JPS643626B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS643626B2
JPS643626B2 JP24351784A JP24351784A JPS643626B2 JP S643626 B2 JPS643626 B2 JP S643626B2 JP 24351784 A JP24351784 A JP 24351784A JP 24351784 A JP24351784 A JP 24351784A JP S643626 B2 JPS643626 B2 JP S643626B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
cut
cover
soundproof cover
jet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP24351784A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61121900A (ja
Inventor
Takafumi Igarashi
Hiroshi Ooya
Yoichi Miura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Taisei Corp filed Critical Taisei Corp
Priority to JP24351784A priority Critical patent/JPS61121900A/ja
Publication of JPS61121900A publication Critical patent/JPS61121900A/ja
Publication of JPS643626B2 publication Critical patent/JPS643626B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Earth Drilling (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は超高圧水と研磨材を使用するアブレツ
シブジエツト切断に際して発生する高周波の騒音
のうち、特に切断後のジエツト流による騒音を防
止する、アブレツシブジエツト切断の防音方法に
関するものである。
<従来の技術> 超高圧水を研磨材と共に微小な噴出孔から噴出
させてコンクリートや鋼材を切断するアブレツシ
ブジエツトによる切断方法が存在する。
このアブレツシブジエツトによる切断では、噴
出孔からの超高圧水の噴出速度が音速域に達する
ため、高周波の騒音が発生する。
高周波音は切断前のジエツト流によるもの以外
に、切断後裏面に噴出したジエツト流によつても
発生する。
すなわち、第2図に示すように、被切断物aを
貫通し切断したジエツト流jも、完全に切断能力
を消費しきつておらず、超高圧、超高速の噴流と
して被切断物aの裏面a1側に噴出する。
従つて切断後のジエツト流jも高周波の騒音の
発生源となつている。
そして裏面a1から噴出し、切断能力を有する
ジエツト流jの長さlが長ければそれだけ大きな
騒音となる。
従来こうした超高速水による騒音を防止するた
め切断面にカバーを設置し、騒音の防止を行つて
いた。
そして特に切断後の噴出流による騒音を防止す
るために、被切断物の裏面の切断線部分にもカバ
ーを設置していた。
このカバーはこの水及び研磨材等の飛散を防止
する効果も有していた。
<本発明が解決しようとする問題点> 上記のように、被切断物の裏面の切断線部分に
カバーを設置して行う防音方法には次のような問
題点が存在する。
(イ) 被切断物を切断した後のジエツト流は完全に
切断能力を消費しきつていない。
従つてカバーの切断を防止しつつ防音するた
めには、カバーの奥行きに、ジエツト流の切断
能力が減衰する距離lをもたせなければならな
い。
しかし切断面からジエツト流の切断能力が減
衰する距離lをとるということは、ジエツト流
の噴出を放置することになるので、騒音の封じ
込めを完全に行うことが困難である。
(ロ) ジエツト流は切断能力が減衰する距離lを持
つたカバーはその奥行きが深くなり、カバーの
大型化につながる。
<本発明の目的> 本発明は上記のような問題点を解決するために
成されたもので、カバーを損傷することがなく、
なおかつ効果的な騒音防止を行うことができる、
アブレツシブジエツト切断の防音方法を提供する
ことを目的とする。
<問題点を解決するための手段> 本発明は、被切断物の裏面に噴出するジエツト
流をできるだけ早期に減衰させるように、裏面に
設置する防音カバー内に防護材を交換可能に設置
する手段を採用した。
<実施例> 次に本発明の一実施例について説明するが、ま
づ本発明に使用する防音装置について説明する。
本発明に使用する防音装置は、防音カバー1と
防音カバー1内に位置する防護材2とで構成す
る。
(イ) 防音カバー 防音カバー1は、一面を開放した直方体等の
箱体である。
そして開口部11の上端に外部に向けて取付
け用のフランジ12を突設する。
そして開口部11から底面16までの深さ
は、被切断物Aを貫通したジエツト流が切断能
力を完全に失う距離より短いものとする。
また防音カバー1の内壁13には、後述する
防護材2を底面16と平行に載置できるよう
に、載置用フランジ14を突設する。
なお被切断物Aの裏面A1の切断線部分を覆
うようにして、防音カバー1のフランジ12を
当接させて設置する時、被切断物Aと防音カバ
ー1のフランジ12との間に、パツキンPを介
在させることも考えられる。
(ロ) 防護材 防護材2は鋼材など、ジエツト流によつて容
易に切断されがたい材質の板体を使用する。
そしてその寸法は、防音カバー1の載置用フ
ランジ14上に載置できる寸法とし、防護材2
を複数枚重ねて防音カバー1内に設置し、消耗
すれば簡単に交換できるようにして取りつけ
る。
次に上記の防音装置を使用して行う、アブレツ
シブジエツト切断の防音方法について説明する。
(イ) 防音装置設置 被切断物Aを切断する部分の裏面A1に、防
音カバー1設置する。
すなち、被切断物Aの裏面A1に、切断線部
分を挾んで防音カバー1フランジ12を当接さ
せ、パツキンPを介する等して両者を固定す
る。
このとき防音カバー1載置用フランジ14上
に、開口部11側から複数枚の防護材2重ねて
載置しておく。
(ロ) 切断開始 被切断物Aの切断面A2(表面)側からジエ
ツト流による切断を開始する。
すなわち、裏面A1に防音装置を設置した所
定の切断線の開始点にジエツト流を集中させて
被切断物Aを貫通させ、切断線に沿つてノズル
Nを所定の速度で移動させる。
(ハ) 防音装置の作用 被切断物Aを貫通して裏面に噴出したジエツ
ト流は、まだ切断能力を有したまま、防音カバ
ー1底面16に向かつて噴出する。
そのままジエツト流が直接防音カバー1の底
面16に衝突すれば防音カバー1も切断されて
しまう。
しかし被切断物Aの裏面A1と防音カバー1
の底面16の間で、裏面A1から極めて近い距
離の位置に、容易に切断しにくい防護材2が交
換可能に複数枚位置している。
そこで裏面A1から噴出したジエツト流は防
護材2に衝突して90度方向に方向をかえられて
しまい、その速度は急速に低下する。
従つて超高速に伴う高周波の騒音は消滅して
しまう。
(ニ) 防護材の交換 防護材2は容易に切断しにくい、例えば数mm
の鋼材を数枚重ねて利用する。
しかし裏面A1から近距離の位置で、ジエツ
ト流の衝突を受けるので、使用頻度が多くなる
と損傷を受ける。
そこで損傷の情況によつて早急に交換し、ジ
エツト流が防音カバー1の底面16に衝突しな
いようにする。
<発明の効果> 本発明は以上説明したようになるので次のよう
な効果を期待することができる。
(イ) 防音カバー内の、裏面から極めて近い位置
に、容易に切断しにくい防護材を設置し、裏面
から噴出するジエツト流がすぐに衝突するよう
に構成した。
従つて被切断物を切断した後もまだ切断能力
を有し、高速による高周波音を発するジエツト
流の速度が急速に低下し、高周波による騒音が
消滅する。
従つて単に防音カバーで高周波音を外部に漏
出させないばかりでなく、早急に消音してしま
うで防音効果が極めて高い。
(ロ) 防護材は、防音カバー内に交換可能に設置す
るよう構成した。
したがつて摩耗した防護材を新しい防護材と
逐次交換することによつて、防音カバーの防護
を確実に行なうことができる。
(ハ) 切断能力を有するジエツト流は裏面から極め
て近い位置でその切断能力を減衰させられてし
まい、防音カバーに達することがないので、防
音カバーが切断されることがない。
(ニ) 防護材が被切断物の裏面と防音カバーと間に
あることによつて、防音カバーの深さを浅くす
ることができ、防音装置自体を小型化すること
ができる。
つまり、被切断物の裏面から噴出するジエツ
ト流が防音カバーを切断できる距離にその底面
があつても、そこに到達するまでに防護材によ
つてジエツト流の切断能力が減衰してしまい、
防音カバーに到達することがない。
(ホ) 防音カバーは切断の際の研磨材等の飛散を防
止する効果も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図:本発明に使用する防音装置の説明図、
第2図:アブレツシブジエツト切断の説明図。 1……防音カバー、2……防護材、A……被切
断物、N……ノズル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 超高圧水を噴出することで被切断物を切断す
    るアブレツシブジエツト切断において、 被切断物の裏面に設置する防音カバー内に防護
    材を交換可能に設置することを特徴とする、 アブレツシブジエツト切断の防音方法。
JP24351784A 1984-11-20 1984-11-20 アブレツシブジエツト切断の防音方法 Granted JPS61121900A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24351784A JPS61121900A (ja) 1984-11-20 1984-11-20 アブレツシブジエツト切断の防音方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24351784A JPS61121900A (ja) 1984-11-20 1984-11-20 アブレツシブジエツト切断の防音方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61121900A JPS61121900A (ja) 1986-06-09
JPS643626B2 true JPS643626B2 (ja) 1989-01-23

Family

ID=17105082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24351784A Granted JPS61121900A (ja) 1984-11-20 1984-11-20 アブレツシブジエツト切断の防音方法

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63150199A (ja) * 1986-12-16 1988-06-22 鹿島建設株式会社 アブレイシブジエツトによる壁切断装置のノズル側真空室
JPH069789B2 (ja) * 1986-12-16 1994-02-09 鹿島建設株式会社 アブレイシブジエツトによる壁の切断方法
JP5357922B2 (ja) * 2011-04-26 2013-12-04 東芝機械株式会社 液体ホーニング加工に用いるスラリー飛散防止用遮蔽具
JP5619828B2 (ja) * 2012-07-19 2014-11-05 株式会社北川鉄工所 ウォータジェット切断装置のキャッチャー構造

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JPS61121900A (ja) 1986-06-09

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