JPS633493Y2 - - Google Patents

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JPS633493Y2
JPS633493Y2 JP16341582U JP16341582U JPS633493Y2 JP S633493 Y2 JPS633493 Y2 JP S633493Y2 JP 16341582 U JP16341582 U JP 16341582U JP 16341582 U JP16341582 U JP 16341582U JP S633493 Y2 JPS633493 Y2 JP S633493Y2
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JP
Japan
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gasket
bolt
master cylinder
hole
flange
Prior art date
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JP16341582U
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JPS5967671U (ja
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  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車用のクラツチマスタシリンダ
を運転室のダツシユボードに取りつける際に使用
するガスケツトに関する。
自動車の運転室のダツシユボードに取りつけら
れたクラツチペダルにより、クラツチを操作する
にあたり、クラツチペダルを踏みつける力をクラ
ツチ側に伝達するために、油圧式のマスタシリン
ダが一般的に使用されている。このマスタシリン
ダはダツシユボードのエンジンルーム側に取りつ
けられている。そして、従来のマスタシリンダの
なかには、第1図に示すように、マスタシリンダ
1のシリンダ部2に略小判形をしたフランジ3を
設けたものがある。このフランジ3はその上下方
向(シリンダ部2の中心線Xの上下及び下方)に
取付部3a,3aがあり、上方の取付部3aには
リザーバ4と反対方向に向けてスタツドボルト5
が植設されている。又、下方の取付部3aには、
ダツシユボード7に溶着されたウエルドボルト8
を挿入するボルト穴6があけられている。そし
て、このマスタシリンダ1をダツシユボード6に
取りつけるには、そのフランジ3の嵌合部2a側
の面に、フランジ3と略同形のガスケツト11を
取りつけた後、クレビス10を有するプツシユロ
ツド9及び嵌合部2aをダツシユボード7のシリ
ンダ挿入孔7aに、又スタツドボルト5をダツシ
ユボード7のボルト挿入孔7bにそれぞれ挿入
し、さらに、ダツシユボード7のウエルドボルト
8をフランジ3のボルト穴6に挿入する。そし
て、スタツドボルト5をナツト15によりダツシ
ユボード7に締めつけ、又ウエルドボルト8をナ
ツト16によりフランジ3に締めつけることによ
り、マスタシリンダ1がダツシユボード7に取り
つけられる。
ここで、従来のガスケツト11は第2図に示す
ように形成されており、その中心孔11aの直径
D1が、マスタシリンダ1の嵌合部2aの直径d1
より大きく、又スタツドボルト5を挿通するボル
ト穴11bの直径D2がスタツドボルト5の直径
d2より大きくなつていた。このため、マスタシリ
ンダ1に取りつけられたガスケツト11が、マス
タシリンダ1のダツシユボード7に対する取付作
業時に、フランジ3に対して第3図に示すように
位置ずれをおこし、フランジ3のボルト穴6とガ
スケツト11のウエルドボルト穴11cとが食い
違い、ウエルドボルト8をフランジ3のボルト穴
6に通しにくくなるという欠点があつた。この欠
点を防止するには、ガスケツト11の中心孔11
aの直径D1をマスタシリンダ1の嵌合部2aの
直径d1と等しくするか、若しくはd1より小さくし
(D1≦d1)、又ガスケツト11のボルト穴11b
の直径D2をスタツドボルト5の直径d2と等しく
するか、若しくはd2より小さく(D2≧d2)して
ガスケツト11の各穴に締代をもたせるとよい。
併し、この場合には、マスタシリンダ1の嵌合部
2aとスタツドボルト5とに、ガスケツトの両穴
11a及び11bをそれぞれ無理に押し込む必要
があり、両者の組付作業性が悪化する。
この考案は上記に鑑み、マスタシリンダに対す
る組付作業性を悪化させることなく、マスタシリ
ンダのダツシユボードに対する組付中において、
マスタシリンダのフランジに対して位置ずれを起
こすことのないマスタシリンダ用ガスケツトの提
供を目的とするものである。
次に、この考案を図面に示す実施例に基づいて
説明する。
第4図において、ガスケツト12はその外形が
従来のガスケツト11と同じであり、又ボルト穴
12bの直径もガスケツト11のボルト穴11b
の直径d2と同一で、又ウエルドボルト穴12cの
直径もウエルドボルト穴11cの直径と等しく、
フランジ3のボルト穴6の直径と略等しくなつて
いる。そして、このガスケツト12の中心孔12
aは、その縦軸y方向の直径が従来のガスケツト
11の中心孔11aの直径D1と同一になつてい
るが、その横軸x方向には2つの平行な縦面1
3,13が設けられている。この平行な縦面1
3,13はガスケツト12の縦軸yに対して平行
で、かつ縦軸yに対して対称になつている。そし
て、両縦面13,13の距離bはマスタシリンダ
1の嵌合部2aの直径d1より小さくなつている
(b<d1)。
ガスケツト12は上記のように形成されている
ので、このガスケツト12をマスタシリンダ1の
フランジ部3に取りつける際、ガスケツト12の
ボルト穴12bはスタツドボルト5に容易に嵌挿
されるが、ガスケツト12の中心孔12aは、そ
の2つの平行な縦面13,13がマスタシリンダ
1の嵌合部2aの側方外周面に圧入される。この
ため、ガスケツト12はその中心孔12aの両縦
面13,13が、第5図に示すように両側から嵌
合部2aを締めつけることになる。
このように、ガスケツト12は中心孔12aが
両側からマスタシリンダ1の嵌合部2aを締めつ
けるとともに、ガスケツト12のボルト穴12b
がスタツドボルト5に嵌挿されているので、この
ガスケツト12をフランジ5に取りつけた状態で
マスタシリンダ1を移動しても、ガスケツト12
のウエルドボルト穴12cがフランジ3のボルト
穴6に対し位置ずれを起こすことがない。
第6図はガスケツトの第2実施例を示す。この
ガスケツト12Aは第1実施例のガスケツト12
と外形が等しく、又中心孔12a、ウエルドボル
ト穴12cの直径も等しくなつている。併し、こ
のガスケツト12Aはスタツドボルト5を挿入す
るボルト穴12bに2つの平行な縦面14,14
が形成されている。そして、この両縦面14,1
4間の距離b1がスタツドボルト5の直径d2より短
くなつている。従つて、このガスケツト12Aを
フランジ3に取りつけると、中心孔12aにより
嵌合部2aを締めつけるだけでなく、ボルト穴1
2bによりスタツドボルト5を締めつけることに
なる。
第7図は、第8図に示すようにフランジ3に一
対のスタツドボルト5,5を有するマスタシリン
ダ1Aに嵌着する場合に使用するガスケツト17
を示す。このガスケツト17はその中心孔17a
の直径が従来のガスケツト11の中心孔11aの
直径D1と等しく、又2個のボルト穴17b,1
7bの直径もガスケツト11のボルト穴11bの
直径と等しくなつている。併し、両ボルト穴17
b,17bにはその両側に、互いに平行な側面1
8,18が形成されており、この側面18,18
間の距離b2はスタツドボルト5の直径d2より小さ
く(b2≒b1<d2)なつている。このガスケツト1
7をマスタシリンダ1Aの嵌合部2aに嵌着する
際には、上、下のボルト穴17b,17bが各ス
タツドボルト5,5を両側から締めつけることに
なるので、マスタシリンダ1Aをダツシユボード
に取りつけのために移動しても、ガスケツト17
がマスタシリンダ1Aから抜け出すことがない。
この考案は上記のように、円筒状の嵌合部及び
上部にスタツドボルト、下部にダツシユボードの
ウエルドボルト挿入孔を設けたフランジを有する
自動車のクラツチマスタシリンダのフランジに取
りつけるガスケツトの嵌合部に遊嵌する中心孔の
両側部に嵌合部を両側から締めつける一対の平行
な縦面を形成したことにより、このガスケツトを
取りつけたマスタシリンダをダツシユボードに組
みつける際、マスタシリンダのフランジに対する
ガスケツトの位置ずれをなくすことができるの
で、マスタシリンダのダツシユボードに対する取
付作業を容易にするとともに作業時間を短縮する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のガスケツトを取りつけたクラツ
チ用マスタシリンダをダツシユボードに取りつけ
る状態を示す図、第2図は従来のクラツチマスタ
シリンダ用ガスケツトの正面図、第3図はマスタ
シリンダのフランジに取りつけた第2図のガスケ
ツトがフランジに対して位置ずれをした状態を示
す図、第4図〜第7図はこの考案の実施例を示
し、第4図は第1実施例のガスケツトの正面図、
第5図は第4図のガスケツトをマスタシリンダの
フランジに取りつけた状態を示す正面図、第6図
は第2実施例のガスケツトの正面図、第7図は2
本のスタツドボルトを有するマスタシリンダのフ
ランジに取りつけるガスケツトの正面図、第8図
はフランジに2本のスタツドボルトを有する従来
のクラツチ用マスタシリンダの側面図である。 1……マスタシリンダ、2……シリンダ部、2
a……嵌合部、3……フランジ、5……スタツド
ボルト、6……ボルト穴、7……ダツシユボー
ド、7a……シリンダ取付孔、7b……ボルト
穴、8……ウエルドボルト、12,12A……ガ
スケツト、12a……中心孔、12b……ボルト
穴、12c……ウエルドボルト穴、13……中心
孔12aの縦面、14……ボルト孔12bの縦
面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ダツシユボードのマスタシリンダ取付穴に挿入
    される円筒状の嵌合部と、ダツシユボードのボル
    ト穴に挿入するボルトを上部に又ダツシユボード
    に固着したボルトを挿入するボルト穴を下部に有
    する小判形のフランジとを設けた自動車用クラツ
    チマスタシリンダの前記嵌合部の遊嵌される中心
    孔、前記フランジのボルトの遊嵌されるボルト穴
    及びダツシユボードのボルトの遊嵌されるボルト
    穴を有するクラツチマスタシリンダ用ガスケツト
    であつて、前記中心孔の両側部に前記嵌合部を両
    側から締めつける一対の平行な縦面を形成したこ
    とを特徴とするクラツチマスタシリンダ用ガスケ
    ツト。
JP16341582U 1982-10-27 1982-10-27 クラツチマスタシリンダ用ガスケツト Granted JPS5967671U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16341582U JPS5967671U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 クラツチマスタシリンダ用ガスケツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16341582U JPS5967671U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 クラツチマスタシリンダ用ガスケツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5967671U JPS5967671U (ja) 1984-05-08
JPS633493Y2 true JPS633493Y2 (ja) 1988-01-28

Family

ID=30358571

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16341582U Granted JPS5967671U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 クラツチマスタシリンダ用ガスケツト

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5379113B2 (ja) * 2010-11-17 2013-12-25 本田技研工業株式会社 車両用ブレーキシステムの入力装置

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JPS5967671U (ja) 1984-05-08

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