JP2000142926A - 出荷管理システム - Google Patents

出荷管理システム

Info

Publication number
JP2000142926A
JP2000142926A JP32524198A JP32524198A JP2000142926A JP 2000142926 A JP2000142926 A JP 2000142926A JP 32524198 A JP32524198 A JP 32524198A JP 32524198 A JP32524198 A JP 32524198A JP 2000142926 A JP2000142926 A JP 2000142926A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temporary storage
packing
shipping
storage area
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32524198A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Imaide
祐一 今出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP32524198A priority Critical patent/JP2000142926A/ja
Publication of JP2000142926A publication Critical patent/JP2000142926A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】形状・寸法の異なる多種の製品をピッキングし
て、それらの製品からなる出荷梱包を作成し一時保管し
た後に出荷する出荷工程において、出荷作業の効率化を
はかる。 【解決手段】梱包作業実績データ及び一時保管実績デー
タを収集し、それら収集データに基づいて出荷品を一時
保管する仮置きエリアを指示する管理処理部と、指示さ
れた仮置きエリアの格納スペースが不足し出荷品を格納
できないときに、その出荷品を他の仮置きエリアに格納
する仮置きエリア変更部を設ける。また、管理処理部で
管理する梱包作業実績データ及び一時保管実績データ
を、配車計画データと対比させて表示する進捗表示部を
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅用外壁などの
部材の工場出荷における管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】倉庫に保管された住宅用外壁などの部材
を出荷する際には、一般に、出荷に先立って製品を倉庫
からピッキングし、複数の品番を出荷先で使用される順
番に梱包している。しかし、出荷梱包が行われた時点
で、内容物が同一の梱包であることは皆無に等しいの
で、出荷に用いる車両の到着まで、梱包を出荷エリア
(一時保管場)に運搬し、一時保管するという方法が採
られている。
【0003】また、出荷管理に関する技術としては、特
開平7−137813号公報に見られるように、出荷指
示書を自動的に作成して作業の効率化をはかるととも
に、作成された出荷指示書の内容通りに製品が出荷車両
に積み込まれている否かのチェック(誤出荷のチェッ
ク)とその効率化に関する技術がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記公報に
記載された製品出荷チェック方法及びその装置では、出
荷管理の対象が、出荷指示書作成の効率化及び出荷に用
いる車両への積み込み時のチェックとその効率化にとど
まっている。しかも、倉庫に受け入れた製品単位(単
品)での出荷を前提とした技術であり、住宅用外壁等の
部材などの形状・寸法の異なる多種の製品をピッキング
して、それらの製品からなる出荷梱包を作成して出荷す
る場合を対象としたシステムとはなっていない。
【0005】本発明は、形状・寸法の異なる多種の製品
をピッキングして、それらの製品からなる出荷梱包を作
成し、一時保管した後に出荷する工程を対象とし、その
一時保管作業の作業効率を向上させることのできる出荷
管理システムの提供を目的とする。また、本発明は、梱
包作業と一時保管作業の進捗遅れの場合など、出荷車両
への的確な待機指示と特定の出荷車両に積み込む梱包の
梱包作業を優先させる指示を出すための判断情報等を出
荷管理者に対して供給することのできる出荷管理システ
ムの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の出
荷管理システムは、配車計画データ、梱包実績データ及
び一時保管実績データを収集し、それら収集データに基
づいて出荷品を一時保管する仮置きエリアを指示する管
理処理部と、指示された仮置きエリアの格納スペースが
不足し出荷品を格納できないときに、その出荷品を他の
仮置きエリアに格納する仮置きエリア変更部を備えてい
ることによって特徴づけられる。
【0007】請求項1記載の発明の出荷管理システムに
よれば、梱包実績データを元に、一時保管が可能となっ
た仮置きエリアが都度指示されるので、一時保管作業の
作業効率が良くなる。しかも、指示された仮置きエリア
に格納できない場合でも、一時保管作業の担当者の判断
等により、空いている仮置きエリアに格納することがで
きる。
【0008】請求項2記載の発明の出荷管理システム
は、配車計画データ、梱包実績データ及び一時保管実績
データを収集し、それら収集データに基づいて出荷品を
一時保管する仮置きエリアを指示する管理処理部と、こ
の管理処理部で管理する梱包実績データ及び一時保管実
績データを、配車計画データと対比させて表示する進捗
表示部を備えていることによって特徴づけられる。
【0009】請求項2記載の発明の出荷管理システムに
よれば、梱包実績データを元に、一時保管が可能となっ
た仮置きエリアが都度指示されるので、一時保管作業の
作業効率が良くなる。しかも、配車計画データと、梱包
実績データ及び一時保管実施データとが対比して表示さ
れるので、出荷管理者に対して、特定の出荷車両に積み
込む梱包に対する優先指示と出荷車両への待機指示を出
すための判断情報を与えることができる。
【0010】なお、請求項2記載の出荷管理システムに
おいて、管理処理部で指示された仮置きエリアの格納ス
ペースが不足し出荷品を格納できないときには、その出
荷品を他の仮置きエリアに格納する仮置きエリア変更部
を設けておいてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の出荷管理システム
を適用する出荷工程の概略構成を示すブロック図であ
る。
【0012】まず、生産工程11で製作された製品(例
えば住宅用外壁などの部材)は、製品倉庫12に品番単
位で保管される。
【0013】図1に示す出荷工程において、製品を出荷
する際には、出荷に先立って製品を製品倉庫12の製品
棚からピッキングして集荷し、梱包作業場13において
複数の品番・枚数を出荷先で使用される順番に梱包す
る。次に、出荷車両Tの到着までの間、梱包を一時保管
場14に搬送し、出荷車両毎に割り当てられた仮置きエ
リアに一時保管しておく。そして、出荷車両Tが到着し
た後、一時保管場14の仮置きエリアから出荷車両への
積み込みを行う。
【0014】さて、本発明の出荷管理システムは、図1
に示すように、梱包計画データ格納部1aと配車計画デ
ータ格納部1bに保存されたデータが与えられ、上記し
た出荷工程において、一時保管指示及び積み込み指示な
どの処理を行うように構成されている。
【0015】梱包計画データ格納部1aは、出荷先及び
積載効率から、どの梱包をどの出荷車両に積載するかを
決める梱包計画に関するデータを保持するファイルで、
この例では、少なくとも梱包番号及び梱包の内容である
製品品番(複数品番も含む)とその数量のデータを保持
する。配車計画データ格納部1bは、梱包毎に含まれる
単種あるいは複数種の製品とその数量を決める配車計画
に関するデータを保持するファイルで、この例では、少
なくとも出荷車両番号と該当する出荷車両への積み込み
梱包番号のデータを保持する。
【0016】次に、本発明の出荷管理システムを、以
下、図面に基づいて説明する。図2は本発明の出荷管理
システムの実施の形態(請求項1記載の発明に対応)の
構成を示すブロック図である。
【0017】図2に示す出荷管理システムは、出荷管理
コンピュータ2、梱包端末4、一時保管端末5、及び積
み込み端末6を主体として構成されている。
【0018】出荷管理コンピュータ2は、梱包指示兼梱
包ラベル作成部2a、仮置きエリア管理部2b、梱包実
績管理部2c、一時保管指示作成部2d、一時保管実績
管理部2e、積み込み指示作成部2f、及び積み込み実
績管理部2gを備えている。
【0019】梱包指示兼梱包ラベル作成部2aは、梱包
計画データ格納部1aに保存されている梱包計画データ
(梱包番号及び製品品番とその数量)と、配車計画デー
タ格納部1bに保存されている配車計画データ(梱包番
号と出荷車両番号)に基づいて、梱包指示書兼梱包ラベ
ル3を作成する。その梱包指示書兼梱包ラベル3には少
なくとも梱包番号及び梱包すべき製品品番(複数製品も
可能)とその数量が記載される。
【0020】仮置きエリア管理部2bは、オペレータの
入力操作により与えられた出荷車両番号と仮置きエリア
との対応関係を保持する。
【0021】梱包実績管理部2cは、梱包末端4から計
上される梱包実績データを梱包番号で保持する。
【0022】一時保管指示作成部2dは、梱包実績管理
部2cの梱包実績データ(梱包番号)、配車計画データ
格納部1bに保存された配車計画データ(梱包番号と出
荷車両番号)と、仮置きエリア管理部2bの仮置きエリ
ア及び車両番号との対応関係から一時保管指示(少なく
とも梱包番号と仮置きエリア)を作成する。
【0023】一時保管実績管理部2eは、一時保管端末
5から計上される一時保管実績データを梱包番号と仮置
きエリアで管理する。
【0024】積み込み指示作成部2fは、一時保管実績
管理部2eの一時保管実績データ(梱包番号)と配車計
画データ(梱包番号と車両番号)とから、積み込み指示
(車両番号と梱包番号)を作成する。
【0025】積み込み実績管理部2gは、積み込み端末
6から計上される積み込み実績データを梱包番号で管理
する。
【0026】梱包端末4は、出荷管理コンピュータ2に
対し、少なくとも梱包番号を梱包実績データとして計上
する梱包実績計上部4aを備えている。
【0027】一時保管端末5は、一時保管指示表示部5
a、一時保管実績計上部5b及び仮置きエリア変更入力
部5cを備えている。
【0028】一時保管指示表示部5aは、梱包番号の入
力により出荷管理コンピュータ2で作成された一時保管
指示から該当する梱包の仮置きエリアを表示する。
【0029】一時保管実績計上部5bは一時保管作業完
了後、オペレータが梱包番号を入力することにより、一
時保管実績データ(梱包番号と指示された仮置きエリ
ア)を出荷管理コンピュータ2に計上する。
【0030】仮置きエリア変更入力部5cは、指示され
た仮置きエリアに梱包を格納できない場合に、オペレー
タが他の仮置きエリアを指示するための入力部である。
この仮置きエリア変更入力部5cからの入力があった場
合、他の仮置きエリアへの保管作業が完了した後に、一
時保管実績計上部5bが、格納を行った梱包番号と入力
された仮置きエリアを、一時保管実績データとして出荷
管理コンピュータ2に計上する。
【0031】積み込み端末6は、積み込み指示表示部6
aと積み込み実績計上部6bを備えている。
【0032】積み込み指示表示部6aは、出荷車両番号
を入力することにより、出荷管理コンピュータ2で作成
された積み込み指示のうち、入力された出荷車両番号に
対応する積み込み指示(梱包番号と仮置きエリア)を表
示する。
【0033】積み込み実績計上部6bは、積み込み作業
完了後、梱包番号を入力することにより、出荷管理コン
ピュータ2に積み込み実績データ(梱包番号)を計上す
る。
【0034】次に、本実施の形態の出荷工程を出荷管理
コンピュータ2の動作とともに説明する。 (1)配車計画データと梱包計画データに基づいて梱包
指示書兼梱包ラベル3を自動発行する。この梱包指示書
兼梱包ラベル3には、製品品番(複数品番も可)とその
数量、及び梱包番号(例えば、ある1つの梱包を特定で
きるユニークな番号)が記載される。 (2)出荷車両番号毎に、出荷待ちの一時保管エリアを
指示し、出荷管理システムに登録する。 (3)梱包指示書兼梱包ラベル3に従い、梱包作業を実
施し、作業終了後、梱包の梱包ラベルを添付し、梱包番
号をキーにして梱包実績データを出荷管理コンピュータ
2に計上する。 (4)梱包実績データを元に梱包番号をキーにして、
(2)で登録されている仮置きエリアを指定するための
一時保管の指示を、出荷管理コンピュータ2から一時保
管端末5に供給する。 (5−a)出荷管理コンピュータ2からの一時保管の指
示に基づいて、梱包を搬送し、一時保管場14の仮置き
エリアに格納し、梱包番号をキーにして一時保管実績デ
ータを出荷管理コンピュータ2に計上する。 (5−b)このとき、指示された仮置きエリアのスペー
スが不足し梱包を格納できない場合は、一時保管担当の
オペレータの判断により、指示された仮置きエリアのな
るべく近くで空いている他の仮置きエリアに梱包を格納
し、格納終了後、梱包番号と梱包を格納した仮置きエリ
アを一時保管実績データとして、出荷管理コンピュータ
2に計上する。 (6)一時保管実績データに基づき、積み込み作業担当
のオペレータが、積み込みを始める出荷車両の車両番号
を入力することにより、積み込むべき梱包番号と一時保
管エリアとを含む積み込み指示を、出荷管理コンピュー
タ2から積み込み端末6に供給する。 (7)出荷管理コンピュータ2からの積み込み指示に基
づき、梱包毎に梱包番号をキーとして積み込み、その積
み込み実績データを出荷管理コンピュータ2に計上す
る。
【0035】以上の実施の形態によれば、一時保管が可
能となった梱包番号と仮置きエリアが都度指示されるた
め、一時保管作業の作業効率がよくなる。しかも、指示
された仮置きエリアに梱包を格納できない場合でも、一
時保管作業の担当者の判断で空いている仮置きエリアに
梱包を格納することができる。
【0036】また、出荷車両への積み込み時において、
一時保管実績データを元に出荷車両番号を指定し、該当
する出荷車両に積み込むべき梱包のうち、一時保管され
積み込み可能な梱包の梱包番号とその仮置きエリアを指
示するので、積み込むべき出荷車両を間違えたり、積み
込み作業時に積み込むべき梱包を探し回ることがなくな
る。さらに、積み込み実績データを計上し、積み込み指
示と対比させているので、出荷車両に積み込むべき梱包
を積み忘れることもない。
【0037】図3は本発明の出荷管理システムの実施の
形態(請求項2記載の発明に対応)の構成を示すブロッ
ク図である。
【0038】図3に示す出荷管理システムは、先の実施
の形態と同様に、出荷管理コンピュータ2、梱包端末
4、一時保管端末5、及び積み込み端末6を主体として
構成されている。
【0039】出荷管理コンピュータ2は、梱包指示兼梱
包ラベル作成部2a、仮置きエリア管理部2b、梱包実
績管理部2c、一時保管指示作成部2d、一時保管実績
管理部2e、積み込み指示作成部2f、積み込み実績管
理部2g、進捗管理部2h、及び進捗表示部2iを備え
ている。
【0040】梱包指示兼梱包ラベル作成部2aは、梱包
計画データ格納部1aに保存されている梱包計画データ
(梱包番号及び製品品番とその数量)と、配車計画デー
タ格納部1bに保存されている配車計画データ(梱包番
号と出荷車両番号)に基づいて、梱包指示書兼梱包ラベ
ル3を作成する。その梱包指示書兼梱包ラベル3には少
なくとも梱包番号及び梱包すべき製品品番(複数製品も
可能)とその数量が記載される。
【0041】仮置きエリア管理部2bは、オペレータの
入力操作により与えられた出荷車両番号と仮置きエリア
との対応関係を保持する。
【0042】梱包実績管理部2cは、梱包末端4から計
上される梱包実績データを梱包番号で保持する。
【0043】一時保管指示作成部2dは、梱包実績管理
部2cの梱包実績データ(梱包番号)、配車計画データ
格納部1bに保存された配車計画データ(梱包番号と出
荷車両番号)と、仮置きエリア管理部2bの仮置きエリ
ア及び車両番号との対応関係から一時保管指示(少なく
とも梱包番号と仮置きエリア)を作成する。
【0044】一時保管実績管理部2eは、一時保管端末
5から計上される一時保管実績データを梱包番号と仮置
きエリアで管理する。
【0045】積み込み指示作成部2fは、一時保管実績
管理部2eの一時保管実績データ(梱包番号)と配車計
画データ(梱包番号と車両番号)とから、積み込み指示
(車両番号と梱包番号)を作成する。
【0046】積み込み実績管理部2gは、積み込み端末
6から計上される積み込み実績データを梱包番号で管理
する。
【0047】進捗管理部2hは、配車計画データに対
し、梱包実績データ、一時保管実績データ及び積み込み
実績データを梱包番号で管理する。
【0048】進捗表示部2iは、進捗管理部2hで管理
されているデータを表示する。この表示を基にオペレー
タ(出荷管理者)は、梱包作業の優先度を作業者に指示
したり、出荷車両への待機指示を的確に出すことができ
る。
【0049】梱包端末4は、出荷管理コンピュータ2に
対し、少なくとも梱包番号を梱包実績データとして計上
する梱包実績計上部4aを備えている。
【0050】一時保管端末5は、一時保管指示表示部5
a及び一時保管実績計上部5bを備えている。
【0051】一時保管指示表示部5aは、梱包番号の入
力により出荷管理コンピュータ2で作成された一時保管
指示から該当する梱包の仮置きエリアを表示する。
【0052】一時保管実績計上部5bは一時保管作業完
了後、オペレータが梱包番号を入力することにより、一
時保管実績データ(梱包番号と指示された仮置きエリ
ア)を出荷管理コンピュータ2に計上する。
【0053】積み込み端末6は、積み込み指示表示部6
aと積み込み実績計上部6bを備えている。
【0054】積み込み指示表示部6aは、出荷車両番号
を入力することにより、出荷管理コンピュータ2で作成
された積み込み指示のうち、入力された出荷車両番号に
対応する積み込み指示(梱包番号と仮置きエリア)を表
示する。
【0055】積み込み実績計上部6bは、積み込み作業
完了後、梱包番号を入力することにより、出荷管理コン
ピュータ2に積み込み実績データ(梱包番号)を計上す
る。
【0056】次に、本実施の形態の出荷工程を出荷管理
コンピュータ2の動作とともに説明する。 (1)配車計画データと梱包計画データに基づいて梱包
指示書兼梱包ラベル3を自動発行する。この梱包指示書
兼梱包ラベル3には、製品品番(複数品番も可)とその
数量、及び梱包番号(例えば、ある1つの梱包を特定で
きるユニークな番号)が記載される。 (2)出荷車両番号毎に、出荷待ちの一時保管エリアを
指示し、出荷管理システムに登録する。 (3)梱包指示書兼梱包ラベル3に従い、梱包作業を実
施し、作業終了後、梱包の梱包ラベルを添付し、梱包番
号をキーにして梱包実績データを出荷管理コンピュータ
2に計上する。 (4)梱包実績データを元に梱包番号をキーにして、
(2)で登録されている仮置きエリアを指定するための
一時保管の指示を、出荷管理コンピュータ2から一時保
管端末5に供給する。 (5)出荷管理コンピュータ2からの一時保管の指示に
基づいて、梱包を搬送し、一時保管場14の仮置きエリ
アに格納し、梱包番号をキーにして一時保管実績データ
を出荷管理コンピュータ2に計上する。 (6)一時保管実績データに基づき、積み込み作業担当
のオペレータが、積み込みを始める出荷車両の車両番号
を入力することにより、積み込むべき梱包番号と一時保
管エリアとを含む積み込み指示を、出荷管理コンピュー
タ2から積み込み端末6に供給する。 (7)出荷管理コンピュータ2からの積み込み指示に基
づき、梱包毎に梱包番号をキーとして積み込み、その積
み込み実績データを出荷管理コンピュータ2に計上す
る。 (8)(1)〜(7)の指示あるいは計画データと実績
データとを梱包番号で対比させ、進捗管理を行うととも
に、それらのデータを表示する。
【0057】以上の実施の形態によれば、一時保管が可
能となった梱包番号と仮置きエリアが都度指示されるた
め、一時保管作業の作業効率が良くなる。しかも、配車
計画データと、梱包作業・一時保管作業・積み込み作業
の各作業実績データを梱包番号で対比して表示するの
で、各作業の遅れに対しても、出荷管理者に特定の出荷
車両に積み込む梱包に対する優先指示と出荷車両への待
機指示を出すための判断情報を与えることができる。
【0058】また、出荷車両への積み込み時において、
一時保管実績データを元に出荷車両番号を指定し、該当
する出荷車両に積み込むべき梱包のうち、一時保管され
積み込み可能な梱包の梱包番号とその仮置きエリアを指
示するので、積み込むべき出荷車両を間違えたり、積み
込み作業時に積み込むべき梱包を探し回ることがなくな
る。さらに、積み込み実績データを計上し、積み込み指
示と対比させているので、出荷車両に積み込むべき梱包
を積み忘れることもない。
【0059】図4は出荷管理システムの別の実施の形態
(請求項3記載の発明に対応)の構成を示すブロック図
である。
【0060】図4に示す出荷管理システムは、図3に示
した実施の形態と基本的に同様な構成であるが、一時保
管端末5に仮置きエリア変更入力部5cを付加したとこ
ろに特徴がある。その仮置きエリア変更入力部5cは、
先の図2に示した実施の形態と同様に、一時保管指示作
成部2dによって指示された仮置きエリアに梱包を格納
できない場合に、オペレータが他の仮置きエリアを指示
するための入力部であり、この仮置きエリア変更入力部
5cからの入力があった場合、他の仮置きエリアへの保
管作業が完了した後に、格納を行った梱包番号と入力さ
れた仮置きエリアが、一時保管実績データとして出荷管
理コンピュータ2に計上される。
【0061】そして、図4に示す出荷管理システムによ
れば、先の2つの実施の形態の特徴的機能を有している
ので、指示された仮置きエリアに格納できない場合で
も、一時保管作業の担当者の判断等により、空いている
仮置きエリアに格納することができるとともに、出荷管
理者に対して、特定の出荷車両に積み込む梱包に対する
優先指示と出荷車両への待機指示を出すための判断情報
を与えることが可能となり、一時保管作業及び積み込み
作業の双方の作業性が良くなる。
【0062】なお、以上の各実施の形態では、梱包端末
4、一時保管端末5及び積み込み端末6の台数を各々1
台ずつとしているが、本発明はこれに限られることな
く、作業の負荷に応じて複数台としてもよい。
【0063】また、梱包端末4、一時保管端末5及び積
み込み端末6の設置方法については、本発明のシステム
を適用する梱包・仮置き・積み込みに用いる設備ないし
は出荷車両などの条件に応じて、固定型・携帯型・車載
型を選択すればよいが、本発明の目的から、作業の都
度、通信可能なことを前提とすると、携帯型あるいは車
載型を用いる方がより好ましい。
【0064】さらに、梱包実績計上部、位置保管実績計
上部及び積み込み実績計上部における梱包番号の入力方
法については、梱包ラベルを目視してキー操作により入
力する手段を用いてもよいが、本発明の目的(効率化)
を考慮すると、例えばバーコード、2次元バーコードな
ど、入力間違いが少なく、より入力工数のかからない手
段を用いる方が好ましい。
【0065】
【発明の効果】請求項1記載の発明の出荷管理システム
によれば、配車計画データ、梱包実績データ及び一時保
管実績データを収集し、それら収集データに基づいて出
荷品を一時保管する仮置きエリアを指示するので、一時
保管作業の作業効率が良くなる。しかも、指示された仮
置きエリアに出荷品を格納できない場合でも、一時保管
作業の担当者の判断等により、空いている仮置きエリア
に格納することが可能となるので、一時保管作業の作業
効率がより一層向上する。その結果、出荷作業全体の効
率化を達成することができる。
【0066】請求項2記載の発明の出荷管理システムに
よれば、配車計画データ、梱包実績データ及び一時保管
実績データを収集し、それら収集データに基づいて出荷
品を一時保管する仮置きエリアを指示するので、一時保
管作業の作業効率が良くなる。しかも、管理処理部が収
集した梱包実績データ及び一時保管実績データを、配車
計画データと対比させて表示するので、出荷管理者に対
して、特定の出荷車両に積み込む梱包に対する優先指示
と出荷車両への待機指示を出すための判断情報を与える
ことができる。その結果、出荷作業全体の効率化を達成
することができる。
【0067】なお、請求項3記載の発明では、請求項2
記載の発明の出荷管理システムにおいて、管理処理部で
指示された仮置きエリアの格納スペースが不足し出荷品
を格納できないときに、その出荷品を他の仮置きエリア
に格納するという機能を付加しているので、出荷作業全
体の効率化をより一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の出荷管理システムを適用する出荷工程
の概略構成を示すブロック図である。
【図2】請求項1記載の発明の実施の形態の構成を示す
ブロック図である。
【図3】請求項2記載の発明の実施の形態の構成を示す
ブロック図である。
【図4】請求項3記載の発明の実施の形態の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1a 梱包計画データ格納部 1b 配車計画データ格納部 2 出荷管理コンピュータ 2a 梱包指示兼梱包ラベル作成部 2b 仮置きエリア管理部 2c 梱包実績管理部 2d 一時保管指示作成部 2e 一時保管実績管理部 2f 積み込み指示作成部 2g 積み込み実績管理部 2h 進捗管理部 2i 進捗表示部 3 梱包指示書兼梱包ラベル 4 梱包端末 4a 梱包実績計上部 5 一時保管端末 5a 一時保管指示表示部 5b 一時保管実績計上部 5c 仮置きエリア変更入力部 6 積み込み端末 6a 積み込み指示表示部 6b 積み込み実績計上部 12 製品倉庫 13 梱包作業場 14 一時保管場(仮置きエリア) T 出荷車両

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 倉庫からの出荷作業についての管理シス
    テムであって、配車計画データ、梱包実績データ及び一
    時保管実績データを収集し、それら収集データに基づい
    て出荷品を一時保管する仮置きエリアを指示する管理処
    理部と、指示された仮置きエリアの格納スペースが不足
    し出荷品を格納できないときに、その出荷品を他の仮置
    きエリアに格納する仮置きエリア変更部を備えているこ
    とを特徴とする出荷管理システム。
  2. 【請求項2】 倉庫からの出荷作業についての管理シス
    テムであって、配車計画データ、梱包実績データ及び一
    時保管実績データを収集し、それら収集データに基づい
    て出荷品を一時保管する仮置きエリアを指示する管理処
    理部と、この管理処理部で管理する梱包実績データ及び
    一時保管実績データを、配車計画データと対比させて表
    示する進捗表示部を備えていることを特徴とする出荷管
    理システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の出荷管理システムにおい
    て、管理処理部で指示された仮置きエリアの格納スペー
    スが不足し出荷品を格納できないときに、その出荷品を
    他の仮置きエリアに格納する仮置きエリア変更部を備え
    ていることを特徴とする出荷管理システム。
JP32524198A 1998-11-16 1998-11-16 出荷管理システム Pending JP2000142926A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32524198A JP2000142926A (ja) 1998-11-16 1998-11-16 出荷管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32524198A JP2000142926A (ja) 1998-11-16 1998-11-16 出荷管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000142926A true JP2000142926A (ja) 2000-05-23

Family

ID=18174613

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32524198A Pending JP2000142926A (ja) 1998-11-16 1998-11-16 出荷管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000142926A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002083023A (ja) * 2000-06-21 2002-03-22 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 配送管理装置、集配送管理装置および集配送方法ならびに輸送手段管理装置および方法
JP2002109001A (ja) * 2000-10-03 2002-04-12 Dainippon Printing Co Ltd 運送支援システム
US6789729B1 (en) 2000-11-02 2004-09-14 Ford Motor Company Method for receiving and shipping items
US6889109B1 (en) 2000-11-03 2005-05-03 Ford Motor Company Method for maintaining the quality of produced products
WO2017094181A1 (ja) * 2015-12-04 2017-06-08 株式会社日立物流 倉庫設計システム
JP2019071074A (ja) * 2018-12-04 2019-05-09 株式会社日立物流 倉庫設計システム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002083023A (ja) * 2000-06-21 2002-03-22 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 配送管理装置、集配送管理装置および集配送方法ならびに輸送手段管理装置および方法
JP2002109001A (ja) * 2000-10-03 2002-04-12 Dainippon Printing Co Ltd 運送支援システム
US6789729B1 (en) 2000-11-02 2004-09-14 Ford Motor Company Method for receiving and shipping items
US6889109B1 (en) 2000-11-03 2005-05-03 Ford Motor Company Method for maintaining the quality of produced products
WO2017094181A1 (ja) * 2015-12-04 2017-06-08 株式会社日立物流 倉庫設計システム
JPWO2017094181A1 (ja) * 2015-12-04 2017-11-30 株式会社日立物流 倉庫設計システム
JP2019071074A (ja) * 2018-12-04 2019-05-09 株式会社日立物流 倉庫設計システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI665616B (zh) 倉儲管理系統及其方法
JPH05270611A (ja) 自動倉庫の入出庫制御装置
JPH0680221A (ja) 部分的注文充填システムおよびその方法
JP2022089731A (ja) 物流管理方法およびそれを実行する電子装置
CN114604544A (zh) 一种电力物资智能仓储系统、方法及存储介质
JP2000142926A (ja) 出荷管理システム
JPS61101303A (ja) ピツキング装置
US8131604B2 (en) Internal routing
JP3641548B2 (ja) 物品保管管理システム
JP2000085927A (ja) 出荷確認システム
JPH0569906A (ja) 自動倉庫システムの在庫管理方式
JPS62121103A (ja) 自動倉庫に於けるコンピユ−タ−制御方法
JP2000272716A (ja) 物品保管管理システム
JPS62121104A (ja) 自動倉庫に於けるコンピユ−タ−制御方法
JP2005272147A (ja) 物品保管管理システム
JP2842396B2 (ja) 商品ロケーション自動決定装置
JPH1035830A (ja) 倉庫管理システム
JPH033803A (ja) パレットの保管位置管理システム
JP3974285B2 (ja) 物品保管管理システム
JPS62130903A (ja) 部品出入管理システム
JP4446910B2 (ja) 図書保管管理システム
JP3641549B2 (ja) 物品保管管理システム
JP2000272718A (ja) 物品保管管理システム
JPH11208825A (ja) 最適経路決定装置
JPH05113988A (ja) 入出荷作業スケジユーリング装置