JPS61101303A

JPS61101303A - ピツキング装置

Info

Publication number: JPS61101303A
Application number: JP59218966A
Authority: JP
Inventors: Shoichi Yokose; 横瀬　昭一
Original assignee: Okura Yusoki KK
Current assignee: Okura Yusoki KK
Priority date: 1984-10-18
Filing date: 1984-10-18
Publication date: 1986-05-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、出庫などの棚に収納された複数種類の物品を
、コンピュータシステムが出力するデータによりピッキ
ングするピッキング装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、棚に収納されている複数種類の物品を、出庫指示
伝票に応じて出庫する場合、人間がこの出庫指示伝票を
見て、指示されている物品を棚から捜出し、これを出庫
していた。

しかしながら、このような方法では物品の種類が多くな
ると指示された物品を捜出すのに大変な労力と時間がか
かる。また指示された物品の種類、数量が多くなるに従
って間違いも発生し易かった。

このような問題点を解決するため、特開昭５７−１３７
２０３号公報、実開昭５７−１３５５０３号公報、特開
昭５９−１１８６０１号公報で示されるように、棚のそ
れぞれ物品を収納するブロックの開口部（物品取り出し
部）に表示器を設け、この表示器を点灯させると共に、
取り出すべき物品の数量を表示することにより、出庫作
業の効率化を計ったものが考えられている。

〔発明が解決しようとする問題点）上記のような方法は、物品の品種が比較的少なく、従っ
てブロックの数が少ない場合には有効であるが、多品種
少量のユーザ、例えば、薬品、アパレル、ＤＩＹ１食品
、本、雑貨等のメーカ、または大手問屋、および通信、
カタログ販売等に対してはあまり有効ではない。すなわ
ち、これらのユーザが取扱う物品の品種は著しく多種で
あり、これらを収納するブロックの数も著しく多くなる
。

従って、これらブロック全てに表、示器を設けねばなら
ず、このことはコスト高を招き不利である。

また、棚を増設又は移設する場合、ブロック毎の表示器
を増設又は移設しなければならず、それに伴う配線工事
やソフト変更等が必要となり、容易に行なうことができ
ない。さらに、物品の取り出しにはコンベアが必要であ
り、設備全体を大規模なものにしている。

本発明の目的は、大規模なコンベアを必要とせず、また
表示器の数を基本的には１つにすることができ、多品種
少量物品のピッキングを経済的かつ高効率で行なうこと
ができるピッキング装置を提供することにある。

Ｃ問題点を解決するための手段〕本発明によるピッキング装置は、それぞれ物品１６を収
納する複数のブロック１１−１．１１−２・・・１１−
ｎに分割されこれら各ブロック毎にアドレスが設定され
ている４１１１と、この棚１１の各ブロックに設定され
たアドレス、各ブロックに収納された物品１６の品種お
よびその数量をそれぞれ記憶しておりピッキング指令の
入力に基づき少なくともピッキング対象ブロックのアド
レスおよび物品の数量に関するデータを出力するコンピ
ュータシステム１２と、このコンピュータシステム１２
が出力する上記データの入力手段およびこの入力データ
の内容を表示する表示手段を有する表示器１３と、この
表示器１３を取付けたピッキング用の台車１４とを備え
たことを特徴とするものである。

〔作用〕

本発明は、台車１４の表示器１３にデータを表示させ、
この表示器１３に表示されたデータにより台車１４を該
当するブロック１１−１．１１−２・・・１１−ｎに移
動させ、ピッキングを行なうものである。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図において、棚１１は複数のブロック１１−１゜１
１−２・・・１１−ｎに分割されており、これら各ブロ
ック１１−１．１１−２・・・１１−〇にはそれぞれブ
ロック毎に決められた品種の物品１６が収納されている
。また、これら各ブロック１１−１．１１−２・・・１
１−ｎにはそれぞれ個別にアドレスが設定されている。

コンピュータシステム１２は、機能ブロックで示す通り
、前記棚１１の各ブロック１１−１．１１−２・・・１
１−ｎ毎に設定されたアドレスと、各ブロック１１−１
゜１１−２・・・１１−ｎに収納された物品１６の品種
およびその数ｍを記憶しており、外部から加わるピッキ
ング指令に基づき、少なくともピッキング対象ブロック
のアドレスと、ピッキングする物品の数量に関するデー
タを演算部にて作成し、出力する。

表示器１３はピッキング用の台車１４に取付けられてお
り、コンピュータシステム１２から出力されたデータを
入力してこれを表示し、作業者にピッキング内容を知ら
せる。

次に、前記コンピュータシステム１２の具体的構成を第
２図により説明する。１８はホストコンピュータで、前
記棚１１が、そこに収納された物品１６に関するデータ
等、各種のデータを処理する。１９はコントローラで、
各種指令の入力は能やＣＲＴによるデータ表示癲能、さ
らにはプリンタによる記録機能を持っており、前記ホス
トコンピュータ１８とは、モデム２０によるオンライン
またはフＯツビーディスク２１によるオフラインにより
データのやりとりを行なう。上記コントローラ１９から
の出力デー途は出力手段としての無線機２２又はバブル
カセット２３により前記表示器１３に出力される。

第３図は台車１４に対する表示器１３の取付状態を表わ
しており、表示器１３は前記データの入力手段２５と表
示手段２６とにより概略構成されている。上記入力手段
２５としては無線機又はバブルカセットを用いればよい
。無線機を用いた場合は、図示の如く、アンテナ２７が
必要となる。また、表示手段２６は、第４図で示すよう
に、ピッキングデータである「アドレス」　「品種」　
「個数」を表示するための表示部２８と、各種の入カキ
−２９とを持つ。そしてその構成は、第５図で示すよう
に、バッテリ（ＳＡＴ）やスイッチ（ＰＳＷ）　、電源
表示灯（ＬＥＤ）、電圧レギュレータ（ＲＧ＋）。

（ＲＧ２　）等からなる電源回路３１と、データ入力手
段２５としての前記無線機（モデ°ム）３２およびバブ
ルカセット３３と、表示手段２６として第４図の表示部
２８およびキー２９を有するキーボードディスプレイ３
４と、これらを制御するＣＰＵボード３５とで構成され
ている。

ここで、バブルカセットとは、データカセットとも呼ば
れており、コンピュータシステム１２の出力データを、
バブルカセット２３によりカセットに入力し、これを第
３図で示した表示器１３側の入力手段２５として用いら
れたバブルカセット３３（第５図）に装填することによ
り、表示器１３側にデータを入力させるものである。

上記構成においてコンピュータシステム１２のホストコ
ンピュータ１８で作成されたピッキング用のデータは、
無線＠２２又はバブルカセット２３により出力され、台
車１４に設けた表示器１３の入力手段２５に入力される
。表示器１３ではこのデータに基づき、第４図で示すよ
うに表示手段２６の表示部２８に、「アドレス」　「ヒ
ンシュ」　「コスウ」を表示する。

作業者は、これら表示されたデータを目視確認し、該当
するアドレスのブロックに台車１４を移動させ、表示さ
れた個数の物品をピッキングする。

以下この動作を作業モード別に詳述する。

（１）　　出庫作業第４図に示された表示データに従い、該当するブロック
、例えば第１図の１１−１の間口から、そこに収納され
ている物品１６を必要個数取り出し、台より表示部２８
には次のデータが表示される。またに）キーを操作する
ことにより次のデータ、（ロ）キーを操作することによ
り前のデータを確認することができる。表示部２８にｒ
ＥＮＤＪが表示されると作業終了となる。

また、表示された個数に対し、実際の収納量が不足して
いる場合、例えば、表示個数が「５０」であるのに対し
、収納個数がｒ４０ＪＬかない場合は、作業者は個数「
４０」分出庫し、個数の修キーにてカー、ツルを表示部
２８中の「コスウ」と表示された位置に移動し、テンキ
ーにて「４０」を入力する。この操作によりホストコン
ピュータ１８のデータは、個数「４０」出庫と訂正され
、正しい在庫管理が行なわれる。

なお、各ブロック１１−１．１１−２・・・１１−ｎに
収納されている物品１６の品種が、各ブロック毎に予め
決められている場合は、特に「ヒンシュ」のデータを表
示する必要はなく、これを省略してもよい。すなわち、
少なくとも、ブロックの「アドレス」と「コスウ」を表
示すれば、出庫作業は可能である。

（２）　　入即作業台車１４に設けた表示器１３の、第４図で示す表示部２
８には、入庫すべき［アドレスＪ　「ヒンシュ」「コス
ウ」がそれぞれ表示されるので、作業者は台車１４上の
物品を該当するブロック１１−１．１１−２・・・１１
−ｎの間口内に補充する。

また、第４図で示したキー２９を用いて、収納すべき物
品の品種コードを入力することにより、表示部２８に収
納すべきブロックのアドレスが表示される対話式にもな
っている。

（３）　　棚卸し作業表示部２８に表示されるデータに従い、棚卸し作業を行
ない、表示されたデータと照合することにより容易に実
行できる。

このように、各種の作業を容易に行なうことができる。

なお、上記実施例では、表示器１３の表示部２８として
数値表示器を例示したが、これに代、えて公知の音声出
力装置を用いたり、或いは、数値表示器に音声出力装置
を加えて用い、データを音声で出力してもよい。音声で
出力した場合、作業者は一々表示部２８を見なくても、
音声を間きながら棚１１のアドレスを探すことができ、
また台車１４から離れた位置での作業も容易となる。

ま、た、棚１１は、一般的な固定棚でもよく、或いは７
０−ラックでもよい。

表示器１３を設けた台車１４の台数は基本的には１台で
もよいが、台数を増せばその分ピッキング能力も増える
ので、棚１１の大きさや物品１６の巳に応じて適宜選定
すればよい。

（発明の効果）以上のように本発明によれば、物品を収納する棚の各ブ
ロックにアドレスを付けておき、これらアドレスおよび
収納される物品の品種および個数等のデータを有する］
ンビュータシステムによりピッキングデータを作成し、
これをピッキング用の台車に取付けた表示器に゛表示さ
せるようにしたので、作業者は表示されたデータに該当
するアドレスのブロックに台車を移動させ、物品を必要
個数ピッキングすればよく、従来の各ブロックの開口毎
に表示器を設けたものに比べ、表示器の数を格段に少な
くすることができる。特に多品種少量物品のピッキング
に適用すると上記表示器個数の減少効果は著しい。また
ピッキング作゛業自体に何ら悪影響を与えることはなく
、容易に行なうことができる。さらに、コンベアを必要
としないので、設備全体を小形かつ簡素に構成できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるピッキング装置の一実施例を示す
説明図、第２図は第１図で示したコンピュータシステム
の構成例を示す説明図、第３麿は第１図で示した表示器
付台車の構成例を示す側面図、第４図は第３図で示した
表示器の表示手段を示す外形図、第５図は第１図で示し
た表示器の内部構成を示すブロック図である。１１拳φ棚、１１−１．１１−２・・・１１−ｎ・・ブ
ロック、１２・・コンピュータシステム、１３・・表示
器、１４・・台車、１６・・物品。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）それぞれ物品を収納する複数のブロックに分割さ
れこれら各ブロック毎にアドレスが設定されている棚と
、この棚の各ブロックに設定されたアドレス、各ブロッ
クに収納された物品の品種およびその数量をそれぞれ記
憶しておりピッキング指令の入力に基づき少なくともピ
ッキング対象ブロックのアドレスおよび物品の数量に関
するデータを出力するコンピュータシステムと、このコ
ンピュータシステムが出力する上記データの入力手段お
よびこの入力データの内容を表示する表示手段を有する
表示器と、この表示器を取付けたピッキング用の台車と
を備えたことを特徴とするピッキング装置。