JP7013535B1 - アイテムピッキング情報を提供する電子装置及びその方法 - Google Patents

Abstract

【課題】物品保管センターでアイテムを出庫するための情報を管理者端末に提供する。【解決手段】ピッキングアイテム情報を確認する段階と、物品保管センター内の複数の保管場所のそれぞれに位置したアイテムのグループに対する情報を基に、前記複数の保管場所のうち前記ピッキングアイテム情報に対応する少なくとも一つの保管場所を確認する段階と、前記確認された保管場所に対する情報および前記ピッキングアイテム情報を管理者端末に提供する段階と、を含み、前記アイテムのグループは、アイテムのグループに対応する同一のアイテムを少なくとも１つ含み、同一のアイテムを含む複数のアイテムのグループが、前記物品保管センターにおいて互いに異なる保管場所に保管する電子装置及びその方法を提供する。【選択図】図３

Description

本開示は、物品保管センターでアイテムを出庫するための情報を管理者端末に提供する電子装置及びその方法に関する。

物品保管センターは、アイテム（または商品）を注文した顧客にアイテムを配送する前に、一時的または長期的に商品を保管する施設である。電子商取引が活性化されることにより、物品保管センターの必要が増加しており、さらに物品保管センターのより効果的な使用と迅速な配送のための方案に対する要求が増加している。

このような要求に関連し、最近の物品保管センターには、ランダムストウ（ｒａｎｄｏｍ ｓｔｏｗ）ベースの商品配置（または陳列）方案が導入されている。ランダムストウ方式は、同一の商品が複数の位置にランダムに散在して配置されるようにする配置方式である。ランダムストウ方法で商品が配置される場合、アイテムの出庫時に同一のアイテムが置かれた位置のうち、管理者により適切な位置のアイテムがピッキング（ｐｉｃｋｉｎｇ）されることができ、物品保管センターの作業効率が最大化され得るという利点が存在する。

ただし、ランダムストウ方式を用いると、同一のアイテムであっても複数の位置に散在するため、アイテムの配置に関するアイテムのグループ別に行われることができる。これにより、複数の特定のアイテムに対する出庫要求に対応してピッキングを行う場合には、複数の特定のアイテムが、実際には同一の保管場所に位置するとしても、他のアイテムのグループに属する場合には、まるで別の保管場所に配置されたかのように区分されて数回ピッキングが行われて、パッキングもまた複数の個に分離される状況が発生し得る。

これにより、一回の作業を通じてピッキングすることができるにもかかわらず、数回の作業が行われる必要がある状況が発生し得る。したがって、物品保管センターでアイテムのより効率的な出庫のためのピッキング業務の効率を向上させるための方案が要求される。

本実施例が解決しようとする課題は、複数の保管場所のそれぞれに位置したアイテムのグループに対する情報を基に、ピッキングアイテム情報に対応する少なくとも一つの保管場所を確認し、これに対する情報を提供することで、より効果的にピッキングが行われるようにする電子装置及びその方法を提供することにある。

本実施例が解決しようとする技術的課題は、上記されたような技術的課題に限定されず、以下の実施例から他の技術的課題が類推されることができる。

第１の実施例により、物品保管センターでアイテムピッキング情報の提供方法は、ピッキングアイテム情報を確認する段階と、上記物品保管センター内の複数の保管場所のそれぞれに位置したアイテムのグループに対する情報を基に前記複数の保管場所のうち前記ピッキングアイテム情報に対応する少なくとも一つの保管場所を確認する段階と、上記確認された保管場所に対する情報および前記ピッキングアイテム情報を管理者端末に提供する段階と、を含み、前記アイテムのグループは、アイテムのグループに対応する同一のアイテムを少なくとも１つ含み、同一のアイテムを含む複数のアイテムのグループが、前記物品保管センターにおいて互いに別の保管場所に保管することができる。

第２の実施例により、物品保管センターのアイテムピッキング情報を提供する電子装置は、命令語を格納するメモリーと、プロセッサを含み、上記プロセッサは、上記メモリーと連結され、ピッキングアイテム情報を確認し、上記物品保管センター内の複数の保管場所のそれぞれに位置したアイテムのグループに対する情報を基に、前記複数の保管場所のうち前記ピッキングアイテム情報に対応する少なくとも一つの保管場所を確認し、上記確認された保管場所に対する情報および前記ピッキングアイテム情報を管理者端末に提供し、前記アイテムのグループは、アイテムのグループに対応する同一のアイテムを少なくとも１つ含み、同一のアイテムを含む複数のアイテムのグループが、前記物品保管センターにおいて互いに別の保管場所に保管することができる。

第３の実施例により、管理者端末のアイテムピッキング情報の提供方法は、ピッキングイベントに対する情報を確認する段階と、上記ピッキングイベントに対応する保管場所情報を提供する段階と、上記保管場所の識別情報を確認する段階と、保管場所に関わる上記ピッキングイベントに対応するアイテムの情報を提供する段階と、を含み、上記提供されるアイテム情報は、上記保管場所に位置した互いに異なるアイテムのグループに含まれたアイテムの情報を含むことすることができる。

その他の実施例の具体的な事項は、詳細な説明及び図面に含まれている。

本開示によると、電子装置及びその方法は、アイテムのグループに応じて、アイテムが配置される物品保管センターのピッキングイベントに対応して保管場所に基づいた情報を提供することで、ピッキング動作の最小化を通じてピッキング業務の効率を向上させることができる。

また、電子装置およびその方法は、ピッキングアイテム情報に対応するアイテムの数量に対する情報を用いて、アイテムの数量以上が配置された保管場所を確認し、これに対する情報を提供することにより、ピッキングアイテム情報別より適切な保管場所に対する情報を提供してピッキング業務の効率を向上させることができる。

発明の効果は、以上で言及した効果に制限されず、言及されていない別の効果は、請求の範囲の記載から、当該技術分野の通常の技術者に明確に理解されることができる。

一実施例によるアイテムピッキング情報の提供方法に対する概念図である。 一実施例による電子装置の機能ブロック図である。 一実施例によるアイテムピッキング情報の提供方法のフローチャートである。 一実施例によるアイテムピッキング情報の提供方法の一例を説明するための図である。 一実施例によるアイテムピッキング情報の提供方法においてピッキングアイテム情報を確認する動作を説明するための図である。 一実施例によるアイテムピッキング情報の提供方法で用いられる統合ピッキングアイテム情報を説明するための図である。 一実施例によるアイテムピッキング情報の提供方法に関わり、管理者端末に提供される情報の例を示す図である。 一実施例によるアイテムピッキング情報の提供方法を管理者端末側面で示すフローチャートである。

実施例で用いられる用語は、本開示においての機能を考慮しながら可能な限り、現在広く使用されている一般的な用語を選択したが、これは当分野に従事する技術者の意図または判例、新しい技術の出現などによって異なる場合がある。また、特定の場合には、出願人が任意に選定した用語もあり、この場合、該当する説明部分で詳細にその意味を記載する。したがって、本開示で用いられる用語は、単純な用語の名称ではなく、その用語が持つ意味と、本開示の全般にわたる内容に基づいて定義されるべきである。

明細書全体において或る部分が何らかの構成要素を「含む」というとき、これは、特に反対になる記載のない限り、他の構成要素を除くことではなく、他の構成要素をさらに含むことを意味する。

明細書全体で記載された「ａ、ｂ、およびｃのうち少なくとも一つ」の表現は、「ａ単独」、「ｂ単独」、「ｃ単独」、「ａおよびｂ」、「ａおよびｃ」、「ｂおよびｃ」、または「ａ、ｂ、およびｃのいずれ」を包括することができる。

以下で言及される「端末」は、ネットワークを通じてサーバーや他の端末に接続できるコンピュータや携帯用端末で具現されることができる。ここで、コンピュータは、例えば、Ｗｅｂブラウザ（ＷＥＢ Ｂｒｏｗｓｅｒ）が搭載されたノートパソコン、デスクトップ（ｄｅｓｋｔｏｐ）、ラップトップ（ｌａｐｔｏｐ）などを含み、携帯用端末は、例えば、携帯性と移動性が保障される無線通信装置であって、ＩＭＴ（Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ Ｍｏｂｉｌｅ Ｔｅｌｅｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ）、ＣＤＭＡ（Ｃｏｄｅ Ｄｉｖｉｓｉｏｎ Ｍｕｌｔｉｐｌｅ Ａｃｃｅｓｓ）、Ｗ－ＣＤＭＡ（Ｗ－Ｃｏｄｅ Ｄｉｖｉｓｉｏｎ Ｍｕｌｔｉｐｌｅ Ａｃｃｅｓｓ）、ＬＴＥ（Ｌｏｎｇ Ｔｅｒｍ Ｅｖｏｌｕｔｉｏｎ）などの通信基盤端末、スマートフォン、タブレットＰＣなどのようなすべての種類のハンドヘルド（Ｈａｎｄｈｅｌｄ）基盤の無線通信装置を含むことができる。

以下では、添付した図面を参考して、本開示の実施例について本開示が属する技術分野において通常の知識を有する者が容易に実施できるように詳細に説明する。しかし、本開示は、多様な異なる形態で具現されることができ、ここで説明する実施例に限定されない。

以下では、図面を参照して、本開示の実施例を詳細に説明する。

図１は、一実施例によるアイテムピッキング情報の提供方法に対する概念図である。以下図１では説明の便宜のために、互いに異なるアイテムは、互いに異なる図形で示しており、互いに異なる特性は、図形の内部を満たす互いに異なるパターンで表す。

物品保管センター（または物流センター、物流倉庫）には、配送のための様々なアイテム（または商品、物品）が保管されることができる。物品保管センターは、複数の保管場所を含むことができる。例えば、図１を参考すると、物品保管センターは、第１の保管場所１２０、第２の保管場所１３０及び第３の保管場所１４０を含むことができる。

複数の保管場所のそれぞれには少なくとも１つのアイテムのグループが配置されることができる。アイテムのグループは、少なくとも一つのアイテムを含むことができ、アイテムのグループは、アイテムおよびアイテムの特性のうち少なくとも一部を基に決定されることができる。

実施例において、アイテムのグループ別にアイテムおよびアイテムの特性のうち少なくとも一部が異なることができる。たとえば、同一のアイテムでも特性が異なると、互いに異なるアイテムのグループに含まれることができ、特性が同じでも異なるアイテムは、互いに異なるアイテムのグループに含まれることができる。特性が異なりつつ、異なるアイテムは、互いに異なるアイテムのグループに含まれることができる。

例えば、互いに異なる第１のアイテムと第２のアイテムは、互いに異なるアイテムのグループに含まれることができる。図１によると、第１のアイテムは、第１のアイテムのグループ１２１（または、第２のアイテムのグループ１２２）に含まれ、第２のアイテムは、第３のアイテムのグループ１２３に含まれることができる。他の例を挙げると、第１の特性を有する第１のアイテムは、第１のアイテムのグループ１２１に含まれ、第２の特性を有する第１のアイテムは、第２のアイテムのグループ１２２に含まれることができる。

アイテムの特性は、アイテム別に予め指定されたものであって、例えば、製造日付、有効期間、入庫日付および陳列日付のうち少なくとも一つと関連されることができる。ただし、かかる例に制限されるものではなく流通期間、原材料または製造業者などのような、様々な情報を基に指定されることもできる。アイテムのグループの特性は、アイテムのグループに含まれるアイテムの特性に基づいて決定されることができる。例えば、アイテムのグループの特性はアイテムの特性に対応することができる。ただし、場合によってアイテムのグループは、複数のアイテムを含めることができるので、アイテムのグループの特性は、アイテムのグループに含まれたアイテムの数量を含むことができる。

実施例において、アイテムのグループは、ランダムストウ（ｒａｎｄｏｍ ｓｔｏｗ）方式が用いられることに基づいて物品保管センターに配置される少なくとも一つのアイテム単位別に付与される固有の情報であり得る。アイテムのグループは、物品保管センター内の保管場所に対する陳列単位でアイテムの陳列時または入荷時に指定されることができる。アイテムのグループに対する情報は、アイテムピッキング情報の提供のための電子装置に格納されて、後述するアイテム出庫のための電子装置の動作のために用いられることができる。

実施例において、一つの保管場所には、同一のアイテムであっても、互いに異なるアイテムのグループに含まれたまま保管場所に配置されることができる。例えば、図１の第１の保管場所１２０のように複数の第１のアイテムのうちの一部は第１のアイテムのグループ１２１に含まれ、他の一部は、第２のアイテムのグループ１２２に含まれることができる。他の例として、図１の第２の保管場所１３０のように複数の第３のアイテムのうち一部は、第４のアイテムのグループ１３１に含まれ、他の一部は、第５のアイテムのグループ１３２に含まれることができる。

実施例において、一つの保管場所には、互いに異なるアイテムを含むアイテムのグループが配置されることができる。例えば、第１の保管場所１２０には、第１のアイテムと区分される第２のアイテムを含む第３のアイテムのグループ１２３が配置されることができる。第３の保管場所１４０には、第４のアイテムを含む第６のアイテムのグループ１４１と第１のアイテムを含む第７のアイテムのグループ１４２が配置されることができる。

物品保管センターに保管されたピッキングアイテム情報１１０に対応するアイテムは、管理者によってピッキングされた後、出庫作業（またはパッキング（ｐａｃｋｉｎｇ）と出庫作業）を経て、アイテムを注文した顧客に配送されることができる。例えば、図１を参考すると、ピッキングアイテム情報１１０は、４つの第１のアイテム１１１のピッキングを要請する情報を含むことができる。このような場合、実施例による電子装置は、複数の保管場所のうちピッキングアイテム情報１１０を満足する保管場所を確認し、確認された保管場所に対する情報を管理者端末に提供し、アイテムがピッキングされるようにすることができる。ピッキングされたアイテムは、パッキング過程を経た後、顧客に配送されることができる。一例によると、物品保管センターから配送された物品を配送する手順は、アイテムの保管場所でアイテムピッキングする手順、ピッキングされた商品を配送情報に対応するように分類するリビンする手順、ピッキングした物品またはリビンされた物品を注文情報に対応して包装するパッキング手順を経ることができる。このような手順を通じて物品保管センターにそれぞれ保管されたアイテムを注文情報に対応して選択した後、配送のために効果的に包装することができる。

実施例において、ピッキングアイテム情報１１０は、アイテムを示す情報（例：アイテムの名称）とピッキングが要求されるアイテムの数量に対する情報を含むことができる。電子装置は、複数の保管場所のそれぞれに配置されたアイテムのグループに対する情報を基に、複数の保管場所のうちピッキングアイテム情報１１０に対応する保管場所を確認することができる。

一例として、電子装置は、ピッキングアイテム情報１１０が図示されたように４つの第１のアイテム１１１に対する情報を含む場合、アイテムのグループに対する情報を基に、複数の保管場所のうち第１のアイテム１１１を含む少なくとも一つの保管場所を確認することができる。電子装置は、確認された少なくとも一つの保管場所のうちピッキングアイテム情報１１０を満足する数量の第１のアイテム１１１が配置された保管場所を確認することができる。ここで、ピッキングアイテム情報１１０を満足する数量は、例えばピッキングアイテム情報１１０に含まれたアイテムの数量以上を含むことができる。

実施例による電子装置は、複数の保管場所のそれぞれに関わるアイテムのグループに対する情報を用いて、複数の保管場所別に配置されたアイテムを確認し、ピッキングアイテム情報１１０に対応する保管場所を確認して物品保管センター内での効率的なピッキングが行われるようにすることができる。

より具体的に説明すると、図１のような状況に関し、本実施例とは異なる電子装置においては、アイテムのグループ単位での管理が行われるため、ピッキングアイテム情報１１０に対応するピッキングのために、アイテムのグループのうち第１の保管場所１２０から第１のアイテムのグループ１２１をピッキングした後、第３の保管場所１４０から第７のアイテムのグループ１４２をピッキングするようにする情報が生成されることができる。または第１の管理者端末に対する第１のアイテムのグループ１２１全体をピッキングするようにする情報と、第２の管理者端末に対する第７のアイテムのグループ１４２をピッキングするようにする情報が生成されることができる。

しかし、本実施例による電子装置は、物品保管センター内のアイテムの配置はアイテムのグループ単位で行うが、アイテムのピッキングは保管場所の単位で行われるようにしてピッキングの効率を最大化することができる。以下では、保管場所の単位別にピッキングが行われる本実施例による電子装置およびその動作について、より具体的に後述する。

図２は、一実施例による電子装置の機能ブロック図である。図２には、本実施例に関わる構成要素が図示されているが、これに制限されるものではなく、図２に図示された構成要素に加えて、他の汎用的な構成要素がさらに含まれることができる。

図２を参照すると、電子装置２００は、メモリー２１０およびプロセッサ２２０を含むことができる。図２に図示された各要素（ｅｌｅｍｅｎｔ）は、少なくとも一つの機能や動作を処理する単位を意味し、これはハードウェアやソフトウェア、または、ハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせで具現されることができる。

実施例により図２の電子装置２００は、サーバーで具現されることができ、電子装置２００の具現方式により本明細書が制限されることはない。

メモリー２１０は、電子装置２００に関わる様々なデータを格納することができる。たとえば、メモリー２１０は、電子装置２００の動作のための少なくとも一つの命令語（ｉｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎ）を格納することができる。このような場合、プロセッサ２２０は、メモリー２１０に格納された命令語を基に、様々な動作を行うことができる。他の例を挙げると、メモリー２１０は、物品保管センター内の複数の保管空間のそれぞれに配置されるアイテムのグループに対する情報を格納することができる。アイテムのグループに対する情報は、例えば、アイテムのグループに対応する保管空間に対する情報、アイテムのグループに対応するアイテムを示す情報およびアイテムのグループに対応するアイテムの特性に対する情報を含むことができる。

アイテムのグループのそれぞれは、該当アイテムのグループに対応する同一のアイテムを少なくとも一つ含むことができる。例えば、第１のアイテムのグループは、少なくとも一つの第１のアイテムを含み、第２のアイテムのグループは、少なくとも一つのアイテムを含むことができる。アイテムのグループは、アイテムの特性別に区分されることができる。例えば、第１のアイテムのグループは、第１の特性を有する少なくとも一つの第１のアイテムを含み、第２のアイテムのグループは、第２の特性を有する少なくとも一つの第１のアイテムを含むことができる。アイテムの特性は、例えば、製造日付、有効期限、入庫日付および陳列日付のうち少なくとも一つを含むことができるが、これに制限されず、場合によっては、アイテムの特性はアイテムのグループに含まれるアイテムの数量を含むこともできる。

実施例において、同一のアイテムを含む複数のアイテムのグループのうち少なくとも一部は、物品保管センターにおいて互いに別の保管場所に保管されることができる。場合によっては、同一のアイテムを含む第１のアイテムのグループと第２のアイテムのグループ（第１のアイテムのグループと第２のアイテムのグループのそれぞれに対応するアイテムは、特性が異なる）は、同一の保管場所に保管されることもできる。

実施例において、物品保管センターの複数の保管場所別のアイテムの配置は、アイテムのグループ別に行われることができる。アイテムのグループは、予め指定されることができ、アイテムのグループの指定に対応してアイテムのグループが複数の保管場所のうち1つに配置されることができる。アイテムのグループの配置はランダムストウ方式に基づいてすることができ、ランダムストウ方式については、通常の技術者に容易であるため具体的な説明は省略する。このようにランダムストウ方法で配置されることに基づいて、アイテムのグループに対する情報は、メモリー２１０に格納されることができる。後述するが、プロセッサ２２０は、メモリー２１０に格納されたアイテムのグループに対する情報を基にアイテムピッキングのための保管場所を確認することができる。

一方、場合によってはアイテムのグループに対する情報は、外部のメモリー２１０に別途格納されることもでき、アイテムのグループに対する情報の格納に関わっては通常の技術者に容易な範囲内で多様に設計変更可能である。

プロセッサ２２０は、電子装置２００の全般的な動作を制御することができる。例えば、プロセッサ２２０は、メモリー２１０に格納された命令語に基づいて、電子装置２００の要素を制御することにより、電子装置２００の動作を制御することができる。

プロセッサ２２０は、ピッキングアイテム情報を確認することができる。ピッキングアイテム情報は、物品保管センターの保管場所に配置された少なくとも一つのアイテムのピッキングを要請する情報を含むことができる。ピッキングされたアイテムは、パッキングを経て顧客に発送されることができる。実施例において、ピッキングアイテム情報は、ピッキングする第１のアイテムの数量に対する情報、および第１のアイテムを示す情報（例：第１のアイテムの名称）のうち少なくとも一つを含むことができる。

実施例において、プロセッサ２２０は、ネットワークを通じて販売されるアイテム（または商品）の販売情報を確認することができる。アイテムは、電子商取引に基づいて販売が行われ得るが、プロセッサ２２０は、前記販売を基にピッキングアイテムの情報を確認することができる。このような場合、ピッキングアイテム情報は、少なくとも１人の顧客から要請された注文に対応する情報を含むことができる。ただし、これに制限されるものではなく、ピッキングアイテム情報は様々な経路（例：小売業者にサンプルの提供のためのアイテムピッキング、特定業者の要求によるアイテムピッキング）で出庫が決定された特定のアイテムに対する情報を含むことができる。

プロセッサ２２０は、物品保管センター内の複数の保管場所のそれぞれに位置したアイテムのグループに対する情報を基に、複数の保管場所のうちピッキングアイテム情報に対応する少なくとも一つの保管場所を確認することができる。複数の保管場所のそれぞれには少なくとも１つのアイテムのグループが位置することができる。

プロセッサ２２０は、アイテムのグループに対する情報を基に、複数の保管場所のうちピッキングアイテム情報に対応する少なくとも一つの保管場所を確認することができる。

実施例において、ピッキングアイテム情報は、ピッキングする第１のアイテムの数量に対する情報を含むことができ、このような場合、プロセッサ２２０は、複数の保管場所のうち第１のアイテムが位置した保管場所を確認することができる。具体的に、プロセッサ２２０は、複数の保管場所のそれぞれに配置されたアイテムのグループに対する情報を基に、複数の保管場所のうち第１のアイテムが配置された保管場所を確認することができる。プロセッサ２２０は、確認された第１のアイテムが位置した保管場所のうちピッキングする第１のアイテムの数量以上が位置した保管場所をピッキングアイテム情報に対応する少なくとも一つの保管場所として確認することができる。

例えば、プロセッサ２２０は、ピッキングする第１のアイテムの数量が４である場合、複数の保管場所のうち第１のアイテムが４個以上配置された保管場所を、ピッキングアイテム情報に対応する少なくとも一つの保管場所として確認することができる。場合によっては、保管場所に配置された第１のアイテムは、互いに異なるアイテムのグループに含まれたものである可能性があるが、これに制限されない。

実施例において、プロセッサ２２０は、ピッキングされた第１のアイテムの数量以上が位置した保管場所が複数の場合、ピッキングされた第１のアイテムの数量以上が位置した保管場所のうち管理者端末との距離が最も近い保管場所をピッキングアイテム情報に対応する少なくとも一つの保管場所として確認することができる。例えば、プロセッサ２２０は、複数の保管場所のうちピッキングする第１のアイテムの数量（例：４個）以上が配置された保管場所が２つ、すなわち第１の保管場所と第２の保管場所である場合、第１の保管場所と第２の保管場所のうち管理者端末と距離が最も近い保管場所をピッキングアイテム情報に対応する少なくとも一つの保管場所として確認することができる。このとき、保管場所と管理者端末との間の距離は、様々な公知の方法を用いることができる。

場合によって、確認された少なくとも一つの保管場所は、ピッキングアイテムに対応する複数のアイテムのグループのうち物品保管センターに入庫された時間が最も早いアイテムのグループが位置した保管場所を含むことができる。例えば、プロセッサ２２０は、複数の保管場所のそれぞれに位置したアイテムのグループに対する情報を基にピッキングアイテム情報に対応する数量以上の第１のアイテムが配置された保管場所を確認することができる。プロセッサ２２０は、確認された保管場所が複数である場合、物品保管センターに入庫された時間が最も早いアイテムのグループが含まれた保管場所をピッキングアイテム情報に対応する少なくとも一つの保管場所として確認することができる。

実施例において、プロセッサ２２０は、ピッキングされた第１のアイテムの数量以上が位置した保管場所がない場合、数量に最も近接した数量が位置した第１の保管場所を確認することができる。プロセッサ２２０は、確認された第１の保管場所から最も距離が近く、第１のアイテムが少なくとも一つ位置した第２の保管場所を確認することができる。

具体的に、プロセッサ２２０は、物品保管センターの複数の保管場所のうちピッキングアイテム情報に対応する数量（以下、第１の数量）以上の第１のアイテムが存在する保管場所がない場合には、第１の数量と最も近接した数量が位置した保管場所、すなわち第１の保管場所を確認することができる。例えば、ピッキングアイテム情報が４個の第１のアイテムに対応する場合、複数の保管場所のうち４個と最も近接した数量（例：３個）の第１のアイテムが存在する第１の保管場所を確認することができる。プロセッサ２２０は、確認された第１の保管場所から距離が最も近く、第１のアイテムが少なくとも一つ位置した第２の保管場所を確認することができる。このとき、第２の保管場所は、第１の保管場所とは区分される別個の保管場所を含むことができる。

場合によって、プロセッサ２２０は、第１の保管場所の確認に対応して、ピッキングアイテム情報を基に、第１の数量と第１の保管場所に対応する第１のアイテムの数量との間の差の値を確認することができる。差の値は、第２の数量にもかかわらず、ピッキングアイテム情報を満足するに足りない数量の値を含むことができる。例えば、ピッキングアイテム情報に対応する第１の数量が５個であり、第１の保管場所に配置された第１のアイテムの数量が３個である場合、前記第１の数量と第１の保管場所に対応する数量の間の差の値、すなわち２個という数量を確認することができる。プロセッサ２２０は、上記の差の値の確認に対応して、前記第１のアイテムが差の値以上配置された保管場所のうち前記第１の保管場所から最も近く位置した保管場所を第２の保管場所として確認することができる。

実施例において、プロセッサ２２０は、ピッキングされた第１のアイテムの数量（以下、第１の数量）以上が位置した保管場所がない場合、第１の数量に最も近接した数量が位置した第１の保管場所を確認することができる。プロセッサ２２０は、確認された第１のアイテムが位置した保管場所のうち入庫の順序が最も早いアイテムのグループを含む第２の保管場所を確認することができる。具体的に、プロセッサ２２０は、第１の数量以上が位置した保管場所がない場合、第１の数量に最も近接した数量が位置した第１の保管場所を確認し、残りの保管場所のうち入庫順序が最も早いアイテムのグループを含む第２の保管場所を確認することができる。このとき、第２の保管場所は、第１の数量と第１の保管場所に配置された第１のアイテムの数量（以下、第２の数量）との間の差の値、すなわち、第２の数量にもかかわらず、ピッキングアイテム情報を満足するに足りない数量の値以上の第１のアイテムを含むことができる。

実施例において、プロセッサ２２０は、第１の数量以上が位置した保管場所がない場合、第１の数量に最も近接した数量が位置した第１の保管場所を確認して、第１のアイテムの特性を基に、残りの数量が位置した第２の保管場所を確認することができる。具体的に、プロセッサ２２０は、第１のアイテムの特性を基に、第１のアイテムが消費期限に関わる場合、第２の保管場所の確認のために、第１の保管場所以外の残りの保管場所のうち入庫順序が最も早いアイテムのグループを含む第２の保管場所を確認することができる。場合によって、第２の保管場所は、第１の保管場所以外の残りの保管場所のうち残りの数量（すなわち、第１の数量と第１の保管場所に対応する第１のアイテムの数量の差）以上が位置し、入庫順序が最も早いアイテムのグループを含む第２の保管場所を確認することができる。

仮に、第１のアイテムの特性が消費期限と無関係の場合、プロセッサ２２０は、第１のアイテムを含む場所のうち第１の保管場所から最も近く位置された保管場所を第２の保管場所として確認することができる。場合によって、第２の保管場所は、第１の保管場所以外の残りの保管場所のうち残りの数量以上が位置し、第１の保管場所から最も近く位置された保管場所を確認することができる。

実施例において、プロセッサ２２０は、第１のアイテムに対する複数のピッキングアイテム情報を確認することができる。例えば、プロセッサ２２０は、特定の期間（例：２０秒）の間（または特定の期間の間隔で）一つ以上のピッキングアイテム情報を獲得することができる。このような場合、プロセッサ２２０は、獲得された1つ以上のピッキングアイテム情報のうち、第１のアイテムに対する複数のピッキングアイテム情報を確認することができる。プロセッサ２２０は、複数のピッキングアイテム情報の確認を基に、複数のピッキングアイテム情報を統合して、統合ピッキングアイテム情報を生成することができる。

ここで、統合ピッキングアイテム情報は、複数のピッキングアイテム情報によって要求される第１のアイテムの数量及び上記第１のアイテムに対する情報を含むことができる。たとえば、統合ピッキングアイテム情報は、複数のピッキングアイテム情報に対応する第１のアイテムの名称、第１のアイテムの全体の要求数量に対する情報を含むことができる。ただし、これに制限されるものではなく、場合によって、複数のピッキングアイテム情報別に第１のアイテムの数量が区分された情報を含むこともできる。

このような場合、プロセッサ２２０は、複数の保管場所のうち統合ピッキングアイテム情報に対応する少なくとも一つの保管場所を確認することができる。たとえば、統合ピッキングアイテム情報が第１のピッキングアイテム情報及び第２のピッキングアイテム情報の統合に基づき、５個の第１のアイテムに対する情報を含む場合、プロセッサ２２０は、複数の保管場所のうち５個の第１のアイテムが配置された少なくとも一つの保管場所を確認することができる。

プロセッサ２２０は、確認された保管場所およびピッキングアイテム情報を管理者端末に提供することができる。例えば、プロセッサ２２０は、確認された保管場所の位置、確認された保管場所の名称、ピッキングアイテムの名称及びピッキングアイテムの数量のうち少なくとも一つに対する情報を管理者端末に提供することができる。ここで、管理者端末は、物品保管センターでピッキング業務を担当する管理者のそれぞれに対応する端末であり、管理者端末のユーザーは、端末に提供される情報を基にピッキング業務を行うことができる。管理者端末の動作に関わる具体的な説明は、図８を通じて後述する。

実施例において、プロセッサ２２０は、ピッキングアイテム情報に関わり、複数の保管場所（例：第１の保管場所、第２の保管場所）が確認される場合、複数の保管場所に対する情報を提供することができる。例えば、プロセッサ２２０は、第１の保管場所の位置、第１の保管場所に配置された第１のアイテムの数量、第２の保管場所の位置、第２の保管場所に配置された第２のアイテムの数量に対する情報を管理者端末に提供することができる。

このように、複数の保管場所に対する情報が提供される場合、プロセッサ２２０は、管理者端末からより近い保管場所から第１のアイテムの数量が先に行われるようにピッキング順序に対する情報を提供することができる。例えば、第１の保管場所が第２の保管場所よりも、管理者端末とより近くに位置する場合、プロセッサ２２０は、第１の保管場所で、第１のアイテムをピッキングした後、第２の保管場所で第２のアイテムをピッキングするようにガイドする情報を提供することができる。

実施例において、プロセッサ２２０は、確認された保管場所にピッキングアイテムに対応する複数のアイテムのグループが配置された場合、複数のアイテムのグループのうち物品保管センターに入庫された時間が最も早いアイテムのグループに対する情報を確認することができる。プロセッサ２２０は、確認された情報を管理者端末に提供することができる。具体的には、プロセッサ２２０は、ピッキングアイテム情報に対応する保管場所にピッキングアイテムに関わる複数のアイテムのグループが配置された場合、複数のアイテムのグループのうち入庫された時間が最も早いアイテムのグループを確認することができる。例えば、第１の保管場所に、第１のアイテムに関わる第１のアイテムのグループと第２のアイテムのグループが位置される場合、プロセッサ２２０は、第１のアイテムのグループ及び第２のアイテムのグループのうち入庫された時間が最も早いアイテムのグループを確認することができる。プロセッサ２２０は、入庫された時間が早いアイテムのグループが優先的にピッキングされるように確認されたアイテムのグループに対する情報を管理者端末に提供することができる。

実施例において、プロセッサ２２０は、統合ピッキングアイテム情報を基に保管場所が確認される場合、確認された保管場所、統合ピッキングアイテム情報および複数のピッキングアイテム情報別の第１のアイテムの数量に対する情報を管理者端末に提供することができる。確認された保管場所に対する情報は、例えば、保管場所の名称、場所および管理者端末から保管場所までのルート（ｒｏｕｔｅ）のうち少なくとも一つを含むことができる。統合ピッキングアイテム情報は、例えば、統合ピッキングアイテム情報に対応するアイテムの名称及び数量のうち少なくとも一つに対する情報を含むことができる。

本実施例による電子装置は、アイテムのグループ単位で配置される物品保管センターでアイテムをピッキングする場合、保管場所を基準に業務が行われるようにガイドすることにより、ピッキング業務の効率を向上させることができる。例えば、電子装置は、アイテムのグループ情報に基づいてピッキングが最も効率的に行われることができる保管場所を確認して、これを案内することにより、同一の複数の商品と関連する複数のピッキング動作が発生するような非効率的な状況を防止して、効率的かつ迅速にアイテムがピッキングされるようにすることができる。

図３は、一実施例によるアイテムピッキング情報の提供方法のフローチャートである。図３に示された方法の各段階は、場合によって図面に示されていることと、その順序を変えて行われることができる。以下では、先に図１と図２で述べた内容と重複する内容が省略されることができる。

図３を参照すると、段階３１０で、電子装置はピッキングアイテム情報を確認することができる。ピッキングアイテム情報は、物品保管センター内の保管場所でピッキングが要求されるアイテム、すなわちピッキングアイテムに対する情報であり、例えば、ピッキング対象となるピッキングアイテムの名称および数量に対する情報を含むことができる。他の例を挙げると、ピッキングアイテムに対する情報は、顧客の注文に対応して獲得される注文アイテムに対する情報（例：アイテムの種類、名称、数量）を含むことができる。

実施例において、電子装置はピッキングアイテムに対する顧客の注文に対応してピッキングアイテム情報を確認することができる。ただし、これに制限されるものではなく、場合によって、電子装置は、物品保管センターの管理者の入力に基づいて、ピッキングアイテム情報を確認することができる。

段階３２０で、電子装置は、物品保管センター内の複数の保管場所のそれぞれに位置したアイテムのグループに対する情報を基に、複数の保管場所のうちピッキングアイテム情報に対応する少なくとも一つの保管場所を確認することができる。

アイテムのグループに対する情報は、アイテムのグループに対応するアイテムを示す情報及びアイテムのグループの特性（例：製造日付、有効期限、入庫日付、陳列日付、アイテムのグループに含まれたアイテムの数量）に対する情報を含むことができる。

例えば、製造日付はアイテムのグループに含まれたアイテムが製造された日付を含み、有効期間（または消費期限）は、アイテムのグループに含まれたアイテムの利用に適切な期間を含むことができる。入庫日付はアイテムのグループに含まれたアイテムが製造業者から配送されて物流保管センターに入庫された日付を含み、陳列日付はアイテムのグループが保管場所に陳列された日付を含むことができる。アイテムのグループは、互いに対応する特性を有するアイテムの集合であるため、一つのアイテムのグループに含まれる製造日付、有効期限、入庫日付はアイテム別に同一であることもできる。物流保管センターでアイテムの陳列は、アイテムのグループ単位で行われるため、陳列日付は同一のアイテムのグループに含まれたアイテム別に同一であることもできる。

一方、アイテムのグループの特性には、アイテムのグループに含まれたアイテムの数量に対する情報を含むことができる。これに対する情報は、アイテムのグループの形成に対応して、管理者によって指定されることができる。

実施例において、電子装置は、アイテムのグループに対する情報を基に、複数の保管場所別に位置されたアイテムに対する情報を確認することができる。電子装置は、ピッキングアイテム情報に対応するアイテムに対する情報およびアイテムの数量に対する情報を確認することができる。電子装置は、複数の保管場所のうちピッキングアイテム情報に対応する数量のアイテムが配置されたうち少なくとも一つの保管場所を確認することができる。

実施例において、電子装置は、複数の保管場所のうちピッキングアイテム情報に対応するアイテム（以下、第１のアイテム）の数量（以下、第１の数量）以上が配置された保管場所を確認することができる。

仮に、電子装置は、第１のアイテムが第１の数量以上配置された保管場所がない場合、第１の数量と最も近接した数量の第１のアイテムを配置する保管場所を確認することができる。例えば、第１の数量が５個であるが、複数の保管場所のうち第１のアイテムを５個以上含む保管場所がない場合、複数の保管場所のうち５個に最も近接した数量（または最も多い数量）、例えば、４個の第１のアイテムを含む保管場所（以下、第１の保管場所）を確認することができる。

一実施例において、電子装置は、第１の保管場所の確認に対応して、第１の保管場所から最も近いものの、第１のアイテムを含む第２の保管場所を確認することができる。第２の保管場所は、第１の数量の満足のために、第１の数量と第１の保管場所に配置された第１のアイテムの数量の差の値以上の数量が配置された保管場所を含むことができる。

他の一実施例において、電子装置は、第１の保管場所の確認に対応して、第１のアイテムを含む他の保管場所（すなわち、複数の保管場所で、第１の保管場所を除いた残りの保管場所）のうち入庫日付が最も早い第１のアイテムを含む保管場所を第２の保管場所として確認することができる。第２の保管場所は、第１の数量の満足のために、第１の数量と第１の保管場所に配置された第１のアイテムの数量の差の値以上の数量が配置された保管場所を含むことができる。

段階３３０で、電子装置は、確認された保管場所およびピッキングアイテム情報を管理者端末に提供することができる。例えば、電子装置は、確認された保管場所の位置、保管場所の名称、ピッキングアイテムの名称およびピッキングアイテムの数量に対する情報を管理者端末に提供することができる。管理者端末は、予め指定された端末であり、例えば、携帯電話、ＰＤＡ、またはタブレットＰＣを含むことができる。

実施例で確認された保管場所が複数の場合、電子装置は、複数の保管場所それぞれと管理者端末の位置に基づいて、複数の保管場所に対する情報を管理者端末に提供することができる。例えば、確認された複数の保管場所が第１の保管場所と第２の保管場所を含む場合、電子装置は、第１の保管場所と第２の保管場所のうち管理者端末の現在位置との距離がより近い保管場所に、まず管理者が到達するようにガイドする情報を提供することができる。

図４は、一実施例によるアイテムピッキング情報の提供方法の一例を説明するための図である。具体的に、図４は複数のピッキングアイテム情報が確認される場合、アイテムのピッキング情報の提供方法の一例を説明するための図である。以下、図４では説明の便宜のために、互いに異なるアイテムは、互いに別の図形で示し、互いに異なる特性は、図形の内部を満たす異なるパターンで表す。

実施例において、電子装置は、複数のピッキングアイテム情報（例：第１のピッキングアイテム情報４１１、第２のピッキングアイテム情報４１２）を確認することができる。複数のピッキングアイテム情報は、例えば、特定の期間の間獲得された1つ以上のピッキングアイテム情報のうち、同一のアイテムに関わるものであり得る。すなわち、図示されたように、第１のピッキングアイテム情報４１１、第２のピッキングアイテム情報４１２のそれぞれは、第１のアイテムに関わるものであり得る。

このような場合、第１のピッキングアイテム情報４１１と第２のピッキングアイテム情報４１２は統合されて、統合ピッキングアイテム情報が生成されることができる。統合アイテム情報の例は、図６を参照することができる。

一方、物品保管センターは、複数の保管場所（例：第１の保管場所４２０、第２の保管場所４３０、第３の保管場所４４０）を含むことができ、各保管場所には、少なくとも一つのアイテムのグループ（例：第１のアイテムのグループ４２１、第２のアイテムのグループ４２２）が含まれることができる。各保管場所に対するアイテムの配置はアイテムのグループ別に行われてもよい。アイテムのグループは、互いに対応する特性を有する同一のアイテムの集合を含むことができる。例えば、図示されたように、第１のアイテムのグループは、第１の特性を有する３個の第１のアイテムの集合であり、第２のアイテムのグループは、第２の特性を有する２個の第２のアイテムの集合を含むことができる。

実施例において、保管場所に対するアイテムのグループの配置はランダムに行われることができる。電子装置は、アイテムのグループ単位でランダムに配置が行われることに対応して、配置が行われたアイテムのグループに対する情報およびそれに対応する保管場所に対する情報を確認することができる。電子装置は、確認された情報を基に、保管場所に配置された少なくとも一つのアイテムに対する情報を確認することができる。

図４を参照すると、実施例において、複数のピッキングアイテム情報は、６個の第１のアイテムに対する情報を含むことができる。このような場合、電子装置は、複数の保管場所（例：第１の保管場所４２０、第２の保管場所４３０、第３の保管場所４４０）のうち、６個以上の第１のアイテムを含む保管場所が存在するか否かを確認することができる。仮に、図４に示すように、６個以上の第１のアイテムを含む保管場所がない場合、６個に最も近接した数量を含む保管場所、すなわち第１の保管場所４２０を確認することができる。

また、電子装置は、残りの数量以上を含む、他の保管場所、例えば１個の第１のアイテムを含む第３のアイテムのグループ４２３が配置された第２の保管場所４３０または１個の第１のアイテムを含む第４のアイテムのグループ４２４が配置された第３の保管場所４４０を確認することができる。ここで、残りの数量は、ピッキングアイテム情報に対応する数量のうち、第１の保管場所に配置されたアイテムの数量の差の値を含むことができる。

これに関連して一実施例によると、電子装置は、第２の保管場所４３０と第３の保管場所４４０のうち、第１の保管場所４２０とより近接した距離に位置する保管場所を確認することができる。

他の一実施例によると、電子装置は、第２の保管場所４３０と第３の保管場所４４０のうち、管理者端末とより近接した距離に位置する保管場所を確認することができる。このときの管理者端末は、今後確認された保管場所に対する情報が提供される管理者端末を含むことができる。

また、他の一実施例によると、電子装置は、第２の保管場所４３０と第３の保管場所４４０のうちピッキングアイテム情報に対応するアイテムのグループの入庫日付がより早い保管場所を確認することができる。入庫日付はアイテムのグループの特性に基づいて確認することができる。

実施例において、電子装置は、上述した動作により、ピッキングアイテム情報に対応する少なくとも一つの保管場所が確認された場合、確認された少なくとも一つの保管場所に対する情報を管理者端末に転送することができる。

図５は、一実施例によるアイテムピッキング情報の提供方法においてピッキングアイテム情報を確認する動作を説明するための図である。以下では、説明の便宜のために、同一のアイテムは同じ図形で示し、互いに異なるアイテムは、互いに異なる形状で示した。

実施例において、電子装置は、特定の期間の間、複数のピッキングアイテムの情報を獲得することができる。例えば、図５を参照すると、電子装置は、１０秒間の第１のピッキングアイテム情報５１０、第２のピッキングアイテム情報５２０、第３のピッキングアイテム情報５３０及び第４のピッキングアイテム情報５４０を獲得することができる。一方、ピッキングアイテム情報は、例えば、特定の顧客のアイテムの注文に対応してアイテム出庫のための保管場所でアイテムをピッキングするように生成された情報を含むことができる。

場合によって、電子装置は、特定の期間（または特定の時間）間隔で複数のピッキングアイテムの情報を獲得することができる。例えば、電子装置は、１０秒間隔で複数のピッキングアイテムの情報を獲得することができる。

実施例において、複数のピッキングアイテム情報の少なくとも一部は、互いに異なる装置から転送されることに基づいて、電子装置に受信された情報を含むことができるが、これに制限されるものではなく、例えば、電子装置のユーザーから入力されることができる。場合によって、複数のピッキングアイテム情報それぞれは

実施例において、獲得された複数のピッキングアイテム情報のうち少なくとも一部は、同一のアイテムと関連されることができる。例えば、図５に示すように、第１のピッキングアイテム情報５１０と第４のピッキングアイテム情報５４０は、第１のアイテムに対する情報を含むことができる。

このような場合、電子装置は、同一のアイテムに関連された複数のピッキングアイテム情報を統合して、統合ピッキングアイテム情報を生成することができる。統合ピッキングアイテム情報の例は、図６を参照することができる。

図６は、一実施例によるアイテムピッキング情報の提供方法で用いられる統合ピッキングアイテム情報を説明するための図である。

図６を参照すると、統合ピッキングアイテム情報は、複数のピッキングアイテム情報を含むことができる。具体的には、前記複数のピッキングアイテム情報は、特定の期間内に獲得された情報のうち、同一のアイテムに関連付けられたものであり得る。例えば、図６に示すように、統合ピッキングアイテム情報は、第１のアイテム６１０に対するものであり得る。

実施例において、統合ピッキングアイテム情報は、統合されたピッキングアイテム情報のそれぞれに対応するアイテムの数量に対する情報を含むことができる。例えば、第１のピッキングアイテム情報と第２のピッキングアイテム情報が統合され、図６の統合ピッキングアイテム情報が生成された場合、統合ピッキングアイテム情報は、図示されたように、第１のピッキングアイテム情報と第２のピッキングアイテム情報それぞれのアイテム数量に対応する数、すなわち、「３」に対する情報を含むことができる。

図７は、一実施例によるアイテムピッキング情報の提供方法に関し、管理者端末に提供される情報の例を示す図である。具体的には、図７は、電子装置によってピッキングアイテム情報に対応する少なくとも一つの保管場所が確認されたことに対応して、確認された保管場所に対する情報およびピッキングアイテム情報が管理者端末に提供される例を説明するための図である。

ピッキングイベントが生成されることに対応して、管理者端末には、ピッキングイベントを示す画面が表示されることができる。具体的には、識別番号７０１を参照するとピッキングイベントの発生に対応してピッキングアイテム情報に対応してピッキングされたアイテムを入れるトート（ｔｏｔｅ）（またはボックス）に対する情報の入力を要請する画面が、管理者端末に表示されることができる。

トートに対する情報は、トートに付着されたバーコードが、管理者端末によってスキャンされることに基づいて入力されることができる。トートに対する情報の入力に対応して、管理者端末は、電子装置から受信された保管場所に対する情報を提供することができる。

実施例において、識別番号７０２を参照すると、管理者端末は、特定のコードで示される保管場所に対応する情報、例えば、「２１Ｊ９２４１１０１」という情報を管理者端末に表示することができる。また、管理者端末は、上記保管場所に対する情報と共に図示されたようにピッキングアイテム情報に対応するアイテムの名称及び数量に対する情報を表示することができる。

管理者端末に表示された情報（例：保管場所に対する情報、ピッキングアイテム情報）を基に、保管場所に移動してアイテムはピッキングされ、識別番号７０１で入力されたトートに入れられることができる。実施例において、上記アイテムのピッキングは、管理者端末のユーザー、すなわち物品保管センターでピッキング業務を担当する管理者によって行われることができるが、これに制限されず、自動化システムまたはロボットによって行われることもできる。

実施例において、ピッキングアイテムのピッキングに対応して、管理者端末は、ピッキング情報を入力するように要請する画面を表示することができる。たとえば、管理者端末は、識別番号７０３のようにアイテム（識別番号７０３では、商品で表現）に含まれた商品のバーコードのスキャン、および実際にピッキングされるアイテムの数量を入力するように要請する画面を提供することができる。このとき、提供される画面には、ピッキングが要求される数量に対する情報、例えば、識別番号７０３の「５」という数量の情報が表示されることができる。

識別番号７０４のようにピッキングアイテム情報に対応するピッキング情報（例：「５」）が入力されると、「トートに入れる」などのような入力ボタンが活性化され表示されることができる。入力ボタンの活性化に基づいて、入力ボタンに対する入力が受信されると、管理者端末は、電子装置にピッキングが完了されたことを示す情報を転送することができる。

実施例において、電子装置は、管理者端末から受信された情報を基に、保管場所に配置されたアイテムに対する情報をアップデートすることができる。例えば、電子装置は、管理者端末から受信された情報に基づいて、第１のアイテム１０個が配置された第１の保管場所で５個の第１のアイテムがピッキングされたことを確認することができ、これに対応して、第１の保管場所の第１のアイテムの数量を５にアップデートすることができる。

一方、図７は、管理者端末に提供される画面の例示のみであり、これに制限されず、ピッキングアイテム情報と保管場所に対する情報は、様々な形態で管理者端末に提供されることができる。

図８は、一実施例によるアイテムピッキング情報の提供方法を管理者端末側で示すフローチャートである。具体的には、図８はアイテムピッキング情報提供と関連した管理者端末の動作の流れを示す。以下では、先に述べた内容と重複する内容は省略する。

図８を参照すると、段階８１０で、管理者端末は、ピッキングイベントに対する情報を確認することができる。実施例において、管理者端末は、電子装置からピッキングイベントに対する情報を受信することに対応して、ピッキングイベントに対する情報を確認することができる。ピッキングイベントは、例えばアイテム出庫のために保管場所でアイテムをピッキングする業務が発生したイベントを含むことができる。ピッキングイベントに対する情報は、ピッキングアイテム情報およびピッキングアイテム情報に対応する保管場所に対する情報を含むことができる。

段階８２０で、管理者端末は、ピッキングイベントに対応する保管場所情報を提供することができる。具体的には、管理者端末は、ピッキングイベントに対する情報を基に保管場所を示す保管場所情報を表示することができる。保管場所情報の表示に対応して、管理者端末のユーザーである管理者は、保管場所に移動することができる。

段階８３０で、管理者端末は、保管場所に対する識別情報を確認することができる。実施例において、管理者端末は、上記段階８２０に関連して表示される保管場所情報を基に、保管場所に対応する位置に移動されることができる。管理者端末は、保管場所に対応する位置に移動されることに基づいて、保管場所の識別情報を確認することができる。

ここで、保管場所に対する識別情報は、保管場所の識別のために予め付与された固有の情報を含むことができる。例えば、識別情報は、バーコードの形態で保管場所の少なくとも一部を通じて提供されることができ、管理者端末は、提供された識別情報を認識することに基づいて、保管場所に対する識別情報を確認することができる。

段階８４０で、管理者端末は、ピッキングイベントに対応するアイテム情報を提供することができる。具体的には、管理者端末は、保管場所と関連されるピッキングイベントに対応するアイテム情報を提供することができる。実施例において、管理者端末は、保管場所に対する識別情報の確認に対応して保管場所でピッキングする必要があるアイテム情報、例えばアイテムの名称とアイテムの数量に対する情報を表示することができる。

このような場合、表示された情報を基に、管理者は、アイテムをピッキングして出庫が行われるようにすることができる。ただし、これに制限されるものではなく、表示された情報に対応するアイテムのピッキングは、自動システムによって、またはロボットによって行われることもできる。

場合によっては、管理者端末は、ピッキングイベントの完了を示す入力を受信することができる。管理者端末は、入力の受信に対応してピッキングイベントに対応するアイテム情報を電子装置に転送することができる。

本開示によると、アイテムのピッキング情報の提供方法及びその電子装置は、アイテムのグループによってアイテムが配置される物品保管センターのピッキングイベントに対応して、保管場所に応じた情報を提供することによって、ピッキング動作の最小化を通じてピッキング業務の効率を向上させることができる。

また、電子装置およびその方法は、ピッキングアイテム情報に対応するアイテムの数量に対する情報を用いて、アイテムの数量以上が配置された保管場所を確認し、これに対する情報を提供することにより、ピッキングアイテム情報別、より適切な保管場所に対する情報を提供して、ピッキング業務の効率を向上させることができる。

前述した実施形態に係る電子装置は、プロセッサ、プログラムデータを保存し実行するメモリー、ディスクドライブのような永久保存部（ｐｅｒｍａｎｅｎｔ ｓｔｏｒａｇｅ）、外部装置と通信する通信ポート、タッチパネル、キー（ｋｅｙ）、ボタン等のようなユーザーインタフェース装置等を含むことができる。ソフトウェアモジュールまたはアルゴリズムで具現される方法は、前記プロセッサ上で実行できるコンピュータで読み取り可能なコードまたはプログラム命令であって、コンピュータで読み取り可能な記録媒体上に保存され得る。ここで、コンピュータで読み取り可能な記録媒体として、磁気記憶媒体（例えば、ＲＯＭ（ｒｅａｄ－ｏｎｌｙ ｍｅｍｏｒｙ）、ＲＡＭ（ｒａｎｄｏｍ－Ａｃｃｅｓｓ ｍｅｍｏｒｙ）、フロッピーディスク、ハードディスク等）および光学的読み取り媒体（例えば、シーディーロム（ＣＤ－ＲＯＭ）、ディーブイディー（ＤＶＤ：Ｄｉｇｉｔａｌ Ｖｅｒｓａｔｉｌｅ Ｄｉｓｃ））等がある。コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、ネットワークで連結されたコンピュータシステムに分散され、分散方式でコンピュータが読み取り可能なコードが保存され実行され得る。媒体は、コンピュータにより読み取り可能であり、メモリーに保存され、プロセッサで実行され得る。

本実施形態は、機能的なブロック構成および多様な処理段階で示され得る。このような機能ブロックは、特定の機能を実行する多様な個数のハードウェアまたは／およびソフトウェア構成で具現され得る。例えば、実施形態は、１つ以上のマイクロプロセッサーの制御または他の制御装置により多様な機能を実行できる、メモリー、プロセッシング、ロジック（ｌｏｇｉｃ）、ルックアップテーブル（ｌｏｏｋ－ｕｐ ｔａｂｌｅ）等のような直接回路構成を採用することができる。構成要素がソフトウェアプログラミングまたはソフトウェア要素で実行され得ることと同様に、本実施形態は、データ構造、プロセス、ルーチンまたは他のプログラミング構成の組合せで具現される多様なアルゴリズムを含み、Ｃ、Ｃ＋＋、ジャバ（Ｊａｖａ）、アセンブラ（ａｓｓｅｍｂｌｅｒ）等のようなプログラミングまたはスクリプティング言語で具現され得る。機能的な側面は、１つ以上のプロセッサで実行されるアルゴリズムで具現され得る。また、本実施形態は、電子的な環境設定、信号処理、および／またはデータ処理等のために従来技術を採用することができる。「メカニズム」、「要素」、「手段」、「構成」のような用語は広く使用することができ、機械的かつ物理的な構成に限定されるものではない。前記用語は、プロセッサ等と連係してソフトウェアの一連の処理（ｒｏｕｔｉｎｅｓ）の意味を含むことができる。

前述した実施例は、一例示のみであり、後述する請求項の範囲内で他の実施例が具現されることができる。

２００ 電子装置
２１０ メモリー
２２０ プロセッサ

Claims (13)

1. 物品保管センターにおけるアイテムピッキング情報の提供方法であって、
   ピッキングアイテム情報を確認する段階であって、前記ピッキングアイテム情報は、ピッキングする第１のアイテムの数量に対する情報を含む、段階と、
   前記物品保管センター内の複数の保管場所のそれぞれに位置するアイテムのグループに対する情報を基に、前記複数の保管場所のうち前記ピッキングアイテム情報に対応する少なくとも一つの保管場所を確認する段階と、
   前記確認された保管場所に対する情報および前記ピッキングアイテム情報を管理者端末に提供する段階と、を含み、
   前記アイテムのグループは、アイテムのグループに対応する同一のアイテムを少なくとも１つ含み、同一のアイテムを含む複数のアイテムのグループのうち少なくとも一部は、前記物品保管センターにおける互いに異なる保管場所に保管され、
   前記少なくとも一つの保管場所を確認する段階は、
   前記複数の保管場所のうち前記第１のアイテムが位置する保管場所を確認する段階と、
   前記確認された第１のアイテムが位置する保管場所のうち前記ピッキングする第１のアイテムの数量以上が位置する保管場所を、前記ピッキングアイテム情報に対応する少なくとも一つの保管場所として確認する段階と、
   前記ピッキングする第１のアイテムの数量以上が位置する保管場所がない場合、
   前記数量に最も近接した数量が位置する第１の保管場所を確認し、前記第１の保管場所から最も距離が近く、前記第１のアイテムが少なくとも一つ位置する第２の保管場所を確認し、
   前記第１の保管場所及び前記第２の保管場所を、前記ピッキングアイテム情報に対応する少なくとも一つの保管場所として確認する段階と
   を含む、アイテムピッキング情報の提供方法。
2. 前記少なくとも一つの保管場所を確認する段階は、
   前記ピッキングする第１のアイテムの数量以上が位置した保管場所が複数の場合、前記ピッキングされた第１のアイテムの数量以上が位置した保管場所のうち前記管理者端末との距離が最も近い保管場所を、前記ピッキングアイテム情報に対応する少なくとも一つの保管場所として確認する段階を含む、請求項1に記載のアイテムピッキング情報の提供方法。
3. 前記確認された保管場所はピッキングアイテムに対応する複数のアイテムのグループのうち前記物品保管センターに入庫された時間が最も早いアイテムのグループが位置する保管場所を含む、請求項１に記載のアイテムピッキング情報の提供方法。
4. 前記確認された保管場所に、ピッキングアイテムに対応する複数のアイテムのグループが位置する場合、前記複数のアイテムのグループのうち前記物品保管センターに入庫された時間が最も早いアイテムのグループに対する情報を、前記管理者端末に提供する段階をさらに含む、請求項１に記載のアイテムピッキング情報の提供方法。
5. アイテムのグループに対応するアイテムのそれぞれは、同一のアイテムであり、製造日付、有効期限、入庫日付および陳列日付のうち少なくとも一つが互いに対応する、請求項１に記載のアイテムピッキング情報の提供方法。
6. 前記アイテムのグループに対する情報は、前記アイテムのグループに含まれたアイテムの数量およびアイテムの名称に対する情報を含む、請求項１に記載のアイテムピッキング情報の提供方法。
7. 前記ピッキングアイテム情報を確認する段階は、
   第１のアイテムに対する複数のピッキングアイテム情報を確認する段階と、
   前記複数のピッキングアイテム情報を統合して、統合ピッキングアイテム情報を生成する段階と、を含み、
   前記少なくとも一つの保管場所を確認する段階は、
   前記複数の保管場所のうち前記統合ピッキングアイテム情報に対応する少なくとも一つの保管場所を確認する段階と、を含む、請求項１に記載のアイテムピッキング情報の提供方法。
8. 前記複数のピッキングアイテム情報を確認する段階は、
   特定の期間の間、１つ以上のピッキングアイテム情報を獲得する段階と、
   前記獲得された１つ以上のピッキングアイテム情報のうち前記第１のアイテムに対する複数のピッキングアイテム情報を確認する段階と、を含む、請求項７に記載のアイテムピッキング情報の提供方法。
9. 前記統合ピッキングアイテム情報は、前記複数のピッキングアイテム情報によって要求される前記第１のアイテムの数量及び前記第１のアイテムに対する情報を含み、
   前記管理者端末に提供する段階は、
   前記確認された保管場所、前記統合ピッキングアイテム情報および前記複数のピッキングアイテム情報別前記第１のアイテムの数量に対する情報を、前記管理者端末に提供する段階を含む、請求項７に記載のアイテムピッキング情報の提供方法。
10. 物品保管センターのアイテムピッキング情報を提供する電子装置であって、
    命令語を格納するメモリーと、
    プロセッサと、を含み、
    前記プロセッサは、前記メモリーと連結され、
    ピッキングアイテム情報を確認することであって、前記ピッキングアイテム情報は、ピッキングする第１のアイテムの数量に対する情報を含む、確認することと、
    前記物品保管センター内の複数の保管場所のそれぞれに位置するアイテムのグループに対する情報を基に、前記複数の保管場所のうち前記ピッキングアイテム情報に対応する少なくとも一つの保管場所を確認ことと、
    前記確認された保管場所に対する情報および前記ピッキングアイテム情報を管理者端末に提供することと、
    前記アイテムのグループは、アイテムのグループに対応する同一のアイテムを少なくとも１つ含み、同一のアイテムを含む複数のアイテムのグループのうち少なくとも一部は、前記物品保管センターにおいて別の保管場所に保管することと
    を行い、
    前記少なくとも一つの保管場所を確認することは、
    前記複数の保管場所のうち前記第１のアイテムが位置する保管場所を確認することと、
    前記確認された第１のアイテムが位置する保管場所のうち前記ピッキングする第１のアイテムの数量以上が位置する保管場所を、前記ピッキングアイテム情報に対応する少なくとも一つの保管場所として確認することと、
    前記ピッキングする第１のアイテムの数量以上が位置する保管場所がない場合、
    前記数量に最も近接した数量が位置する第１の保管場所を確認し、前記第１の保管場所から最も距離が近く、前記第１のアイテムが少なくとも一つ位置する第２の保管場所を確認し、
    前記第１の保管場所及び前記第２の保管場所を、前記ピッキングアイテム情報に対応する少なくとも一つの保管場所として確認することと
    を含む、電子装置。
11. ピッキングイベントに対する情報を確認する段階であって、前記ピッキングイベントに対する情報が、ピッキングする第１のアイテムの数量に対する情報を含み、
    複数の保管場所のうち前記第１のアイテムが位置する保管場所を確認することと、
    前記確認された第１のアイテムが位置する保管場所のうち前記ピッキングする第１のアイテムの数量以上が位置する保管場所を、前記ピッキングイベントに対応する保管場所として確認することと、
    前記ピッキングする第１のアイテムの数量以上が位置する保管場所がない場合、前記数量に最も近接した数量が位置する第１の保管場所を確認し、前記第１の保管場所から最も距離が近く、前記第１のアイテムが少なくとも一つ位置する第２の保管場所を確認し、
    前記第１の保管場所及び前記第２の保管場所を、前記ピッキングイベントに対応する保管場所として確認することと
    を含む、前記ピッキングイベントに対する情報を確認する段階と、
    前記保管場所の情報を提供する段階と、
    前記保管場所に対する識別情報を確認する段階と、
    前記保管場所と関連される前記ピッキングイベントに対応するアイテムの情報を提供する段階と、を含み、
    前記提供されるアイテム情報は、前記保管場所に位置する互いに異なるアイテムのグループに含まれたアイテムに対する情報を含む、管理者端末のアイテムピッキング情報の提供方法。
12. 前記アイテム情報は、第１のアイテムに対する情報を含み、
    前記互いに異なるアイテムのグループのそれぞれは、前記第１のアイテムと関連付けられるが、前記第１のアイテムの製造日付、有効期間、入庫日付および陳列日付のうち少なくとも一つが互いに異なる、請求項１１に記載の管理者端末のアイテムピッキング情報の提供方法。
13. 前記ピッキングイベントに対する情報は、他の電子装置から受信することに基づいて確認され、
    前記保管場所の情報は、物品保管センター内の複数の保管場所のうち前記ピッキングイベントに関連して、アイテムのグループに対する情報を基に決定された少なくとも一つの保管場所に対する情報を含む、請求項１１に記載の管理者端末のアイテムピッキング情報の提供方法。

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