JPS63212603A

JPS63212603A - 物品収集設備

Info

Publication number: JPS63212603A
Application number: JP62044395A
Authority: JP
Inventors: Katanori Tsujimoto; 方則辻本; Kiichi Uchino; 喜一内野
Original assignee: Daifuku Co Ltd
Current assignee: Daifuku Co Ltd
Priority date: 1987-02-26
Filing date: 1987-02-26
Publication date: 1988-09-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、出荷先に合わせて、複数種の物品を収集する
のに使用する物品収集設備に関し、詳しくは、物品収納
部を備える移動車が設けられ、複数種の物品を区分は状
態で収納する棚が、移動車走行用通路の長手方向に沿わ
せて配置され、前記棚からの物品収集用の作業データを
記憶する記憶手段が、前記移動車側に設けられ、その記
憶手段の情報に基づいて、前記棚の長手方向に区画され
た各棚部分のうちのいずれに走行させるかを指示する行
先情報指示手段が、設けられると共に、前記記憶手段の
情報及び前記各棚部分のいずれであるかを分別するため
の分別情報に基づいて、前記各棚部分からの物品取出し
情報を棚部分別に指示する物品取出し情報指示手段が設
けられた物品収集設備に関する。

〔従来の技術〕

かかる物品収集設備は、行先情報に基づいて、取出すべ
き物品を収納している棚部分に移動車を走行させ、物品
取出し情報に基づいて取出した物品を、物品収納部に収
納する手順で作業が行われることになる。

ちなみに、各棚部分の夫々には、一般に、複数種の物品
が収納されるものであり、このため、物品取出し情報を
指示するには、取出すべき物品の種類とその数量とが分
かるように指示する必要がある。

ところで、物品取出し情報指示手段にて、棚部分、別に
物品取出し情報を指示すべく、棚部分の分別情報を物品
取出し情報指示手段に伝達させるに、各棚部分に走行し
た時点で、数値を用いて手動設定させることが考えられ
る。

すなわち、各棚部分に、それらを分別するための番号を
予め付与し、そして、移動車側に数値設定器を設置し、
もって、各棚部分に走行した時点で、作業者が数値設定
器を用いて、棚部分の番号を入力するようにするのであ
る。

尚、このように、各棚部分を番号を用いて分別する場合
には、物品収集用の作業データが、各棚部分か、らの物
品取出しの作業データを番号を用いて分別できる形式で
作成されることは勿論である。（従来文献を記載するこ
とができない、）〔発明が解決しようとする問題点〕数値設定器を用いて棚部分の分別情報を入力させるよう
にすると、分別情報の人力の操作が手間の掛かる煩わし
いものとなり、作業能率を向上させ難い不利があると共
に、数値の入力ミスにより、誤った物品取出し情報が指
示されて、作業ミスを招く虞れもあった。

本発明は、上記実情に鑑みて為されたものであって、そ
の目的は、棚部分の分別情報の入力を、迅速且つ正確に
行えるようにせんとするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明による物品収集設備の特徴構成は、棚の長手方向
に区画された各棚部分の夫々を分別するための分別情報
を表示するための表示具が、前記各棚部分の夫々に対応
させて配置され、前記表示具の情報を読取る読取手段が
、前記各棚部分からの物品取出し情報を棚部分別に指示
する物品取出し情報指示手段に読取情報を伝達する状態
で、移動車側に設けられている点にあり、その作用及び
効果は次の通りである。

〔作　用〕

すなわち、取出すべき物品を収納している棚部分に移動
車を走行させた時点で、その棚部分に対応させて配置さ
れた表示具を読取り手段に読取ることにより、棚部分の
分別情報を人力させるものである。

〔発明の効果〕

従って、読取手段にて表示具を単に読取らせればよいが
故に、棚部分の分別情報を入力することを迅速且つ正確
に行わせることができるのであり、もって、作業能率の
向上と作業ミスの減少とを図ることが可能な物品収集設
備を得るに至った。

〔実施例〕

第１図及び第２図に示すように、物品収集設備には、物
品収納部としての収納枠（１）を備える移動車（Ａ）、
及び、複数種の物品（Ｘａ）を区分は状態で収納し、且
つ、前記移動車（Ａ）の走行用通路の長手方向に沿わせ
て並置される複数個の棚（Ｉｔ）が設けられている。

前記各欄（Ｂ）は、その長手方向に沿って複数個に区画
され、区画された各棚部分（２）の夫々に、上下４段の
荷載置部が備えられ、そして、各荷載置部の夫々は、横
方向に８種類の物品（Ｘａ）を収納できるようになって
いる。

前記移動車（Ａ）は、前後端部の夫々に左右一対配置さ
れる遊転輪（３）と、繰縦用の左右一対の把手部（４）
とを備えた、いわゆる手押台車式に構成されるものであ
って、把手部（４）の近くには、表示盤（５）やペン型
の手動操作式のバーコードリーダ（６）が付設されてい
る。

前記収納枠（１）は、上下４段の棚部を備えるものであ
り、各棚部分には、横方向に３個の容器（７）が収納さ
れている。尚、各容器（７）は、出荷先の夫々に対応す
るものである。

従って、作業員は、空容器積込み箇所（Ｄ）において、
容器搬送車（８）上の空の容器（７）を収納枠（１）に
積込んだのち、行先情報に基づいて所望の棚部分（２）
に走行させ、その棚部分（２）から物品取出し情報に基
づいて物品を取出し、取出した物品を物品収納情報に基
づいて所望の容器（７）に収納する作業を行うことにな
る。そして、全ての作業が完了すると、容器卸し箇所（
Ｅ）において、物品が収納された容器（７）を回収用の
コンベヤ（９）に供給する作業を行うことになる。さら
には、前記行先情報、物品取出し情報、及び、物品収納
情報の夫々を指示するための基本データとなる、物・晶
収納用の作業データを得るために、作業に先立って、デ
ータ授受箇所（Ｆ）にも走行させることになる。

次に、制御構成を述べながら説明を加える。

第３図に示すように、客先等から発行される注文書（１
０）の内容がホストコントローラ（ＩＣ）に入力される
と、ホストコントローラ（ＩＣ）にて注文書（１０）の
内容に合わせて発注書（１１）が作成され、その発注書
（１１）の内容に合わせて物品の購入が行わせると共に
、購入された物品の入庫データ（１２）もホストコント
ローラ（ＨＣ）に入力される。

ホストコントローラ（ＩＣ）は、各種物品の在庫管理を
行いながら、事前に入力された注文書（ｌＯ）の内容に
基づいて、物品収集用の作業データを作成し、その作業
データを作業コントローラ（ＳＣ）に出力する。但し、
作業データは、一台の移動車（Ａ）による作業量ごとに
区分けでき、且つ、各容器（７）の夫々に収納すべき物
品の種類及びその数量を判別できる状態で形成されてい
る。

作業コントローラ（ＳＣ）は、移動車（Ａ）に備えさせ
た移動車コントローラ（ＩＣ）との間で前記作業データ
等の各種情報を交信しながら、物品収集の運行を総合的
に管理するものであって、移動車側の光信号授受部（１
３Ａ）との間で通信する光信号授受部（１３Ｂ）や、通
信の開始指令を指示するための設定盤（１４）を備えて
いる。

但し、（１５）は、設定盤（１４）にて設定したデータ
や通信完了情報等を適時表示するためのディスプレイで
ある。又、（１６）は、各容器（７）に収納する物品の
行先、種類及び数量を明らかにする物品伝票を作成する
プリンターである。ちなみに、物品伝票は、空の容器（
７）を収納枠（１）に積込む際に、所定の順序で容器（
７）内に投入されることになり、そして、検品の際に使
用されることになる。

尚、前記作業コントローラ（ＳＣ）には、第１図にも示
すように、２つの光信号授受部（１３Ｂ）が備えられて
おり、どちらの光信号授受部（１３Ｂ）を使用するかの
指示は、前記設定盤（１４）を用いて行われることにな
る。

前記移動車コントローラ（ＩＣ）は、マイクロコンビ二
一夕を用いて構成されるものであって、各欄（Ｂ）に収
納されている物品（Ｘａ）の位置情報や送信されてくる
作業データ等の各種情報を記憶する記憶手段として機能
するメモリー（Ｒ）を備えている。そして、移動車コン
トローラ（ＩＣ）は、棚（Ｂ）に収納された物品（Ｘａ
）の位置情報、作業データ、隣り合う棚（Ｂ）の間に形
成された各通路に予め付与された通路ＮＯ情報、及び、
前記各棚部分（２）のいずれであるかを分別するための
分別情報としてのラックＮｏ情報の夫々に基づいて、移
動車（Ａ）を走行させるための行先情報、移動車（Ａ）
が走行した棚部分（２）からの物品取出し情報、及び、
取出した物品を収納する容器（７）や収納量を指示する
物品収納情報の夫々を判別し、それら情報を出力するも
のであって、行き光情報や物品取出し情報が前記表示盤
（５）に表示されると共に、物品収納情報が収納枠（１
）に表示されるようになっている。

第２図に示すように、前記通路ＮＯ情報は、各欄（Ｂ）
の前後端部の夫々に付設されたバーコード式のマーク（
１７）を、前記バーコードリーダ（６）にて読取ること
により、移動車コントローラ（ＩＣ）に入力されるよう
になっている。又、前記ラックＮｏ情報は、前記各棚部
分（２）の棚長手方向両端部夫々に対応させて設置した
バーコード式のマーク（１８）を、前記バーコードリー
ダ（６）にて読取ることにより、移動車コントローラ（
ＩＣ）に入力されるようになっｔいる。

つまり、各通路に対応させて配置されるバーコード式の
マーク（１７）が、各通路を分別するための情報を表示
することになり、又、各棚部分（２）に対応させて配置
されるバーコード式のマーク（１８）が、各棚部分を分
別するための情報を表示することになり、そして、各マ
ーク（１７）　。

（１８）の表示情報が、バーコードリーダ（６）を用い
て適時移動車コントローラ（ＩＣ）に入力されるように
なっている。

前記表示盤（５）は、第４図にも示すように、各通路Ｎ
ｏに対応する部分のうち作業を要する通路Ｎｏに対応す
る部分を点灯する行先通路ＮＯ表示部（Ｈｔ）、進入す
る通路の両側に位置する棚（Ｂ）における棚部分（２）
のうちで作業を要する棚部分（２）に対応するラックＮ
ｏを点灯させるラックＮＯ表示部（Ｈ２）、走行した棚
部分（２）から取出すべき物品の位置を１種類の物品づ
つ順次点灯させる棚位置表示部（Ｈｌ）、物品の取出し
量を表示する数量表示部（Ｈ４）、１種類の物品の取出
しが完了する毎に押し操作する作業完了スイッチ（１９
）、及び、走行した棚部分（２）からの物品取出し作業
が完了するに伴って点灯する完了ランプ（２０）の夫々
が設けられている。但し、前記完了ランプ（２０）は、
確認スイッチ（２１）として兼用されるものであって、
押し操作されると消灯されるようになっている。

前記収納枠（１）には、第２図にも示すように、各容器
（７）の下方がわの側脇夫々に位置させて、物品を収納
すべき容器（７）であることを点灯により示す指示ラン
プ（２２）や収納量を示す数量表示器（２３）が設けら
れている。但し、指示ランプ（２２）は、収納完了スイ
ッチ（２４）として兼用されるものであって、押し操作
されると、操作ランプ（２２）が消灯し、且つ、数量表
示器（２３）がリセットされるようになっている。

要するに、移動車コントローラ（ＩＣ）を利用して、行
先情報指示手段（１００）、物品取出し情報指示手段（
１０１）、物品収納情報指示手段（１０２）が構成され
ており、次に、移動車コントローラ（ＩＣ）の作動を説
明しながら、各手段（１００）　、　（１０１）　。

（１０２）について説明を加える。

第５図のフローチャートに示すように、信号授受箇所（
Ｆ）において、作業コントローラ（ＳＣ）からの作業デ
ータを受取るための送受信処理を行うことになる。

送受信処理が完了すると、作業を要する通路Ｎｏの全て
を点灯させる、行先通路Ｎｏ点灯処理を実行し、次に、
通路Ｎｏ読取処理を実行する。

バーコードリーダ（６）を用いて、通路Ｎｏが読取られ
ると、作業を要するラックＮＯの全てを点灯させるラッ
クＮｏ点灯処理を実行する。

バーコードリーダ（６）を用いて、ラックＮ。

が読取られると、取出すべき１つの種類の物品の棚位置
及び数量を示すための点灯処理を実行し、その後、収納
枠（１）への収納情報出力処理を実行する。

作業完了スイッチ（１９）の情報に基づいて、１つの種
類の物品に対する作業が完了したことが判別されると、
前回の物品に対する棚位置及び数量の指示を停止する消
灯処理を実行する。

次に、その棚部分（２）での残作業、つまり、前回の物
品とは異なる種類の物品に対する作業があるか否かをチ
ェックし、有る場合には、棚位置及び数量点灯処理から
の処理を繰返し実行する。　　。

残作業が無い場合には、その棚部分（２）に対応するラ
ックＮＯを消灯させる処理を実行し、その後、完了ラン
プ（２０）を点灯させる。

次に、確認スイッチ（２１）の情報をチェックして、確
認スイッチ（２１）が操作されたことを判別すると、進
入した通路内での残作業が有るか否かをチェックする。

残作業が有る場合には、ラックＮＯ読取処理からの処理
を繰返し実行する。そして、残作業が無い場合には、作
業が完了した通路ＮＯの点灯を停止する消灯処理を実行
する。

次に、全作業が終了したか否か、つまり、他の通路での
作業が有るか否かをチェックし、終了していない場合に
は、通路ＮＯ読取処理からの処理を繰返し実行する。

そして、全作業を終了している場合には、引続き作業を
行う指令が有るか否かをチェックして、有る場合には、
送受信処理からの処理を繰返し実行することになる。

尚、本発明を実施するに、各容器（７）の行先情報を、
バーコードマークや磁気マークにて各容器（７）に備え
させておくと、各容器（７）を行先別に仕分けることを
、自動的に行えるものとなる。そして、本実施例におい
ては、物品伝票を各容器（７）に分配する際に、バーコ
ードマークの貼付や磁気マークの設定を行わせるとよい
。

但し、前記磁気マーク（Ｍ）としては、第６図に示すよ
うに、上下一対のスライド式のマグネット（ｌｌ＋Ｌ　
（ａｄｚ）を設けて、そのスライド位置に応じて、行先
ＮＯを指示させるようにするとよい。

〔別実施例〕

上述実施例では、多数個の棚（Ｂ）を用いる場合を例示
したが、１個又は左右一対の棚（Ｂ）のみを用いる形態
で実施してもよい。そして、その場合、行先情報指示に
おいて、通路Ｎｏの指示が不要となることは勿論である
。

又、上述実施例では、複数の出荷先に対応する複数個の
容器（７）に分配させる場合を例示したが、１つの出荷
先ごとに収集させるようにしてもよく、その場合、物品
収納情報は不要となる。

物品収集用の作業データを移動車側の記憶手段（Ｒ）に
伝達させるに、上述実施例の如く、通信により、伝達さ
せるようにする他、作成された作業データをＩＣカード
やフロッピーディスク等の記憶媒体に一旦記憶させ、そ
の記憶媒体を移動車側にセットすることにより伝達させ
る等、各種変更できる。

各棚部分（２）の夫々を分別するための分別情報を表示
するための表示具としては、バーコード式のマーク（１
８）の他、マグネットのコードとして表示させる等各種
変更できる。そして、読取手段としては、バーコードリ
ーダ（６）の他、表示具（１８）に合わせて各種のもの
が使用できるものである。

又、表示具（１８）を床面に設置すると共に、読取手段
（６）を移動車（Ａ）の底部に設置して、移動車（Ａ）
の走行に伴って自動的に読取らせるようにしでもよい。

又、上述実施例では、棚（Ｂ）の物品位置情報を移動車
側に予め記憶させる場合を例示したが、作業データを、
棚（Ｂ）の物品位置情報を含むように作成して実施して
もよい。

さらに、表示具（１８）を、棚部分（２）の棚長手方向
両端部夫々に対応させて設置すると、移動車（Ａ）がい
ずれの側から走行してくる場合においても、読取り処理
を良好に行えるものとなってよいが、１つの棚部分（１
）に１つの表示具（１８）を設置する形式で実施しても
よい。

尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る物品収集設備の実施例を示し、第１
図は物品収集設備の概略平面図、第２図は棚脇に位置す
る移動車の斜視図、第３図は制御構成を示すブロック図
、第４図は表示盤の平面図、第５図は制御作動を示すフ
ローチャ−ト、第６図は磁気マークを示す側面図である
。（１）・・・・・・物品収納部、（２）・・・・・・棚
部分、（６）・・・・・・読取手段、（１８）・・・・
・・表示具、（１００）・・・・・・行先情報指示手段
、（ｌｏｌ）哨・・物品取出し情報指示手段、（Ａ）・
・・・・・移動車、（Ｂ）町・・棚。

Claims

【特許請求の範囲】１、物品収納部（１）を備える移動車（Ａ）が設けられ
、複数種の物品を区分け状態で収納する棚（Ｂ）が、移
動車走行用通路の長手方向に沿わせて配置され、前記棚
（Ｂ）からの物品収集用の作業データを記憶する記憶手
段（Ｒ）が、前記移動車（Ａ）側に設けられ、その記憶
手段（Ｒ）の情報に基づいて、前記棚（Ｂ）の長手方向
に区画された各棚部分（２）のうちのいずれに走行させ
るかを指示する行先情報指示手段（１００）が設けられ
ると共に、前記記憶手段（Ｒ）の情報及び前記各棚部分
（２）のいずれであるかを分別するための分別情報に基
づいて、前記各棚部分（２）からの物品取出し情報を棚
部分別に指示する物品取出し情報指示手段（１０１）が
設けられた物品収集設備であって、前記各棚部分（２）
の夫々を分別するための分別情報を指示するための表示
具（１８）が、前記各棚部分（２）の夫々に対応させて
配置され、前記表示具（１８）の情報を読取る読取手段
（６）が、前記物品取出し情報指示手段（１０１）に読
取情報を伝達する状態で、前記移動車（Ａ）側に設けら
れている物品収集設備。２、前記表示具（１８）が、バーコード式のマークであ
り、前記読取手段（６）が、手動操作式のバーコードリ
ーダである特許請求の範囲第１項に記載の物品収集設備
。３、前記表示具（１８）が、前記棚部分（２）の棚長手
方向両端部夫々に対応させて設置されている特許請求の
範囲第１項又は第２項のいずれかに記載の物品収集設備
。