JP2674422B2 - 固体潤滑剤の吹付装置及び吹付方法 - Google Patents

固体潤滑剤の吹付装置及び吹付方法

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JP2674422B2
JP2674422B2 JP4136275A JP13627592A JP2674422B2 JP 2674422 B2 JP2674422 B2 JP 2674422B2 JP 4136275 A JP4136275 A JP 4136275A JP 13627592 A JP13627592 A JP 13627592A JP 2674422 B2 JP2674422 B2 JP 2674422B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D17/00Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
    • B22D17/20Accessories: Details
    • B22D17/2015Means for forcing the molten metal into the die
    • B22D17/2038Heating, cooling or lubricating the injection unit

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はダイカスト鋳造装置にお
ける射出スリーブ及びスプールブッシュの内部へ,固体
潤滑剤を吹付けるための吹付装置及びその吹付け方法に
関する。
【0002】
【従来技術】図14に示すごとく,ダイカスト鋳造装置
8においては,金属溶湯をキャビティ内に圧入するため
に射出プランジャー88が用いられる。この射出プラン
ジャー88は,射出スリーブ85とスプールブッシュ8
6の内部に,摺動可能に挿入されている。そして,ダイ
カスト鋳造時においては,射出スリーブ85,スプール
ブッシュ86内に高温度の金属溶湯が投入され,射出プ
ランジャー88がこの金属溶湯をキャビティのある前方
へ押し出していく。そのため,射出スリーブ85,スプ
ールブッシュ86と射出プランジャー88との間には,
高い摩擦を生ずる。
【0003】そこで,射出スリーブ85及びスプールブ
ッシュ86の内壁面には,図14に示すごとく,潤滑剤
9が吹付けられる。この潤滑剤9の吹付けに当たって
は,潤滑剤タンク91内に潤滑剤9を貯蔵しておき,こ
れを定量シリンダ92によりパイプ921を介して吹付
ノズル95の方向へ送出する。このとき,潤滑剤9は,
ミキシングブロック94内において,加圧された空気9
3と混合され,供給パイプ95より射出スリーブ85の
入口付近に供給される。
【0004】この潤滑剤9により,上記摩擦が軽減され
る。また,この潤滑剤9としては,油,水溶性油脂など
の液状潤滑剤が用いられている。なお,同図において,
符号931は電磁弁,82は固定型,83はダイカスト
マシンプラテンである。
【0005】ところで,近年は,ダイカスト鋳造品の一
層の緻密化が要求されている。そのため,キャビティ内
に金属溶湯を射出する際にガスの巻き込みが生じないよ
う,超低速射出法が検討されている。この超低速射出法
は,射出プランジャー88を例えば3〜5cm/秒とい
う極めて低速で移動させる方法である。これにより,金
属溶湯が層流状に流れ,上記ガス巻き込みが防止でき
る。
【0006】一方,超低速射出法を用いる場合には,射
出スリーブ85,スプールブッシュ86内の金属溶湯は
徐々にキャビティ内に供給されるため,射出スリーブ8
5,スプールブッシュ86と射出プランジャー88との
間が長時間高温下に接触することになる。そこで,溶湯
の断熱保持をする潤滑剤は液状潤滑剤では不充分とな
り,微粒子粉末を用いた固体潤滑剤を用い,溶湯保温効
果を向上させなければならない。
【0007】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記超低速射
出法において固体潤滑剤を用いる場合には,従来の潤滑
剤の供給方法では,次の問題がある。即ち,上記従来の
潤滑剤供給方法では,単に供給パイプ95により,射出
スリーブ85の入口近くに潤滑剤を供給するのみであ
る。しかし,このような方法で固体潤滑剤を供給して
も,固体潤滑剤は液状潤滑剤のごとく射出スリーブ8
5,スプールブッシュ86内に広がらず,広い範囲で断
熱被膜を作り難い。
【0008】そのため,射出スリーブ,スプールブッシ
ュ内に固体潤滑剤の断熱被膜を均一に形成することがで
きない。それ故,金属溶湯がその充填期間中に温度低下
をきたし,湯回り不良,薄肉部及び湯先部の形状不良が
発生する。また,断熱被膜が薄い部分,或いはこれが形
成されていない部分では,射出スリーブ,スプールブッ
シュ内において金属溶湯の急冷組織が発生する。そし
て,これがダイカスト鋳造品の中に混入され,その強度
低下を生ずる。
【0009】また,供給パイプを用いる従来の方法で
は,固体潤滑剤の均一少量散布は困難である。そのた
め,過剰の固体潤滑剤が金属溶湯内に巻き込まれ,鋳巣
が発生するおそれがある。更に,固体潤滑剤は,微粒子
状の固体潤滑剤を液体中に懸濁させて用いる。そのた
め,供給パイプの出口付近には,固体潤滑剤の微粒子が
残留付着し,これが徐々に蓄積されていく。
【0010】そのため,供給パイプの実質出口径は,使
用期間に応じて徐々に小さくなってくる。それ故,固体
潤滑剤の供給量低下を生じ,上記の問題が更に助長され
る。また,このように固体潤滑剤の供給量が減少する
と,金属溶湯が射出スリーブ,スプールブッシュに溶着
(焼付き)を生じ,射出プランジャーの円滑な摺動を妨
げる。
【0011】本発明はかかる従来の問題点に鑑み,射出
スリーブ及びスプールブッシュの内部の全表面に固体潤
滑剤を吹付けることができると共に,固体潤滑剤の吹付
け供給量に変動を生ずることがない,ダイカスト鋳造装
置における固体潤滑剤の吹付装置及び吹付け方法を提供
しようとするものである。
【0012】
【課題の解決手段】本発明は,ダイカスト鋳造装置にお
ける射出スリーブ及びスプールブッシュの内部に固体潤
滑剤を吹付け,この吹付けの終了後には吹付ノズルの内
部を洗浄し,上記吹付けと洗浄とを交互に行なう吹付装
置であって,該吹付装置は,射出スリーブ内を吹付ける
第1吹付ノズルと,スプールブッシュ内を吹付ける第2
吹付ノズルと,両吹付ノズルに接続された固体潤滑剤
タンク及び両吹付ノズルの内部を洗浄するための内部洗
浄装置と,吹付け時に第1吹付ノズルを射出スリーブに
おける吹付け位置まで移動させる移動装置と,吹付け終
了後に第1吹付ノズル及び第2吹付ノズルを洗浄するた
めのノズル洗浄装置とを有し, かつ上記両吹付ノズルの
内部においては,固体潤滑剤を吹出せる吹出経路と,洗
浄液を送入,排出させる洗浄経路とは分離形成してある
ことを特徴とするダイカスト鋳造装置における固体潤滑
剤の吹付装置にある。
【0013】本発明において最も注目すべきことは,射
出スリーブ内を吹付けるための第1吹付ノズルと,スプ
ールブッシュ内を吹付けための第2吹付ノズルとを設け
ると共に,両吹付ノズルにはそれぞれ固体潤滑剤タンク
及び内部洗浄装置を接続し,第2吹付ノズルを移動させ
る移動装置を設け,かつ上記ノズル洗浄装置を設けたこ
,及び上記両吹付ノズルの内部においては固体潤滑剤
の吹出経路と洗浄液の洗浄経路とが分離して形成されて
いることにある。
【0014】本発明において,上記固体潤滑剤として
は,ボロン黒鉛,二硫化モリブデン,雲母,滑石などが
ある。固体潤滑剤は,固体潤滑剤タンクから吹付ノズル
への供給,及び射出スリーブ,スプールブッシュ内への
吹付けを容易にするため,通常は,水,アルコール等の
液体中に微粒子状で懸濁させてある。
【0015】第1吹付ノズルは,射出スリーブにおける
金属溶湯注入口付近の内壁に主として固体潤滑剤を吹付
けるための注入口ノズルと,射出スリーブの奥方向の内
壁へ固体潤滑剤を吹付けるための奥方ノズルとを有する
ことが好ましい。なお,上記両者の機能を1つの吹付ノ
ズルにより達成するよう構成することもできる。
【0016】第2吹付ノズルは,スプールブッシュの内
壁に固体潤滑剤を吹付けるための吹付ノズルである。こ
れら第1吹付ノズル,第2吹付ノズルは,上記固体潤滑
剤を噴霧状に吹き出す吹出口を有する。また,第1吹付
ノズル及び第2吹付ノズルには,それぞれ固体潤滑剤タ
ンク及び内部洗浄装置がパイプにより接続されている。
また,両吹付ノズルの内部においては,固体潤滑剤の吹
出経路と洗浄液の洗浄経路とが分離して形成されてい
る。内部洗浄装置は,洗浄液を各吹付ノズルの内部へ送
り,その内部洗浄を行うための装置である。洗浄液とし
ては,水と空気との混合液,洗剤混合水などがある。な
お,この内部洗浄は後述のノズル洗浄装置内で行う。
【0017】また,第1吹付ノズルは,これを射出スリ
ーブ内の吹付け位置まで移動させる移動装置に装着され
ている。この移動装置としては,前後動機能,更には昇
降機能を有するアクチュエータがある。該アクチュエー
タとしては,油圧式シリンダ,空気式シリンダ,電磁式
シリンダなどがある。ノズル洗浄装置は,上記吹付けが
終了した吹付ノズルを挿入して,吹付ノズルの外部と内
部との洗浄を行う装置である。吹付ノズルの外部の洗浄
に当たっては,洗浄液を吹付ノズルの外部に噴射する。
【0018】一方,吹付ノズルの内部の洗浄に当たって
は,ノズル洗浄装置内において,上記のごとく吹付ノズ
ルの内部へ洗浄液を送入し,その吹出口より排出させ
る。このノズル洗浄装置は,第1吹付ノズル及び第2吹
付ノズルを同時に洗浄する構造とすることもできる。
【0019】上記吹付装置を用いた固体潤滑剤の吹付け
方法としては,ダイカスト鋳造の終了後にダイカスト鋳
造装置の型開きを行ない,射出スリーブ及びスプールブ
ッシュの内部に吹付ノズルを用いてそれぞれ固体潤滑剤
を吹付けし,その後両吹付ノズルをノズル洗浄装置に入
れて吹付ノズルの内部及び外部を洗浄する方法であっ
て, 上記固体潤滑剤の吹付けと上記吹付ノズルの洗浄と
は交互に行ない,かつ上記両吹付ノズルの内部において
は,固体潤滑剤を吹出せる吹出経路と,洗浄液を送入,
排出させる洗浄経路とは分離形成してあることを特徴と
するダイカスト鋳造装置における固体潤滑剤の吹付方法
がある。
【0020】また,上記吹付方法においては,上記固体
潤滑剤によって形成される断熱被膜は,射出スリーブ内
における金属溶湯注入口付近,及びスプールブッシュ内
の出口付近が,他の膜厚よりも厚く形成されていること
が好ましい(図13)。これにより,溶損,焼付の激し
いこれらの部分を保護し,固体潤滑剤の全体使用量を低
減することができる。また,本発明は,実施例に示すご
とき,横開き形のガイカスト型のみならず,縦開き形の
堅形ダイカスト型を有するダイカスト鋳造装置にも適用
できる。
【0021】
【作用及び効果】本発明の吹付装置において,固体潤滑
剤の吹付けを行うに当たっては,まずダイカスト鋳造が
終了した後にその型開きを行う。また,このとき,射出
プランジャーは射出スリーブの金属溶湯注入口よりも後
方へ後退させてある。そこで,射出スリーブにおける金
属溶湯注入口の付近へ,移動装置により第1吹付ノズル
を移動させる。
【0022】次いで,固体潤滑剤タンクより固体潤滑剤
を送出し,射出スリーブの内壁へ固体潤滑剤を吹付け
る。このとき,まず上記注入口付近へ集中的に固体潤滑
剤を吹付け,その後更に第1吹付ノズルを射出スリーブ
の中へ入れて射出スリーブの奥の方向へ固体潤滑剤を吹
付ける2段吹付け方法を採ることもできる。
【0023】一方,上記と併行又は前後して,固体潤滑
剤タンクより第2吹付ノズルに固体潤滑剤を送出し,ス
プールブッシュの出口(キャビティ側)側より,固体潤
滑剤をスプールブッシュの内壁へ吹付ける。上記吹付け
により,射出スリーブ及びスプールブッシュ内の全表面
に,均一に固体潤滑剤の断熱被膜が形成される。
【0024】次に,吹付け終了後には,両吹付ノズル
上記射出フリーブ,スプールブッシュから離れた場所に
移動させて,両吹付ノズルの洗浄を行う。即ち,第1吹
付ノズルを,上記移動装置により移動させて,ノズル洗
浄装置内に入れる。次いで,内部洗浄装置より第1吹付
ノズル内に,上記洗浄液を送入し,その吹出口より排出
させる。また,上記のごとく,各吹付ノズルにおいて
は,固体潤滑剤の吹出経路と洗浄液の洗浄経路とが分離
して形成してあるので,洗浄液が固体潤滑剤と混じり合
うこともなく,吹付ノズルの吹出口を確実に洗浄するこ
とができる。また,第1吹付ノズルの外部の洗浄に当た
っては,前記洗浄液を第1吹付ノズルの外部に噴射す
る。これらの洗浄は,第2吹付ノズルについても同様に
行う。これにより,第1吹付ノズル及び第2吹付ノズル
の内部及び外部に付着していた固体潤滑剤を洗浄除去で
きる。
【0025】そのため,両吹付ノズルの内部及び吹出口
付近には,固体潤滑剤の固着がなく,両ノズルは常に新
品と同様の状態にある。それ故,従来のごとく,固体潤
滑剤の供給量に変動を生ずることがない。したがって,
本発明によれば,射出スリーブ及びスプールブッシュの
内部の全表面に固体潤滑剤を吹付けることができると共
に,固体潤滑剤の吹付け供給量に変動を生ずることがな
い,ダイカスト鋳造装置における固体潤滑剤の吹付装置
及び吹付け方法を提供することができる。
【0026】
【実施例】
実施例1 本発明の実施例にかかる,固体潤滑剤の吹付装置及び吹
付け方法につき,図1〜図6を用いて説明する。本例
は,図1に示すごとく,ダイカスト鋳造装置8における
射出スリーブ85及びスプールブッシュ86の内部に固
体潤滑剤40を吹付けるための吹付装置である。
【0027】この吹付装置は,射出スリーブ85内を吹
付ける第1吹付ノズル1と,スプールブッシュ86内を
吹付ける第2吹付ノズル2と,両吹付ノズル1,2に接
続された固体潤滑剤タンク4と,両吹付ノズル1,2の
内部を洗浄するための内部洗浄装置5,50とを有す
る。また,吹付け時に第1吹付ノズル1を,射出スリー
ブ85における吹付け位置まで移動させる移動装置3
と,吹付け終了後に第1吹付ノズル1及び第2吹付ノズ
ル2を洗浄するためのノズル洗浄装置71,72を有す
る。
【0028】上記ダイカスト鋳造装置8は,図4に示す
ごとく,ダイカスト鋳造用のキャビティ811を設けた
可動型81と,キャビティ821を設けた固定型82を
有する。上記可動型81は,キャビティ811内で凝固
した製品をキャビティ外に押し出すノックピン812を
有する。一方,固定型82は,図1,図2に示すごと
く,プラテン83に固定されており,その下方に筒状の
上記射出スリーブ85,スプールブッシュ86を有して
いる。
【0029】射出スリーブ85及びスプールブッシュ8
6の内部には,図1,図2に示すごとく,金属溶湯をキ
ャビティ内に射出するための射出プランジャー88が摺
動可能に挿入されている。第1吹付ノズル1は,射出ス
リーブ85の金属溶湯注入口852の付近に集中的に固
体潤滑剤を吹付けるための注入口ノズル11と,上記金
属溶湯注入口852よりも奥方に固体潤滑剤を吹付ける
ための奥方ノズル12とを有する。両吹付ノズル11,
12は,移動装置3に固定されている。
【0030】移動装置3は,図1〜図3に示すごとく,
第1吹付ノズル1を略水平方向に移動する移動シリンダ
31と,第1吹付ノズル1を昇降させる昇降シリンダ3
3とを有する。両シリンダ31,33の間には,移動シ
リンダ31によって伸縮されるピストンロッド32が介
設されている。該ピストンロッド32は,射出プランジ
ャー88の軸心に対して角度(θ)45度で配設してあ
る。また,昇降シリンダ33は,図1,図2に示すごと
く,そのピストンロッド331の先端にステイ35を有
する。ステイ35には,上記注入口ノズル11,奥方ノ
ズル12を垂設する。
【0031】また,図1,図2に示すごとく,上記注入
口ノズル11と固体潤滑剤タンク4との間には,流量計
44,電磁弁45を介して,パイプ411を接続する。
同様にして,奥方ノズル12と固体潤滑剤タンク4との
間も,パイプ412により接続する。また,注入口ノズ
ル11,奥方ノズル12には,吹付け時に用いる加圧空
気を送るための空気パイプ611,612を,それぞれ
電磁弁63を介して接続する。
【0032】該空気パイプ611,612には,内部洗
浄装置5を,パイプ54を介して接続する。内部洗浄装
置5は,水と空気とを混合して洗浄液を作るためのミキ
シングブロック53を有する。ミキシングブロック53
には,電磁弁511,521を介して,水を導入するた
めの水パイプ51,空気を導入するための空気パイプ5
2を接続する。
【0033】一方,第2吹付ノズル2は,図4に示すご
とく,立設された昇降シリンダ23に昇降可能に取付け
られている。また,該第2吹付ノズル2は,図1,図2
に示すごとく,第1吹付ノズル1と同様に上記固体潤滑
剤タンク4との間に,パイプ42,電磁弁46を介して
接続されている。また,第2吹付ノズル2には,空気パ
イプ62,内部洗浄装置50が接続されている。内部洗
浄装置50は,内部洗浄装置5と同様である。
【0034】第1吹付ノズル1を洗浄するためのノズル
洗浄装置71は,図5に示すごとく,上記注入口ノズル
11及び奥方ノズル12を,昇降シリンダ33によって
挿入できる函体710を有する。函体710内には,注
入口ノズル11及び奥方ノズル12に洗浄液を噴射する
ための噴射ノズル771,772を有する。両噴射ノズ
ル771,772は,ミキシングブロック76に接続さ
れている。該ミキシングブロック76には,それぞれ電
磁弁761を介して,水送入用の水パイプ74,加圧空
気送入用の空気パイプ75が接続されている。
【0035】また,上記第1吹付ノズル1の洗浄用のノ
ズル洗浄装置71は,図3に示すごとく,昇降シリンダ
33の待機位置の下方に設けてある。この待機位置は,
移動シリンダ31のピストンロッド32を縮小させた位
置である(図3の実線)。なお,ピストンロッド32を
伸長させたときには,昇降シリンダ33の位置,つまり
第1吹付ノズル1の位置は,射出スリーブ85の金属溶
湯注入口852の上にある(図3の点線,図1,図
2)。
【0036】次に,作用効果につき説明する。まず,ダ
イカスト鋳造が終了すると,図4に示すごとく,可動型
81が固定型82より引き離されて型開きが行われ,ダ
イカスト鋳造品が取り出される。キャビティ内には,次
回鋳造のために,離型剤が塗布される。次いで,図4に
示すごとく,第2吹付ノズル2が,昇降シリンダ23に
よってスプールブッシュ86の位置まで上昇させられ,
その吹出口よりスプールブッシュ86内に向かって固体
潤滑剤40が吹付けられる。
【0037】一方,射出スリーブ85側においては,上
記型開きが行われた頃に,図3に点線で示すごとく,移
動シリンダ31のピストンロッド32が伸長する。その
ため,図1〜図3に示すごとく,昇降シリンダ33,第
1吹付ノズル1が射出スリーブ85の金属溶湯注入口8
52の上方に位置する。次いで,注入口ノズル11よ
り,上記金属溶湯注入口852の内壁に,固体潤滑剤4
0を集中的に吹付ける(図1)。その後,昇降シリンダ
33を更に下降させて,第1吹付ノズル1の全体を射出
スリーブ85内に入れ(図1の点線),次いで奥方ノズ
ル12より,射出スリーブ85の奥方向に固体潤滑剤4
0を吹付ける。
【0038】以上により,射出スリーブ85,スプール
ブッシュ86の内壁全表面に,固体潤滑剤40の断熱被
膜がほぼ均一に形成される。上記の固体潤滑剤40の吹
付けに当たっては,固体潤滑剤タンク4より,水中に懸
濁させた固体潤滑剤40を,上記パイプ411,412
により送る。このとき,空気パイプ611,612から
も加圧空気を送る。そのため,この加圧空気により,固
体潤滑剤40が注入口ノズル11,奥方ノズル12より
上記のごとく噴霧される。このことは,第2吹付ノズル
2についても同様である。
【0039】第1吹付ノズル1において,固体潤滑剤4
0の吹付けを終了した後は,図3,図4に示すごとく,
第1吹付ノズル1は昇降シリンダ33により引上げられ
る。そして,図3に示すごとく,移動シリンダ31のピ
ストンロッド32を縮小することにより第1吹付ノズル
1はノズル洗浄装置71の上部に移動される。更に,図
5に示すごとく,昇降シリンダ33により,第1吹付ノ
ズル1の全体が下降され,ノズル洗浄装置71の中に送
入される。
【0040】その後,内部洗浄装置5において,ミキシ
ングブロック53内に水と空気を送入して両者の混合物
を作り,これを洗浄液として,図5,図6に示すごと
く,注入口ノズル11,奥方ノズル12内に送出し,ノ
ズル吹出口より排出させる。一方,ノズル洗浄装置にお
ける上記ミキシングブロック76により,上記と同様に
水と空気の混合物を作り,これを洗浄液として,噴射ノ
ズル771,772より,注入口ノズル11,奥方ノズ
ル12の外部に,噴射し,洗浄する。
【0041】これにより,注入口ノズル11,奥方ノズ
ル12の内部及び外部が,洗浄され,付着していた固体
潤滑剤が除去される。また,第2吹付ノズル2に関して
も,第1吹付ノズル1と同様にノズル洗浄装置72(図
1)内に送入されて,同様に噴射,洗浄される。図6
は,注入口ノズル11における,内部,外部の洗浄状態
を示している。内部洗浄装置5から送入された洗浄液
は,注入口ノズル11の前室114に入り,斜線溝11
5を経て吹出口116より排出される。吹出口116に
は,ノズル洗浄装置71の噴射ノズル771より洗浄液
が噴射される。上記の固体潤滑剤の吹付け,ノズル洗浄
装置中における各吹付ノズルの内部及び外部の洗浄はダ
イカスト鋳造の終了毎に行う。
【0042】なお,図7は,ダイカスト鋳造の終了毎に
上記洗浄を行わず,注入口ノズル11を固体潤滑剤40
の吹付けに連続使用した場合(例えば,450回)を示
している。この場合には,同図に示すごとく,注入口ノ
ズル11の吹出口116の周囲,更には内部に,固体潤
滑剤40の微粒子が堆積していく。
【0043】このような状態を生ずると,吹出口116
の口径が狭くなると共に,固体潤滑剤40の噴霧状態,
噴霧量が悪化し,射出スリーブ85,スプールブッシュ
86の内壁への固体潤滑剤の断熱被膜形成状態が悪化す
る。本例は,前記のごとく,吹付け終了毎に上記ノズル
洗浄装置を用いて吹付ノズルを洗浄するので,吹付けノ
ズルを常に新品の状態に維持することができる。それ
故,固体潤滑剤の供給量に変動を生ずることがない。
【0044】実施例2 本例においては,上記実施例1に示した吹付装置を用い
て,ダイカスト鋳造品を鋳造し,その鋳巣の発生,外観
不良(T6フクレ)を検査した。上記鋳巣はX線検査に
より行った。またいずれの検査も,ダイカスト鋳造品1
0,000個について行った。その結果を,図8および
図9に不良率として示した。また,両図には,前記従来
例に示した供給パイプを用いて,固体潤滑剤を吹付けた
場合の結果を併示した。両図より,本発明によれば,不
良率が著しく低下できることが分かる。
【0045】実施例3 本例においては,実施例1に示した吹付装置において,
本発明に従ってノズル洗浄装置による吹付ノズル洗浄を
行った場合(図10)と,吹付ノズル洗浄を行わなかっ
た場合(図11)とにおける,射出プランジャーの摺動
抵抗を検査した。図10に示すごとく,本発明に基づき
ノズル洗浄装置による吹付ノズル洗浄を行った場合に
は,3,000回のショット(鋳造)においても,摺動
抵抗は2〜10kgf/cm2 で,当初と殆ど変わって
いない。これに比して,上記洗浄のない場合には,図1
1に示すごとく,ショット500回辺りから摺動抵抗が
急増し,約520回辺りで鋳造不可能となった。
【0046】実施例4 本例においては,上記実施例1に示した吹付装置を用い
て,内質不良率を低減するために吹付量を低減して,か
つ断熱被膜を効果的に形成し,連続鋳造を実現した例
を,図12,図13により示す。上記不良率は,実施例
2と同様にX線検査により行った。そして,或る高品質
ダイカスト鋳物を鋳造した場合の例につき,射出スリー
ブにおける固体潤滑剤の吹付量と,内質不良率の関係
を,図12に示す。
【0047】この場合,図12に示すように吹付量が
8.1cc以上になると内質不良が発生しているが,連
続鋳造可能でかつ均一な断熱被膜を形成するには8.2
cc必要であった。そこで溶損,焼付きが最も激しい部
位,即ち射出スリーブの金属溶湯注入口付近と,スプー
ルブッシュにおけるキャビティ側(出口側)付近におけ
る断熱被膜の膜厚を大きくし,一方,他の部位の断熱被
膜は鋳造可能なレベルまで吹付量を低減し,断熱被膜厚
さを薄くした。
【0048】即ち,図13に示すごとく,射出スリーブ
85における金属溶湯注入口付近Aの断熱被膜厚さ,及
びスプールブッシュの出口付近Cの断熱被膜厚さは,そ
れぞれ20〜30μmとし,この間の他の部分Bの断熱
被膜は5〜15μmとした。また,表1には,上記各部
分A,B,Cに対して,断熱被膜を均一厚みにした場
合,上記のごとく膜厚みを変えた場合の,各吹付ノズ
ル,即ち注入口ノズル11,奥方ノズル12及び第2吹
付ノズル2による固体潤滑剤の吹付量を表示した。
【0049】上記より知られるごとく,溶損焼付けが最
も激しくなる部位については,断熱被膜の膜厚みを,大
きくすることにより,吹付量6.2ccで鋳造可能とな
る。また,その時の内質不良率は0.5%以下で,しか
も急冷組織は発生しなかった。一方,均一膜厚とする場
合には,上記のごとく吹付量8.2ccを必要とし,固
体潤滑剤を多く必要とする。このように,鋳造品の品質
保証レベルが高い場合は,部位によって断熱被膜の膜厚
を変化させることが好ましい。
【0050】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1における,固体潤滑剤の吹付装置の全
体説明図。
【図2】実施例1における,吹付装置の一部断面側面
図。
【図3】実施例1における,移動装置及びノズル洗浄装
置の平面図。
【図4】実施例1における,ダイカスト鋳造装置の型開
き状態の側面図。
【図5】実施例1におけるノズル洗浄装置の説明図。
【図6】実施例1における吹付ノズルの洗浄の説明図。
【図7】実施例1における,吹付ノズル洗浄を行わなか
った場合の比較説明図。
【図8】実施例2における,X線検査によるダイカスト
鋳造品の不良率を示す,本発明と従来例との比較説明
図。
【図9】実施例2における,フクレ検査によるダイカス
ト鋳造品の不良率を示す,本発明と従来例との比較説明
図。
【図10】実施例3における,吹付ノズル洗浄をした場
合の,ショット数と射出プランジャーの摺動抵抗値との
関係を示す線図。
【図11】実施例3における,吹付ノズル洗浄をしなか
った場合の,ショット数と射出プランジャーの摺動抵抗
値との関係を示す線図。
【図12】実施例4における,固体潤滑剤量と内質不良
率との関係を示す線図。
【図13】実施例4における,各部分の断熱被膜の厚み
変化を示す説明図。
【図14】従来例における潤滑剤の吹付装置の説明図。
【符号の説明】
1...第1吹付ノズル, 11...注入口ノズル, 12...奥方ノズル, 2...第2吹付ノズル, 3...移動装置, 31...移動シリンダ, 33...昇降シリンダ, 4...固体潤滑剤タンク, 40...固体潤滑剤, 5,50...内部洗浄装置, 51...水パイプ, 52...空気パイプ, 611,612,62...空気パイプ, 71,72...ノズル洗浄装置, 85...射出スリーブ, 86...スプールブッシュ,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 博己 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−275558(JP,A) 特開 昭49−89629(JP,A) 特開 昭62−207556(JP,A) 特開 昭59−125255(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイカスト鋳造装置における射出スリー
    ブ及びスプールブッシュの内部に固体潤滑剤を吹付け
    この吹付けの終了後には吹付ノズルの内部を洗浄し,上
    記吹付けと洗浄とを交互に行なう吹付装置であって, 該吹付装置は,射出スリーブ内を吹付ける第1吹付ノズ
    ルと,スプールブッシュ内を吹付ける第2吹付ノズル
    と, 両吹付ノズルに接続された固体潤滑剤タンク及び両吹
    付ノズルの内部を洗浄するための内部洗浄装置と, 吹付け時に第1吹付ノズルを射出スリーブにおける吹付
    け位置まで移動させる移動装置と,吹付け終了後に第1
    吹付ノズル及び第2吹付ノズルを洗浄するためのノズル
    洗浄装置とを有し, かつ上記両吹付ノズルの内部においては,固体潤滑剤を
    吹出せる吹出経路と,洗浄液を送入,排出させる洗浄経
    路とは分離形成してある ことを特徴とするダイカスト鋳
    造装置における固体潤滑剤の吹付装置。
  2. 【請求項2】 ダイカスト鋳造の終了後にダイカスト鋳
    造装置の型開きを行ない,射出スリーブ及びスプールブ
    ッシュの内部に吹付ノズルを用いてそれぞれ固体潤滑剤
    を吹付けし,その後両吹付ノズルをノズル洗浄装置に入
    れて吹付ノズルの内部及び外部を洗浄する方法であっ
    て, 上記固体潤滑剤の吹付けと上記吹付ノズルの洗浄とは交
    互に行ない,かつ上記両吹付ノズルの内部においては,
    固体潤滑剤を吹出せる吹出経路と,洗浄液を送入,排出
    させる洗浄経路とは分離形成してある ことを特徴とする
    ダイカスト鋳造装置における固体潤滑剤の吹付方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において,上記固体潤滑剤によ
    って形成される断熱被膜は,射出スリーブ内における金
    属溶湯注入口付近及びスプールブッシュ内の出口付近
    が,他の部分よりも厚く形成されていることを特徴とす
    るダイカスト鋳造装置における固体潤滑剤の吹付方法。
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