JPH02221004A - 商品の仕分けシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ピッキングシステムやソーティングシステム
等の商品の仕分はシステムの改良に関する。

（従来の技術） スーパーマーケットやチェーンストア向は商品の配送セ
ンター等においては、各仕向先からの注文に応じて商品
を受注個数ずつ取り揃える仕分は作業が行われるが、こ
の種の作業を行うシステムとしては、ピッキングシステ
ムとソーティングシステムとが知られている。

これらのうち、ピッキングシステムは、各仕向先毎の集
品用コンテナを移送する経路に沿って各商品を配置する
と共に、上記コンテナの移送に応じて、そのコンテナに
対応する仕向先から受注のあった商品の受注個数をそれ
ぞれ表示するように構成したもので、作業者がその表示
にしたがって各商品をコンテナに集品することにより、
該コンテナが上記経路の終端部に到達したときに、当該
仕向先から受注のあった全商品が受注個数ずつ集品され
るようにしたものである。

また、ソーティングシステムは、各商品が順次移送され
る経路に沿って各仕向先毎の集品部を設けると共に、各
商品の移送に応じて、その商品の各仕向先用の集品部へ
の分配個数を表示するようにしたもので、作業者がその
表示にしたがって各商品を該当する集品部に順次分配す
ることにより、全ての商品が上記経路を通過したときに
、各集品部にはそれぞれの仕向先から受注のあった全商
品が受注個数ずつ集品されるようにしたものである。

このように、ピッキングシステムやソーティングシステ
ムによれば、商品の仕分は作業が能率良く行われること
になるが、この種のシステムにおいては、各商品の配置
部から集品用コンテナへの集品個数（ピッキング数）、
もしくは各仕向先毎の集品部への商品の分配個数（ソー
ティング数〉をそれぞれ表示する必要がある。そこで、
ピッキングシステムの場合は、商品を配置した商品棚等
に各商品毎にピッキング数を表示する個数表示器が設け
られ、またソーティングシステムの場合にも、各仕向先
用の集品部毎にソーティング数を表示する個数表示器が
設けられる。

（発明が解決しようとする課題） ところで、上記のようなシステムによって仕分けされる
商品には、季節商品等の時期的に受注が集中するものや
、仕向先によって受注が偏るもの等が少なくなく、その
ため、全ての商品の配置部もしくは全ての集品部に個数
表示器を備えた場合、殆ど使用されない個数表示器が生
じることがある。つまり、ピッキングシステムにおいて
、例えば特定の商品棚に配置されている商品については
ある期間受注がない場合、その商品棚に設けられている
個数表示器は全く使用されないことになる。また、ソー
ティングシステムにおいても、例えば一定の期間、特定
の仕向先からの受注がない場合に、その仕向先用の集品
部に設けられている個数表示器が使用されないことにな
る。

そこで、本発明は、上記のようなピッキングシステムや
ソーティングシステム等の商品仕分はシステムにおける
個数表示器の無駄をなくし、この種のシステムに要する
設備費を低減することを課題とする。

（課題を解決するための手段） 上記課題を解決するため、本発明は次のように構成した
ことを特徴とする。

すなわち、本発明に係る商品の仕分はシステムは、所定
の経路を順次移動する各仕向先毎の集品用コンテナに、
該経路に沿って配置された各種の商品を指示された個数
ずつ集品するピッキングシステム、または所定の経路を
順次移動する各種の商品を、該経路に沿って配置された
各仕向先毎の集品部に指示された個数ずつ分配するソー
ティングシステム等の商品の仕分はシステムにおいて、
集品もしくは分配する商品の個数を表示する個数表示器
を有し且つ商品もしくは集品部の各配役位置に移動可能
とされた可動式の個数表示装置を備えると共に、該個数
表示装置をいずれかの商品もしくは集品部配設位置に設
置したときに、その位置に配置された商品の集品個数も
しくはその位置に設けられた集品部への商品の分配個数
を上記個数表示器に表示させる制御装置を設けたことを
特徴とする。

〈作　　用） 上記の構成によれば、ピッキングシステムにおいては、
所定の経路を移動する集品用コンテナに各商品を個数表
示装置の表示器に表示された個数ずつ集品することによ
り、また、ソーティングシステムにおいては、所定の経
路を順次移動する各商品を各仕向先用の集品部に個数表
示装置の表示器に表示された個数ずつ分配することによ
り、上記コンテナもしくは集品部に各仕向先から受注が
あった商品が受注個数ずつ集品されることになる。そし
て、特に上記個数表示装置は、各商品の配設位置もしく
は各仕向先用集品部の配設位置に移動可能とされている
ので、とッキングシステムにおいては、全商品のうちの
１部についてのみ受注があった場合に、その商品の配設
位置に個数表示装置を移動させることによって、これら
の商品を受注個数ずつ集品することができ、またソーテ
ィングシステムにおいては、全仕向先のうちの１部の仕
向先のみから受注があった場合に、その仕向先用の集品
部の配役位置に上記個数表示装置を移動させることによ
り、これらの仕向先からの受注商品を受注個数ずつ集品
することができるようになる。つまり、全ての商品配設
位置もしくは集品部配設位置に個数表示器を設けること
なく、所要のピッキング作業もしくはソーティング作業
を行いうるようになるのである。

（実　施　例） 以下、本発明の実施例について説明する。なお、この実
施例は本発明をピッキングシステムに適用した場合のも
のである。

まず、第１図によりピッキングシステムの全体構成を説
明すると、このシステムは、商品を各仕向先ごとに薬品
するコンテナＡを矢印方向に搬送する搬送コンベア１と
、該コンベアｌの両側にそれぞれ複数個ずつ配設された
商品棚２・・・２とで構成されていると共に、上記搬送
コンベア１の上流端の近傍には、該システムの作動を制
御する端末器３が、下流端の近傍には、上記集品用コン
テナＡに貼付けるラベルを発行するラベルプリンタ４が
それぞれ配置されており、また、コンベア１の両側には
、可動式の個数表示装置５．５が１台ずつ備えられてい
る。

上記各商品棚２は、第２図に示すように、複数種類（回
倒では上、下段にそれぞれ３種類）の商品を収容しうる
ようになっていると共に、該棚２には、ピッキングすべ
き商品が存在するときに点灯するラインランプ６と、該
棚２と上記個数表示装置５とを電気的に接続するための
接続器７とが設けられている。

また、個数表示装置５は、円型のフレーム８の上部枠と
中間部に水平方向に設けられた中間枠とに、上記商品棚
２における各商品の配設位置に対応させて３個ずつ表示
部９・・・９が設けられ、各表示部９に、個数表示器１
０と完了キー１１とが設けられている。また、この個数
表示装置５における左右両側の縦枠の下端にはキャスタ
１２・・・１２が設けられて、該装置５の全体を自由に
移動させることができるようになっていると共に、上部
枠には、上記商品棚２における接続器７に接続されるコ
ネクタ１３が備えられている。

次に、このピッキングシステムの制御システムを第３藺
により説明すると、上記端末器３は中継器１４を介して
当該配送センター等におけるホストコンピュータ１５に
接続され、該端末器３に設けられたキーボードもしくは
バーコードスキャナ等によって次に処理する仕向先のコ
ード番号を入力することにより、そのコード番号がホス
トコンピュータ１５に送信されるようになっている。ま
た、このコード番号を受信したホストコンピュータ１５
は、該当する仕向先についての受注データを上記中継器
１４・を介して各商品棚２・・・２に送出し、受注があ
った商品を収容している商品棚２・・・２のラインラン
プ６・・・６を点灯させると共に、該ランプ６が点灯し
た商品棚２に個数表示装置５が接続されれば、該装置５
における受注商品に対応する個数表示器１０・・・１０
にその商品の受注個数をそれぞれ表示させる。そして、
この受注商品についてのピッキングが終了し、作業者が
個数表示装置５における完了キー１１をＯＮ操作すれば
、その信号が商品棚２及び中継器１４を介して上記ホス
トコンピュータ１５に送信されるようになっている。さ
らに、中継器１４には上記ラベルプリンタ４が接続され
、各仕向先用の集品用コンテナＡに対する全ての受注商
品のピッキングが終了して、該コンテナＡが搬送コンベ
ア１の下流端に到達したときに、ホストコンピュータ１
５からの信号で、そのコンテナＡに貼付けるラベルを自
動的に発行するようになっている。

次に、第４図のフローチャートにしたがって、この実施
例によるピッキング作業の具体的動作を説明すると、ま
ず、ステップＳ１として、作業者が端末器３に設けられ
たキーボードもしくはバーコードスキャナにより最初に
処理する第１仕向先のコード番号を入力し、これをホス
トコンビュータ１５に送信すれば、ステップＳ２として
、該ホストコンピュータ１５からの信号によって、各商
品棚２・・・２のうちの第１仕向先から受注があった商
品が収容されている商品棚２・・・２のラインランプ６
・・・６が点灯する。そこで、作業者は、ステップＳ３
として、個数表示装置５を移動させて、ラインランプ６
・・・６が点灯した商品棚２・・・２のうちの最も上流
側に位置する商品棚２の配設位置に対応位置させ、コネ
クタ１３を該商品棚２の接続器７に接続する。これによ
り、ステップＳ４として、該個数表示装置５における各
個数表示器ｌＯ・・・１０のうち、受注があった商品に
対応する個数表示器ｌＯ・・・１０が、これらの商品の
受注個数をそれぞれ表示する。

次に、ステップＳ、、Ｓ６として、作業者は上記個数表
示器１０・・・１０に個数が表示された商品をその表示
個数ずつピッキングし、搬送コンベアｌ上のコンテナＡ
に集品すると共に、ピッキングが終了した商品について
は完了キー１１をＯＮ操作する。そして、この完了キー
１１のＯＮ操作による信号により、ホストコンピュータ
１５が個数表示器１０・・・１０に個数が表示された全
ての商品についてのピッキングが終了しことを判定すれ
ば、ステップＳフからステップＳａを実行して、当該商
品棚２のラインランプ６を消灯させる。

また、上記のようにしてピッキングが終了した商品棚２
の下流側にラインランプ６が点灯している他の商品棚２
がある場合には、ステップＳ９から上記ステップ８３〜
Ｓ８を再度実行し、ラインランプ６が点灯している次の
商品棚２まで個数表示装置５を移動させて、上記の場合
と同様に、この商品［２に収容されている商品のうちの
受注があった商品について、個数表示器１０・・・１０
の表示にしたがってピッキングを行い、以下、同様にし
て、ラインランプ６が点灯している商品棚２における各
受注商品についてのピッキングを順次行う。なお、この
とき、搬送コンベア１は、ピッキングを行う商品棚２の
移行に対応させて、集品用コンテナＡを下流側に移送す
る。

ここで、第１図に示すように、搬送コンベア１の両側に
それぞれ複数の商品棚２・・・２が配設され、これらの
商品棚２・・・２に接続される個数表示装置５が搬送コ
ンベア１の両側に備えられている場合には、上記ステッ
プＳ２からステップＳ９までの動作は搬送コンベアｌの
両側で同時並行的に行われ、１つの仕向先の集品用コン
テナＡに両側からピッキングされた商品が集品されるこ
とになる。そして、搬送コンベア１の両側の商品棚２・
・・２のうちのラインラインプロ・・・６が点灯した全
ての商品棚２・・・２からのピッキングが完了して、コ
ンテナＡが搬送コンベア１の下流端に到着した時点で、
この仕向先についての集品が完了することになり、この
とき、搬送コンベア１の下流端近傍に配置されたラベル
プリンタ４から上記コンテナＡに貼付けられるラベルが
発行される。

以上のようにして、第１仕向先についての集品作業が完
了すると、ステラ７Ｓ１．で次に集品すべき仕向先があ
るか否かを判定し、次の仕向先がある場合には、ステッ
プＳｔｔで、この仕向先のコード番号を入力した上で、
上記ステップＳ２〜Ｓ９を再度実行することにより、上
記第１仕向先の場合と同様に第２仕向先についてのピッ
キング作業を行い、以下、同様にして、第３、第４・、
、仕向先についてもピッキング作業を行うことになる。

なお、以上の実施例では、個数表示器ｆｆ５と商品棚２
・・・２とをコネクタ１３及び接続器７を介して電気的
に接続するようにしたが、該表示装置５と商品棚２・・
・２とに、一定距離以内に近接したときに互いに無線で
信号を送、受信することができる送受信器を設ければ、
個数表示装置５をラインランプ６が点灯した商品棚２に
対応位置するように移動させるだけで、該個数表示装置
５における各個数表示器１０・・・１０に受注があった
商品の受注個数を表示させ、また完了キー１１のＯＮ操
作による信号を商品棚２からホストコンピュータ１５へ
送信させることが可能となる。また、個数表示装置とし
ては、上記のようにキャスタ１２・・・１２により各商
品棚２・・・２に沿って移動可能とされたものの他、天
井から移動可能に吊下げられて、各商品の配設部に沿っ
て移動するようにしたものでもよく、また集品用コンテ
ナＡを各商品棚２゛°゛２に沿って移送する手段として
は、上記のような搬送コンベア１にかえて、台車等を用
いてコンテナを移送する経路を設けてもよい、さらに、
主として大型商品の場合には、商品棚２・・・２を廃止
して、コンテナＡの移送経路に沿う所定のエリアの床面
に商品を直接載置するようにしてもよく、この場合、こ
のエリアにラインランプと、個数表示装置５との間で信
号を入出力する接続器等の装置を設置することになる。

なお、ソーティングシステムの場合も、以上のピッキン
グシステムと略同様に実施されるが、この場合は、各商
品を順次搬送する搬送コンベアもしくは台車等の移動経
路に沿って、各仕向先毎の集品部を設けた集品部を配置
し、もしくは各仕向先用の薬品エリアを設けると共に、
これらの集品部もしくは集品エリアに個数表示装置を移
動させたときに、該装置における各個数表示器に当該集
品部もしくは集品エリアにおける各集品部への商品の分
配個数を表示させることになる。

（発明の効果） 以上のように本発明に係る商品の仕分はシステムによれ
ば、ピッキングシステムの場合における各商品のピッキ
ング数、またはソーティングシステムの場合における各
仕向先用集品部へのソーティング数を表示する個数表示
器の数を大幅に削減することができ、特に、各商品の受
注もしくは各仕向先からの受注が時期的に偏る場合等に
、１゛部の個数表示器が全く使用されないといった無駄
が解消されることになる。もって、この種の商品仕分は
システムの設備費が低減される。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明をピッキングシステムに適用した実施例を
示すもので、第１図は該システムの全体構成を示す概略
平面図、第２図は該システムにおける商品棚と個数表示
装置とを示す斜視図、第３図は該システムの制御システ
ムを示すブロック図、第４図は該システムの動作を示す
フローチャート図である。 １・・・経路（搬送コンベア）、５・・・個数表示装置
、１０・・・個数表示器、１５・・・ＩＩＩｍ手段（ホ
ストコンピュータ）。 出願人　株式会社　石田衡器製作所 第 図 第 ３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）所定の経路を順次移動する各仕向先毎の集品用コ
   ンテナに、該経路に沿つて配置された各種の商品を指示
   された個数ずつ集品し、または所定の経路を順次移動す
   る各種の商品を、該経路に沿つて配置された各仕向先毎
   の集品部に指示された個数ずつ分配することにより、上
   記集品用コンテナもしくは集品部に各仕向先から受注の
   あった商品を受注個数ずつ集品するようにした商品の仕
   分けシステムであって、集品もしくは分配する商品の個
   数を表示する個数表示器を有し且つ商品もしくは集品部
   の各配設位置に移動可能とされた可動式の個数表示装置
   を備えると共に、該個数表示装置をいずれかの商品もし
   くは集品部の配設位置に設置したときに、その位置に配
   置された商品の集品個数もしくはその位置に設けられた
   集品部への商品の分配個数を上記個数表示器に表示させ
   る制御装置が設けられていることを特徴とする商品の仕
   分けシステム。