JPH07237715A - 配送センターシステムにおける物品の入出荷方法および配送センターシステム - Google Patents

配送センターシステムにおける物品の入出荷方法および配送センターシステム

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JPH07237715A
JPH07237715A JP5110494A JP5110494A JPH07237715A JP H07237715 A JPH07237715 A JP H07237715A JP 5110494 A JP5110494 A JP 5110494A JP 5110494 A JP5110494 A JP 5110494A JP H07237715 A JPH07237715 A JP H07237715A
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JP
Japan
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station
center system
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Application number
JP5110494A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Kubota
俊朗 窪田
Hiroyuki Mizobuchi
博幸 溝渕
Sadao Mikami
定夫 三上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業性を向上することができるとともに、
保管スペースおよび効率を向上させ、設備費を減少可能
で、情報処理システムを有機的に実行可能であり、入出
荷のタイミングも融通性をもって管理可能な配送センタ
ーシステムにおける物品の入出荷方法および配送センタ
ーシステムを提供すること。 【構成】 作業員が移動するのではなく商品などの物
品Pを移動させ、この移動の途中において受発注データ
にもとづきピッキング操作するとともに、立体的な自動
倉庫21に配送形態の物品Pを保管ユニットの形で再搬
入して出荷待ちとすることに着目したもので、物品Pの
出荷情報にもとづいて、自動倉庫21から所定の物品P
を取り出して、保管形態から所定の出庫形態とする物品
ピッキング工程と、出荷情報にしたがって物品Pを所定
の配送形態に作り上げる配送形態作成工程とを有するこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は配送センターシステムに
おける物品の入出荷方法および配送センターシステムに
かかるもので、とくに受発注データにもとづいて各種商
品の集配を行う通信販売業者あるいは卸問屋などの配送
システムに適合した配送センターシステムにおける物品
の入出荷方法および配送センターシステムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の通信販売業者あるいは卸問屋など
の配送システムにおいては、ユーザーから受注した伝票
をもとにメーカーなどに発注し、メーカーから仕入れた
複数の商品を倉庫に入荷し、保管の上、出荷の荷揃えを
行っている。こうした入荷、保管および出荷作業は、主
として、一階あるいは二階の平面的な配送センターにお
いてこれを行っているため、多大の保管スペースを必要
とするとともに、平面搬送が主体で、しかもとくに出荷
作業を行う作業員自体が移動する必要があるために非能
率的であった。
【0003】図18および図19にもとづいて概説す
る。図18は、従来の配送センターシステム1の一階部
分を上方から見た斜視図、図19は、同、二階部分を上
方から見た斜視図であって、建て屋2の一階部分には、
商品などの物品Pを受け入れる入荷ステーション3と、
物品Pを配送先に出荷する出荷ステーション4とを設け
てある。
【0004】入荷トラックT1により運送されてきた物
品Pを入荷ステーション3において積み下ろし、バーコ
ード読取り機およびバーコードラベル発行機などを有す
る入荷情報確認手段5によりこのバーコードなどを読み
取ることによって物品Pの品種および数量などを検品
し、あるいはマークが付していなければ配送業者用のマ
ーク(バーコードラベル)を付して、物品Pの種類に応
じてたとえば搬入コンベア6により建て屋2(二階部
分)内に搬入する。
【0005】二階部分に搬入しない物品Pについては、
入荷ステーション3のそばに設けた、大型の物品Pをそ
のまま保管するための大型商品保管エリア7、およびパ
レットによる保管棚8に、フォークリフトあるいはパレ
ットなどを用いてこれを保管する。
【0006】搬入コンベア6により搬入されてきた物品
Pは、建て屋2の二階部分に設けた保管ステーション9
に品種別に分類して保管される。この保管ステーション
9としては平置き保管スペース10と、棚保管スペース
11とがある。したがって二階部分では、通路と、平置
き保管スペース10および棚保管スペース11とが混在
した平面的な保管状態である。
【0007】こうした保管状態において、出荷作業員
は、出荷配送先別の出荷伝票にもとづき平置き保管スペ
ース10および棚保管スペース11内を直接移動して必
要な個々の物品Pを取り出し(ピッキングし)、各物品
Pを表示特定するバーコードラベルなどを別途発行して
物品Pに貼り付けた上で、搬出コンベア12に載せて一
階部分の仕分け配送ステーション13に移送する。
【0008】仕分け配送ステーション13では、自動計
算手段14により運送費用を計算するとともに、出荷先
別のシュートを有する仕分け装置15により、各配送先
別に物品Pを仕分け、必要に応じて包装するなどして出
荷可能な状態とした上で、出荷情報確認手段16により
出荷情報を確認の上、出荷ステーション4から出荷トラ
ックT2に載せて出荷する。
【0009】なお、上述の入荷情報確認手段5、搬入コ
ンベア6、搬出コンベア12、自動計算手段14、仕分
け装置15、出荷情報確認手段16などの各手段および
各ステーションにおける機器を制御するためのホストコ
ンピューターなどを含む中央制御手段17を設けてあ
る。
【0010】こうした構成の配送センターシステム1に
おいては、大型商品保管エリア7あるいは平置き保管ス
ペース10など多大な設置面積を必要とするとともに、
作業員がこの広いとくに平置き保管スペース10や棚保
管スペース11部分を歩き回って所定の物品Pをピッキ
ングするので、必要な物品Pを探査する無駄な時間がか
かってしまって作業性がきわめて低いという問題があ
る。
【0011】さらに、作業員が出荷伝票にもとづいてピ
ッキングした物品Pは、搬出コンベア12により仕分け
配送ステーション13に搬送されるが、仕分け配送ステ
ーション13において仕分け装置15により再度特定を
された上で仕分け作業を行うこととなり、出荷能率とし
ては非常に低いという問題がある。
【0012】また、仕分け配送ステーション13の仕分
けシステムに必要な作業面積も広く、施設費がかさん
で、配送センターシステム1全体の必要経費が高くなる
という問題がある。
【0013】しかも、一階および二階部分に設置する多
数のコンベア設備、一階部分の仕分け配送ステーション
13や仕分け装置15など多大な搬送機器を有するシス
テムでありながら、歩行移動しつつ個々の物品Pを探索
する時間的なロスや、平面的に多くの機器を配置するた
めの必要設置面積の無駄など、きわめて作業能率および
費用の面で多くの問題をかかえているものである。
【0014】また、物品Pの管理のための情報処理に
は、個々の物品Pすべてにバーコードラベルなどの仕分
けラベルを必要とし、かつ情報処理量も多くなることか
ら、その設備設置費用や運用にも多くの経費を必要とす
るという問題がある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
諸問題にかんがみなされたもので、物品を取り出す作業
員の作業性を向上することができるとともに、保管スペ
ースおよび効率を向上させ、設備費を減少可能で、情報
処理システムもこれを有機的かつシステマッチクに実行
可能であり、さらに入荷および出荷のタイミングも融通
性をもって管理可能な配送センターシステムにおける物
品の入出荷方法および配送センターシステムを提供する
ことを課題とする。
【0016】また、本発明は、立体保管する自動倉庫を
利用し、この自動倉庫の立体的な保管手段と立体的な搬
送手段とを有機的に結合し、ピッキング作業者の前に自
動的に物品を供給することができるようにして、仕分け
・品揃え作業ステーションへの搬送操作の間に物品のピ
ッキングを可能とし、仕分け・ピッキング作業の作業能
率および自動倉庫内の一時保管効率を高めることができ
る配送センターシステムにおける物品の入出荷方法およ
び配送センターシステムを提供することを課題とする。
【0017】さらに、本発明は、入荷した物品を自動倉
庫に保管するとともに、出荷のための物品取出し作業ス
テーションとの間に循環して搬送可能とし、入荷から保
管および出荷までの物品の流れを円滑にすることができ
る配送センターシステムにおける物品の入出荷方法およ
び配送センターシステムを提供することを課題とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、作業
員が移動するのではなく、商品などの物品を移動させ、
この移動の途中において受発注データにもとづきピッキ
ング操作することにより作業員の歩き回りおよびピッキ
ングを回避するとともに、好ましくは立体的な自動倉庫
に配送形態の物品を保管ユニットの形で再搬入して出荷
待ちとすることに着目したもので、第一の発明は、物品
を受け入れる入荷ステーションと、この物品を保管する
保管エリアと、この物品を配送先に出荷する出荷ステー
ションと、を有するとともに、上記物品の受発注データ
にもとづいてこれら物品の入荷、保管および出荷の処理
ならびにその管理を行う配送センターシステムにおける
物品の入出荷方法であって、上記保管エリアを自動倉庫
とするとともに、上記入荷ステーションにおいて上記物
品を受け入れる入荷工程と、この入荷工程において受け
入れた上記物品の入荷情報を確認する入荷情報確認工程
と、この物品を上記自動倉庫に所定の保管形態で一時保
管する入荷後一時保管工程と、上記物品の出荷情報にも
とづいて、上記自動倉庫から所定の物品をピッキングし
て、上記保管形態から所定の出庫形態とする物品ピッキ
ング工程と、上記出荷情報にしたがって上記物品を所定
の配送形態に作り上げる配送形態作成工程と、当該配送
形態の物品の出荷情報を確認する出荷情報確認工程と、
この出荷情報を確認済みの物品を上記出荷ステーション
から出荷する出荷工程と、を有することを特徴とする配
送センターシステムにおける物品の入出荷方法である。
【0019】第二の発明は、第一の発明に加えて、上記
配送形態の上記物品を上記自動倉庫に再度一時保管する
出荷前一時保管工程と、出荷可能となったときに、この
自動倉庫から当該配送形態の物品を出庫する出庫工程
と、を有することを特徴とする配送センターシステムに
おける物品の入出荷方法である。
【0020】第三の発明は、物品を受け入れる入荷ステ
ーションと、この物品を保管する保管エリアと、この物
品を配送先に出荷する出荷ステーションと、を有すると
ともに、上記物品の受発注データにもとづいてこれら物
品の入荷、保管および出荷の処理ならびにその管理を行
う配送センターシステムであって、上記保管エリアを自
動倉庫とするとともに、上記入荷ステーションにおいて
上記物品の入荷情報を確認する入荷情報確認手段と、こ
の物品を上記自動倉庫に所定の保管形態で一時保管する
ように該自動倉庫に搬入する搬入手段と、上記物品の出
荷情報にもとづいて、上記自動倉庫から所定の物品を出
庫する出庫手段と、この出庫した物品を、上記保管形態
から所定の出庫形態とする物品ピッキングステーション
と、上記出荷情報にしたがって上記物品を所定の配送形
態に作り上げる配送形態作成ステーションと、この配送
形態の上記物品を上記自動倉庫に再度一時保管するよう
に該自動倉庫に再搬入する再搬入手段と、出荷可能とな
ったときにこの自動倉庫から当該配送形態の物品を搬出
する搬出手段と、この配送形態の物品の出荷情報を上記
出荷ステーションにおいて確認する出荷情報確認手段
と、上記自動倉庫、入荷情報確認手段、搬入手段、出庫
手段、物品ピッキングステーション、配送形態作成ステ
ーション、再搬入手段、搬出手段および出荷情報確認手
段をそれぞれ制御する中央制御手段と、を有することを
特徴とする配送センターシステムである。
【0021】なお、上記入荷ステーション、自動倉庫、
出荷ステーション、搬入手段、物品ピッキングステーシ
ョン、配送形態作成ステーション、再搬入手段および搬
出手段のそれぞれをコンベアラインにより互いに接続す
ることができる。
【0022】また、上記物品ピッキングステーションに
は、上記物品の取出し情報表示手段を設けることがで
き、さらに上記配送形態作成ステーションには、上記物
品の配送形態作成情報表示手段を設けることができる。
【0023】また、上記物品ピッキングステーションに
は、三種の分岐コンベアを設けることができ、さらに三
種の分岐コンベアは、これを上記配送形態作成ステーシ
ョンの上流側で合流させることができる。
【0024】また、上記三種の分岐コンベアは、それぞ
れを大型ケースピッキングライン、中型ケースへの解梱
ラインおよび上記各物品の単一形態への解梱ラインとす
ることができる。
【0025】また、上記三種の分岐コンベアにおいて、
上記入出荷用パレットと組み合わせて上記物品を収容可
能な収納棚ユニットを用いて品揃えを行うことができ
る。
【0026】さらに本発明による配送センターシステム
における物品の入出荷方法および配送センターシステム
においては、上記自動倉庫と、上記物品ピッキング工程
を行う物品ピッキングステーションと、配送形態作成工
程を行う配送形態作成ステーションとの間を上記物品が
順に循環して移送されるようにすることができる。
【0027】また、本発明による配送センターシステム
における物品の入出荷方法および配送センターシステム
においては、上記自動倉庫は、上記物品を立体的に保管
可能であるとすることができ、さらに、上記物品ピッキ
ングステーションおよび配送形態作成ステーションを各
階に設けて、エレベーターにより接続可能とし、上記自
動倉庫から所定階の上記物品ピッキングステーションに
上記物品を出庫可能としたことができる。
【0028】また、本発明による配送センターシステム
における物品の入出荷方法および配送センターシステム
においては、上記入荷した物品は、これを入出荷用パレ
ット上に載置して保管するとともに、この入出荷用パレ
ット上に載置した状態で上記物品を処理することができ
る。
【0029】また、本発明による配送センターシステム
における物品の入出荷方法および配送センターシステム
においては、上記入出荷用パレットには、光学読み取り
可能なマークを付すことができる。
【0030】また、本発明による配送センターシステム
における物品の入出荷方法および配送センターシステム
においては、上記入出荷用パレットには、同一品種の上
記物品を載置することができる。
【0031】また、本発明による配送センターシステム
における物品の入出荷方法および配送センターシステム
においては、上記入出荷用パレットごとに、上記物品の
商品コードを管理することができる。
【0032】また、本発明による配送センターシステム
における物品の入出荷方法および配送センターシステム
においては、上記入出荷用パレットと組み合わせて上記
物品を収容可能な収納棚ユニットを設けることができ
る。
【0033】また、本発明による配送センターシステム
における物品の入出荷方法および配送センターシステム
においては、上記入出荷用パレットおよび収納棚ユニッ
トは、これを上記自動倉庫に保管するとともに、必要に
応じて取り出して用いることができる。
【0034】また、本発明による配送センターシステム
における物品の入出荷方法および配送センターシステム
においては、上記物品の上記保管形態、出庫形態あるい
は配送形態は、大型ケース形態、中型ケース形態もしく
は各物品とした単一形態のいずれか、あるいはこれらの
任意の組み合わせ、とすることができる。
【0035】
【作用】本発明による配送センターシステムにおける物
品の入出荷方法および配送センターシステムにおいて
は、入荷した商品などの物品を自動倉庫に一時保管し、
出荷情報にもとづきこの自動倉庫から取り出し、物品を
保管形態から出庫形態さらに配送形態に作成することと
したので、連続した流れの中で物品を処理することが可
能となり、作業者が歩き回りながら物品を探査してピッ
キングする必要がなくなり、作業時間の短縮および能率
の向上を図ることができる。
【0036】さらに、物品を保管する自動倉庫と、物品
をピッキングして出庫形態および配送形態とするステー
ションとを分離することができ、また一連の流れの中で
物品を処理することができるため、保管および各種作業
処理を別の場所において行うことが可能となり、保管ス
ペースの圧縮および設備費の減少を図ることもできる。
【0037】また、入出荷用パレットに物品を載せて処
理するとともに、この入出荷用パレットに情報処理用に
バーコードなどによるマークを付しておくことにより、
入出荷用パレットごとに入出荷情報を把握することが可
能となり、物品の商品コードなども含めた系統的な情報
処理が可能となって、情報処理の合理化を図ることがで
きる。
【0038】とくに第一の発明によれば、物品を保管形
態で一時保管する入荷後一時保管工程と、この保管形態
から出庫形態とする物品ピッキング工程と、この出庫形
態から配送形態とする配送形態作成工程とを設けたの
で、物品を各形態ごとに処理が可能で、従来の搬送セン
ターのように保管スペースとピッキング作業エリアとが
混在して作業員が物品を探して歩き回る必要がなくな
り、作業の能率を向上させることができる。
【0039】第二の発明によれば、配送形態の物品を自
動倉庫に再度一時保管する出荷前一時保管工程と、出荷
可能となったときに自動倉庫から配送形態の物品を出庫
する出庫工程とを設けたので、入荷後に出荷伝票が発行
されたものから配送形態に作成して再度一時保管してお
き、入荷、保管および出荷の各作業に無駄がなくなり、
配送センターシステム全体として効率を向上させること
ができる。
【0040】第三の発明によれば、自動倉庫から物品を
出庫する出庫手段と、物品ピッキングステーションと、
配送形態作成ステーションと、配送形態とした物品を再
度自動倉庫に再度一時保管する再搬入手段とを設けたの
で、自動倉庫を中心に物品を循環搬送することとなり、
出荷トラックが到着したときなど出荷可能となったとき
に出荷工程に移行し、緊急に出荷しなければならないも
のは、再度一時保管することなく直ちに出荷するなど出
荷態勢に融通性を持たせることができる。
【0041】
【実施例】つぎに本発明の一実施例による配送センター
システム20およびこの配送センターシステム20にお
ける物品の入出荷方法を図1ないし図17にもとづき説
明する。ただし、図18および図19と同様の部分には
同一符号を付し、その詳述はこれを省略する。
【0042】図1は、配送センターシステム20の一階
部分の平面図、図2は、同、二階以上部分の平面図、図
3は、同、縦断面図であって、配送センターシステム2
0は、一階部分の前記入荷ステーション3および出荷ス
テーション4と、一階から天井までにわたって立体的に
物品Pを保管する自動倉庫21と、前記入荷情報確認手
段5と、搬入手段22(図1)と、出庫手段23と、物
品ピッキングステーション24(図2)と、配送形態作
成ステーション25(図2)と、再搬入手段26(図
2)と、搬出手段27(図1)と、前記出荷情報確認手
段16と、中央制御手段28(図3)と、を有する。
【0043】配送センターシステム20は、とくに図3
に示すように、建て屋2の前面に入荷ステーション3お
よび出荷ステーション4を含むトラックヤード29を設
けるとともに、前面側に自動倉庫21を配置し、その後
面側に出庫手段23、物品ピッキングステーション2
4、配送形態作成ステーション25および再搬入手段2
6などを配置しており、各階をつなぐエレベーター30
を設けてある。
【0044】自動倉庫21は、物品Pおよびその配送形
態にある物品Pを保管可能な立体倉庫棚31と、立体倉
庫棚31に物品Pを収納しあるいは立体倉庫棚31から
物品Pなどを取り出すスタッカークレーン32と、を有
する。
【0045】搬入手段22は、図1に示すように、物品
Pを自動倉庫21に所定の保管形態で一時保管するよう
に自動倉庫21に搬入するためのもので、トラックヤー
ド29に設けたトラックヤード入出荷コンベア33と、
複数のトラックヤード入出荷コンベア33をつなぐ横行
コンベア34と、横行コンベア34の端部(図1中右端
部)に直交する縦行コンベア35と、自動倉庫21の立
体倉庫棚31に接続する入荷ホームポジション36と、
大物用コンベア37と、各コンベア間に配置した方向転
換機38と、を有する。なお、各図において、コンベア
が交差する方形部分に描いた「×」印は方向転換機38
を示すものとする。
【0046】また、大物用コンベア37により大物エリ
ア39に物品Pを搬入可能としてあり、大物エリア39
には、立体倉庫棚31に保管することができない大型の
物品Pを保管可能としてある。
【0047】大物エリア39の隣りには、仮置きエリア
40を設け、配送形態とした物品Pのうち自動倉庫21
内に再度一時保管することなく、直ちに出荷する物品P
を仮置きするようにしてある。
【0048】出庫手段23は、図2に示すように、自動
倉庫21の立体倉庫棚31に接続する出庫ホームポジシ
ョン41と、出庫コンベア42と、方向転換機38とを
有し、自動倉庫21から物品ピッキングステーション2
4に物品Pを出庫するものである。
【0049】物品ピッキングステーション24では、出
庫コンベア42から互いに並列に分岐するように、大型
ケース用コンベア43と、中型物品取出し用コンベア4
4と、単一形態物品取出し用コンベア45とを設けてあ
る。
【0050】物品ピッキングステーション24は、物品
Pの出荷情報にもとづいて、自動倉庫21から所定の物
品Pを取り出して、保管形態から所定の出庫形態とする
ものである。物品Pの保管形態、出庫形態あるいは配送
形態は、大型ケース形態と、中型ケース形態と、各物品
とした単一形態とのいずれか、あるいはこれらの任意の
組み合わせである。
【0051】大型ケース形態は、通常は段ボールなどの
ケースごと保管する形態であって、大型ケース用コンベ
ア43上を搬送する。
【0052】中型ケース形態は、段ボールなどから物品
Pの小箱として保管する形態であって、中型物品取出し
用コンベア44上を搬送する間に大型ケースから解梱し
てあるいは保管形態がこの中型ケース形態であれば、そ
のまま通過させる。
【0053】単一形態は、小箱から各物品Pを取り出し
て単品とした形態であって、単一形態物品取出し用コン
ベア45上を搬送する間に大型ケースもしくは中型ケー
スから解梱してあるいは保管形態がこの単一形態であれ
ば、そのまま通過させる。
【0054】なお、出庫ホームポジション41の出庫コ
ンベア42が、大型ケース用コンベア43、中型物品取
出し用コンベア44、および単一形態物品取出し用コン
ベア45に分岐する部分手前には、バーコードリーダー
46を設けてそれぞれの物品Pあるいは入出荷用パレッ
ト47(図5、後述)の光学読み取り可能なマーク(確
認用バーコード70)を読み取ることにより、通過する
物品Pを認識可能とするようになっている。
【0055】この物品ピッキングステーション24で
は、中央制御手段28に接続したターミナルのCRTな
ど解梱情報表示部48からの情報により保管形態の物品
Pを解梱して、必要な品種および数の物品Pをそれぞれ
必要な出庫形態とするように取り出して、あるいは可能
な場合には収納棚ユニット72を用いて配送形態に作成
して(後述)、次段の配送形態作成ステーション25に
おけるピッキング作業の準備となる作業を行う。
【0056】配送形態作成ステーション25は、物品ピ
ッキングステーション24の大型ケース用コンベア4
3、中型物品取出し用コンベア44および単一形態物品
取出し用コンベア45が合流する物品ピッキング用コン
ベア49を有し、出荷情報にしたがって物品Pを所定の
配送形態に作り上げるステーションである。
【0057】配送形態作成ステーション25では、中央
制御手段28に接続したターミナルのCRTなど出荷情
報表示部50からの情報により、物品ピッキング用コン
ベア49上の物品Pから必要な種類の物品Pを必要な数
だけ出荷用カート51(図10、後述)にピッキングす
るものである。
【0058】なお、物品ピッキング用コンベア49に沿
って上記バーコードリーダー46を設けることにより、
それぞれの物品Pあるいは入出荷用パレット47の確認
用バーコード70を読み取ることにより、通過する物品
Pを認識可能とするようになっている。
【0059】この配送形態作成ステーション25で配送
形態とした物品Pは、再搬入手段26により自動倉庫2
1に再度入庫(再度一時保管)するものと、ただちに出
荷するものとがある。
【0060】物品Pを再入庫する場合には、再入庫デー
タ入力部52によりデータ入力したのち、再入庫コンベ
ア53を介して物品ピッキング用コンベア49および再
搬入手段26に送る。
【0061】物品Pをただちに出荷する場合には、出荷
データ入力部54によりデータ入力したのち、エレベー
ター用出荷コンベア55を介してエレベーター30によ
り一階部分の搬出手段27あるいは仮置きエリア40部
分に出荷用カート51ごと搬送する。
【0062】再搬入手段26は、図2に示すように、配
送形態の物品Pを自動倉庫21に再度一時保管するよう
に自動倉庫21に再搬入するもので、再搬入コンベア5
6と、自動倉庫21の立体倉庫棚31に接続した再搬入
ホームポジション57と、方向転換機38とを有する。
【0063】搬出手段27は、図1に示すように、出荷
トラックT2が到着して出荷可能となったときに自動倉
庫21から配送形態の物品Pを搬出するもので、図1に
示すように、自動倉庫21の立体倉庫棚31に接続した
出荷ホームポジション58と、出荷コンベア59と、方
向転換機38とを有する。
【0064】出荷情報確認手段16は、この配送形態の
物品Pの出荷情報を出荷ステーション4において確認す
るもので、出荷情報確認ののちトラックヤード29のト
ラックヤード入出荷コンベア33から配送形態の物品P
を出荷トラックT2に積み込んで出荷する。なお、物品
Pを出荷したのち入出荷用パレット47は横行コンベア
34上を搬送されて自動倉庫21の立体倉庫棚31の所
定棚あるいは物品ピッキングステーション24などに保
管あるいは供給される。
【0065】さらに中央制御手段28は、入荷情報確認
手段5、搬入手段22、自動倉庫21、出庫手段23、
物品ピッキングステーション24、配送形態作成ステー
ション25、再搬入手段26、搬出手段27および出荷
情報確認手段16および付属の各種機器をそれぞれ制御
するものである。
【0066】図4は、中央制御手段28の接続構成を示
す説明図で、電話回線などを介しユーザー側コンピュー
ター60およびメーカー側コンピューター61とこの中
央制御手段28とを接続することによって、ユーザー側
コンピューター60からの受注内容にもとづきメーカー
側コンピューター61に発注可能としてある。
【0067】中央制御手段28には、入荷および出荷作
業のスケジュールおよび配送作業の管理などの管理を行
う物流系コンピューター62を接続し、この物流系コン
ピューター62には入力端末63および出力端末64を
接続してある。
【0068】物流系コンピューター62には、LANそ
の他の伝送系65を介して、スタッカークレーンコント
ローラー66、コンベアコントローラー67、ステーシ
ョンコントローラー68、入荷情報確認手段5、出荷情
報確認手段16、解梱情報表示部48および出荷情報表
示部50を接続してある。
【0069】スタッカークレーンコントローラー66に
は、自動倉庫21のスタッカークレーン32を接続す
る。
【0070】コンベアコントローラー67には、搬入手
段22、出庫手段23、再搬入手段26および搬出手段
27のそれぞれのコンベアおよび駆動モーターあるいは
リミットスイッチなどを接続する。
【0071】ステーションコントローラー68に、バー
コードステーション69を介してバーコードリーダー4
6を接続するとともに、物品ピッキングステーション2
4およびその再入庫データ入力部52、ならびに配送形
態作成ステーション25およびその出荷データ入力部5
4などを接続する。
【0072】つぎに、物品Pを配送センターシステム2
0内で搬送処理するための入出荷用パレット47および
付属品について図5ないし図14にもとづき説明する。
図5は、入出荷用パレット47の斜視図であって、所定
の容量および重量の物品Pを載置可能としてあるととも
に、その側面に確認用バーコード70を付し、かつ隅部
四カ所に収納棚ユニット用支柱金具71を設けてある。
【0073】図6は、収納棚ユニット72の枠ユニット
73を示す斜視図、図7は収納棚ユニット72の棚板ユ
ニット74を示す斜視図であって、枠ユニット73は、
棚支柱75と、落下防止ネット76と、回転自在な接ぎ
手77と、収納棚ユニット用支持金具71に上から係合
させる支柱下部パイプ78および支持用つば79とを有
する。
【0074】図8および図9に示すように、枠ユニット
73は回転自在な接ぎ手77の部分において折り畳み可
能であり、使用していない場合には、折り畳んだ状態で
棚板ユニット74、および入出荷用パレット47ととも
に自動倉庫21の立体倉庫棚31内に収納保管しておく
ことが可能である。
【0075】図10は、出荷用カート51の上に入出荷
用パレット47を載せた状態を示す斜視図であって、出
荷用カート51の平面「コ」字状のカート本体80を入
出荷用パレット47の下部に進入させ、これを載せて移
動可能である。
【0076】この出荷用カート51は、配送形態作成ス
テーション25において物品ピッキング用コンベア49
から入出荷用パレット47上の物品Pをピッキングして
配送形態とする際に使用するものである。
【0077】入出荷用パレット47および収納棚ユニッ
ト72を用いて物品Pを搭載する荷姿(配送形態)を図
11ないし図14に示す。図11は、物品Pを入出荷用
パレット47上に単純に大型ケース形態として段ボール
などのケースP1ごと搭載した状態を示す。
【0078】図12は、枠ユニット73に棚板ユニット
74を組み合わせ、段ボールP1と、中型ケース形態と
して段ボールなどから物品Pの小箱P2として搭載した
状態を示す。
【0079】図13は、単一形態として小箱から各物品
Pを取り出して単品P3として搭載した状態を示す。
【0080】なお図14に示すように、荷崩れしやすい
物品Pの場合には、収納棚ユニット72の中に単純に積
載してこれを収納するようにしてもよい。
【0081】また図15は、物品ピッキングステーショ
ン24、配送形態作成ステーション25および自動倉庫
21内の保管ないし処理状態、解梱情報表示部48によ
る表示内容の一例、ならびに出荷情報表示部50による
表示内容の一例を図式的に示した概略説明図で、図16
は、物品ピッキングステーション24および配送形態作
成ステーション25の部分を図式的に示した概略斜視図
であって、物品ピッキングステーション24において解
梱情報表示部48を見て、段ボール箱からどの種類の物
品PをケースP1ごとか、小箱P2を何個、あるいは単
品P3を何個などという指示内容にしたがって、物品P
を取り出し、入出荷用パレット47および収納棚ユニッ
ト72に載置する。
【0082】さらに、配送形態作成ステーション25の
出荷情報表示部50による表示内容にしたがって、最終
配送形態に仕分け、出荷用カート51に入出荷用パレッ
ト47ごと載置して、既述のように再入庫コンベア53
あるいはエレベーター用出荷コンベア55に入出荷用パ
レット47から上の配送形態の物品Pを移載して自動倉
庫21に再度一時保管(出荷前一時保管)するかあるい
は直接出荷手段27に搬送する。
【0083】なお、解梱情報表示部48および出荷情報
表示部50による表示内容の作業要求には、再度一時保
管するかあるいは直ちに出荷するかなどの指示を表すも
のとする。
【0084】図17は、物品ピッキングステーション2
4部分の概略斜視図であって、図示のように、物品ピッ
キングステーション24の部分において中型物品取出し
用コンベア44および単一形態物品取出し用コンベア4
5との間の取出し作業スペース81に補助コンベア82
を設けることにより、この取出し作業スペース81にお
ける作業を容易化することもできる。
【0085】こうした構成の配送センターシステム20
において、作業員は基本的には、入荷ステーション3、
出荷ステーション4、物品ピッキングステーション24
および配送形態作成ステーション25など所定の固定ス
テーション、あるいは必要に応じた要所に位置している
だけであり、処理すべき物品が各種の搬送手段によりそ
の前に供給され、解梱情報表示部48および出荷情報表
示部50による表示内容の指示にしたがって、物品Pを
処理すればよいので、従来の配送センターシステム1
(図18、図19)のように平置き保管スペース10お
よび棚保管スペース11内を物品Pを探しながら歩き回
るという非能率的な作業を行う必要がない。
【0086】さらに、自動倉庫21には物品Pを各種の
形態でとにかく保管しておくだけであり、出荷情報によ
り出庫ないし出荷の必要が生じたときに物品ピッキング
ステーション24および配送形態作成ステーション25
に物品Pを出庫すればよいので、従来の配送センターシ
ステム1のように保管スペースと、取出しおよびピッキ
ング作業スペースとが混在するということがなく、保管
エリアを効率的に利用可能である。
【0087】また、確認用バーコード70を付した入出
荷用パレット47に同一品種の物品Pを載せて搬送およ
び各種の処理を行うようにしたので、入荷、保管、出
庫、再度一時保管、および出荷という一連の作業手順の
情報管理を系統的に行うことが可能となり、情報処理を
含めた配送センターシステム全体として設備およびその
費用を低く抑えることができる。
【0088】なおまた、物品ピッキングステーション2
4において大型ケース用コンベア43、中型物品取出し
用コンベア44および単一形態物品取出し用コンベア4
5と分岐したコンベアに物品Pを搬送するようにしたの
で、単純な物品Pの一群から所望の大型ケース形態P
1、中型ケース形態P2、単一形態P3などを取り出
し、配送形態に作成することができ、作業能率を向上さ
せることができる。
【0089】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、自動倉庫
と、入荷ステーションおよび出荷ステーションと、物品
ピッキングステーションおよび配送形態作成ステーショ
ンとを各種コンベアなどにより物品が循環することがで
きるように接続し、保管スペースとピッキング作業など
の処理スペースとを分離することとしたので、作業能率
および保管効率を向上させることができるとともに、従
来のような広い設備スペースを必要とすることなく、コ
ストを低減して実施可能である。
【0090】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による配送センターシステム
20の一階部分の平面図である。
【図2】同、配送センターシステム20の二階以上部分
の平面図である。
【図3】同、配送センターシステム20の縦断面図であ
る。
【図4】同、中央制御手段28の接続構成を示す説明図
である。
【図5】同、入出荷用パレット47の斜視図である。
【図6】同、収納棚ユニット72の枠ユニット73を示
す斜視図である。
【図7】同、収納棚ユニット72の棚板ユニット74を
示す斜視図である。
【図8】同、枠ユニット73の概略平面図である。
【図9】同、枠ユニット73を回転自在な接ぎ手77の
部分において折り畳んだ状態の概略平面図である。
【図10】同、出荷用カート51の上に入出荷用パレッ
ト47を載せた状態を示す斜視図である。
【図11】同、物品Pを入出荷用パレット47上に単純
に大型ケース形態として段ボールなどのケースP1ごと
搭載した状態を示す正面図である。
【図12】同、枠ユニット73に棚板ユニット74を組
み合わせ、段ボールP1と、中型ケース形態として段ボ
ールなどから物品Pの小箱P2として搭載した状態を示
す正面図である。
【図13】同、単一形態として小箱から各物品Pを取り
出して単品P3として搭載した状態を示す正面図であ
る。
【図14】同、荷崩れしやすい物品Pを収納棚ユニット
72の中に単純に積載してこれを収納した状態を示す正
面図である。
【図15】同、物品ピッキングステーション24、配送
形態作成ステーション25および自動倉庫21内の保管
ないし処理状態、解梱情報表示部48による表示内容の
一例、ならびに出荷情報表示部50による表示内容の一
例を図式的に示した概略説明図である。
【図16】同、物品ピッキングステーション24および
配送形態作成ステーション25の部分を図式的に示した
概略斜視図である。
【図17】同、補助コンベア82を設けた物品ピッキン
グステーション24部分の概略斜視図である。
【図18】従来の配送センターシステム1の一階部分を
上方から見た斜視図である。
【図19】同、二階部分を上方から見た斜視図である。
【符号の説明】
1 配送センターシステム 2 建て屋 3 入荷ステーション 4 出荷ステーション 5 入荷情報確認手段 6 搬入コンベア 7 大型商品保管エリア 8 パレットによる保管棚 9 保管ステーション 10 平置き保管スペース 11 棚保管スペース 12 搬出コンベア 13 仕分け配送ステーション 14 自動計算手段 15 仕分け装置 16 出荷情報確認手段 17 中央制御手段 20 配送センターシステム 21 自動倉庫 22 搬入手段 23 出庫手段 24 物品ピッキングステーション 25 配送形態作成ステーション 26 再搬入手段 27 搬出手段 28 中央制御手段 29 トラックヤード 30 エレベーター 31 立体倉庫棚 32 スタッカークレーン 33 トラックヤード入出荷コンベア 34 横行コンベア 35 縦行コンベア 36 入荷ホームポジション 37 大物用コンベア 38 方向転換機 39 大物エリア 40 仮置きエリア 41 出庫ホームポジション 42 出庫コンベア 43 大型ケース用コンベア 44 中型物品取出し用コンベア 45 単一形態物品取出し用コンベア 46 バーコードリーダー 47 入出荷用パレット 48 解梱情報表示部 49 物品ピッキング用コンベア 50 出荷情報表示部 51 出荷用カート 52 再入庫データ入力部 53 再入庫コンベア 54 出荷データ入力部 55 エレベーター用出荷コンベア 56 再搬入コンベア 57 再搬入ホームポジション 58 出荷ホームポジション 59 出荷コンベア 60 ユーザー側コンピューター 61 メーカー側コンピューター 62 物流系コンピューター 63 入力端末 64 出力端末 65 LANその他の伝送系 66 スタッカークレーンコントローラー 67 コンベアコントローラー 68 ステーションコントローラー 69 バーコードステーション 70 確認用バーコード 71 収納棚ユニット用支持金具 72 収納棚ユニット 73 枠ユニット 74 棚板ユニット 75 棚支柱 76 落下防止ネット 77 回転自在な接ぎ手 78 支柱下部パイプ 79 支持用つば 80 平面「コ」字状のカート本体 81 中型物品取出し用コンベア44および単一形態物
品取出し用コンベア45との間の取出し作業スペース 82 補助コンベア P 商品などの物品 P1 大型ケース形態として段ボールなどのケース P2 中型ケース形態として段ボールなどから取り出し
た小箱 P3 単一形態として小箱から取り出した単品 T1 入荷トラック T2 出荷トラック

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を受け入れる入荷ステーション
    と、 この物品を保管する保管エリアと、 この物品を配送先に出荷する出荷ステーションと、を有
    するとともに、 前記物品の受発注データにもとづいてこれら物品の入
    荷、保管および出荷の処理ならびにその管理を行う配送
    センターシステムにおける物品の入出荷方法であって、 前記保管エリアを自動倉庫とするとともに、 前記入荷ステーションにおいて前記物品を受け入れる入
    荷工程と、 この入荷工程において受け入れた前記物品の入荷情報を
    確認する入荷情報確認工程と、 この物品を前記自動倉庫に所定の保管形態で一時保管す
    る入荷後一時保管工程と、 前記物品の出荷情報にもとづいて、前記自動倉庫から所
    定の物品をピッキングして、前記保管形態から所定の出
    庫形態とする物品ピッキング工程と、 前記出荷情報にしたがって前記物品を所定の配送形態に
    作り上げる配送形態作成工程と、 当該配送形態の物品の出荷情報を確認する出荷情報確認
    工程と、 この出荷情報を確認済みの物品を前記出荷ステーション
    から出荷する出荷工程と、 を有することを特徴とする配送センターシステムにおけ
    る物品の入出荷方法。
  2. 【請求項2】 物品を受け入れる入荷ステーション
    と、 この物品を保管する保管エリアと、 この物品を配送先に出荷する出荷ステーションと、を有
    するとともに、 前記物品の受発注データにもとづいてこれら物品の入
    荷、保管および出荷の処理ならびにその管理を行う配送
    センターシステムにおける物品の入出荷方法であって、 前記保管エリアを自動倉庫とするとともに、 前記入荷ステーションにおいて前記物品を受け入れる入
    荷工程と、 この入荷工程において受け入れた前記物品の入荷情報を
    確認する入荷情報確認工程と、 この物品を前記自動倉庫に所定の保管形態で一時保管す
    る入荷後一時保管工程と、 前記物品の出荷情報にもとづいて、前記自動倉庫から所
    定の物品をピッキングして、前記保管形態から所定の出
    庫形態とする物品ピッキング工程と、 前記出荷情報にしたがって前記物品を所定の配送形態に
    作り上げる配送形態作成工程と、 この配送形態の前記物品を前記自動倉庫に再度一時保管
    する出荷前一時保管工程と、 出荷可能となったときに、この自動倉庫から当該配送形
    態の物品を出庫する出庫工程と、 この出庫工程における当該配送形態の物品の出荷情報を
    確認する出荷情報確認工程と、 この出荷情報を確認済みの物品を前記出荷ステーション
    から出荷する出荷工程と、 を有することを特徴とする配送センターシステムにおけ
    る物品の入出荷方法。
  3. 【請求項3】 前記自動倉庫と、前記物品ピッキング
    工程を行う物品ピッキングステーションと、配送形態作
    成工程を行う配送形態作成ステーションとの間を前記物
    品が順に循環して移送されるようにしたことを特徴とす
    る請求項2記載の配送センターシステムにおける物品の
    入出荷方法。
  4. 【請求項4】 前記自動倉庫は、前記物品を立体的に
    保管可能であることを特徴とする請求項1あるいは請求
    項2記載の配送センターシステムにおける物品の入出荷
    方法。
  5. 【請求項5】 前記入荷した物品は、これを入出荷用
    パレット上に載置して保管するとともに、 前記各工程においてこの入出荷用パレット上に載置した
    状態で前記物品を処理することを特徴とする請求項1あ
    るいは請求項2記載の配送センターシステムにおける物
    品の入出荷方法。
  6. 【請求項6】 前記入出荷用パレットには、光学読み
    取り可能なマークを付してあることを特徴とする請求項
    5記載の配送センターシステムにおける物品の入出荷方
    法。
  7. 【請求項7】 前記入出荷用パレットには、同一品種
    の前記物品を載置することを特徴とする請求項5記載の
    配送センターシステムにおける物品の入出荷方法。
  8. 【請求項8】 前記入出荷用パレットごとに、前記物
    品の商品コードを管理することを特徴とする請求項5記
    載の配送センターシステムにおける物品の入出荷方法。
  9. 【請求項9】 前記入出荷用パレットと組み合わせて
    前記物品を収容可能な収納棚ユニットを設けたことを特
    徴とする請求項5記載の配送センターシステムにおける
    物品の入出荷方法。
  10. 【請求項10】 前記入出荷用パレットおよび収納棚
    ユニットは、これを前記自動倉庫に保管するとともに、
    必要に応じて取り出して用いることを特徴とする請求項
    5あるいは請求項9記載の配送センターシステムにおけ
    る物品の入出荷方法。
  11. 【請求項11】 前記物品の前記保管形態、出庫形態
    あるいは配送形態は、 大型ケース形態、中型ケース形態もしくは各物品とした
    単一形態のいずれか、 あるいはこれらの任意の組み合わせ、であることを特徴
    とする請求項1あるいは請求項2記載の配送センターシ
    ステムにおける物品の入出荷方法。
  12. 【請求項12】 物品を受け入れる入荷ステーション
    と、 この物品を保管する保管エリアと、 この物品を配送先に出荷する出荷ステーションと、を有
    するとともに、 前記物品の受発注データにもとづいてこれら物品の入
    荷、保管および出荷の処理ならびにその管理を行う配送
    センターシステムであって、 前記保管エリアを自動倉庫とするとともに、 前記入荷ステーションにおいて前記物品の入荷情報を確
    認する入荷情報確認手段と、 この物品を前記自動倉庫に所定の保管形態で一時保管す
    るように該自動倉庫に搬入する搬入手段と、 前記物品の出荷情報にもとづいて、前記自動倉庫から所
    定の物品を出庫する出庫手段と、 この出庫した物品を、前記保管形態から所定の出庫形態
    とする物品ピッキングステーションと、 前記出荷情報にしたがって前記物品を所定の配送形態に
    作り上げる配送形態作成ステーションと、 この配送形態の前記物品を前記自動倉庫に再度一時保管
    するように該自動倉庫に再搬入する再搬入手段と、 出荷可能となったときにこの自動倉庫から当該配送形態
    の物品を搬出する搬出手段と、 この配送形態の物品の出荷情報を前記出荷ステーション
    において確認する出荷情報確認手段と、 前記自動倉庫、入荷情報確認手段、搬入手段、出庫手
    段、物品ピッキングステーション、配送形態作成ステー
    ション、再搬入手段、搬出手段および出荷情報確認手段
    をそれぞれ制御する中央制御手段と、 を有することを特徴とする配送センターシステム。
  13. 【請求項13】 前記自動倉庫と、物品ピッキングス
    テーションと、配送形態作成ステーションとの間を前記
    物品が順に循環して移送されるようにしたことを特徴と
    する請求項12記載の配送センターシステム。
  14. 【請求項14】 前記自動倉庫は、前記物品を立体的
    に保管可能であることを特徴とする請求項12記載の配
    送センターシステム。
  15. 【請求項15】 前記自動倉庫は、前記物品を立体的
    に保管可能であるとともに、 前記物品ピッキングステーションおよび配送形態作成ス
    テーションを各階に設けて、エレベーターにより接続可
    能とし、 前記自動倉庫から所定階の前記物品ピッキングステーシ
    ョンに前記物品を出庫可能としたことを特徴とする請求
    項12記載の配送センターシステム。
  16. 【請求項16】 前記入荷した物品は、これを入出荷
    用パレット上に載置して保管するとともに、 前記各工程においてこの入出荷用パレット上に載置した
    状態で前記物品を処理することを特徴とする請求項12
    記載の配送センターシステム。
  17. 【請求項17】 前記入出荷用パレットには、光学読
    み取り可能なマークを付してあることを特徴とする請求
    項16記載の配送センターシステム。
  18. 【請求項18】 前記入出荷用パレットには、同一品
    種の前記物品を載置することを特徴とする請求項16記
    載の配送センターシステム。
  19. 【請求項19】 前記入出荷用パレットごとに、前記
    物品の商品コードを管理することを特徴とする請求項1
    6記載の配送センターシステム。
  20. 【請求項20】 前記入出荷用パレットと組み合わせ
    て前記物品を収容可能な収納棚ユニットを設けたことを
    特徴とする請求項16記載の配送センターシステム。
  21. 【請求項21】 前記入出荷用パレットおよび収納棚
    ユニットは、これを前記自動倉庫に保管するとともに、
    必要に応じて取り出して用いることを特徴とする請求項
    16あるいは請求項20記載の配送センターシステム。
  22. 【請求項22】 前記物品の前記保管形態、出庫形態
    あるいは配送形態は、 大型ケース形態、中型ケース形態もしくは各物品とした
    単一形態のいずれか、 あるいはこれらの任意の組み合わせ、であることを特徴
    とする請求項12記載の配送センターシステム。
  23. 【請求項23】 前記入荷ステーション、自動倉庫、
    出荷ステーション、搬入手段、物品ピッキングステーシ
    ョン、配送形態作成ステーション、再搬入手段および搬
    出手段のそれぞれをコンベアラインにより互いに接続し
    たことを特徴とする請求項12記載の配送センターシス
    テム。
  24. 【請求項24】 前記物品ピッキングステーションに
    は、前記物品の取出し情報表示手段を設けたことを特徴
    とする請求項12記載の配送センターシステム。
  25. 【請求項25】 前記配送形態作成ステーションに
    は、前記物品の配送形態作成情報表示手段を設けたこと
    を特徴とする請求項12記載の配送センターシステム。
  26. 【請求項26】 前記物品ピッキングステーションに
    は、三種の分岐コンベアを設けたことを特徴とする請求
    項12記載の配送センターシステム。
  27. 【請求項27】 前記三種の分岐コンベアは、これを
    前記配送形態作成ステーションの上流側で合流させたこ
    とを特徴とする請求項26記載の配送センターシステ
    ム。
  28. 【請求項28】 前記三種の分岐コンベアは、それぞ
    れを大型ケースピッキングライン、中型ケースへの解梱
    ラインおよび前記各物品の単一形態への解梱ラインとす
    ることを特徴とする請求項26記載の配送センターシス
    テム。
  29. 【請求項29】 前記三種の分岐コンベアにおいて、
    前記入出荷用パレットと組み合わせて前記物品を収容可
    能な収納棚ユニットを用いて品揃えを行うことを特徴と
    する請求項26記載の配送センターシステム。
JP5110494A 1994-02-25 1994-02-25 配送センターシステムにおける物品の入出荷方法および配送センターシステム Pending JPH07237715A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002154620A (ja) * 2000-11-20 2002-05-28 Murata Mach Ltd 配送センター
JP2006347668A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd 物品配送仕分けシステム
JP2019202878A (ja) * 2018-05-25 2019-11-28 ニッスイ・エンジニアリング株式会社 物品収納設備

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