JPS6319345Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6319345Y2 JPS6319345Y2 JP1982016486U JP1648682U JPS6319345Y2 JP S6319345 Y2 JPS6319345 Y2 JP S6319345Y2 JP 1982016486 U JP1982016486 U JP 1982016486U JP 1648682 U JP1648682 U JP 1648682U JP S6319345 Y2 JPS6319345 Y2 JP S6319345Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weft
- detector
- circuit
- loom
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 41
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 41
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 10
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 9
- 239000002759 woven fabric Substances 0.000 claims description 7
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 11
- 238000010009 beating Methods 0.000 description 5
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 3
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 3
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 3
- 238000009941 weaving Methods 0.000 description 3
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 239000012634 fragment Substances 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Looms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案は無杼織機における緯糸検出装置に関す
るものである。
るものである。
従来技術
一般に、織機においては緯糸が正常に緯入れさ
れない場合、織布に織キズができて所望の織布を
得ることができないため、緯糸が正常に緯入れさ
れているかどうかを検出し、緯入れミスが生じた
ときただちに織機を停止させることが行われてい
る。
れない場合、織布に織キズができて所望の織布を
得ることができないため、緯糸が正常に緯入れさ
れているかどうかを検出し、緯入れミスが生じた
ときただちに織機を停止させることが行われてい
る。
そのため、例えば第1図に示すように、主ノズ
ル1から噴射される空気等の噴射流体とともに緯
糸Yを案内する案内通路2aを有し、かつ筬打ち
時に案内通路2aに緯入れされた緯糸Yを案内通
路2aから脱出させるためのスリツト状の脱出通
路2bを有する複数のガイド片2をスレイ3上に
並設した流体噴射式織機においては、第2図に示
すように、前記ガイド片2と同様に案内通路4a
及びスリツト状の脱出通路4bを有し、同通路4
bを挾んで発光ダイオード等の投光素子5とフオ
トトランジスタ等の受光素子6とが対向配置され
た緯糸検出器4が第3図に示すように、反緯入れ
側の捨耳用経糸Tに対応する位置に配設されてい
る。
ル1から噴射される空気等の噴射流体とともに緯
糸Yを案内する案内通路2aを有し、かつ筬打ち
時に案内通路2aに緯入れされた緯糸Yを案内通
路2aから脱出させるためのスリツト状の脱出通
路2bを有する複数のガイド片2をスレイ3上に
並設した流体噴射式織機においては、第2図に示
すように、前記ガイド片2と同様に案内通路4a
及びスリツト状の脱出通路4bを有し、同通路4
bを挾んで発光ダイオード等の投光素子5とフオ
トトランジスタ等の受光素子6とが対向配置され
た緯糸検出器4が第3図に示すように、反緯入れ
側の捨耳用経糸Tに対応する位置に配設されてい
る。
そして、ロツキングアーム7上に装着されたス
レイ3がロツキングシヤフト8を中心にして第1
図の矢印方向へ傾動されて筬打ちが行われると
き、第3図に示すように、緯糸Yが正常に緯入れ
されて同糸Yの先端部が緯糸検出器4まで到達し
ている場合には、緯糸Yが案内通路4aから脱出
通路4bを通つて脱出する。このとき、緯糸Yが
投光素子5から受光素子6へ投射されている光を
横切り、受光素子6に受光される光量が変化(減
少)する。この光量変化(減少)を表わす信号電
流(以下糸信号という)が受光素子6に接続した
リード線9を流れて制御部(図示略)へ送られ、
織機の織成動作が継続されるようになつている。
反対に、緯入れミスが生じて緯糸Yが緯糸検出器
4まで到達しない場合には前記糸信号が発生せ
ず、従つて、織機が停止されるようになつてい
る。
レイ3がロツキングシヤフト8を中心にして第1
図の矢印方向へ傾動されて筬打ちが行われると
き、第3図に示すように、緯糸Yが正常に緯入れ
されて同糸Yの先端部が緯糸検出器4まで到達し
ている場合には、緯糸Yが案内通路4aから脱出
通路4bを通つて脱出する。このとき、緯糸Yが
投光素子5から受光素子6へ投射されている光を
横切り、受光素子6に受光される光量が変化(減
少)する。この光量変化(減少)を表わす信号電
流(以下糸信号という)が受光素子6に接続した
リード線9を流れて制御部(図示略)へ送られ、
織機の織成動作が継続されるようになつている。
反対に、緯入れミスが生じて緯糸Yが緯糸検出器
4まで到達しない場合には前記糸信号が発生せ
ず、従つて、織機が停止されるようになつてい
る。
ところが第4図に示すように、緯糸Yが途中で
切れた場合には主ノズル1からの噴射流体に乗つ
て緯糸Yの断片が緯糸検出器4まで到達し、正常
な緯入れがなされた場合と同様に織成動作が継続
される。そのため、織布Wの品質上大きな欠陥と
なつていた。
切れた場合には主ノズル1からの噴射流体に乗つ
て緯糸Yの断片が緯糸検出器4まで到達し、正常
な緯入れがなされた場合と同様に織成動作が継続
される。そのため、織布Wの品質上大きな欠陥と
なつていた。
目 的
本考案の目的は従来の緯糸検出装置に比べて緯
入れミスをより確実に検出することができる無杼
織機における緯糸検出装置を提供することにあ
る。
入れミスをより確実に検出することができる無杼
織機における緯糸検出装置を提供することにあ
る。
実施例
以下、本考案を流体噴射式織機に具体化した一
実施例を第1,2図及び第5〜9図に基づいて説
明すると、11はスレイ3上に対し、第5図に示
すように、反緯入れ側の布端W1近傍の織布W内
側に対応する位置に配設された第1緯糸検出器、
12はスレイ3上に対し、反緯入れ側の布端W1
捨耳用経糸Tとの間に配設された第2緯糸検出
器、13は同じく、反緯入れ側の捨耳用経糸Tの
右側(外側)で正常に緯入れされた緯糸先端より
も外方に配設された第3緯糸検出器であつて、こ
れらの緯糸検出器11,12,13は前記緯糸検
出器4と同様の構成をなしている。
実施例を第1,2図及び第5〜9図に基づいて説
明すると、11はスレイ3上に対し、第5図に示
すように、反緯入れ側の布端W1近傍の織布W内
側に対応する位置に配設された第1緯糸検出器、
12はスレイ3上に対し、反緯入れ側の布端W1
捨耳用経糸Tとの間に配設された第2緯糸検出
器、13は同じく、反緯入れ側の捨耳用経糸Tの
右側(外側)で正常に緯入れされた緯糸先端より
も外方に配設された第3緯糸検出器であつて、こ
れらの緯糸検出器11,12,13は前記緯糸検
出器4と同様の構成をなしている。
次に、本実施例の緯糸検出装置の回路構成を説
明すると、14は筬打ち動作に同期して信号を発
生する発振回路、15は発振回路14からの信号
を増巾する増巾回路であつて、同回路15の出力
が第1,2,3緯糸検出器11,12,13の各
投光素子5へ入力され、光が各投光素子5から各
受光素子6へ送られる。16は第1緯糸検出器1
1に接続された入力フイルタ回路、17は第2緯
糸検出器12に接続された入力フイルタ回路、1
8は第3緯糸検出器13に接続された入力フイル
タ回路であつて、各入力フイルタ回路16,1
7,18は緯糸Yが各緯糸検出器11,12,1
3の光を横切るときの光量変化(減少)を表わす
糸信号が前記受光素子6から入力されたとき、糸
信号の波形整形及びノイズ除去を行う。
明すると、14は筬打ち動作に同期して信号を発
生する発振回路、15は発振回路14からの信号
を増巾する増巾回路であつて、同回路15の出力
が第1,2,3緯糸検出器11,12,13の各
投光素子5へ入力され、光が各投光素子5から各
受光素子6へ送られる。16は第1緯糸検出器1
1に接続された入力フイルタ回路、17は第2緯
糸検出器12に接続された入力フイルタ回路、1
8は第3緯糸検出器13に接続された入力フイル
タ回路であつて、各入力フイルタ回路16,1
7,18は緯糸Yが各緯糸検出器11,12,1
3の光を横切るときの光量変化(減少)を表わす
糸信号が前記受光素子6から入力されたとき、糸
信号の波形整形及びノイズ除去を行う。
19は入力フイルタ回路16からの出力が入力
されるタイミング回路、20は入力フイルタ回路
17からの出力が入力されるタイミング回路、2
1は入力フイルタ回路18からの出力が入力され
るタイミング回路、22はタイミング信号発生回
路であつて、同信号発生回路22から出力される
タイミング信号がタイミング回路19,20,2
1に入力されたとき、各回路19,20,21に
て前記糸信号の有無の判定がなされる。そして、
糸信号がタイミング回路19に入力されたときは
同回路19から出力されず、糸信号が無いときの
み出力される。同様に、糸信号がタイミング回路
20に入力されたときは同回路20から出力され
ず、糸信号が無いときのみ出力される。しかし、
タイミング回路21については両タイミング回路
19,20とは異なり、糸信号がタイミング回路
21に入力されたときは同回路21から信号が出
力され、糸信号が無いときは出力されない。
されるタイミング回路、20は入力フイルタ回路
17からの出力が入力されるタイミング回路、2
1は入力フイルタ回路18からの出力が入力され
るタイミング回路、22はタイミング信号発生回
路であつて、同信号発生回路22から出力される
タイミング信号がタイミング回路19,20,2
1に入力されたとき、各回路19,20,21に
て前記糸信号の有無の判定がなされる。そして、
糸信号がタイミング回路19に入力されたときは
同回路19から出力されず、糸信号が無いときの
み出力される。同様に、糸信号がタイミング回路
20に入力されたときは同回路20から出力され
ず、糸信号が無いときのみ出力される。しかし、
タイミング回路21については両タイミング回路
19,20とは異なり、糸信号がタイミング回路
21に入力されたときは同回路21から信号が出
力され、糸信号が無いときは出力されない。
23はタイミング回路19からの入力回数を計
る計数回路であつて、その計数値が所定時間t1内
にセツト回路24によりセツトされたセツト値
(本実施例においては2に設定されている)にな
ると出力するとともに、同出力が分流してリセツ
ト回路25に入力され、同回路25により計数回
路23の計数値が0にリセツトされるようになつ
ている。又、計数回路23の計数値が前記所定時
間t1内にセツト値にならなければ同回路23の計
数値は自動的に0にリセツトされるようになつて
いる。
る計数回路であつて、その計数値が所定時間t1内
にセツト回路24によりセツトされたセツト値
(本実施例においては2に設定されている)にな
ると出力するとともに、同出力が分流してリセツ
ト回路25に入力され、同回路25により計数回
路23の計数値が0にリセツトされるようになつ
ている。又、計数回路23の計数値が前記所定時
間t1内にセツト値にならなければ同回路23の計
数値は自動的に0にリセツトされるようになつて
いる。
26はタイミング回路20からの入力回数を計
る計数回路であつて、その計数値が所定時間t2内
にセツト回路27によりセツトされたセツト値
(本実施例においては3に設定されている)にな
ると出力するとともに、同出力が分流してリセツ
ト回路28に入力され、同回路28により計数回
路26の計数値が0にリセツトされるようになつ
ている。又、計数回路26の計数値が前記所定時
間t2内にセツト値にならなければ同回路26の計
数値は自動的に0にリセツトされるようになつて
いる。
る計数回路であつて、その計数値が所定時間t2内
にセツト回路27によりセツトされたセツト値
(本実施例においては3に設定されている)にな
ると出力するとともに、同出力が分流してリセツ
ト回路28に入力され、同回路28により計数回
路26の計数値が0にリセツトされるようになつ
ている。又、計数回路26の計数値が前記所定時
間t2内にセツト値にならなければ同回路26の計
数値は自動的に0にリセツトされるようになつて
いる。
さらに、リセツト回路25は計数回路26に、
リセツト回路28は計数回路23にそれぞれ接続
され、計数回路23,26のいずれか一方のみか
ら信号が出力された場合にも両回路23,26の
計数値は共に0にリセツトされるようになつてい
る。
リセツト回路28は計数回路23にそれぞれ接続
され、計数回路23,26のいずれか一方のみか
ら信号が出力された場合にも両回路23,26の
計数値は共に0にリセツトされるようになつてい
る。
29は出力回路であつて、計数回路23,26
あるいはタイミング回路21から入力されたと
き、織機の動作停止信号を出力するものである。
あるいはタイミング回路21から入力されたと
き、織機の動作停止信号を出力するものである。
次に、前記のように構成した実施例について、
その作用を説明する。
その作用を説明する。
さて、第5図に示すように、主ノズル1から噴
射される噴射流体に乗つて緯糸Yが正常に緯入れ
された場合、筬打ち動作に伴つて緯糸Yが第1,
2緯糸検出器11,12の投光素子5と受光素子
6との間を横切るが、同糸Yは筬打ち動作に同期
して前記投光素子5から受光素子6に投射された
光を横切り、糸信号が入力フイルタ回路16,1
7で波形整形及びノイズ除去を受けてタイミング
回路19,20に入力される。又、緯糸Yは第3
緯糸検出器13に到達していないのでタイミング
回路21に糸信号は入力されない。このとき、箴
打ち動作に同期してタイミング信号発生回路22
からタイミング信号が出力され、同信号が各タイ
ミング回路19,20,21に入力されて糸信号
の有無が確認され、タイミング回路19,20,
21のいずれからも信号が出力されず、従つて、
織機が停止することはない。
射される噴射流体に乗つて緯糸Yが正常に緯入れ
された場合、筬打ち動作に伴つて緯糸Yが第1,
2緯糸検出器11,12の投光素子5と受光素子
6との間を横切るが、同糸Yは筬打ち動作に同期
して前記投光素子5から受光素子6に投射された
光を横切り、糸信号が入力フイルタ回路16,1
7で波形整形及びノイズ除去を受けてタイミング
回路19,20に入力される。又、緯糸Yは第3
緯糸検出器13に到達していないのでタイミング
回路21に糸信号は入力されない。このとき、箴
打ち動作に同期してタイミング信号発生回路22
からタイミング信号が出力され、同信号が各タイ
ミング回路19,20,21に入力されて糸信号
の有無が確認され、タイミング回路19,20,
21のいずれからも信号が出力されず、従つて、
織機が停止することはない。
次に、主ノズル1内に風綿がつまつたり、緯入
れ機構の調整不備あるいは欠陥等の原因による緯
糸供給ミスが起こつて、第6図に示すように、緯
糸Yが第1緯糸検出器11まで到達しない場合、
あるいは緯糸Yが全く供給されない場合には第
1,2緯糸検出器11,12にて糸信号が発生せ
ず、従つて、タイミング回路19,20に糸信号
が入力されない。故に、両回路19,20から信
号が両計数回路23,26に入力され、両回路2
3,26の計数値が1となるが、両回路23,2
6のセツト値は2,3であるので両回路23,2
6から信号が出力されず、従つて、織機が停止さ
れることはない。
れ機構の調整不備あるいは欠陥等の原因による緯
糸供給ミスが起こつて、第6図に示すように、緯
糸Yが第1緯糸検出器11まで到達しない場合、
あるいは緯糸Yが全く供給されない場合には第
1,2緯糸検出器11,12にて糸信号が発生せ
ず、従つて、タイミング回路19,20に糸信号
が入力されない。故に、両回路19,20から信
号が両計数回路23,26に入力され、両回路2
3,26の計数値が1となるが、両回路23,2
6のセツト値は2,3であるので両回路23,2
6から信号が出力されず、従つて、織機が停止さ
れることはない。
前記緯入れミスが所定時間t1内に1回しか起こ
らなければ、計数回路23の計数値は0にリセツ
トされる。しかし、緯糸Yが第1緯糸検出器11
に到達しない事態が所定時間t1内に2回起こつた
場合には計数回路23の計数値は2となり、同回
路23から信号が出力回路29へ送られ、織機が
停止される。このとき、前記信号がリセツト回路
25,28にも分流され、両回路25,28によ
り計数回路23,26の計数値が0にリセツトさ
れる。
らなければ、計数回路23の計数値は0にリセツ
トされる。しかし、緯糸Yが第1緯糸検出器11
に到達しない事態が所定時間t1内に2回起こつた
場合には計数回路23の計数値は2となり、同回
路23から信号が出力回路29へ送られ、織機が
停止される。このとき、前記信号がリセツト回路
25,28にも分流され、両回路25,28によ
り計数回路23,26の計数値が0にリセツトさ
れる。
次に、第7図に示すように、緯入れ長さが足り
ないが、布端W1まで到達し、かつ第2緯糸検出
器12には到達していない場合同検出器12にお
いて糸信号が発生せず、タイミング回路20に糸
信号が入力されない。そのため、同回路20から
信号が計数回路26に入力され、同回路26の計
数値が1となる。そして、所定時間t2内に前記緯
入れミスが3回起こつたとき、計数回路26の計
数値が3となり、同回路26から信号が出力回路
29へ送られ、織機が停止される。このとき、前
記信号がリセツト回路28にも分流され、同回路
28により計数回路26の計数値が0にリセツト
される。
ないが、布端W1まで到達し、かつ第2緯糸検出
器12には到達していない場合同検出器12にお
いて糸信号が発生せず、タイミング回路20に糸
信号が入力されない。そのため、同回路20から
信号が計数回路26に入力され、同回路26の計
数値が1となる。そして、所定時間t2内に前記緯
入れミスが3回起こつたとき、計数回路26の計
数値が3となり、同回路26から信号が出力回路
29へ送られ、織機が停止される。このとき、前
記信号がリセツト回路28にも分流され、同回路
28により計数回路26の計数値が0にリセツト
される。
しかし、所定時間t2内に前記緯入れミスが2回
以下しか起こらない場合には、計数回路26の計
数値は自動的に0にリセツトされて織機が停止す
ることはない。
以下しか起こらない場合には、計数回路26の計
数値は自動的に0にリセツトされて織機が停止す
ることはない。
次に、第8図に示すように、緯糸Yが途中で切
れてしまつた場合、緯糸Yの断片Y1が噴射流体
に乗つて第3緯糸検出器13に到達し、タイミン
グ回路21に糸信号が入力される。そして、同回
路21から信号が出力回路26へ入力され、同回
路26から動作停止信号が出力されて織機が停止
される。
れてしまつた場合、緯糸Yの断片Y1が噴射流体
に乗つて第3緯糸検出器13に到達し、タイミン
グ回路21に糸信号が入力される。そして、同回
路21から信号が出力回路26へ入力され、同回
路26から動作停止信号が出力されて織機が停止
される。
本考案実施例においては、反緯入れ側の布端
W1近傍の織布W内側に対応する位置に第1緯糸
検出器11を配設したことにより、主ノズル1内
に風綿がつまつたり、緯入れ機構の調整不備ある
いは欠陥等の原因による供給ミスを検出すること
ができる。
W1近傍の織布W内側に対応する位置に第1緯糸
検出器11を配設したことにより、主ノズル1内
に風綿がつまつたり、緯入れ機構の調整不備ある
いは欠陥等の原因による供給ミスを検出すること
ができる。
又、本実施例は反緯入れ側の捨耳用経糸Tに対
応する位置に第2緯糸検出器12を配設したこと
により、緯糸Yが布端W1まで到達するが、同検
出器12までは到達しない緯入れミスを検出する
ことができる。
応する位置に第2緯糸検出器12を配設したこと
により、緯糸Yが布端W1まで到達するが、同検
出器12までは到達しない緯入れミスを検出する
ことができる。
又、本実施例は反緯入れ側の最外側経糸Tの外
側に位置して第3緯糸検出器13を配設したこと
により、緯糸Yの途中切れによる緯入れミスも確
実に検出するこができる。
側に位置して第3緯糸検出器13を配設したこと
により、緯糸Yの途中切れによる緯入れミスも確
実に検出するこができる。
さらに、本実施例は第1緯糸検出器11が織布
Wの品質上それほど問題とはならない緯入れ長さ
不足等による緯入れミスを所定時間t1内に2回検
出した場合に織機を停止するようにしているた
め、織機の稼動効率を高めることができるととも
に、前記緯入れミスの複数回の検出により緯入れ
機構の整備不良あるいは欠陥等が同緯入れミスの
原因である場合にもそれを示唆することができ
る。
Wの品質上それほど問題とはならない緯入れ長さ
不足等による緯入れミスを所定時間t1内に2回検
出した場合に織機を停止するようにしているた
め、織機の稼動効率を高めることができるととも
に、前記緯入れミスの複数回の検出により緯入れ
機構の整備不良あるいは欠陥等が同緯入れミスの
原因である場合にもそれを示唆することができ
る。
さらに、本実施例は第2緯糸検出器12が所定
時間t2内に緯入れミスを3回検出した場合に停止
するようにしているため、織機の稼動効率を高め
ることができるとともに、前記緯入れミスの複数
回の検出により緯入れ機構の整備不良あるいは欠
陥等が同緯入れミスの原因である場合にもそれを
示唆することができる。
時間t2内に緯入れミスを3回検出した場合に停止
するようにしているため、織機の稼動効率を高め
ることができるとともに、前記緯入れミスの複数
回の検出により緯入れ機構の整備不良あるいは欠
陥等が同緯入れミスの原因である場合にもそれを
示唆することができる。
又、第2緯糸検出器12においては、同検出器
12が緯入れミスを複数回連続して検出したとき
織機を停止するようにすれば、計数値セツト時の
前後にわたり緯入れミスが複数回連続して場合に
も対処でき、緯入れミスによる織物品質の過度の
低下を防止することができる。
12が緯入れミスを複数回連続して検出したとき
織機を停止するようにすれば、計数値セツト時の
前後にわたり緯入れミスが複数回連続して場合に
も対処でき、緯入れミスによる織物品質の過度の
低下を防止することができる。
なお、本考案は前記実施例のみに限定されるも
のではなく、例えば次のように具体化することも
可能である。
のではなく、例えば次のように具体化することも
可能である。
(1) 第3緯糸検出器13の代わりに、筬上に投受
光器を取着し、スレイ3上に反射テープを止着
した反射式検出器、あるいは筬上に投光器を取
着し、スレイ3上に受光器を配置した透過式検
出器を用いること。
光器を取着し、スレイ3上に反射テープを止着
した反射式検出器、あるいは筬上に投光器を取
着し、スレイ3上に受光器を配置した透過式検
出器を用いること。
(2) 計数回路23、セツト回路24及びリセツト
回路25を省略すること。
回路25を省略すること。
(3) 計数回路23のセツト値を2以上、計数回路
26のセツト値を計数回路23のセツト値より
も多い3以上の適宜の値に設定し、組み合わせ
ること。
26のセツト値を計数回路23のセツト値より
も多い3以上の適宜の値に設定し、組み合わせ
ること。
(4) 計数回路23,26の計数値がそれぞれ所定
筬打ち回数内にセツト値にならなければ、両回
路23,26の計数値が自動的に0にリセツト
されるようにすること。
筬打ち回数内にセツト値にならなければ、両回
路23,26の計数値が自動的に0にリセツト
されるようにすること。
(5) 本考案を流体噴射式織機のみならずレピア織
機等にも具体化すること。
機等にも具体化すること。
効 果
以上詳述したように、本考案は、3つの特定箇
所に緯糸検出器を設置することにより織機の緯入
れ時において生ずるあらゆる緯入れミスを効率よ
く、かつ確実に検出することができ、しかも第1
及び第2の緯糸検出器の緯入れミス検出回数をも
とに織機停止を制御するようにしたので、織機の
稼動効率の向上及び織機停止に起因する織物品質
低下の防止を図り得るという優れた効果を有す
る。
所に緯糸検出器を設置することにより織機の緯入
れ時において生ずるあらゆる緯入れミスを効率よ
く、かつ確実に検出することができ、しかも第1
及び第2の緯糸検出器の緯入れミス検出回数をも
とに織機停止を制御するようにしたので、織機の
稼動効率の向上及び織機停止に起因する織物品質
低下の防止を図り得るという優れた効果を有す
る。
第1図は流体噴射式織機の緯入れ側付近を示す
斜視図、第2図は流体噴射式織機に使用される緯
糸検出器を示す側面図、第3,4図は流体噴射式
織機における従来の緯糸の検出状態を示す略体平
面図、第5〜8図は本考案を流体噴射式織機に具
体化した一実施例を示すとともに、緯糸の検出状
態を出す要部略体平面図、第9図は本考案の回路
を示すブロツク図である。 第1緯糸検出器……11、第2緯糸検出器……
12、第3緯糸検出器……13。
斜視図、第2図は流体噴射式織機に使用される緯
糸検出器を示す側面図、第3,4図は流体噴射式
織機における従来の緯糸の検出状態を示す略体平
面図、第5〜8図は本考案を流体噴射式織機に具
体化した一実施例を示すとともに、緯糸の検出状
態を出す要部略体平面図、第9図は本考案の回路
を示すブロツク図である。 第1緯糸検出器……11、第2緯糸検出器……
12、第3緯糸検出器……13。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 緯糸の緯入れミスを検出する緯糸検出装置を
有する無杼織機において、反緯入れ側の布端近
傍の織布内側に対応する位置に第1緯糸検出器
を配設し、反緯入れ側の布端と捨耳用経糸との
間に第2緯糸検出器を配設し、さらに、反緯入
れ側の捨耳用経糸の外側で正常に緯入れされた
緯糸先端よりも外側に第3緯糸検出器を配設
し、前記第1緯糸検出器は所定時間内に少なく
とも2回の緯入れミスを検出したとき織機の停
止信号を発信し、前記第2緯糸検出器は所定時
間内に前記第1緯糸検出器よりも多い少なくと
も3回の緯入れミスを検出したとき織機の停止
信号を発信するように制御回路に接続したこと
を特徴とする無杼織機における緯糸検出装置。 2 第2緯糸検出器においては、同検出器が緯入
れミスを複数回連続して検出したとき織機が停
止されるようになつている実用新案登録請求の
範囲第1項に記載の無杼織機における緯糸検出
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1648682U JPS58121389U (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | 無杼織機における緯糸検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1648682U JPS58121389U (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | 無杼織機における緯糸検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58121389U JPS58121389U (ja) | 1983-08-18 |
JPS6319345Y2 true JPS6319345Y2 (ja) | 1988-05-30 |
Family
ID=30028851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1648682U Granted JPS58121389U (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | 無杼織機における緯糸検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58121389U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55148252A (en) * | 1979-04-28 | 1980-11-18 | Nissan Motor | Stopper apparatus for loom |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5750303Y2 (ja) * | 1978-04-04 | 1982-11-04 |
-
1982
- 1982-02-09 JP JP1648682U patent/JPS58121389U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55148252A (en) * | 1979-04-28 | 1980-11-18 | Nissan Motor | Stopper apparatus for loom |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58121389U (ja) | 1983-08-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3608590A (en) | Optical weft stop motion for a weaving machine | |
JPS6319346Y2 (ja) | ||
JPS6319345Y2 (ja) | ||
JP6384453B2 (ja) | エアジェット織機における緯糸検出方法 | |
US4415008A (en) | Device for monitoring the weft thread travel on an air jet weaving machine | |
US5590692A (en) | Method for avoiding fabric faults during transitional loom operating conditions | |
EP0239055A1 (en) | Device for damping weft yarn oscillations and vibrations in weft feeders for air looms | |
JPS6323297B2 (ja) | ||
GB2119819A (en) | Device for receiving and checking the weft on a shuttle-less loom in which the weft is inserted pneumatically | |
EP0333262A1 (en) | Airjet weaving machine with an improved weft thread supply | |
CN109974834B (zh) | 喷气式织机的筘振动量检测方法 | |
JP5391928B2 (ja) | 緯入れ不良検出装置の異常検知方法 | |
JPS63781Y2 (ja) | ||
JPS58214564A (ja) | 無杼織機の緯糸不良検知装置 | |
WO2003035954A2 (fr) | Procede et dispositif de detection de rupture de chaine dans un metier a tisser a injection de fluide | |
US6164340A (en) | Method and apparatus for temporarily activating a brake in a weaving loom | |
EP3498901B1 (en) | Method of detecting weft yarn in air jet loom | |
JPS6328146B2 (ja) | ||
JPS6133012Y2 (ja) | ||
JPS6123028Y2 (ja) | ||
JP3582635B2 (ja) | 多色緯入れ織機の緯糸フィーラ装置 | |
JP2519933B2 (ja) | 流体噴射式織機の給糸切れ糸排除装置 | |
JPS61239059A (ja) | ジエツトル−ムにおける緯糸検出方法 | |
JP2754195B2 (ja) | 織機の給糸体の内外層排出方法と、それに使用する排出制御装置 | |
JP3387174B2 (ja) | パイル織機における緯入れミス検出方法 |