JPS6343039Y2 - - Google Patents

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JPS6343039Y2
JPS6343039Y2 JP1984187431U JP18743184U JPS6343039Y2 JP S6343039 Y2 JPS6343039 Y2 JP S6343039Y2 JP 1984187431 U JP1984187431 U JP 1984187431U JP 18743184 U JP18743184 U JP 18743184U JP S6343039 Y2 JPS6343039 Y2 JP S6343039Y2
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JP
Japan
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recording paper
conveyance roller
cut
paper
roller
Prior art date
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JP1984187431U
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JPS61102496U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、静電プロツタなどの画像形成装置か
ら出力される記録紙を紙送り方向およびこれに直
交する方向に裁断する装置に関する。
従来の技術 近年、計算機の普及、装置のデジタル化等に伴
い作図機器としてプロツタが事務分野、技術分野
等で広く使用されている。現在では、画像形成装
置としての静電プロツタが一般的に知られてお
り、この静電プロツタにより画像に描かれたロー
ル状記録紙を裁断機で縦方向および横方向に切断
し所望の定型図面もしくはサイズ図面を得るよう
にすることが一般的に広く行なわれている。
第3図および第4図に示すように、例えば24イ
ンチサイズの静電プロツタ1から裁断機本体3に
矢印X方向に入つた記録紙2は、第一の搬送ロー
ラ4によりカツタ5に送られ、ここで紙送り方向
に直交する方向に切断され、次いで切断されて前
方側の記録紙は第二の搬送ローラ7により紙の進
行方向に引張られつつスリツタ6により紙送り方
向にさらに切断される。ここでスリツタとは紙送
り方向に記録紙にスリツトを入れる刃のことをい
う。
第3図のように静電プロツタ1により描かれた
図面を例えばA2からA3のサイズになるように
紙送り方向あるいはこの直交方向に切断する際に
は、第4図の説明図から明らかなように、まずカ
ツタ5により紙送り方向に直交する方向に切断し
た後、カツトされたスリツトの必要でない前方側
の記録紙A2をスリツトの必要な後方側の記録紙
A3から紙送り方向に切り離して両者の間にブラ
ンクを作り、このブランクに例えば上方からスリ
ツタを降下させて挿入するという構成をとるよう
にしている。
考案が解決しようとする問題点 しかし、このような従来の記録紙裁断装置によ
れば、カツタにより切断した前方側の記録紙を後
方側の記録紙から切り離して両者間にブランクを
作るために、種々の複雑でかつ多数の構成部品を
必要とし、同時にこれら構成部品を作動するため
には複雑な制御を行なう必要が生じるという問題
がある。
本考案はかかる問題点を解決するためになされ
たものであり、上記カツタにより切断した前方側
の記録紙の後方側の記録紙から切り離してブラン
クを作る手段を簡単な構成でもつてつくりあげ、
かかるブランク作成手段を装着する際のコストア
ツプを最小限に抑えることを目的とする。
問題点を解決するための手段 本考案の記録紙裁断装置は、第一の搬送ローラ
から送られてきた記録紙をカツタにより紙送り方
向に直交する方向に切断し、この前方側の切断記
録紙を第二の搬送ローラにより紙送り方向に移動
しつつ後続する後方側の切断記録紙をスリツタに
より紙送り方向に切断するようにし、第二搬送ロ
ーラの回転速度を第一搬送ローラの回転速度より
も速める手段を設け、少なくとも第二搬送ローラ
の駆動系に滑り機構を取付けて構成される。
上記考案の構成は、例えば静電プロツタのよう
な画像形成装置と別体の裁断装置として作成して
もよいし、また用紙への記録と裁断を同時に行な
うよう画像形成装置本体に組込むようにしてもよ
い。第二搬送ローラの駆動系に取付けた滑り機構
は、電動モータとローラの間に設けたクラツチで
もよいし、モータ軸自体が滑るようになつている
非発熱性のトルクモータなどを用いてもよい。
作 用 上記構成によれば、例えば静電プロツタから第
一搬送ローラを介して送られてきた記録紙をカツ
タにより紙送り方向に直交する方向に切断し、次
いで切断した前方側の記録紙を後続する記録紙よ
りも早送りで第二搬送ローラで駆動し、前方側切
断記録紙の後方に形成されたブランクに例えば上
方から降下されたスリツタを挿入させ、このスリ
ツタにより後方側の切断記録紙を紙送り方向に切
断する。
即ち、記録紙がカツタにより切断されずに第一
及び第二搬送ローラの両方にかまれて搬送されて
いる場合には、第二搬送ローラの駆動系に設けら
れた滑り機構により、第二搬送ローラが滑つて、
第二搬送ローラは第一搬送ローラと同一速度で回
転し、記録紙を第一搬送ローラの搬送速度で搬送
する。記録紙がカツタにより紙送り方向と直交す
る方向に切断されると、記録紙は第一搬送ローラ
の拘束から解放され、第一搬送ローラの回転速度
よりも速い回転速度を有する第二搬送ローラのみ
によつて搬送されるので、切断した前方側の記録
紙と後方側の記録紙の間にスリツタを挿入するた
めのブランクを容易に形成することができる。
以下本考案の実施例を図面にもとづいて説明す
るが、第3図、第4図と同じ構成部分には同一符
号を付して示す。
実施例 1 第1図において、裁断機本体10には、電動モ
ータ11のモータ軸12に嵌合する第一ギア13
に噛み合う減速ギア14,15が設けられ、これ
らの減速ギア14,15のシヤフト部16,17
は摩擦クラツチ18,19を介してロール軸2
0,21に連結されている。
ロール軸20,21は裁断機本体10に対して
ベアリング22,23により回転自由に支承され
るとともに、ロール軸20,21の中央には静電
プロツタからの原稿を搬送する第一搬送ローラ2
4と第二搬送ローラ27が固定されている。
この場合、第一ギア13に噛み合う減速ギア1
4と15のギア比を違えることにより、クラツチ
の噛合時の第二の搬送ローラ27の回転速度を第
一搬送ローラ24よりも速くなるように設定して
ある。
然して、記録紙が第一搬送ローラ24及び第二
搬送ローラ27の両方にかまれて搬送されている
場合には、摩擦クラツチ18が滑つて第二搬送ロ
ーラ27は第一搬送ローラ24と同一速度で回転
し、記録紙を第一搬送ローラ24の回転速度で搬
送する。記録紙がカツタ5により切断されると、
記録紙は第一搬送ローラ24の拘束から解放され
るので、摩擦クラツチ18は滑らず第二搬送ロー
ラ27は第一搬送ローラ24よりも高速で回転す
る。この結果、切断された前方側の記録紙は後方
側の記録紙よりも速く送られ、両者の間にスリツ
タ6を挿入するためのブランクを容易に形成する
ことができる。
実施例 2 第2図において、裁断機本体30には、第一お
よび第二の搬送ローラ34,37をそれぞれの減
速ギアを介して駆動する図示しないトルクモータ
が、各搬送ローラ34,37についてそれぞれ設
けられている。
この実施例では、通常時の第二搬送ローラ37
の回転速度は第一搬送ローラ34の略2倍に設定
してある。なお、38と39は、搬送ローラ3
4,37と記録紙を挾んで摩擦回転されるアイド
ラローラであり、裁断機本体30のケースカバー
40は、図示しないフツクを解除すると、スプリ
ングで伸長方向に付勢されるロツド41が伸び切
つて支点aを中心として図で時計方向に所定角度
だけ回動するようになつている。
上記実施例では第二搬送ローラ37の駆動系に
滑り機構を設けたが、本記録紙裁断装置をプロツ
タ等と接続する場合は第一搬送ローラも同様の機
構とすれば、プロツタ出力速度との差を該機構に
より吸収し、記録紙の破断等のトラブルを防止す
ることができる。
考案の効果 以上説明したように本考案によれば、第一搬送
ローラからカツタに送り込む記録紙の最大搬送速
度よりもやや速めにカツタから出力された記録紙
を第二搬送ローラにより搬送するようにしかつ少
なくとも第二搬送ローラの駆動系に滑り機構を設
けたので、カツタにより紙送り方向と直交する方
向に切断されてできるブランクを確実につくり出
すことができ、このブランクにスリツタを設ける
ようにすれば、モータの紙送り速度を制御するこ
となく、またセンサやモータ制御用のドライバロ
ジツクを装着することなく、簡単な構成により記
録紙を縦横自在に所定のサイズに切断可能になる
という効果を奏する。
かかる記録紙裁断装置によれば、複雑な紙送り
制御を必要としないので、装置の信頼性を高め、
コストダウンも同時に図れるという効果も生じ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の概略構成をあらわ
す一部切欠部分断面図、第2図は本考案の他の実
施例をあらわす概略透視平面図、第3図は静電プ
ロツタから出力さる一般的な記録紙としての図面
の切断レイアウトをあらわす説明図、第4図は一
般的な記録紙裁断装置の概略構成とその経時的な
記録紙の切断状況をあらわす概略説明図である。 2……記録紙、5……カツタ、6……スリツ
タ、10……裁断機本体、11……電動モータ、
13……第一ギア、14,15……減速ギア、1
8,19……摩擦クラツチ、20,21……ロー
ル軸、24……第一搬送ローラ、27……第二搬
送ローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第一の搬送ローラから送られてきた記録紙をカ
    ツタにより紙送り方向に直交する方向に切断し、
    この前方側の切断記録紙を第二の搬送ローラによ
    り紙送り方向に移動しつつ後続する後方側の切断
    記録紙をスリツタにより紙送り方向に切断するよ
    うにした記録紙切断装置において、第二搬送ロー
    ラの回転速度を第一搬送ローラの回転速度よりも
    速める手段を設けてかつ少なくとも第二搬送ロー
    ラの駆動系に滑り機構を取付けたことを特徴とす
    る記録紙裁断装置。
JP1984187431U 1984-12-12 1984-12-12 Expired JPS6343039Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984187431U JPS6343039Y2 (ja) 1984-12-12 1984-12-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984187431U JPS6343039Y2 (ja) 1984-12-12 1984-12-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61102496U JPS61102496U (ja) 1986-06-30
JPS6343039Y2 true JPS6343039Y2 (ja) 1988-11-10

Family

ID=30744896

Family Applications (1)

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JP1984187431U Expired JPS6343039Y2 (ja) 1984-12-12 1984-12-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07106656B2 (ja) * 1986-12-19 1995-11-15 オリンパス光学工業株式会社 画像形成装置用オートカッター

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49109987A (ja) * 1973-02-21 1974-10-19

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JPS49109987A (ja) * 1973-02-21 1974-10-19

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JPS61102496U (ja) 1986-06-30

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