JP2730277B2 - ドットインパクトプリンタの印字ヘッド - Google Patents

ドットインパクトプリンタの印字ヘッド

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ドットインパクトプリンタに使用する印字
ヘッドに関する。
〔従来の技術〕
ドットインパクトプリンタに使用する従来の印字ヘッ
ドは、プリントワイヤの駆動手段として磁気吸引力を使
用し、アーマチュアの回動運動によってプリントワイヤ
の駆動をするように構成したものが主流となっている。
このような印字ヘッドは、印字を行わないとき(非印字
時)にアーマチュアを静止位置に保持し、かつ印字後の
アーマチュアの回動運動を停止させるために、金属また
は合成樹脂で形成したストッパを設けている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述したように、従来のドットインパクトプリンタの
印字ヘッドは、アーマチュアの回動運動を停止させるた
めのストッパとして、金属または合成樹脂を使用してい
るため、アーマチュアがストッパに衝突したとき直ちに
停止せず、数回のバウンドを繰返えした後に停止する。
このため、高速印字を行うと、印字動作が不安定となっ
て印字品質が低下するという欠点がある。また、アーマ
チュアとストッパとの衝突のため、大きな騒音を発生す
るという欠点もある。これに対処するため、ストッパの
材料としてゴムを用いたものもあるが、これは、アーマ
チュアとの衝突のためにゴムが変形したり磨耗したりす
るため、印字動作が困難になるという欠点がある。更
に、高速印字を行わせるためにアーマチュアの厚さを薄
くして軽量化を図らなければならないが、アーマチュア
の厚さを薄くすると、ストッパと衝突する部分に変形や
磨耗が発生するため、高速化が困難であるという欠点も
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のドットインパクトプリンタの印字ヘッドは、
複数本のプリントワイヤと、前記複数本のプリントワイ
ヤのそれぞれに対応して設けられて回動運動によって対
応する前記プリントワイヤを駆動して印字面を打撃する
ことによって印字を行う複数個のアーマチュアと、前記
アーマチュアに対して前記印字面の反対側に位置し前記
アーマチュアの回動運動を停止させるストッパと、前記
ストッパ上に設けたストッパゴムと、前記ストッパゴム
との間に僅かな空隙を保持して設けた板ばねとを有し、
前記板ばねを前記アーマチュアの数と同数の舌片部に分
割し、前記舌片部を前記複数個のアーマチュアのそれぞ
れ異なる1個のアーマチュアに対応して前記アーマチュ
アと前記ストッパとの間に配設してその外周部または内
周部のいずれか一方を円形状に連結して花弁型とし、前
記外周部および前記内周部の両方を支持したものであ
り、特に、前記板ばねのばね板によってゴム板を挟持し
た構造としたものである。
〔実施例〕
次に本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の一実施例を示す半断面図、第2図は
第1図の実施例のアーマチュアとホールドスプリングを
示す分解斜視図、第3図は第1図の実施例のアーマチュ
アの先端近傍の詳細を示す断面図、第4図は第1図の実
施例のプロテクトシートを示す斜視図、第5図は第1図
の実施例のストッパプレートを示す斜視図である。
第1図において、プリントワイヤ1は、アーマチュア
2の先端に蝋付けによって固定されている。アーマチュ
ア2は、第2図に示すように、アーマチュアブロック2b
にアーマチュアアーム2aを固定したものであり、ホール
ドスプリング3によってアーアチュア支点2c(第1図参
照)をインナーヨーク10に押圧されている。アーマチュ
アサポート6は、リターンスプリング5を収容(第3図
参照)し、リターンスプリング5とアーマチュアアーム
2aとの間に、花弁状のプロテクトシート18(第4図参
照)を有している。また、アーマチュアサポート6は、
角穴によってホールドスプリング3を保持するととも
に、アーマチュアアーム2aの板厚方向の振れを防止して
いる(図示省略)。第1図において、プレッシャゴム4
は、アーマチュアサポート6とヘッドフレーム12との間
に挟まれており、ホールドスプリング3に対して一定の
大きさの荷重を与えている。側磁路7は、アーマチュア
ブロック2bが接触いないで入る溝7w(第2図参照)を有
しており、インナヨーク10と、厚さがインナヨーク10と
同等以上のアウタヨーク8およびヨーク9と共にアーク
チュアサポート6に積重ねられている。ヨーク9は、円
筒状の外壁9aおよび内壁9cと複数個の角柱状のコア9bと
を円板状の底板の上に設けた形状を有しており、コア9b
にはコイル11が巻回されている。ストッパゴム13aおよ
びストッパプレート17は、ストッパ13に取付けられてお
り、アーマチュア2が所定の角度だけ回動運動できるよ
うに配設されている。ストッパプレート17は、円板状の
板にアーマチュア2と同数のスリットを設け、隣接する
スリット間の各舌片部をそれぞれ異なる1個のアーマチ
ュアに対応させて配設したもの(第5図参照)であり、
第3図に示すように、2枚のばね板17aおよび17cの間に
ゴム板17bを挟んだいわゆるサンドイッチ構造を有して
おり、その外周部と内周部の両方をストッパ13によって
支持されている。このため、アーマチュアアーム2aが当
接したときに衝撃を吸収する作用を有している。
このように構成することにより、コイル11に選択的に
通電すると、コイル11は磁力を発生し、これによってア
ーマチュアブロック2bがコア9bに吸引される。このた
め、アーマチュア2はアーマチュア支点2cを中心として
反時計方向に回動し、その先端に固定したプリントワイ
ヤ1によってインクリボン14を介してプラテン16上の用
紙15に印字を行う。コイル11への通電を解くと、アーマ
チュアアーム2aは、プロテクトシート18を介してリター
ンスプリング5によって押されるため、時計方向に回動
してストッパプレート17に衝突して静止する。この一連
の印字動作の速度は、アーマチュア2の慣性モーメント
およびリターンスプリング5の力およびストッパプレー
ト17に衝突したときの静止時間の関数である。慣性モー
メントを小さくするためにアーマチュアアーム2aの厚さ
を薄くしても、アーマチュアアーム2aとリターンスプリ
ング5との間にプロテクトシート18があるため、アーマ
チュアアーム2aの磨耗が防止される。プロテクトシート
18は、アーマチュア2と同数の舌片状部分を有する花弁
状の形状を有し、各舌片部がそれぞれ異なる1個のアー
マチュアに対応して配設されているため、隣接するアー
マチュア2の動作には影響を与えない。また、アーマチ
ュアアーム2aとストッパゴム13aとの間にはストッパプ
レート17が設けられているため、アーマチュアアーム2a
がストッパゴム13aに衝突することによる変形および磨
耗が防止される。ストッパプレート17には、アーマチュ
ア2と同数のスリットが設けられており、隣接するスリ
ット間の各舌片部がそれぞれ異なる1個のアーマチュア
に対応して配設されているため、隣接するアーマチュア
2の動作には影響を与えない。更に、ストッパプレート
17とストッパゴム13aとの間には、空隙Gが設けられて
いる(第3図参照)ため、印字動作の開始のとき、スト
ッパプレート17のばね力によってリターンスプリング5
の力が弱められて動作の立上りが速くなる。また、復帰
動作のときは、まずアーマチュアアーム2aがストッパプ
レート17に衝突してストッパプレート17を撓ませた後、
次にストッパゴム13aに衝突するため、その衝突速度を
減速して変形および磨耗を防止すると共に騒音も減少さ
せる。上述のように、ストッパプレート17は、2枚のば
ね板17aおよび17cの間にゴム板17bを挟んだいわゆるサ
ンドイッチ構造となっているため、アーマチュアアーム
2aの衝突後の振動を速かに減衰し、アーマチュア2の動
作を安定なものとする。空隙Gの寸法は精度よく製造す
ることが必要であるが、ストッパプレート17の外周部と
内周部の両方をストッパ13によって支持しているため、
ストッパプレート17の平面度の精度を高くしなくても、
空隙Gの寸法精度を容易に確保することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明のドットインパクトプリ
ンタの印字ヘッドは、ストッパ上に設けたストッパゴム
と、ストッパゴムとの間に僅かな空隙を保持して設けら
れた板ばねを備え、板ばねを2枚のばね板によってゴム
板を挟持した構造とし、アーマチュアと同数のスリット
を設けて隣接するスリット間の各舌片部をそれぞれ異な
る1個のアーマチュアに対応させ、板ばねの外周部と内
周部の両方をストッパによって支持するようにすること
により、印字動作の開始のときのアーマチュアの動作の
立上りを速くすることができると共に、復帰動作のとき
の衝突速度を減速して変形および磨耗を防止すると共に
騒音も減少させることができるという効果がある。従っ
て高速印字が可能で印字品質が良好であり、しかも騒音
が小さな印字ヘッドが得られるという効果がある。更
に、アーマチュアの厚さを薄くすることが可能となるた
め、更に高速化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す半断面図、第2図は第
1図の実施例のアーマチュアとホールドスプリングを示
す分解斜視図、第3図は第1図の実施例のアーマチュア
の先端近傍の詳細を示す断面図、第4図は第1図の実施
例のプロテクトシートを示す斜視図、第5図は第1図の
実施例のストッパプレートを示す斜視図である。 1……プリントワイヤ、2……アーマチュア、2a……ア
ーマチュアアーム、2b……アーマチュアブロック、2c…
…アーマチュア支点、3……ホールドスプリング、4…
…プレッシャゴム、5……リターンスプリング、6……
アーマチュアサポート、7……側磁路、7w……溝、8…
…アウタヨーク、9……ヨーク、9a……外壁、9b……コ
ア、9c……内壁、10……インナヨーク、11……コイル、
12……ヘッドフレーム、13……ストッパ、13a……スト
ッパゴム、、14……インクリボン、15……用紙、16……
プラテン、17……ストッパプレート、17a、17c……ばね
板、17b……ゴム板、18……プロテクトシート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−222757(JP,A) 特開 平2−34358(JP,A) 特開 平1−222972(JP,A) 特開 平3−277560(JP,A) 特開 昭63−15758(JP,A) 特開 昭58−45964(JP,A) 実開 平1−169331(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数本のプリントワイヤと、前記複数本の
    プリントワイヤのそれぞれに対応して設けられて回動運
    動によって対応する前記プリントワイヤを駆動して印字
    面を打撃することによって印字を行う複数個のアーマチ
    ュアと、前記アーマチュアに対して前記印字面の反対側
    に位置し前記プリントワイヤの回動運動を停止させるス
    トッパと、前記ストッパの上に設けたストッパゴムと、
    前記ストッパゴムとの間に僅かな空隙を保持して設けた
    板ばねとを有し、前記板ばねを前記アーマチュアの数と
    同数の舌片部に分割し、前記舌片部を前記複数個のアー
    マチュアのそれぞれ異なる1個のアーマチュアに対応し
    て前記アーマチュアと前記ストッパとの間に配設してそ
    の外周部または内周部のいずれか一方を円形状に連結し
    て花弁型とし、前記板ばねの外周部および内周部の両方
    を支持したことを特徴とするドットインパクトプリンタ
    の印字ヘッド。
  2. 【請求項2】複数本のプリントワイヤと、前記複数本の
    プリントワイヤのそれぞれに対応して設けられて回動運
    動によって対応する前記プリントワイヤを駆動して印字
    面を打撃することによって印字を行う複数個のアーマチ
    ュアと、前記アーマチュアに対して前記印字面の反対側
    に位置し前記プリントワイヤの回動運動を停止させるス
    トッパと、前記ストッパの上に設けたストッパゴムと、
    前記ストッパゴムとの間に僅かな空隙を保持して設けた
    板ばねとを有し、前記板ばねを2枚のばね板によってゴ
    ム板を挟持した構造とし、前記板ばねを前記アーマチュ
    アの数と同数の舌片部に分割し、前記舌片部を前記複数
    個のアーマチュアのそれぞれ異なる1個のアーマチュア
    に対応して前記アーマチュアと前記ストッパとの間に配
    設してその外周部または内周部のいずれか一方を円形状
    に連結して花弁型とし、前記板ばねの外周部および内周
    部の両方を支持したことを特徴とするドットインパクト
    プリンタの印字ヘッド。
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