JP3304789B2 - 部品集荷指示方法 - Google Patents

部品集荷指示方法

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JP3304789B2 JP29951896A JP29951896A JP3304789B2 JP 3304789 B2 JP3304789 B2 JP 3304789B2 JP 29951896 A JP29951896 A JP 29951896A JP 29951896 A JP29951896 A JP 29951896A JP 3304789 B2 JP3304789 B2 JP 3304789B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種機器の部品
倉庫や部品センタなどにおいて、要求された複数の部品
を収集する際の集荷の指示のための方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】この種の部品の集荷作業は、集荷の指示
情報の確認および集荷した部品の集荷指示情報との照合
を必要とするうえに、集荷するべき部品の種類が多いた
め、人手によらなければならない場合が多い。しかしな
がら人手による作業の場合には、集荷情報の誤認や集荷
した部品の誤認あるいは集荷忘れなどの誤作業が生じや
すく、特に集荷の速度を速くすれば、誤作業の頻度が高
くなる。
【0003】そこで従来、集荷の指示と集荷した部品の
照合とを機械的に行うことのできる装置が提案されてお
り、またその装置を使用した効率的な集荷を行う方法が
特開平8−81025号公報によって提案されている。
これは、データ処理機能を持たせた集荷台車を使用する
集荷方法であって、集荷するべき部品のデータを、部品
棚の順序に従って集荷台車上に順に表示し、その表示に
従って収集された部品を、バーコードを読み取るなどの
ことによって照合し、かつその数量を秤量などによって
確認し、さらに台車上の投入するべき箇所に部品が載せ
られたことを電気的に確認するように構成されている。
【0004】すなわち上記従来の方法では、集荷するべ
き部品の種類ならびに数量の指示および集荷部品の照
合、その搭載位置の確認などを電気機械的に行い、また
集荷の順序を部品の配列順に行うので、集荷の誤りが生
じにくく、また集荷のための走行距離が短くなるので、
短時間での集荷が可能になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】部品棚の配置・配列
は、スペース上の制約や部品の搬入のし易さなどによっ
て決められるのが通常であり、また部品の集荷は、注文
に応じて実施することになるから、上述のように集荷す
るべき部品のデータを、部品棚の配列などのデータを元
に集荷のための走行距離が最短となるようにソートすれ
ば、集荷の効率を向上させることができる。
【0006】しかしながら部品もしくは部品棚の配置・
配列が、上記のようにスペース上の制約や搬入の利便性
などを優先して決められているので、集荷すべき部品の
荷姿や重量などが互いに全く異なっている部品が隣り合
って配置されているなどの場合がある。そのため、集荷
走行距離が最短となるように部品集荷の指示を順に行っ
た場合、小物を集荷した後に長尺ものを集荷することに
なったり、あるいは重量物ばかりを集荷するなどの事態
が生じる。また集荷台車を移動させれば、その走行距離
が増大するが、作業者が手を延ばせば容易にピックアッ
プできるような場合であっても、その部品の集荷指示が
直ちには出されない場合も生じる。
【0007】そのため荷姿が互いに適合しない部品ばか
りを先行して集荷することになり、その結果、集荷の途
中で部品の積み替えを行わなければならないなど、集荷
の効率が阻害される事態が生じる不都合がある。また集
荷を行う作業者は、体力や性別、年齢など能力に相違が
あるのが通常であり、そのため体力の弱い作業者に重量
物が多く割り当てられ、その結果、集荷効率が低下する
ばかりか、肉体的傷害の原因となったり、労働意欲の低
下、それに伴う誤欠品の発生などの不都合を生じる場合
がある。またさらに作業者の経験やそれに基づく集荷手
順の自由度を許容しないことになるため、結局は効率の
最も良い集荷にはならないうえに、労働意欲を阻害する
可能性があった。
【0008】この発明は、上記の事情を配列にしてなさ
れたものであり、連続して行われる複数部品の集荷を、
誤りなくかつ迅速に行うことのできる集荷指示方法を提
供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段およびその作用】上記の目
的を達成するために、請求項1の発明は、複数の部品収
納部を巡回して行う部品の集荷の指示を、作業者によっ
て操作される集荷台車に伝送し、その集荷の指示に従っ
て部品の集荷を行うにあたり、集荷するべき部品のデー
タに、予めそれぞれの部品もしくは部品を収納するケー
スの荷姿データを設定しておき、かつ前記作業者につい
ての特性値を設定するとともにその特性値に基づいて判
定される部品特性データを各部品に設定しておき、集荷
の指示を与えるべき作業者の特性値を読み込むととも
に、集荷するべき部品をその特性値に基づいて評価し、
前記特性値に適合した部品のみを集荷すべき部品のデー
タとし、また集荷するべき複数の部品のデータを、前記
荷姿データに基づく予め決められた基準に従って配列し
直し、その配列し直された順序に従ってそれらの部品の
集荷の指示を出力することを特徴とする方法である。
【0010】したがって請求項1の発明によれば、荷姿
によって集荷の順序が決められるから、その順序の決定
基準として安定した荷姿のものを先行させる基準を採用
することにより、集荷の終了したものから順にトラック
などの次の搬送手段に搭載することができ、その結果、
新たに搭載順序を設定したり、そのために集荷した部品
を一時的に他の箇所に仮置きするなどの不都合を解消す
ることができ、しかも集荷するべき部品とその集荷を行
う作業者とが適合し、例えば肉体的に弱い作業者に重量
物が割り当てられるなどの事態を事前に回避でき、作業
効率を向上させることができる。
【0011】また請求項2の発明は、複数の部品収納部
を巡回して行う部品の集荷の指示を、作業者によって操
作される集荷台車に伝送し、その集荷の指示に従って部
品の集荷を行うにあたり、前記作業者についての特性値
を設定するとともにその特性値に基づいて判定される部
品特性データを各部品に設定しておき、集荷の指示を与
えるべき作業者の特性値を読み込むとともに、集荷する
べき部品をその特性値に基づいて評価し、前記特性値に
適合した部品のみの集荷を前記作業者に指示することを
特徴とする方法である。
【0012】したがって請求項2の発明によれば、集荷
するべき部品とその集荷を行う作業者とが適合し、例え
ば肉体的に弱い作業者に重量物が割り当てられるなどの
事態を事前に回避でき、作業効率を向上させることがで
きる。
【0013】さらに請求項3の発明は、集荷するべき部
品についてのデータを集荷台車に伝送するとともに、そ
の部品データに基づいて集荷台車を複数の部品収納部に
巡回させかつその部品データに基づいて作業者に部品の
集荷を行わせるにあたり、前記集荷台車における部品デ
ータを、部品の外形寸法と重量との少なくとも一方を基
準にして配列し直し、その配列し直された順序に従って
それらの部品の集荷の指示を前記作業者に対して出力す
ることを特徴とする方法である。
【0014】したがって請求項3の発明によれば、作業
者が指示に従って集荷台車上に複数の部品を順に搭載し
ていくにあたり、小物の上に重量物を載せることになっ
たり、あるいは小物を収容するケースに長尺物を載せな
ければならないなどの事態を未然に回避して、集荷台車
への搭載が容易になるように集荷順序を設定でき、その
結果、作業者による集荷効率を向上させることができ
る。
【0015】そして請求項4の発明は、集荷するべき複
数の部品についてのデータを集荷台車に伝送するととも
に、その部品データに基づいて集荷台車を複数の部品収
納部に巡回させかつその部品データに基づいて作業者に
部品の集荷を行わせるにあたり、前記集荷台車における
部品データを、それらの部品の収納ゾーンごとに区分す
るとともに、それらの収納ゾーンごとに一括して部品の
集荷の指示を前記作業者に対して出力することを特徴と
する方法である。
【0016】したがって請求項4の発明によれば、部品
の収納ゾーンとして比較的狭い領域を設定することによ
り、集荷台車の走行距離を特に増大させずに、部品の集
荷順序の変更の自由度が増大し、したがって収納ゾーン
ごとに集荷順序を自由にするなどのことにより、集荷効
率を向上させ、また作業者の発意を促して効率や集荷の
正確さを向上させることができる。そしてまた、請求項
5の発明は、集荷するべき複数の部品についてのデータ
を集荷台車に伝送するとともに、その部品データに基づ
いて集荷台車を複数の部品収納部に巡回させかつその部
品データに基づいて作業者に部品の集荷を行わせるにあ
たり、集荷するべき部品のデータに、予めそれぞれの部
品もしくは部品を収納するケースの荷姿データを設定し
ておき、集荷するべき複数の部品のデータを、前記荷姿
データに基づく予め決められた基準に従って配列し直
し、さらに前記集荷台車における部品データを、それら
の部品の収納ゾーンごとに区分するとともに、それらの
収納ゾーンごとに一括して部品の集荷の指示を前記作業
者に対して出力することを特徴とする方法である。した
がって請求項5の発明では、荷姿データに基づいて部品
データが配列され、その順序で集荷の指示が行われる。
また、所定の収納ゾーンでは、複数の部品についての集
荷が一括して出力される。そのため、作業者は、その複
数の部品について、自らの判断による順序で集荷をおこ
なうことができる。なお、請求項4もしくは請求項5に
おける複数の部品の一括した集荷の指示は、請求項6に
記載されているように複数の部品データを同時にディス
プレイ上に表示して行うこととしてもよい。さらに、そ
のディスプレイ上に表示された複数の部品データは、請
求項7に記載されているように、並べ替えることとして
もよい。
【0017】
【発明の実施の形態】つぎにこの発明を図面を参照して
より具体的に説明する。先ずこの発明の方法実施するた
めのシステムの全体的な構成について説明すると、図1
において、データの加工・管理を行う地上側システム1
と実際に部品の集荷を行う集荷台車2とを備えている。
地上側システム1には部品の出庫要求などをオンライン
もしくはキー操作などで入力されるホストコンピュータ
3を含んでおり、1日単位の集荷指示データをデータ管
理部4に送信するようになっている。このデータ管理部
4は、例えばサーバによって構成され、ホストコンピュ
ータ3から集荷指示データを受信する一方、集荷台車2
からの実績データを含む各種のデータを保管し、またそ
れぞれの機能に対してデータを送受信するようになって
いる。このデータ管理部4との間でデータを送受信する
機能部分として、データ加工部5と、データ通信部6
と、進度管理・データ実績管理部7とが設けられてい
る。
【0018】データ加工部5は、データ管理部4から受
信したデータを、所定の基準に従って並べ替え、あるい
は加工・編集してデータ管理部4に送信するように構成
されている。例えば部品の荷姿データや重量データに基
づいて集荷順序を適宜に設定し、あるいは予め集荷台車
2と関連づけて作業者情報を保持し、その作業者情報に
基づいて集荷順序を設定するようになっている。なお、
その作業者情報には、性別、年齢、肉体的特性などの個
人情報が含まれている。
【0019】またデータ通信部6は、メインステーショ
ンに移動してきた集荷台車2との間でデータの送受信を
行うよう構成され、先ず、前記データ加工部5によって
加工された後データ管理部4に保存されている集荷デー
タを1サイクル分、切り出して集荷台車2に光通信など
のデータ通信手段によって伝送するようになっている。
またこのデータ通信部6は、集荷実績を集荷台車2から
受信し、これをデータ管理部4に伝送するようになって
いる。さらに進度管理・データ実績管理部7は、集荷台
車2から吸い上げた実績データに基づいて集荷の進行状
況をリアルタイムで出力し、また集荷の実績に誤りがな
いか否かの管理を行うようになっている。
【0020】これに対して集荷台車2は、作業者によっ
て押されて走行する形式のもの、あるいは走行用の駆動
機構を備えた自走式のものであって、集荷した部品を搭
載可能な構成であり、またマイクロコンピュータを主体
とするコントローラ8を備えている。このコントローラ
8は、部品の集荷の指示、集荷した部品の照合などのデ
ータの処理を行うものであって、例えばサイズ(外形寸
法)および重量別に部品データの出力順序すなわち集荷
順序を変更する機能、サイズ別の未集荷部品数の計算を
行う機能などを備えている。またこの集荷台車2には、
集荷の指示や部品照合のためにCRTなどのディスプレ
イ7、バーコードスキャナ10、秤11、ラベル発行機
12などが備えられている。
【0021】このディスプレイ9は、集荷すべき部品の
ロケーションや部品収納部である部品棚の番号、集荷数
量などを表示するように構成されている。またバーコー
ドスキャナ10は、要は、コントローラ8にデータを入
力するためのものであり、集荷した部品のラベルやその
包装などに付されているバーコードを読み取って部品の
照合を行い、またリストなどの形で用意してある制御用
のバーコードを読み取ってディスプレイ9の表示や部品
の集荷順序などを切り換えるようになっている。さらに
秤11は、集荷した部品の秤量を行い、その単位重量を
用いた演算によって部品の数を求め、指示した部品数と
の照合を行うようになっている。そしてラベル発行機1
2は、集荷した部品が指示どおりのものである場合に、
その部品についての送付状などをプリントして出力する
ようになっている。
【0022】上記のシステムでは、集荷台車2に1サイ
クルの集荷情報を伝送し、その集荷情報に基づいて集荷
するべき部品がディスプレイ9によって作業者に指示さ
れ、作業者がその指示に従って集荷を行う。その集荷情
報には、部品名、数量、部品のサイズ、重量、荷姿に関
する情報、部品を収容してあるゾーンに関する情報、部
品の収納位置(例えば棚番号)などが含まれている。
【0023】図2および図3に上記のシステムによる作
業手順を示してある。先ず、集荷台車2をメインステー
ション20に移動させ、地上側システム1におけるデー
タ通信部6と集荷台車2との間の通信開始の指示100
を行う。これは、集荷台車2から地上側システム1に対
して開始信号を送ることにより実行でき、あるいは地上
側システム1を手動操作することなどによって実行する
ことができる。それに伴って地上側システム1と集荷台
車2との間でデータの送受信101が行われる。例えば
集荷台車2から地上側システム1に対して台車情報が伝
送され、それに応じた部品情報が地上側システム1から
集荷台車2に対して伝送される。
【0024】データの送受信の終了後、その指示された
部品に応じた空ケースの指示102が行われる。これ
は、前記ディスプレイ9に表示することにより行われ
る。作業者21はその空ケースの指示102に従って集
荷台車2の移動103を行い、空ケースのストックヤー
ドにおいて、指示された空ケースを集荷台車2上に載せ
て、空ケースのセット104を行う。
【0025】空ケースのセット完了105が、集荷台車
2に設けたセンサなどによって確認されると、最初に集
荷するべき部品を収容してある部品棚(部品収納部)2
2の番号の指示106が、ディスプレイ9にその番号を
表示することにより行われる。なお、このようにして指
示される部品の集荷の順序は後述する。
【0026】つぎに集荷台車2の指示された部品棚まで
の移動107を行う。そして、指示された部品の部品棚
22からの取り出し108および品番の読み取り109
を行う。すなわちディスプレイ9には、集荷するべき部
品がその部品を収納する棚番もしくは部品番号として表
示されており、その表示に従って部品を棚から取り出
す。また各部品にはバーコードによって品番が付されて
おり、そのバーコードを前記バーコードスキャナ10に
よって読みとることにより、品番の読み取りが行われ
る。また併せて重量の計測110が行われる。これは、
棚から取り出した部品を前記秤11に載せることにより
行われ、その計測結果がコントローラ8に入力される。
【0027】このようにして品番および重量が検出さ
れ、そのデータがコントローラ8に入力されると、コン
トローラ8においては、ディスプレイ9を介して指示し
た部品およびその数量と入力された部品およびその数量
とを対比し、その照合結果の表示111を行う。すなわ
ち品番によって部品の一致・不一致を照合し、また重量
を部品の単位重量で除して数量を求め、これを指示した
数量と照合する。
【0028】ディスプレイ9に表示して指示したとおり
の部品の集荷が行われていれば、照合結果として「良
(OK)」を意味する適宜の表示が行われ、ついで次に
集荷するべき部品についての棚番指示112が行われ
る。これとは反対に指示どおりの集荷が行われていない
場合には、「否(NG)」を意味する適宜の表示が行わ
れ、また従前の棚番の指示106など従前の部品の集荷
の指示が継続される。なお、これらの「良」「否」の表
示は、視覚的な表示以外にブザーなどの聴覚に訴えるも
のなどを採用してもよい。
【0029】このようにして集荷された部品は、集荷台
車2上のケースに入れられる。その場合、部品ごとにケ
ースが決められている場合には、その投入するべきケー
スの位置の表示がランプなどの適宜の手段で行われ、投
入位置の誤りがある場合には、その表示が継続し、ある
いはブザーが鳴動するなど適宜の告知が行われるように
してもよい。
【0030】上記の棚番の指示106から照合結果の表
示111までの一連の操作が、入力されている各部品の
全てについて行われると、1サイクルの集荷が終了した
ことになり、その表示113が行われる。それに基づい
てメインステーション20への集荷台車2の移動114
を行い、集荷した部品を投入してあるケースの荷卸し1
15を行う。このようにして行われた部品の集荷の実績
は、前述したように集荷台車2と地上側システム1との
間のデータの送受信によって前記進度管理・データ実績
管理部7に入力される。
【0031】ここで上述のようにして行う部品の集荷の
順序について説明する。部品の集荷は、出荷の要求すな
わち注文があって行うのであるから、基本的には、注文
の順に集荷およびそれに続く出荷を行うことになるが、
出荷のためのトラック(図示せず)に対する荷積みの効
率化などのために、荷姿を判断基準として以下のように
集荷順序を設定する。
【0032】図4は、その集荷順序設定のための手順を
説明するためのフローチャートであって、前記地上側シ
ステム1において実行される。すなわち、先ず、データ
管理部4から出力された第N番目の部品についてその荷
姿を判別する(ステップ1)。具体的には、その部品を
収納するケースが小型か否か、また不安定荷姿か否かを
判別する。このステップ1で肯定判断された場合、すな
わちその部品を収納するケースが小型であり、あるいは
また不安定な荷姿である場合には、それより前に読み込
んだ部品すなわち(N−1)番目の部品が小型・不安定
か否かが判断される(ステップ2)。
【0033】(N−1)番目の部品が小型・不安定であ
ってステップ2で肯定判断された場合には、小型・不安
定部品の上にこれと同様な部品を搭載することを避ける
ために、その部品データを仮置きする(ステップ3)。
すなわち集荷すべき部品としてのデータの出力を一時保
留する。なお、N=1であってそれ以前の部品が存在し
ない場合にもステップ3に進む。
【0034】ついでデータ番号を一つステップアップし
(ステップ4)、再度、部品データを読み込む(ステッ
プ1)。なお、1サイクル分のデータを既に読み込み、
その結果、データ番号が終了となっている場合には、こ
のルーチンを終了する。
【0035】一方、先行の部品が小型・不安定ではない
ことにより、ステップ2で否定判断された場合には、ス
テップ1で読み込んだ部品データの順序をその時点での
読み込み順序に確定する(ステップ5)。そしてステッ
プ4に進んでデータ番号を一つステップアップする。
【0036】またステップ1で読み込んだ部品が小型・
不安定ではないことによりこのステップ1で否定判断さ
れた場合には、その部品をそのまま集荷して積み上げる
ことができるので、集荷順序をその読み込み時点の順序
に確定する(ステップ6)。ついで仮置きデータがある
か否かを判断する(ステップ7)。仮置きデータがある
ことによりステップ7で肯定判断された場合には、その
仮置きデータの1件だけの順位を、ステップ6で確定し
た順位の次の順位として確定する(ステップ8)。つい
でステップ4に進む。
【0037】データの仮置きはステップ3で実行され、
これは、その読み込まれた部品自体が小型・不安定であ
り、しかも直前に集荷順位が確定された部品が小型・不
安定である場合に行われる。したがってこのようにして
仮置きされていたデータを、小型・不安定ではない部品
の次の順位に設定することにより、小型・不安定な部品
が連続して集荷されることが防止され、小型・不安定な
部品は、大型の安定した荷姿の部品の次に集荷されるこ
とになる。
【0038】このようにして順序の設定された集荷情報
が、前記データ通信部6から集荷台車2に伝送される。
そして集荷台車2では、集荷すべき部品のデータが、上
記の順序でディスプレイ9に表示され、作業者21に対
して集荷の指示が行われる。したがって作業者21がそ
のディスプレイ9に表示される部品を、その順序どおり
に集荷すれば、大型・安定な部品の次に、小型・不安定
な部品を集荷することになり、集荷台車2上への部品の
積載を安定して行うことができるのみならず、出荷のた
めのトラックなどに対する積載を、集荷台車2上の積載
状態のまま行うことができる。その結果、集荷した部品
の移載作業が簡素化されて効率が向上し、また集荷した
部品の仮置きのためのスペースを削減することができ
る。
【0039】なお、図4に示す方法においては、棚番や
品番の一部に荷姿を特定する信号を含ませてデータ長を
短くし、通信時間や処理時間を短縮することが好まし
い。
【0040】前述したようにデータ加工部5には、作業
者情報が集荷台車2と関連づけて入力されており、集荷
台車2を検出することに伴ってその集荷台車2に対応す
る作業者の情報に従って部品集荷の指示が行われる。図
5はその制御フローチャートであって、前記データ加工
部5においてN番目の部品データに基づいて重量ケース
の判別を行う(ステップ11)。すなわち全部品分の重
量を総計した場合のケースの重量が予め設定したしきい
値より大きいか否かが判断される。そのしきい値を超え
ないことによりこのステップ11で否定判断された場合
には、その部品データを第N番目のものとしてデータ通
信部6から集荷台車2に対して出力する(ステップ1
2)。そしてデータ番号を一つステップアップし、ステ
ップ11に戻る。
【0041】これに対して重量ケースとなるためにステ
ップ11で肯定判断された場合には、そのデータを仮置
きするとともに、データ番号を一つステップアップし
(ステップ13)、ステップ11に戻る。
【0042】一方、データ通信部6では、集荷台車2の
到着を検出(ステップ14)すると、その集荷台車2の
号車番号を取り込む(ステップ15)。データ加工部5
ではその取り込んだ号車番号に基づいて特定号車か否か
を判断する(ステップ16)。ここで特定号車は、その
集荷台車2を操作する作業者が体力の弱いものであった
り、あるいは女性である場合であり、特定号車であるこ
とが判別された場合には、ステップ13に進む。すなわ
ち重量ケースについてデータを仮置きし、その集荷台車
2に対してはその部品データを伝送しない。
【0043】これに対して特定号車でないことによりス
テップ16で否定判断された場合には、ステップ17に
進んで、仮置きデータがあるか否かが判断される。仮置
きデータがある場合には、その仮置きデータをデータ通
信部6から集荷台車2に対して通信する(ステップ1
8)。これに対して仮置きデータがないことによりステ
ップ17で否定判断された場合には、ステップ12に進
んでその時点のN番目のデータがデータ通信部6から集
荷台車2に通信される。そして、1サイクル分のデータ
を既に読み込み、その結果、データ番号が終了となって
いる場合には、このルーチンを終了する。
【0044】したがって図5に示すように集荷順序を設
定することにより、重量ケースとなる部品は、特定号車
以外の集荷台車2によって集荷することになり、体力の
弱い作業者に重量物が割り当てられることが回避され
る。そのため作業者の労働意欲の低下などを防止でき、
結局は、誤欠品のない効率の良い部品の集荷を行うこと
ができる。
【0045】なお、図5に示す方法による場合、特定の
作業者を判別するために、上記の集荷台車番号を使用す
る代わりに、作業者コードなど作業者を識別するデータ
をデータ加工部に入力することとしてもよい。また棚番
や品番の一部にケースの重量を特定する信号を含ませる
ことにより重量ケースの判別を行うこととしてもよい。
また身長の低い作業者に上の方の棚の集荷を指示しない
といった応用も可能である。
【0046】上述した二つの集荷指示の例は、地上側シ
ステム1で集荷順序を設定する例であるが、集荷台車2
で集荷指示の順序を変更し、もしくは集荷順序の選択の
自由度を持たせて集荷の効率化を図ることもできる。図
6はその集荷指示の例を示しており、この例では、部品
データとしてその部品の配置されているゾーン(例えば
部品棚の番号による位置や複数の部品棚を一群とした位
置)の情報を含んでおり、データ加工部5において、1
サイクルの集荷情報である一連の部品データを、ゾーン
別にソートする(ステップ21)。そしてゾーンごとに
ソートされた部品データを、そのサイズ別および/また
は重量別にソートする(ステップ22)。さらにこのス
テップ22の処理を全てのゾーンについて実行する。
【0047】したがって1サイクル(メインステーショ
ンを出発してから戻るまで)の間に集荷すべき部品のデ
ータが、各ゾーンごとに分けられ、また各ゾーンごとに
サイズ別および/または重量別に分けられる。このよう
に加工処理された部品データがデータ通信部6を介して
集荷台車2に伝送される。
【0048】そして集荷台車2では、第1番目のゾーン
についての部品データをディスプレイ9に順に表示して
作業者に集荷の指示を行う。その場合、各ゾーンでは、
そこに属する部品データが一括して表示されるので、作
業者はその表示された複数の部品のうち最も好適なもの
を集荷し、集荷台車2上のケースに投入する。ここで最
も好適な部品とは、手近にある部品、既に集荷したある
部品の上に載せやすい荷姿の部品、既に集荷してある部
品の上に載せられる重量の部品、既に集荷してある部品
の間に詰めることのできる部品など、集荷台車2と収納
位置との距離や積載性などの点で有利なものを意味して
いる。
【0049】そして作業者の判断に基づいて集荷が行わ
れた部品は、図2を参照して説明したように照合が行わ
れるので、その時点で未集荷データから削除される。ま
たこれと併せて未集荷データの部品の重量あるいはサイ
ズごとの数が再度カウントされてディスプレイ9に表示
される。このようにして一つのゾーンについての全ての
部品の集荷が終了すると、次のゾーンでの部品がディス
プレイ9に表示されて集荷の指示が従前と同様に行われ
る。
【0050】したがって図6に示す方法では、集荷台車
2の走行距離が長くなるようなゾーンの分割を行わず
に、ゾーンごとの部品の集荷の指示を行うことになり、
しかも各ゾーンでは、サイズおよび/または重量ごとの
複数の部品の集荷指示が同時に行われるので、作業者の
判断を加味した効率のよい集荷を行うことができる。ま
た作業者の判断に基づく集荷の自由度があるので、集荷
意欲の減退を防止して作業効率の向上を図ることができ
る。
【0051】図7は上記の図6を参照して説明した方法
をさらに発展させたものであり、作業者の操作によって
集荷の指示順序を変更するように構成した例である。こ
の図7に示す制御は、集荷台車2のコントローラ8によ
って実行される。すなわち、次に集荷する部品の端番と
サイズとを表示するとともに、未集荷部品をサイズ別に
表示する(ステップ31)。このサイズ別の表示は、部
品の外形寸法をL(大)、M(中)、S(小)の三種類
に分け、これらの区分ごとに表示することとすればよ
い。
【0052】この状態で順進バーの読み取りが行われた
か否かが判断される(ステップ32)。この順進バー
は、例えば集荷台車2にリストとして用意されたバーコ
ードの一種であって、前記バーコードスキャナ10で読
み取ることにより、集荷すべき部品の表示を予め設定し
てある順序に従って順送りして変更するためのコマンド
となるものである。したがってこの順進バーの読み取り
が行われたことにより、ステップ32で肯定判断される
と、データの仮置き(ステップ33)が行われ、さらに
次の部品データの読み込み(ステップ34)が行われ、
その表示が実行される。ここでデータの仮置きは、未集
荷部品のデータとしてコントローラ8に保持しておく処
理である。
【0053】これに対してステップ32で否定判断され
た場合、すなわち順進バーの読み取りが行われなかった
場合には、逆進バーの読み取りが行われた否かが判断さ
れる(ステップ35)。この逆進バーは、例えば集荷台
車2にリストとして用意されたバーコードの一種であっ
て、前記バーコードスキャナ10で読み取るごとに、集
荷すべき部品の表示を予め設定してある順序の最後のも
のから順に行うためのコマンドとなるものである。この
逆進バーの読み取りが行われたことにより、ステップ3
5で肯定判断されると、仮置きデータの呼び込みが行わ
れ(ステップ36)、その部品の表示が行われる(ステ
ップ31)。また再度逆進バーの読み取りが行われる
と、本来の順序では最下位の部品データの呼び込みおよ
びその表示が行われる。
【0054】また逆進バーの読み取りが行われずにステ
ップ35で否定判断されると、表示されている部品の集
荷が行われ、その部品ラベルの読み取りが行われる(ス
テップ37)。そしてその品番と個数との照合が、図2
を参照して説明したように実行される(ステップ3
8)。そしてこれらの一連の操作が全ての部品について
実行されることにより、集荷が終了する。
【0055】したがって図7に示す指示方法では、ディ
スプレイ9に表示する部品データすなわち集荷を行うべ
き部品のデータを、任意に取り出すことができるので、
集荷の容易のものを自由に選択し、あるいは集荷台車2
上への詰め込みの容易な部品を自由に選択でき、その結
果、集荷効率を向上させることができるとともに、作業
者の意志を集荷作業に反映させることができるために労
働意欲の減退を防止することができる。
【0056】なお、この発明は、上述した具体例に限定
されるものではないのであって、この発明を実施するに
あたって使用することのできる集荷台車は、上述した機
能以外にさらに他の付加的な機能を備えたものであって
もよく、また反対に上述した機能より少ない機能のもの
であってもよい。
【0057】
【発明の効果】請求項1の記載した発明によれば、集荷
するべき部品の集荷指示の順序を、荷姿に基づいて決
め、かつその決められた順序で集荷の指示の出力を行う
から、集荷した部品をトラックなどの他の搬送手段に移
載する際に、集荷した状態を変更することなくそのまま
移載することが可能になる。換言すれば、集荷した部品
を移載する際に積み替えのための部品の仮置きなどが不
要になり、工数のみならず、スペースを削減し、作業の
効率化を図ることができる。しかも、集荷するべき部品
とその集荷を行う作業者とが適合し、例えば肉体的に弱
い作業者に重量物が割り当てられるなどの事態を事前に
回避でき、作業効率を向上させることができる。
【0058】また請求項2の発明によれば、集荷を行う
作業者の特性に応じて部品の集荷の指示を出力するの
で、作業者に過剰な負担がかかるを未然に防止でき、そ
の結果、労務災害や労働意欲の減退などを防止して効率
がよく、また誤欠品の少ない集荷を行うことができる。
【0059】さらに請求項3の発明によれば、集荷順序
を、部品の外形寸法もしくは重量を基準として荷積みに
適するように決定して指示するので、指示どおりの順序
で集荷を行い、かつ集荷台車に投入すれば、小型部品の
上に大重量の大型部品が載るなどの不都合を招来するこ
となく集荷を行うことができる。すなわち集荷の途中で
部品の積み替えを行うなどの作業を解消でき、またその
ような不都合を回避するように作業者が順序を配慮する
などの面倒がなくなり、作業者の負担が軽減されると同
時に集荷効率を向上させることができる。
【0060】そして請求項4の発明によれば、部品の集
荷の指示を、部品が収納されているゾーンごとに、複数
部品について行うから、そのゾーン内での集荷の順序を
その時点の状況に応じて作業者が変更することができ、
データの処理システムでは取り込めない細かい状況に応
じた効率的な集荷が可能になり、また同時に作業者の意
志を集荷作業に反映でき、ひいては誤欠品がなく効率の
よい集荷が可能になる。そしてまた、請求項5の発明に
よれば、荷姿データに基づいて部品データが配列され、
その順序で集荷の指示が行われ、また、所定の収納ゾー
ンでは、複数の部品についての集荷が一括して出力され
るため、作業者は、その複数の部品について、自らの判
断による順序で集荷をおこなうことができる。なお、複
数の部品の一括した集荷の指示は、請求項6に記載され
ているように複数の部品データを同時にディスプレイ上
に表示して行なわれ、そのディスプレイ上に表示された
複数の部品データは、請求項7に記載されているよう
に、並べ替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の方法を実施するためのシステムを説
明するためのブロック図である。
【図2】図1に示すシステムを使用して実施される部品
の集荷手順を説明するための作業流れ図である。
【図3】集荷台車の走行経路を概略的に示す図である。
【図4】荷姿に基づいて集荷の指示順序を決定する制御
フローチャートである。
【図5】作業者の特性に基づいて集荷の指示順序を決定
する制御フローチャートである。
【図6】部品の収納ゾーンに分けて集荷の指示順序を決
定する制御フローチャートである。
【図7】集荷の指示順序を変更するための制御フローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 地上側システム 2 集荷台車 3 ホストコンピュータ 4 データ管理部 5 データ加工部 6 データ通信部 8 コントローラ 9 ディスプレイ 10 バーコードスキャナ 20 メインステーション 21 作業者 22 部品棚
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 1/137

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の部品収納部を巡回して行う部品の
    集荷の指示を、作業者によって操作される集荷台車に伝
    送し、その集荷の指示に従って部品の集荷を行うにあた
    り、 集荷するべき部品のデータに、予めそれぞれの部品もし
    くは部品を収納するケースの荷姿データを設定してお
    、かつ前記作業者についての特性値を設定するととも
    にその特性値に基づいて判定される部品特性データを各
    部品に設定しておき、集荷の指示を与えるべき作業者の
    特性値を読み込むとともに、集荷するべき部品をその特
    性値に基づいて評価し、前記特性値に適合した部品のみ
    を集荷すべき部品のデータとし、また集荷するべき複数
    の部品のデータを、前記荷姿データに基づく予め決めら
    れた基準に従って配列し直し、その配列し直された順序
    に従ってそれらの部品の集荷の指示を出力することを特
    徴とする部品集荷指示方法。
  2. 【請求項2】 複数の部品収納部を巡回して行う部品の
    集荷の指示を、作業者によって操作される集荷台車に伝
    送し、その集荷の指示に従って部品の集荷を行うにあた
    り、 前記作業者についての特性値を設定するとともにその特
    性値に基づいて判定される部品特性データを各部品に設
    定しておき、集荷の指示を与えるべき作業者の特性値を
    読み込むとともに、集荷するべき部品をその特性値に基
    づいて評価し、前記特性値に適合した部品のみの集荷を
    前記作業者に指示することを特徴とする部品集荷指示方
    法。
  3. 【請求項3】 集荷するべき部品についてのデータを集
    荷台車に伝送するとともに、その部品データに基づいて
    集荷台車を複数の部品収納部に巡回させかつその部品デ
    ータに基づいて作業者に部品の集荷を行わせるにあた
    り、 前記集荷台車における部品データを、部品の外形寸法と
    重量との少なくとも一方を基準にして配列し直し、その
    配列し直された順序に従ってそれらの部品の集荷の指示
    を前記作業者に対して出力することを特徴とする部品集
    荷指示方法。
  4. 【請求項4】 集荷するべき複数の部品についてのデー
    タを集荷台車に伝送するとともに、その部品データに基
    づいて集荷台車を複数の部品収納部に巡回させかつその
    部品データに基づいて作業者に部品の集荷を行わせるに
    あたり、 前記集荷台車における部品データを、それらの部品の収
    納ゾーンごとに区分するとともに、それらの収納ゾーン
    ごとに一括して部品の集荷の指示を前記作業者に対して
    力することを特徴とする部品集荷指示方法。
  5. 【請求項5】 集荷するべき複数の部品についてのデー
    タを集荷台車に伝送するとともに、その部品データに基
    づいて集荷台車を複数の部品収納部に巡回させかつその
    部品データに基づいて作業者に部品の集荷を行わせるに
    あたり、 集荷するべき部品のデータに、予めそれぞれの部品もし
    くは部品を収納するケースの荷姿データを設定してお
    き、集荷するべき複数の部品のデータを、前記荷姿デー
    タに基づく予め決められた基準に従って配列し直し、さ
    らに前記集荷台車における部品データを、それらの部品
    の収納ゾーンごとに区分するとともに、それらの収納ゾ
    ーンごとに一括して部品の集荷の指示を前記作業者に対
    して出力することを特徴とする部品集荷指示方法。
  6. 【請求項6】 前記一括した部品の集荷の指示を、複数
    の部品データを同時にディスプレイ上に表示して行うこ
    とを特徴とする請求項4または5に記載の部品集荷指示
    方法。
  7. 【請求項7】 前記ディスプレイ上に表示された複数の
    部品データを並べ替えることを特徴する請求項6に記載
    の部品集荷指示方法。
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