JPH052290Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH052290Y2 JPH052290Y2 JP1943788U JP1943788U JPH052290Y2 JP H052290 Y2 JPH052290 Y2 JP H052290Y2 JP 1943788 U JP1943788 U JP 1943788U JP 1943788 U JP1943788 U JP 1943788U JP H052290 Y2 JPH052290 Y2 JP H052290Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- abrasive material
- workpiece
- distribution chamber
- distributor
- blasting
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- 239000003082 abrasive agent Substances 0.000 claims description 22
- 238000005422 blasting Methods 0.000 claims description 14
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 239000003110 molding sand Substances 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 2
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 2
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 230000008674 spewing Effects 0.000 description 1
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- Nozzles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
A 考案の目的
(1) 産業上の利用分野
本考案は、ワークに向けて研掃材を圧力空気と
ともに噴出してブラスト作業を行なうためのブラ
スト装置に関する。
ともに噴出してブラスト作業を行なうためのブラ
スト装置に関する。
(2) 従来の技術
従来、かかる装置では、貯留した研掃材を噴出
可能な装置本体にブラストホースを接続し、ワー
クに向けたブラストホースから研掃材を噴出する
ようにしている。
可能な装置本体にブラストホースを接続し、ワー
クに向けたブラストホースから研掃材を噴出する
ようにしている。
(3) 考案が解決しようとする課題
ところが、上記従来のものでは、たとえば自動
車用エンジンのシリンダブロツクのように複数の
凹部が設けられているワークのブラスト作業を行
なうにあたつては、各凹部内のブラスト作業を完
全に行なうために多数のブラストホースが必要と
なり、多数のブラストホースで作業場が狭くなつ
てしまう。
車用エンジンのシリンダブロツクのように複数の
凹部が設けられているワークのブラスト作業を行
なうにあたつては、各凹部内のブラスト作業を完
全に行なうために多数のブラストホースが必要と
なり、多数のブラストホースで作業場が狭くなつ
てしまう。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもので
あり、少数のブラストホースによりワークのブラ
スト作業を確実に行ない得るようにしたブラスト
装置を提供することを目的とする。
あり、少数のブラストホースによりワークのブラ
スト作業を確実に行ない得るようにしたブラスト
装置を提供することを目的とする。
B 考案の構成
(1) 課題を解決するための手段
本考案によれば、分配室を形成する分配器に、
前記分配室に共通に連通するとともにワークに向
けて開口する複数の噴出ノズルが接続され、研掃
材を分配室内に圧力空気とともに供給するための
ブラストホースが、前記各噴出ノズルの噴出方向
とは直交して分配器に接続される。
前記分配室に共通に連通するとともにワークに向
けて開口する複数の噴出ノズルが接続され、研掃
材を分配室内に圧力空気とともに供給するための
ブラストホースが、前記各噴出ノズルの噴出方向
とは直交して分配器に接続される。
(2) 作用
上記構成によれば、複数の噴出ノズルが分配室
に共通に接続されるので、ブラストホースから分
配室に研掃材を圧力空気とともに供給することに
より各噴出ノズルからワークに向けて研掃材が噴
出され、ブラストホースを少なくすることが可能
となる。しかもブラストホースは、各噴出ノズル
の噴出方向とは直交して分配器に接続されるの
で、圧力の各噴出ノズルへの均等分配が可能とな
り、各噴出ノズルから研掃材が均等に噴出され
る。
に共通に接続されるので、ブラストホースから分
配室に研掃材を圧力空気とともに供給することに
より各噴出ノズルからワークに向けて研掃材が噴
出され、ブラストホースを少なくすることが可能
となる。しかもブラストホースは、各噴出ノズル
の噴出方向とは直交して分配器に接続されるの
で、圧力の各噴出ノズルへの均等分配が可能とな
り、各噴出ノズルから研掃材が均等に噴出され
る。
(3) 実施例
以下 図面により本考案の一実施例について説
明すると、先ず第1図において、鋳造加工後の鋳
物砂が付着したままのワークWは、本考案に従う
ブラスト装置1の下方に搬送され、該ブラスト装
置1から研掃材たとえば鉄粒や砂粒がワークWに
吹付けられ、それによりワークWに付着した鋳物
砂が除去される。
明すると、先ず第1図において、鋳造加工後の鋳
物砂が付着したままのワークWは、本考案に従う
ブラスト装置1の下方に搬送され、該ブラスト装
置1から研掃材たとえば鉄粒や砂粒がワークWに
吹付けられ、それによりワークWに付着した鋳物
砂が除去される。
ブラスト装置1は、研掃材を貯留するとともに
該研掃材を圧力空気とともに圧送可能な装置本体
2と、該装置本体2からの研掃材を導くブラスト
ホース3と、該ブラストホース3が接続される分
配器4と、ワークWに向けて開口して分配器4に
接続される複数の噴出ノズル5とを備える。
該研掃材を圧力空気とともに圧送可能な装置本体
2と、該装置本体2からの研掃材を導くブラスト
ホース3と、該ブラストホース3が接続される分
配器4と、ワークWに向けて開口して分配器4に
接続される複数の噴出ノズル5とを備える。
第2図、第3図、第4図および第5図におい
て、分配器4は、下方に向けて開口した矩形状の
箱本体6と、該箱本体6の開口端を塞ぐべく箱本
体6の下部に結合される蓋7とを備え、箱本体6
には、箱本体6および蓋7間に画成される空間を
2つの分配室8,8に区画するための隔壁9が一
体に設けられる。
て、分配器4は、下方に向けて開口した矩形状の
箱本体6と、該箱本体6の開口端を塞ぐべく箱本
体6の下部に結合される蓋7とを備え、箱本体6
には、箱本体6および蓋7間に画成される空間を
2つの分配室8,8に区画するための隔壁9が一
体に設けられる。
蓋7は、該蓋7の下面に当接する押さえ板10
とともに複数のボルト11によつて箱本体6に結
合されるものであり、蓋7および押さえ板10間
で固定されることにより複数の噴出ノズル5が分
配器4に接続される。すなわち蓋7には、たとえ
ば千鳥配置で複数の挿通孔12が穿設されてお
り、噴出ノズル5の基端寄り外面には挿通孔12
に噴出ノズル5の基端を挿通したときに蓋7の下
面に当接する鍔部13が設けられる。また押さえ
板10には、各噴出ノズル5の鍔部13に下方か
ら嵌合する嵌合凹部14と、噴出ノズル5を貫通
させるべく嵌合凹部14に連なる貫通孔15と
が、前記各挿通孔12に対応して穿設されてお
り、鍔部13が蓋7の下面および嵌合凹部14間
に挟持されることにより、噴出ノズル5が蓋7お
よび押さえ板10間に固定される。
とともに複数のボルト11によつて箱本体6に結
合されるものであり、蓋7および押さえ板10間
で固定されることにより複数の噴出ノズル5が分
配器4に接続される。すなわち蓋7には、たとえ
ば千鳥配置で複数の挿通孔12が穿設されてお
り、噴出ノズル5の基端寄り外面には挿通孔12
に噴出ノズル5の基端を挿通したときに蓋7の下
面に当接する鍔部13が設けられる。また押さえ
板10には、各噴出ノズル5の鍔部13に下方か
ら嵌合する嵌合凹部14と、噴出ノズル5を貫通
させるべく嵌合凹部14に連なる貫通孔15と
が、前記各挿通孔12に対応して穿設されてお
り、鍔部13が蓋7の下面および嵌合凹部14間
に挟持されることにより、噴出ノズル5が蓋7お
よび押さえ板10間に固定される。
一方、分配器4における箱本体6の両側面に
は、各分配室8,8に連通するとともに各噴出ノ
ズル5の噴出方向16と直交する方向の軸線を有
する接続孔17が、一対ずつ穿設されており、こ
れらの接続孔17にブラストホース3がそれぞれ
接続される。
は、各分配室8,8に連通するとともに各噴出ノ
ズル5の噴出方向16と直交する方向の軸線を有
する接続孔17が、一対ずつ穿設されており、こ
れらの接続孔17にブラストホース3がそれぞれ
接続される。
次にこの実施例の作用について説明すると、装
置本体2からエアーとともに圧送される研掃材
は、ブラストホース3を経て分配室8内にそれぞ
れ供給され、この分配室8から各噴出ノズル5に
分配された研掃材がワークWに向けて噴出され、
ワークWに付着した鋳物砂が除去される。この
際、ワークWが、多数の凹部を有するものであつ
ても、複数の噴出ノズル5がワークWに向けられ
ているので、各凹部にも研掃材が充分に供給さ
れ、ワークWからの鋳物砂の除去が確実に行なわ
れる。
置本体2からエアーとともに圧送される研掃材
は、ブラストホース3を経て分配室8内にそれぞ
れ供給され、この分配室8から各噴出ノズル5に
分配された研掃材がワークWに向けて噴出され、
ワークWに付着した鋳物砂が除去される。この
際、ワークWが、多数の凹部を有するものであつ
ても、複数の噴出ノズル5がワークWに向けられ
ているので、各凹部にも研掃材が充分に供給さ
れ、ワークWからの鋳物砂の除去が確実に行なわ
れる。
しかも研掃材を供給するためのブラストホース
3は、研掃材を分配器4に供給するだけの比較的
少ない本数であればよく、多数のブラストホース
3が輻輳することはない。また各噴出ノズル5の
噴出方向16と、ブラストホース3の分配室8へ
の供給方向とは直交するので、分配室8内で各噴
出ノズル5の開口端に作用する圧力を均等にする
ことが可能となり、各噴出ノズル5からの噴出エ
ネルギを均等にして品質のばらつきを抑えること
ができる。
3は、研掃材を分配器4に供給するだけの比較的
少ない本数であればよく、多数のブラストホース
3が輻輳することはない。また各噴出ノズル5の
噴出方向16と、ブラストホース3の分配室8へ
の供給方向とは直交するので、分配室8内で各噴
出ノズル5の開口端に作用する圧力を均等にする
ことが可能となり、各噴出ノズル5からの噴出エ
ネルギを均等にして品質のばらつきを抑えること
ができる。
C 考案の効果
以上のほうに本考案によれば、分配室を形成す
る分配器に、前記分配室に共通に連通するととも
にワークに向けて開口する複数の噴出ノズルが接
続され、研掃材を分配室内に圧力空気とともに供
給するためのブラストホースが、前記各噴出ノズ
ルの噴出方向とは直交して分配器に接続されるの
で、ブラストホースの本数を少なくしてワークの
各部に研掃材を隈無く噴出することが可能とな
り、ブラストホースが輻輳することを回避するこ
とができ、しかも各噴出ノズルへの圧力均等分配
が可能となり、品質のばらつきを抑えることがで
きる。
る分配器に、前記分配室に共通に連通するととも
にワークに向けて開口する複数の噴出ノズルが接
続され、研掃材を分配室内に圧力空気とともに供
給するためのブラストホースが、前記各噴出ノズ
ルの噴出方向とは直交して分配器に接続されるの
で、ブラストホースの本数を少なくしてワークの
各部に研掃材を隈無く噴出することが可能とな
り、ブラストホースが輻輳することを回避するこ
とができ、しかも各噴出ノズルへの圧力均等分配
が可能となり、品質のばらつきを抑えることがで
きる。
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は全体側面図、第2図は分配器の拡大側面
図、第3図は第2図の矢視図、第4図は第3図
の−線断面図、第5図は第4図の−線断
面図である。 1……ブラスト装置、3……ブラストホース、
4……分配器、5……噴出ノズル、8……分配
室、16……噴出方向、W……ワーク。
1図は全体側面図、第2図は分配器の拡大側面
図、第3図は第2図の矢視図、第4図は第3図
の−線断面図、第5図は第4図の−線断
面図である。 1……ブラスト装置、3……ブラストホース、
4……分配器、5……噴出ノズル、8……分配
室、16……噴出方向、W……ワーク。
Claims (1)
- ワークに向けて研掃材を圧力空気とともに噴出
してブラスト作業を行なうためのブラスト装置に
おいて、分配室を形成する分配器に、前記分配室
に共通に連通するとともにワークに向けて開口す
る複数の噴出ノズルが接続され、研掃材を分配室
内に圧力空気とともに供給するためのブラストホ
ースが、前記各噴出ノズルの噴出方向とは直交し
て分配器に接続されることを特徴とするブラスト
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1943788U JPH052290Y2 (ja) | 1988-02-17 | 1988-02-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1943788U JPH052290Y2 (ja) | 1988-02-17 | 1988-02-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01125164U JPH01125164U (ja) | 1989-08-25 |
JPH052290Y2 true JPH052290Y2 (ja) | 1993-01-20 |
Family
ID=31234949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1943788U Expired - Lifetime JPH052290Y2 (ja) | 1988-02-17 | 1988-02-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH052290Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015199131A (ja) * | 2014-04-04 | 2015-11-12 | 株式会社アルプスエンジニアリング | 研磨材噴射装置 |
-
1988
- 1988-02-17 JP JP1943788U patent/JPH052290Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01125164U (ja) | 1989-08-25 |
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