JP2794742B2 - インパクトドットプリンタ用印字ヘッド - Google Patents
インパクトドットプリンタ用印字ヘッドInfo
- Publication number
- JP2794742B2 JP2794742B2 JP825989A JP825989A JP2794742B2 JP 2794742 B2 JP2794742 B2 JP 2794742B2 JP 825989 A JP825989 A JP 825989A JP 825989 A JP825989 A JP 825989A JP 2794742 B2 JP2794742 B2 JP 2794742B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yoke
- core
- print head
- peripheral wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Impact Printers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はインパクトドットプリンタ用の印字ヘッドに
関し、より詳しくは電磁石による吸引力を利用した直接
吸引型のインパクトドットプリンタ用印字ヘッドに関す
る。
関し、より詳しくは電磁石による吸引力を利用した直接
吸引型のインパクトドットプリンタ用印字ヘッドに関す
る。
(従来技術) 直接吸引型の印字ヘッドとして、周壁とその内部のコ
アの各端面を同一面になしたものは、ギャップの管理が
容易に行い得る利点を有し、また、特開昭63−56462号
公報に見られるように、コアの端面から突出するように
コイルを巻回し、印字レバーのアーマチュア部をこのコ
イルボビンの内部でコアに対向させるようにしたもの
は、エネルギの変換効率がより高い点で優れている。
アの各端面を同一面になしたものは、ギャップの管理が
容易に行い得る利点を有し、また、特開昭63−56462号
公報に見られるように、コアの端面から突出するように
コイルを巻回し、印字レバーのアーマチュア部をこのコ
イルボビンの内部でコアに対向させるようにしたもの
は、エネルギの変換効率がより高い点で優れている。
ところが、このように周壁とコアの端面を同一面にな
し、かつコアの端面から突出するようにコイルボビンを
装着した印字ヘッドでは、印字レバーをコイルボビンよ
り高く位置させなければならない関係上、特開昭61−26
8458号公報に見られるように、サイドヨークの突片を印
字レバーの側面に近接せせて側磁路を構成するようにす
ることができないため、エネルギの変換効率をより高め
ることができないといった問題を残している。
し、かつコアの端面から突出するようにコイルボビンを
装着した印字ヘッドでは、印字レバーをコイルボビンよ
り高く位置させなければならない関係上、特開昭61−26
8458号公報に見られるように、サイドヨークの突片を印
字レバーの側面に近接せせて側磁路を構成するようにす
ることができないため、エネルギの変換効率をより高め
ることができないといった問題を残している。
(発明が解決しようとする課題) 本発明はこのような問題に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、組付け精度ばかりでなく、エネ
ルギー変換効率を最大限まで高めることのできる新たな
インパクトドットプリンタ用の印字ヘッドを提供するこ
とにある。
の目的とするところは、組付け精度ばかりでなく、エネ
ルギー変換効率を最大限まで高めることのできる新たな
インパクトドットプリンタ用の印字ヘッドを提供するこ
とにある。
(課題を解決するための手段) すなわち、本発明はかかる課題を達成するために、先
端がフレームの周壁端面と同一面をなし、かつコイルボ
ビンを先端より突出させるようにして装着したコアと、
支点部を周壁の端面に位置させ、かつアーマチュア部を
コイルボビンの内部でコアの先端に対向位置させた印字
レバーとを備えたインパクトドットプリンタ用印字ヘッ
ドにおいて、印字レバーの支点部を位置決め支持する多
数の切欠きを設けた磁性材よりなる第1のヨークを周壁
の端面に載置するとともに、多数の足部を放射状に突設
した第2のヨークをこの足部の側面が印字レバーの側面
に近接するようにして第1のヨークの上に接合載置させ
るようにしたものである。
端がフレームの周壁端面と同一面をなし、かつコイルボ
ビンを先端より突出させるようにして装着したコアと、
支点部を周壁の端面に位置させ、かつアーマチュア部を
コイルボビンの内部でコアの先端に対向位置させた印字
レバーとを備えたインパクトドットプリンタ用印字ヘッ
ドにおいて、印字レバーの支点部を位置決め支持する多
数の切欠きを設けた磁性材よりなる第1のヨークを周壁
の端面に載置するとともに、多数の足部を放射状に突設
した第2のヨークをこの足部の側面が印字レバーの側面
に近接するようにして第1のヨークの上に接合載置させ
るようにしたものである。
(実施例) そこで以下に本発明の実施例について説明する。
図面はいずれも本発明の一実施例を示したものであ
る。
る。
図において符号1で示したノーズの後端には、突起1a
に係止した固定バネ20によって、磁性材よりなるフレー
ム4がヘッドカバー19とともに一体的に取付けられてい
る。
に係止した固定バネ20によって、磁性材よりなるフレー
ム4がヘッドカバー19とともに一体的に取付けられてい
る。
このフレーム4には、先端6aが周壁5の端面5aと同一
面をなすコア6がリング状に多数配設され、さらにこれ
らのコア6の周囲には、駆動用コイル8を巻回したボビ
ン7がコア6の先端6から突出するように装着されてい
て、フレーム4に設けた孔を通して基板10にハンダ付け
した端子9を介してこれらのコイル8を励磁するように
構成されている。
面をなすコア6がリング状に多数配設され、さらにこれ
らのコア6の周囲には、駆動用コイル8を巻回したボビ
ン7がコア6の先端6から突出するように装着されてい
て、フレーム4に設けた孔を通して基板10にハンダ付け
した端子9を介してこれらのコイル8を励磁するように
構成されている。
一方、周壁5の端面5aには、リング状の薄い耐摩耗性
部材12を介して印字レバー11の支点部11aが載置されて
いる。この印字レバー11には、ボビン7の内部でコア6
の先端6aと対向するアーマチュア部11bが一体的に突出
形成され、さらに、この印字レバー11には、印字ワイヤ
3を固定したその先端部分にスプリングホルダ16に設け
た復帰バネ15の付勢力が作用していて、印字ワイヤ3を
常時非印字位置へ保持するように構成されている。
部材12を介して印字レバー11の支点部11aが載置されて
いる。この印字レバー11には、ボビン7の内部でコア6
の先端6aと対向するアーマチュア部11bが一体的に突出
形成され、さらに、この印字レバー11には、印字ワイヤ
3を固定したその先端部分にスプリングホルダ16に設け
た復帰バネ15の付勢力が作用していて、印字ワイヤ3を
常時非印字位置へ保持するように構成されている。
この周壁5の端面5aには、また、第4図に示したよう
に、歯車形をした第1のヨーク13が載置され、その周縁
に設けた多数の切欠き部13aによって各印字レバー11の
支点部11aを位置決め支持するように構成され、さらに
この第1のヨーク13の上には、多数の足部14aを放射状
に突出させた第2のヨーク14が、足部14aの先端を第1
のヨーク13の各歯車13cに接触させるように、かつ、こ
れらの足部14aの各側面を印字レバー11の側面に近接さ
せるようにして載置されている。
に、歯車形をした第1のヨーク13が載置され、その周縁
に設けた多数の切欠き部13aによって各印字レバー11の
支点部11aを位置決め支持するように構成され、さらに
この第1のヨーク13の上には、多数の足部14aを放射状
に突出させた第2のヨーク14が、足部14aの先端を第1
のヨーク13の各歯車13cに接触させるように、かつ、こ
れらの足部14aの各側面を印字レバー11の側面に近接さ
せるようにして載置されている。
なお、図中符号2は、印字レバー3を案内するガイド
プレートを示しており、また18は、多数のバネ片18aに
より各印字レバー11の支点部11aを押圧する支点押えバ
ネを示している。
プレートを示しており、また18は、多数のバネ片18aに
より各印字レバー11の支点部11aを押圧する支点押えバ
ネを示している。
このように構成されたフレーム4の上に、印字レバー
11と、第1、第2のヨーク13、14とを順に組付けてゆく
と、印字レバー11の支点部11aは第1のヨーク13によっ
てフレーム4上に正確に位置決めされ、かつアーマチュ
ア部11bは周壁5の端面5aと同一面をなすコアの先端6a
に一定のギャップを保って正確に位置して、均一な動き
が確保されると同時に、印字レバー11のレバー部分がボ
ビン7の上を横切っているにも拘りなく、第1のヨーク
13によってかさ上げされた第2のヨーク14がこの部分と
同じレベルになって互いに側面を相近接させ、コア6か
らの磁束を、アーマチュア11bから印字レバー11のレバ
ー部分へ、さらにこの側面に近接する第2ヨーク14の足
部14aを経て第2ヨーク14と接触する第1のヨーク13
へ、さらにフレーム4の外周4aからコア6へと戻す環状
の側磁路を形成して、エネルギ変換効率をより高めるこ
とを可能にする。
11と、第1、第2のヨーク13、14とを順に組付けてゆく
と、印字レバー11の支点部11aは第1のヨーク13によっ
てフレーム4上に正確に位置決めされ、かつアーマチュ
ア部11bは周壁5の端面5aと同一面をなすコアの先端6a
に一定のギャップを保って正確に位置して、均一な動き
が確保されると同時に、印字レバー11のレバー部分がボ
ビン7の上を横切っているにも拘りなく、第1のヨーク
13によってかさ上げされた第2のヨーク14がこの部分と
同じレベルになって互いに側面を相近接させ、コア6か
らの磁束を、アーマチュア11bから印字レバー11のレバ
ー部分へ、さらにこの側面に近接する第2ヨーク14の足
部14aを経て第2ヨーク14と接触する第1のヨーク13
へ、さらにフレーム4の外周4aからコア6へと戻す環状
の側磁路を形成して、エネルギ変換効率をより高めるこ
とを可能にする。
(効果) 以上述べたように本発明によれば、周壁とコアを同一
面となしてアーマチュアとコアとのギャップを正確に管
理し、かつ、コイルボビンの先端をコアの先端より突出
させることによってエネルギ変換効率を高めるようにし
た印字ヘッドにおいて、その周壁の上に第1のヨークを
載置して印字レバーの支点部を位置決め支持するととも
に、その上に第2のヨークを載置することにより第1の
ヨークを利用して第2のヨークを印字レバーの位置まで
カサ上げし、これに、コアと印字レバーとの間の側磁路
形成機能を付与させて、この種の印字ヘッドのエネルギ
変換効率をさらに一段と高めることを可能にする。
面となしてアーマチュアとコアとのギャップを正確に管
理し、かつ、コイルボビンの先端をコアの先端より突出
させることによってエネルギ変換効率を高めるようにし
た印字ヘッドにおいて、その周壁の上に第1のヨークを
載置して印字レバーの支点部を位置決め支持するととも
に、その上に第2のヨークを載置することにより第1の
ヨークを利用して第2のヨークを印字レバーの位置まで
カサ上げし、これに、コアと印字レバーとの間の側磁路
形成機能を付与させて、この種の印字ヘッドのエネルギ
変換効率をさらに一段と高めることを可能にする。
第1図は本発明の一実施例を示す印字ヘッドの断面図、
第2図は同上印字ヘッドの要部を示した斜視図、第3図
乃至第5図は、第2のヨーク、第1のヨーク及び耐摩耗
性部材をそれぞれ示した斜視図である。 4……フレーム、5……周壁 6……コア、7……ボビン 11……印字レバー、13……第1のヨーク 14……第2のヨーク
第2図は同上印字ヘッドの要部を示した斜視図、第3図
乃至第5図は、第2のヨーク、第1のヨーク及び耐摩耗
性部材をそれぞれ示した斜視図である。 4……フレーム、5……周壁 6……コア、7……ボビン 11……印字レバー、13……第1のヨーク 14……第2のヨーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下村 正樹 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/275 - 2/28
Claims (1)
- 【請求項1】先端がフレームの周壁端面と同一面をな
し、かつコイルボビンを上記先端より突出させるように
して装着したコアと、支点部を上記周壁の端面に位置さ
せ、かつアーマチュア部を上記コイルボビンの内部で上
記コアの先端に対向位置させた印字レバーとを備えたイ
ンパクトドットプリンタ用印字ヘッドにおいて、 上記印字レバーの支点部を位置決め支持する多数の切欠
きを設けた磁性材よりなる第1のヨークを上記周壁の端
面に載置するとともに、多数の足部を放射状に突設した
第2のヨークを該各足部の側面が上記印字レバーの側面
に近接するようにして上記第1のヨークの上に接合載置
したことを特徴とするインパクトドットプリンタ用印字
ヘッド。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP825989A JP2794742B2 (ja) | 1989-01-17 | 1989-01-17 | インパクトドットプリンタ用印字ヘッド |
SG1995906947A SG26407G (en) | 1988-12-09 | 1989-12-07 | Wire-dot printer having printing wire driving device and manufacturing method thereof |
DE89122589T DE68910946T2 (de) | 1988-12-09 | 1989-12-07 | Punktnadeldrucker mit Drucknadelantrieb und Verfahren zu seiner Herstellung. |
EP89122589A EP0372557B1 (en) | 1988-12-09 | 1989-12-07 | Wire-dot printer having printing wire driving device and manufacturing method thereof |
US07/449,691 US5174663A (en) | 1988-12-09 | 1989-12-11 | Wire dot print head and method for manufacturing same |
US07/886,698 US5281037A (en) | 1988-12-09 | 1992-05-20 | Wire dot print head and method for manufacturing same |
US08/093,913 US5368401A (en) | 1988-12-09 | 1993-07-20 | Wire dot print head with rotating lever |
US08/310,091 US5527118A (en) | 1988-12-09 | 1994-09-22 | Wire dot print head and method for manufacturing same |
HK72595A HK72595A (en) | 1988-12-09 | 1995-05-11 | Wire-dot printer having printing wire driving device and manufacturing method thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP825989A JP2794742B2 (ja) | 1989-01-17 | 1989-01-17 | インパクトドットプリンタ用印字ヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02188264A JPH02188264A (ja) | 1990-07-24 |
JP2794742B2 true JP2794742B2 (ja) | 1998-09-10 |
Family
ID=11688154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP825989A Expired - Lifetime JP2794742B2 (ja) | 1988-12-09 | 1989-01-17 | インパクトドットプリンタ用印字ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2794742B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2542410Y2 (ja) * | 1990-02-28 | 1997-07-30 | シチズン時計株式会社 | 印字ヘッド |
-
1989
- 1989-01-17 JP JP825989A patent/JP2794742B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02188264A (ja) | 1990-07-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0372557B1 (en) | Wire-dot printer having printing wire driving device and manufacturing method thereof | |
JP2794742B2 (ja) | インパクトドットプリンタ用印字ヘッド | |
GB2252752A (en) | Armature pivots in dot-matrix printers | |
JPH0545425B2 (ja) | ||
JP2679047B2 (ja) | ワイヤドット式プリンタの駆動機構 | |
JP2749986B2 (ja) | ドットプリンタヘッド | |
JPS6010861Y2 (ja) | ワイヤドツトヘツド | |
JPS647872B2 (ja) | ||
JP2822415B2 (ja) | インパクトドットヘッド | |
JPH0234037Y2 (ja) | ||
JPS63296959A (ja) | インパクトドツトヘツド | |
JPH0534936Y2 (ja) | ||
JPH0536690Y2 (ja) | ||
JPH0435175Y2 (ja) | ||
JPH046917Y2 (ja) | ||
JPH0721327Y2 (ja) | ワイヤドット印字ヘッド | |
JPH0346912Y2 (ja) | ||
KR200274083Y1 (ko) | 도트 프린트 헤드 조립체 | |
JP2542410Y2 (ja) | 印字ヘッド | |
JPS6356462A (ja) | ワイヤドツトプリンタ用印字ヘツド | |
JPS6144849Y2 (ja) | ||
JPS60165258A (ja) | 円形ばねチヤ−ジ式ドツト印字ヘツド | |
JP2608182B2 (ja) | ワイヤドット印字ヘッド | |
JPS6330264A (ja) | ドツトプリンタヘツド | |
JPS6134135Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090626 Year of fee payment: 11 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090626 Year of fee payment: 11 |