JPH0125597B2 - - Google Patents
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- JPH0125597B2 JPH0125597B2 JP56206802A JP20680281A JPH0125597B2 JP H0125597 B2 JPH0125597 B2 JP H0125597B2 JP 56206802 A JP56206802 A JP 56206802A JP 20680281 A JP20680281 A JP 20680281A JP H0125597 B2 JPH0125597 B2 JP H0125597B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sewing machine
- synchronization signal
- electronically controlled
- counting
- speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 89
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B69/00—Driving-gear; Control devices
- D05B69/20—Control devices responsive to the number of stitches made
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
発明の背景
本発明はミシンに係り、更に詳しくは縫製機構
の位置決めの電子制御装置に関する。 先行技術によるミシンとしては、操作者が選択
可能な複数個のパターンに対応する指定可能な番
地を有する記憶装置に、連続する縫いとりの位置
座標が記憶されている型のものが知られている。
特にそのようなままで知られているミシンは論理
回路を含み、これはミシンの運転と関係するタイ
ミングで記憶装置内に記憶された縫製パターン情
報を取捨選択するために使用される。記憶装置か
らのデイジタル情報は位置のアナログ信号に変換
され、これは従来のミシンの縫製機構の位置を直
接制御する可動コイル型線形駆動装置を含む閉ル
ープサーボ系を制御し、選択された縫製情報に対
応する縫いとりパターンを再生させる。論理回路
を動作させるタイミング信号は一般にミシンの水
平駆動軸に連結されたタイミングパルス発生器か
ら発生される。従つてタイミング信号はミシンの
各動作サイクル毎のある特定の点において、ミシ
ンの動作に同期して発生されるのでタイミング信
号の間隔はミシンの動作速度に依存する。従つて
ミシンの速度がより速くなるとタイミング信号の
間隔はミシンの速度が遅い時に較べてより狭くな
る。一般に線形駆動装置を含むサーボ系の応答時
間は十分に速く、ミシンの通常の動作速度範囲内
では縫目間の縫製機構の位置決めには十分適応す
る。しかしながらミシンがある制限速度を超える
条件下では、機械的同期タイミングパルスが使用
されていると縫製機構を適切に位置決めするため
の時間が不十分となることが生じ得る。それ故本
発明の目的はミシンの全動作速度範囲内におい
て、縫製機構の位置決めが適切になされるよう保
証することである。 発明の要約 先に述べた目的又それらに追加される目的は本
発明の原理に従つて達成することができ、それ
は、あらかじめ定められた範囲内で位置決め制御
可能な少くとも1つの縫製機構と、縫製パターン
情報を記憶する記憶装置と、ミシンの各運転サイ
クル中に第1の固定点で第1の同期信号を発生さ
せる装置と、ミシンの各運転サイクル中に第2の
固定点で第2の同期信号を発生させる装置と、第
1及び第2の同期信号を利用しミシンの動作と同
期をとつて記憶装置から、選択された縫製パター
ン情報を呼び出すための呼び出し装置と、それ
に、呼び出された縫製パターン情報に応じて、縫
製機構の位置決め制御を行なうための駆動装置と
で構成された電子式制御されるミシンに、ミシン
の運転速度があらかじめ定められた速度より速い
時にそれを検出するための装置と、あらかじめ定
められた速度より速い検出された速度に応じて、
前記第1の同期信号の後で、第2の同期信号の前
に生じる第3の同期信号を発生させるための信号
発生器と、そして、呼び出し装置に応じて、第3
の同期信号を第2の同期信号と置き換えるための
装置を備えることによつて達成することができ
る。 本発明によれば、前記信号発生装置は、第1の
同期信号と第3の同期信号との時間間隔をミシン
速度の逆関数として変化させる装置を有してい
る。 詳細な説明 第1図の一点鎖線内に示すように、ミシンケー
ス10はベツド11、ベツド11から立ち上げる
柱脚12及び床部11の上に張り出したアーム1
3を含んでいる。ミシンの駆動機構は上軸14及
び床軸15を有しこれらは、駆動用電動機(図示
せず)を含む従来の駆動機構を介して同期的に連
結されている。縫針17は針棒18の終端部で反
復運動可能なように取り付けられておりこの針取
り付け棒はアーム13内のゲート19内に横方向
の揺動動作が可能なように装着されており、針1
7に横振れ動作を伝達している。1つの駆動リン
ク25が点26の所でゲート19に取り付けられ
ており、逆転可能な線形駆動装置27と機械的に
連結されている、この型式のものは米国特許第
4016441号に図示されている。従つて線形駆動装
置27は縫針17の横方向の位置を定めるために
制御されている。 又第1図には布送り機構の一部が図示されてお
りこれは、送り棒35で動かされる送り歯34を
含んでいる。図に示されている布送り動作を送り
歯34に伝達する機構は、床軸15から歯車37
を介して駆動される送り駆動軸36と、送り駆動
軸36に取り付けられたカム38と、カム38を
内側に拘え込み、送り調節すべりみぞ41内のす
べり部材40を反復運動させるように連結されて
いる連接棒39とを含んでいる。リンク42は連
接棒39と送り棒35とを、すべりみぞ41の傾
きに比例するように枢動的に連結しており、送り
歯34の送り幅の大きさ及び向きを定めている。
すべりみぞ41の傾きは、反転可能な線形駆動装
置43で制御されている。これは、図示されてい
るように線形駆動装置27と同一型式のものであ
る。線形駆動装置43はリンク46に連結され、
リンク46は点47で揺れ腕48に枢動的に取り
付けられ、揺れ腕48は揺軸49に固定されてお
り、揺軸49にはすべりみぞ41が取り付けられ
ている。 又第1図には、タイミングパルス発生器50が
示されており、これは、米国特許第3939372号に
記載されているのと同一型式のものである。パル
ス発生器50は、上軸14が一回転する毎に一つ
づつタイミングパルス列を発生し、このパルスは
以下に記述される方法で使用される。 第2図はタイミング表が示されており、これは
本発明の内容を示すのに有用である。第2図にお
いて曲線60は、針棒18の垂直方向の移動をミ
シンの動作の1サイクルにわたつて表わしてお
り、このサイクルは動作の360度にわたると仮定
して、参考のために、針棒18の上死点を中心に
してそこを0度としている。装置の基本タイミン
グはタイミングパルス発生器50から得られる。
先に述べた米国特許3939372号に記述されている
ように、タイミングパルス発生器は、無接点型の
電気式パルス発生器で、ホール素子と磁束線を発
生するための永久磁石(共に図示せず)とを使用
し、上軸14上に装着された円周方向に階段を有
する透磁性カム52の動きと関連して2つの状態
を出力する。第2図の下部に示すように、カム5
2の外周辺、即ち短絡片は、ミシンの動作サイク
ルの約144度から約302度のところでホール素子を
横切り、ミシンの動作サイクルの残りの部分の間
ではホール素子を横切る金属片は存在しない。従
つて上軸14が回転している時、タイミングパル
ス発生器50は、ミシンの動作サイクルの約158
度分の間は第1レベルのそしてミシンの動作サイ
クルの残りの間(202度分)は第2レベルのパル
ス列を発生する。先行技術における電子制御型ミ
シンでは、金属片が無い状態から短絡状態への移
行、これは約144度の点で生じる、を送り同期信
号として利用し、線形駆動装置43を制御するた
めに、呼び出された縫製パターン情報処理を開始
している。短絡状態から金属片が無い状態への移
行、これは約302度の点で生じる、は従来、針棒
揺動同期信号として利用され、線形駆動装置27
を制御するために、呼び出された縫製パターン情
報処理を回始している。針17は曲線60上の点
62で示される約264度の所で針板から出ている
ので、曲線60上の点64で表わされる従来の針棒揺
動同期時刻であるこの時点では縫製中の布の上方
にある。 第3図は異なる動作速度における種々の時間間
隔を示している。第3図の表の第1列は、850回
転/分からミシンの最高速度である1200回転/分
の間の速度を50回転/分毎に示している。第2列
は、第1列に示された速度における全動作サイク
ル時間を四捨五入してミリ秒単位で示している。
第3列は、カム52の短絡片がホール検出器を横
切つている時間を四捨五入してミリ秒単位で示し
ている。この短絡時間は送り同期信号と針棒揺動
同期信号との間の時間である。第3図の最終列
は、この後で詳細に論じられる。 第4図は、ガロン(Garron)その他に付与さ
れた1979年7月3日付の米国特許第4159688号に
記載され、ここでも参照として引用されている型
の電子式縫製パターンミシンのためのマイクロコ
ンピユータを基本とした制御装置の全体ブロツク
図を示す。従つて、マイクロコンピユータ70は
入力信号をパターン選択器72から受け、このパ
ターンはミシンの操作者が縫いたいと希望するパ
ターンを示している。マイクロコンピユータ70
は内部中央処理装置(CPU)74とパターン
ROM76とで構成されている。CPU74はミシ
ンの動作に関連してタイミングパルス発生器50
からタイミング信号を受信する毎に、パターン
ROM76からDATAを得、針棒揺動駆動装置7
8及び送り駆動装置80を制御する。針棒揺動駆
動装置78は線形駆動装置27を有し、送り駆動
装置80は線形駆動装置43を有している。針棒
揺動駆動装置78及び送り駆動装置80の構造は
似ていて、マイクロコンピユータ70からのデイ
ジタル符号を機械的位置信号に変換するために取
り付けられていて、それぞれ従来の縫製機構内の
ミシン針の位置決め、及び針が突き刺す毎に布を
送る動作を行なう。例えば、マイクロコンピユー
タ70はロツクウエル・インターナシヨナル(株)
(Rockwell International Corporation)製の
R6500型であり、中央処理装置74は導線82を
経由してパターンROM76に番地信号を送り、
導線84を経由してバイトデータを受信する。 第5図は本発明のハードウエアの実例を示すブ
ロツク図であり、その動作を理解する上で有用で
ある。第5図に示すように、タイミングパルス発
生器50で発生された送り同期パルスは導線10
2上に与えられ、1KHzのクロツクパルスは導線
104上に与えられる。導線102に与えられた
送り同期パルスは遅れ要素106を経由して計数
器110のリセツト入力108に供給される。遅
れ106は、導線104上のクロツクパルス間隔
である1ミリ秒以下で、以下に記述するように計
数器110がリセツトされる以前に計数器110
の内容に応じて回路の残りの部分が十分動作でき
るだけの時間に選ばれている。導線104上のク
ロツクパルスは計数器110に供給され、導線1
04上にクロツクパルスが送られる毎に計数器1
10の内容を更新する。従つて計数器110の内
容はその直前に導線102上に送り同期信号が現
われて後の時間をミリ秒単位で示している。計数
器110の内容は導線102上の送り同期信号に
応じて比較器112に送られ、この同期信号は又
比較器112にも送られている、送り同期パルス
の間隔が71ミリ秒以下であるか否かを決定してい
る。第3図を見ると、送り同期パルスの間隔が71
ミリ秒以下であると、ミシンの動作速度が850回
転/分以上であることがわかる。従つて、ミシン
の速度が850回転/分以上の時は比較器112は
導線114に出力を出し、これは回路116が、
計数器110からの計数値に算術演算を実行する
ことを可能とする。回路116は計数値を2で割
り、そこから8を引いて、この数を一時記憶のた
めにラツチ118に供給する。これらの動作が実
行され、数がラツチ118に貯えられた後、遅れ
106は計数器110をリセツトし計数を再び開
始する。比較器120は計数器110から与えら
れた計数値と、ラツチ118の内容を比較し、そ
れらが等しい時には、パルス信号を導線122に
送り出す。従つて導線122上より送り出される
パルスは、送り同期パルスが出た後、回路116
で計算された遅れ時間を経た後に発生する。この
遅れ時間はミシン速度の逆関数であり、第3図の
表の最終列に記載されている。導線122上に発
生されたパルスは、タイミングパルス発生器50
からのバイト(bight)同期信号の代りに使用さ
れ、高速時での針棒揺動駆動装置78の動作を進
め、針17が確実に、折りよく好適に位置決めさ
れるようにしている。第2図において、曲線60
上の点64は動作サイクル中に、タイミングパル
ス発生器50により針棒揺動同期信号が発生され
る点であつた。本発明によればこれはミシンの動
作速度が850回転/分以下の場合に、針棒揺動同
期信号が発生する点に相当する。本発明によれ
ば、ミシン速度が900回転/分の時には針棒揺動
同期信号は点65で:1000回転/分の時には点6
6で:1100回転/分の時には点67で:そして
1200回転/分の時には点68で発生する。点65
は296度に:点66は290度に:点67は282度
に:そして点68は273度に相当する。 第6A図及び第6B図は共に、本発明を実施す
るためのマイクロコンピユータ70の割り込みル
ーチンのフロー図を示している。マイクロコンピ
ユータ70にはタイミングパルス発生器50から
のパルと、1KHzのクロツクタイマからのパルス
とによつて割り込みがかけられる。第6A図及び
第6B図に示されるように、マイクロコンピユー
タ70が割り込みを検出すると、まず第1にその
割り込みが1ミリ秒のタイマによつてかけられた
か否かをチエツクする。もし違えば、この割り込
みはタイミングパルス発生器50からの送り同期
パルス又は針棒揺動同期パルスによつてかけられ
たものである。次にマイクロコンピユータ70は
データ更新が励起状態を示しているか否かをチエ
ツクする。これは、DATAレジスタを検査する
ことによつて実行される、すなわちデータ更新が
励起状態であるとDATAレジスタは1にセツト
されており、データ更新が非励起状態であると0
セツトされている。データ更新はミシン速度が
850回転/分以上と検出されると励起状態となる。
仮りにデータ更新が励起状態でないと、マイクロ
コンピユータはそれが送り同期信号であつたが、
針棒揺動同期信号であつたかのチエツクを行な
う。もし、そのどちらでもない場合には、その割
り込みは不当割り込みと判断されマイクロコンピ
ユータ70はその以前の仕事に復帰する。もしそ
れが針棒揺動同期信号であつた場合にはマイクロ
コンピユータ70はSYNCレジスタを1にセツト
する。仮りに送り同期信号が受信されると、デー
タ更新が励起状態であるか否かにかかわらず
SYNCレジスタを0にセツトする。データ更新が
非励起状態であり針棒揺動同期信号が検出された
場合には、マイクロコンピユータ70は針棒揺動
駆動装置78を制御するために針棒揺動ルーチン
へジヤンプする。 マイクロコンピユータ70は同期参照計数器
SYNCRFを含んでいて、これは送り同期パルス
が感知される毎に検索される。この計数器は計数
器110(第5図の)に相当し、仮りにその内容
が71より少い時にはDATAレジスタが1にセ
ツトされデータ更新が励起状態であることを示し
ている。これはミシンの速度が850回転/分以上
の場合である。もしSYNCRFが71以上であると、
これはミシンの速度が850回転/分以下であるこ
とを示し、従つてDATAが0にセツトされ、デ
ータ更新が非励起状態であることを示す。次のス
テツプは、遅れ間隔の計算で、これはSYNCRF
の内容を2で割りそこから8を引いて行なわれ
る。マイクロコンピユータ70は又割り込み計数
器INTCNTを有し、これは1ミリ秒毎に増加さ
れる。計算された遅れはINTCNTの内容に加算
され、後で使用するためにレジスタINCT1に記
憶される。これはラツチ118(第5図)に相当
する。その後SYNCRFは零にリセツトされ、マ
イクロコンピユータ70は送りルーチンにジヤン
プし送り駆動装置80を制御する。 第6B図において、割り込みがタイマーのパル
スによつて開始された場合にはSYNCRFの内容
が240以上か否か検査される。もし240より小さい
時には1だけ内容を増加し、INTCNTレジスタ
の内容も1だけ増加させる。もしSYNCRFが240
以上の時は内容は増加されない。しかしながらこ
の場合もINTCNTは増加される。この理由はミ
シンが極端な低速度で運転されている場合に、
SYNCRFレジスタの内容が最大値を超えて零に
戻り再び計数を始める状態をさけるためである。
INTCNTが増加された後DATAレジスタはデー
タ更新が励起状態であるか否か検索される。もし
違えばマイクロコンピユータ70はその通常動作
に復帰する。仮りにデータ更新が励起状態である
と、INTCNTの現在値がICNT1の値と比較され
る。もしこれらの値が等しくない時には、マイク
ロコンピユータはその通常動作に復帰する。もし
これらの値が等しい時には、これは、この時点が
最後に送り同期パルスが入つた後から計算して求
められた遅れ時間経過したことを表わしており、
従つてマイクロコンピユータ70は針棒揺動ルー
チンへ飛び、タイミングパルス発生器50から針
棒揺動同期パルスを受信した場合と全く同様に針
棒揺動駆動装置78を制御する。実際上計算で求
められた針棒揺動同期パルスが機械的に発生され
た針棒揺動同期パルスに置き換えられる。 後に示す表1はマイクロコンピユータ70を制
御するためにマイクロコンピユータ70の中で使
用されるプログラムリストであり、第6A図及び
第6B図に示されたフロー図及び先に論じた内容
に従つたものである。 それ故にここには機械的同期をとるミシンの運
転を前倒しにする方法が発表されている。上述の
実施例は単に本発明の原理の応用例を図示するた
めのものであることは理解されよう。熟練した技
術者によれば、添付の特許請求の範囲で定められ
ている本発明の精神及び範囲から離れることなく
その他の多くの実施例を考案することができるで
あろう。
の位置決めの電子制御装置に関する。 先行技術によるミシンとしては、操作者が選択
可能な複数個のパターンに対応する指定可能な番
地を有する記憶装置に、連続する縫いとりの位置
座標が記憶されている型のものが知られている。
特にそのようなままで知られているミシンは論理
回路を含み、これはミシンの運転と関係するタイ
ミングで記憶装置内に記憶された縫製パターン情
報を取捨選択するために使用される。記憶装置か
らのデイジタル情報は位置のアナログ信号に変換
され、これは従来のミシンの縫製機構の位置を直
接制御する可動コイル型線形駆動装置を含む閉ル
ープサーボ系を制御し、選択された縫製情報に対
応する縫いとりパターンを再生させる。論理回路
を動作させるタイミング信号は一般にミシンの水
平駆動軸に連結されたタイミングパルス発生器か
ら発生される。従つてタイミング信号はミシンの
各動作サイクル毎のある特定の点において、ミシ
ンの動作に同期して発生されるのでタイミング信
号の間隔はミシンの動作速度に依存する。従つて
ミシンの速度がより速くなるとタイミング信号の
間隔はミシンの速度が遅い時に較べてより狭くな
る。一般に線形駆動装置を含むサーボ系の応答時
間は十分に速く、ミシンの通常の動作速度範囲内
では縫目間の縫製機構の位置決めには十分適応す
る。しかしながらミシンがある制限速度を超える
条件下では、機械的同期タイミングパルスが使用
されていると縫製機構を適切に位置決めするため
の時間が不十分となることが生じ得る。それ故本
発明の目的はミシンの全動作速度範囲内におい
て、縫製機構の位置決めが適切になされるよう保
証することである。 発明の要約 先に述べた目的又それらに追加される目的は本
発明の原理に従つて達成することができ、それ
は、あらかじめ定められた範囲内で位置決め制御
可能な少くとも1つの縫製機構と、縫製パターン
情報を記憶する記憶装置と、ミシンの各運転サイ
クル中に第1の固定点で第1の同期信号を発生さ
せる装置と、ミシンの各運転サイクル中に第2の
固定点で第2の同期信号を発生させる装置と、第
1及び第2の同期信号を利用しミシンの動作と同
期をとつて記憶装置から、選択された縫製パター
ン情報を呼び出すための呼び出し装置と、それ
に、呼び出された縫製パターン情報に応じて、縫
製機構の位置決め制御を行なうための駆動装置と
で構成された電子式制御されるミシンに、ミシン
の運転速度があらかじめ定められた速度より速い
時にそれを検出するための装置と、あらかじめ定
められた速度より速い検出された速度に応じて、
前記第1の同期信号の後で、第2の同期信号の前
に生じる第3の同期信号を発生させるための信号
発生器と、そして、呼び出し装置に応じて、第3
の同期信号を第2の同期信号と置き換えるための
装置を備えることによつて達成することができ
る。 本発明によれば、前記信号発生装置は、第1の
同期信号と第3の同期信号との時間間隔をミシン
速度の逆関数として変化させる装置を有してい
る。 詳細な説明 第1図の一点鎖線内に示すように、ミシンケー
ス10はベツド11、ベツド11から立ち上げる
柱脚12及び床部11の上に張り出したアーム1
3を含んでいる。ミシンの駆動機構は上軸14及
び床軸15を有しこれらは、駆動用電動機(図示
せず)を含む従来の駆動機構を介して同期的に連
結されている。縫針17は針棒18の終端部で反
復運動可能なように取り付けられておりこの針取
り付け棒はアーム13内のゲート19内に横方向
の揺動動作が可能なように装着されており、針1
7に横振れ動作を伝達している。1つの駆動リン
ク25が点26の所でゲート19に取り付けられ
ており、逆転可能な線形駆動装置27と機械的に
連結されている、この型式のものは米国特許第
4016441号に図示されている。従つて線形駆動装
置27は縫針17の横方向の位置を定めるために
制御されている。 又第1図には布送り機構の一部が図示されてお
りこれは、送り棒35で動かされる送り歯34を
含んでいる。図に示されている布送り動作を送り
歯34に伝達する機構は、床軸15から歯車37
を介して駆動される送り駆動軸36と、送り駆動
軸36に取り付けられたカム38と、カム38を
内側に拘え込み、送り調節すべりみぞ41内のす
べり部材40を反復運動させるように連結されて
いる連接棒39とを含んでいる。リンク42は連
接棒39と送り棒35とを、すべりみぞ41の傾
きに比例するように枢動的に連結しており、送り
歯34の送り幅の大きさ及び向きを定めている。
すべりみぞ41の傾きは、反転可能な線形駆動装
置43で制御されている。これは、図示されてい
るように線形駆動装置27と同一型式のものであ
る。線形駆動装置43はリンク46に連結され、
リンク46は点47で揺れ腕48に枢動的に取り
付けられ、揺れ腕48は揺軸49に固定されてお
り、揺軸49にはすべりみぞ41が取り付けられ
ている。 又第1図には、タイミングパルス発生器50が
示されており、これは、米国特許第3939372号に
記載されているのと同一型式のものである。パル
ス発生器50は、上軸14が一回転する毎に一つ
づつタイミングパルス列を発生し、このパルスは
以下に記述される方法で使用される。 第2図はタイミング表が示されており、これは
本発明の内容を示すのに有用である。第2図にお
いて曲線60は、針棒18の垂直方向の移動をミ
シンの動作の1サイクルにわたつて表わしてお
り、このサイクルは動作の360度にわたると仮定
して、参考のために、針棒18の上死点を中心に
してそこを0度としている。装置の基本タイミン
グはタイミングパルス発生器50から得られる。
先に述べた米国特許3939372号に記述されている
ように、タイミングパルス発生器は、無接点型の
電気式パルス発生器で、ホール素子と磁束線を発
生するための永久磁石(共に図示せず)とを使用
し、上軸14上に装着された円周方向に階段を有
する透磁性カム52の動きと関連して2つの状態
を出力する。第2図の下部に示すように、カム5
2の外周辺、即ち短絡片は、ミシンの動作サイク
ルの約144度から約302度のところでホール素子を
横切り、ミシンの動作サイクルの残りの部分の間
ではホール素子を横切る金属片は存在しない。従
つて上軸14が回転している時、タイミングパル
ス発生器50は、ミシンの動作サイクルの約158
度分の間は第1レベルのそしてミシンの動作サイ
クルの残りの間(202度分)は第2レベルのパル
ス列を発生する。先行技術における電子制御型ミ
シンでは、金属片が無い状態から短絡状態への移
行、これは約144度の点で生じる、を送り同期信
号として利用し、線形駆動装置43を制御するた
めに、呼び出された縫製パターン情報処理を開始
している。短絡状態から金属片が無い状態への移
行、これは約302度の点で生じる、は従来、針棒
揺動同期信号として利用され、線形駆動装置27
を制御するために、呼び出された縫製パターン情
報処理を回始している。針17は曲線60上の点
62で示される約264度の所で針板から出ている
ので、曲線60上の点64で表わされる従来の針棒揺
動同期時刻であるこの時点では縫製中の布の上方
にある。 第3図は異なる動作速度における種々の時間間
隔を示している。第3図の表の第1列は、850回
転/分からミシンの最高速度である1200回転/分
の間の速度を50回転/分毎に示している。第2列
は、第1列に示された速度における全動作サイク
ル時間を四捨五入してミリ秒単位で示している。
第3列は、カム52の短絡片がホール検出器を横
切つている時間を四捨五入してミリ秒単位で示し
ている。この短絡時間は送り同期信号と針棒揺動
同期信号との間の時間である。第3図の最終列
は、この後で詳細に論じられる。 第4図は、ガロン(Garron)その他に付与さ
れた1979年7月3日付の米国特許第4159688号に
記載され、ここでも参照として引用されている型
の電子式縫製パターンミシンのためのマイクロコ
ンピユータを基本とした制御装置の全体ブロツク
図を示す。従つて、マイクロコンピユータ70は
入力信号をパターン選択器72から受け、このパ
ターンはミシンの操作者が縫いたいと希望するパ
ターンを示している。マイクロコンピユータ70
は内部中央処理装置(CPU)74とパターン
ROM76とで構成されている。CPU74はミシ
ンの動作に関連してタイミングパルス発生器50
からタイミング信号を受信する毎に、パターン
ROM76からDATAを得、針棒揺動駆動装置7
8及び送り駆動装置80を制御する。針棒揺動駆
動装置78は線形駆動装置27を有し、送り駆動
装置80は線形駆動装置43を有している。針棒
揺動駆動装置78及び送り駆動装置80の構造は
似ていて、マイクロコンピユータ70からのデイ
ジタル符号を機械的位置信号に変換するために取
り付けられていて、それぞれ従来の縫製機構内の
ミシン針の位置決め、及び針が突き刺す毎に布を
送る動作を行なう。例えば、マイクロコンピユー
タ70はロツクウエル・インターナシヨナル(株)
(Rockwell International Corporation)製の
R6500型であり、中央処理装置74は導線82を
経由してパターンROM76に番地信号を送り、
導線84を経由してバイトデータを受信する。 第5図は本発明のハードウエアの実例を示すブ
ロツク図であり、その動作を理解する上で有用で
ある。第5図に示すように、タイミングパルス発
生器50で発生された送り同期パルスは導線10
2上に与えられ、1KHzのクロツクパルスは導線
104上に与えられる。導線102に与えられた
送り同期パルスは遅れ要素106を経由して計数
器110のリセツト入力108に供給される。遅
れ106は、導線104上のクロツクパルス間隔
である1ミリ秒以下で、以下に記述するように計
数器110がリセツトされる以前に計数器110
の内容に応じて回路の残りの部分が十分動作でき
るだけの時間に選ばれている。導線104上のク
ロツクパルスは計数器110に供給され、導線1
04上にクロツクパルスが送られる毎に計数器1
10の内容を更新する。従つて計数器110の内
容はその直前に導線102上に送り同期信号が現
われて後の時間をミリ秒単位で示している。計数
器110の内容は導線102上の送り同期信号に
応じて比較器112に送られ、この同期信号は又
比較器112にも送られている、送り同期パルス
の間隔が71ミリ秒以下であるか否かを決定してい
る。第3図を見ると、送り同期パルスの間隔が71
ミリ秒以下であると、ミシンの動作速度が850回
転/分以上であることがわかる。従つて、ミシン
の速度が850回転/分以上の時は比較器112は
導線114に出力を出し、これは回路116が、
計数器110からの計数値に算術演算を実行する
ことを可能とする。回路116は計数値を2で割
り、そこから8を引いて、この数を一時記憶のた
めにラツチ118に供給する。これらの動作が実
行され、数がラツチ118に貯えられた後、遅れ
106は計数器110をリセツトし計数を再び開
始する。比較器120は計数器110から与えら
れた計数値と、ラツチ118の内容を比較し、そ
れらが等しい時には、パルス信号を導線122に
送り出す。従つて導線122上より送り出される
パルスは、送り同期パルスが出た後、回路116
で計算された遅れ時間を経た後に発生する。この
遅れ時間はミシン速度の逆関数であり、第3図の
表の最終列に記載されている。導線122上に発
生されたパルスは、タイミングパルス発生器50
からのバイト(bight)同期信号の代りに使用さ
れ、高速時での針棒揺動駆動装置78の動作を進
め、針17が確実に、折りよく好適に位置決めさ
れるようにしている。第2図において、曲線60
上の点64は動作サイクル中に、タイミングパル
ス発生器50により針棒揺動同期信号が発生され
る点であつた。本発明によればこれはミシンの動
作速度が850回転/分以下の場合に、針棒揺動同
期信号が発生する点に相当する。本発明によれ
ば、ミシン速度が900回転/分の時には針棒揺動
同期信号は点65で:1000回転/分の時には点6
6で:1100回転/分の時には点67で:そして
1200回転/分の時には点68で発生する。点65
は296度に:点66は290度に:点67は282度
に:そして点68は273度に相当する。 第6A図及び第6B図は共に、本発明を実施す
るためのマイクロコンピユータ70の割り込みル
ーチンのフロー図を示している。マイクロコンピ
ユータ70にはタイミングパルス発生器50から
のパルと、1KHzのクロツクタイマからのパルス
とによつて割り込みがかけられる。第6A図及び
第6B図に示されるように、マイクロコンピユー
タ70が割り込みを検出すると、まず第1にその
割り込みが1ミリ秒のタイマによつてかけられた
か否かをチエツクする。もし違えば、この割り込
みはタイミングパルス発生器50からの送り同期
パルス又は針棒揺動同期パルスによつてかけられ
たものである。次にマイクロコンピユータ70は
データ更新が励起状態を示しているか否かをチエ
ツクする。これは、DATAレジスタを検査する
ことによつて実行される、すなわちデータ更新が
励起状態であるとDATAレジスタは1にセツト
されており、データ更新が非励起状態であると0
セツトされている。データ更新はミシン速度が
850回転/分以上と検出されると励起状態となる。
仮りにデータ更新が励起状態でないと、マイクロ
コンピユータはそれが送り同期信号であつたが、
針棒揺動同期信号であつたかのチエツクを行な
う。もし、そのどちらでもない場合には、その割
り込みは不当割り込みと判断されマイクロコンピ
ユータ70はその以前の仕事に復帰する。もしそ
れが針棒揺動同期信号であつた場合にはマイクロ
コンピユータ70はSYNCレジスタを1にセツト
する。仮りに送り同期信号が受信されると、デー
タ更新が励起状態であるか否かにかかわらず
SYNCレジスタを0にセツトする。データ更新が
非励起状態であり針棒揺動同期信号が検出された
場合には、マイクロコンピユータ70は針棒揺動
駆動装置78を制御するために針棒揺動ルーチン
へジヤンプする。 マイクロコンピユータ70は同期参照計数器
SYNCRFを含んでいて、これは送り同期パルス
が感知される毎に検索される。この計数器は計数
器110(第5図の)に相当し、仮りにその内容
が71より少い時にはDATAレジスタが1にセ
ツトされデータ更新が励起状態であることを示し
ている。これはミシンの速度が850回転/分以上
の場合である。もしSYNCRFが71以上であると、
これはミシンの速度が850回転/分以下であるこ
とを示し、従つてDATAが0にセツトされ、デ
ータ更新が非励起状態であることを示す。次のス
テツプは、遅れ間隔の計算で、これはSYNCRF
の内容を2で割りそこから8を引いて行なわれ
る。マイクロコンピユータ70は又割り込み計数
器INTCNTを有し、これは1ミリ秒毎に増加さ
れる。計算された遅れはINTCNTの内容に加算
され、後で使用するためにレジスタINCT1に記
憶される。これはラツチ118(第5図)に相当
する。その後SYNCRFは零にリセツトされ、マ
イクロコンピユータ70は送りルーチンにジヤン
プし送り駆動装置80を制御する。 第6B図において、割り込みがタイマーのパル
スによつて開始された場合にはSYNCRFの内容
が240以上か否か検査される。もし240より小さい
時には1だけ内容を増加し、INTCNTレジスタ
の内容も1だけ増加させる。もしSYNCRFが240
以上の時は内容は増加されない。しかしながらこ
の場合もINTCNTは増加される。この理由はミ
シンが極端な低速度で運転されている場合に、
SYNCRFレジスタの内容が最大値を超えて零に
戻り再び計数を始める状態をさけるためである。
INTCNTが増加された後DATAレジスタはデー
タ更新が励起状態であるか否か検索される。もし
違えばマイクロコンピユータ70はその通常動作
に復帰する。仮りにデータ更新が励起状態である
と、INTCNTの現在値がICNT1の値と比較され
る。もしこれらの値が等しくない時には、マイク
ロコンピユータはその通常動作に復帰する。もし
これらの値が等しい時には、これは、この時点が
最後に送り同期パルスが入つた後から計算して求
められた遅れ時間経過したことを表わしており、
従つてマイクロコンピユータ70は針棒揺動ルー
チンへ飛び、タイミングパルス発生器50から針
棒揺動同期パルスを受信した場合と全く同様に針
棒揺動駆動装置78を制御する。実際上計算で求
められた針棒揺動同期パルスが機械的に発生され
た針棒揺動同期パルスに置き換えられる。 後に示す表1はマイクロコンピユータ70を制
御するためにマイクロコンピユータ70の中で使
用されるプログラムリストであり、第6A図及び
第6B図に示されたフロー図及び先に論じた内容
に従つたものである。 それ故にここには機械的同期をとるミシンの運
転を前倒しにする方法が発表されている。上述の
実施例は単に本発明の原理の応用例を図示するた
めのものであることは理解されよう。熟練した技
術者によれば、添付の特許請求の範囲で定められ
ている本発明の精神及び範囲から離れることなく
その他の多くの実施例を考案することができるで
あろう。
【表】
第1図は点鎖線で囲まれたミシンの透視図で、
その中には本発明の原理により構成された配列が
具体的に構成されている。 第2図は、タイミング図であり本発明を理解す
る上で有用である。第3図は、本発明に関係する
種々の時間間隔を示す表図である。第4図は、第
1図に示すミシンのためのマイクロコンピユータ
による制御装置の一般的なブロツク図を示す。第
5図は、本発明を実例するハードウエアを模式的
に示したブロツク図である。第6A図及び第6B
図は共に第3図に示すマイクロコンピユータが本
発明により適切にプログラムされた時の動作を表
わすフロー図を示している。 10……ミシン、17……縫い針、18……針
棒、27,43……線形駆動装置、34……送り
歯、50……機械式同期信号発生器。
その中には本発明の原理により構成された配列が
具体的に構成されている。 第2図は、タイミング図であり本発明を理解す
る上で有用である。第3図は、本発明に関係する
種々の時間間隔を示す表図である。第4図は、第
1図に示すミシンのためのマイクロコンピユータ
による制御装置の一般的なブロツク図を示す。第
5図は、本発明を実例するハードウエアを模式的
に示したブロツク図である。第6A図及び第6B
図は共に第3図に示すマイクロコンピユータが本
発明により適切にプログラムされた時の動作を表
わすフロー図を示している。 10……ミシン、17……縫い針、18……針
棒、27,43……線形駆動装置、34……送り
歯、50……機械式同期信号発生器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 あらかじめ定められた範囲内で位置決め制御
可能な少くとも1つの縫製機構と、縫製パターン
情報を記憶する記憶装置と、ミシンの各運転サイ
クル中に第1の固定点で第1の同期信号を発生さ
せる装置と、ミシンの各運転サイクル中に第2の
固定点で第2の同期信号を発生させる装置と、第
1及び第2の同期信号を利用しミシンの動作と同
期をとつて記憶装置から選択された縫製パターン
情報を呼び出すための呼び出し装置と、それに呼
び出された縫製パターン情報に応じて、縫製機構
の位置決め制御を行なうための駆動装置とを含む
電子式制御されるミシンにおいて: ミシンの運転速度があらかじめ定められた速度
より速い時にそれを検出するための装置: 前記あらかじめ定められた速度より速い検出さ
れた速度に応じて、前記第1の同期信号の後で、
前記第2の同期信号の前に生じる第3の同期信号
を発生させるための信号発生器:及び 前記呼び出し装置に応じて、前記第3の同期信
号を前記第2の同期信号と置き換えるための装
置:を有することを特徴とする電子制御式ミシ
ン。 2 特許請求の範囲第1項に記載の電子制御式ミ
シンにおいて、前記検出装置が前記第1の同期信
号の発生間隔のタイミングをとる装置を含むこと
を特徴とする電子制御式ミシン。 3 特許請求の範囲第2項に記載の電子制御式ミ
シンにおいて、前記タイミング装置が: 固定周波数クロツクパルス発生源: 前記クロツクパルスを計数するためのリセツト
可能な計数装置:及び 前記第1の同期信号が発生する毎に、前記計数
装置をリセツトするために前記第1の同期信号を
前記計数装置に供給するための装置: を含むことを特徴とする電子制御式ミシン。 4 特許請求の範囲第3項に記載の電子制御式ミ
シンにおいて、前記検出装置がさらに、前記第1
の同期信号の発生に応じて前記計数装置の計数値
を検査し、前記計数値が前記あらかじめ定められ
た速度に対応する限界計数値以下であるかを判定
する装置を含むことを特徴とする電子制御式ミシ
ン。 5 特許請求の範囲第1項に記載の電子制御式ミ
シンにおいて、前記信号発生装置が、前記第1の
同期信号と、前記第3の同期信号との時間間隔を
ミシン速度の逆関数として可変とするための装置
を含むことを特徴とする電子制御式ミシン。 6 特許請求の範囲第5項に記載の電子制御式ミ
シンにおいて、前記検出装置が、固定周波数クロ
ツク発生源と、前記クロツクパルスを計数するた
めのリセツト可能な計数装置、及び前記第1の同
期信号が発生する毎に、前記計数装置をリセツト
するために前記第1の同期信号を前記計数装置に
供給するための装置を有し、前記信号発生装置
が、速度に関係する計数値を計算するための装置
と、前記計数装置の計数値に応じてこれが前記速
度に関係する計数値と等しい場合に前記第3の同
期信号を発生するための装置を有することを特徴
とする電子制御式ミシン。 7 特許請求の範囲第6項に記載の電子制御式ミ
シンにおいて、前記計算装置が、前記計数装置が
リセツトされる前に前記計数装置が到達した最大
計数値を2で割りそこから8を引くように動作す
ることを特徴とする電子制御式ミシン。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/238,775 US4318357A (en) | 1981-02-27 | 1981-02-27 | Data advancing arrangement in a sewing machine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57148981A JPS57148981A (en) | 1982-09-14 |
JPH0125597B2 true JPH0125597B2 (ja) | 1989-05-18 |
Family
ID=22899258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56206802A Granted JPS57148981A (en) | 1981-02-27 | 1981-12-21 | Electronic control type sewing machine |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4318357A (ja) |
JP (1) | JPS57148981A (ja) |
DE (1) | DE3206744A1 (ja) |
GB (1) | GB2094505B (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6137281A (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-22 | ジューキ株式会社 | ミシンの送り制御装置 |
JPH0687912B2 (ja) * | 1987-05-14 | 1994-11-09 | ブラザー工業株式会社 | 布縁倣い縫ミシン |
US4829917A (en) * | 1988-07-29 | 1989-05-16 | Tuftco Corporation | Control system for hydraulic needle bar positioning apparatus for a tufting machine |
JP2929656B2 (ja) * | 1990-03-28 | 1999-08-03 | ブラザー工業株式会社 | ミシン |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5254551A (en) * | 1975-10-30 | 1977-05-04 | Janome Sewing Machine Co Ltd | Pattern stitching speed limiter for electronic control sewing machine |
JPS6010536Y2 (ja) * | 1977-10-04 | 1985-04-10 | 蛇の目ミシン工業株式会社 | ミシンのパルス発生器 |
US4131075A (en) * | 1977-10-31 | 1978-12-26 | The Singer Company | Speed limiter for pattern stitch sewing machine |
US4159002A (en) * | 1978-07-31 | 1979-06-26 | The Singer Company | Sewing machine input signal waveshaping |
JPS5640186A (en) * | 1979-09-06 | 1981-04-16 | Janome Sewing Machine Co Ltd | Detector for phase of upper shaft of electronic sewing machine |
-
1981
- 1981-02-27 US US06/238,775 patent/US4318357A/en not_active Expired - Lifetime
- 1981-11-04 GB GB8133270A patent/GB2094505B/en not_active Expired
- 1981-12-21 JP JP56206802A patent/JPS57148981A/ja active Granted
-
1982
- 1982-02-25 DE DE19823206744 patent/DE3206744A1/de active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57148981A (en) | 1982-09-14 |
DE3206744C2 (ja) | 1990-12-13 |
US4318357A (en) | 1982-03-09 |
GB2094505A (en) | 1982-09-15 |
DE3206744A1 (de) | 1982-09-23 |
GB2094505B (en) | 1984-09-05 |
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