JP2822415B2 - インパクトドットヘッド - Google Patents
インパクトドットヘッドInfo
- Publication number
- JP2822415B2 JP2822415B2 JP1040289A JP1040289A JP2822415B2 JP 2822415 B2 JP2822415 B2 JP 2822415B2 JP 1040289 A JP1040289 A JP 1040289A JP 1040289 A JP1040289 A JP 1040289A JP 2822415 B2 JP2822415 B2 JP 2822415B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- print lever
- back cover
- stopper
- lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Impact Printers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はインパクトドットプリンタ用の印字ヘッドに
関する。
関する。
(従来技術) コイルコアによりアーマチュアを磁気的に吸引し、ア
ーマチュアの先端に固定したワイヤを記録紙に打接させ
ることにより記録書込みを行うようにしたインパクトド
ッオプリンタの印字ヘッドには、通常、裏蓋側にストッ
パが設けられていて、非印字位置に復帰させたアーマチ
ュアをこのストッパに当接させることにより、アーマチ
ュアと電磁石との間のギャップ、つまりアーマチュアの
ストロークを一定に維持するようにしている。
ーマチュアの先端に固定したワイヤを記録紙に打接させ
ることにより記録書込みを行うようにしたインパクトド
ッオプリンタの印字ヘッドには、通常、裏蓋側にストッ
パが設けられていて、非印字位置に復帰させたアーマチ
ュアをこのストッパに当接させることにより、アーマチ
ュアと電磁石との間のギャップ、つまりアーマチュアの
ストロークを一定に維持するようにしている。
このストッパは、コア、アーマチュア、裏蓋という組
付け手順に従って組付けることができるよう、通常、特
開昭59−78862号公報に見られるように、裏蓋の背面に
取付けられているが、このようにストッパを裏蓋の背面
に取付けるようにしたものでは、部品相互の重ね誤差に
伴なうギャップに対応するようアーマチュアを度決めす
ることができないばかりでなく、調整用の片をその都度
裏蓋に固定した上で組付けなければならないといった煩
雑な作業を強いられる不都合を有している。
付け手順に従って組付けることができるよう、通常、特
開昭59−78862号公報に見られるように、裏蓋の背面に
取付けられているが、このようにストッパを裏蓋の背面
に取付けるようにしたものでは、部品相互の重ね誤差に
伴なうギャップに対応するようアーマチュアを度決めす
ることができないばかりでなく、調整用の片をその都度
裏蓋に固定した上で組付けなければならないといった煩
雑な作業を強いられる不都合を有している。
(発明が解決しようとする課題) 本発明はこのような問題に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、組付て手順を変えることなく、
ギャップに対応させてその都度アーマチュアのストロー
クを正しく調整することのできる新たなインパクトドッ
トヘッドを提供することにある。
の目的とするところは、組付て手順を変えることなく、
ギャップに対応させてその都度アーマチュアのストロー
クを正しく調整することのできる新たなインパクトドッ
トヘッドを提供することにある。
(課題を解決するための手段) すなわち、本発明はかかる課題を達成するためのイン
パクトドットヘッドとして、コイルコア側に配設され、
かつ印字レバーの先端を案内する溝と印字レバー復帰用
の復帰バネを備えた支持部材に、印字レバーよりも裏蓋
側へ突出する複数の突起を間隔をおいて突設する一方、
ストッパ及びストローク調整用の薄片を各突起の内側に
嵌め込み得る大きさに形成するとともに、裏蓋にはその
内面に各突起の先端と係合する係合孔を設けるようにし
たものである。
パクトドットヘッドとして、コイルコア側に配設され、
かつ印字レバーの先端を案内する溝と印字レバー復帰用
の復帰バネを備えた支持部材に、印字レバーよりも裏蓋
側へ突出する複数の突起を間隔をおいて突設する一方、
ストッパ及びストローク調整用の薄片を各突起の内側に
嵌め込み得る大きさに形成するとともに、裏蓋にはその
内面に各突起の先端と係合する係合孔を設けるようにし
たものである。
(実施例) そこで以下に本発明の実施例について説明する。
図面はいずれも本発明の一実施例を示したもので、コ
イルコア1aを環状に配列させたフレーム1には、各コイ
ルコア1aに対向するようにして印字レバー3が放射状に
配設され、さらにこのフレーム1の中心部には、各印字
レバー3の先端を案内する溝7bと、印字レバー3を復帰
させるためのバネ4を備えた保持部材7が一体的に取付
けられている。
イルコア1aを環状に配列させたフレーム1には、各コイ
ルコア1aに対向するようにして印字レバー3が放射状に
配設され、さらにこのフレーム1の中心部には、各印字
レバー3の先端を案内する溝7bと、印字レバー3を復帰
させるためのバネ4を備えた保持部材7が一体的に取付
けられている。
この保持部材7は後述するストッパ5と必要な数のス
ペーサ6を位置決め保持するためのもので、これをさら
に詳しく説明すると、この保持部材7は、第1図に見ら
れるように有底円筒状をなしていて、その底面にはワイ
ヤ9を通す案内孔7cが設けら、またこの上端面には、印
字レバー3を越えて裏蓋8の係合孔8aに達する高さの複
数の突起7aが等間隔に突出形成されていて、これらの突
起7aの内面により、印字レバー3上に載置したストッパ
5と必要な数のスペーサ6を定位置に位置決め保持する
よう構成されている。
ペーサ6を位置決め保持するためのもので、これをさら
に詳しく説明すると、この保持部材7は、第1図に見ら
れるように有底円筒状をなしていて、その底面にはワイ
ヤ9を通す案内孔7cが設けら、またこの上端面には、印
字レバー3を越えて裏蓋8の係合孔8aに達する高さの複
数の突起7aが等間隔に突出形成されていて、これらの突
起7aの内面により、印字レバー3上に載置したストッパ
5と必要な数のスペーサ6を定位置に位置決め保持する
よう構成されている。
一方、上記したストッパ5は、コイルコア1aの消勢に
より復帰した印字レバー3を緩衝しつつ停止させるため
のもので、保持部材7に設けた突起7aの各内面により位
置決め保持されるようなリング体として形成され、さら
に、これと同じ形状をなす薄い調整用のスペーサ6と協
動して、保持部材7の内側に延出した印字レバー3を度
止めし、コイルコア1aとの間のギャップに応じて印字レ
バー3のストロークを一定に管理するような機能が持た
されている。なお、図中符号2は電磁コイルを示してい
る。
より復帰した印字レバー3を緩衝しつつ停止させるため
のもので、保持部材7に設けた突起7aの各内面により位
置決め保持されるようなリング体として形成され、さら
に、これと同じ形状をなす薄い調整用のスペーサ6と協
動して、保持部材7の内側に延出した印字レバー3を度
止めし、コイルコア1aとの間のギャップに応じて印字レ
バー3のストロークを一定に管理するような機能が持た
されている。なお、図中符号2は電磁コイルを示してい
る。
このように構成された印字ヘッドを組立てるには、は
じめに、中心部に保持部材7を備えたフレーム1に印字
レバー3を組付け、ついで、突起7aの内面に沿わせなが
ら印字レバー3の上にストッパ5を載置して、最後に突
起7aに合わせるようにしてフレーム4の上部に裏蓋8を
被せる。
じめに、中心部に保持部材7を備えたフレーム1に印字
レバー3を組付け、ついで、突起7aの内面に沿わせなが
ら印字レバー3の上にストッパ5を載置して、最後に突
起7aに合わせるようにしてフレーム4の上部に裏蓋8を
被せる。
そしてこの状態で、いま、コイルコア1aとアーマチュ
アとの間のギャップ、つまり印字レバー3のストローク
が適正でなかった場合には、第2図に示したように、ス
トッパ5の上に1枚ないし2枚の調整用スペーサ6を重
ね合わせてストロークが一定になるよう調整した上、裏
蓋8をフレーム4の上に被せる。
アとの間のギャップ、つまり印字レバー3のストローク
が適正でなかった場合には、第2図に示したように、ス
トッパ5の上に1枚ないし2枚の調整用スペーサ6を重
ね合わせてストロークが一定になるよう調整した上、裏
蓋8をフレーム4の上に被せる。
ところで上述した実施例では、ストッパ5とスペーサ
6を位置決め支持する支持部材7に復帰バネ4を保持す
る機能をも持たせるようにしたものであるが、この支持
部材7をストッパ5とスペーサ6を支持する専用の部材
として形成することも可能であり、また、プラスチック
やゴムのシート材を積層したスペーサやゴムと金属との
複合体よりなるスペーサ等にも本発明を適用させること
ができる。
6を位置決め支持する支持部材7に復帰バネ4を保持す
る機能をも持たせるようにしたものであるが、この支持
部材7をストッパ5とスペーサ6を支持する専用の部材
として形成することも可能であり、また、プラスチック
やゴムのシート材を積層したスペーサやゴムと金属との
複合体よりなるスペーサ等にも本発明を適用させること
ができる。
(効果) 以上述べたように本発明によれば、コイルコア側に配
設した支持部材に印字レバーよりも裏蓋側へ突出する複
数の突起を設けて、これらの突起により印字レバー度当
り用のストッパとストローク調整用の薄片を径方向に位
置決め支持するとともに、裏蓋をこれらの突起により度
決めするようにしたので、コイルコアと支持部材の上
に、印字レバー、ストッパ及びストローク調整用の薄片
を順に載置し、その上でこの支持部材の上に裏蓋を重ね
るだけで、これらの部品を径方向に正しく位置決め固定
することを可能として、この種の印字ヘッドの組付け作
業を大巾に簡素化させることができるばかりでなく、印
字レバーのストロークをきわめて正確に調整することが
できる。
設した支持部材に印字レバーよりも裏蓋側へ突出する複
数の突起を設けて、これらの突起により印字レバー度当
り用のストッパとストローク調整用の薄片を径方向に位
置決め支持するとともに、裏蓋をこれらの突起により度
決めするようにしたので、コイルコアと支持部材の上
に、印字レバー、ストッパ及びストローク調整用の薄片
を順に載置し、その上でこの支持部材の上に裏蓋を重ね
るだけで、これらの部品を径方向に正しく位置決め固定
することを可能として、この種の印字ヘッドの組付け作
業を大巾に簡素化させることができるばかりでなく、印
字レバーのストロークをきわめて正確に調整することが
できる。
第1図は本発明の実施例を示す印字ヘッドの断面図、第
2図は同上印字ヘッドの要部を示した図、第3図は同上
要部を分解して示した斜視図である。 1……フレーム、1a……コイルコア 3……印字レバー、5……ストッパ 6……スペーサ、7……保持部材 7a……位置決め支持用突部、8……裏蓋
2図は同上印字ヘッドの要部を示した図、第3図は同上
要部を分解して示した斜視図である。 1……フレーム、1a……コイルコア 3……印字レバー、5……ストッパ 6……スペーサ、7……保持部材 7a……位置決め支持用突部、8……裏蓋
フロントページの続き (72)発明者 輿石 修 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−259869(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/275
Claims (1)
- 【請求項1】非印字時に印字レバーを裏蓋側のストッパ
に当接させて復帰位置に保持する形成のインパクトドッ
トヘッドにおいて、 コイルコア側に配設され、かつ上記印字レバーの先端を
案内する溝と印字レバー復帰用の復帰バネを備えた支持
部材に、上記印字レバーよりも上記裏蓋側へ突出する複
数の突起を間隔をおいて突設する一方、上記ストッパ及
びストローク調整用の薄片を上記各突起の内側に嵌め込
み得る大きさに形成するとともに、上記裏蓋にはその内
面に上記各突起の先端と係合する係合孔を設けたことを
特徴とするインパクトドットヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1040289A JP2822415B2 (ja) | 1989-01-19 | 1989-01-19 | インパクトドットヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1040289A JP2822415B2 (ja) | 1989-01-19 | 1989-01-19 | インパクトドットヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02190345A JPH02190345A (ja) | 1990-07-26 |
JP2822415B2 true JP2822415B2 (ja) | 1998-11-11 |
Family
ID=11749147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1040289A Expired - Lifetime JP2822415B2 (ja) | 1989-01-19 | 1989-01-19 | インパクトドットヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2822415B2 (ja) |
-
1989
- 1989-01-19 JP JP1040289A patent/JP2822415B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02190345A (ja) | 1990-07-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080904 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080904 Year of fee payment: 10 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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