JPS6356462A - ワイヤドツトプリンタ用印字ヘツド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 木発１１はワイヤドツトプリンタ用印字ヘッドに係り、
特に電磁石による吸引型の印字ヘッドに関する。

［従来の技術］ 従来、吸引型のワイヤドツトプリンタ用印字ヘッドとし
て、例えば特開昭５２−６２５２０号公報（以下、従来
例１という）及び特開昭６０−１６５２５５号公報（以
下、従来例２という）に示すように、コイルが巻回され
たコアの吸引面の上方にコイルの中空部を形成し、印字
ツイヤを駆動するアーマチュアに固定されたプランジャ
を前記コイルの中空部に配設したものが知られている。

このように、８１重密度が高いコイル内にプランジャが
配設されているので、コイルとコアとの電気的な磁気力
をアーマチュアの機械的な回動に変換する変換効率が高
いという特徴を有する。

［発（５１が解決しようとする問題点］上記従来例は、
いずれもカップ状に形成されたヨークの外周壁の端面よ
りコアの端面が低く形成されているので１手ｌＪｆ　府
ができなく、フライス加工の場合、ヨークの端面とコア
の端面及びアーマチュアの回動支点とコアの端面との段
差のが±３０ルｍと大きくなり、この誤差によりプラン
ジャとコアの間隔（有効空隙）を高精度にできなく、高
速応答性、高印打力が安定して得られないという問題点
があった。またヨークの端面及びコアの端面の研磨は内
側のコアが低い段差研磨であるので、加二［が大変で、
コスト高になるという問題点を有する。

更にアーマチュアの回転支持部の支点がコアとプランジ
ャとの衝突面上にないので、支点とコアの端面との位置
出し加工が大変で、この点からもコスト高になると共に
、高精度に行えないという問題点があった。またコアに
プランジャが衝突する時にコアに対してプランジャが摺
動（横すベソンするので、摩耗し易く、耐久性の点でも
問題点を有する。

未発ＩＮ＋の目的は、−■−記従来技術の問題点を解消
したワイヤドツトプリンタ用印字ヘッドを提供すること
にある。

［問題点を解決するための丁段］ ］−記従来技術の問題点は、外周壁を持ちカップ状に形
成されたヨークと、このヨークの内部に直立してほぼリ
ング状に配設され先端面が前記ヨークの外周壁の端面と
同−平面に形成された複数のコアと、このコアの外径と
はめ合いコアの先端面を越えてコイルが巻付けられたコ
イルポビンと、前記ヨークの外周壁の端面に当接する回
転支持部を有し、かつ前記コイルポビンの内部において
前記コアの先端面と対向するプランジャを持つアーマチ
ュアとを備えた構成にすることにより解決される。

［作用］ ヨークの端面とコアの端面を同一面に形成してなるので
、研磨が容易で、安価に高精度に平研磨が行える。

［実施例］ 以下、未発ＩＪＩの一実施例を第１図及び第２図により
説明する。ノーズ１には複数の印字ワイヤ２（図には１
個のみ図示した）が摺動自在に設けられている。前記印
字ワイヤ２は、後端に固定された印字ワイヤピン３とノ
ーズ１間に配設された印字ワイヤリタンバネ４で後方側
に付勢されている。

カップ状のヨーク５には柱状のコア６が前記印字ワイヤ
２に対応して円周状に固定または鋳造、粉末成形等によ
り磁性材料で一体に形成され、かつヨーク５の外周壁の
端面５ａとコア６の端面６ａとは同一面に形成されてい
る。コア６にはそれぞれコイル７が巻回されたコイルポ
ビン８が装着されており、コイルポビン８は、コア６の
吸引面の１一方にコイルポビン８の中空部８ａが形成さ
れるように、コア６より長く形成されている。またコイ
ルポビン８には、内側に突出したカバー位置決め部８ｂ
とが形成されている。　＋ｉｉｉ記コア６の端面には約
８０ｐＬｍの厚さの非磁性のスペーサシート９が・装置
又は密着固定されている。

前記ヨーク５の前記コア６と反対側にはインシュレータ
ｌＯを介してフレキシブルプリント板ｌｌが配設されて
いる。そして、ソレノイドポビン８の位置決め部８ｃは
ｉｉＩ記ヨーク５の位１１決め用穴５ｂ、インシュレー
タ１０のコイルボビン位置決め穴１０ａに挿入され、ソ
レノイドポビン８のソレノイド端子８ｄはフレキシブル
プリント板１１の穴に挿入され、ソレノイドｇ　′ｆ−
８ｅはフレキシブルプリント板１１に半ＦＴ］付は固定
されている。これにより、ソレノイドポビン８、インシ
ュレータｌＯ及びフレキシブルプリント板１１はヨーク
５に位置決めされて一体に組ｔられる。

カップ状に形成されたカバー１２の中心部側には前記複
数のコア６にそれぞれ対応して設けられ磁性材からなる
アーマチュア１３の先端側をガイドするアーマチュア先
端案内柱１２ａが設けられている。またカバー１２の外
周側には前記アーマチュア１３にそれぞれ対応してアー
マチュア挿入穴１２ｂが設けられている。更にカバー１
２には、互隣るアーマチュア１３間を通じて隣接するソ
レノイドポビン８のカバー位置決め部８ｂに係合するよ
うにカバー位置決め柱１２ｃが設けられている。

前記アーマチュア１３は、コア６に対応した部分にコイ
ルポビン８の中空部８ａに挿入される磁性材のプランジ
ャ１３ａと、ヨーク５の外周壁の端面５ａに当接する回
転支持部１３ｂと、カバー１２の外周壁の内面に当接す
る当接部１３ｃとを有し、これらは一体に成形されてい
る。またアーマチュア１３は、回転支持部１３ｂの端面
がヨーク５の端面に当接するようにカバー１２とアーマ
チュア１３間に配設されたアーマチュア用板バネ１５で
付勢され、他端が印字ワイヤピン３に当接している。ま
たアーマチュア１３の先端側とアーマチュア用板バネ１
５間にはストッパ１６が配設されている。

次に組立について説明する。前記したように、ヨーク５
にはコア６、ソレノイド７が巻回されたソレノイドポビ
ン８、インシュレータＩＯ及びフレキシブルプリント板
１１が一体的に取付けられている。

一方、カバー１２にはアーマチュア用板バネ１５及びス
トッパ１６を配設し、次にアーマチュア１３の回転支持
ｆｉＩ１１３ｂをカバー１２の７＝マチユア挿入穴１２
ｂを通して挿入し、その後アーマチュア１３の内側部分
を７＝マチュア先端案内柱１２ａ間に挿入しておく。

このように、アーマチュア１３の回転支持Ｆ′！＆１３
ｂはカバー１２のアーマチュア挿入穴１２ｂに挿入され
、またアーマチュア１３の横方向の移動は、アーマチュ
ア１３の回転支持部１３ｂがカバー１２の外周壁の外面
に当接し、またアーマチュア１３のち接部１３ｃがカバ
ー１２の外周壁の内面に８接して規制されるので、アー
マチュア１３は横にずれることがなく、またアーマチュ
ア１３は脱落することがないので、組立が容易になる。

またヨーク５を下方にして組立することも可濠である。

そこで、ノーズ１の上にヨーク５を取付け、次にカバー
１２のカバー位置決め柱１２ｃをソレノイドポビン８の
カバー位置決め部８ｂに係合するように、アーマチュア
用板バネ１５及びアーマチュア１３が組込まれたカバー
１２とヨーク５を組合わせる。最後にノーズｌ、ヨーク
５及びカバー１２を図示しないファスナーを用いて一体
に組立てる。

次に作用について説明する。コイル７が励磁されていな
い場合には、印字ワイヤリターンバネ４及びアーマチュ
ア用板バネ１５の付勢力によってアーマチュア１３は図
示のようにストッパ１６に出接している。コイル７が励
磁されると、コア６によってプランジャ１３ａが引かれ
、アーマチュア１３は回転支持部１３ｂがヨーク５の端
面５ａを中心として回動し、プランジャ１３ａがスペー
サシート９に当接し、印打方向の位置が規制される。

これにより、印字ワイヤピン３の後端がアーマチュア１
３によって押されて印字ワイヤ２がノーズｌの前面より
突出し、以下図示しないインクリボンを介して紙をプラ
テンに押付けてドツト印字を行う、コイル７の励磁が切
れると、アーマチュア１３は図示の状態に復帰し、また
印字ワイヤ２はアーマチュア１３にフォローしながら印
字ワイヤリターンバネ４の付勢力によって戻る。

このように、ヨーク５の端面５ａとコア６の端面６ａ及
びアーマチュア１３のプランジャ１３ａの端面と回転支
点部１３ｂを同一面に形成してなるので、端面５ａ、６
ａ及び端面１３ａ、１３ｂは平研磨及びラップ研磨する
ことができ、端面５ａ、６ａの平担度誤差を±５ｇｍ少
なくできると共に、加工コストの低減が図れる。またプ
ランジャ１３ａとコア６の間隔（有効空隙）を高精度に
でき、高速応答性、高印打力を安定して得ることができ
る。実験によると、高速応答性については、従来の段差
があるものに比べて７タ６程向上した。

またコア６に対するプランジャ１３ａの衝突角度、即ち
衝突時における当接面に垂直な線に対するプランジャ１
３の′！５接面の運動方向の角度も小さくなり、プラン
ジャ１３ａの横すべりが小さくなるので、摩耗の点でも
優れ、耐久性及び信頼性が向上した。

なお、上記実施例においては、アーマチュア１３によっ
て印字ワイヤ２を押圧するタイプについて説１！Ｉシた
が、印字ワイヤ２がアーマチュア１３に一体に固定され
ているものにも適用できることは勿論である。またプラ
ンジャ１３ａとアーマチュア１３は一体に形成している
ので、工数が少なく廉価であるが、別体で構成してもよ
い、またカバー１２にアーマチュア挿入穴１２ｂを形成
し、このアーマチュア挿入穴１２ｂにアーマチュア１３
を挿入するようにしたが、従来と同様にカバー１２にア
ーマチュア位置決めビンを設け、アーマチュア１３には
前記アーマチュア位置決めビンに挿入されるアーマチュ
ア位置決め穴を設けてもよい。またアーマチュア１３の
印打方向の位置は、プランジャ１３ａがスペーサシート
９に当接して規制されるようにしたが、スペーサシート
９は設けなく、従来と同様にアーマチュア１３をセンタ
リングに８接させてもよい。

［発ｌＪ１の効果］ 以上の説明から明らかなように、末完１）によれば、ヨ
ークの端面とコアの端面を同一面に形成してなり、プラ
ンジャを持つアーマチュアの回転支持部をヨークの外周
壁の端面に当接させてなるので、ヨークの端面とコアの
端面との平研磨ができ、両端面の平担度を高精度に、か
つ安価にできる。またプランジャをコアに衝突させるタ
イプに用いた場合にも摺動がないので、対摩耗性に優れ
ている。またアーマチュアとプランジャとを一体化する
と、より安価になる。更にアーマチュアの回転支持部の
端面とプランジャの端面とを同一モ面に形成すると、加
工コスト及び精度の面でもより潰れたものとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は末完［ＪＪの一実施例を示す断面図、第２図は
第１図の要部切欠き斜視図である。 ５：Ｅ−り・　　　　　　５ａ：ヨーク端面、６：コア
、　　　　　　　６ａ：コア端面、７：コイル、　　　
　　　８：コイルボビン、１３：アーマチュア、　　１
３ａニブランジヤ、１３ｂ　：回転支持部。 第１図 ５：ヨーク　　　　　　　　　　８：つイルボ°ビン５
ｏ：ヨーフ端面　　　　　　　（３：７−マ子ニア６：
〕７　　　　　　　　　　１３ａ：フ０ランジ゛ヤ６０
：ロ了端面　　　　　　　１３ｂ：回φ尺支杆部７：コ
イル ５：：］−フ　　　　　　　　１３：了−マ子ユ・７５
０：ターフ端面　　　　　１３ｂ：回転１４部７：コイ
ル ８：つイルオζごン 手続補装置（自発） ２Ｓ 昭和６１年相方日日

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）外周壁を持ちカップ状に形成されたヨークと、こ
   のヨークの内部に直立してほぼリング状に配設され先端
   面が前記ヨークの外周壁の端面と同一平面に形成された
   複数のコアと、このコアの外径とはめ合いコアの先端面
   を越えてコイルが巻付けられたコイルボビンと、前記ヨ
   ークの外周壁の端面に当接する回転支持部を有し、かつ
   前記コイルボビンの内部において前記コアの先端面と対
   向するプランジャを持つアーマチュアとを備えているこ
   とを特徴とするワイヤドットプリンタ用印字ヘッド。
2. （２）プランジャはアーマチュアと一体に成形されてい
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のワイヤ
   ドットプリンタ用印字ヘッド。
3. （３）アーマチュアの回転支持部の端面とプランジャの
   端面とは、同一平面に形成されていることを特徴とする
   特許請求の範囲第１項記載のワイヤドットプリンタ用印
   字ヘッド。