JPS6119480A - 焼酎の製造方法 - Google Patents
焼酎の製造方法Info
- Publication number
- JPS6119480A JPS6119480A JP59140741A JP14074184A JPS6119480A JP S6119480 A JPS6119480 A JP S6119480A JP 59140741 A JP59140741 A JP 59140741A JP 14074184 A JP14074184 A JP 14074184A JP S6119480 A JPS6119480 A JP S6119480A
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- JP
- Japan
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- shochu
- grains
- taste
- shouchu
- main raw
- Prior art date
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- Pending
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- Alcoholic Beverages (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は焼酎の製造方法に関し、特に、米、麦、そば等
の穀類、または甘藷、馬鈴薯等の芋類を主原料とする焼
酎乙類の製造方法に関する。
の穀類、または甘藷、馬鈴薯等の芋類を主原料とする焼
酎乙類の製造方法に関する。
［従来の技術１
焼酎は連続蒸留による焼酎甲類と、単式蒸留に′−１）
よる焼酎乙類に大別される。焼酎甲類は純度の高いアル
コールとしているため、クセがなく比較的飲み易く、ま
た、各種飲料で割って多種多様な飲み方がでｑきるもの
である。これに対して、本格焼′耐と称される焼酎乙類
は単式蒸留によって得られるから原料固有の香味を有し
、個性的な味わいを楽しめる一方、焼酎の初心者には飲
み難く、また、飲み方も自ずと限定されるものである。
コールとしているため、クセがなく比較的飲み易く、ま
た、各種飲料で割って多種多様な飲み方がでｑきるもの
である。これに対して、本格焼′耐と称される焼酎乙類
は単式蒸留によって得られるから原料固有の香味を有し
、個性的な味わいを楽しめる一方、焼酎の初心者には飲
み難く、また、飲み方も自ずと限定されるものである。
焼酎乙類は例えば米、麦、そば等の穀類、または甘藷、
馬 、鈴薯等の芋類の澱粉質を主原料として製造され、
これらはそれぞれ米焼酎、麦焼酎、そば焼酎、芋焼酎等
と呼ばれている。これら従来の焼酎乙類の特徴は次の通
りである。
馬 、鈴薯等の芋類の澱粉質を主原料として製造され、
これらはそれぞれ米焼酎、麦焼酎、そば焼酎、芋焼酎等
と呼ばれている。これら従来の焼酎乙類の特徴は次の通
りである。
米焼酎は、その香りは日本人であれば誰でも好むタイプ
であるが、味にふくらみがなく、辛口である。近年、蒸
留を減圧下で行なうようになってきたが、この減圧蒸留
法の採用が、米焼酎の味をますます、とぎすまされてピ
リピリとした旨味のないものとしている。
であるが、味にふくらみがなく、辛口である。近年、蒸
留を減圧下で行なうようになってきたが、この減圧蒸留
法の採用が、米焼酎の味をますます、とぎすまされてピ
リピリとした旨味のないものとしている。
麦焼酎は、麦ころがしの独特の芳香と、コゲ味で一部愛
好者にもてはやされていたが、近年、減圧蒸留法、イオ
ン交換樹脂による精製法等め採用により、特有の香味が
薄く、ギスギスした旨味のないものどなっている。
好者にもてはやされていたが、近年、減圧蒸留法、イオ
ン交換樹脂による精製法等め採用により、特有の香味が
薄く、ギスギスした旨味のないものどなっている。
そば焼酎は、そば特有の香りを持ち、「そば粉」「そば
実」の連想から健康焼酎的イメージで多く製造されてい
るが、原料自身の旨味、旨味が全くない。
実」の連想から健康焼酎的イメージで多く製造されてい
るが、原料自身の旨味、旨味が全くない。
これらの穀類を主原料とする焼酎は、上述したように一
般に味が解く、旨味、甘味がないため、砂糖を添加して
味を補っているものもあるが、低カロリー、低糖分の焼
酎の利点を損ねるものであるから好ましくない。
般に味が解く、旨味、甘味がないため、砂糖を添加して
味を補っているものもあるが、低カロリー、低糖分の焼
酎の利点を損ねるものであるから好ましくない。
一方、代表的な芋焼酎である甘藷焼酎は、上記の焼酎に
比べＣ味にふくらみが有り、すっきりした旨味、マイル
ドな風味等すぐれた品質を有しているが、甘藷特有の臭
が女性や、特に部会の消費者に好まれない原因になって
いる。
比べＣ味にふくらみが有り、すっきりした旨味、マイル
ドな風味等すぐれた品質を有しているが、甘藷特有の臭
が女性や、特に部会の消費者に好まれない原因になって
いる。
これら個別の原料に由来する香味を補うために、主原料
の異なる原酒をブレンドすることは従来より行なわれて
いるが、この方法では別個にそれぞれの原酒を製造する
必要があるからそれだけ余分な設備を必要とし、経済的
な方法とは言えない。
の異なる原酒をブレンドすることは従来より行なわれて
いるが、この方法では別個にそれぞれの原酒を製造する
必要があるからそれだけ余分な設備を必要とし、経済的
な方法とは言えない。
［発明が解決しようとする問題点コ
そこで、本発明者らは米、麦、そば等の穀類を主原料と
する場合には、砂糖の添加によらず、また、甘藷、馬鈴
薯等の手順を主原料とする場合には芋固有の臭のない広
く消費者に適合し得る焼酎を見出すべく鋭意研究した結
果、本発明に至った。
する場合には、砂糖の添加によらず、また、甘藷、馬鈴
薯等の手順を主原料とする場合には芋固有の臭のない広
く消費者に適合し得る焼酎を見出すべく鋭意研究した結
果、本発明に至った。
［問題点を解決するための手段］
本発明に係る焼酎の製造方法は、穀類または手順からな
る主原料に里芋を加えて発酵させ、これを精製して焼酎
を得ることを特徴とする。
る主原料に里芋を加えて発酵させ、これを精製して焼酎
を得ることを特徴とする。
主原料の穀類は代表的には、米、麦、そばであるが、そ
の他の穀類も使用し得る。
の他の穀類も使用し得る。
゛ 主原料の手順は代表的には甘藷、馬鈴薯であり、こ
の主原料には里芋は含まれない。即ち、本発明において
里芋は主原料に由来する香味を補うために加えられるも
のであるから、主原料の全部が里芋の場合は含まれない
。
の主原料には里芋は含まれない。即ち、本発明において
里芋は主原料に由来する香味を補うために加えられるも
のであるから、主原料の全部が里芋の場合は含まれない
。
本発明に係る焼酎の製造方法は、上記の主原料 ９
に里芋を加えて発酵させるほかは、通常の焼酎の製造方
法を用いることができる。例えば、焼酎乙類を製造する
場合には、−次仕込において、麹と水と酵母から酒母を
造り、二次仕込において、この酒母に水、主原料ととも
に蒸煮した里芋を加えてアルコール発酵させる。里芋は
主原料と同時に仕込んでもよいし、主原料をまず発酵さ
せてからその発酵状態に応じて加えてもよい。里芋の添
加間及び添加時期は主原料の種類によって異なるが、通
常は主原料に対して５重量％以上とすることが好ましく
、これ以下では充分な効果が得られな６Ｘ０実際の添加
量及び添加時期は、得られた製品の香味によって適宜決
定される。発酵は通常、２５〜３２℃で、主原料が手順
の場合は８〜１０日間、穀類の場合は１５〜２０日間行
なう。二次仕込で作られた発醇後のａ（もろみ）を単式
蒸留機に入れ、アルコール分を蒸留する。得られた原酒
を必要に応じてイオン交換樹脂等による精製処理を行な
い、熟成して製品とする。
に里芋を加えて発酵させるほかは、通常の焼酎の製造方
法を用いることができる。例えば、焼酎乙類を製造する
場合には、−次仕込において、麹と水と酵母から酒母を
造り、二次仕込において、この酒母に水、主原料ととも
に蒸煮した里芋を加えてアルコール発酵させる。里芋は
主原料と同時に仕込んでもよいし、主原料をまず発酵さ
せてからその発酵状態に応じて加えてもよい。里芋の添
加間及び添加時期は主原料の種類によって異なるが、通
常は主原料に対して５重量％以上とすることが好ましく
、これ以下では充分な効果が得られな６Ｘ０実際の添加
量及び添加時期は、得られた製品の香味によって適宜決
定される。発酵は通常、２５〜３２℃で、主原料が手順
の場合は８〜１０日間、穀類の場合は１５〜２０日間行
なう。二次仕込で作られた発醇後のａ（もろみ）を単式
蒸留機に入れ、アルコール分を蒸留する。得られた原酒
を必要に応じてイオン交換樹脂等による精製処理を行な
い、熟成して製品とする。
［発明の効果Ｊ
本発明に係る焼酎の製造方法は、穀類または手順からな
る主原料に里芋を加えて発酵させたので、主原料が米、
麦、そば等の穀類の場合に番よ、これら本来の好ましい
特有の香りは損うことなく、ビリピリした味がなくなり
、ふくらみのある、キレの良い、すっきりした甘さの焼
酎が得られる。一方、主原料が甘藷、馬鈴薯等の手順の
場合は、特有の芋臭がなくなり、味は従来の味にさらに
みがきのかかった上品な焼酎が得られる。
る主原料に里芋を加えて発酵させたので、主原料が米、
麦、そば等の穀類の場合に番よ、これら本来の好ましい
特有の香りは損うことなく、ビリピリした味がなくなり
、ふくらみのある、キレの良い、すっきりした甘さの焼
酎が得られる。一方、主原料が甘藷、馬鈴薯等の手順の
場合は、特有の芋臭がなくなり、味は従来の味にさらに
みがきのかかった上品な焼酎が得られる。
したがって、砂糖による味の矯正は必要ないから、健康
面でも効果があり、マイルドで口当りがよく、しかも香
りのすぐれた広く消費者に適合する焼酎が得られるもの
である。
面でも効果があり、マイルドで口当りがよく、しかも香
りのすぐれた広く消費者に適合する焼酎が得られるもの
である。
Claims (3)
- （１）穀類または芋類（里芋を除く）からなる主原料に
里芋を加えて発酵、精製したことを特徴とする焼酎の製
造方法。 - （２）前記穀類が、米、麦、そばのいずれかである特許
請求の範囲第（１）項に記載の焼酎の製造方法。 - （３）前記芋類が、甘藷、馬鈴薯のいずれかである特許
請求の範囲第（１）項に記載の焼酎の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59140741A JPS6119480A (ja) | 1984-07-09 | 1984-07-09 | 焼酎の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59140741A JPS6119480A (ja) | 1984-07-09 | 1984-07-09 | 焼酎の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6119480A true JPS6119480A (ja) | 1986-01-28 |
Family
ID=15275631
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59140741A Pending JPS6119480A (ja) | 1984-07-09 | 1984-07-09 | 焼酎の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6119480A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63162400A (ja) * | 1986-12-24 | 1988-07-05 | Tokyo Keiki Co Ltd | 船舶用自動操舵装置 |
| JP2011139664A (ja) * | 2010-01-07 | 2011-07-21 | Sannai Kanko Shinko Kosha:Kk | 焼酎の製造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58198286A (ja) * | 1982-05-12 | 1983-11-18 | Yonemi Tanaka | 人参焼酎の製造方法 |
-
1984
- 1984-07-09 JP JP59140741A patent/JPS6119480A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58198286A (ja) * | 1982-05-12 | 1983-11-18 | Yonemi Tanaka | 人参焼酎の製造方法 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63162400A (ja) * | 1986-12-24 | 1988-07-05 | Tokyo Keiki Co Ltd | 船舶用自動操舵装置 |
| JP2011139664A (ja) * | 2010-01-07 | 2011-07-21 | Sannai Kanko Shinko Kosha:Kk | 焼酎の製造方法 |
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