JP2764907B2 - インパクトドットヘッド - Google Patents
インパクトドットヘッドInfo
- Publication number
- JP2764907B2 JP2764907B2 JP63024402A JP2440288A JP2764907B2 JP 2764907 B2 JP2764907 B2 JP 2764907B2 JP 63024402 A JP63024402 A JP 63024402A JP 2440288 A JP2440288 A JP 2440288A JP 2764907 B2 JP2764907 B2 JP 2764907B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- yoke
- impact dot
- face
- plunger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/22—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material
- B41J2/23—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material using print wires
- B41J2/235—Print head assemblies
- B41J2/24—Print head assemblies serial printer type
Landscapes
- Impact Printers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はインパクトドットプリンタのヘッドに関す
る。
る。
（従来技術） スプリングチャージ式のインパクトドットプリンタの
ヘッドは、用紙面への打接力を一定にすることができる
利点を有している反面、通電を断ってレバーを復帰させ
た際にプランジャとコアが直接衝当って端面を摩耗させ
てしまうといった問題を有しているため、実開昭62−17
3933号公報に見られるように、コアの端面にスペーサを
添設して両者が直接接触するのを抑えるように構成され
ている。
ヘッドは、用紙面への打接力を一定にすることができる
利点を有している反面、通電を断ってレバーを復帰させ
た際にプランジャとコアが直接衝当って端面を摩耗させ
てしまうといった問題を有しているため、実開昭62−17
3933号公報に見られるように、コアの端面にスペーサを
添設して両者が直接接触するのを抑えるように構成され
ている。
しかしながら、この種のスペーサはコアとプランジャ
の各端面を保護するためにドーナツ状に形成されている
関係上、復帰時にレバーが外端を支点としてコア側に揺
動する際、このスペーサに中心方向への押圧力を作用さ
せる結果、内方への位置ズレを起こし縮径に伴うたるみ
を生じさせて、印字性能に大きな影響を及ぼすプランジ
ャの吸引位置変動をきたすといった不都合を起し易くな
る。
の各端面を保護するためにドーナツ状に形成されている
関係上、復帰時にレバーが外端を支点としてコア側に揺
動する際、このスペーサに中心方向への押圧力を作用さ
せる結果、内方への位置ズレを起こし縮径に伴うたるみ
を生じさせて、印字性能に大きな影響を及ぼすプランジ
ャの吸引位置変動をきたすといった不都合を起し易くな
る。
（発明が解決しようとする課題） 本発明はこのような問題に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、長期にわってスペーサを正常に
維持させることのできる新たなインパクトドットヘッド
を提供することにある。
の目的とするところは、長期にわってスペーサを正常に
維持させることのできる新たなインパクトドットヘッド
を提供することにある。
（課題を解決するための手段） すなわち、本発明はかかる課題を達成するためのスプ
リングチャージ式のインパクトドットヘッドとして、中
心に突設した印字レバーの復帰ストローク調整用突部
と、この周囲に環状に突設した複数のコアと、この周囲
に配設した磁性材よりなるヨークの各端面を同一平面状
に形成するとともに、周縁部がヨークと磁性材よりなる
サイドヨークとによって挟持されつつ、調整用突部とコ
アとヨークの各端面に載置固定された薄肉円板状のスペ
ーサを設けるようにしたものである。
リングチャージ式のインパクトドットヘッドとして、中
心に突設した印字レバーの復帰ストローク調整用突部
と、この周囲に環状に突設した複数のコアと、この周囲
に配設した磁性材よりなるヨークの各端面を同一平面状
に形成するとともに、周縁部がヨークと磁性材よりなる
サイドヨークとによって挟持されつつ、調整用突部とコ
アとヨークの各端面に載置固定された薄肉円板状のスペ
ーサを設けるようにしたものである。
（実施例） そこで以下に本発明の実施例について説明する。
図面はいずれも本発明の一実施例を示したもので、図
中符号１は、環状をなす磁性板２の一面に突設した多数
のコアで、これらのコア１の各端面1aには印字レバー７
に固定したそれぞれのプランジャ８が対向位置してい
て、非印字時には、コア１を取囲むようにして磁性板２
が一面に添設した永久磁石４からの磁束により板バネ10
の弾性に抗して各プランジャ８を吸引保持し、印字時に
はコア１に巻回した電磁コイル３への選択的な通電によ
りプランジャ８の吸引を解いて、これを板バネ10の弾発
力により印字レバー７先端の印字ワイヤー９をノーズ13
の先端から突出させて印字するように構成されている。
中符号１は、環状をなす磁性板２の一面に突設した多数
のコアで、これらのコア１の各端面1aには印字レバー７
に固定したそれぞれのプランジャ８が対向位置してい
て、非印字時には、コア１を取囲むようにして磁性板２
が一面に添設した永久磁石４からの磁束により板バネ10
の弾性に抗して各プランジャ８を吸引保持し、印字時に
はコア１に巻回した電磁コイル３への選択的な通電によ
りプランジャ８の吸引を解いて、これを板バネ10の弾発
力により印字レバー７先端の印字ワイヤー９をノーズ13
の先端から突出させて印字するように構成されている。
この永久磁石４の上面には、コア１の端面1aと同一面
をなすようにして環状のヨーク５が積層され、また、こ
のヨーク５の上面には、印字レバー７を挟むようにして
中心の開口部から放射状にスリットを設けた磁性材より
なるサイドヨーク６が積層され、さらに、この磁性板２
の背面に添設したカバー11には、その中心に印字レバー
７の復帰ストロークを調整する調整突起12がコア１の端
面と同一面をなすように突出形成されている。
をなすようにして環状のヨーク５が積層され、また、こ
のヨーク５の上面には、印字レバー７を挟むようにして
中心の開口部から放射状にスリットを設けた磁性材より
なるサイドヨーク６が積層され、さらに、この磁性板２
の背面に添設したカバー11には、その中心に印字レバー
７の復帰ストロークを調整する調整突起12がコア１の端
面と同一面をなすように突出形成されている。
ところで図中符号15は、復帰時にプランジャ８の端面
が直接コア１の端面1aと衝突するのを抑えるためのスペ
ーサで、このスペーサは、厚みが0.03mm程度のポリイミ
ド、ナイロン系あるいはテフロン系等の合成樹脂材、も
しくは厚みが0.05mm程度のステンレススチール等の金属
箔をもって薄い円板状のフィルムとして形成された上、
同一平面状をなすヨーク５、コア１及び調整突起12の各
端面に載置されて、第２図に示したように、その外縁上
に載置したサイドヨーク６によって周縁部を固定するよ
うに構成されている。
が直接コア１の端面1aと衝突するのを抑えるためのスペ
ーサで、このスペーサは、厚みが0.03mm程度のポリイミ
ド、ナイロン系あるいはテフロン系等の合成樹脂材、も
しくは厚みが0.05mm程度のステンレススチール等の金属
箔をもって薄い円板状のフィルムとして形成された上、
同一平面状をなすヨーク５、コア１及び調整突起12の各
端面に載置されて、第２図に示したように、その外縁上
に載置したサイドヨーク６によって周縁部を固定するよ
うに構成されている。
このように構成された実施例において、いま所要の印
字を行うには、選択された１つもしくは複数の電磁コイ
ル３へ通電することにより永久磁石４からの磁束を打ち
消して該当するプンランジャ８の吸引を解き、印字レバ
ー７先端に取付けたワイヤ９を板バネ10の力によってノ
ーズ13の先端から突出させて印字する。
字を行うには、選択された１つもしくは複数の電磁コイ
ル３へ通電することにより永久磁石４からの磁束を打ち
消して該当するプンランジャ８の吸引を解き、印字レバ
ー７先端に取付けたワイヤ９を板バネ10の力によってノ
ーズ13の先端から突出させて印字する。
一方、印字動作を終えて磁束コイル３への通電を断つ
と、プランジャ８は永久磁石４の磁束によりコア１の端
面1aに吸引されて印字レバー７を復帰させるが、この復
帰の際、はじめに、ワイヤ９の基端はスペーサ15を介し
て調整突起12の端面に当接し、スペーサ15による緩衝作
用とともにプランジャ８とコア１との強い衝突を抑え
て、機械的強度が低い軟磁性材よりなるこれらの端面の
摩耗及び変形を防止する。
と、プランジャ８は永久磁石４の磁束によりコア１の端
面1aに吸引されて印字レバー７を復帰させるが、この復
帰の際、はじめに、ワイヤ９の基端はスペーサ15を介し
て調整突起12の端面に当接し、スペーサ15による緩衝作
用とともにプランジャ８とコア１との強い衝突を抑え
て、機械的強度が低い軟磁性材よりなるこれらの端面の
摩耗及び変形を防止する。
また一方、この復帰行程の際に、外端部を支点として
復帰方向に揺動した印字レバー７によりスペーサ15には
中心方向への押圧力が作用するが、この円板状のスペー
サ１には周縁部にサイドヨーク６による押圧力が作用し
ており、かつ、スペーサ15自身、中心部に若干の剛性を
有しているため、この中心方向への押圧力に対しても弛
みや変形を生じることなく確実に抑えられる。
復帰方向に揺動した印字レバー７によりスペーサ15には
中心方向への押圧力が作用するが、この円板状のスペー
サ１には周縁部にサイドヨーク６による押圧力が作用し
ており、かつ、スペーサ15自身、中心部に若干の剛性を
有しているため、この中心方向への押圧力に対しても弛
みや変形を生じることなく確実に抑えられる。
（効果） 以上述べたように本発明によれば、スプリングチャー
ジ式のインパクトドットヘッドを構成する復帰調整用突
部と、コア及びヨークの各端面を同一平面となして、こ
れらの上に周縁部をサイドヨークにより挟持した状態で
薄肉円板状のスペーサを載置固定したので、復帰行程で
のプランジャとコアとの直接の衝突を単に防ぐことがで
きるばかりでなく、印字レバーの先端を調整用突部に当
接させることによってストローク一定に維持すると同時
にプランジャとコアとの強い衝突を抑えて、衝突に伴う
これらの摩耗を未然に防ぐことができ、さらには、印字
レバーの復帰方向の揺動によって生じるスペーサの内方
への変形を、サイドヨークによる周縁部の挟持と、スペ
ーサ自身の持つ中心部の若干の剛性とにより未然に防止
することができる。
ジ式のインパクトドットヘッドを構成する復帰調整用突
部と、コア及びヨークの各端面を同一平面となして、こ
れらの上に周縁部をサイドヨークにより挟持した状態で
薄肉円板状のスペーサを載置固定したので、復帰行程で
のプランジャとコアとの直接の衝突を単に防ぐことがで
きるばかりでなく、印字レバーの先端を調整用突部に当
接させることによってストローク一定に維持すると同時
にプランジャとコアとの強い衝突を抑えて、衝突に伴う
これらの摩耗を未然に防ぐことができ、さらには、印字
レバーの復帰方向の揺動によって生じるスペーサの内方
への変形を、サイドヨークによる周縁部の挟持と、スペ
ーサ自身の持つ中心部の若干の剛性とにより未然に防止
することができる。
第１図は本発明の一実施例を示すインパクトドットヘッ
ドの断面図、第２図は同上ヘッドを分解して示した断面
図である。 １……コア、４……永久磁石 ５……ヨーク、６……サイドヨーク ７……印字レバー、８……プランジャ 12……調整用突起、15……スペーサ
ドの断面図、第２図は同上ヘッドを分解して示した断面
図である。 １……コア、４……永久磁石 ５……ヨーク、６……サイドヨーク ７……印字レバー、８……プランジャ 12……調整用突起、15……スペーサ
Claims (1)
- 【請求項１】非印字時にはバネを撓ませた状態で永久磁
石の磁束によりプランジャをコアの端面に吸着保持する
形式のインパクトドットヘッドにおいて、 中心に突設した印字レバーの復帰ストローク調整用突部
と、該突部の周囲に環状に突設した複数の上記コアと、
該コアの周囲に配設した磁性材よりなるヨークの各端面
を同一平面状に形成するとともに、周縁部が上記ヨーク
と磁性材よりなるサイドヨークとによって挟持されつ
つ、上記調整用突部と上記コアと上記ヨークの各端面に
載置固定された薄肉円板状のスペーサを設けたことを特
徴とするインパクトドットヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63024402A JP2764907B2 (ja) | 1988-02-04 | 1988-02-04 | インパクトドットヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63024402A JP2764907B2 (ja) | 1988-02-04 | 1988-02-04 | インパクトドットヘッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01198360A JPH01198360A (ja) | 1989-08-09 |
| JP2764907B2 true JP2764907B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=12137171
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63024402A Expired - Lifetime JP2764907B2 (ja) | 1988-02-04 | 1988-02-04 | インパクトドットヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2764907B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62173933U (ja) * | 1986-04-24 | 1987-11-05 |
-
1988
- 1988-02-04 JP JP63024402A patent/JP2764907B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01198360A (ja) | 1989-08-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |