JPH0634109Y2 - 印字ヘッド - Google Patents
印字ヘッドInfo
- Publication number
- JPH0634109Y2 JPH0634109Y2 JP1988032317U JP3231788U JPH0634109Y2 JP H0634109 Y2 JPH0634109 Y2 JP H0634109Y2 JP 1988032317 U JP1988032317 U JP 1988032317U JP 3231788 U JP3231788 U JP 3231788U JP H0634109 Y2 JPH0634109 Y2 JP H0634109Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- armature
- print head
- magnetic film
- spacer
- core surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Impact Printers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ワイヤドットプリンタに使用される印字ヘッ
ドに関する。
ドに関する。
既に提案されている印字ヘッドは、第３図及び第４図に
示されるように構成されている。即ち、第３図及び第４
図において、キヤビン1aを形成したハウジング１には、
複数の電磁石２を構成する各ヨークコアが設けられてお
り、この各ヨークコア３には、各ソレノイドコイル４が
付設されている。また、前記各ヨークコア３の一端部3a
には、各アーマチュア５の基部5aが各アーマチュアばね
６で保持されて揺動自在に枢着されており、前記各アー
マチュア５の自由端部5bと前記各ヨークコア３との間に
は、各リセットばね７が前記ハウジング１の内側に突出
して形成された各支承突部８で規制して介装されてい
る。さらに、前記各アーマチュア５の自由端部5bには、
各ワイヤ９がろう付けにより固着されており、この各ワ
イヤ９の自由端9aは前記ハウジング１の膨出部10内に付
設された各ガイド部材11,12を貫通した外方へ突出して
いる。
示されるように構成されている。即ち、第３図及び第４
図において、キヤビン1aを形成したハウジング１には、
複数の電磁石２を構成する各ヨークコアが設けられてお
り、この各ヨークコア３には、各ソレノイドコイル４が
付設されている。また、前記各ヨークコア３の一端部3a
には、各アーマチュア５の基部5aが各アーマチュアばね
６で保持されて揺動自在に枢着されており、前記各アー
マチュア５の自由端部5bと前記各ヨークコア３との間に
は、各リセットばね７が前記ハウジング１の内側に突出
して形成された各支承突部８で規制して介装されてい
る。さらに、前記各アーマチュア５の自由端部5bには、
各ワイヤ９がろう付けにより固着されており、この各ワ
イヤ９の自由端9aは前記ハウジング１の膨出部10内に付
設された各ガイド部材11,12を貫通した外方へ突出して
いる。
従って、ワイヤドットプリンタに使用される印字ヘッド
は、前記各電磁石２へ選択的に通電することにより、こ
の各電磁石２に対向している各アーマチュア５は前記各
ソレノイドコイル４に吸引され、各アーマチュア５は、
その基部5aを支点にして各リセットばね７の弾力に抗し
て第３図下方に揺動し、前記各アーマチュア５の自由端
部5bに付設された各ワイヤ９の自由端9aがガイド部材12
より突出し、インクリボンを介して紙面Ｐを叩打して印
字するようになっている。ここで、13は非磁性フィルム
であり、残留磁束防止のために設けられている。第４図
は、この非磁性フィルム13の設けられた部分を示したも
のであり、非磁性フィルム13はアーマチュア５とヨーク
コア３のアーマチュアを吸引する面（コア面）との間
に、その面をおおうように設けられている。
は、前記各電磁石２へ選択的に通電することにより、こ
の各電磁石２に対向している各アーマチュア５は前記各
ソレノイドコイル４に吸引され、各アーマチュア５は、
その基部5aを支点にして各リセットばね７の弾力に抗し
て第３図下方に揺動し、前記各アーマチュア５の自由端
部5bに付設された各ワイヤ９の自由端9aがガイド部材12
より突出し、インクリボンを介して紙面Ｐを叩打して印
字するようになっている。ここで、13は非磁性フィルム
であり、残留磁束防止のために設けられている。第４図
は、この非磁性フィルム13の設けられた部分を示したも
のであり、非磁性フィルム13はアーマチュア５とヨーク
コア３のアーマチュアを吸引する面（コア面）との間
に、その面をおおうように設けられている。
しかしながら、前述したワイヤドットプリンタに使用さ
れる印字ヘッドにおいては、印字動作のたびにアーマチ
ュアがヨークコアのコア面と衝突を繰り返すことになる
ので、その間に介在する非磁性フィルムは、繰り返しア
ーマチュアの衝突を受け、特にコア面のエッジ部分に接
している箇所が破損しやすい。この非磁性フィルムが破
損するとアーマチュアとコア面とが接続接触し衝突を繰
り返すことになり、その結果コア面及びアーマチュアか
らその衝突により鉄粉が発生し、この鉄粉がヘッド内へ
飛散、付着することにより印字ヘッドの性能及び寿命を
著しく低下させてしまうという問題が生じていた。
れる印字ヘッドにおいては、印字動作のたびにアーマチ
ュアがヨークコアのコア面と衝突を繰り返すことになる
ので、その間に介在する非磁性フィルムは、繰り返しア
ーマチュアの衝突を受け、特にコア面のエッジ部分に接
している箇所が破損しやすい。この非磁性フィルムが破
損するとアーマチュアとコア面とが接続接触し衝突を繰
り返すことになり、その結果コア面及びアーマチュアか
らその衝突により鉄粉が発生し、この鉄粉がヘッド内へ
飛散、付着することにより印字ヘッドの性能及び寿命を
著しく低下させてしまうという問題が生じていた。
本考案は、これらの点に鑑みてなされてものであり、ア
ーマチュアとヨークコア間に介在する非磁性フィルムが
破損することがなく、長期間にわたりヘッドの寿命を維
持できる印字ヘッドを提供することを目的とする。
ーマチュアとヨークコア間に介在する非磁性フィルムが
破損することがなく、長期間にわたりヘッドの寿命を維
持できる印字ヘッドを提供することを目的とする。
本考案は、アーマチュアを電磁石により選択的に吸引し
て印字を行なうワイヤードットプリンタにおける印字ヘ
ッドにおいて、前記アーマチュアと該アーマチュアが吸
引される電磁石のコア面との間に非磁性フィルムを介在
させるとともに、該非磁性フィルムと略同一もしくはそ
れ以上の厚さを有するスペーサを設けたことを特徴とす
る。
て印字を行なうワイヤードットプリンタにおける印字ヘ
ッドにおいて、前記アーマチュアと該アーマチュアが吸
引される電磁石のコア面との間に非磁性フィルムを介在
させるとともに、該非磁性フィルムと略同一もしくはそ
れ以上の厚さを有するスペーサを設けたことを特徴とす
る。
以下、本考案を図示の一実施例について説明する。な
お、本考案は、前述した具体例と同一構成部材には同じ
符号を付して説明する。
お、本考案は、前述した具体例と同一構成部材には同じ
符号を付して説明する。
第１図において、電磁石２を構成するヨークコア３のコ
ア面とアーマチュア５との間には、非磁性フィルム13が
介在している。更に、このコア面とアーマチュア５との
間には、硬質材からなるスペーサ14が設けられており、
このスペーサ14の厚さは、非磁性フィルム13の厚さと同
一もしくはそれより大とされている。従って、印字動作
が行なわれ、アーマチュア５が電磁石に吸引されてワイ
ヤ９が駆動されると、アーマチュア５は、スペーサ14に
衝突して、その厚みにより、それ以上のコア面への移動
を制限されるので、アーマチュア５のコア面への衝突
は、常にスペーサ14で受け止められることになり、非磁
性フィルムへは吸引による衝撃は、著しく緩和される。
したがって、長期間印字動作を繰り返しても、非磁性フ
ィルムが破損することがなく鉄粉の発生も起こらない。
スペーサ14としては、硬質であり且つアーマチュアとの
衝突によって鉄粉等の発生のない材料で形成されたもの
が必要に応じて選択され、用いられるものであり、具体
的には、ナイロン、ポリエステル等の樹脂あるいはパー
マロイが好適に用いられる。
ア面とアーマチュア５との間には、非磁性フィルム13が
介在している。更に、このコア面とアーマチュア５との
間には、硬質材からなるスペーサ14が設けられており、
このスペーサ14の厚さは、非磁性フィルム13の厚さと同
一もしくはそれより大とされている。従って、印字動作
が行なわれ、アーマチュア５が電磁石に吸引されてワイ
ヤ９が駆動されると、アーマチュア５は、スペーサ14に
衝突して、その厚みにより、それ以上のコア面への移動
を制限されるので、アーマチュア５のコア面への衝突
は、常にスペーサ14で受け止められることになり、非磁
性フィルムへは吸引による衝撃は、著しく緩和される。
したがって、長期間印字動作を繰り返しても、非磁性フ
ィルムが破損することがなく鉄粉の発生も起こらない。
スペーサ14としては、硬質であり且つアーマチュアとの
衝突によって鉄粉等の発生のない材料で形成されたもの
が必要に応じて選択され、用いられるものであり、具体
的には、ナイロン、ポリエステル等の樹脂あるいはパー
マロイが好適に用いられる。
第２図は、本考案の他の実施例を示したものであり、第
１図のものと同様に、アーマチュア５はスペーサ14によ
り受け止められることになり、非磁性フィルム13の破損
が防止される。
１図のものと同様に、アーマチュア５はスペーサ14によ
り受け止められることになり、非磁性フィルム13の破損
が防止される。
以上述べたように本考案によれば、ワイヤドットヘッド
において、アーマチュアとアーマチュアが吸引されるコ
ア面との間に非磁性フィルムを介在させるとともに、こ
のフィルムと同一もしくはそれより厚いスペーサを設け
たことにより、アーマチュアのヨークコア面への衝突
が、このスペーサに規制されて、その結果、フィルムが
コア面とアーマチュアとの衝突により破損することがな
くなるので常に安定した印字ヘッドの性能を長期間にわ
たった維持することができる。
において、アーマチュアとアーマチュアが吸引されるコ
ア面との間に非磁性フィルムを介在させるとともに、こ
のフィルムと同一もしくはそれより厚いスペーサを設け
たことにより、アーマチュアのヨークコア面への衝突
が、このスペーサに規制されて、その結果、フィルムが
コア面とアーマチュアとの衝突により破損することがな
くなるので常に安定した印字ヘッドの性能を長期間にわ
たった維持することができる。
第１図は、本考案の印字ヘッドの一実施例を示す説明図
であり、第２図は本考案の他の実施例を示す説明図であ
る。第３図はワイヤドットプリンタにおける印字ヘッド
の構成を示す断面図、第４図は従来の印字ヘッドを示す
説明図である。 １……ハウジング、２……電磁石、３……ヨークコア、
４……ソレノイドコイル、５……アーマチュア、９……
ワイヤ、13……非磁性フィルム、14……スペーサ
であり、第２図は本考案の他の実施例を示す説明図であ
る。第３図はワイヤドットプリンタにおける印字ヘッド
の構成を示す断面図、第４図は従来の印字ヘッドを示す
説明図である。 １……ハウジング、２……電磁石、３……ヨークコア、
４……ソレノイドコイル、５……アーマチュア、９……
ワイヤ、13……非磁性フィルム、14……スペーサ
Claims (1)
- 【請求項１】アーマチュアを電磁石により選択的に吸引
して印字を行なうワイヤドットプリンタにおける印字ヘ
ッドにおいて、前記アーマチュアと該アーマチュアが吸
引される電磁石のコア面との間に非磁性フィルムを介在
させるとともに、該非磁性フィルムと同一もしくはそれ
以上の厚さを有するスペーサを設けたことを特徴とする
印字ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988032317U JPH0634109Y2 (ja) | 1988-03-11 | 1988-03-11 | 印字ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988032317U JPH0634109Y2 (ja) | 1988-03-11 | 1988-03-11 | 印字ヘッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01139541U JPH01139541U (ja) | 1989-09-25 |
| JPH0634109Y2 true JPH0634109Y2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=31258736
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988032317U Expired - Lifetime JPH0634109Y2 (ja) | 1988-03-11 | 1988-03-11 | 印字ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0634109Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59120468A (ja) * | 1982-12-27 | 1984-07-12 | Nec Corp | プリントワイヤ駆動機構 |
-
1988
- 1988-03-11 JP JP1988032317U patent/JPH0634109Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01139541U (ja) | 1989-09-25 |
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