JPH01139404A - 自動倉庫制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、同一パレット内の複数の荷を載せて棚に格納
してなる自動倉庫に関するものである。

なお、本発明において、パレットとは複数の荷を載せる
ことのできるパケットやコンテナ等を含むものである。

〔従来の技術〕

各種製品の配送センタ等において自動倉庫が多く用いら
れている。自動倉庫は、多数の荷の格納棚を有する立体
格納棚と、この立体格納棚に沿って走行し、格納棚と入
出庫口との間で荷を搬送するスタッカクレーン、この入
出庫口とトラック等との間を接続するコンベヤ等から成
る（特開昭６０−１２８１０１号公報）。

荷を出庫する場合について説明すると、荷の出庫指示に
基づきスタッカクレーンは格納棚から荷を取り出し、出
庫口に出庫する。この荷はコンベヤ等で搬送され、出庫
作業者の待つ出庫ステーシロンまで移動する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

今、Ａ、Ｂ、Ｃの三つの荷の出庫を要求したとキ、−ツ
ノパレット纏ここの三つの荷をＡ、Ｂ、Ｃが載っている
ことは少いので、結果的に三つのパレットを出庫口に出
庫し、それぞれのパレットから荷Ａ、Ｂ、Ｃを取出し、
そしてこの三つのパレットを元の格納棚（こ格納させる
ことになる。

このように、混載パレットを用いる自動倉庫では、ｎ種
類の荷の出庫を要求したとき、ｎ回のパレットの出庫、
入庫が必要となり、効率が器いものであった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は自動倉庫制御装置に常時人力可能な出庫要求装
置と出庫口のピッキング場所に出庫作業者用の表示装置
を設ける。そして、自動倉庫制御装置内に出庫要求の記
憶手段、棚側付手段、出庫作業指示手段を設けたもので
ある。

〔作　　　用〕

常時人力可能な出庫要求装置から入力された出庫要求は
出庫要求記憶手段に登録され、ある周期毎にその出庫要
求を取出し、出庫すべき棚（即ち、パレット）を割り付
ける。このとき、同一の棚が存在すればこれを一つの出
庫指令に集約する。また、該当棚に対する出庫作業情報
を追加する。そして、該当棚の荷が出庫口に搬送された
とき、出庫表示装置に対し該当パレットに対する出庫指
示情報を表示する。これにより、同一パレットの複数の
ピッキング出庫が可能となる。

〔実　施　例〕

以下、本発明の一実施例を第１図から第５図を用いて説
明する。

第１図は本発明の構成を示す。本発明の自動倉庫制御装
置は、自動倉庫４とこれを管理する制御装置１と出庫要
求を入力する例えは出庫要求装置（ＣＲＴ端末）２ａ、
２ｂと出庫表示装置（例えば、ＣＲＴ端末）３ａ、３ｂ
から成る。

出庫作業者は、出庫作業が発生じたとき出庫要求装置２
ａよりデータを入力する。人力されたデータは制御装置
１１こより処理され、自動倉庫４から該当パレットが出
庫されて来る。出庫口にパレットが到着すると出庫作業
表示装置３ａに出庫作業内容が表示される。出庫作業者
はこの表示内容に従って出庫作業する。つまり、出庫作
業者は出、　３ 庫されたパレットから出庫作業表示装置１ｊ３ａで指令
された該当の荷をピッキングし、出庫する。ピッキング
が完了すると、山高作業者は出庫作業表示装置３ａに出
庫作業の完了情報を入力する。これにより制御装置ｌは
パレット上の荷の情報をメンテナンスすると共に、該パ
レットを自動倉庫４に戻す運転を指令する。

第２図は制御装置１内の出庫展開処理部を表わす。出庫
要求装［２ａから入力されたテ゛−夕は、出庫要求受付
部で処理され出庫要求ファイル６に格納される。この出
庫要求はある周期で出庫棚側イ」部７に取り込まれ、各
欄（即ち、各パレット）に割付けられる。その結果とし
て、自動倉庫出庫指示ファイル８と出庫作業表示ファイ
ル９を出力する。自動倉庫出庫指示ファイル８はスタッ
カクレーン制御部１０に取り込まれ、パレットの搬送を
行う。出庫作業表示ファイル９は該当パレットが出庫ス
テーションに到着したちき出庫作業情報表示部１１によ
り参照され、出庫表示装置３ａに表示される。

第３図は各ファイルの描成例を示す。

第４図は出庫棚割伺部７の処理フローを示す。

まず出庫要求を出庫要求ファイル６から取り出し、ワー
クエリア１４にセットする（　ＡＩ　Ｏ）。次に、出庫
要求の先頭データを参照し、該当品名の在庫ファイルエ
３を検索する。そして出庫すべき棚（即ち、パレット）
を決める。つまり、出庫要求のあった荷を格納している
棚を決める。もし、複数の出庫要求に対して同一の棚が
割付けられれば、複数の出庫要求に対する出庫作業デー
タを合成し、集約する（Ａ２０）。即ち、複数の出庫要
求に対して一つのパレットを出庫させる。第５図のＡ２
の欄はこの一例の出庫作業データであり、品名Ａ。

Ｂの出庫を要求する二つの出庫要求に対して、一つの棚
（パレット）を割付けた例である。

次に、出庫棚リスト１５の中から棚ｆＯと出庫光を取り
出し、自動量産出庫指示ファイル８に登録する（Ａ３０
）。次に、出庫棚リスト１５の情報を出庫作業表示ファ
イル９に登録する（Ａ４０）。次に、自動倉庫出庫指示
ファイル８に基づき、スタツカクレーン制御部１０を介
しスタッカクレーン１６を運転させる。出庫作業表示フ
ァイル９のデータは出庫作業情報表示部を介して出庫表
示装置３ａに表示される。作業者はこれを見て該当のパ
レットｌｃから荷ピッキング作業を行う。

第５図は出庫棚リストｂの例を示す。

例えば、一つのパレット上にＡ、Ｂ、Ｃの三つの製品が
載っていた場合において、出庫要求がＡ。

Ｃ，Ｂと入力されたとする。この場合、Ａを受は付けた
ときにす（”出庫するのではなく、ある時間出庫要求フ
ァイル６に保留する。この曲にもしＣとＢの出庫要求が
あれば、Ａ、Ｃ，Ｈに対して棚の割付けが行われる。こ
の場合Ａ、Ｃ，Ｂは同一パレットに有るので自動倉庫に
対する出庫指示は１回に集約される。自動倉庫はこの出
庫指示に基づいて該当パレットを出庫口まで搬送し、出
庫指示表示装置３ａに情報を表示する。出庫作業者はこ
の表示装置３ａの内容を参照してＡ、Ｂ、Ｃの荷を出庫
する。そして、出庫が完了した時点で表示装置等から出
庫完了情報を入力する。これにより、パレットは自動倉
庫に戻る。これにより、パレットの搬送回数が減り、効
率が向上するものである。

〔発明の効果〕

本発明によれば、同一パレットに対する出庫指示を集約
することができ、また、出庫作業者の作業性も向上する
。したがって、自動倉庫の運用効率の向上が可能である
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の全体構成図、第２図は本発
明の一実施例の出庫塵−処理部、第３図は本発明の一実
施例の各ファイルの構成例、第４図は本発明の一実施例
の出庫棚割付部詳細、第５図は本発明の一実施例の出岸
棚リストの構成例を示す。 １・・・・・・制御装置、２ａ、２ｂ・・・・・出庫要
求装置。 ３ａ、３ｂ・・・・・・出庫指示表示装置、４・・・・
・・自動倉庫、５・・・・・・出庫要求受付部、６・・
・・・・出庫要求ファイル、７・・・・・・出庫棚側付
部、８・・・・・・自動倉庫出庫指不ファイル、９・・
・・・・出庫作業表示ファイル、１０・・・・・・スタ
ッカクレーン制御部、１１・・・・・・出庫作業情報表
示部、校・・・・・・棚ファイル、工３・・・・・・在
庫ファイル、１４・・・・・・出庫要求（ワークエリア
）、１５・・・・・・出庫棚リスト

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、複数の種類の荷を載せたパレットを格納する自動倉
   庫において、常時受け付け可能な出庫要求装置と、該出
   庫要求装置から入力された出庫要求を記憶する出庫要求
   記憶手段と、該出庫要求記憶手段に記録されている出庫
   要求を所定周期で取出して、出庫すべき棚を割付け、こ
   の場合に複数の要求に対して同一の棚が存在すれば該同
   一の棚に集約する出庫棚割付手段と、該出庫棚割付手段
   の指令に基づいてパレットを搬送する装置に出庫指示を
   行う出庫指示手段と、前記出庫割付手段の指令に基いて
   出庫指示情報を表示する表示装置と、からなることを特
   徴とする自動倉庫制御装置。