JPS6387835A - デジタル信号復調装置のビツトクロツク信号発生装置 - Google Patents

デジタル信号復調装置のビツトクロツク信号発生装置

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JPS6387835A
JPS6387835A JP61231313A JP23131386A JPS6387835A JP S6387835 A JPS6387835 A JP S6387835A JP 61231313 A JP61231313 A JP 61231313A JP 23131386 A JP23131386 A JP 23131386A JP S6387835 A JPS6387835 A JP S6387835A
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clock signal
bit clock
pulse
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Atsushi Hayamizu
淳 速水
Tsuyoshi Ono
小野 強司
Kazuo Hikawa
和生 飛河
Takeshi Shimizu
健 清水
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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    • H04L7/02Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
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    • G11B20/1403Digital recording or reproducing using self-clocking codes characterised by the use of two levels
    • GPHYSICS
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    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • HELECTRICITY
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ビットクロック信号の位相情報を間欠的に含
んでいる周期信号で構成される如き変調方式に従って変
調されているデジタル信号を被復調信号として、その被
復調信号における波形の立上りと立下りとの何れか一方
の時間位置、もしくは双方の時間位置から、前記したビ
ットクロック信号の周期よりも短い予め定められたパル
ス巾を有する検出窓パルスを発生させる手段と、前記の
検出窓パルスを位相比較回路と電圧側#発振器とを含ん
で構成されているフェーズ・ロックド・ループに比較波
として与えて、前記したフェーズ・ロックド・ループ中
の電圧制御発振器からビットクロック信号を発生させる
ようにしているデジタル信号復調装置のビットクロック
信号発生装置に関するものである。
(従来の技術) デジタル信号の記録、伝送に当っては、その記録、伝送
の対象にされるデジタル信号が、各種の変調方式の内か
ら選定された特定な変調方式によって変調された状態の
ものとして記録、伝送されるようになされていることは
周知のとおりであり、また、前記のように特定な変調方
式に従って変調された状態の被復調信号の復調に際して
はビットクロック信号が必要とされるが、変調方式によ
っては被復調信号中にビットクロックの位相情報を間欠
的にしか含んでいない場合がある。
ところで、ビットクロック信号の位相情報を間欠的にし
か含んでいない周期信号で構成されているデジタル信号
の被復調信号から、復調時に必要とされるビットクロッ
ク信号を発生させる場合に。
通常構成のフェーズ・ロックド・ループを使用したとこ
ろで、ビットクロック信号が得られないことは、被復調
信号中にピットクロツタ信号の位相情報が間欠的にしか
存在していないことから考えても容易に理解できる。
それで、前記のようにビットクロック信号の位相情報を
間欠的にしか含んでいない周期信号で構成されているデ
ジタル信号の被復調信号から、復調時に必要とされるビ
ットクロック信号を発生させることができるビットクロ
ック信号発生装置としては、従来から各種の構成形態の
ものが提案されており、本出願人会社でも、ビットクロ
ック信号の位相情報を間欠的に壇んでいる周期信号で構
成される如き変+51方式に従って変調されているデジ
タル信号を被復調信号どして、その被復調信号における
波形の立上りと立下りとの何れか一方の時間位置、もし
くは双方の時間位置から、前記したビットクロック信号
の周期よりも短い予め定められたパルス巾を有する検出
窓パルスを発生させる手段と、前記の検出窓パルスを位
相比較回路と電圧制御発振器とを含んで構成されている
フェーズ・ロックド・ループに比較波として与えて、前
   ′記したフェーズ・ロックド・ループ中の電圧制
御発振器からビットクロック信号を発生させるようにし
ているデジタル信号復調装置のビットクロック信号発生
装置として、例えば特開昭60−206339号公報、
特開昭60−200635号報などによって開示された
ようなデジタル信号復調装置のビットクロック信号発生
装置を提案しており、また復調の対象にしている信号が
比較的に長い無信号期間を有しているような状態で時間
軸上で断続されているような信号の場合、例えば1回転
ヘッド型磁気記録再生装置において1回転シリンダの周
辺における180度対称の位置(中心角が180度の位
置)に設けられた2個の磁気ヘッドによって、前記の回
転シリンダに90度の巻付角で巻付けた磁気テープにビ
ットクロック信号の位相情報を間欠的に含んでいる周期
信号で構成される如き変調方式に従って変調されている
デジタル信号を記録、再生した場合に得られる信号のよ
うに、長い無信号期間のある信号の場合に、前記の既提
案のデジタル信号復調装置のビットクロック信号発生装
置では、長い無4N号期間中にフェーズ・ロックド・ル
ープのロックが外れた際に、前記の無信号期間の経過後
に再び呪ねれた信号によってフェ゛−ズ・ロックド・ル
ープがロック状態になされるまでに長い時間が掛かり、
それにより復調された信号に乱れが生じるという間層点
があったことを解決したデジタル信号復調装置として。
rビットクロック信号の位相情報を間欠的に含んでいる
周期信号で構成される如き変調方式に従って変調されて
いるデジタル信号を被復調信号として、その被復調信号
における波形の立上りと立下りとの何れか一方の時間位
置、もしくは双方の時間位置から、前記したビットクロ
ック信号の周期よりも短い予め定められたパルス巾を有
する検出窓パルスを発生させる手段と、前記の検出窓パ
ルスを位相比較回路と電圧制御発振器とを含んで構成さ
れているフェーズ・ロックド・ループに比較波として与
える手段と、周期がT1の第1のパルスを発生する第1
のパルス源と1周期T2が前記した第1のパルス源で発
生される第1のパルスの周期T1に対して、T2<’r
lの関係にある第2のパルスを発生する第2のパルス源
と、前記したフェーズ・ロックド・ループ中の電圧制御
発振器がら得られるビットクロック信号を計測用の基準
のパルスとして、前記した第1のパルス源で発生された
第1のパルスの周期T1を計測する第1の計測手段と、
前記したフェーズ・ロックド・ループ中の電圧制御発振
器から得られるピッドクロツタ信号を計測用の基準のパ
ルスとして、前記した第2のパルス源で発生された第2
のパルスの周期T2を計測する第2の計測手段と、前記
した第1のパルス源で発生された第1のパルスの周期T
1を前記した基準のパルスでカウントしたときの計測値
をN1としたときに、計測値N1が電圧制御発振器にお
ける発振周波数の第1の許容の変化範囲と対応して定め
られた最小値Nls以下の場合に第1の信号を発生させ
るとともに、前記の計測値N1が前記した発振周波数の
第1の許容の変化範囲と対応して定められた最大値N1
8以上の場合に第2の信号を発生させる手段と、前記し
た第2のパルス源で発生された第2のパルスの周期T2
を前記した基準のパルスでカウントしたときの計測値を
N2としたときに、電圧制御発振器の発振周波数につい
て設定されている前記した第1の許容の変化範囲におけ
る周波数変化率に比べて大きな周波数変化率を有するよ
うに設定されている発振周波数の第2の許容の変化範囲
と対応して定められた最小値N2sよりも前記した計測
値N2が小さな場合に第3の信号を発生させるとともに
、前記の計測値N2が電圧制御発振器における発振周波
数の第2の許容の変化範囲と対応して定められた最大値
N2Q以上の場合に第4の信号を発生させる手段と、前
記した第1の信号と第3の信号とによって第1の誤差信
号を得る手段と、前記した第2の信号と第4の信号とに
よって第2の誤差信号を得る手段と、前記した〜各誤差
信号によって前記したフェーズ・ロックド・ループ中の
位相比較回路の誤差信号を制御する手段とからなるビッ
トクロック信号発生装置を備えて−なるデジタル信号復
調装置、及び、前記したビットクロック信号発生装置 
   ・を備えてなるデジタル信号復調装置において、
前記した第1の信号と第2の信号との何れか一方の信号
もしくは双方の信号を選択的に無効にする手段を備えさ
せたビットクロック信号発生装置を備えてなるデジタル
信号復調装置」特願昭6O−9990o号の特許出願に
おいて提案しており、さらに、前記したような回転磁気
ヘッド型磁気記録再生装置において、記録時よりも高速
に磁気テープを走行させた状態で磁気テープからETM
信号の検索を行うこともできるように、磁気テープの走
行速度を制御できるデジタル信号記録再生装置について
も特願昭61−30119号によって提案している。
(発明が解決しようとする問題点) さて、前記したようにビットクロック信号の位相情報を
間欠的に含んでいる周期信号で構成される如き変調方式
に従って変調されているデジタル信号が記録されている
磁気テープを記録時とは異なる走行速度で走行させ、記
録時と同一の回転数で回転している2個の回転磁気ヘッ
ドによって再生して得られる被復調信号のビットレート
は、記録時と同一の走行速度で走行させている磁気テー
プから記録時と同一の回転数で回転している2個の回転
磁気ヘッドによって再生する通常の再生モード時におけ
る被復調信号のビットレートとは異なったものになって
いる。
ところで、既述もしたように被復調信号の復調に際して
はビットクロック信号が必要とされるが、ビットクロッ
ク信号の位相情報を間欠的にしか含んでいない周期信号
で構成されているデジタル信号の被復調信号から、復調
時に必要とされるビットクロック信号を発生させるのに
、その被復調信号における波形の立上りと立下りとの何
れか一方の時間位置、もしくは双方の時間位置から、前
記したビットクロック信号の周期よりも短い予め定めら
れたパルス巾を有する検出窓パルスを発生させ、前記の
検出窓パルス番位相比較回路と電圧制御発振器とを含ん
で構成されているフェーズ・ロックド・ループに比較波
として与えて、前記したフェーズ・ロックド・ループ中
の電圧制御発振器からビットクロック信号を発生させる
ようにした従来のビットクロック信号発生装置では、フ
ェーズ・ロックド・ループの位相比較回路で、電圧制御
発振器から出力されるビットクロック信号と位相比較さ
れるべき検出窓パルスのパルス巾が、被復調信号のビッ
トレートが変化した場合でも、検出窓パルスのパルス巾
は一定になされていたから。
被復調信号のビットレートが変化したときには、正常な
位相比較が行われ難くなったり、ロックインタイムが遅
くなったり、検出マージンが低下したりするなどの問題
点が生じる。
前記の問題点を図面を参照して説明すると次のとおりで
ある。第6図は特開昭60−206339号公報中の第
4図に示されているような位相比較回路PCであり、こ
の第6図において3はビットクロック信号Pcの入力端
子、4は検出窓パルスPwの入力端子、5,6はD型フ
リップフロップ、7,8はインバータ、9〜12は抵抗
である。
第6図示の位相比較回路PCから出力された位相誤差信
号はローパスフィルタを介して電圧制御発i器に供給さ
れていて、その電圧制御発振器から出力された信号がビ
ットクロック信号PCとして用いられるとともに、前記
のように位相比較回路PCの端子3にも供給される。
第7図乃至第9図において各図の(a)は被復調信号(
D A T A)、各図の(b)は検出窓パルスPw。
各図の(a)は被復調信号、各図の(Q)はビットクロ
ックPcを示しており、第7図は被復調信号が正規のビ
ットレートの場合、第8図は正規のビットレートに比べ
て被復調信号のビットレートが高い場合、第9図は正規
のビットレートに比べて被復調信号のビットレートが低
い場合を示している。
そして、第7図乃至第9図に示されているように、被復
調信号のビットレートが変化しても、検出窓パルスPw
のパルス巾が一定になされている場合には、被復調信号
のビットレートが正規のビットレートに比べて高い第8
図の場合には、検出窓パルスPwのパルス巾がビットク
ロック信号のパルス巾に比べて広くなりすぎて正常な位
相比較ができなくなり、また、被復調信号のビットレー
    “トが正規のビットレートに比べて低い場合を
示す第9図の場合には、検出窓パルスPwのパルス巾が
ビットクロック信号のパルス巾に比べて狭くなりすぎる
ために1位相誤差信号のパルス巾が狭くなり、また、ロ
ックインタイムが遅くなるとともに、復調のための検出
マージンが低下する。
また2巻戻し、早送り動作時にデータの読取りを行いな
がら磁気テープの速度制御を行うようになされている磁
気記録再生装置からの再生信号の場合には、巻戻し早送
り動作時にテープ負荷が重くなることによる被復調信号
のジッタの増加が生じ、かつ、速度むらによってヘッド
シリンダに対するテープ負荷が変動することが、ヘッド
シリンダの回転にジッタを生じさせ、結果的に被復調信
号のジッタが増加するために検出マージンの低下を招来
する。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、ビットクロック信号の位相情報を間欠的に含
んでいる周期信号で構成される如き変調方式に従って変
調されているデジタル信号を被復調信号として、その被
復調信号における波形の立上りと立下りとの何れか一方
の時間位置、もしくは双方の時間位置から、前記したビ
ットクロック信号の周期よりも短い予め定められたパル
ス巾を有する検出窓パルスを発生させる手段と、前記の
検出窓パルスを位相比較回路と電圧制御発振器とを含ん
で構成されているフェーズ・ロックド・ループに比較波
として与えて、前記したフェーズ・ロックド・ループ中
の電圧制御発振器からビットクロック信号を発生させる
ようにしているデジタル信号復調装置のビットクロック
信号発生装置において、前記した被復調信号のビットレ
ートの変化と対応して検出窓パルスのパルス巾を変化さ
せるようにする手段を備えてなるデジタル信号復調装置
のビットクロック信号発生装置を提供するものである。
(実施例) 以下、添付図面を参照しながら本発明のデジタル信号復
調装置のビットクロック信号発生装置の具体的な内容を
詳細に説明する。第1図及び第2図は本発明のデジタル
信号復調装置のビットクロック信号発生装置のそれぞれ
異なる実施態様のブロック図、第3図は第1図示の構成
のデジタル信上腹調装置のビットクロック信号発生装置
における検出窓パルス発生回路の構成例を示すブロック
図、第4図は第2図示の構成のデジタル信号復調装置の
ビットクロック信号発生装置中で使用されるのに適する
検出窓パルス発生回路の構成例を示すブロック回路図、
第5図は第4図示の検出窓パルス発生回路の動作説明用
の波形図である。
第1図及び第2図に示されている本発明のデジタル信号
復調装置のビットクロック信号発生装置は、いわゆるR
−DATにおけるビットクロック信号発生装置に本発明
を実施した場合の例を示しており、この第1図及び第2
図において、1はビットクロック信号の位相情報を間欠
的に含んでいる周期信号で構成される如き変調方式に従
って変調されているデジタル信号の被復調信号としての
ETM信号(被復調信号としてのETM信号が波形成形
されて、その被復調信号における波形の立上りと立下り
との時間位置が明確になされているような信号)の入力
端子、2はビットクロック信号の出力端子、PLLはフ
ェーズ・ロックド・ループ、PCは位相比較回路、LP
Fはローパスフィルタ、vCOは電圧例#発振器、MX
Cは再生モード切換回路であり、また第1図においてS
Wは切換スイッチ、DWCp、DWCr、DWCfは検
出窓パルス発生回路、第2図におけるD W Cvは検
出窓パルス発生回路である。
第1図及び第2図に示されている本発明のデジタル信号
復調装置のピットクロツタ信号発生装置では、図示説明
を簡単にするために、ビットクロック信号を発生させる
回路の部分の構成が、単純なフェーズ・ロックド・ルー
プのような構成のものとして示されているが、本発明の
実施に際してのこの部分の構成としては、ビットクロッ
ク信号の位相情報を間欠的にしか含んでいない周期信号
で構成されているデジタル信号の被復調信号から。
復調時に必要とされるビットクロック信号を発生させる
ことができるような構成のもの、例えば既述した特開昭
60−206339号公報、特開昭60−200635
号報などに上りて開示されたようなデジタル信号復調装
置のビットクロック信号発生装置のような構成、あるい
は特願昭60−99900号の特許出願によって提案さ
れたデジタル信号復調装置で用いているビットクロック
信号発生装置の構成を採用して、ビットクロック信号の
位相情報を間欠的にしか含んでいない周期信号で構成さ
れているデジタル信号の被復調信号から復調時に必要と
されるビットクロック信号を発生させうるようにするの
である。
第1図において検出窓パルス発生回路DWCp *DW
Cr、DWCfは、それぞれ異なるパルス巾の検出窓パ
ルスを発生しうるように構成されている検出窓パルス発
生回路であるが、以下の説明において検出窓パルス発生
回路DWCPは、回転ヘッド型磁気記録再生装置が通常
の再生モードで再生動作を行っている状態において検出
窓パルスとして用いるのに適するパルス巾を有する如き
検出窓パルスPwpを発生させうるようなものとして構
成されているものとされ、また、検出窓パルス発生回路
DWCrは1回転ヘッド型磁気記録再生装置が巻戻しモ
ードで再生動作を行っているときに、検出窓パルスとし
て用いるのに適するパルス巾を有する如き検出窓パルス
Pwrを発生させうるようなものとして構成されている
ものとされ、さらに、検出窓パルス発生回路DWCfは
1回転ヘッド型磁気記録再生装置が早送りモードで再生
動作を行っているときに、検出窓パルスとして用いるの
に適するパルス巾を有する如き検出窓パルスPwfを発
生させうるようなものとして構成されているものとされ
ている。
そして、前記した各検出窓パルス発生回路DWCp、D
WCr、DWCfとしては、例えば第3図中の点線図示
の枠DWC内に示されているように排他的論理和回路E
XORと遅延回路DLとによって構成することができる
のであり、前記した各検出窓パルス発生回路DWCp、
DWCr、DWCfにおいて、それぞれ発生させるべき
それぞれ異なる所要のパルス巾の検出゛窓パルスPw(
Pwp。
Pwr、Pwf)は、前記した各検出窓パルス発生回路
DWCp、DWCr、DWCf中に設けられる遅延回路
DLの遅延時間を所要のように設定することによって容
易に発生させることができる。
さて、記録時(及び通常再生時)よりも高速に磁気テー
プが走行される巻戻しモード時及び早送りモード時にお
ける再生信号のピットレートは、通常再生時における再
生信号のビットレートとは異なっているものになるが、
記録時(及び通常再生時)よりも高速に磁気テープを走
行させた状態で磁気テープからETM信号の検索を行う
こともできるように、磁気テープの走行速度が制御され
ているデジタル信号記録再生装置として構成された回転
磁気ヘッド型磁気記録再生装置においては、巻戻しモー
ド時における再生信号のビットレートや早送りモード時
における再生信号のビットレートなどは、それを予め知
ることができたり、あるいは予め定めておくことができ
るものであり、また、巻戻しモード時における再生信号
のビットレートや早送りモード時における再生13号の
ビットレートなどは磁気テープの走行速度と回転ヘッド
との相対線速度の検出結果に基づいて容易に知ることも
できるから、回転磁気ヘッド型磁気記録再生装置の動作
モードの情報、あるいは磁気テープの走行速度と回転ヘ
ッドとの相対線速度の検出結果の情報などの情報を用い
ることにより、通常の再生時における再生信号のビット
レートと磁気テープから再生された再生信号のビットレ
ートとの比率に従って、所定のパルス巾を有する検出窓
パルスを検出窓パルス発生回路から発生させるようにす
ることができる。
例えば、回転ヘッドの周速が毎秒3,133m。
通常再生時における磁気テープの走行速度が毎秒8.1
5mm、トラッキングアングルが6度22分59秒であ
るような回転ヘッド型磁気記録再生装置について、通常
再生時における磁気テープの走行速度に比べて、順方向
と逆方向とに、それぞれ200倍の走行速度で磁気テー
プを走行させたときにおける再生信号のビットレートの
変化率をみると1通常再生時における再生信号のビット
レートを1として、1±0.52程度というような変化
率になっていることが計算結果として得られている。
通常の再生時の再生信号のビットレートに対する巻戻し
モード時及び早送りモード時における再生信号のビット
レートの変化率が、前記の例のように通常の再生時にお
ける再生信号のビットレートを1としたときに1±0.
52であったとした場合に、第1図示のデジタル信号復
調装置のビットクロック信号発生装置における前記した
各検出窓パルス発生回路DWCp、DWCr、DWCf
において、それぞれ発生させるべき各検出窓パルスP 
w p 、 P w r 、 P w fが、前記の各
検出窓パルスP w p 、 P w r 、 P w
 fにおける検出窓パルスPwpで必要とされる所定の
パルス巾を1とするときに、前記した各検出窓パルスP
 w p 、 P w r 。
Pwfのパルス巾の比率が、例えば1 : 1/L、5
2 : 110.48となるよう変更されるならば、再
生モードの変更によって再生信号のビットレートが変化
しても、ビットクロック信号の発生のために設けられて
いるフェーズ・ロックド・ループにおける位相比較回路
PCでの位相比較動作は、どの再生モードにおいても常
に良好になされうろことは明らかである。
第1図示のデジタル信号復調装置のピットクロツタ信号
発生装置において、それぞれ異なるパルス巾の検出窓パ
ルスを発生する各検出窓パルス発生回路DWCp、DW
Cr、DWCfで発生された検出窓パルスは、再生モー
ド切換回路MXCから送出された切換制御信号によって
切換動作を行う切換スイッチSWで切換えられてフェー
ズ・ロックド・ループPLLの位相比較回路PCに比較
波として供給される。
第1図中において再生モード切換回路MXCとフェーズ
・ロックド・ループPLLにおける電圧制御発振器vC
Oとの間に示されている破線は、再生モード切換回路M
XCから送出される切換制御信号によって、フェーズ・
ロックド・ループPLLにおける電圧制御発振器vCO
の発振周波数も変更されるような態様で実施されてもよ
いことを示すものである(第2図示の実施例における再
生モード切換回路MXCとフェーズ・ロックド・ループ
PLLにおける電圧制御発振器vCOとの間に示されて
いる破線も前記した第1図示の場合と同様趣旨のもので
ある)。
次に、第2図に示されている本発明のデジタル信号復調
装置のビットクロック信号発生装置では。
再生モード切換回路MXCから再生モードに応じて送出
された切換制御信号によって切換動作が行われて、それ
ぞれの再生モードに応じてそれぞれ所定のパルス巾を有
する検出窓パルスを発生しうるように構成されている1
個の検出窓パルス発生回路D W Cvにおいて、再生
モードに応じて発生された検出窓パルスPwvがフェー
ズ・ロックド・ループPLLの位相比較回路PCに比較
波として供給される。
このように、第1図及び第2図にそれぞれ示されている
本発明のデジタル信号復調装置のビットクロック信号発
生装置では、被復調信号が例えば回転ヘッド型磁気記録
再生装置から通常の再生モードで再生された再生信号、
早送りモードのときに再生された再生信号、巻戻しモー
ドのときに再生された再生信号の場合のように、それぞ
れの被復調信号におけるピットレートが異なる場合でも
、ビットクロック信号を発生させるためのフェーズ・ロ
ックド・ループ中の位相比較回路が適切な位相比較動作
を行うのに必要とされているパルス巾の比較波となるよ
うに、被復調信号のビットレートの変化と対応して検出
窓パルスのパルス巾を変化させるようにしているで、フ
ェーズ・ロックド・ループPLLを、それのロックイン
タイムが短い状態で、常に安定にビットクロック信号を
発生させるようにすることができる。
次に第4図を参照して前記した第2図示の構成のデジタ
ル信号復調装置のビットクロック信号発生装置中で使用
されている検出窓パルス発生回路D W Cvの構成例
について説明する。この第4図に示されている検出窓パ
ルス発生“回路D W Cvは、前記した第3図に示さ
れている検出窓パルス発生回路DWCと同様に排他的論
理和回路EXORと遅延回路とによって構成されている
ものであるが。
第3図示の検出窓パルス発生回路DWCではそれの遅延
回路DLとして固定の遅延時間を有するものが使用され
ているのに対して、第4図に示されている検出窓パルス
発生回路D W Cvでは、遅延回路として可変遅延回
路を使用している点が第3図示の検出窓パルス発生回路
DWCの構成と異なっている。
第4図においてQ1〜Q42はトランジスタ、 R1−
R14は抵抗、RQは負荷抵抗、Cはコンデンサ、El
、E2は基準電圧源、DI、D2はダイオード、I S
l、I S2.23〜30は定tIi流回路、13〜2
2は端子であり、トランジスタQ36〜Q42.定電流
回路29,30.抵抗R14,端子21.22の部分を
含んで構成されていて点線枠EXOR内に示されている
部分が排他的論理和回路である。
第4図に示されている検出窓パルス発生回路DWCvに
おいて入力端子20は、前記した第2図に示されている
本発明のデジタル信号復調装置のビットクロック信号発
生装置中で使用されている検出窓パルス発生回路D W
 Cvの入力端子1に対応している。
第4図中の前記した端子20には、ビットクロック信号
の位相情報を間欠的に含んでいる周期信号で構成される
如き変調方式に従って変調されているデジタル信号の被
復調信号としてのETM信号(被復調信号としてのET
M信号が波形成形されて、その被復調信号における波形
の立上りと立下りとの時間位置が明確になされているよ
うな信号)Slが供給される。前記した信号S1の一例
を第5図の(a)に示す。
第5図において、第5図の(b)は前記した信号S1の
極性を反転させた信号S1パーを示し、また、第5図の
(d)には前記した信号S1を遅延させた信号Sldを
示しており、さらに第5図の(e)には前記した信号S
ldの極性を反転させた信号S1dバーを示し、さらに
また、第5図の(f)には検出窓パルスPwvを示して
いる。
第5図の(Q)は、前記した信号S1が入力端子20に
供給されたときり、差動対を構成しているトランジスタ
028.Q29と定電流回路ISI、I52とからなる
回路における端子17に接続された充放電コンデンサC
で、行われる充放[8作によってトランジスタQ30の
ベースに供給される電圧変化の状態を示す図である。ま
た、図中でHはハイレベル、Lはローレベルを示してい
る。
前記した第4図示の回路配置において、トランジスタQ
1〜Q5と定電流回路23とによる回路は利得1の増幅
器を構成しているから、トランジスタQ1のベースに電
圧値がElの電圧源E1を接続すると、トランジスタQ
5のエミッタにも電圧E1が現われる。
前記したトランジスタQ5のエミッタに接続されている
端子16に温度特性の良好な負荷抵抗RQを接続すると
、Wi源V c c→抵抗R1→トランジスタQ7のエ
ミッタ→同コレクタ→トランジスタQ5のコレクタ→同
エミッタ→端子16→負荷抵抗RQ→接地の回路には、
温度の変化と無関係に一定の電流が流れる。
トランジスタQ6〜QIO及び抵抗R1〜R4はカレン
トミラー回路を構成しており、トランジスタQ8〜QI
Oのコレクタ回路には、前記の各トランジスタQ7〜Q
IOの各エミッタに接続されている抵抗R2〜R4によ
って定まる電流が流れる。
前記したトランジスタQ8のコレクタにはトランジスタ
Qll、 Q12の各エミッタが接続されており、また
、前記したトランジスタQ9のコレクタにはトランジス
タQ13. Q14の各エミッタが接続されており、さ
らに、前記したトランジスタQIOのコレクタにはトラ
ンジスタQ15. Q16の各エミッタが接続されてい
る。
また前記した各トランジスタQll、Q13.Q15の
各コレクタは接地されており、前記した各トランジスタ
Q12.Q14.Q16の各コレクタは共通接続されて
トランジスタQ17のベースとトランジスタQ18のコ
レクタとに接続されている。
前記したトランジスタQ17のコレクタは電源Vaaに
接続され、また、トランジスタQ17のエミッタはトラ
ンジスタQ18のベースに接続されており、さらに、ト
ランジスタQ18のエミッタは抵抗R5を介して接地さ
れている。さらに、前記した各トランジスタQ12.Q
14.Q16の各ベースは、共通接続されて基準電圧源
E2を介して接地されている。
前記したトランジスタQllのベースに接続されている
端子15には、回転ヘッド型磁気記録再生装置が巻戻し
の再生モードとされた状態において。
再生モード切換回路MXCからハイレベルの状態の切換
制御信号が供給され、また、前記したトランジスタQ1
3のベースに接続されている端子14には1回転ヘッド
型磁気記録再生装置が早送りの再生モードとされた状態
において、再生モード切換回路MXCからハイレベルの
状態の切換制御信号が供給され、さらに前記したトラン
ジスタQ15のベースに接続されている端子13には、
回転ヘッド型磁気記録再生装置が通常の再生モードとさ
れた状態において、再生モード切換回路MXCからハイ
レベルの状態の切換制御信号が供給される。
前記した端子13〜15に対してハイレベルの状態の切
換制御信号が供給されていない場合には、トランジスタ
Qll、Q13. Q15は何れも導通状態になるため
に、トランジスタQ12.Q14.Q16は何れも遮断
の状態になされる。また、前記した端子13〜15の内
の何れか1つのものに対して再生モード切換回路MXC
からハイレベルの状態の切換制御信号が供給された場合
には、そのハイレベルの状態の切換制御信号が供給され
た端子にベースが接続されているトランジスタが遮断状
態になされて、その遮断状態になされたトランジスタの
エミッタにエミッタが接続されているトランジスタが導
通状態になり、それにより特定な電流値の電流がトラン
ジスタ018のコレクタ→同エミッタ→抵抗R5→接地
の回路に流れる。
したがって1回転ヘッド型磁気記録再生装置の動作モー
ドが通常の再生モードの場合と対応して再生モード切換
回路MXCからハイレベルの状態の切換制御信号が選択
的に端子13に供給された場合には、トランジスタQ1
5が遮断状態になされて、その遮断状態になされたトラ
ンジスタQ15のエミッタにエミッタが接続されている
トランジスタQ16が導通状態になり、それにより回転
ヘッド型磁気記録再生装置の動作モードが通常の再生モ
ードであることを示す特定な電流値の電流がトランジス
タQ18のコレクタ→同エミッタ→抵抗R5→接地の回
路に流れ、また1回転ヘッド型磁気記録再生装置の動作
モードが早送りの再生モードの場合と対応して再生モー
ド切)回路MXCからハイレベルの状態の切換制御信号
が選択的に端子14に供給された場合には、トランジス
タQ13が遮断状態になされて、その遮断状態になされ
たトランジスタQ13のエミッタにエミッタが接続され
ているトランジスタQ14が導通状態になり、それによ
り回転ヘッド型磁気記録再生装置の動作モードが早送り
の再生モードであることを示す特定な電流値の電流がト
ランジスタQ1gのコレクタ→同エミッタ→抵抗R5→
接地の回路に流れ、さらに。
回転ヘッド型磁気記録再生装置の動作モードが巻戻しの
再生モードの場合と対応して再生モード切換回路MXC
からハイレベルの状態の切換制御信号が選択的に端子1
5に供給された場合にば、トランジスタQllが遮断状
態になされて、その遮断状態になされたトランジスタQ
llのエミッタにエミッタが接続されているトランジス
タQ12が導通状態になり、それにより回転ヘッド型磁
気記録再生装置の動作モードが巻戻しの再生モードであ
ることを示す特定な電流値の電流がトランジスタQ18
のコレクタ→同エミッタ→抵抗R5→接地の回路に流れ
る。
前記したトランジスタQ18に流れた電流は、トランジ
スタQ17〜Q21と抵抗R9〜R11とによって構成
されているカレントミラー回路に供給されるとともに、
前記したトランジスタQ19に流れる電流は、入力端子
18.19とトランジスタQ22゜Q23とによって構
成−されている電子ボリュームを介してトランジスタQ
24〜Q27と抵抗R9〜R11とによって構成されて
いるカレントミラー回路に供給される。前記した電子ボ
リュームは端子18゜19に与える電圧を可変してトラ
ンジスタQ24に流入させる電流値を一調整するために
用いられる。
トランジスタQ20. Q21と抵抗R7〜R8とによ
   □る回路は電流2工の定電流回路IS2を構成し
ており、この定電流回路IS2は差動対のトランジスタ
Q28. Q29の共通エミッタに接続されており、ま
た、トランジスタQ26. Q27と抵抗RIG〜R1
1による回路は電流工の定電流回路ISIを構成してお
り、この定電流回路ISIは差動対のトランジスタQ2
8.029におけるトランジスタQ29のコレクタ回路
に接続されている。
さて、前記した差動対のトランジスタ02g、 Q29
の内のトランジスタQ28のベースに端子20から信号
Sl(第5図の(a)参照)が供給されて、時刻t1に
ローレベルからハイレベルに変化すると。
時刻t1にトランジスタ02gが導通状態になり、それ
と同時にトランジスタQ29が遮断状層になされる。
それにより、前記したトランジスタQ29のコレクタと
ベースとトランジスタQ30のベースとに接続されてい
る充放電コンデンサCに対して、定電流回路ISIから
一定の電流Iが供給されて充放電コンデンサCが充電さ
れて行く。
ところで、前記した充放電コンデンサCの端子電圧は、
トランジスタQ30〜Q33と抵抗R12,R13と定
電流回路24〜26及び基準電圧源Vsとによって構成
されている差動増幅優におけるトランジスタQ30にお
けるベースに供給されている。
それで、前記した充放電コンデンサCの端子電圧がトラ
ンジスタQ3Gを介して供給されているトランジスタQ
31は、前記した充放電コンデンサCの端子電圧がトラ
ンジスタQ33のベースに接続されている基準電圧源v
3の電圧値Vsに達した時点t2に導通状態となり、ま
た、トランジスタQ32は不導通状態になる。
それにより、トランジスタQ34のエミッタにアノード
が接続されているダイオードD1を介して出力される信
号Sldバーは時刻t2にローレベルの状態になり、ま
た、トランジスタQ35のエミッタに7ノードが接続さ
れているダイオードD2を介して出力される信号Sld
は時刻t2にハイレベルの状態になる(第5図参照)。
次に、前記したトランジスタQ28のベースに接続され
た端子20に供給されている信号S1が時刻t3にハイ
レベルの状態からローレベルの状態に変化すると、トラ
ンジスタ028は時刻t3に遮断状態になり、それと同
時にトランジスタQ29が導通状態になる。
前記のようにトランジスタQ29が導通したことにより
、前記したトランジスタQ29のコレクタとベースとト
ランジスタQ30のベースとに接続されている充放電コ
ンデンサCの蓄積電荷は定電流回路IS2を通して一定
の電流(2I−T)=Iで放電されて行く。
ところで、前記した充放電コンデンサCの端子電圧は、
既述のようにトランジスタQ30〜Q33と抵抗R12
,R13と定電流回路24〜26及び基準電圧源Vsと
によって構成されている差動増幅器におけるトランジス
タQ30におけるベースに供給されているから、前記し
た充放電コンデンサCの端子電圧がトランジスタQ30
を介して供給されているトランジスタQ31は、前記し
た充放電コンデンサCの端子電圧が次第に降下して行き
、トランジスタQ30のベースの電圧、すなわち、前記
した充放電コンデンサCの端子電圧がトランジスタQ3
3のベースに接続されている基準電圧源Vsの電圧値V
sよりも低下した時点t4に不導通状態となり、また、
トランジスタQ32が導通状態になる。
それで、前記したトランジスタQ34のエミッタにアノ
ードが接続されているダイオードD1を介して出力され
る信号Sldバーは時刻t4にハイレベルの状態になり
、また、トランジスタQ35のエミッタにアノードが接
続されているダイオードD2を介して出力される信号S
ldは時刻t4にローレベルの状態になる(第5図参照
)。
前記の動作は時刻t5以降も同様に繰返されるから、ト
ランジスタQ2gのベースに接続された端子20に供給
される信号S1に対してτだけ遅延された信号Sldが
前記したダイオードD2のカソード側に現われて、それ
がトランジスタQ36〜Q42、抵抗R14及び定電流
回路29.30によって構成されている排他的論理和回
路EXORに供給され、また、前記した信号Sldとは
逆極性の信号Sldバーが前記したダイオードD1のカ
ソード側に現われて、それがトランジスタQ36〜Q4
2.抵抗R14及び定電流回路29.30によって構成
されでいる排他的論理和回路EXORに供給される。
トランジスタQ36〜Q42、抵抗R14及び定電流回
路29.30によって構成されている前記した排他的論
理和回路EXORにおけるトランジスタQ41のベース
には端子22を介して信号S1が供給され、また前記し
た排他的論理和回路EXORにおけるトランジスタQ4
0のベースには端子21を介して信号Slバーが供給さ
れていることにより、排他的論理和回路EXORでは前
記した信号S1と信号Sldバーとの排他的論理和出力
になっている第5図の(f)に示されているような検出
窓パルスPwvを出力する。
前記したように排他的論理和回路EXORから出力され
る検出窓パルスPwvは、第5図からも判かるように第
5図の(a)に示されている信号S1と、信号S1を時
間遅延させて得た第5図の(b)に示されている信号S
ldとの排他的論理和によって得られるものであって、
検出窓パルスPwvのパルス1】は第5図に示されてい
るように、信号S1の遅延時間τによって決定される。
そして、前記した検出窓パルスPwvのパルス巾を定め
ている信号S1の遅延時間では、第5図の(C)に示さ
れている信号S2の時間軸上での傾斜が急であれば短く
、また、信号820時間軸上での傾斜が緩やかであれば
長くなる。
前記した信号S2は、既述もしたように充放電コンデン
サCが定電流回路ISIからの一定の電流工により充電
される動作と、充放電コンデンサCの蓄積電荷が定電流
回路IS2によって一定の電流工で放電される動作とに
よって発生されているものであり、第5図の(Q)に示
されている信号S2の時間軸上での傾斜は定電流回路I
SI、IS2に設定される電流値工が大きければ急にな
り、また、信号S2の時間軸上での傾斜は定電流回路工
Sl、IS2に設定される電流値工が小さければ緩やか
になる。
それで、第4図に一示した回路配置のように、前記した
充放電コンデンサCを充放電するための一定の電流値工
が、再生モードに応じて再生モード切換回路MXCから
端子13〜15に供給されるハイレベルの状態の切換制
御信号によって、それぞれ所要の電流値に変更されるよ
うにすることにより、検出窓パルスP w vは被復調
信号におけるピットレートが異なる場合でも、ビットク
ロック信号を発生させるためのフェーズ・ロックド・ル
ープ中の位相比較回路が適切な位相比較動作を行うのに
必要とされているパルス巾の比較波となるように、被復
調信号のビットレートの変化と対応して検出窓パルスの
パルス巾を変化させることかできるのである。
(効果) 以上、詳細に説明したところから明らかなように、本発
明のデジタル信号復調装置のピッドクロツタ信号発生装
置は、ビットクロック信号の位相情報を間欠的に含んで
いる周期信号で構成される如き変調方式に従って変調さ
れているデジタル信号を被復調信号として、その被復調
信号における波形の立上りと立下りとの何れか一方の時
間位置。
/′ もしくは双方の時間位置から、前記したビットクロック
信号の周期よりも短い予め定められたパルス巾を有する
検出窓パルスを発生させる手段と、前記の検出窓パルス
を位相比較回路と電圧制御発振器とを含んで構成されて
いるフェーズ・ロックド・ループに比較波として与えて
、前記したフェーズ・ロックド・ループ中の電圧制御発
振器からビットクロック信号を発生させるようにしてい
るデジタル信号復調装置のビットクロック信号発生装置
において、前記した被復調信号のビットレートの変化と
対応して検出窓パルスのパルス巾を変化させるようにす
る手段を備えてなるものであるから、この本発明のデジ
タル信号復調装置のビットクロック信号発生装置におい
ては、被復調信号が例えば回転ヘッド型磁気記録再生装
置から通常の再生モードで再生された再生信号、早送り
モードのときに再生された再生信号、巻戻しモードのと
きに再生された再生信号の場合のように、それぞれの被
復調信号におけるビットレートが異なる場合でも、ビッ
トクロック信号を発生させるためのフェーズ・ロックド
・ループ中の位相比較回路が適切な位相比較動作を行う
のに必要とされているパルス巾の比較波となるように、
被復調信号のビットレートの変化と対応して検出窓パル
スのパルス巾が変化されるようにしているので、本発明
のデジタル信号復調装置のビットクロック信号発生装置
によれば既述した従来装置における問題点はすべて良好
に解決されるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明のデジタル信号復調装置のビ
ットクロック信号発生装置のそれぞれ異なる実施態様の
ブロック図、第3図は第1図示の構成のデジタル信号t
a調装置のビットクロック信号発生装置における検出窓
パルス発生回路の構成例を示すブロック図、第4図は第
2図示の構成のデジタル信号復調装置のビットクロック
信号発生装置中で使用されるのに適する検出窓パルス発
生回路の構成例を示すブロック回路図、第5図は第4図
示の検出窓パルス発生回路の動作説明用の波形図、第6
図は位相比較回路PCの構成例を示す1・・・ビットク
ロック信号の位相情報を間欠的に含んでいる周期信号で
構成される如き変調方式に従って変調されているデジタ
ル信号の被復調信号としてのETM信号(被復調信号と
してのETM信号が波形成形されて、その被復調信号に
おける波形の立上りと立下りとの時間位置が明確になさ
れているような信号)の入力端子、2・・・ピットクロ
ツタ信号の出力端子、3・・・ビットクロック信号Pc
の入力端子、4・・・検出窓パルスPwの入力端子、5
,6・・・D型フリッププロップ、7,8・・・インバ
ータ、9〜12・・・抵抗、PLL・・・フェーズ・ロ
ックド・ループ、PC・・・位相比較回路、LPF・・
・ローパスフィルタ、VCO・・・電圧制御発振器。 M X C・・・再生モード切換回路、SW・・・切換
スイッチ、DWCp 、DWCr 、DWCf 、 D
WCv −検出窓パルス発生回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ビットクロック信号の位相情報を間欠的に含んでいる周
    期信号で構成される如き変調方式に従って変調されてい
    るデジタル信号を被復調信号として、その被復調信号に
    おける波形の立上りと立下りとの何れか一方の時間位置
    、もしくは双方の時間位置から、前記したビットクロッ
    ク信号の周期よりも短い予め定められたパルス巾を有す
    る検出窓パルスを発生させる手段と、前記の検出窓パル
    スを位相比較回路と電圧制御発振器とを含んで構成され
    ているフェーズ・ロックド・ループに比較波として与え
    て、前記したフェーズ・ロックド・ループ中の電圧制御
    発振器からビットクロック信号を発生させるようにして
    いるデジタル信号復調装置のビットクロック信号発生装
    置において、前記した被復調信号のビットレートの変化
    と対応して検出窓パルスのパルス巾を変化させるように
    する手段を備えてなるデジタル信号復調装置のビットク
    ロック信号発生装置
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