JPH08103860A - 離型剤の飛散防止方法及び離型剤の飛散防止装置 - Google Patents

離型剤の飛散防止方法及び離型剤の飛散防止装置

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JPH08103860A
JPH08103860A JP6240964A JP24096494A JPH08103860A JP H08103860 A JPH08103860 A JP H08103860A JP 6240964 A JP6240964 A JP 6240964A JP 24096494 A JP24096494 A JP 24096494A JP H08103860 A JPH08103860 A JP H08103860A
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JP
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mold
air
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split
port
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JP6240964A
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English (en)
Inventor
Mikinari Nozaki
美紀也 野崎
Mitsuhiro Karaki
満尋 唐木
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】離型剤の飛散の遮断性を高めて離型剤の飛散を
防止すると共に、離型剤の吹きつけの均一性の確保に有
利で、しかも型割り面に段が形成されている場合にも対
処できる、離型剤の飛散防止方法及び装置を提供するこ
と。 【構成】離型剤を吹きつける際に、仮想線Kにそって流
れると共にキャビティ型面1x、2xを包囲する筒状の
空気流Wにより、離型剤の飛散は遮断される。よって、
離型剤は空気流Wの外方には実質的に飛散しない様にな
る。従って環境の面で有利である。特に空気噴出口3か
ら噴出された空気は、空気噴出口3に対向する空気吸引
口7から吸引されるので、空気流Wの流れは円滑とな
る。よって空気流Wで包囲された空間内における乱流化
は極力抑制され、離型剤の吹きつけが良好になされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は離型剤の飛散防止方法及
びそれに使用できる離型剤の飛散防止装置に関する。本
発明は、例えばアルミ系等の溶湯を鋳造する金型に離型
剤を塗布する場合に利用できる。
【0002】
【従来の技術】一般に、成形品の成形する成形型のキャ
ビティ型面には離型剤が塗布される。例えば、鋳造品を
鋳造する金型のキャビティ型面にも、鋳造品の型離れ性
の向上のため、離型剤が塗布される。しかし離型剤を塗
布する際に、離型剤が飛散し易く、環境対策の面で不利
である。
【0003】そこで従来より、箱状のカバーを金型の型
割り面に密接させる密接方式の飛散防止技術(特開昭4
−111954号公報)が開示されている。この技術
は、図9に示す様に、離型剤を吹きつけるスプレーノズ
ル101を備えた2個の箱状のカバー104を用い、更
に各カバー104の下部に吸引ホース102を連結した
装置を用いる。
【0004】そして金型200の型割り面201に各カ
バー104の開放端部104aを密接させ、カバー10
4と型割り面201とで形成される空間を密閉室とす
る。その状態でカバー104内のスプレーノズル101
から離型剤を矢印A1方向(図9参照)に吹きつけると
共に、カバー104で形成された密閉室を吸引ホース1
02により矢印B1方向(図9参照)に吸引する。この
技術によれば、離型剤の飛散が防止され、金型200付
近の環境汚染の防止に有利である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記公報
に係る装置では離型剤の飛散が防止されるものの、カバ
ー104の開放端部104aと金型200の型割り面2
01との間に少しでも隙間があると、離型剤が外に漏れ
るおそれがある。従って、離型剤の飛散の防止の面では
必ずしも充分ではない。そのため、カバー104の開放
端部104aを金型200の型割り面201に確実に密
接させる必要があるが、この密接は容易ではない。
【0006】また金型200の見切り面として機能する
型割り面201は平坦なものばかりか、鋳造品によって
は段付きのものもある。段付きの場合には、箱状のカバ
ー104の開放端部104aを金型200の型割り面2
01に密接させるのが容易でない。従って、型割り面2
01に段がある様な形態の金型には適用しにくい。よっ
て上記公報に係るカバー10を密接させる方式の技術で
は汎用性に欠ける。
【0007】更に、箱状のカバー104と型割り面20
1とで形成される密閉室となった空間を1本の吸引ホー
ス102で吸引する構造であるため、カバー104で形
成される密閉室のうち、吸引ホース102に近い領域と
遠い領域では吸引効果が異なり易い。故に離型剤の吹き
つけの不均一が誘発され易い問題がある。本発明は上記
した公報とは異なる方式を採用したものであり、請求項
1の課題は、一方の分割型のキャビティ型面の外側と他
方の分割型のキャビティ型面の外側とをつなぐ仮想線上
に空気流を発生させることにより、離型剤の飛散の遮断
性を高めて離型剤の飛散を防止すると共に、離型剤の吹
きつけの均一性の確保に有利で、しかも分割型の型割り
面に段等の凹凸が形成されている場合にも容易に対処で
きる、離型剤の飛散防止方法を提供することにある。
【0008】請求項2〜5の課題は、上記した方法を実
施できる離型剤の飛散防止装置を提供することにある。
更に請求項5の課題は、離型剤の回収に有利な離型剤の
飛散防止装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る離型剤の
飛散防止方法は、成形品を成形するキャビティ型面を備
えると共に、型締め及び型開きされる少なくとも2個の
分割型と、離型剤を吹きつける離型剤塗布手段とを用
い、分割型を型開きした状態で、離型剤塗布手段により
離型剤を分割型のキャビティ型面に吹きつけて塗布する
と共に、塗布の際に、一方の分割型のキャビティ型面の
外側と他方の分割型のキャビティ型面の外側とをつなぐ
仮想線上に、空気流を発生させることを特徴とするもの
である。
【0010】請求項2に係る離型剤の飛散防止装置は、
成形品を成形するキャビティ型面を備えると共に、型締
め及び型開きされる少なくとも2個の分割型と、一方の
分割型の側に配置され、一方の分割型においてキャビテ
ィ型面の外側に形成された空気噴出口を備え、空気噴出
口から空気を噴出する空気噴出手段と、他方の分割型の
側に配置され、空気噴出口に対向すると共に他方の分割
型においてキャビティ型面の外側に形成された空気吸引
口を備え、空気噴出口から噴出された空気を空気吸引口
から吸引する空気吸引手段とを具備してなることを特徴
とするものである。
【0011】請求項3に係る離型剤の飛散防止装置は、
成形品を成形するキャビティ型面を備えると共に、型締
め及び型開きされる少なくとも2個の分割型と、分割型
においてキャビティ型面の外側に形成された空気噴出口
を備え、空気噴出口から空気を噴出する空気噴出手段
と、型開き状態の該分割型の間に脱着可能に配置され空
気噴出口に対向すると共に空気噴出口から噴出された空
気を吸引する空気吸引口を備えた空気吸引手段とを具備
してなることを特徴とするものである。
【0012】請求項4に係る離型剤の飛散防止装置は、
成形品を成形するキャビティ型面を備えると共に、型締
め及び型開きされる少なくとも2個の分割型と、型開き
状態の分割型の間に脱着可能に配置されキャビティ型面
の外側に位置すると共に空気を噴出する空気噴出口を備
えた空気噴出手段と、空気噴出口に対向すると共に該分
割型においてキャビティ型面の外側に形成された空気吸
引口を備え、空気吸引口から空気を吸引する空気吸引手
段とを具備してなることを特徴とするものである。
【0013】請求項5に係る離型剤の飛散防止装置は、
空気吸引手段は、請求項1〜請求項4において、空気吸
引口から吸引された空気流に含まれる離型剤を回収する
離型剤回収手段を備えていることを特徴とするものであ
る。
【0014】
【作用】請求項1に係る方法によれば、離型剤を吹きつ
ける際に、一方の分割型のキャビティ型面の外側と他方
の分割型のキャビティ型面の外側とをつなぐ仮想線上
に、空気流を発生させる。そのため、離型剤の空気流に
よる飛散の遮断性が向上し、離型剤の飛散は抑制され
る。
【0015】請求項2〜5に係る装置によれば、空気噴
出手段の空気噴出口から噴出した空気は、空気吸引手段
の空気吸引口に吸引される。ここで噴出源としての空気
噴出口と吸引源としての空気吸引口とは、互いに対向し
て配置されているので、空気噴出口から空気吸引口に向
けて円滑な流れの空気流が形成される。請求項5に係る
装置によれば、空気吸引口から吸引された空気流に含ま
れる離型剤は離型剤回収手段により回収される。
【0016】
【実施例】以下、本発明の各実施例を図面に基づいて説
明する。 (実施例1) (実施例1の構成)実施例1の構成を説明する。この例
では、分割型としての可動型1及び固定型2は図略の型
締め装置の型取付面に取付けられ、互いに対向してい
る。可動型1は、成形品としての鋳造品を成形するキャ
ビティ型面1xと、キャビティ型面1xの周囲に位置し
見切り面とも呼ばれる型割り面1yとを備えている。固
定型2は、鋳造品を成形するキャビティ型面2xと、キ
ャビティ型面2xの周囲に位置し見切り面とも呼ばれる
型割り面2yとを備えている。
【0017】ここで、型締め装置が作動して可動型1が
矢印C1方向に移動すると、可動型1及び固定型2は型
締めされ、可動型1が矢印C2方向に移動すると、可動
型1及び固定型2は型開きされる。可動型1の平坦な型
割り面1yには突部10が形成されている。突部10は
傾斜面10cを備えている。突部10の頂部に、空気噴
出口3が開口して形成されている。従って空気噴出口3
は、可動型1の鋳造品を成形するキャビティ型面1xの
外側に位置している。
【0018】空気噴出口3は、図2に示す様にキャビテ
ィ型面1xを1周する様にリング状に連続的に形成され
ていても良い。或いは、空気噴出口3は、図3に示す様
にキャビティ型面1xを1周する様にリング状に所定間
隔を隔てて断続的に多数個形成されていても良い。図1
において、可動型1には、空気噴出口3に連通する圧送
通気路30が型締め及び型開き方向と平行な方向に、つ
まり矢印C1、矢印C2と平行な方向にのびて形成され
ている。可動型1の背面には、圧送用の空気回路形成パ
ネル盤5が取付具5rにより着脱可能に保持されてい
る。空気回路形成パネル盤5により、送給路31が圧送
通気路30に連通して形成されている。なお空気回路形
成パネル盤5は第1パネル盤51と第2パネル盤52と
で形成されている。
【0019】更に可動型1の側には圧送ポンプ36が配
置されている。圧送ポンプ36が作動すると、空気は送
給路31、圧送通気路30を経て空気噴出口3から噴出
される。従って圧送ポンプ36、送給路31、圧送通気
路30、空気噴出口3が空気噴出手段を構成する。固定
型2の型割り面2yには、空気吸引口7が空気噴出口3
と同軸的に開口して形成されている。空気吸引口7は傾
斜面7cを備え、突部10と略型対象の凹形状をなして
いる。空気吸引口7は、空気噴出口3と真向かいに対向
している。よって空気吸引口7は、鋳造品を成形する固
定型2のキャビティ型面2xの外側に位置している。空
気吸引口7と空気噴出口3とを結ぶ仮想線をK(図1参
照)で示す。
【0020】空気吸引口7は、空気噴出口3と同様に、
キャビティ型面2xを1周する様にリング状に連続的に
形成されていても良い。或いは空気吸引口7は、空気噴
出口3と同様に、キャビティ型面2xをリング状に1周
する様に所定間隔を隔てて多数個断続的に形成されてい
ても良い。ここで、図2に示す形態の様に空気噴出口3
がリング状に連続的に形成されている場合には、空気吸
引口7もリング状に連続的に形成されているのが好まし
い。また図3に示す形態の様に空気噴出口3が所定間隔
を隔ててリング状に断続的に形成されている場合には、
空気吸引口7もリング状に断続的に形成されているのが
好ましい。
【0021】図1において、固定型2には、空気吸引口
7に連通する吸引通気路60が型締め及び型開き方向と
平行な方向にのびて形成されている。固定型2の背面に
は、吸引用の空気回路形成パネル盤6が取付具6rによ
り着脱可能に保持されている。空気回路形成パネル盤6
は第1パネル盤61と第2パネル盤62とで形成されて
いる。空気回路形成パネル盤6により、排気路61が吸
引通気路60に連通して形成されている。
【0022】更に固定型2の側には吸引ポンプ9が配置
されている。吸引ポンプ9の先方には移送路91を介し
て離型剤分別装置97が配置されている。ここで、吸引
ポンプ9が作動すると、空気は空気吸引口7、吸引通気
路60、排気路61を経て離型剤分別装置97に送られ
る。従って空気吸引口7、吸引通気路60、排気路6
1、吸引ポンプ9が空気吸引手段を構成する。
【0023】さて離型剤を塗布する際には、図1に示す
様に可動型1及び固定型2を型開きした状態とする。こ
の状態では空気噴出口3と空気吸引口7との距離LC
(図1参照)は、固定型2と可動型1との型開き距離に
相当する。この様に型開きした状態で、離型剤塗布手段
として機能するスプレー装置93を可動型1と固定型2
の間に脱着可能に挿入すると共に、圧送ポンプ36及び
吸引ポンプ9を共に作動させる。
【0024】すると、圧送ポンプ36の作動により空気
が空気噴出口3から仮想線Kにそって噴出されると共
に、吸引ポンプ9の作動により空気が仮想線Kにそって
空気吸引口7に吸引される。これによりキャビティ型面
1x、2xを包囲する筒状の空気流Wが形成される。空
気流Wは仮想線Kに沿って流れる。なお圧送ポンプ36
による単位時間当たりの空気圧送量をV1とし、吸引ポ
ンプ9による単位時間当たりの吸引量をV2とすると、
円滑な空気流Wの確保のため、V2=V1、あるいはV
2がややV1よりも大きい程度にできるが、場合によっ
てはこれに限られるものではない。
【0025】図1から理解できる様に本実施例では、空
気流Wの噴出源と吸引源との双方が互いに真向かいに対
向して設けられているので、空気流Wの流れは円滑とな
り、空気流Wによる遮断機能は確保される。更に、空気
流Wで包囲された空間内における乱流化は、極力抑制さ
れる。従って空気流Wで包囲された空間内で行われる離
型剤の吹きつけは、良好になされる。
【0026】この様に仮想線Kに沿う筒状の空気流Wが
形成された状態で、スプレー装置93を作動させてノズ
ル93cから、水溶液または油性に粉を分散させた離型
剤を可動型1のキャビティ型面1x、固定型2のキャビ
ティ型面2xにそれぞれ吹きつける。これにより固定型
2のキャビティ型面1x及び可動型1のキャビティ型面
1xに離型剤が所定の厚みで塗布される。なおノズル9
3cの軸芯Nは、空気流Wの流れる方向である仮想線K
とほぼ平行な方向である。
【0027】離型剤を吹きつける際には、キャビティ型
面1x、2xを包囲すると共に仮想線Kに沿う筒状の空
気流Wにより、離型剤の飛散は遮断される。従って、空
気流Wの外方には離型剤は実質的に飛散しない様にな
り、型締め装置付近の環境汚染は防止される。離型剤が
飛散しようとしても、その離型剤は空気流Wに到達する
と、空気流Wにより運ばれる。従って、一部の離型剤は
空気流Wと共に空気吸引口7に吸引される。空気流Wに
混じった離型剤は、移送路91を経て離型剤分別装置9
7に到達し、離型剤分別装置97において離型剤と空気
とは分別され、空気のみが大気に放出される。よって空
気流Wに混じった離型剤は離型剤分別装置97により回
収される。
【0028】上記の様にして離型剤の吹きつけが終了し
たら、離型剤の吹きつけを終えると共にスプレー装置9
3を元の位置に戻し、可動型1と固定型2との間から外
す。その後、圧送ポンプ36及び吸引ポンプ9を共に停
止させ、可動型1を移動させて可動型1及び固定型2の
型締めを行う。場合によっては、型締めの途中過程にお
いても型締め後においても、圧送ポンプ36及び吸引ポ
ンプ9を作動させて空気流Wを形成しておいても良い。
【0029】型締め後に可動型1及び固定型2で形成さ
れたキャビティに溶湯を注入する。溶湯はアルミ系とす
る。注入はダイカストで行う。なお溶湯が凝固した後
に、可動型1及び固定型2を型開きし、鋳造品を可動型
1及び固定型2のキャビティから取り出す。 (実施例の効果)以上説明した様に本実施例によれば、
離型剤を吹きつける際に、仮想線Kにそって流れると共
にキャビティ型面1x、2xを包囲する筒状の空気流W
により、離型剤の飛散は遮断される。よって、離型剤は
空気流Wの外方には実質的に飛散しない様になる。従っ
て環境保護の面で有利である。特に空気噴出口3から噴
出された空気は、空気噴出口3に対向する空気吸引口7
から吸引されるので、空気流Wの流れは円滑となる。よ
って空気流Wで包囲された空間内における乱流化は極力
抑制され、離型剤の吹きつけが良好になされる。
【0030】殊に本実施例では、図1から理解できる様
に、空気噴出口3に連通する圧送通気路30、空気吸引
口7に連通する吸引通気路6は、空気流Wの方向に設定
されているので、良好なる空気流Wの形成に有利であ
る。更に本実施例では、キャビティ型面1x、2xを包
囲する筒状の空気流Wの遮断作用により、空気流Wより
も外方の塵埃がキャビティ型面1x、2x側に進入する
ことを防止するのにも有利である。
【0031】しかも本実施例では、型割り面1yや2y
に段等の凹凸が形成されていても、空気流Wによる遮断
効果は確保されるので、型割り面1yや2yに段等の凹
凸が形成されている場合であっても適用でき、従って種
々の形態の型に適用でき、汎用性に富む利点が得られ
る。固定型2の型割り面2yや可動型1の型割り面1y
に離型剤が過剰に付着すると、固定型2及び可動型1を
型締めした際に型締め精度が低下し易い。型締め精度が
低下すると、鋳造品の寸法精度が低下したり、バリが発
生するおそれがある。この点本実施例では空気噴出口3
は可動型1の型割り面1yに形成され、空気吸引口7は
固定型2の型割り面2yに形成されているので、空気流
Wの噴出源及び吸引源は共に型割り面1y、2yであ
る。よって離型剤が型割り面1yに過剰に付着すること
を抑止するのに有利であり、型締め精度の確保に有利で
あり、バリが低減または回避され、鋳造品の寸法精度が
確保される。
【0032】更に鋳造に伴い固定型2及び可動型1の型
温が上昇する。型温の防止のため、冷却水を固定型2及
び可動型1に接触させるのが従来より一般的に行われて
いる。この様に冷却水で冷却する場合には、固定型2及
び可動型1の型温は急激に変化するので、熱衝撃が大き
く型寿命の面で不利である。この点本実施例では、離型
剤の飛散を防止する作用を奏する空気流Wを生成する空
気が固定型2の内部及び可動型1の内部を高速で流れる
ので、固定型2及び可動型1の空冷化を促進でき、固定
型2及び可動型1の過熱の防止に有利である。故に、固
定型2及び可動型1を水冷する水冷設備の廃止や簡略化
に貢献できる。しかも型温冷却のための冷却水を用いる
場合であっても、冷却水の使用量を低減できるので、型
温の急激な変化を回避するのに有利であり、型寿命の面
で有利である。
【0033】また本実施例では図1から理解できる様に
空気流Wの方向は仮想線Kに沿う方向であり、これはノ
ズル93cの軸芯にそう方向である。そのため、スプレ
ー装置93によって離型剤を吹きつける際に、離型剤の
吹きつけ方向は空気流Wの方向に沿う様になり、この意
味でも離型剤の吹きつけ処理が良好になされ、離型剤の
吹きつけの均一性の維持に一層有利である。もっとも、
ノズル93cの軸芯を空気流Wの方向に対して傾斜する
形態で、離型剤の吹きつけを行っても良いことは勿論で
ある。
【0034】空気吸引口7の壁面7cに離型剤が付着す
るおそれがある。この点本実施例では、型締めの際に可
動型1の突部10が凹状の空気吸引口7に押し込められ
るので、壁面7cに付着している離型剤が壁面7cから
吸引通気路60内に押込められたり、あるいは、破砕さ
れたりする。従ってその離型剤は吸引ポンプ9の作動に
より吸引され、離型剤分別装置97において回収され
る。故に、空気吸引口7の壁面7cにおける離型剤の残
留回避に有利である。
【0035】更に本実施例によれば、空気回路形成パネ
ル盤5、6を外せば、送給路31、圧送通気路30、吸
引通気路60、排気路61の清掃が容易となる。従って
空気流Wに混じった離型剤が吸引通気路60や排気路6
1等に仮に堆積したとしても、その清掃を行い得、空気
流Wの流量の確保等に有利である。加えて本実施例で
は、空気噴出口3を備えた可動型1の突部10は固定型
2の空気吸引口7に嵌まるので、型位置決め機能を突部
10にもたせる作用も期待できる。
【0036】(実施例2)この例は図4に示されてお
り、実施例1と基本的に同様の構成である。但し、空気
吸引口7の口径D1は空気噴出口3の口径D2よりも大
きく設定されている(D1>D2)。型開きした状態に
おいて可動型1と固定型2との距離LX(図4参照)が
大きな場合には、空気噴出口3から噴出された空気流W
はその先端に向かうにつれて広がろうとする傾向をもつ
が、図4に示す例ではD1>D2の関係に設定されてい
るので、この広がりに対応するのに有利である。
【0037】(実施例3)この例は図5に示されてお
り、実施例1と基本的に同様の構成である。但し、スプ
レー装置93には箱状のカバー94が取付られている。
カバー94は、可動型1のキャビティ型面1xに対向す
る開放口94xと、固定型2のキャビティ型面2xに対
向する開放口94yとを備えている。図5から理解でき
る様に、カバー94の側面壁94u、94vは、仮想線
Kよりも内側に位置しており、空気流Wがカバー94に
直接衝突しない様にされている。
【0038】この例では、仮想線Kよりも内側に位置す
るカバー94の側面壁94u、94vは、空気流Wをガ
イドする役割も期待できる。 (実施例4)この例は図6に示されている。この例では
可動型1及び固定型2の双方の側に空気吸引手段が配置
されている。即ち、可動型1の型割り面1yには、傾斜
面7cを備えた空気吸引口7が形成されている。更に可
動型1には、空気吸引口7に連通する吸引通気路60が
型締め及び型開き方向と平行な方向にのびて形成されて
いる。可動型1の背面には吸引用の空気回路形成パネル
盤6が取付具6rにより着脱可能に保持されている。空
気回路形成パネル盤6により、排気路61が吸引通気路
60に連通して形成されている。更に可動型1側には吸
引ポンプ9が配置されている。吸引ポンプ9の先方には
移送路91を介して離型剤分別装置97が配置されてい
る。
【0039】上記の構成は図6における可動型1につい
てであるが、図6から理解できる様に固定型2について
も基本的には同様な構成であり、固定型2の背面側にも
吸引用の空気回路形成パネル盤6や吸引ポンプ9が配置
されている。更にこの例では、図6から理解できる様
に、スプレー装置93に保持された箱状のカバー94側
には、空気噴出口3及び圧送通気路30を備えた送給パ
イプ3iが装備されている。送給パイプ3iは圧送ポン
プ36に接続されている。従って送給パイプ3i及び圧
送ポンプ36は空気噴出手段として機能する。
【0040】図6に示す例においても、基本的には実施
例1と同様の作用効果が得られる。空気流Wの噴出源で
ある空気噴出口3と空気流Wの吸引源である空気吸引口
7との距離LE(図6参照)が長いと、空気流Wの流れ
の先端が広がり易くなる不具合がある。この点図6に示
す例では、固定型2と可動型1との間に挿入されるスプ
レー装置93の側に空気噴出口3が配置されているの
で、空気流Wの噴出源である空気噴出口3と空気流Wの
吸引源である空気吸引口7との間の距離LEを小さくす
るのに有利である。具体的には距離LEは、図6と図1
との比較から理解できる様に、実施例1に係る距離LC
(型開きしたときの可動型1と固定型2との距離)の半
分程度あるいはそれ以下で済む。従って空気流Wの先端
の広がり防止に有利であり、空気流Wによる遮断性が一
層確保され易く、離型剤の飛散防止に一層有利である。
故に、離型剤を厚く塗布するため吹きつけ量を増加させ
る場合等に有効である。
【0041】(実施例5)この例は図7に示されてい
る。この例では可動型1及び固定型2の双方に空気噴出
手段が配置されている。即ち、固定型2の型割り面1y
には空気噴出口3が形成されている。更に固定型2に
は、空気噴出口3に連通する圧送通気路30が型締め及
び型開き方向と平行な方向にのびて形成されている。固
定型2の背面には空気回路形成パネル盤5が着脱可能に
保持されている。空気回路形成パネル盤5により送給路
31が圧送通気路30に連通して形成されている。更に
固定型2の側には圧送ポンプ36が配置されている。
【0042】上記の構成は図7における可動型1につい
てであるが、図7から理解できる様に固定型2について
も基本的には同様な構成であり、固定型2の背面側にも
圧送用の空気回路形成パネル盤5や圧送ポンプ36が配
置されている。更にこの例では、図7から理解できる様
に、スプレー装置93に保持された箱状のカバー94の
外側には外カバー98が保持されている。そして、外カ
バー98とカバー94との間の隙間が空気吸引口7とさ
れている。図8に示す様に空気吸引口7は角リング状を
なしている。外カバー98で区画された空気吸引口7
は、吸引パイプ97iを介して吸引ポンプ9に接続され
ている。従って吸引パイプ97i及び吸引ポンプ9は空
気吸引手段として機能する。吸引ポンプ9の先方には移
送路91を介して離型剤分別装置97が配置されてい
る。
【0043】図7に示す例においても、基本的には実施
例1と同様の作用効果が得られる。更にこの例では型締
めの際には、図7から理解できる様に、スプレー装置9
3を可動型1と固定型2との間から外した状態で、型締
めのために可動型1を移動させて固定型2に接近させ
る。この際に双方の圧送ポンプ36を作動しておけば、
固定型2及び可動型1の双方の空気噴出口3から噴出さ
れる空気が、他方の型に当たるので、余分に付着した過
剰の離型剤を除去する『払い効果』も期待できる。
【0044】(他の例)圧送ポンプ36や吸引ポンプ9
は、可動型1や固定型2に内蔵されていても良いし、可
動型1や固定型2の外方に配置されていても良いもので
ある。上記した例では、空気噴出口及び空気吸引口はそ
れぞれ可動型1や固定型2に形成されているが、これに
限らず、他の場所、例えば、可動型1、固定型2を保持
する型締め装置や鋳造装置に装備しても良いものであ
る。上記した例では空気流の噴出源は可動型1や固定型
2の付近に装備される圧送ポンプ36であるが、これに
限らず工場のエア源を利用する形態でも良い。
【0045】上記した例ではキャビティに注入する溶湯
はアルミ系であるが、これに限らず亜鉛系、マグネシウ
ム系、鋳鉄、鋳鋼系、銅系、チタン系等を適宜選択でき
る。上記した例では注入はダイカストであるが、これに
限らず高圧鋳造、低圧鋳造、重力鋳造等でも良い。離型
剤は水溶液または油に微小粉末を分散させたものを使用
しているが、これに限らず微小粉末自体でも良い。
【0046】(付記)上記した実施例から次の技術的思
想も把握できる。 空気吸引口の口径は、空気噴出口の口径よりも大きく
設定されていることを特徴とする請求項2〜請求項5。
これにより空気流の先端の広がりに対処し易い。 空気噴出口及び空気吸引口は同軸的配置であることを
特徴とする請求項2〜請求項5。
【0047】
【発明の効果】請求項1〜請求項5によれば、空気流に
より離型剤の飛散の遮断性が高まる。これにより離型剤
の飛散、環境汚染の防止に有利となる。請求項1〜5に
よれば、従来技術とは異なり箱状のカバーを型に密接さ
せないので、分割型の型割り面に段等の凹凸が形成され
ていても、支障がない。すなわち、分割型の型割り面に
段等の凹凸が形成されていても、空気流による遮断効果
は確保されるので、種々の形態の分割型に適用でき、汎
用性に富む利点が得られる。
【0048】請求項3によれば、空気吸引手段の空気吸
引口が型開き状態の分割型の間に配置されるので、空気
噴出口と空気吸引口との間の距離を小さくするのに有利
である。そのため、空気流の先端の広がり防止に貢献で
きる。故に空気流による遮断性の確保に有利であり、離
型剤の飛散防止に一層有利である。請求項4によれば、
空気噴出手段の空気噴出口が型開き状態の分割型の間に
配置されるので、空気噴出口と空気吸引口との間の距離
を小さくするのに有利である。そのため、空気流の先端
の広がり防止に貢献できる。故に空気流による遮断性の
確保に有利であり、離型剤の飛散防止に一層有利であ
る。
【0049】請求項5によれば、離型剤の回収に有利と
なり、離型剤の消費量の低減に貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係る断面図である。
【図2】空気噴出口の一形態を示す可動型の正面図であ
る。
【図3】空気噴出口の別の形態を示す可動型の正面図で
ある。
【図4】実施例2に係る断面図である。
【図5】実施例3に係る断面図である。
【図6】実施例4に係る断面図である。
【図7】実施例5に係る断面図である。
【図8】空気吸入口付近を示す要部の斜視図である。
【図9】従来技術を示す構成図である。
【符号の説明】
図中、1は可動型(分割型)、2は固定型(分割型)、
1x及び2xはキャビティ型面、3は空気噴出口、36
は圧送ポンプ、7は空気吸引口、9は吸引ポンプ、Kは
仮想線、Wは空気流を示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】成形品を成形するキャビティ型面を備える
    と共に、型締め及び型開きされる少なくとも2個の分割
    型と、 離型剤を吹きつける離型剤塗布手段とを用い、 該分割型を型開きした状態で、該離型剤塗布手段により
    離型剤を該分割型のキャビティ型面に吹きつけて塗布す
    ると共に、塗布の際に、一方の分割型のキャビティ型面
    の外側と他方の分割型のキャビティ型面の外側とをつな
    ぐ仮想線上に、空気流を発生させることを特徴とする離
    型剤の飛散防止方法。
  2. 【請求項2】成形品を成形するキャビティ型面を備える
    と共に、型締め及び型開きされる少なくとも2個の分割
    型と、 一方の分割型の側に配置され、該一方の分割型において
    キャビティ型面の外側に形成された空気噴出口を備え、
    該空気噴出口から空気を噴出する空気噴出手段と、 他方の分割型の側に配置され、該空気噴出口に対向する
    と共に該他方の分割型においてキャビティ型面の外側に
    形成された空気吸引口を備え、該空気噴出口から噴出さ
    れた空気を該空気吸引口から吸引する空気吸引手段とを
    具備してなることを特徴とする離型剤の飛散防止装置。
  3. 【請求項3】成形品を成形するキャビティ型面を備える
    と共に、型締め及び型開きされる少なくとも2個の分割
    型と、 該分割型においてキャビティ型面の外側に形成された空
    気噴出口を備え、該空気噴出口から空気を噴出する空気
    噴出手段と、 型開き状態の該分割型の間に脱着可能に配置され該空気
    噴出口に対向すると共に該空気噴出口から噴出された空
    気を吸引する空気吸引口を備えた空気吸引手段とを具備
    してなることを特徴とする離型剤の飛散防止装置。
  4. 【請求項4】成形品を成形するキャビティ型面を備える
    と共に、型締め及び型開きされる少なくとも2個の分割
    型と、 型開き状態の分割型の間に脱着可能に配置され該キャビ
    ティ型面の外側に位置すると共に空気を噴出する空気噴
    出口を備えた空気噴出手段と、 該空気噴出口に対向すると共に該分割型においてキャビ
    ティ型面の外側に形成された空気吸引口を備え、該空気
    吸引口から空気を吸引する空気吸引手段とを具備してな
    ることを特徴とする離型剤の飛散防止装置。
  5. 【請求項5】空気吸引手段は、空気吸引口から吸引され
    た空気流に含まれる離型剤を回収する離型剤回収手段を
    備えていることを特徴とする請求項2〜請求項4に記載
    の離型剤の飛散防止装置。
JP6240964A 1994-10-05 1994-10-05 離型剤の飛散防止方法及び離型剤の飛散防止装置 Pending JPH08103860A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000066339A1 (fr) * 1999-04-30 2000-11-09 Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. Procede et dispositif de production d'un article en resine moule
KR100863093B1 (ko) * 2007-04-04 2008-10-13 현대자동차주식회사 고압주조기의 집진장치
CN108856673A (zh) * 2018-07-02 2018-11-23 重庆财鑫工贸有限责任公司 压铸固定喷涂板封闭吸收装置
CN108994273A (zh) * 2018-08-29 2018-12-14 重庆财鑫工贸有限责任公司 喷涂吸收测温装置

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