JPS6351715B2 - - Google Patents

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JPS6351715B2
JPS6351715B2 JP56033847A JP3384781A JPS6351715B2 JP S6351715 B2 JPS6351715 B2 JP S6351715B2 JP 56033847 A JP56033847 A JP 56033847A JP 3384781 A JP3384781 A JP 3384781A JP S6351715 B2 JPS6351715 B2 JP S6351715B2
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JP
Japan
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feed
control
data
phase
needle
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Application number
JP56033847A
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English (en)
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JPS57148982A (en
Inventor
Hideaki Takenoya
Mikio Inamori
Hachiro Makabe
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Janome Corp
Original Assignee
Janome Sewing Machine Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Janome Sewing Machine Co Ltd filed Critical Janome Sewing Machine Co Ltd
Priority to JP56033847A priority Critical patent/JPS57148982A/ja
Priority to US06/356,158 priority patent/US4426946A/en
Publication of JPS57148982A publication Critical patent/JPS57148982A/ja
Publication of JPS6351715B2 publication Critical patent/JPS6351715B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines
    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
    • D05B19/12Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by control of operation of machine
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/406Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by monitoring or safety
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/36Nc in input of data, input key till input tape
    • G05B2219/36526Regenerate, hold reference previous block for bad actual value, block
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/45Nc applications
    • G05B2219/45195Sewing machines

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、縫い目制御信号を電子的記憶装置に
記憶していて縫い目模様を形成可能にしている、
いわゆる電子ミシンの縫い目制御方法に関するも
のである。
(目的) 電子ミシンは一般に、針が針板面を貫通してか
ら抜け出す直前に至るミシン回転位相において布
送り制御用モータによつて送り調節器の傾きを制
御し、針板面より上方にある位相において針振巾
制御モータによつて針棒の振巾を制御している。
本発明は、これらのモータや、更にはそのモー
タ相互に共通な供給部を有するモータ駆動用電源
を小形、小容量化しようとするものであり、互い
に隣り合う布送りの制御と針振巾の制御との組合
わせによつて合計される前記各モータの出力和を
極力少くし、よつて両モータによる出力密度を分
散させて両モータの制御時間相互の配分設定が緩
和されることによつて小形、小容量化を実現する
ことにある。
(従来技術) 電子ミシンにおける針振巾制御は、第1図によ
つて横軸にミシン上軸回転角をもつて示す針1の
先端が画がく軌跡2において、針板面と高さH1
以上となつているミシン回転位相区間abにて、
制御量の多少に適宜応じた区間をもつてなされ
る。一方布送りは、送り歯上端(図示せず)が針
板面3より上方にある領域においてなされ、その
布送り制御は該送り歯が上下運動として画がく軌
跡4において、針板面3より下方への沈み高さ
H2以上となつている区間cdにて同様に制御量の
多少に適宜応じた区間をもつてなされる。そして
ミシンの機能、構造上から一般に図示の如く、針
振巾制御を完了していなければならない位相b
と、引続く布送り制御を開始し得る位相cとの間
には制御禁止区間bcが存在する。一方布送り制
御を完了していなければならない位相dと、位相
aからはミシン1回転後であつて針振巾制御を開
始し得る位相a′とは相前後しており、よつてこれ
ら両制御を重複して可能ならしめている区間a′d
が存在する。制御用モータをより小形、小容量化
するためにはその各々の最大制御において、これ
ら可能な制御区間の全領域を使用することが望ま
しく、そして少い制御量のときは必要に応じてそ
の区間内の部分領域を適宜使用して制御すれば良
い。しかしながら区間a′dにおいて、両モータの
駆動が可能であることからして同時に両モータを
駆動すると、モータ駆動用電源をそのために大容
量にしなければならず、且つその制御方式が複雑
になるなどから、この区間においてもいずれか一
方のモータのみ駆動する方式がとられている。
このような一連の構成において、第2図A,B
の如き縫い目模様を形成する場合の制御用モータ
の制御を以下に説明する。第1表、第2表は第2
図A,Bの各模様をそれぞれ制御するデータを示
しているものである。これらの図と表とにおいて
針右最大位置Rは振巾座標データ0に対応し、左
最大位置Lは30に対応している。そして布の後進
最大送り(例えば2.5ミリメートル)は布送りデ
ータ0に、送りがないときは15に、模様に応じて
設定されているところの自動設定による前進最大
送り(2.5ミリメートル)は30に、更に手動調節
による前進最大送り(5ミリメートル)のために
データ45がそれぞれ対応している(但し30を越え
るデータはこの例には表われていない)。そして
表の制御量は共に前回針落ちデータとの差によつ
て生じた値である。針落ち位置は黒丸印(●)を
もつて表わし、第2図A、第1表についていう
と、その単位模様が1から6で示す6個の針落ち
によつて形成され、引続く( )で示す数字に対
応の針落ちが繰り返されることを示している。第
1表、第2表を通じて布送り、針振巾共にその制
御量の最大値は30であり、それぞれの制御用モー
タは、このとき1針移動する間にミシンが前記自
動設定において可能にしているところの最大の制
御をもたらす駆動が要求されていることを意味し
ている。これらの両モータの制御において、当該
送り制御量と、引続く針振巾制御の制御量の合計
の最大値は、第1表、第2表に30(手動設定を考
慮するとこの値は45)として表わされている如く
一般に単純最大合計の60(手動設定を考慮すると
この値は75)をかなり下まわる。このことからす
れば、各々の最大移動の際に区間cd,a′b′を最大
限に利用するために、以下自動設定において送り
制御量30のときはこれに区間cdの全領域を用い、
引続く振巾制御は位相dにて開始しても制御量が
30を充分下まわつていることから位相b′の手前で
充分制御が完了し得るものである。また送り制御
量が30を充分下まわつているときはこれを区間
ca′内で制御し、引続く振巾制御量が30ならばこ
れを位相a′にて開始して位相b′にて制御が完了す
るようになし得る。よつて各モータの容量は、そ
れぞれこれら区間cd,a′bにて最大制御量をもた
らすに要する時間当りの出力によつて定めること
が出来る。
しかしながら実際の縫中において、例えば互い
に異る模様が新たに選択された場合、前記各制御
量の合計が60に達することが起り得る。第3図は
その実例を示すものである。第1図において、位
相a(またはa′,a″で示す位相)より前の位相に
おいて新たな模様選択がなされた場合、位相a
(またはa′,a″で示す位相)において新たな針振
巾と布送りの各データが読み出されるものとし、
例えば第2図Aの模様を形成中に、その針落ちNo.
4が完了する位相aの手前に相当する区間aa′に
おいて第2図Bの模様を選択したものとすると、
区間cdにおいて布送り制御用モータを制御する
ための布送りデータは第1表の針落ちNo.5を形成
するための0、よつて布送り制御量は0であり、
針落ちNo.5の針振巾データは30である。そして位
相a′において第2表の針落ちNo.1(第3図におい
ては1′で示す。以下これに準ずる)のための針
振巾データ0、針落ちNo.2のための布送りデータ
30が読み出され、区間a′b′において針振巾制御さ
れる制御量は0−30=−30であり、よつて制御量
の合計(絶対値)は30であるが、引続き区間
c′d′における針落ちNo.2のための布送り制御量
は、布送りデータが30であるから30−0=30であ
り、そして位相a″において第2表の針落ちNo.2の
ための針振巾データ30、針落ちNo.(1)のための布送
りデータ30が読み出され、区間a″b″において針
振巾制御される制御量は30−0=30であり、よつ
て制御量の合計(絶対値)は60となる。しかして
共に最大制御量30にてモータを制御するために両
者合計のとり得る制御区間はc′b″であるから、両
モータの制御の切替え点は、切替え可能な区間
a″d′において、より右寄りのとき布送り制御モー
タの負荷が軽減されるが、その分だけ針振巾制御
モータの負荷が重くなるという相互関係をもたら
す。説明の都合上、この場合の切替え点は位相
a″,d′の中間位相eとすると、前記の如く、単一
模様が単純に繰り返し形成出来ることを条件とし
てそれぞれのモータが最大制御量のとき区間
c′d′,a″b″で制御されるように設定したことによ
るモータ容量は、ミシン運転中に新たに模様が選
択された場合の模様切替え時において、制御時間
がそれぞれ区間ed′,a″eだけ短縮されたことによ
り、共に容量不足が発生して、誤動作のおそれが
生ずることになり、これをなくすためにはモータ
容量の増大を要する。
(解決手段) 本発明は、選択された単一模様が単純に繰り返
されるようないわゆる通常の縫いに対処して設定
された布送りと針振巾制御用の各モータの負荷の
合計が、ミシン運転中における新たな模様が選択
されたことなど、前記単純な繰り返し形成を変更
する指定がなされたようなとき、その指定時にお
いて一時的に増大することを防止するために、こ
れら制御用モータの駆動を制御するところのマイ
クロコンピユータが、ミシン回転に応じて、第1
図における各位相毎、例えば当該位相aまたは
a′にて読み出されるところの針振巾と布送りの各
データと、布送りデータに基づく布送り制御量と
を一時的に記憶保持して、これと引続く位相a′ま
たはa″にて話み出されるところの針振巾データに
基づく針振巾制御量との和を演算して、その結果
が所定の値を越えたときは、前記位相a′または
a″にて読出された針振巾データと布送りデータと
の代りに、前記当該位相にて読出された針振巾デ
ータと布送りデータとに基づいた各制御量による
制御をなすことにより、前記各制御量の和が所定
の値を越えることなく、よつて両モータの負荷の
合計が過大にならないようになしたものである。
(実施例) 本発明の実施例を図によつて説明するに、第4
図は、第2図Aの模様形成中にその針落ちNo.4が
完了する手前において、第2図Bの模様が選択さ
れたとき、本発明の制御がなされて模様が切替え
られる状態を示したものである。ミシン回転中に
おいて、新たに模様が選択された場合、第3図に
示す従来の制御における如く、この場合その切替
後第2番目の針落ちとして針落ちNo.2′を形成する
ための布送り制御量が30であり、引続く該針落ち
No.の針振巾制御が30であることからして、その合
計が過大であるとして、ミシンに内蔵のマイクロ
コンピユータが、その読出し専用の電子的記憶装
置(これをROMと呼ぶ)からそのとき読出した
ところの縫い目制御データに代えて前回読出した
データを用い、これに基づいた制御をすることに
より、所定の合計制御量を越えないようにしたも
のである。
以下その制御動作を第5図(第5図の1〜3)
の流れ図によつて説明する。制御用電源を投入す
るとマイクロコンピユータによるプログラム制御
が開始される。模様選択操作なしのときの初期設
定として後記するαをして前進直線縫に指定され
る。そして模様選択キーを読取り且つ受付ける。
なお制御用電源投入直後のキー読取りについて
は、模様選択操作がなかつたことに対して、直線
縫を選択操作したものと同等に受取られて以下の
制御がなされる。模様選択キーの操作に応じて、
新たな模様の種類を指定するために、直線縫の、
または選択された模様の指定信号をαレジスタに
記憶する。この場合、ミシン停止中に第2図Aの
模様が選択操作されて、その結果第2図Aの模様
がα1として記憶されたものとする(α1,α2……等
を第5図においてはαiで表わす)。つぎに選択さ
れた模様の各縫い目を制御するための縫い目番号
のアドレスnを、模様の繰返し用に対応している
ところの0にする。そして前回即ちこの模様選択
操作前の状態を示すフラツグBについて、後記す
る前進縫から返し縫いに移行した履歴によつてこ
れが1にセツトされるところの値を0にリセツト
する。そしてアドレスnを後記の増減によつて進
める機能を有効と無効とに切替えるためのフラツ
グTを、有効にするための0にリセツトする。つ
ぎに今回返し縫いでないとして、返し縫確認信号
Nを0とする。B=0であるから、振巾位相ab
(あるいはa′,b′,a″b″、ミシン運転中において
はa,a′,a″)においてアドレスを0から1に進
める。そして模様α1のNo.1の縫い目用アドレスα1
+1に対応の縫い目制御信号を記憶装置ROMか
ら今回縫い目制御用として読出す。この信号は針
振巾用と布送り用の各信号が組になつたものであ
り、第1表における針落ちNo.1の振巾座標データ
と、No.2の布送りデータとよりなる。これは模様
の終端コードではないので、経路を経てこの振
巾用の信号が、つぎのプロセスにおける振巾デー
タとして採用される。そして振巾制御用のモータ
が移動する量を示すところの第1表、第2表にお
ける針振巾制御量(これを振巾′と呼ぶ)が、振
巾′=振巾−前回振巾座標、の式によつて算出さ
れる。該式中の振巾は先の振巾データである。ま
た前回振巾座標はこの手前に実施した縫い目の振
巾座標のデータであり、後記のプロセスにおける
前回データであるが、制御用電源投入後の最初の
算出においては、このデータは振巾制御用モータ
の初期設定値に基づく。つぎに|振巾′|+|送
り′|46の判別がなされる。この送り′は後記の
算出に基づくところの第1表、第2表における布
送り制御量であり、制御用電源投入後の最初の算
出においては0にしてある。そして値46は、送り
が手動調節なるを含み単独模様の繰り返しにおい
ては、この値に到達し得ない限界値であり、この
制御において、該繰り返し以外に変更する指定を
なしたときにおいて、送り′と、これに引続く振
巾′との合計としてこれ以上を禁止しようとする
限界値である。この場合第2図Aの模様に対応す
る第1表の制御量合計の最大が30(送りが手動調
節のときは45となる)として示されている如く、
これが46以上ではないので振巾位相abあるいは
a′b′,a″b″において、振巾制御用モータが先の振
巾′の算出量をもつて駆動される。そしてその駆
動が完了するところの所定の時間が経過すると先
の振巾データを前回振巾座標データとおく。今回
返し縫ではないので、N=0、よつて先に読み出
したところのアドレスα1+1の布送り用信号が送
りデータとして採用される。経路を経て、同様
に布送り制御量を示すところの送り′が、送り′=
送り−前回送り、の式によつて算出される。制御
用電源投入後の最初の算出においては、前記同様
に、前回送りのデータとしては送り制御用モータ
の初期設定値に基づく。つぎに|送り′|31の
判別がなされる。これはいずれの縫いにおいても
布送り単独の制御量がマニアル制御を含み31以上
にならないようにして、引続く針振巾制御量との
合計量を少くするためのものであり、特別な模様
の組合わせにおける如く、わずかにこれが発生す
る機会あるが、その場合その発生時のみに臨時的
に少い制御量をもつて制御用モータを駆動しよう
とするものである。この場合31以上ではないの
で、つぎに記憶装置ROMのアドレスnを以後進
めないことを指定するためにフラツグTを1にす
る。ミシンモータ駆動用のコントローラが操作さ
れて、ミシンが回転し、送り位相cd(あるいは
c′d′等)において、送り制御用モータが先の送り
の算出量をもつて駆動される。これはNo.2の縫い
目のために、位相dに引続く送り歯の水平送り量
を決定する。同様に所定の時間が経過すると再び
T=0とし、更に先の送りデータを前回送りデー
タとおき、経路に戻る。新たな模様選択等キー
操作がないならば、ミシン回転に応じて、振巾位
相a′においてα1+2なるアドレスにおける縫い目
制御信号が読出される。同様に経路を経て、|
振巾′|+|送り′|は第第1表における如く46以
上ではないので振巾位相a′b′(以後これをa′と記
す。以下これに準ずる)において、振巾制御用モ
ータがNo.2の縫い目のために振巾′の値だけ駆動
される。同様に送り位相c′ににおいて送り制御用
モータがNo.3の縫い目のために送り′の値だけ駆
動されて、経路に戻る。同様にNo.3、No.4の縫
い目が形成されて、その針落ちNo.4が完了する位
相、即ちこれを読み替えて第1図の位相a′にて該
針落ちが完了するとして、その手前の区間aa′に
おいて第2図Bの模様が選択されたものとする。
この模様をα2とする。第5図において、新たな模
様が選択されたことが判別されて、縫い目番号の
アドレスがα2+0にリセツトされ、フラグB、T
が共に0となる。位相cdにおいて、布送り制御
用モータを制御するための送りデータは、今回の
経路に戻る前の回において且つ位相aにおい
て、今回アドレス(α+n)指定のプロセスにて
アドレスα1+4に対応して読み出されて、送り出
力、のプロセスによつて定まるのであり、その送
り′の値が第1表の針落ちNo.5を形成するための
布送り制御量0をもつて表わされているものであ
る。そして同時に読出されたNo.の振巾データ即ち
経路に引続く振巾、の値は30であり、これが位
相abにおいて完了している。前記経路に戻つ
た後において、振巾位相a′にてアドレスα2+1と
なつて第2表の針落ちNo.1(第3図においては
1′で示す。以下これに準ずる)のための針振巾デ
ータ0、針落ちNo.2のための布送りデータ30が読
出される。振巾′=振巾−前回振巾座標は、0−
30=−30となつて、振巾制御用モータが振巾位相
a′において制御される。これは第4図の針落ちNo.
4のつぎのNo.1を形成する。制御量の合計は30で
あり、これが過大をもたらしてはいない。経路
を経て送り′が算出される。送り′=送り−前回送
り、における送りは先の位相a′において読出され
た第2表の針落ちNo.2のための布送りデータ30で
あり、前回送りは、第1表の針落ちNo.5の布送り
データ0である。よつて送り′=30−0=30とな
り、送り位相c′において、該送り′の制御量をも
つて送り制御用モータが駆動される。更に経路
に戻り、振巾位相a″において、アドレスα2+2と
なつて第2表の針落ちNo.2のための針振巾データ
30、繰り返しの針落ちNo.1のための布送りデータ
30が読出される。経路を経て、振巾′=振巾−
前回振巾座標、の算出において、振巾データが
30、前回振巾座標のデータが0であるから振巾′
=30−0=30となる。よつて|振巾′|+|送
り′|=60>46、となつて、位相a′において読出
された前回データ、即ち振巾データ0、送りデー
タ30が今回データとして置替えられる。そしてn
=n−1の演算がなされて、経路を経て該今回
データの振巾即ち0を振巾データとして振巾′の
算出がなされる。前回振巾座標データは0、即ち
前回と今回を同データとなしたのであるから振
巾′は0となる。
よつて|振巾′|+|送り′|=3046となり、
振巾制御用モータは振巾′=0をもつて制御され
る。これは第4図の針落ちNo.1′のつぎのNo.1′を形
成する。経路を経て送り′=送り−前回送り、
における送り及び前回送り共に位相a′において読
出されたところの送りデータ30であるから送り′
=0となる。引続く送り位相において、該送り′
の制御量もつて送り制御用モータが制御される。
経路を経てn=n+1の演算は、引続く振巾位
相においてα2+2のアドレス指定をなし、第2表
の針落ちNo.2のための針振巾データ30、繰り返し
の針落ちNo.1のための布送りデータ30が読出され
る。前前回に読出された布送りデータ30と、先の
振巾データ30とは第4図の針落ちNo.2′を形成す
る。同様に経路に戻つて、n+1の演算がなさ
れると、今回アドレス(α+n)指定のプロセス
において終端コードが読出される。これは第1
表、第2表には記載を省略しているが、記憶装置
ROMのアドレスが、針振巾データについての針
落ちの最初のNo.の手前と、最後の後ろとに対応る
データとしてそれぞれ終端コード(例えば31)を
続けていることによる。このときn=n−1の演
算がなされる。以下の制御を第1表を参照して説
明するに、針落ちNo.6の後の終端コードから針落
ちNo.順次前に進めてNo.1の手前に達したならば経
路に引続くn=n+1の演算によつて針落ちNo.
1のデータを読出して模様の繰り返し形成を可能
にしている。第3図、第4図共に2個の模様の切
替え時においては、これら単独模様にはないとこ
ろの形状となり、且つ切替時点が異るとその形状
も異るが、これは一時的なものであり、そして各
模様形状の相違よつて止むを得ないものである
が、該切替時に一旦停止して新たな模様を選択し
たときにおいて、模様の組合わせによつては適宜
マイクロコンピユータがミシンモータ停止なるを
読出して、|振巾′|+|送り′|46のプロセス
においてこれを常にNo.のルーチンに移行させるこ
とによつて、第3図の如く従来の模様つなぎもな
し得る。この場合制御用モータの駆動時間は問題
にしなくてよいことは当然である。なお|送り′
|31の判別は、模様の切替前の布送り量が手動
調節を含んでいて模様の切替時において一時的に
発生する可能性をもつており、このとき今回送り
データを15として送り′を算出し、その送り′によ
る制御をしようとするものであるが、ミシン停止
時における切替えの際は、前記同様にこれを常に
No.のルーチンに移行させてもよい。
つぎに返し縫いについて説明する。第6図は送
りが手動調節なるを含むジグザグ縫いにおいて、
従来制御が不充分なるがために返し縫いから前進
縫いに移行する際に送り′と振巾′の合計が過大に
なる例を示しているものであり、これは送りが手
動調節のときに発生する。第6図において、後進
最大送りデータ0であり、(従来技術)として前
記した如くその送り量は2.5ミリメートルである。
送りがないときは送りデータ15、前進最大送りは
送りデータ45であり、その送り量は5ミリメート
ルである。返し縫いは、送り量が自動設定である
限りにおいては、即ち前進送りにおいて2.5ミリ
メトールを越えない場合においては前進縫いと同
一縫い目をたどることが好ましいが、第6図の如
く2.5ミリメートルを越えるときはこれが不可能
となる。よつてこのような場合は前進縫いと返し
縫いとの組合わせによる模様構成そのものは、ミ
シンがこれを可能にしていること自体にあまり意
味を持たないが、ミシンがその運転中において
も、これら組合わせを可能にしている限り、送
り′と振巾′の合計が過大になることによつて針が
布中にあるときに振巾制御される等の不具合を生
ずることは禁止しなければならない。以下第5図
を参照して、ジグサグ縫の返し縫いが指定された
ものとする。この模様をα3とする。アドレスはα3
+0にリセツトされ、フラグB、Tが共に0とな
る。今回返し縫いであるとして、N=となり、そ
してアドレスはα3+1となつて、位相abにおい
て振巾データ0、送りデータ45が読出される。
(手動調節によるジグザグ縫においては送りデー
タは、例えば45として読出され、返し縫いにおい
ては後記する如く、これが例えば0に変換され
る。) 経路を経て、該振巾データと、電源投入に引
続く模様選択であることの条件から前記同様に振
巾′の値0が算出され、該位相abにおいて、振巾
制御用モータによつて、該振巾′に制御される。
その針落ち位置は第6図針落ちNo.1′である。N=
1であるから、送りデータを15とし、且つ前進縫
から返し縫に移行したとしてフラグBを1にす
る。このルーチンは前記したところの前進縫と後
進縫が互いにたどるための制御の手段である。経
路を経て送り′15が同様に算出される。フラグ
T=1となる。ミシンが回転して送り位相cdに
おいて、送り制御用モータは該送り′によつて制
御される。この送り′は送り量0ミリメートルで
ある。T=0となり、経路を経て、B=1であ
るから更に経路を経て先のα3+1の振巾データ
が現在データとして用いられて振巾′0が算出さ
れる。位相a′において振巾制御用モータが該振
巾′により制御されて、第6図における針落ちNo.
′を形成する。そして位相a′においてn=n−
11によりアドレスはα3+0となり、これは終端コ
ードであるからn=n+1の演算が繰り返され、
アドレスα3+3となると、これは別の終端コード
であるからn=n−1の演算がなされてアドレス
α3+2となり、該位相a′において振巾データ30、
送りデータ45が読み出される。N=1であるから
該アドレスによる今回送りデータが、送り量0を
中心に反転すべく変換される。即ち読出された送
りデータが30以下の場合は30−今回送りデータ、
として演算され、そして正送りが30を越える場合
は、逆送りにおいてこれがすべて0に変換され
る。該演算により送りデータは00となる。経路
を経て送り′の−15が算出されて、T=1となし
た後、位相c′において送り制御モータは−15に制
御される。T=0となしデータ、を経て、位
相a″において、前記した位相a′において、アドレ
スα3+2にて読出された振巾データ30と前回振
巾データ0とから振巾′30が算出され、振巾制御
用モータが該振巾′によつ制御される。前記送
り′の−15と振巾′30とは第6図針落ちNo.2′を形成
する。同様にして針落ちNo.1′、そして図の最終の
針落ちNo.2′が形成される。今第1図を以下読み替
えて、位相aにおいて、経路を経過したN=1
の手前のn=n−1のプロセスによつて前記最終
の針落ちNo.2′のためのデータが、アドレスα3+2
から読み出されたものとする。該データは振巾
30、送り45である。送りは0に変換され、経路
を経て位相cにおいて送り出力されて前回送りデ
ータを0となして経路に戻る。位相aa′におい
て正送り縫に戻す指定がなされたものとする。N
=0とし、B=1であるから位相a′において、経
路に引続き振巾30が出力される。該振巾出力と
位相cにおける送り0の出力は針落ちNo.2′を形成
する。該位相a′において、n=n−1のプロセス
において、アドレスα3+1の振巾データ0、送り
データ45が読出される。N=0であるから送りデ
ータを15、B=0となし、経路を経て位相c′に
おいて送り15が出力される。このときの送り′は
−15であり、送り量は0ミリメートルである。前
回送りデータを15となして経路に戻る。B=0
であるから、位相a″においてアドレスα3+2の振
巾データ30、送りデータ45読み出される。なお先
の位相a′においてn=n−1の演算を行つて読出
された振巾データ0は使用されない。即ち今回の
プロセスにおいてn=n+1の演算を行つて、位
相aにおいて読出されたデータを再び読出して使
用している。経路を経て、振巾′の算出の結果、
これが0であり、前記位相a″において振巾30が出
力される。該振巾出力と位相c′における送り15の
出力は針落ちNo.を形成する。以下第1図におい
て、前記位相a″を位相aとして読み替えて、位相
cにおいて先の送りデータ45が出力される。この
送り制御量は、送り′=45−15=30である。経路
を経て、位相a′においてアドレスα3+3とな
る。これは終端コードであるから、経路を経て
α3+1とする。振巾データ0、送りデータ45が読
み出され、振巾′の算出において振巾′=30−0=
30となる。位相a′において該振巾制御されると、
位相cの送り制御とで針落ちNo.1が形成されるこ
とになるが、位相cにおける送り′は先の演算に
おいて30であるから|振巾′|+|送り′|=60と
なる。これは本発明において制御量の合計として
の上限設定値、本実施例において45を越える。よ
つて該振巾′30が位相a′で出力されることは制御
用モータが過負荷になるとか、針上昇中に制御が
終了しない等の不具合を生ずる。
本発明においては、|振巾′|+|送り′|46
のときは前回データ即ち位相aで読出されたデー
タが位相a′で読出したデータに代えて今回データ
とて使用される。第7図はこの場合の模様構成を
第6図の従来例にならつて示したものである。以
下第6図と異るところを説明する。第6図におけ
ると同様に、|振巾′|+|送り′|=60となると、
これは46以上であるから位相a′において読出され
たところのアドレスα3+1の振巾データ0、送り
データ45の代りに位相aにおいて読出されたアド
レスα3+2の振巾データ30、送りデータ45が用い
られる。アドレスα3+0として経路を経て振
巾′=30−30=0が得られ|振巾′|+|送り′|
=0+30=30となる。これは制御量の合計として
の上限値を越えていないので制御用モータの不具
合を生じない。位相a′において該振巾制御される
と位相cの送り制御とで針落ちNo.1が形成され
る。
(効果) 以上の如く通常の縫いから回転中における新た
な模様選択や、返し縫の指定など、単一模様の繰
り返し形成中なるを変更して形成する指定がなさ
れると、その切替時における布送り制御量と引続
く針振巾制御量との総和が過大になつた場合にお
いて、該針振巾制御を実施するに先立つて自動的
にその制御量を限定するものであるからその総和
は過大になることなく、よつて制御用モータを小
型、小容量になし得る。
【図面の簡単な説明】
第1図はミシンの針と送り歯の運動軌跡を示す
図、第2図A,B、第3図、第4図、第6図及び
第7図は縫い目形成例、第5図は(第5図の1〜
3)制御の流れ図である。
【表】
【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 縫い目制御信号をマイクロコンピユータが構
    成する電子的記憶装置に記憶していて縫い目模様
    を形成可能にしているミシンにおいて、前記マイ
    クロコンピユータは前記電子的記憶装置の縫い目
    制御信号によつて所定のミシン回転位相において
    縫い目制御信号を読出して選択された模様の縫い
    目形成とその模様の繰り返し形成をプログラム制
    御し、且つ当該布送りの制御データとその手前に
    実施した布送りの制御データとの差によつて布送
    り制御量を求め更に前記当該布送りに引続く当該
    針振巾制御データとその手前に実施した針振巾制
    御データとの差によつて針振巾制御量を求め、こ
    れら各制御量の総計が所定の値を越えたときにお
    いて前記当該針振巾制御データに代えて前記その
    手前に実施した針振巾データを用いて縫い目制御
    する電子ミシンの縫い目制御方法。
JP56033847A 1981-03-11 1981-03-11 Method of controlling stitch of electronic sewing machine Granted JPS57148982A (en)

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JP56033847A JPS57148982A (en) 1981-03-11 1981-03-11 Method of controlling stitch of electronic sewing machine
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JPS57148982A JPS57148982A (en) 1982-09-14
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DE3333576A1 (de) * 1983-09-16 1985-04-18 Janome Sewing Machine Co., Ltd., Tokio/Tokyo Schaltungsanordnung fuer die stichsteuerung einer naehmaschine
US4796551A (en) * 1986-07-25 1989-01-10 Juki Corporation Method and apparatus for preparing sewing data

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JPS57148982A (en) 1982-09-14

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