JPS6242B2 - - Google Patents

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JPS6242B2
JPS6242B2 JP21257382A JP21257382A JPS6242B2 JP S6242 B2 JPS6242 B2 JP S6242B2 JP 21257382 A JP21257382 A JP 21257382A JP 21257382 A JP21257382 A JP 21257382A JP S6242 B2 JPS6242 B2 JP S6242B2
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JP21257382A
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Shigeru Sakamoto
Toshiharu Ishii
Hironari Tazaki
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Taisei Corp
Chiyoda Corp
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Taisei Corp
Chiyoda Corp
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Publication date
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Publication of JPS59102704A publication Critical patent/JPS59102704A/ja
Publication of JPS6242B2 publication Critical patent/JPS6242B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G1/00Storing articles, individually or in orderly arrangement, in warehouses or magazines
    • B65G1/02Storage devices
    • B65G1/04Storage devices mechanical
    • B65G1/137Storage devices mechanical with arrangements or automatic control means for selecting which articles are to be removed
    • B65G1/1371Storage devices mechanical with arrangements or automatic control means for selecting which articles are to be removed with data records

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、物品等(食糧品、産業機器等、貯
蔵可能な物を意味する)の貯蔵庫(この明細書で
は、貯蔵の概念は、単なる貯蔵と、この他保管の
概念も意味する広義のものとして取扱う)におけ
る管理装置に関する。
その概要は、物品等の貯蔵庫における貯蔵位置
に対応して、カード(表示部材)をセツトできる
場所を具える表示器を設け、物品等に対応するカ
ード(表示部材)をこの表示器の所定の場所にセ
ツトすることにより、貯蔵される物品等又は貯蔵
した物品等の貯蔵状態を表示するとともに、前記
表示器のセツト位置には、所定の番地付けがなさ
れていて、この番地を入力することにより、貯蔵
庫の対応する貯蔵位置に物品等を搬入するか、或
いは、その貯蔵位置から、貯蔵されている物品等
を搬出する、このような物品等の貯蔵庫における
管理装置である。
〔従来の技術〕
従来、物品等の貯蔵庫にあつては、庫内に作業
員が入室して、貯蔵物品等の在庫状況やその貯蔵
状態、例えば、荷物の量、位置、種類、庫内自動
機械の点検、運転状況、ポジシヨン確認等につい
て監視していたが、最近では、庫内に作業員が入
室しないでも済む、いわゆる自動倉庫が多くなつ
て来ている。すなわち、庫内の荷役の自動化が進
むにつれて、また、貯蔵庫自体が大型化するにつ
れて、物品等の移送を制御する各種の制御装置と
か、監視用各種装置等が庫外に配置されて来るよ
うになり、これにより、貯蔵庫の在庫管理や監
視、そして物品等の入庫、出庫の操作が、特に、
遠隔操作により行われるようになつてきている。
ところで、貯蔵庫としては、物品等の貯蔵スペ
ースをできるだけ広くすることが望まれており、
この要望に応えるために、本出願人は、天井クレ
ーンのような移送装置で物品等を吊り下げて移送
して所定に配列された複数の貯蔵位置に物品等を
積重ねて貯蔵し、しかも最上段の物品等と移送装
置との間の間隔を狭くして、貯蔵スペースを広く
するようにした貯蔵庫を提案した。かかる貯蔵庫
においては、最上段に物品等を載置しないように
した少なくとも1つの搬送路を確保し、この搬送
路に沿つて移送装置を移動させるとともに、搬送
路から外れる貯蔵位置については、最上段の貯蔵
位置を横切つて移送装置を移送させることによ
り、所望の貯蔵位置に物品等を搬入し、又は所望
の貯蔵位置から物品等を搬出する。このとき、物
品等を吊り下げた移送装置の移送通路に当たる最
上段の貯蔵位置に他の物品等が貯蔵されていると
きには、この他の物品等を移送装置の移送通路を
確保するために、待避させる荷繰り操作を行う必
要がある。
このような物品等の搬入出時に荷繰り操作を伴
う貯蔵庫にあつては、一般に、荷繰り操作を行う
ために、最上段に貯蔵した物品等の配置状態を記
憶する必要があり、制御用又は、監視用の各種装
置は、電子計算機及びその周辺機器、関連機器、
装置を用いたシステムとして構成されるものが多
い。
このシステムは、必要な情報として、例えば、
荷の種類、ロツト、荷主、入庫年月日、出庫予定
年月日、在席位置等を記憶しておき、必要に応じ
て、所定の処理をして、必要な情報を出力して、
識別し、また、これを利用して、さらに、目的と
する所定の処理をするのが一般的である。この場
合、制御用又は、監視用の各種装置に対するオペ
レータ(操作者)の作業能率は、その対象である
装置の仕様により、大きく左右される場合も多
い。しかも、その作業には、特別な知識を必要と
し、誰でもという訳にはいかず、取扱が面倒であ
る欠点がある。
さらに、このように電子計算機及びその周辺機
器、関連機器、装置を用いて構成される制御用又
は、監視用の各種装置は、多品種の物品等を貯蔵
する場合、その情報量が膨大になり、記憶容量の
大きな電子計算機が必要となり、経済的に不利益
となるばかりではなく、故障や、停電、電圧の変
化等のいわゆる外乱に弱く、特別に、記憶情報の
保護が必要となる欠点がある。
また、万一、その情報の記憶が消失してしまつ
たような場合には、庫内の膨大な情報を、改めて
調査して記憶しなければならなくなるという不具
合も残つている。
ところが、上記貯蔵庫は、もともと、作業員が
作業する余裕をもつて設計されておらず、庫内の
環境も、貯蔵する物が、例えば、食糧品のような
ものでは、低温状態の場合もあり、また、ときに
は、高温とか、加圧状態のものさえある。したが
つて、その調査が不可能なときさえ生じ、万全を
期すことが出来ないという問題が残されている。
上記貯蔵庫の欠点、不具合、問題等を解決する
ために、従来、実開昭50−138788号公報に記載さ
れている庫内荷物管理装置が提案されている。
この従来例は、品種、数量等の表示が可能な台
座にゴム磁石を貼りつけたパレツトスイツチと、
該パレツトスイツチの磁力により作動する検出器
および該検出器の作動により荷役自動機械を制御
し得る制御回路を一体化した設定器とを備えた構
成を有し、パレツトスイツチのセツト状態により
倉庫内の荷物の管理が容易であり、庫内荷役機械
への制御情報指令は設定ボード上でパレツトスイ
ツチを移動するだけでよく、操作が極めて簡単で
ある等の利点を有する。
〔発明が解決しようとしている問題点〕 しかしながら、上記従来の庫内荷物管理装置に
あつては、パレツトスイツチと、その装着を検出
する検出器とによつて荷物の搬入出を制御する制
御指令を出力するように構成されているため、自
動倉庫内に格納されている荷物とその格能位置と
の対応関係(ロケーシヨン)を設定ボード上のパ
レツトスイツチによつて視認することはできる
が、パレツトスイツチは、荷役自動機械の搬送路
の確保とは無関係に装着可能であるので、荷繰り
操作に対して何等考慮されておらず、荷繰り操作
を行うための指令を発することはできず、荷役自
動機械による物品の移送時に障害となる物品があ
るときには、荷役自動機械の制御装置によつて障
害となる物品を退避させる荷繰り操作を自動的に
行う必要があり、そのために物品の配置関係を記
憶する必要が生じて制御装置の負担が大きくな
り、大型の電子計算機を必要とする問題点があつ
た。
そこで、この発明は、このような従来技術の問
題点にかんがみてなされたものであつて、前記従
来技術の問題点を除去するとともに、表示器で荷
繰り操作の必要性を認識して、所定の荷繰り操作
の指令を発することにより、移送装置の制御系を
簡易化することができる物品等の貯蔵庫における
管理装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
以上のような目的を達成するために、この発明
は、後述実施例及び添付図面に示す如く、所定に
配列された複数の貯蔵位置(例えば、11C,2
1C,………,n1C,11B,21B,……
…,n1B,11A,21A,………,n1A)
に物品等(例えば、荷物34)を積重ねて貯蔵
し、該貯蔵位置に対して物品等(荷物34)を搬
入出する際に搬送路上に位置する物品等(荷物3
4)を待避させる荷繰り操作を行うようにした物
品等の貯蔵庫1において、移送指令に応じて予め
設定された所定の搬送路を通つて物品等を移送す
る移送装置3と、貯蔵される物品等(荷物34)
又は貯蔵された物品等(荷物34)に対応する表
示部材(カード5)と、所定の番地付けのもと
に、前記貯蔵位置(11C,21C,………,n
1C,11B,21B,………,n1B,11
A,21A,………,n1A)に対応する配列で
前記表示部材(カード5)が置かれるセツト位置
(例えば、411,421,………,4nn,A,
B,C等)を具えていて、前記貯蔵される物品等
(荷物34)又は貯蔵された物品等(荷物34)
の貯蔵位置に対応する前記セツト位置(例えば、
411,421,………,4nn,A,B,C
等)に前記表示部材(カード5)を前記搬送路に
対応する側からのみ挿脱可能な表示器41と、搬
入信号、搬出信号及び荷繰り信号のうちいずれか
を選択的に発生する(例えば、入庫スイツチ6
1、出庫スイツチ62、荷繰りスイツチ67)と
ともに、前記表示器41の任意の番地を入力する
複数のキー(例えば、X1,X2,………,
Xn,Y1,Y2,………,Yn)を具えていて、
入力されたキーに応じて、その番地信号を発生
し、これに応じて前記移送装置3に対する移送指
令を出力する入力装置(番地入力器42、操作パ
ネル部60)とを備えたことを特徴とする。
〔作用〕
この発明においては、貯蔵庫内の貯蔵物品等に
関する情報が表示部材という物理的な物により表
示されて、しかも貯蔵庫内の貯蔵物品等と対応し
て、表示器の対応位置に記憶されることになるこ
とから、一目で、貯蔵庫の状態が分かり、しかも
物品等の搬入出を行う場合に、表示器における表
示部材の挿脱が搬送路に対応する側でのみ行うこ
とが可能であるので、その間に他の貯蔵物品が置
いてあつて障害となるときには、これに対応した
表示部材が置いてあり、この表示部材に対応する
貯蔵物品等を荷繰り操作する必要があることを判
知することができ、その荷繰り操作を行つた後に
所望の物品等の搬入出を行う。その結果、荷繰り
操作を行つた場合の表示器と貯蔵庫に貯蔵されて
いる物品等との対応関係を確実にとることができ
るとともに、移送装置の制御装置で自動的に荷繰
り操作の管理を行う必要がなく、その制御装置を
極めて簡易化することができる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例について、図面を参照
して詳細に説明する。
第1図は、この発明を適用した一実施例である
貯蔵庫の管理装置1の概要ブロツク図である。
ここで、表示装置4は、表示器41と番地入力
器42とからなり、これらは、表示装置4に、そ
れぞれ組み込まれている。ここに、表示器41
は、貯蔵情報を記憶する記憶器の役割を果たすも
のであつて、所定の番地付けのもとに、貯蔵庫2
の各貯蔵位置に対応する配列でカード5を置ける
セツト位置を備えている。そして貯蔵荷物の入、
出庫年月日、その種類、内容等を、カード5をも
つて記憶する。一方、番地入力器42は、入力装
置の一部を構成するものであつて、番地対応のキ
ースイツチを具えていて、指定番地信号を制御装
置6に供給する。
制御装置6は、入、出庫指令信号キー、荷繰り
指令信号キー等を有していて、表示器4からの指
定番地信号を受けて、指定された番地に対応する
貯蔵位置まで、移送装置3を駆動する。そして、
入、出庫指令信号キーの押下に応じて、その貯蔵
位置に荷物を搬入するか、或いはその番地に対応
する貯蔵位置に貯蔵されている荷物をその貯蔵位
置から搬出する制御をするとともに、荷繰り指令
信号キーの押下に応じて搬入出の際に、障害とな
る荷物を待避させる。
なお、ここでは、入、出庫指令信号キー及び荷
繰り指令信号キーと番地入力器42とが分割され
て配置されて、入力装置を構成している。
一方、移送装置3は、荷物の所定位置への移動
と、その位置への積み下ろし及び、その位置から
の荷物の吊り上げを行うものである。
以下、各装置の構成を詳細に説明する。
移送装置3は、貯蔵庫2の天井側に設置された
搬送装置移動用のレール30と、このレール上を
移動する搬送機31とを具えている。搬送機31
は、フツク32を有していて、このフツク32に
より、フレーム33の上部を係止して、フレーム
33を介して、これに収納された荷物34を吊
り、貯蔵庫2の所定の位置まで荷物34を移動し
て、そこへセツトする。なお、搬送機31は、本
体が上下に2分割されて、その下側にあるフツク
32取付け側がワイヤーロープ等で上側と接続さ
れていて、上下移動できる構造を採つている。ま
た、搬送機31は、第1図の図面垂直方向にも移
動可能になつている。これは、レール30自体を
前後移動する機構(図示せず)によりなされる。
貯蔵庫2は、所定に配列された複数の貯蔵位置
が設けられていて、図では、この貯蔵位置の一部
分である、あるブロツクの前面側貯蔵位置11
C,21C,………,n1C,11B,21B,
………,n1B,11A,21A,………,n1
Aが示されている。したがつて、その奥側にも貯
蔵位置が同様に、12C,22C,………,nnA
(ただし、nは正の整数)として設けられてい
て、さらに、これと同様な構成のブロツクが、他
にも多数設けられている。
なお、ここに、A,B,Cは、それぞれ、一段
目、二段目、三段目と積み重なつた貯蔵位置を示
している。また、貯蔵位置を示す数字の第1番目
は、前面側から奥に向かつての位置の順序付け
を、そして、第2番目は、図面右側から左側に向
かつての位置の順序付けをそれぞれ意味している 表示器41は、貯蔵位置11C,21C,……
…n1C,11B,21B,………n1B,11
A,21A,………n1A,12C,22C,…
……,nnAに対応して配列された表示部材5のセ
ツト位置411,………421………4nnを具
えていて、各セツト位置には、さらに、貯蔵位置
に対応して、それぞれ表示部材が三段に積み重ね
てセツトできる3つのセツト位置A,B,Cがあ
る。
ここで、番地入力器42は、配列されたセツト
位置の外側の周囲に、番地付けの数字を表示する
キースイツチ群として配置されている。そして、
キースイツチ群は、X1,X2,………,Xn、
からなる横方向(X方向)のスイツチと、Y1,
Y2,………,Yn、からなる縦方向(Y方向)
のスイツチとを有する。そして、その上には、貯
蔵位置を番地付けする番地番号が、X方向に、
1,2,………,n、Y方向に、1,2,……
…,nとして、付されている。なお、Y方向のキ
ー配列は、表示器41の中央部分に配置されてい
て、表示部分を2つに分けている。
ここに、X方向は、貯蔵庫2の貯蔵位置を示す
数字の第1番目に対応して、図面右側から左側に
向かつての位置の順序付けに一致している。ま
た、Y方向は、貯蔵位置を示す数字の第2番目の
相当して、前面側から奥に向かつての位置の順序
付けに一致している。ここで、貯蔵庫2は、レー
ル30を図面垂直方向に移動できるが、その方向
に沿つて、物品等を図面垂直方向に移送する搬送
路を有して、表示器41には、この搬送路の表示
に対応して、Y方向のスイツチY1,Y2,……
…,Ynが配置されている。なお、搬送路31
は、貯蔵庫1の天井側に設置されているので、こ
の輸送路の下側も貯蔵位置とすることができる。
特に、この搬送路下側の貯蔵位置は、最上段を除
く二段積みとして、その搬送路を確保して、貯蔵
庫1自体の利用率を高めている。
制御装置6は、入力操作パネル部60とマイク
ロプロセツサを主体とした処理部(図示せず)と
から構成されていて、入力操作パネル部60は、
入庫スイツチ61(スイツチIN)、出庫スイツチ
62(スイツチOUT)、番地表示器63、確認ス
イツチ64(スイツチS)、起動スイツチ65
(スイツチST)、ピツキングスイツチ66(スイ
ツチPIK)、荷繰りスイツチ67(スイツチ
TRF)及びリターンスイツチ68(RT)等を備
えている。
第2図は、前記表示器41の部分断面図であ
り、第3図Aは、この表示器41のセツト位置に
貯蔵される表示部材の一つの具体例であるカード
の説明図、第3図Bは、このカードを所定の貯蔵
位置にセツトする場合の説明図である。
第2図に示すものは、セツト位置A,B,Cに
対する説明図であつて、表示器41の上部から三
段目までのセツト位置部分の断面図であり、各段
のセツト位置には、それぞれ三枚のカード5がセ
ツトされている。
ここで、表示器41は、カードの移動を規制す
るスライド溝を具えたフレーム8を有していて、
傾斜した基台7にブラケツト71,72を介して
傾斜状態で取付けられている。フレーム8には、
カード5の貯蔵位置としてX、Y方向に配列され
たポケツト形の複数のセクシヨン81が形成され
ている。ここに、第2図に示すセクシヨン81
は、Y方向のキーに対応して、階段状に連続的に
接続されて形成された部分である。X方向の各キ
ー対しても、それに対応にして、横方向に複数の
セクシヨン81が連続的に接続されているもので
ある。ここに、X方向の各セクシヨン81は、仕
切板81aにより仕切られていて、仕切板81a
の高さは、最上段にセツトされたカード5の足の
部分が少しぶつかる程度までとなつている。ま
た、仕切板81aには、第3図Bに示す如く、カ
ード5を下段に案内するガイドレール81bが設
けられている。
ここで、フレーム8の各セクシヨン81には上
部に上溝82が形成さられていて、各セクシヨン
81の各上溝82は、各段ごとに、そのX方向の
各配列に対して連通している。この上溝82は、
カード5の幅より少し広い幅のものであり、カー
ド5をX方向にスライドさせて案内する役割を果
たすとともに、カード5の挿入方向を規制してい
る。
また、各セクシヨン81には仕切板81aで仕
切られる、ポケツト83が形成されていて、この
ポケツト83には、支持部材84,85が階段状
に、二段に突設されている。そこで、三枚のカー
ド5がポケツト83の底部、支持部材84,85
に支持されて、順次階段状にセツトされる。な
お、この場合、ポケツト83のほか、一段目にセ
ツトされたカード5の背面と支持部材84,8
5、そして、二段目にセツトされたカード5の背
面と支持部材85、フレーム8との間に、それぞ
れポケツト溝が形成される。すなわち、ポケツト
83以外は、カード5が下段に挿入されてはじめ
て、次の段のポケツト溝が形成されることにな
る。
ここで、一つ上のカード5は、これに設けられ
た摘み51(第3図A参照)を介して、一つ下の
カード5の上部に係止され、ポケツト83の底部
又は支持部材84,85に支承されて、保持され
ることになる。
ここに、カード5は、第3図Aに示す如く、摘
み51と記録紙セツト部52とを具える長方形状
の板状の部材である。
この記録紙セツト部52には、記録紙53が着
脱可能にセツトできるものである。さらに、カー
ド5には、切欠き溝54a,54bが摘み51の
下側に位置して、両側側面部に対称に設けられて
いる。第3図Bに見る如く、この切欠き溝54
a,54bが、それぞれ、仕切板81aに設けら
れたガイドレール81bに嵌合して、下段へと案
内される。なお、ガイドレール81bは、カード
5を上から直接挿入することを阻止し、規制する
役割を果たす。
ところで、記録紙53には、入庫年月日、出庫
予定年月日、荷物の種類、個数、その他の管理上
の事項等が記述される。
ここで、カード5の所定のセクシヨン81にお
ける所定の段、例えば、第1段目へのセツトの仕
方を説明する。
最上段のセツト位置は、搬送路に隣接する最初
のセツト位置の側面部が開口していて、搬送路側
と反対側に位置する最後のセツト位置の側面部が
閉じている。その結果、カード5は、この搬送路
側の最初のセツト位置にある開口から挿入される
ことになる。このとき、仕切板81aの先端部に
ぶつからないように、上溝82に嵌入させ、上へ
持ち上げて、X方向にスライドさせる。所定のセ
クシヨン81の位置まで、カード5をスライドさ
せたところで、こんどは、最上段から、下の段へ
とカード5を移動させる。この移動状態が第3図
Bに示すところである。
すなわち、摘み51を手前側に引いて下方に降
ろすと、カード5の切欠き溝54a,54bが、
それぞれ仕切板81aにあるガイドレール81b
嵌合して下段へと案内される。そこで、二段目又
は、さらに、一段目にカード5をセツトする。
カード5のセツトは、以上の如くであるが、こ
の場合、所定のセツト位置にカード5を直接挿入
しようとするとガスドレール81bが邪魔とな
り、カード5は、所定位置にセツトできないこと
になる。すなわち、荷物の移送と同様に、カード
5の装着は、搬送路側からのみしかできないこと
になる。さらに、カード5の取外し、移動も同様
である。すなわち、最上段の上溝82まで下段か
ら一旦持ち上げて、この溝に装着して、X方向に
スライドさせ、この上溝82を介して、搬送路側
に取り出すことになる。
このことは、荷物の搬送操作の手続きに一致す
るものである。
次に、貯蔵庫の管理装置1の動作を説明する。
まず、制御装置6の入力操作パネル部60上に
ある起動スイツチ65が押下されると、制御装置
6と搬送機31等が起動される。ここで、入庫す
べき荷物を、物品搬入位置として、その搬送路の
貯蔵庫前面側の所定場所、又は特定の貯蔵位置と
して指定された場所にセツトする。このときに
は、発送元として物品搬入位置の番地が操作パネ
ル部60上の番地表示器63に表示される。そこ
で、入庫スイツチ61を押下する。ここで、入庫
すべき荷物に対応する記事を記録紙53に記録し
てカード5にセツトし、カード5を、作成してお
く。
目的とする貯蔵位置に対応する場所に、このカ
ードを表示器41の搬送路側(Y方向スイツチ
側)から上溝82からスライドさせて挿入する。
その後、カード5をセツトしたアドレス位置に対
応するX方向、Y方向のスイツチを押下して、そ
のアドレスを入力する。このとき、このアドレス
は、番地表示器63に行先として表示される。こ
の入力したアドレス位置は、前記物品搬入位置の
番地に対応して、それぞれ表示される。
ここで、確認スイツチ64を押下すると、制御
装置6が搬送機31を制御して、荷物がセツトさ
れている貯蔵庫2の物品搬入位置まで搬送機31
を移動して、荷物をそこから吊り上げる。そし
て、搬送機31は、搬送路に沿つて移動して、入
力されたアドレスに対応する貯蔵位置まで移送し
て、そこで、荷物を降ろして貯蔵する。
なお、これらの入庫の手順は、順不同で操作し
ても動作するように、制御装置6が機能付けられ
ている。
ところで、表示器41は、カード5が搬送路側
からしか挿入出来ないような構造になつていて、
しかも、下にカード5がセツトされない限り、上
のカード5はセツトできない。このことは、搬送
路側からしか荷物が移送出来ないことを表してお
り、しかも、荷物を積み上げるには、下に荷物が
置かれてからでないと、出来ないことを表してい
る。
したがつて、カード5は、必然的に下から順次
積まれることになり、また、第三段目が空いてい
ない限り、それより奥にはスライドできない。こ
れは、荷物の貯蔵形態と一致する。ここに、カー
ド5を搬送路側から溝を通して、スライドして所
定の番地にカード5をセツトする場合に、途中
で、他のカード5がすでに三段目までセツトされ
ていれば、それが障害となつて現れる。これは、
障害となるカード5に対応する貯蔵位置に荷物が
すでに貯蔵されていて、荷物をあらたに搬入する
際に、これが邪魔となり、搬入出来ない状況を表
している。
その結果、このような場合には、その貯蔵位置
への搬入をやめるか、障害となる荷物を、一旦、
他の場所へ待避させる荷繰り操作を行う必要があ
る。このように、この表示器41は、カード5の
セツトの過程においても、貯蔵状態の管理ができ
るものである。
次に、出庫についてであるが、これは、まず、
入力操作パネル部60上の出庫スイツチ62を押
下する。出庫すべき荷物に対応するカード5を探
して、そのカード5のあるところのアドレスに対
応するX、Y方向のキーを押下して入力する。こ
のとき、このアドレスは番地表示器63に発送元
として、そのアドレス位置が表示されることにな
る。ここで、確認スイツチ64を押下すると、こ
んどは、制御装置6は、X、Y方向のキーにより
アドレスされた対応する貯蔵位置に搬送機31を
移動して、そこにある荷物を吊り上げて、これを
物品搬出位置まで移動して、そこに、降ろす。こ
のとき、この物品搬出位置のアドレス位置は、番
地表示器63に行先として表示される。そこで、
荷物に対応するカード5が表示器41の所定の位
置から、搬送路側にスライドされて抜き取られ
る。なお、これら手順についても、前記入庫時と
同様に、順不同で操作できる。
次に、貯蔵した荷物を他の貯蔵位置に移動し、
又は待避させる手順について、説明する。
ここで、入庫すべき場所にすでに荷物が貯蔵さ
れていて入庫出来ない場合や出庫すべき荷物の通
路上に荷物が貯蔵されていて、出庫できない場合
等がある。このような場合は、一旦、特定の貯蔵
位置又は空いている他の貯蔵位置に荷物を荷繰り
(移動)する必要がある。そこで、荷繰り操作が
行われる。
制御装置6の入力操作パネル部60上にある荷
繰りスイツチ67が押下されると、荷繰り操作と
して、例えば、入出庫の邪魔になる位置におかれ
た荷物を既定の順序にしたがつて、順次、特定の
貯蔵位置又は空いている他の貯蔵位置に移動して
行く。このときの特定の貯蔵位置又は空いている
他の貯蔵位置は、オペレータによる番地指定によ
り実行されるか、又はあらかじめ定められた特定
位置に自動的に指定されて、実行されることにな
る。そして、入庫すべき貯蔵位置とか、障害とな
る貯蔵位置が、出庫とか貯蔵位置の移動により空
席になつたときに、所定の荷物の入出庫が行わ
れ、特定の貯蔵位置に移動された荷物は、その移
動位置に置いたままとされるか、もとの貯蔵位
置、又は新に定められた所定の貯蔵位置に再び移
動される。このときの手順は、もとの貯蔵位置に
戻す場合、リターンスイツチ68を押下する。ま
た、新に定められた所定の貯蔵位置に移動する場
合は、再び、荷繰りスイツチ67を押下すること
になる。
このときの移動手段は、入出庫の場合とほぼ同
様に番地入力器42等が押下されて、所定の操作
が行われるが、相違点は、発送元として、本来の
アドレス位置が入力されて、番地表示器63にこ
れが表示される一方、出庫先として荷繰り先のア
ドレス位置が、同時に、番地表示器63に表示さ
れることである。また、荷繰りされた荷物が荷繰
り先から本来の入庫位置に特定の順序にしたがつ
て、移動される場合は、発送元として荷繰りの先
のアドレス位置が番地表示器63に表示されて、
入庫先として、本来のアドレス位置が番地表示器
63に表示されることになる。なお、このとき、
移動された荷物の所定の入庫位置に対応して、表
示器41上にカード5はセツトされる。
この荷繰りスイツチ67を押下することによ
り、障害となる荷物を一時待避させたり、ある荷
物を別の場所に移動させたりすることができる。
そして、入庫されていた貯蔵位置が空席になつた
ときに、他の入庫、出庫する荷物を所定の貯蔵位
置に搬入又は所定の貯蔵位置から搬出したり、空
席の貯蔵位置に別の荷物を移動してセツトするこ
とになる。
次に、ピツキング出庫について説明する。1つ
のフレーム33のなかに多くの小さい荷物が収納
されていて、その中から所定の荷物を所定数取り
出す(ピツクアツプする)ことが必要になること
がある。このようなときに、ピツキング作業が行
われる。この場合、まず、ピツキングスイツチ6
6が押下される。
ピツキングスイツチ66が押下されると、オペ
レータにより指定された番地位置にある1つのフ
レームに収納された荷物は、特定のピツキング作
業位置に移動される。こうして、ピツキング出庫
された荷物に対して、その中から所定の荷物が所
定数だけ取り出される。そして、作業が終了した
時点で、リターンスイツチ68が押されて、ピツ
キング出庫位置からもとの入庫位置に戻される。
このときの手順は、入出庫の場合と同様に番地
入力器42等が押下され、発送元として、指定の
アドレス位置が入力される。その後は、ピツキン
グスイツチ66を押下するだけで、所定のピツキ
ング作業位置に自動的に荷物が移動する。なお、
番地表示器63には発送元のアドレスが表示され
る一方、出庫先として荷繰り先のアドレス位置
が、同時に、表示されることになる。ここに、リ
ターンスイツチ68が押されることにより、ピツ
キング出庫位置からもとの入庫位置に自動的に戻
されるものである。
第4図は、第1図に示す表示装置4の1つの具
体例の説明図であつて、テレビモニターと荷積み
の段を指令する入力キーを具えている。また、複
数のフロアーを有する倉庫に適用するものとし
て、上下階へ荷物を移動させるリフトを具えてい
る。
表示装置43は、表示器44と番地入力器45
及びテレビモニター46とを有し、さらに、テレ
ビモニター46の下部には、モニターに対する制
御のための各種の操作キーを具えている。
ここで、番地入力器45には、X方向に1から
9まで、Y方向に1から18までの表示キーが、
それぞれ左列、右列として、左右対称に設けら
れ、さらに、図面左右下側に、それぞれ荷積みの
段を指令する入力キー45a,45bが設けられ
ている。ここで、入力キー45a,45bは、第
1図の実施例に示す貯蔵位置A,B,Cに対応す
るスイツチである。一方、図面中央左右下側に
は、物品搬入出位置表示キー45c,45d(ス
イツチTR)と荷物を上下の階に移動するリフト
機構の作動表示キー45e,45f(スイツチ
LF)とを具えている。これら表示キーは、押下
することにより、投入信号を発生するとともに、
内部にランプ等を内蔵していて投入等により、点
灯するものである。
ここで、Y方向の1から18までの番地キー
は、搬送路に対応したレイアウトで、X方向のキ
ー3と4との間の位置に配列されている。
一方、テレビモニター46は、制御装置6の制
御において、搬送機31の運搬状況、荷物のセツ
ト状況を監視するほか、前記入庫、出庫の手順等
の操作について、オペレータと対話するためのメ
ツセイジを出力する。したがつて、オペレータに
次にすべき操作を指示する。
なお、この場合のメツセイジは、音声信号でも
よく、テレビの表示と音声信号とを併用してメツ
セイジとしてもよい。
以上の構成よりなる前記表示装置43にあつて
は、入力キー45a,45bのいずれかを押下す
ることにより、その積み位置までも指定できる。
その結果、積み位置まで含めた制御が可能であ
り、貯蔵位置の状態と指定積み位置が相違してい
る場合には、その旨、テレビモニター46にメツ
セイジを出力させることもできる。
また、荷物が上下階に移動される場合、荷物が
リフトに乗せられると、センサが作動して、制御
装置6に検出信号が送出されて、これを検出し、
表示キー45e又は表示キー45fが点灯するよ
うになつている。同様に、所定の物品搬入出位置
に荷物がセツトされると、物品搬入出位置表示キ
ー45c又は45dが点灯する。さらに、搬送路
には、それぞれ、センサがセツトされていて、搬
送機31が搬送路に沿つて荷物を移動すると、制
御装置6に検出信号が入力されて、その移動位置
に対応するX方向、Y方向の番地の入力キーが、
順次点灯するものである。
以上、詳述してきたが、前記実施例では、荷物
を対象として、貯蔵庫2に入庫、出庫する例を示
して、説明しているが、これは、いわゆる冷凍食
品から頑具、ネジ、自動車等に至るまで、あらゆ
る物品一般に適用できることは、もちろんであ
る。
表示器は、カードを三段に積む例を示している
が、これは、一段でもよく、また、逆に、さらに
段を増加してもよい。表示器のカードの貯蔵の仕
方は、実施例に限定されるものではなく、例え
ば、単に、ポケツトだけのものでもよく、さらに
は、アルバムのように、ノート形式でセツトでき
るようなものであつてもよい。
同様に、カードは、カードの形態を採る必要は
なく、表示器にセツトできる形態のものならば、
板状の物、円柱状(ステツク状)の物であつても
よい。カードに記録される記録紙に書かれる情報
は、直接手書きしてもよく、また、コンピユータ
から入力して、プリンタにより打ち出してもよ
く、また、磁気カードのようなものを使用しても
よい。
貯蔵庫に貯蔵される物品は、ケース、枠等に収
納され、搬送機がケース、枠等をフツクして吊り
上げる形式のものでもよく、ダンボール等に詰め
られた物品又は物品そのものを吊り上げてもよ
い。なお、この場合は、搬送機は直接吊るアーム
を具えることになる。
また、ここでの貯蔵庫は、いわゆる貯蔵庫とし
ての、倉庫、冷凍庫、部品棚等を代表として各種
の保管庫を含むものである。
実施例において、アドレスを入力するX、Y方
向のキーは、それぞれ入力装置に設けられる必要
はなく、例えば、第4図に示すテレビモニターの
下側にテンキーとして集約的に設けてもよい。な
お、この場合は、表示器には、各セツト位置を番
地付ける表示は残すことになる。ここで、各番地
は記号で付されていてもよい。
また、同様に、これらのキーは、制御装置の入
力操作パネル部に設けてもよい。
ここでは、入力装置は、一つの装置として、一
体化されている必要はなく、入力装置を構成する
各キーは、それぞれ操作の行い易さに応じて、任
意の場所、装置に設置されていればよいと言え
る。したがつて、この明細書における入力装置と
は、一つの装置として一体化されていないものも
含むものである。
〔発明の効果〕
以上の説明から理解できるように、この発明
は、所定に配列された複数の貯蔵位置に物品等を
積重ねて貯蔵し、該貯蔵位置に対して物品等を搬
入出する際に搬送路上に位置する物品等を待避さ
せる荷繰り操作を行うようにした物品等の貯蔵庫
において、移送指令に応じて予め設定された所定
の搬送路を通つて物品等を移送する移送装置と、
貯蔵される物品等又は貯蔵された物品等に対応す
る表示部材と、所定の番地付けのもとに、前記貯
蔵位置に対応する配列で前記表示部材が置かれる
セツト位置を具えていて、前記貯蔵される物品等
又は貯蔵された物品等の貯蔵位置に対応する前記
セツト位置に前記表示部材を前記搬送路に対応す
る位置からのみ挿脱可能な表示器と、搬入、搬出
信号及び荷繰り信号のうちいずれかを選択的に発
生するとともに、前記表示器の任意の番地を入力
する複数のキーを具えていて、入力されたキーに
応じて、その番地信号を発生し、これに応じて前
記移送装置に対する移送指令を出力する入力装置
とを備え、前記入力装置からの番地信号、搬入又
は搬出信号及び荷繰り信号に応じて、前記移送装
置により、その番地に対応する貯蔵位置に物品等
を搬入するか、或いはその番地に対応する貯蔵位
置に貯蔵されている物品等をその貯蔵位置から搬
出するようにしているので、庫内の貯蔵物品等に
関する情報が表示部材という物理的な物により表
示されることになる。しかも、庫内の貯蔵物品等
と対応して、表示器の対応位置に記憶されること
になることから、一目で、貯蔵庫の状態が分ると
ともに、物品等を搬入出する際に、表示器に表示
部材を搬送路側からのみ挿脱するようにしている
ので、荷繰り操作の必要があるか否かを容易に判
知することができ、荷繰り操作の必要があるとき
には、その操作を行うようにしたので、物品等の
移送装置を制御する制御装置の負担を大幅に軽減
することができ、全体の構成を小型化することが
できるうえ、コストを低廉化することができる。
さらに、貯蔵物品等の入庫、出庫、荷繰りの各操
作が表示器の表示部材を置いた貯蔵位置に対応す
る番地を入力すれば足りるので、誰でも簡単に、
その操作ができるという効果がある。
したがつて、例えば、荷の種類、ロツト、荷
主、入庫年月日、出庫予定年月日、在席位置等を
カードに記入するか、セツトすれば、簡単に記憶
することができる。そこで、オペレータの作業能
率は、その対象である装置の仕様により、大きく
左右されることもなく、しかも、その作業は、特
別な知識を必要せず、誰でもが簡単にできる。
さらに、多品種の物品等を貯蔵する場合、その
情報量が膨大になつても、記憶容量の大きな電子
計算機が必要とならず、経済的であるばかりでは
なく、故障や、停電、電圧の変化等のいわゆる外
乱による影響も受けない。また、例えば、自動倉
庫等にあつては、その内部に作業員が作業する余
裕をもつて、貯蔵庫を設計する必要がなく、貯蔵
庫自体広く使用できることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明を適用した一実施例である
貯蔵庫の管理装置の概要ブロツク図、第2図は、
第1図に示す実施例の構成要素である表示器の部
分断面図、第3図Aは、その表示器のセツト位置
に貯蔵される表示部材の一つの具体例であるカー
ドの説明図、第3図Bは、このカードのセツトの
仕方の説明図、第4図は、第1図に示す表示装置
の具体例の説明図である。 1……貯蔵庫の管理装置、2……貯蔵庫、3…
…移送装置、4……表示装置、5……カード、6
……制御装置、11C,21C,………,n1
C,11B,21B,………,n1B,11A,
21A,………,n1A……貯蔵位置、30……
レール、31……搬送機、32……フツク、33
……フレーム、41……表示器、42……番地入
力器、60……入力操作パネル部、61……入庫
スイツチ、62……出庫スイツチ、63……番地
表示器、64……確認スイツチ、65……起動ス
イツチ、66……ピツキングスイツチ、67……
荷繰りスイツチ、68……リターンスイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定に配列された複数の貯蔵位置に物品等を
    積重ねて貯蔵し、該貯蔵位置に対して物品等を搬
    入出する際に搬送路上に位置する物品等を待避さ
    せる荷繰り操作を行うようにした物品等の貯蔵庫
    において、移送指令に応じて予め設定された所定
    の搬送路を通つて物品等を移送する移送装置と、
    貯蔵される物品等又は貯蔵された物品等に対応す
    る表示部材と、所定の番地付けのもとに、前記貯
    蔵位置にに対応する配列で前記表示部材が置かれ
    るセツト位置を具えていて、前記貯蔵される物品
    等又は貯蔵された物品等の貯蔵位置に対応する前
    記セツト位置に前記表示部材を前記搬送路に対応
    する側からのみ挿脱可能な表示器と、搬入信号、
    搬出信号及び荷繰り信号のうちいずれかを選択的
    に発生するとともに、前記表示器の任意の番地を
    入力する複数のキーを具えていて、入力されたキ
    ーに応じて、その番地信号を発生し、これに応じ
    て前記移送装置に対する移送指令を出力する入力
    装置とを備えたことを特徴とする物品等の貯蔵庫
    における管理装置。 2 表示器は、前記貯蔵位置に対応して、表示部
    材を上方向に複数段置くことができるセツト位置
    を具え、かつ、この複数段の表示部材のセツト位
    置は、下段に表示部材が置かれているときにの
    み、上段の表示部材がおけるものであることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の物品等の貯
    蔵庫における管理装置。 3 表示部材は、その表面に、それがセツトされ
    るセツト位置に対応する貯蔵位置にある物品の管
    理情報が付されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項又は第2項記載の物品等の貯蔵庫に
    おける管理装置。
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JP2585071B2 (ja) * 1988-08-02 1997-02-26 株式会社ダイフク 物品収集設備
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