JPS6357687B2 - - Google Patents

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JPS6357687B2
JPS6357687B2 JP55172945A JP17294580A JPS6357687B2 JP S6357687 B2 JPS6357687 B2 JP S6357687B2 JP 55172945 A JP55172945 A JP 55172945A JP 17294580 A JP17294580 A JP 17294580A JP S6357687 B2 JPS6357687 B2 JP S6357687B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
furnace
duct
exhaust gas
air
combustion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55172945A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5795518A (en
Inventor
Haruo Murase
Masamitsu Odanaka
Masayuki Mitsui
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP55172945A priority Critical patent/JPS5795518A/ja
Publication of JPS5795518A publication Critical patent/JPS5795518A/ja
Publication of JPS6357687B2 publication Critical patent/JPS6357687B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Incineration Of Waste (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、脱臭装置を備えた塗装乾燥炉の排ガ
ス捕集方法に関するものである。
塗装されたワークを乾燥炉にて乾燥させた場
合、乾燥用の燃焼空気中には未乾燥塗膜からの有
機溶剤等の未燃焼炭化水素が含まれることとなる
ため、捕集され脱臭装置にて燃焼処理等されて排
出されている。この脱臭装置の捕集風量は通常乾
燥炉の対流ゾーン加熱用バーナーの高燃焼時すな
わち昇温時の燃焼空気消費量とほぼ一致させた量
となるように設定されている。
しかし、実際にワークが加熱される温度に炉内
の温度が保持されている時や乾燥炉に負荷がかか
つていない時には、バーナーは低燃焼状態であ
り、空気消費量は高燃焼時の燃焼空気消費量に比
して1/5〜1/10程度になつている。
脱臭装置への捕集風量を低燃焼時の燃焼空気量
を基準にして設定すると、高燃焼時には炉内から
出ていく捕集風量よりも燃焼空気として炉内に入
いる空気量の方が多くなつてしまい、その結果熱
風の一部が炉の出入口から炉外へ出ることとなる
ため、安全を充分に確保できるように高燃焼時を
基準として設定されている。
しかしながら、このように高燃焼時の燃焼空気
量に設定すると、低燃焼時には脱臭装置の捕集風
量が燃焼空気量より多くなつてしまうため、その
差風量分だけ、工場内の低温空気が炉のワーク出
入口より炉内へ流入し脱臭効率を悪くするばかり
か、脱臭装置で低温空気を脱臭燃焼温度約300〜
400℃まで加熱することになるため、多量の熱エ
ネルギーを必要とするという欠点を示す。
本発明は、上記問題を解決するためのもので、
燃焼状態に拘らず、炉内へ送り込まれる空気量と
脱臭装置へ送り出される捕集風量とを一致させ、
炉出入口における炉内と炉外の気体移動をなく
し、温度を調整できるようにした塗装乾燥炉を提
供するものである。
本発明による排ガス捕集方法は、脱臭装置を備
えた乾燥炉に、バーナーからの燃焼空気を炉内に
送入するためのダクトのほかに、炉内の加熱空気
を脱臭装置等を経て炉外へ排出するための排気用
ダクトと、脱臭装置等を経て再び炉内に送入する
ための循環ダクトとを設け、この二つのダクトに
オートダンパーを設け、バーナーの低燃焼か高燃
焼かの状態を検知し、高燃焼時には排気用ダクト
のオートダンパーを開にして炉内より捕集された
排ガスを炉外へ排出させ、低燃焼時には排気ダク
トおよび循環ダクトのオートダンパーを開にして
前記バーナーによる燃焼空気量に等しい排ガスを
炉外に排出させるとともに残りの排ガスを炉内に
リサイクルさせることを特徴とする。
以下、本発明を実施例に従つてより詳細に説明
する。
第1図は、本発明の第一実施例を示すフローシ
ートで対流方式の乾燥炉を示す。
図において、1が乾燥炉、点線で示す2が脱臭
装置を表わす。炉1内には燃焼空気放出部3が設
けられており、この放出部3は燃焼空気ダクト4
によつて炉1外の熱風循環フアン5を介してバー
ナー6に接続している。なお、7はブローフア
ン、8は空気導入部を示す。
また、9は循環器であり、循環ダクト10によ
つてバーナー6と接続している。11はワーク
で、コンベア12によつて炉1内に搬送される。
脱臭装置2は熱交換器13、バーナー14およ
び触媒床15からなつている。炉1内の排ガスは
捕集フアン16によつて捕集ダクト17より脱臭
装置2内に捕集され、浄化されたのちオートダン
パー18を備えた排気ダクト19より系外へ排出
される。本実施例では、この排気ダクト19を途
中で分岐して炉1内に送入するための排ガス用循
環ダクト19′とし、これも同様にオートダンパ
ー18′を設けてある。
このような構成をした乾燥炉では、まずバーナ
ー6を高燃焼状態すなわち昇温状態として、炉1
内の温度を所望の温度とする。この際排気ダクト
19のオートダンパー18は開として炉1内のガ
スを排気する。次に乾燥すべきワーク11をコン
ベア12によつて炉1内に搬入し乾燥処理する。
このとき、炉1内の温度は所定温度に保持するた
めバーナー6は低燃焼状態となる。
乾燥の際炉1内に発生する未燃焼炭化水素を含
む排ガスは、捕集フアン16により捕集ダクト1
7を通じて脱臭装置2内へ捕集され処理される。
この装置2では、排ガスが熱交換器13により予
備加熱された後、バーナー14で300〜400℃に加
熱されて、触媒床15中で酸化されて脱臭され、
脱臭された排ガスは再び熱交換器13を通過して
系外へ放出される。
低燃焼状態となつたときは、燃焼空気の送入量
も少ないため、ダクト19とダクト19′のオー
トダンパー18,18′を開となし、浄化ガスを
排気する一方、その一部を炉1内へと送入する。
すなわち、炉1内が昇温状態にある高燃焼時に
は、燃焼空気ダクト4により炉1内に送り込まれ
る燃焼空気量と捕集ダクト17により脱臭装置2
へと送り出させる捕集風量とを一致させているた
め、オートダンパー18を開、オートダンパー1
8′を閉にして系外へ放出するだけとしており、
一方低燃焼時には、捕集風量に比して燃焼空気量
が少ないため、オートダンパー18,18′をと
もに開にして浄化ガスの一部を炉1内にリサイク
ルさせ、炉1内に送り込まれる全体量を捕集風量
と一致させる。
次に、第2図は本発明の第二実施例を示すフロ
ーシートで対流方式と暗赤外線(暗赤)パネル方
式の組合わせの乾燥炉を示す。
本例では、バーナーからの燃焼空気を炉1内に
送入するための燃焼空気ダクト4を途中で分岐し
て、暗赤パネル20に送入するためのパネル用ダ
クト4′とエアジエツト21に送入するためのエ
アジエツト用ダクト4″とし、このうちダクト
4″にブローフアン22とオートダンパー23を
設けている。また、暗赤パネル20は循環ダクト
10によりバーナー6へ接続され、炉1とエアジ
エツト用ダクト4″とが循環用捕集ダクト4に
より接続されており、このダクト4にはオート
ダンパー23′を設けている。
この乾燥炉1では、エアジエツト21により昇
温を早めており、低燃焼時にはオートダンパー2
3を開、オートダンパー23′を閉にしてブロー
フアン22によつて、暗赤パネル20内より燃焼
空気を吸い込み、燃焼空気の大部分をエアジエツ
ト21から炉内へブローするとともに捕集ダクト
17さらには排気ダクト19によりすべての排ガ
スを炉外へ排出させる。一方高燃焼時にはオート
ダンパー23を閉、オートダンパー23′を開に
して、排ガスの一部を循環用捕集ダクト4によ
り炉内にリサイクルさせるとともに残りの排ガス
を排気ダクトより炉外に排出させる。
すなわち、高燃焼時には、炉内へ送り込まれる
燃焼空気量が捕集風量に比して多いため、オート
ダンパー23′を開にして排ガスの一部を循環用
捕集ダクト4から送り出すことにより、燃焼空
気量と炉外へ送り出される捕集風量とを一致さ
せ、一方低燃焼時にはより多くの燃焼空気をエア
ジエツト21から炉内へ送り込むことにより、こ
の燃焼空気量と捕集ダクト17より炉外へ送り出
される捕集風量とを一致させる。
この場合、炉の燃焼状態を検知する方法として
は、温調計は各ゾーン毎(バーナー単位)に設け
られているが、2ゾーン以上ある乾燥炉では第2
ゾーン以後は昇温が完了するまでは高燃焼だが昇
温が完了後はワークの有無に関係なく低燃焼とな
るので第2ゾーン以後のいずれかの温調計より信
号を出す方法と、コンベアにリミツトスイツチを
設けるか、または光電管によりワークが通過する
時間帯を検知し、ワークが通過する時間帯は低燃
焼の信号を出し、乾燥炉を着火してから昇温完了
しワークが炉内へ入るまでは高燃焼の信号を出す
方法などがある。
なお、脱臭装置としては本例のような触媒燃焼
方式のほかに、直接燃焼方式のものもあり、いず
れでも本発明の乾燥炉に使用できる。
以上の如く、本発明の排ガス捕集方法によれ
ば、燃焼空気量と捕集風量とがほぼ一致するた
め、燃焼状態に関係なく捕集風量を一定値に設定
しても、炉内の高温空気が炉外へ著しく放散する
ことなく、また炉外の低温空気が炉内へ著しく吸
い込まれることがないため、温度の調整が非常に
容易である。また、低温時に炉内へ送り込まれる
ガスが、浄化ガスや燃焼空気などのようにすでに
加熱されたガスであることから、従来に比して、
〔(バーナーの高燃焼時空気消費量Nm3/時間)×
0.9×(脱臭最終排熱温度−工場内空気温度)℃×
空気比熱Kcal/N・m3・℃〕の熱量が低減され
る。さらに、脱臭最終排熱または暗赤外線パネル
内の高温ガスをワークに吹き付けることが可能と
なるため、ワークの昇温能力向上に寄与し、しか
も乾燥品質安定化を期待できるなど多くの利点を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示すフローシー
ト、第2図は、本発明の第二実施例を示すフロー
シート、を表わす。 図中、1…乾燥炉、2…脱臭装置、4…燃焼空
気ダクト、4′…パネル用ダクト、4″…エアジエ
ツト用ダクト、4…循環用捕集ダクト、6…バ
ーナー、18,18′…オートダンパー、19…
排気ダクト、19′…排ガス用循環ダクト、20
…暗赤外線パネル、21…エアジエツト、22…
ブローフアン、23,23′…オートダンパー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 脱臭装置を備えた対流方式の乾燥炉に、バー
    ナーからの燃焼空気を炉内に送入するためのダク
    トと炉内の排ガスを脱臭装置等を経て炉外へ排出
    するための排気ダクトのほかに、該排気ダクトよ
    り分岐され排ガスを再び炉内へ送入するための排
    ガス用循環ダクトを設け、バーナーの低燃焼か高
    燃焼かの状態を検知し、高燃焼時には前記排気ダ
    クトのオートダンパーを開、前記排ガス用循環ダ
    クトのオートダンパーを閉にして炉内より捕集さ
    れた排ガスをすべて炉外へ排出させ、低燃焼時に
    は前記排気ダクトおよび前記排ガス用循環ダクト
    のオートダンパーを開にして前記バーナーによる
    燃焼空気量に等しい排ガスを炉外に排出させると
    ともに、残りの排ガスを炉内にリサイクルさせる
    ことを特徴とする塗装乾燥炉の排ガス捕集方法。 2 脱臭装置を備えた対流方式と暗赤外線パネル
    方式の組み合わせの乾燥炉に、バーナーからの燃
    焼空気を暗赤外線パネルに送入するためのパネル
    用ダクトと炉内の排ガスを前記脱臭装置等を経て
    炉外へ排出するための排気ダクトのほかに、前記
    パネル用ダクトの途中で分岐してエアジエツトに
    送入するためのエアジエツト用ダクトと、該エア
    ジエツト用ダクトと前記炉とを接続する循環用捕
    集ダクトを設け、かつ前記エアジエツト用ダクト
    の途中にブローフアンを設け、前記バーナーの低
    燃焼か高燃焼かの状態を検知し、高燃焼時には前
    記エアジエツト用ダクトのオートダンパーを閉、
    前記循環用捕集ダクトのオートダンパーを開にし
    て排ガスの一部を炉内にリサイクルさせるととも
    に、残りの排ガスを前記排気ダクトより炉外に排
    出させ、低燃焼時には前記エアジエツト用ダクト
    のオートダンパーを開、前記循環用捕集ダクトの
    オートダンパーを閉にして前記燃焼空気の大部分
    を前記エアジエツトから炉内へ送入させて、かつ
    すべての排ガスを前記排気ダクトより炉外に排出
    させることを特徴とする塗装乾燥炉の排ガス捕集
    方法。
JP55172945A 1980-12-08 1980-12-08 Exhaust gas capturing method for paint curing furnace Granted JPS5795518A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP55172945A JPS5795518A (en) 1980-12-08 1980-12-08 Exhaust gas capturing method for paint curing furnace

Applications Claiming Priority (1)

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JP55172945A JPS5795518A (en) 1980-12-08 1980-12-08 Exhaust gas capturing method for paint curing furnace

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5795518A JPS5795518A (en) 1982-06-14
JPS6357687B2 true JPS6357687B2 (ja) 1988-11-11

Family

ID=15951258

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP55172945A Granted JPS5795518A (en) 1980-12-08 1980-12-08 Exhaust gas capturing method for paint curing furnace

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JP (1) JPS5795518A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50109555A (ja) * 1974-02-06 1975-08-28

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50109555A (ja) * 1974-02-06 1975-08-28

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JPS5795518A (en) 1982-06-14

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