JPH051405Y2 - - Google Patents

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JPH051405Y2
JPH051405Y2 JP1986081115U JP8111586U JPH051405Y2 JP H051405 Y2 JPH051405 Y2 JP H051405Y2 JP 1986081115 U JP1986081115 U JP 1986081115U JP 8111586 U JP8111586 U JP 8111586U JP H051405 Y2 JPH051405 Y2 JP H051405Y2
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    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
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    • B41J2/23Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material using print wires
    • B41J2/235Print head assemblies

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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はプリンタに用いられるばね解放型のド
ツト印字ヘツドに関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種のドツト印字ヘツドとしては、
種々のものが実用化されており、例えば第6図お
よび第7図に示すようなものがある。
第6図は第1従来例のドツト印字ヘツドを示す
構成図である。
同図において1はベースで、このベース1の端
部に永久磁石2、台板3、スペーサ4が順次積み
重ねられ、このスペーサ4上には板ばね7及びヨ
ーク8の一端が重ねられ、更にヨーク8上にはガ
イド5が重ねられていて、これらはクランプ6に
より一体に固定されている。
これにより板ばね7は一端を固定端としてスペ
ーサ4とヨーク8との間に片持ばり状に挟持され
ている。
この板ばね7の自由端にはアーマチユア12が
取り付けられ、このアーマチユア12の後部は前
記ヨーク8に設けた切欠部内に位置している。
また、アーマチユア12は前記ベース1の中央
部寄りに設けられた電磁石11のコア9に対向し
ており、このアーマチユア12の先端には印字ワ
イヤ13が取り付けられていて、この印字ワイヤ
13の先端は前記ガイド5によつてプラテン側に
案内されるようになつている。
この構成では、永久磁石2の磁束が台板3、ス
ペーサ4、ヨーク8、アーマチユア12、コア9
およびベース1を通つて再び永久磁石2に戻る磁
気回路が形成され、通常はこの磁気回路によつて
アーマチユア12は板ばね7と共にコア9に吸引
されて偏倚状態にある。
この偏倚状態において、電磁石11を励磁して
前記永久磁石2の磁束と反対方向の磁束を発生さ
せると、アーマチユア12が吸引力から解放され
て板ばね7が復旧し、これによりアーマチユア1
2の先端に取り付けた印字ワイヤ13がガイド5
より突出して、図示しないインクリボンと印字媒
体をプラテンに押し付けて印字を行う。
第7図は実開昭60−3042号公報に記載された第
2従来例のドツト印字ヘツドの要部を示す構成図
である。
同図に示すように、この第2従来例は前記第1
従来例とほぼ同様の構成を有するが、アーマチユ
ア12の後端を第1従来例のそれよりも長く延在
させて、実線で示す吸引状態と鎖線で示す解放状
態とで位置が変化しない一次振動の不動点0を、
印字ワイヤ13に印字時の衝撃力が加わつたとき
のアーマチユア12の瞬間回転中心に一致させた
点で異なるものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述した従来のドツト印字ヘツ
ドは、以下の問題を有している。
すなわち、第8図は第1従来例のドツト印字ヘ
ツドにおけるアーマチユアの先端変位波形図であ
るが、この図に示したように第1従来例のドツト
印字ヘツドでは、印字直後に高次振動が発生する
ため、この高次振動によつて印字ワイヤや板バネ
等が破損するおそれがあり、また印字ワイヤの先
端がプラテンにインクリボン及び印字媒体をプラ
テンに押し付けている時間、及びアーマチユアが
コア側に戻る時間が共に長く、しかも印字力への
変換効率が悪いという問題がある。
また、第9図は第2従来例のドツト印字ヘツド
におけるアーマチユアの先端変位波形図であり、
この図に示したように第2従来例のドツト印字ヘ
ツドでは、前記第1従来例のような高次振動は発
生せず、従つて前記問題は解決されるものの、戻
り速度が増大して再吸引後のリバウンドが発生し
やすくなるという問題点があつた。
この問題点に対処するために、永久磁石による
アーマチユアの吸引力を増大させてリバウンドを
低減させることが考えられるが、このようにする
とアーマチユアを解放するための電磁石への通電
時間が増大し、その結果、印字に要するドライブ
時間が長くなつて印字効率が悪くなるという新た
な問題を引き起こすことになる。
本考案は、これらの諸問題を解決できると共
に、高速印字を安定して行うことが可能で、かつ
電磁石の励磁のための供給エネルギーも小さくて
済むドツト印字ヘツドを実現することを目的とす
るものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本考案は、一端が固
定されている板ばねの自由端に支持されたアーマ
チユアを永久磁石の磁束で電磁石のコアに吸引す
ることにより前記アーマチユアを回転させて板ば
ねを撓ませ、前記電磁石により前記永久磁石の磁
束を打消して前記アーマチユアを吸引力から解放
したときの前記板ばねの復旧により前記アーマチ
ユアを前記吸引時と逆の方向に回転させて、前記
アーマチユアの先端に固着した印字ワイヤを駆動
するドツト印字ヘツドにおいて、前記アーマチユ
アの後端を前記板ばねによる一次振動の不動点よ
りも板ばねの固定端側に延在させることにより、
アーマチユアが電磁石のコアに吸引されたときの
回転動作時にアーマチユアの後端が先端と逆の方
向に移動するようにし、かつ、前記アーマチユア
の後端の移動範囲の途中にストツパを設け、前記
アーマチユアが前記コアに吸引されたときにその
回転動作途中でアーマチユアの後端がストツパに
当たつて拘束され、その拘束点が以後のアーマチ
ユアの回転中心となるようにしたことを特徴とす
る。
〔作用〕
このような構成を有する本考案は、アーマチユ
アが電磁石のコアに吸引されると、このアーマチ
ユアの回転動作に伴つて、アーマチユアの後端が
先端と逆の方向に移動し、その途中でアーマチユ
アの後端がストツパが当たつて拘束されると、そ
れ以後アーマチユアがコアに当接して止まるまで
の回転中心は前記ストツパによる拘束点となる。
そのため、アーマチユアの回転中心が前記スト
ツパによる拘束点になつてからアーマチユアがコ
アに当接するまでの板バネのばね定数は、アーマ
チユアの回転が始まつてから回転中心が拘束点に
移るまでのばね定数よりも大きくなり、しかもア
ーマチユアの回転中心が前記拘束点に移ることに
よりアーマチユアの回転半径が大きくなるので、
この二つの現象により、回転中心が前記拘束点に
移つてからのアーマチユアの回転速度は減速され
る。
更に、アーマチユアがコアに当接すると、アー
マチユアは先端側と後端がこのコアと前記ストツ
パの2つの部材に接触することになつて、この両
者によりアーマチユアの運動エネルギーは吸収さ
れ、そのため前記回転速度の減速と相俟つてリバ
ウンドの発生が抑えられる。
一方、電磁石の励磁によりアーマチユアをコア
から解放するときは、前記のようにアーマチユア
の回転中心がストツパによる拘束点にあつて、こ
のときの板バネのばね定数が、アーマチユアの回
転中心が前記拘束点にないときよりも大きいた
め、短時間の励磁でアーマチユアは解放される。
そして解放されたアーマチユアは拘束点を回転
中心として大きなばね力で回転し、この回転動作
途中でアーマチユアの後端は前記ストツパから離
れて回転中心は元の位置に戻り、その後アーマチ
ユアが更に回転することで印字ワイヤの先端がイ
ンクリボン及び印字媒体をプラテンに押し付けて
印字が行われるが、この印字の際にはアーマチユ
アの回転中心が印字時の打撃の瞬間回転中心とな
るため、印字直後の高次振動は発生せず、印字ワ
イヤや板ばね等を破損することをがなくなると共
に、印字ワイヤの先端がプラテンにインクリボン
及び印字媒体をプラテンに押し付けている時間、
及びアーマチユアがコア側に戻る時間が短くな
り、印字力への変換効率が向上する。
更に、前記のようにアーマチユア吸引時のリバ
ウンドを大幅に減少させることができると共に、
アーマチユア解放時の励磁時間を短縮することが
でき、かつ印字直後の高次振動の発生を防止して
印字ワイヤの先端がプラテンにインクリボン及び
印字媒体をプラテンに押し付けている時間、及び
アーマチユアがコア側に戻る時間を短縮すること
が可能で、しかも印字力への変換効率が向上する
ので、高速印字を安定して行うことができと共
に、電磁石の励磁のための供給エネルギが小さく
て済むことになる。
〔実施例〕
以下に図面を参照して実施例を説明する。
第1図は本考案によるドツト印字ヘツドの一実
施例を示す断面図、第2図は第1図の要部を詳細
に示した分解斜視図である。
図において1はベース、2は永久磁石、3は台
板、4はスペーサ、5はガイド、6はクランプ、
7は板ばね、8はヨーク、9はコア、11は電磁
石、13は印字ワイヤであり、これらは従来のも
のと同一の部品である。
14は本実施例で用いるアーマチユア、Mはア
ーマチユア後端、15はシム、16はストツパで
ある。
前記ベース1の端部には永久磁石2、台板3、
スペーサ4が順次積み重ねられ、このスペーサ4
上には板ばね7及びヨーク8の一端が重ねられ、
更にヨーク8上にはシム15、ストツパ16及び
ガイド5が順に重ねられていて、これらはクラン
プ6により一体に固定されている。
これにより板ばね7は一端を固定端としてスペ
ーサ4とヨーク8との間に片持ばり状に挟持され
ている。
この板ばね7の自由端にはアーマチユア14が
取り付けられており、このアーマチユア14の後
部は前記ヨーク8に設けた切欠部8a内に位置し
ている。
また、アーマチユア14は前記ベース1の中央
部寄りに設けられた電磁石11のコア9に対向し
ており、このアーマチユア14の先端には印字ワ
イヤ13が取り付けられていて、この印字ワイヤ
13の先端は前記ガイド5によつてプラテン側に
案内されるようになつている。
ここで、本実施例によるドツト印字ヘツドの要
部の構成を前記第2図及び第3図、第4図を用い
て更に詳細に説明する。
尚、第3図は作用を示す図、第4図は本実施例
における板ばね7のばね特性を示す図である。
前記スペーサ4は板ばね7と電磁石のコアとの
間にギヤツプを形成するためのものであり、スペ
ーサ4の上面に板ばね7の一端側が複数個所点溶
接され、更にこの板ばね7の一端側上面にヨーク
8が同様に点溶接されている。
板ばね7はアーマチユア14が永久磁石2の磁
束による吸引力から解放されたときに該アーマチ
ユア14を駆動するもので、この板ばね7の自由
端上面にアーマチユア14が点溶接されており、
そしてヨーク8はアーマチユア14を遊挿する切
欠部8aを有し、この切欠部8aの内壁面からア
ーマチユア14に磁束が通るものとなつている。
アーマチユア14は永久磁石2の磁束が通る磁
気回路の一部を担うもので、この磁束により電磁
石11のコア9へ吸引されるものである。
このアーマチユア14は前記にように板ばね7
の自由端に溶接されているが、その溶接点はアー
マチユア14の後部側を避けて設定されている。
また、このアーマチユア後端Mは、アーマチユ
ア14の一次振動の不動点0よりも板ばね7の固
定端側に位置するように延在させてあり、これに
よりアーマチユア14の吸引時にアーマチユア1
4が一次振動の不動点0を回転中心として回転動
作したとき、アーマチユア後端Mは印字ワイヤ1
3を取り付けた先端側と逆の方向に移動するよう
になつている。
シム15はアーマチユア14が吸引力から解放
されたとき、アーマチユア後端Mとストツパ16
との間に所定の隙間を形成するために設けられた
もので、ストツパ16はアーマチユア14がコア
9に吸引されたときの動作途中でアーマチユア後
端Mの移動を拘束するために設けられ、この拘束
時点からアーマチユア後端Mつまり拘束点を回転
中心としてアーマチユア14が回転動作するもの
となつている。
尚、前記アーマチユア後端Mの位置及びシム1
5の厚さは、板ばね7のばね力が第4図に示す吸
引カーブに沿つて変化するように設定されてお
り、第4図の印字ストローク範囲内では、好まし
くはストツパ16にアーマチユア後端Mの上面が
当たらないように、該ストツパ16の位置が設定
している。
また、アーマチユア後端Mの上面とストツパ1
6との接触部には、摩耗を防止して寿命をのばす
ために潤滑剤が塗布され、あるいは薄いフイルム
が貼付けられている。
次に、上述した構成によるドツト印字ヘツドの
動作を第1図と共に第3図〜第5図を参照して説
明する。
このドツト印字ヘツドの駆動原理は従来のもの
と同様であり、永久磁石2の磁束が磁気回路を通
ることでアーマチユア14が板ばね7と共にコア
9に吸引されて偏倚し、この偏倚状態において電
磁石11を励磁することにより前記永久磁石2の
磁束と反対方向の磁束を発生させると、アーマチ
ユア14が吸引力から解放されて板ばね7が復旧
し、これによりアーマチユア14の先端に取り付
けた印字ワイヤ13がガイド5より突出して、図
示しないインクリボンと印字媒体をプラテンに押
し付けて印字を行うものであるが、この印字動作
において本実施例のドツト印字ヘツドでは以下の
作用が行われる。
第3図におけるA〜Dはアーマチユア14の各
状態を示し、Aは板ばね7が復旧したときの解放
状態、Bはアーマチユア後端Mがストツパ16に
接触したときの接触状態、Cはアーマチユア14
が板ばね7と共にコア9に吸引されたときの吸引
状態、Dは比較のためにストツパ16がない場合
の吸引状態である。
同図に示すように、解放状態Aから接触状態B
間ではアーマチユア14は一次振動の不動点0を
中心に回転し、接触状態Bから吸引状態C間では
アーマチユア14はアーマチユア後端Mつまりス
トツパ16による拘束点を中心に回転することに
なり、解放状態Aから接触状態B間の回転時より
も接触状態Bから吸引状態C間の回転時のほうが
アーマチユア14の回転半径が大きくなる。
そのため、板ばね7は解放状態Aから接触状態
B間でのばね定数よりも、接触状態Bから吸引状
態C間でのばね定数の方が大きくなる。
その結果、第4図のばね特性のグラフに示すよ
うに板ばね7のばね力は吸引カーブに沿うように
変化するので、吸引ストロークでは従来と同じ吸
引力でも高いばね力が生ずる。
従つて、吸引ストロークにおいて接触状態Bか
ら吸引状態C間では、ばね定数の増大とアーマチ
ユア14の回転半径の増大によつて戻り速度が減
少する。
それ故、第5図のアーマチユア14の先端変位
を示すグラフからも明らかなように、アーマチユ
ア14の戻り速度が減少し、コア9と接触する際
のリバウンドの発生が抑えられる。
また、印字ストロークでは、アーマチユア後端
Mがストツパ16から離れてアーマチユア14の
回転中心が一次振動の不動点0となり、この一次
振動の不動点0に印字時のアーマチユア14の瞬
間回転中心が一致することになる。
そのため、印字後に高次振動が発生せず、接触
時間および戻り時間がともに短くなる。
尚、この考案は前記実施例に限定されるもので
なく、種々の改変が可能であることはもちろんで
ある。
例えば、ヨーク8の厚さをアーマチユア14の
高さよりもシム15の厚さ分だけ厚くし、これに
よりシム14を省略した構造としても同様の機能
が得られる。
また、ガイド5を金属やセラミツク等の硬質材
料で形成し、このガイド5の内壁面をストツパ面
とすればストツパ16を省略することも可能であ
る。
更に、ストツパ16を磁性材料で形成して磁気
回路の一部とすることにより吸引力を増大させる
こともできる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、アーマチユアの
後端を前記板ばねによる一次振動の不動点よりも
板ばねの固定端側に延在させることにより、アー
マチユアが電磁石のコアに吸引されたときの回転
動作時にアーマチユアの後端が先端と逆の方向に
移動するようにし、かつ、前記アーマチユアの後
端の移動範囲の途中にストツパを設け、前記アー
マチユアが前記コアに吸引されたときにその回転
動作途中でアーマチユアの後端がストツパに当た
つて拘束され、その拘束点が以後のアーマチユア
の回転中心となるようにしているため、以下の効
果が得られる。
すなわち、アーマチユアの吸引時にアーマチユ
アの回転中心がストツパによる拘束点になつてか
らアーマチユアがコアに当接するまでの板バネの
ばね定数は、アーマチユアの回転が始まつてから
回転中心が拘束点に移るまでのばね定数よりも大
きくなり、しかもアーマチユアの回転中心が前記
拘束点に移ることによりアーマチユアの回転半径
が大きくなるので、この二つの現象により、回転
中心が前記拘束点に移つてからのアーマチユアの
回転速度は減速される。
更に、アーマチユアがコアに当接すると、アー
マチユアは先端側と後端がこのコアと前記ストツ
パの2つの部材に接触することになり、そのため
前記回転速度は減速と相俟つてリバウンドの発生
が抑えられるという効果が得られる。
また、アーマチユアの解放時には、前記のよう
にアーマチユアの回転中心がストツパによる拘束
点にあつて、このときの板バネのばね定数が、ア
ーマチユアの回転中心が前記拘束点にないときよ
りも大きいため、短時間の励磁でアーマチユアは
解放される。
そして解放されたアーマチユアは拘束点を回転
中心として大きなばね力で回転し、この回転動作
途中でアーマチユアの後端はストツパから離れて
回転中心は元の位置に戻り、その後アーマチユア
が更に回転することで印字ワイヤの先端がインク
リボン及び印字媒体をプラテンに押し付けて印字
が行われるが、この印字の際にはアーマチユアの
回転中心が印字時の打撃の瞬間回転中心になるた
め、印字直後の高次振動は発生せず、印字ワイヤ
や板ばね等を破損することをがなくなると共に、
印字ワイヤの先端がプラテンにインクリボン及び
印字媒体をプラテンに押し付けている時間、及び
アーマチユアがコア側に戻る時間が短くなり、印
字力への変換効率が向上するという効果が得られ
る。
更に、前記のようにアーマチユア吸引時のリバ
ウンドを大幅に減少させることができると共に、
アーマチユア解放時の励磁時間を短縮することが
でき、かつ印字直後の高次振動の発生を防止して
印字ワイヤの先端がプラテンにインクリボン及び
印字媒体をプラテンに押し付けている時間、及び
アーマチユアがコア側に戻る時間を短縮すること
が可能で、しかも印字力への変換効率が向上する
ので、高速印字を安定して行うことができると共
に、電磁石の励磁のための供給エネルギが小さく
て済むという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるドツト印字ヘツドの一実
施例を示す構成図、第2図は同実施例の要部を詳
細に示す分解斜視図、第3図は実施例の動作を示
す説明図、第4図は実施例のばね特性を示すグラ
フ、第5図は実施例におけるアーマチユアの先端
変位図、第6図は第1従来例を示す構成図、第7
図は第2従来例の要部を示す構成図、第8図は第
1従来例のアーマチユア先端変位図、第9図は第
2従来例のフーマチユア先端変位図である。 2……永久磁石、4……スペーサ、5……ガイ
ド、7……板ばね、8……ヨーク、9……コア、
11……電磁石、13……印字ワイヤ、14……
アーマチユア、15……シム、16……ストツ
パ、A……解放状態、B……接触状態、C……吸
引状態、D……ストツパなし吸引状態、M……ア
ーマチユア後端、O……一次振動の不動点。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一端が固定されている板ばねの自由端に支持さ
    れたアーマチユアを永久磁石の磁束で電磁石のコ
    アに吸引することにより前記アーマチユアを回転
    させて板ばねを撓ませ、前記電磁石により前記永
    久磁石の磁束を打消して前記アーマチユアを吸引
    力から解放したときの前記板ばねの復旧により前
    記アーマチユアを前記吸引時と逆の方向に回転さ
    せて、前記アーマチユアの先端に固着した印字ワ
    イヤを駆動するドツト印字ヘツドにおいて、 前記アーマチユアの後端を前記板ばねによる一
    次振動の不動点よりも板ばねの固定端側に延在さ
    せることにより、アーマチユアが電磁石のコアに
    吸引されたときの回転動作時にアーマチユアの後
    端が先端と逆の方向に移動するようにし、 かつ、前記アーマチユアの後端の移動範囲の途
    中にストツパを設け、 前記アーマチユアが前記コアに吸引されたとき
    にその回転動作途中でアーマチユアの後端がスト
    ツパに当たつて拘束され、その拘束点が以後のア
    ーマチユアの回転中心となるようにしたことを特
    徴とするドツト印字ヘツド。
JP1986081115U 1986-05-30 1986-05-30 Expired - Lifetime JPH051405Y2 (ja)

Priority Applications (5)

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JP1986081115U JPH051405Y2 (ja) 1986-05-30 1986-05-30
US07/054,396 US4778292A (en) 1986-05-30 1987-05-26 Dot print head with restrained rebound of armature
EP87107819A EP0247621B1 (en) 1986-05-30 1987-05-29 Dot print head
KR2019870008528U KR920000242Y1 (ko) 1986-05-30 1987-05-29 도트인자헤드
DE8787107819T DE3771576D1 (de) 1986-05-30 1987-05-29 Punktdruckkopf.

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