JPS6347653B2 - - Google Patents
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- JPS6347653B2 JPS6347653B2 JP58138977A JP13897783A JPS6347653B2 JP S6347653 B2 JPS6347653 B2 JP S6347653B2 JP 58138977 A JP58138977 A JP 58138977A JP 13897783 A JP13897783 A JP 13897783A JP S6347653 B2 JPS6347653 B2 JP S6347653B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- axle
- gear
- case
- carrier
- supported
- Prior art date
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K17/00—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
- B60K17/30—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles the ultimate propulsive elements, e.g. ground wheels, being steerable
- B60K17/303—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles the ultimate propulsive elements, e.g. ground wheels, being steerable with a gearwheel on the steering knuckle or kingpin axis
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K17/00—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
- B60K17/04—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or kind of gearing
- B60K17/043—Transmission unit disposed in on near the vehicle wheel, or between the differential gear unit and the wheel
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/19—Gearing
- Y10T74/19545—Central driving shaft in axle
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、トラクタの車軸減速装置に係り、減
速比を大きくしながら車軸減速ケースを小形に設
計でき、トラクタの下部空間が充分確保できるよ
うにしたことを主目的とする。
速比を大きくしながら車軸減速ケースを小形に設
計でき、トラクタの下部空間が充分確保できるよ
うにしたことを主目的とする。
トラクタの車軸減速装置として遊星減速機構を
用いたものが従来、実公昭56−12433号公報、実
公昭56−12434号公報で提案されている。
用いたものが従来、実公昭56−12433号公報、実
公昭56−12434号公報で提案されている。
この従来例にあつては、遊星減速機構を採用し
ていることから、減速比を大きくできるけれど
も、車軸が筒状に構成され、駆動軸が内装されて
いることから、車軸軸受部が大形になり伝動トル
クの大きいトラクタにおいては車軸減速ケースが
大形化する欠点があり、小トルクの小形トラクタ
以外には採用できないものであつた。
ていることから、減速比を大きくできるけれど
も、車軸が筒状に構成され、駆動軸が内装されて
いることから、車軸軸受部が大形になり伝動トル
クの大きいトラクタにおいては車軸減速ケースが
大形化する欠点があり、小トルクの小形トラクタ
以外には採用できないものであつた。
そこで本発明にあつては、車軸減速ケースをで
きるだけ小さく構成するとともに該減速ケース内
に遊星減速機構を組込み車軸部で高減速比を得る
ようにしたものであり、その第１の特徴とすると
ころは、車軸減速ケース内に、遊星減速機構を組
込んで車軸を減速するものにおいて、車軸減速ケ
ースが車軸方向内外のケース半体を互いに接続部
を介して固定した中空最中形状に構成され、ケー
ス半体の接続部に遊星減速機構のリングギヤが挟
着固定され、遊星減速機構のサンギヤと該減速機
構に対する入力歯車とを一体構成した一体ギヤが
軸方向内方側のケース半体側に配置され、遊星減
速機構のキヤリヤが軸方向外方側のケース半体側
に配置され、該キヤリヤに備えた遊星ギヤをリン
グギヤとサンギヤに夫々噛合させるとともに、一
体ギヤとキヤリヤに串差し状に挿入した車軸の軸
方向内端側が一体ギヤよりも軸方向内側で車軸方
向内側のケース半体に軸受部により支持され、か
つ、キヤリヤよりも軸方向外側で車軸の軸方向外
側寄りが車軸方向外側のケース半体に軸受部によ
り支持されることで、車軸減速ケースに車軸が両
持支持されて回転自在とされ、該車軸の一体ギヤ
が遊嵌され、キヤリヤは該車軸に套嵌固定されて
いる点にあり、更に、第２の特徴とするところ
は、前記第１の特徴に加えて、一体ギヤの入力歯
車側が車軸の軸方向内端側を支持する軸受の外周
部に設けた軸受部を介して車軸方向内側のケース
半体により支持されているとともに、一体ギヤの
サンギヤ側ボス部が軸方向外方に延出されてキヤ
リヤの内側に軸受を介して受けられている点にな
る。
きるだけ小さく構成するとともに該減速ケース内
に遊星減速機構を組込み車軸部で高減速比を得る
ようにしたものであり、その第１の特徴とすると
ころは、車軸減速ケース内に、遊星減速機構を組
込んで車軸を減速するものにおいて、車軸減速ケ
ースが車軸方向内外のケース半体を互いに接続部
を介して固定した中空最中形状に構成され、ケー
ス半体の接続部に遊星減速機構のリングギヤが挟
着固定され、遊星減速機構のサンギヤと該減速機
構に対する入力歯車とを一体構成した一体ギヤが
軸方向内方側のケース半体側に配置され、遊星減
速機構のキヤリヤが軸方向外方側のケース半体側
に配置され、該キヤリヤに備えた遊星ギヤをリン
グギヤとサンギヤに夫々噛合させるとともに、一
体ギヤとキヤリヤに串差し状に挿入した車軸の軸
方向内端側が一体ギヤよりも軸方向内側で車軸方
向内側のケース半体に軸受部により支持され、か
つ、キヤリヤよりも軸方向外側で車軸の軸方向外
側寄りが車軸方向外側のケース半体に軸受部によ
り支持されることで、車軸減速ケースに車軸が両
持支持されて回転自在とされ、該車軸の一体ギヤ
が遊嵌され、キヤリヤは該車軸に套嵌固定されて
いる点にあり、更に、第２の特徴とするところ
は、前記第１の特徴に加えて、一体ギヤの入力歯
車側が車軸の軸方向内端側を支持する軸受の外周
部に設けた軸受部を介して車軸方向内側のケース
半体により支持されているとともに、一体ギヤの
サンギヤ側ボス部が軸方向外方に延出されてキヤ
リヤの内側に軸受を介して受けられている点にな
る。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳述す
る。
る。
第１図はトラクタ１を示しており、該トラクタ
１は左右一対の前輪２と左右一対の後輪３とを備
えた２軸４車輪形であり、本実施例では操向輪と
なる前輪２が後輪３とともに駆動される４輪駆動
形トラクタである。
１は左右一対の前輪２と左右一対の後輪３とを備
えた２軸４車輪形であり、本実施例では操向輪と
なる前輪２が後輪３とともに駆動される４輪駆動
形トラクタである。
第２図を参照すると、４は車軸減速ケースであ
り、ケース半体５，６の接続部にリングギヤ７を
挾んで本例ではノツクピン８とボルト９を介して
固定された中空最中形状に構成されている。
り、ケース半体５，６の接続部にリングギヤ７を
挾んで本例ではノツクピン８とボルト９を介して
固定された中空最中形状に構成されている。
１０は車軸であり、車軸減速ケース４の中央に
横方向として配置され、該車軸１０の内側端と外
より中間部が各ケース半体５，６に本例ではボー
ル形の軸受部１１，１２を介して夫々支持されて
いる。
横方向として配置され、該車軸１０の内側端と外
より中間部が各ケース半体５，６に本例ではボー
ル形の軸受部１１，１２を介して夫々支持されて
いる。
１３は一体ギヤであり、入力歯車１４とサンギ
ヤ１５とが一体に構成されたものであり、前記車
軸１０の套嵌されて遊嵌されている。
ヤ１５とが一体に構成されたものであり、前記車
軸１０の套嵌されて遊嵌されている。
一体ギヤ１３の入力歯車１４側の側面には軸受
部１６が設けられ、該軸受部１６が内側ケース半
体５の内側壁の前記車軸１０の軸受部１１の外周
部に支持されている。
部１６が設けられ、該軸受部１６が内側ケース半
体５の内側壁の前記車軸１０の軸受部１１の外周
部に支持されている。
１７はキヤリヤであり、車軸１０の外側寄りに
スプライン、キー等を介して嵌合固定されてお
り、該キヤリヤ１７にはリングギヤ７とサンギヤ
１５に夫々噛合う遊星ギヤ１８の複数個が軸１９
を介して支持されている。
スプライン、キー等を介して嵌合固定されてお
り、該キヤリヤ１７にはリングギヤ７とサンギヤ
１５に夫々噛合う遊星ギヤ１８の複数個が軸１９
を介して支持されている。
而して、キヤリヤ１７、リングギヤ７、サンギ
ヤ５等は遊星減速機構を構成している。
ヤ５等は遊星減速機構を構成している。
一体ギヤ１３のサンギヤ１５側のボス部２０は
外方へ延出され、キヤリヤ１７の内側に本例では
ボール形の軸受部２１を介して受けられている。
外方へ延出され、キヤリヤ１７の内側に本例では
ボール形の軸受部２１を介して受けられている。
第２図の車軸減速装置は前輪２用であり、車軸
１０の外端にはフランジ２２が形成され、該フラ
ンジ２２にデイスク２３を介してリム２４が取付
けられている。
１０の外端にはフランジ２２が形成され、該フラ
ンジ２２にデイスク２３を介してリム２４が取付
けられている。
２５は前車軸であり、該軸２５内にはデフ出力
軸である駆動軸２６が内挿支持されており、該駆
動軸２６の外端にはベベルピニオン２７が套嵌固
定されている。
軸である駆動軸２６が内挿支持されており、該駆
動軸２６の外端にはベベルピニオン２７が套嵌固
定されている。
なお、前車軸２５はその軸長中央部がデフ入力
軸の軸心回りに左右揺動自在に車体側に支持され
ており、デフ入力軸には第１図で示すプロペラシ
ヤフト２８が連動されている。
軸の軸心回りに左右揺動自在に車体側に支持され
ており、デフ入力軸には第１図で示すプロペラシ
ヤフト２８が連動されている。
２９は伝動ケースであり、前車軸２５の外端部
にボルト３０を介して固定されており、該伝動ケ
ース２９内にはキングピン軸３１が上下方向に挿
設され、該キングピン軸３１を介して駆動軸２６
と一体ギヤ１３の入力歯車１４とを連動してい
る。
にボルト３０を介して固定されており、該伝動ケ
ース２９内にはキングピン軸３１が上下方向に挿
設され、該キングピン軸３１を介して駆動軸２６
と一体ギヤ１３の入力歯車１４とを連動してい
る。
本実施例ではキングピン軸３１の上部にベベル
ピニオン２７に上位側で噛合うベベルピニオン３
２がスプライン套嵌され、該ピニオン３２が軸受
３３を介して伝動ケース２９に支持されており、
キングピン軸３１の下部には入力歯車１４に下位
側で噛合うベベルピニオン３４がスプライン套嵌
され、該ピニオン３４は内側ケース半体５の下部
側に内方突出状に形成されたケース部３５に軸受
３６を介して支持されている。
ピニオン２７に上位側で噛合うベベルピニオン３
２がスプライン套嵌され、該ピニオン３２が軸受
３３を介して伝動ケース２９に支持されており、
キングピン軸３１の下部には入力歯車１４に下位
側で噛合うベベルピニオン３４がスプライン套嵌
され、該ピニオン３４は内側ケース半体５の下部
側に内方突出状に形成されたケース部３５に軸受
３６を介して支持されている。
なお、伝導ケース２９の下部に筒状部３７に形
成され、該筒状部３７がケース部３５の上部に挿
嵌され、本例ではニードルベアリング３８、スラ
ストベアリング３９を介して相対回動自在に支持
されている。
成され、該筒状部３７がケース部３５の上部に挿
嵌され、本例ではニードルベアリング３８、スラ
ストベアリング３９を介して相対回動自在に支持
されている。
更に、車軸減速ケース４はこれが前輪用のさい
には、アーム４０を介して伝動ケース２９側に傾
動不能でキングピン軸３１の軸心回りに相対回転
自在に支持されて、伝導ケース２９の外側に配置
されている。
には、アーム４０を介して伝動ケース２９側に傾
動不能でキングピン軸３１の軸心回りに相対回転
自在に支持されて、伝導ケース２９の外側に配置
されている。
即ち、伝動ケース２９の上部にキングピン軸３
１の軸心と同軸心として支軸４１Ａを有するベア
リング押えを兼ねて蓋体４１がボルトで固定さ
れ、車軸減速ケース４の上部にボルトで固定され
たアーム４０にキヤツプ４２が連設され、該キヤ
ツプ４２が蓋体４１の支軸４１Ａに套嵌されて回
動自在に支持されており、ここに、車軸減速ケー
ス４がキングピン軸３１の軸心回りに回動（回
転）自在とされ、前輪２を操向可能としている。
１の軸心と同軸心として支軸４１Ａを有するベア
リング押えを兼ねて蓋体４１がボルトで固定さ
れ、車軸減速ケース４の上部にボルトで固定され
たアーム４０にキヤツプ４２が連設され、該キヤ
ツプ４２が蓋体４１の支軸４１Ａに套嵌されて回
動自在に支持されており、ここに、車軸減速ケー
ス４がキングピン軸３１の軸心回りに回動（回
転）自在とされ、前輪２を操向可能としている。
第３図から第５図は遊星減速機構の構成部品で
あるキングギヤ７の取付け構造を改良したもので
あり、その第３，４図ではケース半体５，６の接
続部に挾持固定されるキングギヤ７を周方向放射
状に配置されたキー４３を用いて取付けたもので
あり、これによると第２図の例がノツクピン８で
トルクを受けていたため駄肉が多くなり、外径が
必要以上に大きく材料費が嵩んでいたのを、キー
４３で固定することで改良できたのである。な
お、このキー４３で取付ける構造は後車軸に設け
られるデイスブレーキのプレツシヤプレートを取
付ける構造にも利用することができる。
あるキングギヤ７の取付け構造を改良したもので
あり、その第３，４図ではケース半体５，６の接
続部に挾持固定されるキングギヤ７を周方向放射
状に配置されたキー４３を用いて取付けたもので
あり、これによると第２図の例がノツクピン８で
トルクを受けていたため駄肉が多くなり、外径が
必要以上に大きく材料費が嵩んでいたのを、キー
４３で固定することで改良できたのである。な
お、このキー４３で取付ける構造は後車軸に設け
られるデイスブレーキのプレツシヤプレートを取
付ける構造にも利用することができる。
また、第５図はノツクピン８に代えてスプリン
グピン４４を採用した例であり、これは第２図の
例がリーマ加工を必要としていたのに対し、ドリ
ル孔加工でよく、加工が安くなるのに加えて、サ
ンギヤ１５、サンリヤ１７を固定回動してもリン
グギヤ７がスプリングピン４４の弾性力を介して
ある程度周方向に動けることから、調心作用が期
待できるのである。
グピン４４を採用した例であり、これは第２図の
例がリーマ加工を必要としていたのに対し、ドリ
ル孔加工でよく、加工が安くなるのに加えて、サ
ンギヤ１５、サンリヤ１７を固定回動してもリン
グギヤ７がスプリングピン４４の弾性力を介して
ある程度周方向に動けることから、調心作用が期
待できるのである。
なお、第３図の図示例ではリングギヤ７の取付
は構造以外は第２図の図示例と同じであり、従つ
て共通部分は共通符号で示している。
は構造以外は第２図の図示例と同じであり、従つ
て共通部分は共通符号で示している。
第６図は第２図のＡ矢示部の拡大を示してお
り、第２図で符号４５で示すシールの保護構造で
ある。
り、第２図で符号４５で示すシールの保護構造で
ある。
即ち、フランジ２２と外側ケース半体６のボス
部６Ａとの対面間のいずれか一方に周方向突起４
６Ａを有する硬質金属よりなるリング体４６を車
軸１０と同軸心上として固着し、他方に、前記突
起４６Ａが喰込まれる軟質金属よりなるリング４
７を車軸１０と同軸心上として固着し、突起４６
Ａの喰込みによるラビリンス構造によつて、シー
ル４５への泥土、草等の異物Ｘが径内方向へ侵入
するのを阻止したものであり、前記突起４６Ａは
車軸１０と一体回転し、喰込みが外れないように
されているのである。
部６Ａとの対面間のいずれか一方に周方向突起４
６Ａを有する硬質金属よりなるリング体４６を車
軸１０と同軸心上として固着し、他方に、前記突
起４６Ａが喰込まれる軟質金属よりなるリング４
７を車軸１０と同軸心上として固着し、突起４６
Ａの喰込みによるラビリンス構造によつて、シー
ル４５への泥土、草等の異物Ｘが径内方向へ侵入
するのを阻止したものであり、前記突起４６Ａは
車軸１０と一体回転し、喰込みが外れないように
されているのである。
第７図は伝動ケース２９の筒状部３７と張出ケ
ース部３５との取合い部を改善したものであり、
キングピン軸３１の上端と下端を第２図で示す如
く軸受３３，３６で支持するとともに、キングピ
ン軸３１の中間を軸受４８，４９で支持したもの
であり、このさい、軸受４８，４９を軸方向に間
隔を設けずに並設したものである。即ち、従来で
は軸受４８，４９間にカラーを設け、該カラーの
外周に軸方向並設してオイルシールを套嵌してい
たのであるが、本例ではオイルシール５０を軸受
４８上に套嵌してキングピン軸３１の径を細くし
ているのである。
ース部３５との取合い部を改善したものであり、
キングピン軸３１の上端と下端を第２図で示す如
く軸受３３，３６で支持するとともに、キングピ
ン軸３１の中間を軸受４８，４９で支持したもの
であり、このさい、軸受４８，４９を軸方向に間
隔を設けずに並設したものである。即ち、従来で
は軸受４８，４９間にカラーを設け、該カラーの
外周に軸方向並設してオイルシールを套嵌してい
たのであるが、本例ではオイルシール５０を軸受
４８上に套嵌してキングピン軸３１の径を細くし
ているのである。
第８図は本発明の他の実施例であり、伝動ケー
ス２９と張出ケース部３５との取合い部に上下方
向にある程度のガタを許容できる断面Ｌ形のリン
グカラー５１，５２を重合して嵌合させ、該カラ
ー５１，５２上にオーリング５３，５４を嵌合さ
せてなるフローテイングシール５５，５６を設け
たものであり、これによれば、従来、組合せシー
ル等用いていたものが有する油もれが多かつた点
を改良できる。即ち、従来では車軸の撓み、キン
グピン軸の曲り等上下のガタによる油洩れがあつ
たこと及び、金属粉の混入によるシールの破断な
どがあつたものが、前述のフローテイングシール
５５，５６を用いることによつて解消できたので
ある。
ス２９と張出ケース部３５との取合い部に上下方
向にある程度のガタを許容できる断面Ｌ形のリン
グカラー５１，５２を重合して嵌合させ、該カラ
ー５１，５２上にオーリング５３，５４を嵌合さ
せてなるフローテイングシール５５，５６を設け
たものであり、これによれば、従来、組合せシー
ル等用いていたものが有する油もれが多かつた点
を改良できる。即ち、従来では車軸の撓み、キン
グピン軸の曲り等上下のガタによる油洩れがあつ
たこと及び、金属粉の混入によるシールの破断な
どがあつたものが、前述のフローテイングシール
５５，５６を用いることによつて解消できたので
ある。
また、第８図に示す例ではスラスト用軸受部２
１としてスラストニードル軸受２１が採用されて
おり、その余の点は第２図、第３図に示す前述し
た実施例と同じ構成であり、共通部分は共通符号
で示している。
１としてスラストニードル軸受２１が採用されて
おり、その余の点は第２図、第３図に示す前述し
た実施例と同じ構成であり、共通部分は共通符号
で示している。
更に、第８図において、一体ギヤ１３の入力歯
車１４に後車輪用のデフ出力軸５７のギヤ５８を
図示の如く噛合させることにより、車軸減速装置
として後車輪を遊星機構で実施することができる
ものが概略図示されている。そしてこの場合、一
体ギヤ１３を図示のベベル形に代えてスパー形に
代え、ギヤ５８をベベル形からスパー形に代えた
ものであつてもよく、減速ケース４は車体側に固
定されるものとなる。
車１４に後車輪用のデフ出力軸５７のギヤ５８を
図示の如く噛合させることにより、車軸減速装置
として後車輪を遊星機構で実施することができる
ものが概略図示されている。そしてこの場合、一
体ギヤ１３を図示のベベル形に代えてスパー形に
代え、ギヤ５８をベベル形からスパー形に代えた
ものであつてもよく、減速ケース４は車体側に固
定されるものとなる。
第９図に示すものは本発明の他の実施例で上述
した各実施例が一体ギヤ１３の内側面を軸受部１
６で支持しているのに対し、この実施例では車軸
１０′にニードルベアリング１６′で受けさせ、か
つ外端はニードルベアリング２１′で受けている
ものであり、これによれば、ケース４′の構造が
他の実施例と同様にシンプルで小形化できる点で
有利である他、サンギヤ１５′のフローテイング
効果が期待できることになる。
した各実施例が一体ギヤ１３の内側面を軸受部１
６で支持しているのに対し、この実施例では車軸
１０′にニードルベアリング１６′で受けさせ、か
つ外端はニードルベアリング２１′で受けている
ものであり、これによれば、ケース４′の構造が
他の実施例と同様にシンプルで小形化できる点で
有利である他、サンギヤ１５′のフローテイング
効果が期待できることになる。
なお、第９図の実施例において、他の実施例と
共通する部材には符号に“ダツシユ”をつけてそ
の詳細は割愛している。
共通する部材には符号に“ダツシユ”をつけてそ
の詳細は割愛している。
次に、本発明の作用を説明すると、第２図、第
３図、第８図の例ではデフ出力軸である駆動軸２
６からのトルクは、キングピン軸３１を介して入
力ギヤ１４に伝達され、又、第８図の後輪用のと
きは、デフ出力軸２７から入力ギヤ１４に伝達さ
れる。
３図、第８図の例ではデフ出力軸である駆動軸２
６からのトルクは、キングピン軸３１を介して入
力ギヤ１４に伝達され、又、第８図の後輪用のと
きは、デフ出力軸２７から入力ギヤ１４に伝達さ
れる。
いずれにしても、入力ギヤ１４と一体のサンギ
ヤ１５がデフ機構からのトルクを受けて回転し、
これに咬合う遊星ギヤ１８が回転し、その公転が
車軸１０に伝わり、ここに、遊星ギヤ機構による
高減速比の下で車軸１０を介して前輪２、後輪３
が転動されることになる。
ヤ１５がデフ機構からのトルクを受けて回転し、
これに咬合う遊星ギヤ１８が回転し、その公転が
車軸１０に伝わり、ここに、遊星ギヤ機構による
高減速比の下で車軸１０を介して前輪２、後輪３
が転動されることになる。
車軸１０はその内側端が軸受部１１により、
又、外側端が軸受部１２により支持されており、
減速ケース４の巾いつぱいに支持されていること
から、車軸１０が受ける車体荷重に耐え易くな
る。
又、外側端が軸受部１２により支持されており、
減速ケース４の巾いつぱいに支持されていること
から、車軸１０が受ける車体荷重に耐え易くな
る。
そして、サンギヤ１５は車軸１０に直接支持し
ていないことから、車軸１０の曲げ荷重の影響を
受けないのである。
ていないことから、車軸１０の曲げ荷重の影響を
受けないのである。
また、サンギヤ１５の支持スパンが長くとれる
のでサンギヤ１５の傾きが全く生じないのであ
り、一体ギヤ１３の内側支持を車軸軸受部１１の
外周部で行なうようにしているので、軸受容量を
大きくしたにも拘らず、横巾が広くならないので
ある。
のでサンギヤ１５の傾きが全く生じないのであ
り、一体ギヤ１３の内側支持を車軸軸受部１１の
外周部で行なうようにしているので、軸受容量を
大きくしたにも拘らず、横巾が広くならないので
ある。
従つて、減速比が大きくしながら、車軸減速ケ
ースを小形に設計でき、トラクタの下部空間が充
分に確保でき、これは、本発明実施例を前輪駆動
として採用したときは、前端切角を大にすること
ができるのである。
ースを小形に設計でき、トラクタの下部空間が充
分に確保でき、これは、本発明実施例を前輪駆動
として採用したときは、前端切角を大にすること
ができるのである。
以上、要するに本発明によれば、ケース半体
５，６よりなる減速ケース４内には遊星ギヤ減速
機構が内蔵されているので、非常に高い減速比を
得ることができるという基本的効果に加えて次の
ような利点がある。
５，６よりなる減速ケース４内には遊星ギヤ減速
機構が内蔵されているので、非常に高い減速比を
得ることができるという基本的効果に加えて次の
ような利点がある。
車軸減速ケース４は車軸方向内外のケース半体
５，６を互いに接続部を介して固定した中空最中
形状とされ、接続部に遊星減速機構のリングギヤ
７，７′を挟着固定しているので、減速ケース４
自体の接続部がリングギヤ７，７′の取付け部と
もなり、リングギヤ７，７′のための取付け部材
を別途必要とせず、これにより、減速ケース４の
内部形状をシンプルでコンパクトにできる。
５，６を互いに接続部を介して固定した中空最中
形状とされ、接続部に遊星減速機構のリングギヤ
７，７′を挟着固定しているので、減速ケース４
自体の接続部がリングギヤ７，７′の取付け部と
もなり、リングギヤ７，７′のための取付け部材
を別途必要とせず、これにより、減速ケース４の
内部形状をシンプルでコンパクトにできる。
また、遊星減速機構のサンギヤ１５，１５′と
該減速機構に対する入力歯車１４，１４′とを一
体構成した一体ギヤ１３，１３が軸方向内方側の
ケース半体５側に配置され、遊星減速機構のキヤ
リヤ１７，１７′が軸方向外方側のケース半体６
側に配置され、該キヤリヤ１７，１７′に備えた
遊星ギヤ１８，１８′をリングギヤ１７，１７′と
サンギヤ１５，１５′に夫々噛合させるとともに、
一体ギヤ１３，１３′とキヤリヤ１７，１７′に車
軸１０，１０′を串差し状に挿入しているので、
遊星減速機構の支持構造が非常に簡単であり、従
つて、大きな減速比を有する遊星減速機構である
にも拘らず、減速ケース４内にコンパクトに収め
ることができる。
該減速機構に対する入力歯車１４，１４′とを一
体構成した一体ギヤ１３，１３が軸方向内方側の
ケース半体５側に配置され、遊星減速機構のキヤ
リヤ１７，１７′が軸方向外方側のケース半体６
側に配置され、該キヤリヤ１７，１７′に備えた
遊星ギヤ１８，１８′をリングギヤ１７，１７′と
サンギヤ１５，１５′に夫々噛合させるとともに、
一体ギヤ１３，１３′とキヤリヤ１７，１７′に車
軸１０，１０′を串差し状に挿入しているので、
遊星減速機構の支持構造が非常に簡単であり、従
つて、大きな減速比を有する遊星減速機構である
にも拘らず、減速ケース４内にコンパクトに収め
ることができる。
更に、一体ギヤ１３，１３′とキヤリヤ１７，
１７′に串差し状に挿入した車軸１０，１０′は、
軸方向内端側が一体ギヤ１３，１３′よりも軸方
向内側で車軸方向内側のケース半体５，５′に軸
受部１１，１１′により支持され、かつ、キヤリ
ヤ１７，１７７′よりも軸方向外側で車軸１０，
１０′の軸方向外側寄りが車軸方向外側のケース
半体６，６′に軸受部１２，１２′により支持され
ることで、車軸減速ケース４，４′に車軸１０，
１０′が両持支持されて回転自在とされているの
で、一対の軸受部１１，１２間の間隔を減速ケー
ス４の巾いつぱいにとることができる。従つて、
車軸１０，１０′の支持スパンが大となるので、
車軸１０，１０′が受ける車体荷重に耐え易くで
き、耐久性を大幅に向上できるし、車軸１０，１
０′の支持も安定となり、駆動が円滑となる。
１７′に串差し状に挿入した車軸１０，１０′は、
軸方向内端側が一体ギヤ１３，１３′よりも軸方
向内側で車軸方向内側のケース半体５，５′に軸
受部１１，１１′により支持され、かつ、キヤリ
ヤ１７，１７７′よりも軸方向外側で車軸１０，
１０′の軸方向外側寄りが車軸方向外側のケース
半体６，６′に軸受部１２，１２′により支持され
ることで、車軸減速ケース４，４′に車軸１０，
１０′が両持支持されて回転自在とされているの
で、一対の軸受部１１，１２間の間隔を減速ケー
ス４の巾いつぱいにとることができる。従つて、
車軸１０，１０′の支持スパンが大となるので、
車軸１０，１０′が受ける車体荷重に耐え易くで
き、耐久性を大幅に向上できるし、車軸１０，１
０′の支持も安定となり、駆動が円滑となる。
また、サンギヤ１５，１５′は車軸１０，１
０′に遊嵌され、キヤリヤ１７，１７′は車軸１
０，１０′に套嵌固定されているので、両持支持
された車軸１０，１０′に、遊星減速機構の主要
部品を装備させることができる。
０′に遊嵌され、キヤリヤ１７，１７′は車軸１
０，１０′に套嵌固定されているので、両持支持
された車軸１０，１０′に、遊星減速機構の主要
部品を装備させることができる。
更に、本発明の第２の特徴によれば、上記の利
点に加えて、一体ギヤ１３，１３′の入力歯車１
４側が車軸１０の軸方向内端側を支持する軸受部
１１の外周部に設けた軸受部１６を介して車軸方
向内側のケース半体５により支持されているの
で、軸受容量が径方向内外の２重となり、従つて
容量増大を図つて安定で確実に支持したにも拘ら
ず、減速ケース４の横巾を必要以上に広くするこ
ともなく、ここに、該減速ケース４をできるだけ
小さくしてトラクタの下部空間を充分に確保でき
る。
点に加えて、一体ギヤ１３，１３′の入力歯車１
４側が車軸１０の軸方向内端側を支持する軸受部
１１の外周部に設けた軸受部１６を介して車軸方
向内側のケース半体５により支持されているの
で、軸受容量が径方向内外の２重となり、従つて
容量増大を図つて安定で確実に支持したにも拘ら
ず、減速ケース４の横巾を必要以上に広くするこ
ともなく、ここに、該減速ケース４をできるだけ
小さくしてトラクタの下部空間を充分に確保でき
る。
更に、一体ギヤ１３，１３′のサンギヤ１５，
１５′側ボス部２０が軸方向外方に延出されてキ
ヤリヤ１７の内側に軸受２１を介して受けられて
いるので、サンギヤ１５の支持スパンが長くとる
ことができ、サンギヤ１５の傾きをおさえて遊星
ギヤ１８との噛合も確実となる。
１５′側ボス部２０が軸方向外方に延出されてキ
ヤリヤ１７の内側に軸受２１を介して受けられて
いるので、サンギヤ１５の支持スパンが長くとる
ことができ、サンギヤ１５の傾きをおさえて遊星
ギヤ１８との噛合も確実となる。
図面は本発明の実施例を示し、第１図はトラク
タに外観側面図、第２図は車軸減速装置の第１実
施例を示す断面図、第３図は同第２実施例の断面
図、第４図と第５図は第３図Ｂ―Ｂ線矢示の２列
を示す説明図、第６図は第２図Ａ矢示部の拡大断
面図、第７図は伝動ケースと減速ケースとの支持
部の変形例を示す拡大断面図、第８図は本発明の
第３実施例を示す断面図、第９図は本発明の他の
実施例を示す断面図である。 ４……車軸減速ケース、５，６……ケース本
体、７……リングギヤ、１０……車軸、１１，１
２……１０用の軸受部、１３……一体ギヤ、１４
……入力歯車、１５……サンギヤ、１６，２１…
…軸受部、１７……キヤリヤ、１８……遊星ギ
ヤ、２５……前車軸、２６……駆動軸、２９……
伝動ケース、３１……キングピン軸。
タに外観側面図、第２図は車軸減速装置の第１実
施例を示す断面図、第３図は同第２実施例の断面
図、第４図と第５図は第３図Ｂ―Ｂ線矢示の２列
を示す説明図、第６図は第２図Ａ矢示部の拡大断
面図、第７図は伝動ケースと減速ケースとの支持
部の変形例を示す拡大断面図、第８図は本発明の
第３実施例を示す断面図、第９図は本発明の他の
実施例を示す断面図である。 ４……車軸減速ケース、５，６……ケース本
体、７……リングギヤ、１０……車軸、１１，１
２……１０用の軸受部、１３……一体ギヤ、１４
……入力歯車、１５……サンギヤ、１６，２１…
…軸受部、１７……キヤリヤ、１８……遊星ギ
ヤ、２５……前車軸、２６……駆動軸、２９……
伝動ケース、３１……キングピン軸。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 車軸減速ケース内に、遊星減速機構を組込ん
で車軸を減速するものにおいて、車軸減速ケース
が車軸方向内外のケース半体を互いに接続部を介
して固定した中空最中形状に構成され、ケース半
体の接続部に遊星減速機構のリングギヤが挟着固
定され、遊星減速機構のサンギヤと該減速機構に
対する入力歯車とを一体構成した一体ギヤが軸方
向内方側のケース半体側に配置され、遊星減速機
構のキヤリヤが軸方向外方側のケース半体側に配
置され、該キヤリヤに備えた遊星ギヤをリングギ
ヤとサンギヤに夫々噛合させるとともに、一体ギ
ヤとキヤリヤに串差し状に挿入した車軸の軸方向
内端側が一体ギヤよりも軸方向内側で車軸方向内
側のケース半体に軸受部により支持され、かつ、
キヤリヤよりも軸方向外側で車軸の軸方向外側寄
りが車軸方向外側のケース半体に軸受部により支
持されることで、車軸減速ケースに車軸が両持支
持されて回転自在とされ、該車軸に一体ギヤが遊
嵌され、キヤリヤは該車軸に套嵌固定されている
ことを特徴とするトラクタの車軸減速装置。 ２ 車軸減速ケース内に、遊星減速機構を組込ん
で車軸を減速するものにおいて、車軸減速ケース
が車軸方向内外のケース半体を互いに接続部を介
して固定した中空最中形状に構成され、ケース半
体の接続部に遊星減速機構のリングギヤが挟着固
定され、遊星減速機構のサンギヤと該減速機構に
対する入力歯車とを一体構成した一体ギヤが軸方
向内方側のケース半体側に配置され、遊星減速機
構のキヤリヤが軸方向外方側のケース半体側に配
置され、該キヤリヤに備えた遊星ギヤをリングギ
ヤとサンギヤに夫々噛合させるとともに、一体ギ
ヤとキヤリヤに串差し状に挿入した車軸の軸方向
内端側が一体ギヤよりも軸方向内側で車軸方向内
側のケース半体に軸受部により支持され、かつ、
キヤリヤよりも軸方向外側で車軸の軸方向外側寄
りが車軸方向外側のケース半体に軸受部により支
持されることで、車軸減速ケースに車軸が両持支
持されて回転自在とされ、該車軸に一体ギヤが遊
嵌され、キヤリヤは該車軸に套嵌固定されてお
り、更に、一体ギヤの入力歯車側が車軸の軸方向
内端側を支持する軸受部の外周部に設けた軸受部
を介して車軸方向内側のケース半体により支持さ
れているとともに、一体ギヤのサンギヤ側ボス部
が軸方向外方に延出されてキヤリヤの内側に軸受
を介して受けられていることを特徴とするトラク
タの車軸減速装置。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58138977A JPS6029335A (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | トラクタの車軸減速装置 |
| AU24866/84A AU544444B2 (en) | 1983-07-28 | 1984-02-23 | Axle reduction apparatus |
| NZ207269A NZ207269A (en) | 1983-07-28 | 1984-02-24 | Axle reduction gearing for tractor |
| GB08405362A GB2144086B (en) | 1983-07-28 | 1984-03-01 | Axle reduction apparatus for tractors |
| FR8403315A FR2549924B1 (fr) | 1983-07-28 | 1984-03-02 | Reducteur d'essieu, notamment pour roue directrice, pour tracteur a mecanisme reducteur planetaire |
| US07/031,201 US4714130A (en) | 1983-07-28 | 1987-03-26 | Axle reduction apparatus for tractor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58138977A JPS6029335A (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | トラクタの車軸減速装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6029335A JPS6029335A (ja) | 1985-02-14 |
| JPS6347653B2 true JPS6347653B2 (ja) | 1988-09-22 |
Family
ID=15234590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58138977A Granted JPS6029335A (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | トラクタの車軸減速装置 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4714130A (ja) |
| JP (1) | JPS6029335A (ja) |
| AU (1) | AU544444B2 (ja) |
| FR (1) | FR2549924B1 (ja) |
| GB (1) | GB2144086B (ja) |
| NZ (1) | NZ207269A (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0352178Y2 (ja) * | 1985-11-27 | 1991-11-12 | ||
| JPS6290230U (ja) * | 1985-11-27 | 1987-06-09 | ||
| AU573991B2 (en) * | 1986-03-27 | 1988-06-23 | Kubota Ltd. | Steering apparatus for a front wheel drive tractor |
| GB2195590B (en) * | 1986-10-01 | 1991-03-27 | Kubota Ltd | Four wheel drive vehicle |
| US5832778A (en) * | 1997-01-24 | 1998-11-10 | Will; Dale D. | Drive system for motorized machines |
| US6530859B2 (en) * | 2001-08-10 | 2003-03-11 | Caterpillar Inc | Drive assembly with mounting for rotating axle |
| US8028788B2 (en) * | 2009-02-19 | 2011-10-04 | Nmhg Oregon, Llc | Spring applied brake and drive axle assembly |
| US8893845B2 (en) | 2009-02-19 | 2014-11-25 | Nmhg Oregon, Llc | Multi-stage brake pedal linkage |
| US8857554B1 (en) | 2011-02-24 | 2014-10-14 | Hydro-Gear Limited Partnership | Steerable axles transaxle assembly |
| RU2539314C2 (ru) * | 2013-02-26 | 2015-01-20 | Открытое акционерное общество "Минский автомобильный завод"-управляющая компания холдинга "БЕЛАВТОМАЗ" (ОАО "МАЗ"-управляющая компания холдинга "БЕЛАВТОМАЗ") | Отключаемый колесный узел транспортного средства |
| DE102013206545B4 (de) * | 2013-04-12 | 2021-09-02 | Kessler & Co. Gmbh & Co. Kg | Lenkbare Radseite einer Antriebsachse |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5445450A (en) * | 1977-09-16 | 1979-04-10 | Seiji Miyaoka | Double head nail |
Family Cites Families (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3184985A (en) * | 1961-05-19 | 1965-05-25 | Clark Equipment Co | Reduction drive wheel |
| JPS589011B2 (ja) * | 1974-08-13 | 1983-02-18 | 株式会社クボタ | トラクタ等の前輪駆動装置 |
| JPS5398428U (ja) * | 1977-01-14 | 1978-08-10 | ||
| JPS551275A (en) * | 1979-03-19 | 1980-01-08 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | Front wheel steering device of 4 wheel driving type farm tractor |
| US4315556A (en) * | 1980-02-28 | 1982-02-16 | Timoney Seamus G | Hub reduction gear unit |
| IT8021989V0 (it) * | 1980-06-06 | 1980-06-06 | Same Spa | Mozzo ruota con riduttore epicicloidale, particolarmente destinato all'assale anteriore di trattrici. |
| DE3038920A1 (de) * | 1980-10-15 | 1982-05-27 | Dr.Ing.H.C. F. Porsche Ag, 7000 Stuttgart | Tragsystem eines aufbaues eines kraftfahrzeuges, insbesondere personenwagens |
| JPS5770734A (en) * | 1980-10-23 | 1982-05-01 | Iseki & Co Ltd | Front drive device for tractor and the liike |
| JPS5780925A (en) * | 1980-11-07 | 1982-05-20 | Iseki & Co Ltd | Front wheel driving system of tractor |
| JPS6021890B2 (ja) * | 1980-12-19 | 1985-05-30 | 株式会社クボタ | 前輪駆動装置 |
| JPS57104410A (en) * | 1980-12-22 | 1982-06-29 | Toyo Umpanki Co Ltd | Driving shaft device |
| JPS57165521U (ja) * | 1981-04-10 | 1982-10-19 | ||
| JPS57191166A (en) * | 1981-05-15 | 1982-11-24 | Iseki & Co Ltd | Steering arm for front wheel drive car |
| FR2506689A1 (fr) * | 1981-05-27 | 1982-12-03 | Fenwick Manutention Ste Indle | Chariot de manutention dont chacune des roues motrices est entrainee par l'intermediaire d'un reducteur a train planetaire et d'un reducteur a couple conique |
| JPS58139821A (ja) * | 1982-02-12 | 1983-08-19 | Iseki & Co Ltd | 走行車両の前輪駆動装置 |
| GB2127931B (en) * | 1982-09-27 | 1986-01-08 | Iseki & Co Limited | Front wheel drive assembly for a vehicle |
| JPS5967122A (ja) * | 1982-10-09 | 1984-04-16 | Iseki & Co Ltd | 走行車両の前輪駆動装置 |
-
1983
- 1983-07-28 JP JP58138977A patent/JPS6029335A/ja active Granted
-
1984
- 1984-02-23 AU AU24866/84A patent/AU544444B2/en not_active Expired
- 1984-02-24 NZ NZ207269A patent/NZ207269A/en unknown
- 1984-03-01 GB GB08405362A patent/GB2144086B/en not_active Expired
- 1984-03-02 FR FR8403315A patent/FR2549924B1/fr not_active Expired
-
1987
- 1987-03-26 US US07/031,201 patent/US4714130A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5445450A (en) * | 1977-09-16 | 1979-04-10 | Seiji Miyaoka | Double head nail |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| NZ207269A (en) | 1986-07-11 |
| AU544444B2 (en) | 1985-05-30 |
| JPS6029335A (ja) | 1985-02-14 |
| GB8405362D0 (en) | 1984-04-04 |
| US4714130A (en) | 1987-12-22 |
| GB2144086A (en) | 1985-02-27 |
| AU2486684A (en) | 1985-02-07 |
| FR2549924B1 (fr) | 1987-01-09 |
| GB2144086B (en) | 1987-03-18 |
| FR2549924A1 (fr) | 1985-02-01 |
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