JP2506637B2 - パタ−ン形成方法 - Google Patents

パタ−ン形成方法

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JP2506637B2 JP60171352A JP17135285A JP2506637B2 JP 2506637 B2 JP2506637 B2 JP 2506637B2 JP 60171352 A JP60171352 A JP 60171352A JP 17135285 A JP17135285 A JP 17135285A JP 2506637 B2 JP2506637 B2 JP 2506637B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高エネルギーの紫外線を照射し、そして現
像を行なうことによって、適当な像状レジストパターン
を基板上に形成する方法に関するものである。このパタ
ーン形成方法は特に半導体装置製造の微細加工プロセス
において有利に使用することができる。
〔従来の技術〕
従来のパターン形成方法を第2図(a)〜(e)に示
す。図において、1はシリコン(Si)などの基板、2は
該基板1上に塗布されたレジスト、3はマスク、4は現
像液、6は光である。
従来、半導体装置の製造に際しては、基板1上に塗布
されたフォトレジスト2に、紫外光6をマスク3上より
照射し(第2図(a))、そして現像することによって
マスクパターンを基板上にレジストパターンとして転写
し(第2図(b))、さらにそれを純水でリンスし(第
2図(c))、高温でベークした後(第2図(d))、
レジストパターンをマスクとして基板をドライエッチン
グ加工していた(第2図(e))。
例えばAZ系フォトレジストを用いてステッパーで露光
した後、テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド
水溶液を用いて現像し、さらに純水を用いてリンスを行
なった。これを乾燥した後、コンベクションオーブンを
用い150℃の温度で1時間ベークした。さらにこのレジ
ストをマスクに、シリコン基板をフロンガス(CF4
O2)を用いドライエッチングし、微細なパターンを形成
した。
また、レジストパターンを形成した後、遠紫外光(De
epUV光)を照射し、レジスト表面を硬化した後、ベーク
を行ない、前述のようにドライエッチングを行なう方法
もある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のプロセスでは、レジストのドライエッチング耐
性を向上させるために行なう高温ベークによって熱ダレ
を生じ、精度よくパターンを加工できない欠点があっ
た。またDeepUV光照射により熱ダレを改善する方法はそ
のプロセスが複雑となり、また装置が高価であるなどの
欠点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、レジストの耐熱性を向上させ、ポストベー
ク中に生じる熱ダレを防止するパターン形成方法を提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係るパターン形成方法は、半導体装置パタ
ーン形成方法において、半導体基板上に塗布された,ノ
ボラック樹脂からなるレジストを露光し、露光したレジ
ストをアルカリ性現像液で現像し、現像後のレジストを
架橋剤を含む溶液でリンスした後、当該半導体基板をベ
ークするようにしたものである。
〔作用〕
この発明においては、レジストを露光し現像した後、
架橋剤を含む溶液でリンスを行なうことにより、レジス
トの耐熱性が向上し、ベークの際の熱ダレの発生が防止
される。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例によるパターン形成方法を
図について説明する。第1図は(a)〜(e)は本発明
の一実施例によるパターン形成方法を示し、図中、第2
図と同一符号は同一部分を示す。図において、5はリン
ス液である。
次に本実施例方法について説明する。
従来のようにAZ系フォトレジスト2を露光し(第1図
(a))、アルカリ性現像液で現像し(第1図
(b))、基板上にパターンを転写した後に、架橋剤と
なる10%ホルムアルデヒド水溶液で60秒間リンスする
(第1図(c))。これを乾燥後、110℃のベーク炉で2
0分間ソフトベークし、さらに150℃で1時間のポストベ
ークを行なう(第1図(d))。そして、このレジスト
をマスクとしてフロンガス(CF4+O2)を用い、シリコ
ン基板1をドライエッチング加工する(第1図
(e))。
このように、本実施例方法においては、レジスト2を
露光し現像した後、架橋剤を含む溶液5でリンスを行な
うことによりレジスト2の耐熱性が向上し、DeepUV光照
射による熱ダレ改善方法を採用しなくとも熱ダレが発生
しなくなり容易にしかも安価に高精度の微細パターンを
形成できる。
なお、上記実施例ではAZ系レジストについて説明した
が、他のノボラック系樹脂を含む感光剤を用いても上記
実施例と同様の効果を奏する。
また、ホルムアルデヒドを含むリンス液を使用した
後、DeepUV光照射を行なうと、熱ダレは著しく改善され
る。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明に係るパターン形成方法によ
れば、半導体装置のパターン形成方法において、半導体
基板上に塗布された,ノボラック樹脂からなるレジスト
を露光し、露光したレジストをアルカリ性現像液で現像
し、現像後のレジストを架橋剤を含む溶液でリンスした
後、当該半導体基板をベークするようにしたので、特別
のレジストの耐熱性向上プロセスなしでパターン形成を
容易かつ安価にでき、また、精度の高い微細パターンを
形成できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(e)は本発明の一実施例によるパター
ン形成方法を示す図、第2図(a)〜(e)は従来のパ
ターン形成方法を示す図である。 1……基板、2……レジスト、4……現像液、5……リ
ンス液。 なお図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体装置のパターン形成方法において、 半導体基板上に塗布された,ノボラック樹脂からなるレ
    ジストを露光し、 露光したレジストをアルカリ性現像液で現像し、 現像後のレジストを架橋剤を含む溶液でリンスした後、 当該半導体基板をベークすることを特徴とするパターン
    形成方法。
  2. 【請求項2】上記架橋剤としてホルムアルデヒドを用い
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のパター
    ン形成方法。
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