JPS638103A - 自動倉庫の在庫管理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は自動倉庫の在庫管理装置に関する。

（従来の技術） 昨今の工場においては、ＦＡ化の進退に伴い自動倉庫の
普及が目覚ましい。この自動倉庫は上記ＦＡの一端をに
なうものであり、その円滑な運用が望まれるところであ
る。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、従来の自動倉庫の在庫管理は、在庫管理
用のコンピュータにのみ依存しているがため、コンピュ
ータダウンや停電等によって保有情報が失われ、又、手
違い等何らかの原因によって保有情報と実際在庫との間
にずれが生じることがあり、この間、工場全体に、影響
を及ぼしてしまうという問題点があった。

ここで、実際在庫を調べてコンピュータインプットする
ことは可能であるが、在庫確認のためには多くの時間が
必要であり、又、特に自動倉庫が立体的なものである場
合には、在庫確認のために高所作業が強制され、安全性
の問題を生じることもある。

そこで、この発明は、このような問題点を改善し、在庫
情報を常時正確に管理することができる自動倉庫の在庫
管理装置を提供することを目的とする。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 上記目的を達成するため、この発明では、物品を載置な
いし収納するパレットないしコンテナに取付けられ当該
物品についての情報を登録する物品情報記憶装置と、自
動倉庫の各欄に取付けられ前記物品情報記憶装置の記憶
内容を無線信号で読み出すアンテナと、該アンテナと接
続され前記物品についての情報を読み取って全倉庫につ
いての在庫管理を行う在庫管理手段と、を備えて構成し
た。

（作用） 上記構成に係る自動倉庫の在庫管理装置では在庫管理手
段は、各パレットないし］ン７ノーに取付けた物品情報
記憶＠置の内容を必要に応じて読み出すことができるの
で、常時正確な在庫管理を行うことが可能である。

（実施例） 以下、添付図面を用いてこの発明の詳細な説明する。

第１図は、この発明の一実施例に係る在庫管理装置を立
体自動倉庫（以下、立体倉庫と略称する）と共に示す説
明図である。

図示のように、立体倉庫１は、多段に設けられた複数の
棚２を有し、各欄２には所定のパレット３が格納されて
いる。

パレット３はスタッカクレーン４により搬送され、適時
適所に搬送されるものである。又、パレット３は、図示
の状態において、その上部に所定の物品を所定数載置し
ているものである。

このような立体倉庫における在庫管理装置は、前記各パ
レット３の一側面（本例では背面）に取付【フられたパ
レット物品情報記憶装置５と、この記憶装＠５に対向し
て倉庫１の各欄２の背面側に設けられたリードライトア
ンテナ６と、これに接続される部材とで構成されている
。

前記リードライトアンテナ６は、交信装置７と接続され
、該交信装置７は在庫情報制御装置８と接続されている
。

在庫情報制御装置８はＣＲ丁９及びキーボード１０を備
えた二」ンソール１１及び上位コンピユータ１２とそれ
ぞれ接続されている。

パレット物品情報記憶装置５は、第２図に示すように、
外部と無線交信可能のアンテナ１３と、送受信回路１４
と、第３図に示すパレット物品情報（棚番号、物品名、
数量等）を記憶する記憶回路１５と、電源バックアップ
用のバッテリ回路１６とで構成されている。

在庫情報制御装置８は、交信装置７と、コンソール１１
と、上位コンピュータ１２との間の中間位置に配置され
、各部材間での情報交換を可能とするものである。

コンソール１１は、汎用のコンソール装置で構成され、
在庫情報制御装置８の制御により、前記パレット物品情
報記憶装置５に所定情報を書き込んだり、又、該装置５
から所定情報を読み出すことが可能である。

上位コンピュータ１２は、当該立体倉庫１及び他の立体
倉ＲＩ（図示せず）を含めて在庫管理を総合的に行うも
のである。

上記構成の在庫管理装置について、その作用を第４図に
より説明する。

まず、オペレータは、パレット３の倉庫への入庫に際し
、コンソール１１を用いてパレット物品情報記憶装置５
に所定の内容を出き込むことができる（ステップ４０１
〜４０３）。

このとき、パレット３は、必ずしも、第１図に示した棚
に位置する必要がなく、例えば入庫位置に位置していて
も良いものである。ただし、この場合、当該入庫位置に
も、リードライトアンテナ６を準備しておかねばならな
い。

又、パレット物品情報の書き込みは、パレット物品情報
記憶装置５をパレット３に対し着脱自在としておき、情
報書き込みの終えたパレット物品情報記憶装置５を入庫
位置に位置するパレット３に取付けても良いのである。

書き込み内容は、ＣＲＴ９で確認できる（ステップ４０
４）。

次に、オペレータは、倉庫に格納されたパレット３につ
いて、パレット物品情報記憶装置５の内容を確認するこ
とができる（スデップ４０５．４０６）　　。

更に、上位コンピュータ１２は、在庫情報制御装置８に
要求を出し、全パレットについての物品情報を読出すこ
とができる（ステップ４０７）。

上位コンピュータには、これに基いて現在保有している
在庫情報の誤りを修正できる（ステップ４０８）。

以上により、パレット３に取付けられたパレット物品情
報記憶装置５は：常時真正の物品情報を保持することが
でき、上位コンピュータ１２は、各パレット物品情報記
憶装置５が保有する物品情報を参照して正確な在庫情報
を管理することが可能となる。

又、上位コンピュータ１２は、例え電源遮断されて保有
情報を失ったとしても、各パレット物品情報記憶装置５
が保有する物品情報を参照できるので、新たに在庫情報
を作成することが可能である。

更に、各パレット物品情報記憶装置５が各パレット３の
物品情報を管理するので、ＦＭＳに対応１２・・・Ｆ位
コンピュータ して上位コンピュータ１２の構成は簡易なもので済む。

［発明の効果］ 以上の通り、この発明に係る自動倉庫の在庫管理装置に
よれば、各パレットないしコンテナに取付けられた物品
情報記憶装置の内容を読込むことができるので、簡易で
確実な在庫管理ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例に係る在庫管理装置の説明
図、第２図はパレット物品情報記憶装置のブロック図、
第３図は記憶回路の記憶内容を示す説明図、第４図は在
庫管理を示すフローヂャ＝１〜である。 ３・・・パレット ５・・・パレット物品情報記憶装置 ６・・・リードライトアンテナ ７・・・交信装置 ８・・・在庫情報制御装置 ９・・・ＣＲＴ １０・・・キーボード

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 物品を載置ないし収納するパレットないしコンテナに取
   付けられ当該物品についての情報を登録する物品情報記
   憶装置と、自動倉庫の各棚に取付けられ前記物品情報記
   憶装置の記憶内容を無線信号で読み出すアンテナと、該
   アンテナと接続され前記物品についての情報を読み取っ
   て全倉庫についての在庫管理を行う在庫管理手段と、を
   備えて構成される自動倉庫の在庫管理装置。