JPS6350594A - 繊維性ウェブから流動体を除去する方法及び装置 - Google Patents

繊維性ウェブから流動体を除去する方法及び装置

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JPS6350594A
JPS6350594A JP62202612A JP20261287A JPS6350594A JP S6350594 A JPS6350594 A JP S6350594A JP 62202612 A JP62202612 A JP 62202612A JP 20261287 A JP20261287 A JP 20261287A JP S6350594 A JPS6350594 A JP S6350594A
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    • B30B3/04Presses characterised by the use of rotary pressing members, e.g. rollers, rings, discs co-operating with one another, e.g. with co-operating cones
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F3/00Press section of machines for making continuous webs of paper
    • D21F3/02Wet presses
    • D21F3/0209Wet presses with extended press nip
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F3/00Press section of machines for making continuous webs of paper
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
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    • D21F3/00Press section of machines for making continuous webs of paper
    • D21F3/02Wet presses
    • D21F3/0281Wet presses in combination with a dryer roll

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、繊維性ウェブから流動体を除去するためのプ
レス装置に関する。より詳しくは、本発明は、繊維性ウ
ェブから水を絞り出すためのプレス装置に関する。
木材バルブを紙に変える技術に於ては長年に亙り多くの
改善が図られてきた。本質的には、製紙技術は、移動す
るスクリーンの上へ繊維性パルプ即ち原料の層を栽せる
ことと、比較的薄い繊維性シートを形成するためスクリ
ーンの上面にてその繊維性原料から過剰な水を排除する
こととを含む。
繊維性シートもしくはウェブの固をの強度を増大させる
ため、ウェブはスクリーンから離され、ウェブに残留し
ている水の量を減らすため多様なプレスロールの間を通
される。製紙機のプレス部を通過した後、増大させられ
た密度を有するウェブは、ウェブがプレス部を通過した
後もウェブ中に残留する過剰な水が除去されるようにし
て多くの加熱されたドラム即ちドライヤの周りへと誘導
される。
現代の製紙機に於ては、各々のドラムが1.51の直径
と6mの長さとを有する80台以上もの乾燥ドラムをそ
の乾燥部に有することも珍しくはない。これらの乾燥ド
ラムの必要性は、形成部とプレス部との据え付けのため
にも床面積が必要とされるのに、度を過ごした極めて莫
大な床面積を塞ぐことになる。その上、増大する燃料コ
ストに関連して、もしプレス部に於て一層多くの水が除
去され得るならば乾燥部に必要とされる蒸気が少なくて
済むことは明白である。それ故、プレス部を通過してい
る間に繊維性ウェブから一層多量の水を除去し、それに
よって、必要とされる乾燥ドラムの数とウェブ中に残っ
ている幾らかの水分を追い出すために必要とされる蒸気
の量とを減少させる試みが多くの研究所によりこれまで
になされてきた。
プレス部の設計に於ける革新は、プレスされた後のウェ
ブの中に残留している水の量を好成績にもほぼ50%減
少させた、以下の文中に於てはENPとし、て参照され
る所謂延伸挾持プレスの導入により1980年に商業化
された。従来のプレス技術に比較してのENPの主な特
徴は以下の通りである。従来のプレスに於ては互いに逆
方向に回転するロールにより郭定される挾持部をウェブ
が通過するのに対して、ENPに於てはロールの一方は
凹面の靴によって置き換えられる。その靴の凹面は、ウ
ェブがプレスロールと靴との間で或る延長された期間の
間適度の圧力を以てプレスされるよう、細長いもしくは
延長されたプレス部を両者の間に郭定すべくプレスロー
ルの外面と協力する。従来のプレスに於ては、互いに逆
回転するロールにより郭定される狭い挾持部をウェブが
通過するのでウェブは短い期間内に高い圧力を速やかに
受ける。しかしながら延伸挟持プレスに於ては、繊維性
ウェブに供給される圧力は、−層ゆっくりと増大し、凹
面とそれに協力するプレスロールとにより郭定される延
長されたプレス部をウェブが通過するので一層長い期間
に亙って加えられる。
延長された期間に亙ってのこの一層ゆっくりした圧力の
増加は、靴の形状の設計により精密に制御され得る。靴
の窪みは、協力するプレスロールの曲率半径よりもこの
靴の曲率半径の方が大きめであってよい。延伸挾持部を
ウェブが通過することを可能にするため、凹面とウェブ
との間に移動可能なブランケットが配置されており、そ
れ故ウェブはプレス部を通過する間ブランケットとプレ
スロールとの間にプレスされる。
1980年に於けるその導入以来、延伸挾持プレスは多
くの成功をもたらし、乾燥部に必要とされるドライヤの
数を大幅に減少させ、それにより機械の資本コストのみ
でなく床面積及び燃料消費量をも減少させた。
理想的な状況に於ては、プレス部から抜は出てくるウェ
ブは、乾燥部に於てそれ以上の何らの処理をも必要とし
ないような希望通りの密度と水の含有量とを有するであ
ろう。そのような理想的な状況は、経費のかかる乾燥部
を排除するばかりでなく、極めて簡潔にまとまった形状
の製紙機を与えるであろう。本発明は、この理想に近い
プレス部へと向けられている。本発明の多様な実施例(
以下に延べられている)の詳細を正しく認識するために
は、延長された期間に亙っての圧力の増大とプレス部を
通過しているウェブの温度の増加との効果に関係を有す
る基本的概念を理解することが必要である。
一般に設計されている延伸挟持プレスに於ては、ウェブ
は延長された期間に亙って増大された圧力を加えられる
。その上、温度の上昇はウェブからの水分の除去を助長
するから、ウェブは延伸挾持部を通過するに先立って加
熱される。典型的な延伸挾持プレスに於ては、靴によっ
てウェブに加えられる圧力は43barの水準であり、
その圧力は、長さがほぼ25cmであってよいプレス部
をウェブが通過するとき比較的均一にウェブに加えられ
る。
プレス部を通過する間にウェブの中の水分は繊維性ウェ
ブから素早く絞り取られ、ウェブから取り去られた水は
プレス部を一緒に通過する1枚もしくはそれ以上のフェ
ルトにより吸収される。必要とされる如何なる圧力分布
も、ENPの靴の形状を変えることにより実現され得る
本発明は、ウェブがプレス部を通過しているときウェブ
に高温を適用することによる繊維性ウェブからの均等且
−層多量の水の除去に関する。プレス部を通過している
間にウェブの温度は100℃以上に達するので、温度と
圧力と時間との複合効果が繊維性ウェブの内部に水蒸気
を素早く発生させることが明らかである。この水蒸気は
残留している液相の水を繊維性ウェブから押し出し、そ
れにより、希望に応じた所要密度ばかりでなく、プレス
処理の間にウェブから100%までの水が除去され得る
要望通りの乾燥度をも繊維性ウェブにもたらす。
本発明によれば、プレス部を通過する間にウェブは流動
体除去の多様な様相を経験することが解る。第一の様相
は、熱的に増大させられる湿潤なブレス相である。この
第一の様相に引き続いて、ウェブ中に残留している液体
の大部分がプレス部の内部に発生させられる水蒸気によ
り置換される第二相がもたらされる。第三の様相は圧力
下での急速な蒸発による乾燥を含み、第四の様相は、ウ
ェブがプレス部から抜は出るので加圧されていない蒸発
による乾燥を含む。
本発明は、希望通りの特性を有する繊維性ウェブを製造
するための革命的製法を与えるのみでなく、必要とされ
る圧力を高温の適用により減少させることが可能となり
、それにより、圧力が中位であるから、従来通りの靴へ
の注油が水を利用した水圧潤滑に置換され得る。圧力が
中程度であるときに油を使用すると、油の粒子による繊
維性ウェブの汚染を避けるために、水潤滑システムより
も多くの工程が予め必要となる。
その上、従来通りのENPに於ては、プレス部を通るブ
ランケットの通路を潤滑するため靴の凹面とブランケッ
トとの間に油が供給された。しかしながら、本発明によ
る操作温度の増大と必要とされる圧力の減少とにより、
ブランケットと靴との間の潤滑媒体として使用された浦
の代わりに潤滑剤として水を使用することが可能となり
、汚染に関する様々な問題点を回避することが可能とな
った。
以上に述べたところから、増大された温度をウェブに供
給するという基本的概念の多くの変形が本発明により意
図されていることが明白である。
従って本発明の主な目的は、従来技術による装置の欠陥
を克服し製紙技術に有意義な貢献をする装置及び方法を
与えるプレス装置を提供することである。
本発明のもう一つの目的は、繊維性ウェブから一層多く
の水を除去するため、延長された期間の間高い圧力と高
い温度とをウェブが受けるようにしたプレス装置を提供
することである。
本発明のもう一つの目的は、プレスを通って延びている
ウェブから流動体を除去するためにENPの靴の凹面に
協力する凸面を郭定するプレス部材を有するプレス装置
を提供することである。
本発明のもう一つの目的は、ウェブがプレス部を通過し
ている間にプレス部の内部に発生させられた水蒸気が液
体及び/又は蒸気相の流動体をウェブから押し出すよう
、ウェブがプレス部を通過するとき或る延長された期間
の間ウェブが増大された圧力と温度とを加えられるよう
にしてウェブを加熱するためにプレスロールに近接して
配置されている加熱手段を含むプレス装置を提供するこ
とである。
本発明のもう一つの目的は、効果的に熱をウェブへ伝達
することが可能であり、プレス部をウェブが通過してい
る間の第一の層を抜けての熱の流れが抑制され得るよう
、第一の層の周りに延びている第二の層が第一の層の熱
伝導率よりも大きい熱伝導率を有するようにされた第−
及び第二の同軸の層を存するプレスロールを含むプレス
装置を提供することである。
本発明のもう一つの目的は、加熱手段からウェブへ熱エ
ネルギを移送するためプレスロールと第二ロールとの周
りに延びている熱移送手段と前記の第二ロールとを有す
るプレス装置を提供することである。
本発明のもう一つの目的は、プレス部を通過しているウ
ェブへ熱が効果的に移送され得るようにすべく熱移送手
段を加熱するための第二加熱手段が第二ロールに近接し
て配置されており、その熱移送手段は前記の第二加熱手
段を抜けて延びているようにされたプレス装置を提供す
ることである。
本発明のもう一つの目的は、ウェブからの最初の流動体
の除去を生じさせるためプレス部を通る前にウェブがプ
レス挾持部を通って案内されるよう補助ロールとプレス
ロールとがその両者の間に前記のプレス挟持部を郭定す
るようにして、共にプレスロールに近接して配置されて
いる補助プレスロールと移送ロールとを含むプレス装置
を提供することである。
本発明のもう一つの目的は、ウェブが熱移送手段に伴な
われその熱移送手段とプレスロールとの間に挾まれて補
助プレスロールから移送ロールまでの間を移動させられ
るようにして、補助プレスロール及び移送ロールの周り
に延びている熱移送手段と補助プレスロールと移送ロー
ルとを含むプレス装置を提供することである。
本発明のもう一つの目的は、補助プレスロールと、移送
ロールと、前記補助プレスロールの周囲並びに前記補助
プレスロールとプレスロールとの間に延びているブラン
ケット手段とを含むプレス装置を提供することである。
補助プレスロールと移送ロールとの相手方向へ向けての
互いの移動が、ブランケット手段とプレスロールとの間
に配置されているウェブに対してブランケット手段によ
り加えられている圧力の増加をもたらすようにして、プ
レスロールの周囲及びプレスロールと移送ロールとの間
にブランケット手段が延びている。或る延長された期間
に亙り供給される温度上昇に関連を存するこのような圧
力の増加が、プレス部内で発生させられる水蒸気にウェ
ブの外へと流動体を追い出させる。
本発明のもう一つの目的は、ブランケット手段が凹面に
沿って移動するときブランケット手段とプレスロールと
がその両者の間にウェブをプレスするようにされている
前記プレスロールに協力する凹面を郭定する第一の靴を
提供することである。
本発明のもう一つの目的は、プレスロールに近接して配
置されている少なくも一つの誘導加熱ヒータを含む加熱
手段が設けられているプレス装置を提供することである
本発明の他の目的と利益とは、添付図面に関連して述べ
られている詳細な説明を考察することにより、並びに本
発明の範鴫を定義している添付された特許請求の範囲を
考察することにより、当業者には明白となるであろう。
本発明は、繊維性ウェブから流動体を絞り出すためのプ
レス装置及び方法に関する。その上、本発明はそのよう
な方法により製造されるウェブを含む。このプレス装置
は、プレス部を通過する間にプレス部材とブランケット
手段との間にウェブがプレスされるよう、両者の間に延
伸プレス部を郭定するためのプレス部材と該プレス部材
に協力するブランケット手段とを含む。この装置は、ウ
ェブがプレス部を通過するときにウェブから流動体が除
去されるようブランケットをプレス部材に向けて押し付
けるための延伸手段を含む。ウェブがプレス部を通過す
る間にプレス部内に発生させられろ水蒸気が液相の流動
体をウェブから押し出すよう、ウェブがプレス部を通過
するときに或る延長された期間に亙ってウェブが増大さ
れた圧力と温度とを加えられるようにして、ウェブに熱
を移送するための加熱手段がプレス部材に近接して配置
されている。
本発明の一つの好適な実施例に於ては、プレス部材は、
ENPの凹面に協力する凸面を郭定する。
本発明のもう、一つの実施例に於ては、プレスロールは
、平滑で円筒形のプレス面を郭定する。もう一つの実施
例に於ては、プレスロールの表面は多孔性である。本発
明の交替可能な多様な実施例に於て、円筒状のプレス面
は孔を開けられるかもしくは溝を付けられている。他の
実施例に於ては、プレスロール面は金属製である。
本発明のもう一つの実施例に於ては、第一の同軸層と該
第−の層の周りに延びている第二の同軸層とをプレスロ
ールが含んでおり、第二の層は第一の層の熱伝導率より
も大きい熱伝導率を有している。第一の層は低い熱伝導
率を有する材料であり、第二の層は金属である。この実
施例の修正に於ては、第一の層はセラミックであり第二
の層は金属である。この実施例のもう一つの修正に於て
は、第一の層は第二の層の厚さより大きい厚さを有して
いる。
本発明のもう一つの実施例に於ては、プレス装置は、第
二ロールと、加熱手段からウェブへと熱エネルギを移送
するためにプレスロールと第二ロールとの周りに延びて
いる熱移送手段とを含む。
第二ロールの熱伝導率は、何れも、熱移送手段の熱伝導
率より小さい。
本発明のもう一つの実施例に於ては、プレスロールと第
二ロールとはそれぞれ、熱移送手段の熱容量より大きい
熱容量を有する。
本発明のもう一つの実施例に於ては、熱移送手段と第二
ロールとは、その両者の間に、第二加熱部を郭定する。
この装置は、その上、熱移送装置が第二加熱部を通過す
る間に該熱移送装置を加熱するために第二ロールに近接
して配置されている第二加熱手段を含む。
本発明の一層詳しい実施例に於ては、第二加熱手段はそ
の上、熱移送手段を直接的に加熱するためにフードの内
部に配置されている一体構造のヒータを伴なって第二加
熱部に沿って延びているフードを含み、加熱された熱移
送手段がプレスロールの周りを回転するときその熱移送
手段からウェブへ熱が移送されるようになされている。
本発明のもう一つの実施例に於ては、プレス装置は、ブ
ランケット手段とプレス面とがその両者の間に配置され
ているウェブの有する方向及び速度に等しい方向及び速
度を以てプレス部に沿って移動するようにして、延伸手
段に沿って移動するブランケット手段を含む。この実施
例の多様な修正に於ては、ブランケット手段は平滑又は
孔開きもしくは溝付きであってよい。
本発明のもう一つの実施例に於ては、プレス装置は、補
助プレスロールとプレスロールとがその両者の間にプレ
ス挾持部を郭定するようにしてプレスロールに近接して
配置されている補助プレスロールを含む。ウェブからの
最初の水の除去を生じさせるために、ウェブはプレス部
を通過する前にブレス挾持部を通して案内される。この
実施例の一つの修正に於ては、ブランケット手段は、ブ
レス挾持部とプレス部とを通って延びている。更にその
上の修正に於ては、プレス装置は、プレスロールに近接
し且プレス部から見て下流に設置されている移送ロール
を含み、ブランケット手段は第−挾持部を通り、プレス
部を通り更に移送ロールとプレスロールとの間を通って
延びている。
本発明のもう一つの実施例に於ては、プレス装置は、プ
レスロールに近接して配置されている補助プレスロール
を含む。この装置は、その上に、補助プレスロールと移
送ロールとの間にプレス部が配置されるようにしてプレ
スロールに近接して配置されている移送ロールを含む。
熱移送手段は補助プレスロールと移送ロールとの周りに
延びており、ウェブは、熱移送手段と共に、補助プレス
ロールと移送ロールとの間に配置されているプレスロー
ルと熱移送手段との間を移動させられる。
この実施例のその上の修正に於ては、加熱手段により熱
移送手段へ供給された熱がウェブへ速やかに移送される
よう該熱移送手段は金属製である。
この実施例の更にその上の修正に於ては、熱移送手段に
供給された熱がブランケット手段へよリモ寧ろウェブへ
と移送されるよう、熱移送手段はブランケット手段より
大きい熱伝導率を有する。その上の修正に於ては、ウェ
ブが破損した場合には熱移送手段に供給された熱が速や
かに放散するよう、熱移送手段はプレスロールの熱容量
より小さい熱容量を有する。
本発明のもう一つの実施例に於ては、プレス装置は、補
助プレスロールの周囲及び該補助プレスロールとプレス
ロールとの間に亙って延びているブランケット手段及び
共にプレスロールに近接して配置されている補助プレス
ロールと移送ロールとを含む。補助プレスロールと移送
ロールとの相手方へ向けての互いの移動が、結果的に、
ブランケット手段とプレスロールとの間に配置されてい
るウェブへ向けてのブランケット手段による増大された
圧力の発揮をもたらすようにして、該ブランケット手段
がプレスロールの周囲並びにプレスロールと移送ロール
との間に亙って延びている。
延長された期間に亙り供給されるm度上昇に関連を有す
る圧力のこうした増大は、プレス部内に発生させられた
水蒸気に、液相及び/又は気相の流動体をウェブの外へ
と追い出させる。
本発明のもう一つの実施例に於ては、プレス装置は、ブ
ランケット手段とウェブとの間に配置されているフェル
トを含む。
本発明の一層特定的な実施例に於ては、ブランケット手
段をプレスロールへと向けて推し進めるための手段に、
凹面を郭定する第一の靴を含む。
ブランケット手段が凹面に沿って移動するとき該ブラン
ケット手段とプレスロールとがその両者の間にウェブを
プレスするようにして、該凹面は該プレスロールと協力
する。
本発明のもう一つの実施例に於てプレス装置は、第二の
靴と、第一の靴と第二の靴との間に配置されている第一
案内手段とを含んでおり、該第−案内手段はプレスロー
ルから見て遠方に配置されている。ブランケット手段は
、第一の靴と第二の靴との間に於てブランケット手段が
ウェブから離されるようにして第一案内手段の周りに延
びている。
この実施例の一つの修正に於ては、フェルトはウェブと
ブランケット手段との間に配置されており、第二案内手
段は第一の靴と第二の靴との間に配置されており、且、
該第二案内手段はプレスロールから見て遠方に配置され
ている。その上、フェルトは、ウェブを湿らせることを
禁止するため該フェルトがウェブから引き離されるよう
にして第二案内手段の周りに延びている。
本発明のもう一つの実施例に於ては、該加熱手段は第一
の誘導加熱ヒータである。或いはまた、該加熱手段は、
赤外線ヒータ又はマイクロ波ヒータ又はレーザ・ヒータ
もしくは抵抗加熱ヒータであってもよい。或いはまた、
該加熱手段は、加熱された油をプレスロールを通して循
環させる手段を含んでいてもよい。
一層特定的には、第一誘導加熱ヒータは、ウェブに接触
するに先立ってプレスロールが加熱されるようにして、
プレスロールに近接し且プレス部から離して設置されて
いる。この実施例の一つの修正に於ては、増大された圧
力を適用される直前にウェブが加熱されるようにして、
プレス部から見て上流に且ブレス部に近接して第二誘導
加熱ヒータが配置されている。
本発明のもう一つの実施例に於ては、プレス装置は多く
の靴を含み、その各々はブランケット手段と協力する凹
面を郭定する。その上、プレス装置は、多くの補助誘導
加熱ヒータを含み、各々の補助ヒータはこの多くの靴の
中の隣接する靴の間に配置されている。
本発明のもう一つの実施例に於ては、プレス装置は、ウ
ェブがプレスロールの周りに延伸するに先立ってウェブ
を加熱するための予熱手段を含む。
この予熱手段は、上記のウェブの中へ蒸気を引き入れる
ための蒸気ボックスと真空吸引口とを含む。
本発明は、以上に述べられ且詳細な説明の中で以下に述
べられる多様な実施例に限定されるものではない。これ
らの様々な実施例は、本発明の概念を実現するための多
様な要領を示すため、例示の目的で述べられているに過
ぎない。添付された特許請求の範囲により定義される本
発明の精神と範鴫とから逸脱することなく本発明の多く
の変化が実行され得ることが当業者には明白であろう。
本発明は特に紙及びボール紙を製造するための繊維性ウ
ェブのプレスへの適用に関連して述べられているけれど
も、繊維性ウェブからの流動体の除去を必要とされ、る
如何なるプロセスに対しても本発明が等しく適用され得
ることが当業者には明白であろう。
第1図は、本発明の第一実施例のプレス装置の側面図で
ある。符号10にて全体的に示されているプレス装置は
、プレス部材12とブランケット手段14とを含む。プ
レス部材12とブランケット手段14との間にもう一つ
のブランケット手段16が配置されている。プレス部2
0を通過する間に熱移送手段18とブランケット手段1
4との間にウェブWがプレスされるよう、熱移送手段1
8とブランケット手段14とがその両者の間に延伸プレ
ス部20を郭定するようにして、二つのブランケット1
4.16の間に熱移送手段18が配置される。ブランケ
ット14とウェブWと熱移送手段18ともう一つのブラ
ンケット16とが二つの面24.26の間を通るときウ
ェブからの流動体除去のためウェブがプレスされるよう
、延伸手段即ち靴22はブランケット14をプレス部材
12の方へと押し付け、更に靴22は、プレス部材12
により郭定される凸面26と協力する凹面24を郭定す
る。加熱手段28は、ウェブWへ熱を転送するためプレ
ス部材12に近接して配置されている。加熱手段28は
熱移送手段18へと熱を移動させ、この熱は、ウェブW
と熱移送手段18とがプレス部20を通過している間に
ウェブWへと移動させられる。
第2図は、本発明の第二実施例による、符号10Aで全
体的に示されているプレス装置の側面図テする。プレス
装置10Aは回転可能なプレスロール12Aと、延伸プ
レス部2OAをその両者の間に郭定するためプレスロー
ル12Aと協力スルブランケット手段14Aとを含み、
ウェブWAは、プレス部2OAを通過する間中ロール1
2Aとブランケット手段14Aとの間にてプレスされる
ウェブWAがプレス部2OAを通過する間にウェブWA
内の流動体がウェブWAから絞り出されるようにして、
プレス装置10Aは、ブランケット手段14Aをロール
12Aの方へと押し付けるための延伸手段22Aを含む
。その上プレス装置10Aは、ウェブWAがプレス部2
OAを通過する間にプレス部2OA内に発生させられる
水蒸気が液相の流動体をウェブWAから追い出すよう、
ウェブWAがプレス部2OAを通過するとき或る延長さ
れた期間に亙ってウェブWAが増加された圧力とin度
とを受けるようにして、ウェブWAへと熱を移動させる
ためプレスロール12Aに近接して配置されている加熱
手段28Aを含む。
第2図に示されているように、ウェブWAがプレス部2
OAを通過する間にウェブWAから絞り出された流動体
を運び去るためブランケット手段14AとウェブWAと
の間にフェルト30Aが配置されている。その上、第2
図に示されているように、ウェブは、符号32Aにより
全体的に示されている予熱手段により予熱される。その
上、プレスロール12Aは平滑な円筒状プレス面34A
を郭定する。
第3図は本発明の第三実施例を示しており、そこに符号
10Bにて全体的に示されているプレス装置は、第一の
同軸層36Bと該第−の層36Bの周りに延びている第
二の同軸層38Bとを有するプレスロール12Bを含ん
でおり、該第二層38Bは第一の層36Bの熱伝導率よ
り大きい熱伝導率を有している。第一の層36Bは低い
熱伝導率を宵する材料であり、第二の層38Bは金属製
であってよい。或いはまた、第二の層38Bが金属製で
ある一方で第一の層36Bはセラミックであってもよい
。第3図に示されているように、ウェブWBを加熱する
ため加熱手段28Bにより第二の層38Bへ供給された
熱がウェブWBへと転送され、プレスロール12Bの回
転軸へ向けての熱の消散を第一の層36Bが抑制するよ
う、第一の層36Bは第二の層38Bの厚さT2より大
きい厚さT1を4しており、第二の層38Bは0゜01
27c+aから0.127cmの範囲の厚さTを有する
のが望ましい。
第4図には本発明の第四実施例が示されており、その中
にて、プレス装置10Cはプレスロール12Cと第二ロ
ール40Cとを含む。熱移送手段18Cは、加熱手段2
8CからウェブWCへと熱エネルギを移送するためプレ
スロール12Cと第二ロール40Cとの周りに延びてい
る。プレスロール12Cの熱伝導率と第二ロール40C
の熱伝導率とは何れも、熱移送手段18Cの熱伝導率よ
り小さい。その上、プレスロール12Cと第二ロール4
0Cとは何れも、熱移送手段18Cの熱容量より大きい
熱容量を有する。熱移送手段18Cは、0.0127c
+nから0.508ca+の範囲内の厚さT3を仔する
。熱移送手段18Cは金属製であるのが望ましく、熱移
送手段18Cと第二ロール40Cとはその両者の間に第
二加熱部42Cを郭定する。符号44Cにて全体的に示
されている第二加熱手段は、熱移送手段18Cが第二加
熱部42Cを通過する間にその熱移送手段18Cを加熱
するため第二ロール40Cに近接して配置されている。
より一層特定的には、第二加熱手段44Cは、第二加熱
部42Cに沿って延びているフード46Cを含む。一体
構造のヒータ48Cは、熱移送手段18Cを直接的に加
熱するためフード46Cの内部に配置され、熱移送手段
18Cがプレスロール12Cの周りを回転するとき熱移
送手段18CからウェブWCへと熱が転送される。
第5図は、第二加熱部42Dを通過する間に熱移送手段
18Dの内面を一体構造のヒータ48Dが加熱するよう
にして、二つのロール12D%40Dの間にフード46
Dが配置されていることを除いては第4図に示されてい
る実施例と同様の本発明の第五実施例が示されている。
第6図は、プレスロール12Eとブランケット手段14
Eとを有するプレス装置10Eを含む本発明の第六実施
例を示す。ブランケット手段14Eとプレスロール12
Eのプレス面34Eとがその両者の間に配置されている
ウェブWEの存する方向と速度とに等しい方向と速度と
を以てプレス部20Eに沿って移動するようにして、ブ
ランケット手段14Eが延伸手段22Hに沿って移動す
る。第6図に示されているように、プレス装置10Eは
その上、ウェブWEからの流動体の最初の除去を行わせ
るためプレス部20Eを通過する前にウェブWEがプレ
ス挟持部52Eを通って案内されるよう補助プレスロー
ル50Eとプレスロール12Eとがその両者の間に符号
52Eにて全体的に示されているプレス挟持部を郭定す
るようにしてプレスロール12Hに近接して配置されて
いる補助プレスロール50Eを含む。
第7図に示されているように、本発明の第七実施例に於
ては、ブランケット手段14Fは単にプレス部20Fを
通って延びているだけであり、補助ロール50Fはプレ
スロール12Fとの間に挾持部を郭定していない。
第8図には本発明の第八実施例が示されており、その中
で、プレス装置10Gは、プレスロール12Gと、プレ
ス部20Gから見て下流側に且ブレスロール12Gに近
接して配置されている移送ロール54Gとを含む。第8
図に示されているように、ブランケット手段14Gは、
補助プレスロール50Gとプレスロール12Gとにより
郭定されているプレス挾持部42Gを通って延びている
ブランケット手段14Gは、プレス部20Gを通り且移
送ロール54Gとプレスロール12Gとの間を通って延
びている。第8図に示されているように、プレス装置1
0Gはその上に、補助プレスロール50Gと移送ロール
54Gとの周りに延びている熱移送手段18Gを含み、
熱移送手段18Gはブランケット手段14Gの通路と同
じ通路に従い、補助プレスロール50Gと移送ロール5
4Gとの間に於てはウェブWGは熱移送手段18Gとプ
レスロール12Gとの間に挾まれて熱移送手段18Gと
手を携えて移動させられる。加熱手段28Gによって熱
移送手段18Gに加えられた熱がウェブWGへと素早(
移動させられるよう熱移送手段18Gは金属製であるの
が好ましい。熱移送手段18Gに加えられた熱がブラン
ケット手段14Gへ向けてよりウェブWGへ向けて伝達
される傾向を有するよう、熱移送手段18Gはブランケ
ット手段14Gより大きい熱伝導率を有するのが好まし
い。ウェブWGが破損した場合には熱移送手段18Gに
加えられた熱が速やかに消散するよう、熱移送手段18
Gはプレスロール12Gの熱容量より小さい熱容量を冑
するのが好ましい。
第8図に示されているものに於ては、プレスロール12
Gのプレス面34Gは多孔質である。しかしながら、ウ
ェブWGから除去されフェルト30Gにより吸い上げら
れる流動体が少なくも部分的にはプレスロール12Gを
通って除去されるよう、プレスロールは孔を開けられも
しくは溝を付けられていてもよく、また、金属製であっ
てもよい。
第9図には本発明の第九実施例が示されており、その中
に符号10Hにて全体的に示されているプレス装置は、
プレスロール12Hと該プレスロール12Hに近接して
配置されている補助プレスロール50Hとを含む。補助
プレスロール50Hと移送ロール54Hとの間にプレス
部20Hが配置されるようにして、移送ロール54Hが
プレスロール12Hに近接して配置されている。プレス
装置10Hは、その上、補助プレスロール50Hの周り
及び補助プレスロール50Hとプレスロール12Hとの
間に延びているブランケット手段14Hを含む。矢印A
により示されている如く互いに相手方へ向けての補助プ
レスロール50Hと移送ロール54Hとの移動がブラン
ケット手段14Hとプレスロール12Hとの間に配置さ
れているウェブWHへ向けてブランケット手段14Hに
より加えられる圧力の増大をもたらすようにして、プレ
スロール12Hの周り及びプレスロール12Hと移送ロ
ール54Hとの間に亙ってブランケット手段14Hが延
びている。この圧力の増大が、延長された期間に亙り加
熱手段28Hにより与えられる温度上昇とも関連して、
プレス部2OH内に発生させられる水蒸気に液相の流動
体をウェブWHの外へと追い出させる。
第10図には本発明の第十実施例が示されており、その
中で、プレス装置10Iは補助プレスロール50Iを含
み、ウェブWlはフェルト30Iとプレスロール12I
との間に配置されている。
フェルト30IとウェブWlとはプレス挟持部52工を
通って延びている。複数の細長い靴22Iが、プレス部
201に沿って配置されている。複数の加熱手段28I
が延伸手段即ち靴22Hの間に設けられており、ブラン
ケット手段14Iは延伸手段22Iとフェルト30Iと
の間に配置されている。移送ロール541はプレスロー
ル121に近接して配置されており、もう一つの加熱手
段281はプレス部201から見て上流方向に且ブレス
ロール121に近接して配置されている。
第11図には本発明の第十−実施例が示されており、こ
の中で、ブランケット手段14Jをプレスロール12J
へ向けて押し付けるための符号22Jにて全体的に示さ
れている延伸手段は凹面24Jを郭定する第一の靴56
Jを含み、該凹面24Jはブランケット手段14Jが凹
面24Jに沿って移動するときブランケット手段14J
とプレスロール12Jとがその両者の間にウェブWJを
プレスするようにしてプレスロール12Jと協力する。
第11図に示されているように、プレス装置10Jはそ
の上、第二の靴58Jと、第−及び第二の靴56J、5
8Jの間に配置されている第一案内手段60Jとを含み
、該第−案内手段60Jはプレスロール12Jから離し
て配置されている。
ブランケット手段14Jは、第−及び第二の靴56J、
58Jの間にてブランケット手段14JがウェブWJか
ら離されるようにして第一案内手段60Jの周りに延び
ている。
その上、第11図には、ウェブWJとブランケット手段
14Jとの間に配置されているフェルト30Jが示され
ている。第二案内手段62Jは、該第二案内手段62J
がプレスロール12Jから離して配置されるようにして
第−及び第二の靴56J、58Jの間に配置されている
。フェルト30Jは、該フェルト30JがウェブWJか
ら引き離されそれによりウェブWJが再び湿ることを妨
げるようにして第二案内手段62Jの周りに延びている
本発明の前記子−の実施例の何れに於ても、加熱手段2
8.28 (A−J)は誘導加熱ヒータを含む。しかし
ながら何れの実施例に於ても、加熱手段は、赤外線ヒー
タ又はマイクロ波ヒータ又は一体構造型ヒータ又は抵抗
加熱ヒータ又はレーザ・ヒータもしくはそれらの類似品
を含んでもよい。
或いはまた、第12図に示されているように、符号28
にて全体的に示されている加熱手段は、加熱された油を
プレスロール12にの全体に亙って循環させるためプレ
スロール12にの中に複数の孔64Kを含んでいてもよ
い。
第1図から第11図までに示されている各実施例に於て
、ウェブに接触するに先立ってプレスロール又は熱移送
手段が加熱され得るようにして、プレス部から離れ且ブ
レスロールに近接して加熱手段が配置されてよい。
第1図から第11図までに示されている実施例に於て、
加熱手段は、その上、圧力を加えられている間にウェブ
が加熱されるようにして、プレス部に近接して配置され
ている一つもしくはそれ以上のヒータを含んでよい。
第1図から第12図までに示されている各実施例に於て
、ウェブがプレス部を通過するに先立って100℃まで
の温度にウェブを予熱すべく予熱器32がウェブに近接
して配置されてよい。第2図に全体的に示されている予
熱器32Aは、蒸気をウェブWAの中へ引き入れるため
蒸気ボックス66A及び真空吸引口68Aを含む。
第13図、第14図及び第15図はそれぞれ、第8図に
示されている実施例の斜視図である。第13図に於て、
プレスロール12Lは平滑なロールである。
第14図は第13図と同様であるが、しかしながら、プ
レスロール12Mには孔を開けられている。
第15図は第13図と同様であるが、しかしながら、プ
レスロール12Nには溝が付けられている。
第1図から第15図までに示されている実施例のうち補
助ロールもしくは移送ロールが使用されている何れの実
施例に於ても、そうしたロールは選択的に平滑であって
も、孔を開けられていてももしくは溝を付けられていて
もよい。
以上に開示されているように、プレスロールの直ぐ近く
への誘導加熱ヒータの設置によりウェブへの熱伝達の増
大が得られ、それにより、延長された期間に亙る温度上
昇と加圧とによってプレス部内に発生させられる水蒸気
が液相の水をウェブの外へと追い出す。このような誘導
加熱ヒータはプレス部内の紙の温度を649℃に等しい
ほどまで上昇させることが可能であり、ウェブに伝達さ
れたこうした高温は液相の水をウェブの外へ素早く追い
出す。こうした高温のお陰で、延伸挟持プレスに一般に
採用されている高い圧力が減少させられ得ることが見出
された。加熱されたENPの所要圧力に於けるそうした
総体的な減少は、ブランケットと靴の凹面との間の潤滑
剤としての油に代えて水に置換することを可能にする。
潤滑媒体としての水の適用により、ウェブの汚染に伴う
諸問題は解決され、加熱されたENPの総体的構成の細
目は大幅に単純化される。その上、非常に高い温度の適
用とそれに相応する所要圧力の総体的な減少により、油
に代えて圧力媒体として水を使用しそれによって油によ
るウェブの汚染の可能性を一層抑制するようにした水圧
機構を含む靴の負荷機構をも本発明は想い描いている。
以上に述べられた一般的概念に加えて、本発明は、製品
ウェブの正確な厚さが得られるよう機械横断方向に配置
されている複数の誘導加熱ヒータの設置等、他の選択可
能な実施例及びそれに関連する利益をも想い描いている
。そのような構成に於ては、プレス部内に存在する期間
とその間に加えられる圧力とは機械横断方向に対して一
定に保たれるのに対して、温度因子は機械横断方向に対
し変化し得る。そのような温度の変化により、ウェブ形
成の不揃いは補償されることが可能であり、従って得ら
れる製品ウェブは機械横断方向に希望通りの均一さを与
えられ得る。
以上に開示されているように、本発明の概念は、円筒状
プレスロールとプレス用凹面を郭定する靴とを設ける代
わりに、第一の靴の凹面と協力するための凸面を郭定す
る第二の靴によりプレスロールが置換されてよい一つの
実施例をも想い描いている。ウェブがその両者の間に挾
まれるようにされた2枚の互いに協力し合うブランケッ
トを設けることにより、本発明の概念は、ウェブの両側
に均一な表面特性を有する製品ウェブを供給すべく実行
されてよい。
同様に、希望通りの両面即ち表面特性の均一性を有する
製品ウェブを提供するため、ウェブの反対側の面に希望
通りの同じ表面特性を与えるべく第一プレス部から見て
下流側に第二の加熱された延伸挟持プレスが設けられて
よい。
本発明の更にもう一つの実施例に於ては、形成部から従
来通りの延伸挾持プレスを抜けての最初の水除去のため
のウェブの通過と、それに引き続く、それ以上の乾燥を
最早必要としないかもしくは少ししか必“冴としないよ
うな要望通りの密度と水分含有ことを兼備えたウェブの
両面を与えるための前述した様式の第−及び第二の加熱
された延伸挾持プレスを抜けてのプレスされたウェブの
通過とが勧められてよい。
本発明による製法を用いることにより、最終製品に要求
される緒特性を生じさせるため、時間と圧力と温度との
変化が操作される。従来の製造技術に於ては、強度等の
固有のシート特性は、その紙を製造するに使用される繊
維の混合物により前置て制御される。しかしながら、必
要とされる緒特性を獲得するため、特別な費用のかかる
処理によりバルブ化された繊維がしばしば使用された。
この特別な費用のかかるバルブの使用は、紙製造の経費
を推し上げるばかりでなく高価な型のバルブの一層の需
要不足へと導く。従来技術に於ては、前述の問題点はシ
ートの緒特性を希望通りに増強するためのバルブ中への
化学薬品の添加へと向けて托されてきたけれども、そう
した解決法は紙製造の経費の増加に加えて環境問題と製
紙機械の腐食へと導いた。
本発明によれば、製品の均−性及び水除去効率等の緒特
性は機械の設計及び制御へ向けて託される。以上に述べ
られたように、ウェブの予熱温度が100℃に近付くよ
うにして蒸気又は赤外線装置の使用によりウェブは予熱
されてよい。本発明の製造法並びに装置によれば、延長
された期間に亙り適切な温度と圧力とを適用することに
より、強度及び密度及び平滑さ等の緒特性の多様性が達
成され得る。前述の利点に加えて、本発明は、必要とさ
れる乾燥部の減少に関連して、規格外の製品を作ること
なく安い原料及び器具の使用を可能にする。その上、本
発明による前述の製法により製造されるウェブは、バル
ブ中に添加剤を使用する従来通りの製法により達成可能
な特性より以上の特性を獲得する。
本発明による装置の運転に関しては、ウェブは延伸挾持
プレスに入る前に82℃から100℃までの範囲内に予
熱されてよい。こうした予熱は、第2図に示されている
ように蒸気ボックス66及び真空吸引要素68の利用に
より実行されよう。
或いはまた、必要とされるエネルギ入力をウェブへ供給
すべく赤外線加熱手段又はマイクロ波ヒータが設けられ
てもよい。第1図に示されているように、プレス部20
へ入る前に熱移送手段18の温度を上昇させるべく誘導
加熱ヒータ28が使用されている。プレス部材が直接的
に熱移送手段18に接触し、ウェブの温度を一層上昇さ
せるべく熱がウェブへと伝達される。ウェブは継続的に
熱移送手段18に接触しているので、ウェブの高い温度
はこの処理を通じて保たれ得る。第10図に示されてい
る特別な実施例に於て、複数の誘導加熱ヒータが各靴の
間に配置されている。本発明によれば、107 bar
までの圧力と649°Cのロール温度が達成され得る。
本発明の多様な実施例によれば、温度と圧力とが変化さ
れ得るのみでなく、靴の長さと数とを選ぶことによりプ
レス部内へのウェブの滞在時間もまた変化させられ得る
。このように、要望される結果を得るため与えられた機
器の上に如何なる特性的な条件が必要とされるかが一度
決定されると、設計は十分柔軟にそれらの条件に適用さ
せ得る。
第11図の実施例は、フェルトとの長引いた接触に起因
してウェブが再び湿らされることを防ぎ、フェルトに与
えられる十分長い走行は延伸挟持部の間にて良好な状態
とされることをフェルトに許容する。この特別な構成の
もう一つの利点は、この配置がENPの靴に沿うフェル
トに対しプレスロールから引き離されることを可能にす
ることである。
本発明による加熱される延伸挾持プレスに伴う過度の温
度及び圧力の可能性のため、安全の見地から或る設計上
の配慮がなされねばならない。このプレス装置により加
えられる圧力は、相当な壁の厚さをプレスロールに要求
する。その材料は、本明細書中に開示されている材料の
ように鋼又は鉄等の金属製の導電性材料であることを誘
導加熱ヒータが必要とする。鉄製もしくは鋼製のロール
の熱容量は主情相当に大きく、それ故例えば371℃の
プレスロール温度にて紙が破れた場合や修理のために機
械の運転が停止された時ですらも相当大きな危険をもた
らすであろう。これらの危険のため、そうした引き上げ
られた運転温度に於けるプレスロールの熱容量の大きさ
は最小にされねばならず、それにより、安全上の問題を
予防するに十分な素早い冷却をロールに許容する。
本発明によれば、プレスロールには、高い熱伝導率及び
高い導電率ををする外側の層38Bに覆われており、且
、低い熱容量と低い熱伝導率とを有する、強度を与える
ための基質36Bを含む。
導電性であることが望まれるこの外側の層は、第−義的
にはこの製法に要求される熱を考慮して決定される。必
要とされる熱移送量が大きいため、外側の層は厚くなけ
ればならない。この特別な構成の熱容量は同じ大きさの
全金属製ロールより遥かに小さいので、第8図に示され
ているように、ウェブを離れた湿潤なフェルトのロール
上の走行は受は入れ可能な水準まで装置を素早く冷却す
るであろう。
第4図及び第5図の実施例は、金属ベルト18C,18
Dの使用により二層プレスロールの必要性を解決する。
第8図に示されている実施例の運転に関しては、加熱さ
れるベルl−18G即ち熱移送手段は大きな主プレス1
2Gとは接触しない。従ってプレスロール12Gは紙の
温度以上にはならないであろう。
第8図に示されている特定的な実施例に於ては、ロール
50Gとロール54Gとその周りに熱移送手段18Gが
延びている残された二つのロールとは、共に比較的小さ
な熱容量を有しており、それ故、安全上の重大な懸念は
もたらさない。
以上に述べらてれいるように、プレスロールの表面が多
孔性である場合には、もし多孔性ではなくてフェルトの
みが使用されるならば発生するであろう水処理上の諸問
題の幾つかが軽減される。
その上、水の除去を一層増強し処理を十分完璧なものと
するため、ロールの表面と連絡を保ってロールの内部に
真空が適用されてよい。
交替可能な実施例の一つに於て、多孔性の面ををするプ
レスロールの代わりに、孔を開けられたロールと共にフ
ェルトが使用されてよい。この、孔を開けられたプレス
ロールは、フェルト中の過剰な水に逃げ場を与える。こ
の構成は、孔を開けられていないプレスロールが使用さ
れた場合よりフェルト設計による影響が少ないことが見
出された。
第9図に示されている実施例の運転に関しては、延伸挾
持ブレスの靴は除去されており、ロール50H,54H
の互いに相手方へ向けての移動によりウェブに圧力が加
えられる。この手段によれば、ウェブに供給される圧力
を制御すべくブランケットの張力が使用される。滞在時
間は、プレスロール12I(の周りへの巻き付きの大き
さにより制御される。温度入力もしくは熱入力は、多様
な誘導加熱ヒータ28Hの能力水準と数とにより制御さ
れ、その一つは第9図に示されている。第9図に示され
ている実施例は、必要とされる圧力が低くしかも滞在時
間が長いという利点のあることが見出された。この独特
な形状設計により、ヒータ・ユニツ)28Hの配置の柔
軟性が得られ、正確な温度分布が保たれ得る。
機械横断方向に配置された誘導加熱ユニットの各部分を
制御するため、希望通りのパラメータから外れているこ
とが一度感知されるとその希望通りのパラメータを保つ
ため熱と圧力とが制御され得るようにしてこれらの誘導
加熱ヒータが閉ループ制御システムに接続されている。
この手段により、希望通りの含水量もしくは必要とされ
る他の如何なる特性をも入手するための制御が温度の制
御により可能である。
本発明は、乾燥ドラムと補助装置の設置のため従来必要
とされた資金を減少させるのみでなく、そうした乾燥部
を収容する床面積を用意するための経費をも減少させる
ブレス装置並びに方法を与える。その上、そうした加熱
された延伸挾持ブレス装置に必要とされる熱入力は、乾
燥部に従来必要とされた蒸気供給用の燃料消費に於ける
それ以上の減少により十分に補償される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第一実施例の側面図である。 第2図は、本発明の第二実施例の側面図である。 第3図は、本発明の第三実施例の側面図である。 第4図は、本発明の第四実施例の側面図である。 第5図は、本発明の第五実施例の側面図である第6図は
、本発明の第六実施例の側面図である。 第7図は、本発明の第七実施例の側面図である。 第8図は、本発明の第八実施例の側面図である。 第9図は、本発明の第九実施例の側面図である。 第10図は、本発明の第十実施例の側面図である。 第11図は、本発明の第十−実施例の側面図である。 第12図は、本発明の第十二実施例の側面図である。 第13図は、第8図に示されている実施例の平滑なロー
ルを示す斜視図である。 第14図は、第8図に示されている実施例の孔を開けら
れたロールを示す斜視図である。 第15図は、第8図に示されている実施例の溝を付され
たロールを示す斜視図である。 本発明の多様な実施例を通じて類似の参照番号は類似の
部品を指し示す。 10・・・プレス装置、12・・・ブレス・ロール、1
4.16・・・ブランケット手段、18・・・熱移送手
段。 20・・・延伸プレス部、22・・・靴即ち延伸手段、
24・・・凹面、26・・・凸面、28・・・加熱手段
、30・・・フェルト、32・・・予熱手段、34・・
・円筒状プレス面、36・・・第一の同軸層、38・・
・第二の同軸層。 40・・・第二ロール、42・・・第二加熱部、44・
・・第二加熱手段、46・・・フード、48・・・一体
構造のヒータ、50・・・補助ロール、52・・・ブレ
ス挾持部。 54・・・移送ロール、56・・・第一の靴、58・・
・第二の靴、60・・・第一案内手段、62・・・第二
案内手段。 64・・・孔、66・・・蒸気ボックス、68・・・真
空吸引要素、A・・・補助ロール50と移送ロール54
との移動方向、TI・・・第−同軸層36の厚さ、T2
・・・第二同軸層38の厚さ、T3・・・熱移送手段1
8の厚さ、W・・・ウェブ 特許出願人  ベロイト・コーポレイション代  理 
 人   弁  理  士   明  石  昌  毅
FIG、 I FIG、2 FIG 8 FIG、10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)繊維性ウェブから流動体を絞り出す方法にして、
    第一の温度への前記繊維性ウェブの予熱と、前記繊維性
    ウェブから前記流動体を除去するため前記ウェブが延伸
    プレス部を通過するようにした予熱された前記ウェブの
    回転可能なプレスロールと前記プレスロールに協力する
    ブランケットとの間の通過と、前記ウェブが前記プレス
    部を通過するとき前記流動体が前記ウェブから絞り出さ
    れるようにした前記ブランケットの前記プレスロールへ
    向けての押付けと、前記ウェブが前記プレス部を通過し
    ている間に前記プレス部の中に発生させられた水蒸気が
    液相の前記流動体を前記ウェブから押出すよう前記ウェ
    ブが前記プレス部を通過するとき或る延長された期間の
    間前記ウェブが増大された圧力と温度とを受けるように
    した前記プレス部内に於ける前記ウェブへの熱の転送と
    を含むことを特徴とする繊維性ウェブから流動体を除去
    する方法。
  2. (2)繊維性ウェブから流動体を除去する装置にして、
    プレス部材と、延伸プレス部を通過している間前記ウェ
    ブが前記プレス部材とブランケット手段との間にプレス
    されるようにした前記延伸プレス部をその両者の間に郭
    定するため前記プレス部材と協力する該ブランケット手
    段と、前記ウェブが前記プレス部を通過するとき前記ウ
    ェブから前記流動体が除去されるよう前記ブランケット
    手段を前記プレス部材へ向けて押し付けるための延伸手
    段と、前記ウェブが前記プレス部を通過する間に前記プ
    レス部内で発生させられた水蒸気が液相の前記流動体を
    前記ウェブから押し出すよう前記ウェブが前記プレス部
    を通過するとき或る延長された期間の間前記ウェブが増
    大された圧力と温度とを受けるようにして前記ウェブへ
    熱を転送するための前記プレス部に近接して配置されて
    いる加熱手段とを含むことを特徴とする繊維性ウェブか
    ら流動体を除去する装置。
JP62202612A 1986-08-12 1987-08-12 繊維性ウェブから液体を除去する方法 Expired - Lifetime JP2832713B2 (ja)

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US06/895,885 US4738752A (en) 1986-08-12 1986-08-12 Heated extended nip press apparatus

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JPS6350594A true JPS6350594A (ja) 1988-03-03
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CN (1) CN1012689B (ja)
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