JPH06135019A - ワイヤドット印字ヘッド及びそのインパクト力調整方法 - Google Patents
ワイヤドット印字ヘッド及びそのインパクト力調整方法Info
- Publication number
- JPH06135019A JPH06135019A JP28890292A JP28890292A JPH06135019A JP H06135019 A JPH06135019 A JP H06135019A JP 28890292 A JP28890292 A JP 28890292A JP 28890292 A JP28890292 A JP 28890292A JP H06135019 A JPH06135019 A JP H06135019A
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- JP
- Japan
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- leaf spring
- spacer
- print head
- adjusting
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 バイアス用板ばねの応力を上昇させずにばね
定数のばらつきを調整し、インパクト力を調整し得るワ
イヤドット印字ヘッドを提供する。 【構成】 スペ−サ20の小片21の外縁部に調整用角
穴24を設け、位置決め穴8b,22で組み立て後、ス
ペ−サ20を小片21毎に分離し、インパクト力の調整
を必要とするバイアス用板ばね8に対応する小片21の
調整用角穴24に調整バ−31を挿入して小片21をバ
イアス用板ばね8の舌片8aの延在方向へ移動させる。
定数のばらつきを調整し、インパクト力を調整し得るワ
イヤドット印字ヘッドを提供する。 【構成】 スペ−サ20の小片21の外縁部に調整用角
穴24を設け、位置決め穴8b,22で組み立て後、ス
ペ−サ20を小片21毎に分離し、インパクト力の調整
を必要とするバイアス用板ばね8に対応する小片21の
調整用角穴24に調整バ−31を挿入して小片21をバ
イアス用板ばね8の舌片8aの延在方向へ移動させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インパクトプリンタに
用いられるワイヤドット印字ヘッドの構造及びインパク
ト力調整方法に関する。
用いられるワイヤドット印字ヘッドの構造及びインパク
ト力調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インパクトプリンタには、バイア
ス用板ばねの基端部をア−マチュアヨ−クとスペ−サと
で挟持するとともにその板ばねの自由端にア−マチュア
を介して印字ワイヤを固着し、永久磁石による磁束でコ
アの一端面に吸引したア−マチュアをコアに巻装したコ
イルに通電することにより解放させて印字するワイヤド
ット印字ヘッドを用いているものがある。
ス用板ばねの基端部をア−マチュアヨ−クとスペ−サと
で挟持するとともにその板ばねの自由端にア−マチュア
を介して印字ワイヤを固着し、永久磁石による磁束でコ
アの一端面に吸引したア−マチュアをコアに巻装したコ
イルに通電することにより解放させて印字するワイヤド
ット印字ヘッドを用いているものがある。
【0003】図6は、従来例の構造を示す半断面図であ
る。ベ−スプレ−ト3の一方の板面側に第1のヨ−ク
4、永久磁石5、第2のヨ−ク6、スペ−サ7、バイア
ス用板ばね8及びア−マチュアヨ−ク9等を順次積層
し、さらにベ−スプレ−ト3の他方の板面側にキャップ
2,ア−マチュアヨ−ク9側にガイドフレ−ム1を積層
してクランプ10で挟持してある。バイアス用板ばね8
は中央部に向かって放射状に舌片8aを配設し、その自
由端にはア−マチュア11が固着してある。ア−マチュ
ア11の先端には印字ワイヤ12の基部を固着し、この
印字ワイヤ12の先端がガイドフレ−ムのガイド1aに
よって図示せぬプラテン側に案内されて突出できるよう
になっている(以後バイアス用板ばねの代わりに舌片と
記す)。ベ−スプレ−ト3の一方の板面側には環状の第
1のヨ−ク4、永久磁石5、第2のヨ−ク6に内蔵され
る形でア−マチュア11に対向してコア13が立設して
あり、コイル14を巻回したボビン15が装着されてい
る。コイル14は基板位置決めのスペ−スシ−ト16を
介してベ−スプレ−ト3の他方の板面に固着したプリン
ト基板17に接続してある。
る。ベ−スプレ−ト3の一方の板面側に第1のヨ−ク
4、永久磁石5、第2のヨ−ク6、スペ−サ7、バイア
ス用板ばね8及びア−マチュアヨ−ク9等を順次積層
し、さらにベ−スプレ−ト3の他方の板面側にキャップ
2,ア−マチュアヨ−ク9側にガイドフレ−ム1を積層
してクランプ10で挟持してある。バイアス用板ばね8
は中央部に向かって放射状に舌片8aを配設し、その自
由端にはア−マチュア11が固着してある。ア−マチュ
ア11の先端には印字ワイヤ12の基部を固着し、この
印字ワイヤ12の先端がガイドフレ−ムのガイド1aに
よって図示せぬプラテン側に案内されて突出できるよう
になっている(以後バイアス用板ばねの代わりに舌片と
記す)。ベ−スプレ−ト3の一方の板面側には環状の第
1のヨ−ク4、永久磁石5、第2のヨ−ク6に内蔵され
る形でア−マチュア11に対向してコア13が立設して
あり、コイル14を巻回したボビン15が装着されてい
る。コイル14は基板位置決めのスペ−スシ−ト16を
介してベ−スプレ−ト3の他方の板面に固着したプリン
ト基板17に接続してある。
【0004】次に動作を説明すると、永久磁石5の磁束
が第2のヨ−ク6、スペ−サ7、ア−マチュアヨ−ク
9、ア−マチュア11、コア13、ベ−スプレ−ト3及
び第1のヨ−ク4を通って再び永久磁石5に戻る磁気回
路が形成され、この磁気回路によってア−マチュア11
はコア13の一端面に吸引されて、舌片8aに歪みエネ
ルギ−が蓄積されて偏倚状態に置かれる。偏倚状態にお
いて、コイル14を励磁して磁気回路と反対方向の磁束
を発生させると、ア−マチュア11を吸引する力が減少
する。従って、舌片8aに蓄積された歪みエネルギ−が
解放され、舌片8aが復帰することにより、ア−マチュ
ア11の先端に取り付けた印字ワイヤ12がガイド1a
より突出し、図示せぬインクリボンと印字媒体をプラテ
ンに押し付ける。これにより、文字やグラフィックパタ
−ンを印字することができる。
が第2のヨ−ク6、スペ−サ7、ア−マチュアヨ−ク
9、ア−マチュア11、コア13、ベ−スプレ−ト3及
び第1のヨ−ク4を通って再び永久磁石5に戻る磁気回
路が形成され、この磁気回路によってア−マチュア11
はコア13の一端面に吸引されて、舌片8aに歪みエネ
ルギ−が蓄積されて偏倚状態に置かれる。偏倚状態にお
いて、コイル14を励磁して磁気回路と反対方向の磁束
を発生させると、ア−マチュア11を吸引する力が減少
する。従って、舌片8aに蓄積された歪みエネルギ−が
解放され、舌片8aが復帰することにより、ア−マチュ
ア11の先端に取り付けた印字ワイヤ12がガイド1a
より突出し、図示せぬインクリボンと印字媒体をプラテ
ンに押し付ける。これにより、文字やグラフィックパタ
−ンを印字することができる。
【0005】図8、9はそれぞれバイアス用板ばね、ス
ペ−サの正面図であり、図7はバイアス板ばね、スペ−
サの溶接図である。バイアス用板ばね8は中央部に向か
って放射状に設けた舌片8aと、外縁部に設けた位置決
め穴8b、溶接穴8cとを有している。スペ−サ7は内
縁部にバイアス用板ばね8の舌片8aの基端7aとなる
凹部を概ね歯車状に有するとともに外縁部に位置決め穴
8bに対応した位置決め穴7bを有している。バイアス
用板ばね8とスペ−サ7とを位置決め穴7b,8bを基
準に重ね合わせ、溶接穴8cを溶接した状態図が図7に
示したものである。
ペ−サの正面図であり、図7はバイアス板ばね、スペ−
サの溶接図である。バイアス用板ばね8は中央部に向か
って放射状に設けた舌片8aと、外縁部に設けた位置決
め穴8b、溶接穴8cとを有している。スペ−サ7は内
縁部にバイアス用板ばね8の舌片8aの基端7aとなる
凹部を概ね歯車状に有するとともに外縁部に位置決め穴
8bに対応した位置決め穴7bを有している。バイアス
用板ばね8とスペ−サ7とを位置決め穴7b,8bを基
準に重ね合わせ、溶接穴8cを溶接した状態図が図7に
示したものである。
【0006】ところで、図7に示した状態で溶接穴8c
を溶接したとき、スペ−サ7、バイアス用板ばね8の形
状誤差、位置決め穴7b,8bの誤差、溶接部の盛り上
がり等があると、基端7aと舌片8aとの位置にズレを
生じて舌片8aのばね定数にばらつきが発生する。従っ
て印字ワイヤ12のインパクト力にばらつきが発生す
る。そこでインパクト力は図6、10に示すようにガイ
ドフレ−ム1にばね定数調整用ねじ18を設けて調整し
ていた。
を溶接したとき、スペ−サ7、バイアス用板ばね8の形
状誤差、位置決め穴7b,8bの誤差、溶接部の盛り上
がり等があると、基端7aと舌片8aとの位置にズレを
生じて舌片8aのばね定数にばらつきが発生する。従っ
て印字ワイヤ12のインパクト力にばらつきが発生す
る。そこでインパクト力は図6、10に示すようにガイ
ドフレ−ム1にばね定数調整用ねじ18を設けて調整し
ていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のワイヤドット印
字ヘッドにあっては、インパクト力のばらつきを、ばね
定数調整用ねじで調整しているのでバイアス用板ばねの
応力を上昇させ、印字ヘッドの寿命を短くしてしまうと
いう問題点があった。本発明は、バイアス用板ばねの応
力を上昇させずにばね定数のばらつきを調整し、インパ
クト力を調整し得るワイヤドット印字ヘッドを提供する
ことを目的としている。
字ヘッドにあっては、インパクト力のばらつきを、ばね
定数調整用ねじで調整しているのでバイアス用板ばねの
応力を上昇させ、印字ヘッドの寿命を短くしてしまうと
いう問題点があった。本発明は、バイアス用板ばねの応
力を上昇させずにばね定数のばらつきを調整し、インパ
クト力を調整し得るワイヤドット印字ヘッドを提供する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のワイヤドット印字ヘッドにおいては、スペ
−サをバイアス用板ばねの延在方向へ移動する調整手段
によりインパクト力を調整するようにしたものである。
に、本発明のワイヤドット印字ヘッドにおいては、スペ
−サをバイアス用板ばねの延在方向へ移動する調整手段
によりインパクト力を調整するようにしたものである。
【0009】
【作用】上記のように構成されたワイヤドット印字ヘッ
ドは調整手段によりバイアス用板ばねの基部となるスペ
−サをバイアス用板ばねの延在方向に移動させてばね定
数を変化させ、インパクト力を調整する。従って本発明
によれば、バイアス用板ばねの応力を上昇させずにばね
定数のばらつきを調整し、インパクト力を調整し得るの
である。
ドは調整手段によりバイアス用板ばねの基部となるスペ
−サをバイアス用板ばねの延在方向に移動させてばね定
数を変化させ、インパクト力を調整する。従って本発明
によれば、バイアス用板ばねの応力を上昇させずにばね
定数のばらつきを調整し、インパクト力を調整し得るの
である。
【0010】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照しながら
説明する。尚、各図面に共通な要素には同一符号を付
す。第1実施例 図3は第1実施例のスペ−サを示す正面図である。本実
施例がスペ−サ20が従来例のスペ−サと異なるところ
はバイアス用板ばね(以後舌片と記す)に対応する小片
21毎に分離自在に一体に成形し、組み立て後小片21
に分離する。すなわち、本実施例のスペ−サ20は従来
例のスペ−サより一回り大きく、内縁部にバイアス用板
ばね8の舌片8aの基端7aとなる凹部を歯車状に有す
るとともに外縁部にバイアス用板ばね8の位置決め穴8
bに対応して位置決め穴22を有する。位置決め穴22
は位置決め穴8bより一回り大きい。小片21と小片2
1との間には、内縁から外縁に向かって放射状に途中ま
で溝23が設けられ、外縁部には小片21毎に調整用角
穴24が設けてある。調整用角穴24の辺24a、24
bは基端7aに平行であり、辺24c,24dは基端7
aに直角である。
説明する。尚、各図面に共通な要素には同一符号を付
す。第1実施例 図3は第1実施例のスペ−サを示す正面図である。本実
施例がスペ−サ20が従来例のスペ−サと異なるところ
はバイアス用板ばね(以後舌片と記す)に対応する小片
21毎に分離自在に一体に成形し、組み立て後小片21
に分離する。すなわち、本実施例のスペ−サ20は従来
例のスペ−サより一回り大きく、内縁部にバイアス用板
ばね8の舌片8aの基端7aとなる凹部を歯車状に有す
るとともに外縁部にバイアス用板ばね8の位置決め穴8
bに対応して位置決め穴22を有する。位置決め穴22
は位置決め穴8bより一回り大きい。小片21と小片2
1との間には、内縁から外縁に向かって放射状に途中ま
で溝23が設けられ、外縁部には小片21毎に調整用角
穴24が設けてある。調整用角穴24の辺24a、24
bは基端7aに平行であり、辺24c,24dは基端7
aに直角である。
【0011】図1は第1実施例のインパクト力調整方法
を説明する模式図であり、図2は図1のA−A断面矢視
図である。図1ではわかりやすいようにバイアス用板ば
ね8とスペ−サ20とを示し、図2ではさらに第1のヨ
−ク6、永久磁石5をも示している。すなわち、インパ
クト力調整前に図6に示したガイドフレ−ム1、キャッ
プ2、クランプ10を除いた状態まで組み立てる。この
とき、バイアス用板ばね8とスペ−サ20との間は溶接
されておらず、位置決め穴基準で組み立てられている。
この状態でバイアス用板ばね8の外縁よりはみだしてい
るスペ−サ20の外縁部を溝23に向かって切断する。
永久磁石5の磁束による吸引力は十分に強いのでスペ−
サ20の外縁部を切断しても、小片21は動くことはな
い。
を説明する模式図であり、図2は図1のA−A断面矢視
図である。図1ではわかりやすいようにバイアス用板ば
ね8とスペ−サ20とを示し、図2ではさらに第1のヨ
−ク6、永久磁石5をも示している。すなわち、インパ
クト力調整前に図6に示したガイドフレ−ム1、キャッ
プ2、クランプ10を除いた状態まで組み立てる。この
とき、バイアス用板ばね8とスペ−サ20との間は溶接
されておらず、位置決め穴基準で組み立てられている。
この状態でバイアス用板ばね8の外縁よりはみだしてい
るスペ−サ20の外縁部を溝23に向かって切断する。
永久磁石5の磁束による吸引力は十分に強いのでスペ−
サ20の外縁部を切断しても、小片21は動くことはな
い。
【0012】次に上述したところまで組み立てた印字ヘ
ッドをインパクト力調整治具にセットしてインパクト力
を調整する。まず、ア−マチュアヨ−ク9側を基準台3
0の側面に当接し、調整用角穴24に調整バ−31を矢
印B方向から挿入する。つぎに、インパクト力を強めた
い場合には調整用角穴24の辺24aに調整バ−31を
当接し、調整バ−31にパルス状の衝撃力を加えて、調
整バ−31を基準台30に沿って矢印C方向へ移動す
る。インパクト力を弱めたい場合には調整用角穴24の
辺24aに調整バ−31を当接し、調整バ−31にパル
ス状の衝撃力を加えて、調整バ−31を基準台30に沿
って矢印D方向へ移動する。これによりスペ−サ20の
小片21は矢印C,又は矢印D方向へ移動する。この結
果、舌片8aのばね力は移動量の3乗で変化する。
ッドをインパクト力調整治具にセットしてインパクト力
を調整する。まず、ア−マチュアヨ−ク9側を基準台3
0の側面に当接し、調整用角穴24に調整バ−31を矢
印B方向から挿入する。つぎに、インパクト力を強めた
い場合には調整用角穴24の辺24aに調整バ−31を
当接し、調整バ−31にパルス状の衝撃力を加えて、調
整バ−31を基準台30に沿って矢印C方向へ移動す
る。インパクト力を弱めたい場合には調整用角穴24の
辺24aに調整バ−31を当接し、調整バ−31にパル
ス状の衝撃力を加えて、調整バ−31を基準台30に沿
って矢印D方向へ移動する。これによりスペ−サ20の
小片21は矢印C,又は矢印D方向へ移動する。この結
果、舌片8aのばね力は移動量の3乗で変化する。
【0013】第2実施例 図4は第2実施例のインパクト力調整方法を説明する模
式図であり、図5は図4の斜視図である。図4では、わ
かりやすいように図5に示したア−マチュアを省略して
あり、図5では、図6に示した第2のヨ−ク6、永久磁
石5、第1のヨ−ク4、ベ−スプレ−ト3を省略してあ
る。第1実施例は本発明の原理ともいうべきものである
が、第2実施例は本発明を自動化に近ずけるものであ
る。第1実施例では調整バ−を基準台に沿って移動させ
たが、第2実施例では調整バ−をバイアス用板ばね、ス
ペ−サと位置関係が正確にでているア−マチュアヨ−ク
を基準に移動させる。すなわち、スペ−サ20の調整用
角穴24の一辺24dと位置関係が一致する辺41aを
有するガイド用凹部41をア−マチュアヨ−ク40の外
縁部に設ける。そして、バイアス用板ばね8、スペ−サ
20とともに位置決め穴基準で図5に示すように組み立
てる。
式図であり、図5は図4の斜視図である。図4では、わ
かりやすいように図5に示したア−マチュアを省略して
あり、図5では、図6に示した第2のヨ−ク6、永久磁
石5、第1のヨ−ク4、ベ−スプレ−ト3を省略してあ
る。第1実施例は本発明の原理ともいうべきものである
が、第2実施例は本発明を自動化に近ずけるものであ
る。第1実施例では調整バ−を基準台に沿って移動させ
たが、第2実施例では調整バ−をバイアス用板ばね、ス
ペ−サと位置関係が正確にでているア−マチュアヨ−ク
を基準に移動させる。すなわち、スペ−サ20の調整用
角穴24の一辺24dと位置関係が一致する辺41aを
有するガイド用凹部41をア−マチュアヨ−ク40の外
縁部に設ける。そして、バイアス用板ばね8、スペ−サ
20とともに位置決め穴基準で図5に示すように組み立
てる。
【0014】組み立て後、スペ−サ20の外縁部を切断
して小片化する。つぎに印字ヘッドを図示せぬインパク
ト力調整装置にセットする。調整バ−42は調整用角穴
24に挿入され、調整バ−42の一辺をア−マチュアヨ
−ク40の一辺41aに当接する。インパクト力調整装
置には全調整用角穴24に対応した調整バ−42が設け
てあり、調整バ−42を回転するとガイド用凹部41の
一辺41aに当接する。インパクト力調整装置は各印字
ワイヤのインパクト力を測定し、所定のインパクト力の
範囲内に入るように調バ−42を矢印C,又はD方向へ
移動する。
して小片化する。つぎに印字ヘッドを図示せぬインパク
ト力調整装置にセットする。調整バ−42は調整用角穴
24に挿入され、調整バ−42の一辺をア−マチュアヨ
−ク40の一辺41aに当接する。インパクト力調整装
置には全調整用角穴24に対応した調整バ−42が設け
てあり、調整バ−42を回転するとガイド用凹部41の
一辺41aに当接する。インパクト力調整装置は各印字
ワイヤのインパクト力を測定し、所定のインパクト力の
範囲内に入るように調バ−42を矢印C,又はD方向へ
移動する。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので以下に記載される効果を奏する。スペ−サを
バイアス用板ばねの延在方向へ移動してばね定数を変化
させ、インパクト力を調整するようにしたことにより、
バイアス用板ばねの応力を上昇させずにばね定数のばら
つきを調整し、インパクト力を調整することができるの
で印字ヘッドの長寿命化及び印字品位の向上を図ること
ができる。
ているので以下に記載される効果を奏する。スペ−サを
バイアス用板ばねの延在方向へ移動してばね定数を変化
させ、インパクト力を調整するようにしたことにより、
バイアス用板ばねの応力を上昇させずにばね定数のばら
つきを調整し、インパクト力を調整することができるの
で印字ヘッドの長寿命化及び印字品位の向上を図ること
ができる。
【図1】第1実施例のインパクト力調整方法を説明する
模式図である。
模式図である。
【図2】図1のA−A断面矢視図である。
【図3】第1実施例のスペ−サを示す正面図である。
【図4】第2実施例を示す模式図である。
【図5】図4の斜視図である。
【図6】従来例の構造を示す半断面図である。
【図7】バイアス板ばね、スペ−サの溶接図である。
【図8】バイアス用板ばねの正面図である。
【図9】スペ−サの正面図である。
【図10】従来例のインパクト力調整方法を示す斜視図
である。
である。
7、20 スペ−サ 8 バイアス用板ばね 9、40 ア−マチュアヨ−ク 11 ア−マチュア 21 小片 23 溝 24 調整用角穴 31、42 調整バ− 41 ガイド用凹部
Claims (5)
- 【請求項1】 バイアス用板ばねの基端部をア−マチュ
アヨ−クとスペ−サとで挟持するとともにその板ばねの
自由端にア−マチュアを介して印字ワイヤを固着し、永
久磁石による磁束でコアの一端面に吸引したア−マチュ
アをコアに巻装したコイルに通電することにより解放さ
せて印字するワイヤドット印字ヘッドのインパクト力調
整方法において、 スペ−サをバイアス用板ばねの延在方向へ移動してばね
定数を変化させ、インパクト力を調整することを特徴と
したワイヤドット印字ヘッドのインパクト力調整方法。 - 【請求項2】 上記スペ−サはバイアス用板ばねに対す
る小片毎に分離自在に一体に成形し、組み立て後小片毎
に分離して移動する請求項1記載のワイヤドット印字ヘ
ッドのインパクト力調整方法。 - 【請求項3】 バイアス用板ばねの基端部をア−マチュ
アヨ−クとスペ−サとで挟持するとともにその板ばねの
自由端にア−マチュアを介して印字ワイヤを固着し、永
久磁石による磁束でコアの一端面に吸引したア−マチュ
アをコアに巻装したコイルに通電することにより解放さ
せて印字するワイヤドット印字ヘッドにおいて、 スペ−サをバイアス用板ばねの延在方向へ移動する調整
手段によりインパクト力を調整することを特徴としたワ
イヤドット印字ヘッド - 【請求項4】 上記調整手段はバイアス用板ばねの基端
部の外側に設けた調整用穴とその調整用穴に当接してバ
イアス用板ばねの延在方向へ移動自在な調整バ−とから
なる請求項3記載のワイヤドット印字ヘッド。 - 【請求項5】 上記調整用穴はスペ−サの移動方向に平
行な辺及び直角な辺からなる角穴とし、平行な辺と位置
関係が一致する一辺を有するガイド用凹部を上記ア−マ
チュアヨ−クの外縁に設け、その一辺をガイドとして調
整バ−を直角な辺に当接させてバイアス用板ばねの延在
方向へ移動させる請求項4記載のワイヤドット印字ヘッ
ド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28890292A JPH06135019A (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | ワイヤドット印字ヘッド及びそのインパクト力調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28890292A JPH06135019A (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | ワイヤドット印字ヘッド及びそのインパクト力調整方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06135019A true JPH06135019A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=17736267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28890292A Pending JPH06135019A (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | ワイヤドット印字ヘッド及びそのインパクト力調整方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06135019A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5651621A (en) * | 1994-07-19 | 1997-07-29 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Wire dot print head with print wires fixed to tip portions of armatures differentiated in resiliency |
-
1992
- 1992-10-27 JP JP28890292A patent/JPH06135019A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5651621A (en) * | 1994-07-19 | 1997-07-29 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Wire dot print head with print wires fixed to tip portions of armatures differentiated in resiliency |
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