JPS6345798B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6345798B2 JPS6345798B2 JP55182086A JP18208680A JPS6345798B2 JP S6345798 B2 JPS6345798 B2 JP S6345798B2 JP 55182086 A JP55182086 A JP 55182086A JP 18208680 A JP18208680 A JP 18208680A JP S6345798 B2 JPS6345798 B2 JP S6345798B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- koji
- mirin
- rice
- aspergillus
- awamori
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Alcoholic Beverages (AREA)
Description
本発明は新規みりんの製造に関する。更に詳し
くは、生酸性を有するアスペルギルス・アワモ
リ、アスペルギルス・ウサミ又はアスペルギル
ス・カワチ等の黒こうじ菌を種菌として、しよう
ちゆうやあわ盛に用いるものと同じような米こう
じを製造し、これを用いてみりんを仕込むことを
特徴とする、従来にない風味を有する新規なみり
んの製造である。 従来のみりんの成分は、全糖45%、アルコール
14%、全窒素0.05〜0.1(アミノ酸度1.0〜1.5)、全
有機酸0.07〜0.1%(酸度0.3〜0.5)であり、糖
分、アルコール以外の成分が極めて少なく、調味
料や飲料としてはいかにも単調なきらいがある。
殊に、本直しとして飲料に供する場合は、他の酒
類に比して味が単調になりすぎるため、現在では
ほとんど飲用には供されなくなつた。 この味の単調さを解決する一つの方法として酸
味及びアミノ酸類を付与することを思いつき、鋭
意研究の結果、本発明を完成した。酸味及びアミ
ノ酸類を付与するには、有機酸類やアミノ酸類を
添加することが一番容易な方法であるが、醸造製
品の性格上好ましくない。また、果汁等を添加し
て酸味を付与するのも一方法であるが、これも製
品のスタイルがもう一つ思わしくない。しようち
ゆうやあわ盛もろみを発酵するに当つてはアスペ
ルギルス・アワモリ、アスペルギルス・ウサミ及
びアスペルギルス・カワチ等の黒こうじ菌を種菌
として製造した米こうじを用いる。これらの菌は
生酸性があるため、もろみに適度の酸を与え、も
ろみの雑菌汚染を防ぐ働きをなしていることは良
く知られている。一方みりんの製造に当つては、
米こうじをもち米の15%程度使用してでんぷんの
糖化を図つている。そこで本発明者らは、この米
こうじを作るのに上記しようちゆう用種菌を用
い、それによつてみりんもろみを仕込むことによ
つて、酸度が3.0〜5.0、アミノ酸が6.0〜8.0もあ
るそうかい味を有する新規なみりんを製造するこ
とに成功したものである。 本発明に用いるこうじ用種菌としては、通常し
ようちゆうやあわ盛製造に用いられる市販種こう
じで十分であり、特別な菌種を選択する必要はな
い。また、米こうじを作るに当つては、通常のし
ようちゆうあるいはあわ盛の製造と同じ方法で行
えばよい。更にみりんの仕込みも、このしようち
ゆうあるいはあわ盛用こうじを使用する以外は全
く従来の方法と同じく行えばよい。原料米として
は、通常もち米を用いるが、うるち米あるいはう
るち米白ぬかを用いることができる。殊に白ぬか
を用いるときは、何ら熱処理を施すことなくその
まま用いることができる。 本発明により製造されるみりんは、適度の酸味
とアミノ酸を豊富に有するそうかいな飲料で、従
来のみりんとは全く趣きを異にしたものである。
これは調味料として用いるほか、新しいタイプの
リキユール的飲料として大いに需要が期待される
ものである。 以下、本発明を実施例にて具体的に説明する。 実施例 1 内地破砕米を常法により浸せき、蒸きようし、
蒸米1Kg(もとの白米として)に対し1gの割で
市販の種こうじ、あわ盛黒こうじ菌(河内源一郎
商店)あるいは河内白こうじ(河内源一郎商店)
を散布した。図面に示すような製きく(麹)経過
で40時間内外の製きくを行つた。このこうじを用
い、第1表の仕込み配合でみりんを仕込んだ。 第1表 みりんの仕込み配合 蒸 米(もち米) 2Kg こうじ米(うるち米) 350g アルコール(30%) 2 もろみは25℃で40日間の熟成を行つた。熟成も
ろみは小型しぼり機を用いて圧搾し、みりんを得
た。生成みりんの一般成分は第2表に示すとおり
で従来のみりんに比し酸とアミノ酸が多いのが特
徴である。
くは、生酸性を有するアスペルギルス・アワモ
リ、アスペルギルス・ウサミ又はアスペルギル
ス・カワチ等の黒こうじ菌を種菌として、しよう
ちゆうやあわ盛に用いるものと同じような米こう
じを製造し、これを用いてみりんを仕込むことを
特徴とする、従来にない風味を有する新規なみり
んの製造である。 従来のみりんの成分は、全糖45%、アルコール
14%、全窒素0.05〜0.1(アミノ酸度1.0〜1.5)、全
有機酸0.07〜0.1%(酸度0.3〜0.5)であり、糖
分、アルコール以外の成分が極めて少なく、調味
料や飲料としてはいかにも単調なきらいがある。
殊に、本直しとして飲料に供する場合は、他の酒
類に比して味が単調になりすぎるため、現在では
ほとんど飲用には供されなくなつた。 この味の単調さを解決する一つの方法として酸
味及びアミノ酸類を付与することを思いつき、鋭
意研究の結果、本発明を完成した。酸味及びアミ
ノ酸類を付与するには、有機酸類やアミノ酸類を
添加することが一番容易な方法であるが、醸造製
品の性格上好ましくない。また、果汁等を添加し
て酸味を付与するのも一方法であるが、これも製
品のスタイルがもう一つ思わしくない。しようち
ゆうやあわ盛もろみを発酵するに当つてはアスペ
ルギルス・アワモリ、アスペルギルス・ウサミ及
びアスペルギルス・カワチ等の黒こうじ菌を種菌
として製造した米こうじを用いる。これらの菌は
生酸性があるため、もろみに適度の酸を与え、も
ろみの雑菌汚染を防ぐ働きをなしていることは良
く知られている。一方みりんの製造に当つては、
米こうじをもち米の15%程度使用してでんぷんの
糖化を図つている。そこで本発明者らは、この米
こうじを作るのに上記しようちゆう用種菌を用
い、それによつてみりんもろみを仕込むことによ
つて、酸度が3.0〜5.0、アミノ酸が6.0〜8.0もあ
るそうかい味を有する新規なみりんを製造するこ
とに成功したものである。 本発明に用いるこうじ用種菌としては、通常し
ようちゆうやあわ盛製造に用いられる市販種こう
じで十分であり、特別な菌種を選択する必要はな
い。また、米こうじを作るに当つては、通常のし
ようちゆうあるいはあわ盛の製造と同じ方法で行
えばよい。更にみりんの仕込みも、このしようち
ゆうあるいはあわ盛用こうじを使用する以外は全
く従来の方法と同じく行えばよい。原料米として
は、通常もち米を用いるが、うるち米あるいはう
るち米白ぬかを用いることができる。殊に白ぬか
を用いるときは、何ら熱処理を施すことなくその
まま用いることができる。 本発明により製造されるみりんは、適度の酸味
とアミノ酸を豊富に有するそうかいな飲料で、従
来のみりんとは全く趣きを異にしたものである。
これは調味料として用いるほか、新しいタイプの
リキユール的飲料として大いに需要が期待される
ものである。 以下、本発明を実施例にて具体的に説明する。 実施例 1 内地破砕米を常法により浸せき、蒸きようし、
蒸米1Kg(もとの白米として)に対し1gの割で
市販の種こうじ、あわ盛黒こうじ菌(河内源一郎
商店)あるいは河内白こうじ(河内源一郎商店)
を散布した。図面に示すような製きく(麹)経過
で40時間内外の製きくを行つた。このこうじを用
い、第1表の仕込み配合でみりんを仕込んだ。 第1表 みりんの仕込み配合 蒸 米(もち米) 2Kg こうじ米(うるち米) 350g アルコール(30%) 2 もろみは25℃で40日間の熟成を行つた。熟成も
ろみは小型しぼり機を用いて圧搾し、みりんを得
た。生成みりんの一般成分は第2表に示すとおり
で従来のみりんに比し酸とアミノ酸が多いのが特
徴である。
【表】
【表】
酸組成はカルボン酸計(盛進製薬)による分析
の結果、クエン酸を主体とするもので、それぞれ
1048ppm及び1844ppmの含量を示した。 これらのみりんはそうかい感のある従来とは異
なつた香味を有していた。 実施例 2 実施例1の方法で河内菌白こうじ(河内源一郎
商店)を種こうじとして製きくしたこうじを用
い、第3表の仕込み配合でみりんを仕込んだ。原
料としては、うるち米白ぬかを生のまま用いた。 第3表 仕込み配合 白ぬか(うるち米) 2Kg こうじ米(うるち米) 350g アルコール(20%) 3.1 生成みりんの一般成分は第4表に示すとおり
で、従来のみりんに比し酸とアミノ酸度が多いの
が特徴である。酸組成はカルボン酸計(盛進製
薬)による分析の結果、クエン酸を主体とするも
ので1718ppmの含量を示した。
の結果、クエン酸を主体とするもので、それぞれ
1048ppm及び1844ppmの含量を示した。 これらのみりんはそうかい感のある従来とは異
なつた香味を有していた。 実施例 2 実施例1の方法で河内菌白こうじ(河内源一郎
商店)を種こうじとして製きくしたこうじを用
い、第3表の仕込み配合でみりんを仕込んだ。原
料としては、うるち米白ぬかを生のまま用いた。 第3表 仕込み配合 白ぬか(うるち米) 2Kg こうじ米(うるち米) 350g アルコール(20%) 3.1 生成みりんの一般成分は第4表に示すとおり
で、従来のみりんに比し酸とアミノ酸度が多いの
が特徴である。酸組成はカルボン酸計(盛進製
薬)による分析の結果、クエン酸を主体とするも
ので1718ppmの含量を示した。
【表】
滴定値
図面は製きく中の品温を経時変化で示した。図
中イ〜ヘの記号はそれぞれ次の操作を示す。 イ…種合せ、ロ…切返し、ハ…盛り、ニ…仲仕
事、ホ…仕舞仕事、ヘ…出こうじ。
中イ〜ヘの記号はそれぞれ次の操作を示す。 イ…種合せ、ロ…切返し、ハ…盛り、ニ…仲仕
事、ホ…仕舞仕事、ヘ…出こうじ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 生酸性を有するこうじ菌により製造された米
こうじを用いることを特徴として製造された新規
なみりん。 2 生酸性を有するこうじ菌がアスペルギルス・
アワモリ、アスペルギルス・ウサミ又はアスペル
ギルス・カワチ等の黒こうじ菌及びその変異株で
ある特許請求の範囲第1項記載の新規なみりん。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18208680A JPS57105183A (en) | 1980-12-24 | 1980-12-24 | Novel sweet sake |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18208680A JPS57105183A (en) | 1980-12-24 | 1980-12-24 | Novel sweet sake |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57105183A JPS57105183A (en) | 1982-06-30 |
| JPS6345798B2 true JPS6345798B2 (ja) | 1988-09-12 |
Family
ID=16112109
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18208680A Granted JPS57105183A (en) | 1980-12-24 | 1980-12-24 | Novel sweet sake |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57105183A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4723256B2 (ja) * | 2005-01-05 | 2011-07-13 | 株式会社ミツカングループ本社 | 玄米麹の製造方法、及び該玄米麹を用いる食酢の製造方法 |
| JP4953414B2 (ja) * | 2005-09-12 | 2012-06-13 | アサヒビール株式会社 | 液体麹を用いたみりんの製造方法 |
| JP4521580B2 (ja) * | 2005-10-20 | 2010-08-11 | 愛知県 | 赤色みりんの製造方法 |
-
1980
- 1980-12-24 JP JP18208680A patent/JPS57105183A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57105183A (en) | 1982-06-30 |
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