JPH0647727Y2 - ドットプリンタ印字ヘッドのアクチュエータ - Google Patents
ドットプリンタ印字ヘッドのアクチュエータInfo
- Publication number
- JPH0647727Y2 JPH0647727Y2 JP13941688U JP13941688U JPH0647727Y2 JP H0647727 Y2 JPH0647727 Y2 JP H0647727Y2 JP 13941688 U JP13941688 U JP 13941688U JP 13941688 U JP13941688 U JP 13941688U JP H0647727 Y2 JPH0647727 Y2 JP H0647727Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- actuator
- dot printer
- print head
- arm
- armature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Impact Printers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は、アクチュエータの1ストローク時間が短縮さ
れ、動作速度を速くすることができるドットプリンタ印
字ヘッドのアクチュエータに関する。
れ、動作速度を速くすることができるドットプリンタ印
字ヘッドのアクチュエータに関する。
B.考案の概要 本考案のドットプリンタ印字ヘッドのアクチュエータ
は、アクチュエータのアーマチュアとワイヤとを連結す
るアーム部を、金属製アームに多数の小孔を穿設し、夫
々の小孔にゴム又は樹脂等の減衰特性の大きい材料を充
填して構成し、アクチュエータの停止時にアーム及びワ
イヤに生ずる振動を早く減衰させるようにしたものであ
る。
は、アクチュエータのアーマチュアとワイヤとを連結す
るアーム部を、金属製アームに多数の小孔を穿設し、夫
々の小孔にゴム又は樹脂等の減衰特性の大きい材料を充
填して構成し、アクチュエータの停止時にアーム及びワ
イヤに生ずる振動を早く減衰させるようにしたものであ
る。
C.従来の技術 従来ドットプリンタ印字ヘッドは、第2図のように、中
間に永久磁石6を設けたフレーム4と、このフレーム4
の下部上面に設けられ電磁コイル2が巻回されたコア3
とよりなる駆動部と、この駆動部により駆動されるアク
チュエータ1よりできている。
間に永久磁石6を設けたフレーム4と、このフレーム4
の下部上面に設けられ電磁コイル2が巻回されたコア3
とよりなる駆動部と、この駆動部により駆動されるアク
チュエータ1よりできている。
アクチュエータ1は、一端がフレーム4に固定される板
ばね9に取り付けられたアーマチュア8と、アーマチュ
ア8に鋼製アームよりなるアーム部7を介して取着され
たワイヤ10とより構成されている。
ばね9に取り付けられたアーマチュア8と、アーマチュ
ア8に鋼製アームよりなるアーム部7を介して取着され
たワイヤ10とより構成されている。
この印字ヘッドはワイヤー10の先端がプラテン13と対向
するように設けられて使用される。しかして、アクチュ
エータ1は第3図のように動作する。即ち、 (A)電磁コイル2が無励磁状態にあり、アーマチュア
8は永久磁石6(第2図)の磁束によってコア3に吸引
されている。
するように設けられて使用される。しかして、アクチュ
エータ1は第3図のように動作する。即ち、 (A)電磁コイル2が無励磁状態にあり、アーマチュア
8は永久磁石6(第2図)の磁束によってコア3に吸引
されている。
(B)電磁コイル2に駆動パルスが通電されると、永久
磁石6に加わる反磁界が大きくなって、板ばね9の力に
より、アクチュエータ1が上方に動き始める。
磁石6に加わる反磁界が大きくなって、板ばね9の力に
より、アクチュエータ1が上方に動き始める。
(C)アクチュエータ1が上方に動作してワイヤ10の先
端がリボン11,用紙12を介してプラテン13に衝突し、印
字を行う。この衝突時には電磁コイル2の励磁は切れて
いるが、板ばね9の弾性により微小時間印字状態を保
つ。
端がリボン11,用紙12を介してプラテン13に衝突し、印
字を行う。この衝突時には電磁コイル2の励磁は切れて
いるが、板ばね9の弾性により微小時間印字状態を保
つ。
(D)電磁コイル2の励磁が切れているので、プラテン
の反力及び永久磁石6の吸引力により、アクチュエータ
は戻り始める。
の反力及び永久磁石6の吸引力により、アクチュエータ
は戻り始める。
(E)アーマチュア8がコアに再び密着し、アーマチュ
アは停止するが、アーム部7とワイヤ10はハンチングに
よる減衰振動を数周期繰り返した後に停止する。
アは停止するが、アーム部7とワイヤ10はハンチングに
よる減衰振動を数周期繰り返した後に停止する。
D.考案が解決しようとする課題 上記(A)〜(E)の動作に対して、ワイヤ10の先端部
のストローク変化は、第4図のように、従来のアクチュ
エータ1はハンチング時間T1が長いため、アクチュエー
タ1の動作周期が長くなり、従ってアクチュエータ1の
動作速度を速くすることができなかった。
のストローク変化は、第4図のように、従来のアクチュ
エータ1はハンチング時間T1が長いため、アクチュエー
タ1の動作周期が長くなり、従ってアクチュエータ1の
動作速度を速くすることができなかった。
本考案は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、アーマ
チュアの停止時にアーム部及びワイヤに生ずるハンチン
グ時間を短くし、アクチュエータの動作速度を速くなし
得るドットプリンタ印字ヘッドのアクチュエータを提供
しようとするものである。
なされたものであり、その目的とするところは、アーマ
チュアの停止時にアーム部及びワイヤに生ずるハンチン
グ時間を短くし、アクチュエータの動作速度を速くなし
得るドットプリンタ印字ヘッドのアクチュエータを提供
しようとするものである。
E.課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本考案におけるドットプリ
ンタ印字ヘッドのアクチュエータは、フレーム4に一端
が固定される板ばね9の他端に固定されたアーマチュア
8と、このアーマチュア8にアーム部7を介して取り付
けられたワイヤ10とよりなるドットプリンタ印字ヘッド
のアクチュエータ1において、前記アーム部7を、金属
製アーム部材71に多数の小孔14を穿設し、夫々の小孔14
にゴム又は樹脂等の減衰特性の大きい材料15を充填して
構成したことを特徴とするものである。
ンタ印字ヘッドのアクチュエータは、フレーム4に一端
が固定される板ばね9の他端に固定されたアーマチュア
8と、このアーマチュア8にアーム部7を介して取り付
けられたワイヤ10とよりなるドットプリンタ印字ヘッド
のアクチュエータ1において、前記アーム部7を、金属
製アーム部材71に多数の小孔14を穿設し、夫々の小孔14
にゴム又は樹脂等の減衰特性の大きい材料15を充填して
構成したことを特徴とするものである。
F.作用 アーム部を、鋼材等の金属製アームに小孔を穿設し、ゴ
ム又は樹脂等の減衰特性の大きい材料を充填したので、
アーム部の重量が軽くなって、固有振動数が高くなり、
固有周期が短くなる。
ム又は樹脂等の減衰特性の大きい材料を充填したので、
アーム部の重量が軽くなって、固有振動数が高くなり、
固有周期が短くなる。
また、充填した材料の減衰特性が大きいので、アーム部
の減衰特性が大きくなる。
の減衰特性が大きくなる。
G.実施例 実施例について第1図を参照して説明する。
アーム部7を、鋼材よりなるアーム71に多数の小円孔14
を穿設し、夫々の小円孔14に減衰特性の大きいゴム15を
充填して作った。
を穿設し、夫々の小円孔14に減衰特性の大きいゴム15を
充填して作った。
アクチュエータ1は、上記アーム部7をその一端におい
て板ばね9に支持されたアーマチュア8に取り付け、ア
ーム7の他端にワイヤ10の一端を固着して構成した。
て板ばね9に支持されたアーマチュア8に取り付け、ア
ーム7の他端にワイヤ10の一端を固着して構成した。
このアクチュエータ1を第1図の従来印字ヘッド同様に
取り付けて使用したところ、アクチュエータ1のハンチ
ング時間は、第4図の点線で示すように、従来のT1時間
からT1′時間に減少した。
取り付けて使用したところ、アクチュエータ1のハンチ
ング時間は、第4図の点線で示すように、従来のT1時間
からT1′時間に減少した。
H.考案の効果 アクチュエータのアーム部を、金属製アームに多数の小
孔を穿け、これに減衰特性の大きいゴム又は樹脂等の材
料を充填したので、固有振動数が高くなると共に減衰が
早まり、ハンチング時間が短縮されるので、アクチュエ
ータの動作速度を速くして印刷速度を高くすることがで
きる。
孔を穿け、これに減衰特性の大きいゴム又は樹脂等の材
料を充填したので、固有振動数が高くなると共に減衰が
早まり、ハンチング時間が短縮されるので、アクチュエ
ータの動作速度を速くして印刷速度を高くすることがで
きる。
第1図は本考案の実施例を示す側面図、第2図はドット
プリンタ印字ヘッドの要部を示す側面図、第3図(A)
〜(E)はアクチュエータの動作説明図、第4図はアク
チュエータストロークを説明する波形図である。 1……アクチュエータ、7……アーム部、71……金属製
アーム部材、14……小孔、15……減衰特性の大きい材
料。
プリンタ印字ヘッドの要部を示す側面図、第3図(A)
〜(E)はアクチュエータの動作説明図、第4図はアク
チュエータストロークを説明する波形図である。 1……アクチュエータ、7……アーム部、71……金属製
アーム部材、14……小孔、15……減衰特性の大きい材
料。
Claims (1)
- 【請求項1】フレームに一端が固定される板ばねと、こ
の板ばねの他端に固定されたアーマチュアと、このアー
マチュアにアーム部を介して取り付けられたワイヤとよ
りなるドットプリンタ印字ヘッドのアクチュエータにお
いて、 前記アーム部を、金属製アーム部材に多数の小孔を穿設
し、夫々の小孔にゴム又は樹脂等の減衰特性の大きい材
料を充填して構成したことを特徴とするドットプリンタ
印字ヘッドのアクチュエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13941688U JPH0647727Y2 (ja) | 1988-10-26 | 1988-10-26 | ドットプリンタ印字ヘッドのアクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13941688U JPH0647727Y2 (ja) | 1988-10-26 | 1988-10-26 | ドットプリンタ印字ヘッドのアクチュエータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0259938U JPH0259938U (ja) | 1990-05-01 |
JPH0647727Y2 true JPH0647727Y2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=31402654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13941688U Expired - Lifetime JPH0647727Y2 (ja) | 1988-10-26 | 1988-10-26 | ドットプリンタ印字ヘッドのアクチュエータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0647727Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-10-26 JP JP13941688U patent/JPH0647727Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0259938U (ja) | 1990-05-01 |
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