方の入力端に送り込む。
【0019】
その後の緯入れ不良の発生時点でも、比較器18は、緯入れ不良の総発生回数nと基準許容回数Nとを比較することにより、〔基準許容回数N<緯入れ不良の総発生回数n〕となったときに、織機制御装置11に対し停止信号S6を出力する。このとき、織機制御装置11は、多色緯入れ織機1を緯止め原因により停止させる。
【0020】
なお、2つのアンドゲート20、21の他方の入力端は、2色の緯糸3a、3bに対応して、図示しない緯糸選択装置から緯糸2a、2bの選択信号Sa、Sbを入力している。もちろん、この選択信号Sa、Sbは、緯糸選択パターンに基づいて出力され、1リピート毎に繰り返す。
【0021】
一方、計数手段22は、アンドゲート20、21の出力を入力とする2つの計数器23、24を備える。各計数器23、24には、各緯糸3a、3bの選択信号Sa、Sbに基づき許容緯入れ不良信号S7が入力される。したがって、各計数器23、24は、対応の選択信号Sa、Sbの“H”レベルの区間すなわち対応する緯糸3a、3bの選択時に、許容緯入れ不良信号S7を計数し、許容緯入れ不良信号S7の計数値をそれぞれの緯糸3a、3bについての固有の緯入れ不良の発生回数na、nbとして、比較手段28の対応する比較器29、30に出力する。
【0022】
ここで、計数器23、24は、監視期間設定手段14からのリセット信号S8によって、監視期間t毎にリセットされるか、または基準監視期間設定器17からのリセット信号S4によって、基準監視期間T毎にリセットされ、その計数値を「0」とする。スキップフィーラ装置15の基準監視期間設定器17が監視期間設定手段14に代わるならば、監視期間設定手段14は、簡略化のために、省略できる。
【0023】
また、許容回数設定手段25は、2つの許容回数設定器26、27を備えている。各許容回数設定器26、27には、対応する緯糸3a、3bの選択比率a、bが予め入力され、設定されている。緯糸選択パターンの1繰り返しがたとえば「10」ピックで、緯糸3a、3bの緯入れ比が9:1ならば、a=9/10、b=1/10などとして設定されている。各許容回数設定器26、27は、スキップフィーラ装置15の基準許容回数設定器19に設定された基準許容回数Nと選択比率a、bとを用い、計算式〔N×a〕、計算式〔N×b〕により対応する緯糸3a、3bの緯入れ不良の許容回数Na、Nbを算出し、その算出した緯入れ不良の許容回数Na、Nbを比較手段28の内部の比較器29、30にそれぞれ出力する。
【0024】
比較器29は、緯入れ不良の許容回数Naと計数器23から出力される緯入れ不良の発生回数naとを比較し、〔緯入れ不良の許容回数Na<緯入れ不良の発生回数na〕となったときに、緯糸3aの緯入れに対応する異常信号Uaとして例えば警報信号を出力する。また、比較器30は、緯入れ不良の許容回数Nbと計数器24から出力される緯入れ不良の発生回数nbとを比較し、〔緯入れ不良の許容回数Nb<緯入れ不良の発生回数nb〕となったときに、緯糸3bの緯入れに対応する異常信号Ubとして例えば警報信号を出力する。ここで、各比較器29、30は、それぞれ異なる警報を出力するものとし、どちらの緯糸3a、3bによるものなのかを判別し易いものとする。なお、警報は、警報音、表示器への表示、ランプによる表示など適切な警報手段によって行われる。
【0025】
次に、図3は、2色の多色緯入れ織機1に適応した具体例であり、スキップフィーラ装置15を用いないで、本発明の緯糸フィーラ装置2を単独で用い、異常信号Uにより多色緯入れ織機1の停止制御を行う例である。なお、この図3で、図2と同じ機能のものは、同一の符号により表されている。
【0026】
緯入れ不良信号S2は、2つのアンドゲート20、21の一方の入力端に入力されている。また緯糸3a、3bに対応する2つの選択信号Sa、Sbおよびピック信号S9は、2つのアンドゲート31、32の入力端にそれぞれ入力されている。なお、2つのアンドゲート20、21の出力は、アンドゲート33、34の一方の入力端のほか、計数器23、24の入力となっている。
【0027】
この例で、監視期間設定手段14は、監視期間tをピック数により設定するため、監視期間設定器35、36およびピックカウンタ37、38を備えている。それぞれのピックカウンタ37、38は、対応する選択信号Sa、Sbの発生期間で、ピック信号S9を計数し、監視期間設定器35、36によって設定された監視期間tとなった時点で、リセット信号S3を発生し、計数器23、24をリセットする。監視期間設定器35、36には、選択比率a、bに応じた監視期間tが設定されている。なお、監視期間設定器35、36は、糸種毎に設けないで1個により共通のものとして利用することもできる。
【0028】
次に、許容回数設定手段25は、糸種毎に緯入れ不良の許容回数Na、Nbを設定するために許容回数設定器26、27を備え、比較手段28は、緯入れ不良の発生回数na、nbと緯入れ不良の許容回数Na、Nbとを比較するために、比較器29、30を備えている。各許容回数設定器26、27には任意の緯入れ不良の許容回数Na、Nbが設定可能であるが、好ましくは検反の基準となる1疋当りの許容回数と緯糸3a、3bの選択比率a、bとを考慮して設定する。
【0029】
〔緯入れ不良の許容回数Na<緯入れ不良の発生回数na〕となったとき、比較器29は、“H”レベルの異常信号Uaを発生し、アンドゲート33に出力する。また、〔緯入れ不良の許容回数Nb<緯入れ不良の発生回数nb〕となったとき、比較器30は、“H”レベルの異常信号Ubを発生し、アンドゲート34に出力する。したがって、選択信号Sa、Sbと緯入れ不良信号S2とが同時にアンドゲート20、21に出力されているとき、アンドゲート33、34は、それぞれ比較器29、30の出力を通過させ、オアゲート39を介して緯止め用の異常信号Uとして織機制御装置11へ出力する。
【0030】
以上の各具体例は、いずれも2色の多色緯入れ織機1に適用することを前提としているが、これに限定されず、3色以上であってよい。この場合、許容回数設定器26、27、計数器23、24、比較器29、30などは、色数に対応した数だけ設置される。また図3の具体例において、実施例1と同様に、スキップフィーラ装置15を併用することもできる。
【0031】
図2、3の装置において、上記比較手段28に加え、特公昭61−39424号公報に記載されているような、所定回数連続して緯入れ不良信号S2が出力されたときに、異常信号U、Ua、Ubを出力する判別回路を併設することもできる。
【0032】
【発明の効果】
本発明では、特定の緯糸で緯入れ不良が発生し易くなっているという緯入れ状況が早期に判別でき、これにより、修復を早めることができ、織り欠点を軽減して、織布の品質の向上を図ることができる。また特定の部分に織り欠点が集中して、織布の品質が低下するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】多色緯入れ織機に本発明の緯糸フィーラ装置を組み込んだ状態の概略的な説明図である。
【図2】本発明の緯糸フィーラ装置のブロック線図である。
【図3】本発明の他の緯糸フィーラ装置のブロック線図である。
【符号の説明】
1 多色緯入れ織機 31 アンドゲート
2 緯糸フィーラ装置 32 アンドゲート
3a、3b 緯糸 33 アンドゲート
4 測長貯留装置 34 アンドゲート
5 ドラム 35 監視期間設定器
6 係止ピン 36 監視期間設定器
7 緯入れ用のノズル 37 ピックカウンタ
8 経糸 38 ピックカウンタ
9 筬 39 オアゲート
10 織布 S1 フィーラ信号
11 織機制御装置 S2 緯入れ不良信号
12 緯糸フィーラ S3 リセット信号
13 判別手段 S4 リセット信号
14 監視期間設定手段 S5 期間信号
15 スキップフィーラ装置 S6 停止信号
16 計数器 S7 許容緯入れ不良信号
17 基準監視期間設定器 S8 リセット信号
18 比較器 S9 ピック信号
19 基準許容回数設定器 Sa、Sb 選択信号
20 アンドゲート Na、Nb 緯入れ不良の許容回数
21 アンドゲート na、nb 緯入れ不良の発生回数
22 計数手段 U、Ua、Ub 異常信号
23 計数器 n 緯入れ不良の総発生回数
24 計数器 T 基準監視期間
25 許容回数設定手段 t 監視期間
26 許容回数設定器 N 基準許容回数
27 許容回数設定器 a、b 選択比率
28 比較手段
29 比較器
30 比較器

Claims (4)

  1. 多色緯入れ織機(1)において、緯糸選択信号に基づいて緯入れ不良信号を糸種毎に計数し、所定の監視期間内で糸種毎の緯入れ不良の発生回数を求める計数手段(22)と、糸種毎の緯入れ不良の許容回数を設定する許容回数設定手段(25)と、計数手段(22)からの緯入れ不良の発生回数と許容回数設定手段(25)からの緯入れ不良の許容回数とを比較して、〔緯入れ不良の許容回数<緯入れ不良の発生回数〕となったときに異常信号を出力する比較手段(28)と、計数手段(22)に対して所定の監視期間を設定する監視期間設定手段(14)と、を有することを特徴とする多色緯入れ織機の緯糸フィーラ装置(2)。
  2. 監視期間設定手段(14)を糸種毎に対応する複数の監視期間設定器(35、36)により構成し、各監視期間設定器(35、36)には対応する緯糸の選択比率に応じた監視期間を設定することを特徴とする請求項1記載の多色緯入れ織機の緯糸フィーラ装置(2)。
  3. 多色緯入れ織機(1)において、所定の基準監視期間内で予め設定された緯入れ不良の基準許容回数の緯入れ不良を見逃すスキップフィーラ装置(15)と、緯糸選択信号に基づいて緯入れ不良信号を糸種毎に計数し、所定の監視期間内で糸種毎の緯入れ不良の発生回数を求める計数手段(22)と、スキップフィーラ装置(15)の基準許容回数と各緯糸の選択比率とに基づいて糸種毎の緯入れ不良の許容回数を算出し、糸種毎の緯入れ不良の許容回数を設定する許容回数設定手段(25)と、計数手段(22)からの緯入れ不良の発生回数と上記許容回数設定手段(25)からの緯入れ不良の許容回数とを比較して、〔緯入れ不良の許容回数<緯入れ不良の発生回数〕となったときに異常信号を出力する比較手段(28)と、計数手段(22)に対して所定の監視期間を設定する監視期間設定手段(14)と、を有することを特徴とする多色緯入れ織機の緯糸フィーラ装置(2)。
  4. 監視期間設定手段(14)をスキップフィーラ装置(15)内の基準監視期間設定器(17)により構成することを特徴とする請求項3記載の多色緯入れ織機の緯糸フィーラ装置(2)。
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