JPS6381820A - レジストパタ−ン形成方法 - Google Patents
レジストパタ−ン形成方法Info
- Publication number
- JPS6381820A JPS6381820A JP61226901A JP22690186A JPS6381820A JP S6381820 A JPS6381820 A JP S6381820A JP 61226901 A JP61226901 A JP 61226901A JP 22690186 A JP22690186 A JP 22690186A JP S6381820 A JPS6381820 A JP S6381820A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resist
- sensitivity
- region
- annealing
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 title claims 2
- 238000000137 annealing Methods 0.000 claims abstract description 38
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 37
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 21
- 238000011161 development Methods 0.000 claims abstract description 9
- 230000009477 glass transition Effects 0.000 claims abstract description 4
- 238000004090 dissolution Methods 0.000 claims description 6
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims description 2
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 abstract description 35
- 238000010791 quenching Methods 0.000 abstract description 3
- 230000000171 quenching effect Effects 0.000 abstract description 3
- 238000004528 spin coating Methods 0.000 abstract description 3
- 238000007654 immersion Methods 0.000 abstract 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000001938 differential scanning calorimetry curve Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 235000012431 wafers Nutrition 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 3
- 238000011282 treatment Methods 0.000 description 3
- NTIZESTWPVYFNL-UHFFFAOYSA-N Methyl isobutyl ketone Chemical compound CC(C)CC(C)=O NTIZESTWPVYFNL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- UIHCLUNTQKBZGK-UHFFFAOYSA-N Methyl isobutyl ketone Natural products CCC(C)C(C)=O UIHCLUNTQKBZGK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000007598 dipping method Methods 0.000 description 2
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- WZCQRUWWHSTZEM-UHFFFAOYSA-N 1,3-phenylenediamine Chemical compound NC1=CC=CC(N)=C1 WZCQRUWWHSTZEM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 241000282326 Felis catus Species 0.000 description 1
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 1
- 238000002203 pretreatment Methods 0.000 description 1
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 1
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/16—Coating processes; Apparatus therefor
- G03F7/168—Finishing the coated layer, e.g. drying, baking, soaking
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/26—Processing photosensitive materials; Apparatus therefor
- G03F7/38—Treatment before imagewise removal, e.g. prebaking
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は半導体装置の製造のため、マスク基板、半導体
基板等にレジストパターンを形成する方法に関する。
基板等にレジストパターンを形成する方法に関する。
(従来の技術)
超LSIをはじめとして、半導体素子の集積度が高まる
につれて微細にして、かつ高精度のパターン形成技術が
要求されている。このため、許容される寸法精度は非常
に厳しいものとなり、最先端分野では6インチマスク或
いは5インチウェハ内で3σ≦0.1μm(但し、σは
ウェハの平均寸法値に対するばらつきを示す)の寸法精
度が要求され始めている。また、量産ラインで使用され
るためにはマスク間或いはウェハ間での寸法変動を3σ
≦0.15μmに抑えることが必要であり、一方量産効
果を高めるために、高感度のレジストが必要であると共
に、使用する露光装置(エネルギ照射装置)に適合した
感度にすべく感度制御が必要となる。
につれて微細にして、かつ高精度のパターン形成技術が
要求されている。このため、許容される寸法精度は非常
に厳しいものとなり、最先端分野では6インチマスク或
いは5インチウェハ内で3σ≦0.1μm(但し、σは
ウェハの平均寸法値に対するばらつきを示す)の寸法精
度が要求され始めている。また、量産ラインで使用され
るためにはマスク間或いはウェハ間での寸法変動を3σ
≦0.15μmに抑えることが必要であり、一方量産効
果を高めるために、高感度のレジストが必要であると共
に、使用する露光装置(エネルギ照射装置)に適合した
感度にすべく感度制御が必要となる。
ところで、従来、レジストパターンを形成するには次の
ような方法が採用されている。まず、彼処理板(例えば
マスク基板)上にレジストを回転塗布法や浸漬法により
塗布する。つづいて、基板上のレジスト膜を所定の温度
でオーブン或いは熱板等の加熱手段で加熱する、いわゆ
るベークを行なう。所定時間ベーク後、レジスト膜付被
処理板を常温、常圧中で20〜30分間程度自然放冷し
て室温程度まで冷却する。次いで、冷却後の基板上のレ
ジスト膜にそのレジストに応じた所定の露光口で、露光
を行ない、更に所定の現像、リンス処理を施してレジス
トパターンを形成する。
ような方法が採用されている。まず、彼処理板(例えば
マスク基板)上にレジストを回転塗布法や浸漬法により
塗布する。つづいて、基板上のレジスト膜を所定の温度
でオーブン或いは熱板等の加熱手段で加熱する、いわゆ
るベークを行なう。所定時間ベーク後、レジスト膜付被
処理板を常温、常圧中で20〜30分間程度自然放冷し
て室温程度まで冷却する。次いで、冷却後の基板上のレ
ジスト膜にそのレジストに応じた所定の露光口で、露光
を行ない、更に所定の現像、リンス処理を施してレジス
トパターンを形成する。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、この従来の方法では同一のレジスト間で
の感度調整が難しい。このため、露光条件やプロセス条
件においても制約が加わり、任意の条件下でのレジスト
パターンの形成ができないという問題を生じている。又
、レジスト膜の感度が同一の被処理基板上で変化し易く
、均一の寸法のレジストパターンを形成することが固気
となっている。
の感度調整が難しい。このため、露光条件やプロセス条
件においても制約が加わり、任意の条件下でのレジスト
パターンの形成ができないという問題を生じている。又
、レジスト膜の感度が同一の被処理基板上で変化し易く
、均一の寸法のレジストパターンを形成することが固気
となっている。
本発明は」−記事情を考慮してなされ、レジストの感度
を安定化させると共に、その感度制御を可能としたレジ
ストパターン形成方法を提供することを目的としている
。
を安定化させると共に、その感度制御を可能としたレジ
ストパターン形成方法を提供することを目的としている
。
(問題点を解決するための手段)
概要
上記目的は被処理基板上に塗布されたレジストをベーク
して冷却するベーキング工程と、電磁波あるいは粒子線
によって露光する露光工程と、露光部を選択的に現像す
る現像工程とを存するレジストパターン形成方法におい
て、前記ベーキング工程は前記被処理基板をレジストの
ガラス転移温度領域以−1―でベークし、前記ベーキン
グ工程後前記現像工稈前にレジストのガラス転移温度領
域内の1M度で所定時間アニーリングするアニーリング
工程を更に存することを特徴とするレジストパターン形
成方法によって達成される。
して冷却するベーキング工程と、電磁波あるいは粒子線
によって露光する露光工程と、露光部を選択的に現像す
る現像工程とを存するレジストパターン形成方法におい
て、前記ベーキング工程は前記被処理基板をレジストの
ガラス転移温度領域以−1―でベークし、前記ベーキン
グ工程後前記現像工稈前にレジストのガラス転移温度領
域内の1M度で所定時間アニーリングするアニーリング
工程を更に存することを特徴とするレジストパターン形
成方法によって達成される。
発明の詳細な説明
以下本発明を具体的に説明する。
Tg領域以上の温度でレジストをベークし、その後、急
冷するとレジストのエンタルピーは高い状態で凍結され
るため、現像における感度、すなわち溶解性も高い状態
で保たれる。これらの処理の後、レジストをTg領域内
の温度でアニーリング(加熱)すると、エンタルピー、
すなわち体積の緩和が進み、感度(溶解性)が低ドする
。従って、アニーリングの時間とレジストの感度との関
係をrめ、求めておくことにより同一のレジストにおい
ても異なる感度を得ることかでき、感度の調整が可能と
なる。第2図は電子線に感応するポジ型レジストである
2、2.2−)リフルオロエチル−α−クロロアクリレ
ート(以下、EBR・9と略記する)をTg領域以−[
二の温度でベークした後、急冷した試料の示差走査熱=
1’(DSC)の測定結果である。曲線Aは冷却速度を
160℃/seeで急冷し、曲線Bは冷却速度2℃/a
kinで暖冷したDSC曲線を示している。試料Bでは
7g領域に吸熱ピークが表われるが、試料Aでは表われ
ていない。このDSC曲線をエンタルピー曲線に積分変
換した第3図においては、試料Aの方が高いエンタルピ
ー状態となっている。これは緩慢冷却された試料Bが7
g領域内に保持される時間が長いため、エンタルピーの
緩和が試料Aよりも進行するためである。従って、Tg
領域以上の温度でベークし、その後、急冷することによ
りレジストは高いエンタルピー状態とすることができる
。そして次にこれを7g領域内の温度で所定時間アニー
リングすることにより、エンタルピーの緩和、すなわち
レジストの感度調整が可能となる。第4図はTg領域以
上の温度によるベークとその後の急冷を行なった試料A
を、7g領域内の一定の温度(130℃)でアニーリン
グ時間を変えた場合のDSC曲線である。アニーリング
時間が長くなるに従って、吸熱ピークが大きくなってい
る。第5図は第4図のDSC曲線を積分して得たエンタ
ルピー総和量ΔH(cat/g>と、アニーリング後の
試料Aを1μc / cdのドーズ量で露光パターニン
グした場合のレジストの溶解速度R(入/5ee)とを
アニーリング時間に対応してプロットした図である。エ
ンタルピー総和量ΔHが大きくなるにつれてレジストの
溶解速度(感度)が低下している。これはΔHが大きい
場合はレジストの体積が密にあり、内部の空孔も少なく
、溶媒が浸透しにくいためである。以上のことから、レ
ジストをTg領域以上の温度でベークした後、急冷して
一旦、エンタルピーを高い状態に維持し、次に、7g領
域内の温度でアニーリングを所定時間行なうことにより
、アニーリング時間に応じたレジストの感度(溶解速度
)の調整が可能であり、本発明はかかる工程を改だに加
えることにより、任意の条件のレジストパターンの形成
を可能としたものである。
冷するとレジストのエンタルピーは高い状態で凍結され
るため、現像における感度、すなわち溶解性も高い状態
で保たれる。これらの処理の後、レジストをTg領域内
の温度でアニーリング(加熱)すると、エンタルピー、
すなわち体積の緩和が進み、感度(溶解性)が低ドする
。従って、アニーリングの時間とレジストの感度との関
係をrめ、求めておくことにより同一のレジストにおい
ても異なる感度を得ることかでき、感度の調整が可能と
なる。第2図は電子線に感応するポジ型レジストである
2、2.2−)リフルオロエチル−α−クロロアクリレ
ート(以下、EBR・9と略記する)をTg領域以−[
二の温度でベークした後、急冷した試料の示差走査熱=
1’(DSC)の測定結果である。曲線Aは冷却速度を
160℃/seeで急冷し、曲線Bは冷却速度2℃/a
kinで暖冷したDSC曲線を示している。試料Bでは
7g領域に吸熱ピークが表われるが、試料Aでは表われ
ていない。このDSC曲線をエンタルピー曲線に積分変
換した第3図においては、試料Aの方が高いエンタルピ
ー状態となっている。これは緩慢冷却された試料Bが7
g領域内に保持される時間が長いため、エンタルピーの
緩和が試料Aよりも進行するためである。従って、Tg
領域以上の温度でベークし、その後、急冷することによ
りレジストは高いエンタルピー状態とすることができる
。そして次にこれを7g領域内の温度で所定時間アニー
リングすることにより、エンタルピーの緩和、すなわち
レジストの感度調整が可能となる。第4図はTg領域以
上の温度によるベークとその後の急冷を行なった試料A
を、7g領域内の一定の温度(130℃)でアニーリン
グ時間を変えた場合のDSC曲線である。アニーリング
時間が長くなるに従って、吸熱ピークが大きくなってい
る。第5図は第4図のDSC曲線を積分して得たエンタ
ルピー総和量ΔH(cat/g>と、アニーリング後の
試料Aを1μc / cdのドーズ量で露光パターニン
グした場合のレジストの溶解速度R(入/5ee)とを
アニーリング時間に対応してプロットした図である。エ
ンタルピー総和量ΔHが大きくなるにつれてレジストの
溶解速度(感度)が低下している。これはΔHが大きい
場合はレジストの体積が密にあり、内部の空孔も少なく
、溶媒が浸透しにくいためである。以上のことから、レ
ジストをTg領域以上の温度でベークした後、急冷して
一旦、エンタルピーを高い状態に維持し、次に、7g領
域内の温度でアニーリングを所定時間行なうことにより
、アニーリング時間に応じたレジストの感度(溶解速度
)の調整が可能であり、本発明はかかる工程を改だに加
えることにより、任意の条件のレジストパターンの形成
を可能としたものである。
なお、レジストの感度調整はアニーリング時間のみなら
ず、アニーリング温度とも相関関係を有するものである
。従って、本発明においてはアニーリング時間を一定に
しアニーリング温度を変化させて感度調整を行なうよう
にしてもよい。第6図はレジストとして前記EBR・9
を用い、このレジストを被処理板に塗布し、Tg領域以
上の温度でベークし、その後急冷した試料をアニーリン
グ温度を変えて、それぞれ30分アニーリングした場合
の膜減り速度をプロットした図である。この場合、溶解
にはメチルイソブチルケトン(MIBK)を現像液とし
て行なっている。レジストの感度と膜減り速度は別途、
予備実験で求めることができ、EBR・9の場合には例
えば、感度4μc / cdのドーズ量は膜減り速度2
0人/seaである。したがっ、4μc/cdの感度を
得るには同図から117℃の温度で30分間アニーリン
グすればよく、これにより、レジストの感度調整が可能
となっている。
ず、アニーリング温度とも相関関係を有するものである
。従って、本発明においてはアニーリング時間を一定に
しアニーリング温度を変化させて感度調整を行なうよう
にしてもよい。第6図はレジストとして前記EBR・9
を用い、このレジストを被処理板に塗布し、Tg領域以
上の温度でベークし、その後急冷した試料をアニーリン
グ温度を変えて、それぞれ30分アニーリングした場合
の膜減り速度をプロットした図である。この場合、溶解
にはメチルイソブチルケトン(MIBK)を現像液とし
て行なっている。レジストの感度と膜減り速度は別途、
予備実験で求めることができ、EBR・9の場合には例
えば、感度4μc / cdのドーズ量は膜減り速度2
0人/seaである。したがっ、4μc/cdの感度を
得るには同図から117℃の温度で30分間アニーリン
グすればよく、これにより、レジストの感度調整が可能
となっている。
さらに本発明では、アニーリング温度とアニーリング時
間の双方を調整してレジストの感度調整が11能である
。
間の双方を調整してレジストの感度調整が11能である
。
第1図(a)は本発明のレジストパターン形成方法の工
程図である。マスク基板あるいはウェハ基板等の被処理
板」二に回転塗布法や浸漬法によりレジストが塗布され
、これをTg領域以上の温度でベークし、その後、急速
冷却する。そして、レジストを露光し、露光後に7g領
域内の温度でアニーリングを行なってレジストの感度調
整を調整し、露光部を選択的に現像する。ここで前記ア
ニーリング処理はベーク・急冷処理後であれば露光の前
後を問わず感度調整が可能である。従って、同図(b)
のように、ベーク・急冷処理後にアニーリングを行ない
、その後、露光して現像を行なっても同様な効果を得る
ことができる。又、Tg領域以上の温度でのベータおよ
びその急冷は露光後であっても高いエンタルピーの保持
作用がある。
程図である。マスク基板あるいはウェハ基板等の被処理
板」二に回転塗布法や浸漬法によりレジストが塗布され
、これをTg領域以上の温度でベークし、その後、急速
冷却する。そして、レジストを露光し、露光後に7g領
域内の温度でアニーリングを行なってレジストの感度調
整を調整し、露光部を選択的に現像する。ここで前記ア
ニーリング処理はベーク・急冷処理後であれば露光の前
後を問わず感度調整が可能である。従って、同図(b)
のように、ベーク・急冷処理後にアニーリングを行ない
、その後、露光して現像を行なっても同様な効果を得る
ことができる。又、Tg領域以上の温度でのベータおよ
びその急冷は露光後であっても高いエンタルピーの保持
作用がある。
従って、同図(c)のように露光後にTg領域以上の温
度でのベークと急速冷却を行ない、続いてアニーリング
処理を行なって現像してもよい。なお、同図(c)にお
いては、露光前に任意の条件でプリベークし、冷却する
ことが前処理として行なわれる。
度でのベークと急速冷却を行ない、続いてアニーリング
処理を行なって現像してもよい。なお、同図(c)にお
いては、露光前に任意の条件でプリベークし、冷却する
ことが前処理として行なわれる。
Tg領域以−Lの温度でレジストをベークし、その後、
急冷すると、レジストのエンタルピーが高い水りに維持
される。1g領域内でのアニーリングはこのエンタルピ
ーの緩和調整を行ない、間接的にレジストの感度調整を
行なう。
急冷すると、レジストのエンタルピーが高い水りに維持
される。1g領域内でのアニーリングはこのエンタルピ
ーの緩和調整を行ない、間接的にレジストの感度調整を
行なう。
(実施例)
シリコン基板又はマスク基板にEBR・9を回転塗布し
、厚さ5000〜6000Aのレジスト膜を形成した。
、厚さ5000〜6000Aのレジスト膜を形成した。
次に、180℃でベークし、速度160℃/seeで急
冷1、た。この被処理基板に対し、ビーム径0.5am
、ビーム電流440nAの条件で電子線を照射して所定
パターンを露光した。この露光後に130℃で5分間ア
ニル リングし、現像液M I B Kを用いて25℃
下で現像を行ないレジストパターンを形成した。対照と
して、同条件でベークし、急冷を行ない、アニーリング
を行なわなかった彼処理板を同条件で現像した。
冷1、た。この被処理基板に対し、ビーム径0.5am
、ビーム電流440nAの条件で電子線を照射して所定
パターンを露光した。この露光後に130℃で5分間ア
ニル リングし、現像液M I B Kを用いて25℃
下で現像を行ないレジストパターンを形成した。対照と
して、同条件でベークし、急冷を行ない、アニーリング
を行なわなかった彼処理板を同条件で現像した。
現像時間3分30秒における対照区のレジストの感度は
0,1μc/cdであるのに対し、本実施例の感度は4
μC/C−まで低下しており、感度調整か良好に行なわ
れていることが判明した。
0,1μc/cdであるのに対し、本実施例の感度は4
μC/C−まで低下しており、感度調整か良好に行なわ
れていることが判明した。
以」−のとおり本発明によると、レジストのTg領域以
」−の温度でベータし冷却しエンタルピーを高い水準に
維持し、次に、1g領域内の温度でアニーリングしてエ
ンタルピーの緩和を図り、間接的にレジストの感度調整
を行なうようにしたから、同一レジストでも感度調整を
することができると共に、感度の安定化が可能となる。
」−の温度でベータし冷却しエンタルピーを高い水準に
維持し、次に、1g領域内の温度でアニーリングしてエ
ンタルピーの緩和を図り、間接的にレジストの感度調整
を行なうようにしたから、同一レジストでも感度調整を
することができると共に、感度の安定化が可能となる。
従って、露光条件や他のプロセス条件の制御も容易とな
り、高精度のレジストパターンを形成することができる
。
り、高精度のレジストパターンを形成することができる
。
第1−図は本発明のレジストパターン形成方法の工程図
、第2図はレジストをベークした後の冷却速度を変化さ
せた場合のDSC線図、第3図は第2図をエンタルピー
変換した特性図、:04図はアニーリング時間を変化さ
せた場合のDSC線図、第5図はレジストの溶解速度と
エンタルピー総和縁とをアニーリング時間に対応してプ
ロソトシた特性図、第6図はアニーリング温度とレジス
ト膜減り速度との関係を示す特性図である。 出願人代理人 佐 藤 −雄 ↓ (C) 第1図 温 度 (°C) 第2区 柩3図 温 !E C’Cン 第4図 第5区
、第2図はレジストをベークした後の冷却速度を変化さ
せた場合のDSC線図、第3図は第2図をエンタルピー
変換した特性図、:04図はアニーリング時間を変化さ
せた場合のDSC線図、第5図はレジストの溶解速度と
エンタルピー総和縁とをアニーリング時間に対応してプ
ロソトシた特性図、第6図はアニーリング温度とレジス
ト膜減り速度との関係を示す特性図である。 出願人代理人 佐 藤 −雄 ↓ (C) 第1図 温 度 (°C) 第2区 柩3図 温 !E C’Cン 第4図 第5区
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、被処理基板上に塗布されたレジストをベークして冷
却するベーキング工程と、電磁波あるいは粒子線によっ
て露光する露光工程と、露光部を選択的に現像する現像
工程とを有するレジストパターン形成方法において、 前記ベーキング工程は前記被処理基板をレジストのガラ
ス転移温度領域以上でベークし、前記ベーキング工程後
、前記現像工程前に、レジストのガラス転移温度領域内
の温度で所定時間アニーリングするアニーリング工程を
更に有することを特徴とするレジストパターン形成方法
。 2、特許請求の範囲第1項記載の方法において、 前記露光工程前に前記ベーキング工程を行ない、前記露
光工程後に前記アニーリング工程を行なうことを特徴と
するレジストパターン形成方法。 3、特許請求の範囲第1項記載の方法において、 前記露光工程前に前記ベーキング工程と前記アニーリン
グ工程を行なうことを特徴とするレジストパターン形成
方法。 4、特許請求の範囲第1項記載の方法において、 前記露光工程後に前記ベーキング工程と前記アニーリン
グ工程とを行なうことを特徴とするレジストパターン形
成方法。 5、特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれかに記
載の方法において、 所望のレジストの溶解速度になるように前記アニーリン
グ工程のアニーリング時間および温度を決定することを
特徴とするレジストパターン形成方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61226901A JPS6381820A (ja) | 1986-09-25 | 1986-09-25 | レジストパタ−ン形成方法 |
US07/099,895 US4840874A (en) | 1986-09-25 | 1987-09-22 | Method of forming resist pattern |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61226901A JPS6381820A (ja) | 1986-09-25 | 1986-09-25 | レジストパタ−ン形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6381820A true JPS6381820A (ja) | 1988-04-12 |
JPH0257334B2 JPH0257334B2 (ja) | 1990-12-04 |
Family
ID=16852368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61226901A Granted JPS6381820A (ja) | 1986-09-25 | 1986-09-25 | レジストパタ−ン形成方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4840874A (ja) |
JP (1) | JPS6381820A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0296764A (ja) * | 1988-10-04 | 1990-04-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | パターン形成方法 |
WO2015001936A1 (ja) * | 2013-07-05 | 2015-01-08 | 東京エレクトロン株式会社 | 塗布膜の形成方法及びコンピュータ記憶媒体 |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6528235B2 (en) | 1991-11-15 | 2003-03-04 | Shipley Company, L.L.C. | Antihalation compositions |
US6165697A (en) * | 1991-11-15 | 2000-12-26 | Shipley Company, L.L.C. | Antihalation compositions |
US6472128B2 (en) | 1996-04-30 | 2002-10-29 | Shipley Company, L.L.C. | Antihalation compositions |
US6773864B1 (en) * | 1991-11-15 | 2004-08-10 | Shipley Company, L.L.C. | Antihalation compositions |
JP2000124112A (ja) * | 1998-10-14 | 2000-04-28 | Nikon Corp | 荷電粒子線投影露光方法及び荷電粒子線投影露光装置 |
KR100421034B1 (ko) * | 1999-04-21 | 2004-03-04 | 삼성전자주식회사 | 레지스트 조성물과 이를 이용한 미세패턴 형성방법 |
US6335152B1 (en) * | 2000-05-01 | 2002-01-01 | Advanced Micro Devices, Inc. | Use of RTA furnace for photoresist baking |
JP2002134396A (ja) * | 2000-10-25 | 2002-05-10 | Sony Corp | 半導体装置の製造方法および半導体パターン自動調節装置 |
US6674516B2 (en) * | 2002-02-20 | 2004-01-06 | International Business Machines Corporation | Method of photolithographic exposure dose control as a function of resist sensitivity |
EP1459887A3 (en) * | 2003-03-20 | 2005-03-16 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Image forming method and image exposure apparatus |
JP5008280B2 (ja) * | 2004-11-10 | 2012-08-22 | 株式会社Sokudo | 基板処理装置および基板処理方法 |
JP5154007B2 (ja) * | 2004-12-06 | 2013-02-27 | 株式会社Sokudo | 基板処理装置 |
JP4926433B2 (ja) * | 2004-12-06 | 2012-05-09 | 株式会社Sokudo | 基板処理装置および基板処理方法 |
JP4794232B2 (ja) * | 2004-12-06 | 2011-10-19 | 株式会社Sokudo | 基板処理装置 |
JP4761907B2 (ja) * | 2005-09-28 | 2011-08-31 | 株式会社Sokudo | 基板処理装置 |
US7670760B2 (en) * | 2006-03-06 | 2010-03-02 | Freescale Semiconductor, Inc. | Treatment for reduction of line edge roughness |
Family Cites Families (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3939000A (en) * | 1973-11-21 | 1976-02-17 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Flat photographic film produced by heating above the second order transition temperature of the base |
US4115120A (en) * | 1977-09-29 | 1978-09-19 | International Business Machines Corporation | Method of forming thin film patterns by differential pre-baking of resist |
SE446036B (sv) * | 1978-08-11 | 1986-08-04 | Asahi Chemical Ind | Sett och anordning for framstellning av en termiskt framkallningsbar bildframstellningskiva |
US4241165A (en) * | 1978-09-05 | 1980-12-23 | Motorola, Inc. | Plasma development process for photoresist |
JPS5831541B2 (ja) * | 1978-09-19 | 1983-07-06 | 株式会社京都第一科学 | 氷点降下測定方法および測定装置 |
US4202623A (en) * | 1979-01-08 | 1980-05-13 | The Perkin-Elmer Corporation | Temperature compensated alignment system |
US4376581A (en) * | 1979-12-20 | 1983-03-15 | Censor Patent- Und Versuchs-Anstalt | Method of positioning disk-shaped workpieces, preferably semiconductor wafers |
US4286052A (en) * | 1980-01-10 | 1981-08-25 | Ppg Industries, Inc. | Method for making stained glass photomasks using stabilized glass |
JPS56106050A (en) * | 1980-01-29 | 1981-08-24 | Honda Motor Co Ltd | Liquid supplier for engine |
DE3038605A1 (de) * | 1980-10-13 | 1982-06-03 | Hoechst Ag, 6000 Frankfurt | Verfahren zur herstellung von reliefkopien |
US4423137A (en) * | 1980-10-28 | 1983-12-27 | Quixote Corporation | Contact printing and etching method of making high density recording medium |
JPS57169244A (en) * | 1981-04-13 | 1982-10-18 | Canon Inc | Temperature controller for mask and wafer |
JPS58199349A (ja) * | 1982-05-17 | 1983-11-19 | Toshiba Corp | 写真蝕刻のインライン装置 |
KR860002082B1 (ko) * | 1983-01-19 | 1986-11-24 | 가부시기가이샤 도시바 | 레지스트 패턴의 형성 방법 및 장치 |
JPS59132128A (ja) * | 1983-01-19 | 1984-07-30 | Toshiba Corp | レジストパタ−ンの形成方法及び装置 |
JPS59132127A (ja) * | 1983-01-19 | 1984-07-30 | Toshiba Corp | レジストパタ−ンの形成方法及び装置 |
JPS59132618A (ja) * | 1983-01-19 | 1984-07-30 | Toshiba Corp | レジストパタ−ンの形成方法及びその装置 |
JPS59132619A (ja) * | 1983-01-19 | 1984-07-30 | Toshiba Corp | レジストパタ−ンの形成方法及びその装置 |
JPS60115222A (ja) * | 1983-11-28 | 1985-06-21 | Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd | 微細パタ−ン形成方法 |
-
1986
- 1986-09-25 JP JP61226901A patent/JPS6381820A/ja active Granted
-
1987
- 1987-09-22 US US07/099,895 patent/US4840874A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0296764A (ja) * | 1988-10-04 | 1990-04-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | パターン形成方法 |
WO2015001936A1 (ja) * | 2013-07-05 | 2015-01-08 | 東京エレクトロン株式会社 | 塗布膜の形成方法及びコンピュータ記憶媒体 |
JP2015015370A (ja) * | 2013-07-05 | 2015-01-22 | 東京エレクトロン株式会社 | 塗布膜の形成方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0257334B2 (ja) | 1990-12-04 |
US4840874A (en) | 1989-06-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6381820A (ja) | レジストパタ−ン形成方法 | |
KR860002082B1 (ko) | 레지스트 패턴의 형성 방법 및 장치 | |
JP2000508118A (ja) | 駆動電流を制御するための半導体ウェハの処理方法 | |
JPH0529302B2 (ja) | ||
JPH0546091B2 (ja) | ||
JPS59104127A (ja) | 微細パタ−ン形成方法 | |
JPH0572747A (ja) | パターン形成方法 | |
JPH061759B2 (ja) | レジストパタ−ンの形成方法 | |
JPS63200531A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPS60176236A (ja) | レジスト処理装置 | |
JPS61147528A (ja) | レジスト処理装置 | |
JPS6042829A (ja) | レジストパタ−ンの形成方法 | |
JP2506637B2 (ja) | パタ−ン形成方法 | |
JPH0586642B2 (ja) | ||
JPH0572579B2 (ja) | ||
JPS61147527A (ja) | レジストパタ−ンの形成方法 | |
JPS62229245A (ja) | 微細パタ−ンの形成方法 | |
JPH045258B2 (ja) | ||
JPH0588374A (ja) | レジストパターン形成方法 | |
KR920002025B1 (ko) | 원자외선을 이용한 감광성 내식막 경화방법 | |
JPS60157226A (ja) | レジストパタ−ン形成方法及びレジスト処理装置 | |
JPS61129645A (ja) | 電子線レジストパタ−ンの形成方法 | |
JP3232649B2 (ja) | レジスト・パターンの形成方法 | |
JPS60263431A (ja) | レジストパタ−ンの形成方法 | |
JPS59195829A (ja) | レジストパタ−ン形成方法及びレジスト処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |